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【発明の名称】 伸縮機能付きレンズアーム
【発明者】 【氏名】井上 純夫

【要約】 【課題】通常なら撮影不可能な高さや角度からの撮影を可能とする、伸縮機能付きレンズアームを提供する。

【解決手段】レンズ部分(1)(7)が収まるカメラレンズアームを、正面上部(3)(8)を半円状にくり抜いた数段の箱体(2)(9)とし、それぞれの箱体(4)(10)の内部を空洞とし、それぞれの箱体(4)(10)の下部外側部(5)(11)に凸部を設け、それぞれの箱体(4)(10)の上部内側部(6)(12)に凹部を設ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 デジタルカメラやビデオカメラにおいて被写体を撮影する際に用いられるレンズ部分(1)のみを、これと一体であるカメラ本体より高い位置に設定したり、戻したりできるように、レンズ部分(1)が収まるカメラレンズアームを、正面上部(3)を半円状にくり抜いた数段の箱体(2)により構成し、それぞれの箱体(4)の内部を空洞とし、それぞれの箱体(4)の下部外側部(5)に凸部を設け、それぞれの箱体(4)の上部内側部(6)に凹部を設けることによりレンズ部分(1)の伸長時にはこれらが噛み合うことで、数段ごとにその高さで固定ができることを特徴とする、伸縮機能付きレンズアーム。
【請求項2】 被写体を撮影する際に用いられるレンズ部分(7)のみを、これを取りつけるカメラ本体より高い位置に設定したり、戻したりできるように、レンズ部分(7)が収まるカメラレンズアームを、正面上部(8)を半円状にくり抜いた数段の箱体(9)とし、それぞれの箱体(10)の内部を空洞とし、それぞれの箱体(10)の下部外側部(11)に凸部を設け、それぞれの箱体(10)の上部内側部(12)に凹部を設けることによりレンズ部分(7)の伸長時にはこれらが噛み合うことで、数段ごとにその高さで固定ができるようにし、これが取付け金具でデジタルカメラやビデオカメラに取りつけられることを特徴とする、請求項1記載の伸縮機能付きレンズアーム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常なら撮影不可能な高さや角度からの撮影をある程度可能にする伸縮機能付きレンズアームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、被写体を写すレンズが望遠のために前方に伸長することはあっても、カメラ本体から上方に伸長することはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠点があった。学芸会や演芸会などの観客席において、最前列に席を確保できなかった場合、しかも後列席にいた場合などは、学芸や演芸を撮影するにしても、前列者の頭と頭の間から苦労して撮影をしたり、あるいは被写体の位置によっては、背伸びをして無理な姿勢で撮影をすることもあり、これではとても集中して撮影を続けられる状況ではなかった。本発明は、以上の欠点を解決するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】デジタルカメラやビデオカメラにおいて被写体を撮影する際に用いられるレンズ部分(1)(7)のみを、カメラ本体より高い位置に設定したり、戻したりできるように、レンズ部分(1)(7)が収まるカメラレンズアームを、正面上部(3)(8)を半円状にくり抜いた数段の箱体(2)(9)とし、それぞれの箱体(4)(10)の内部を空洞とし、それぞれの箱体(4)(10)の下部外側部(5)(11)に凸部を設け、それぞれの箱体(4)(10)の上部内側部(6)(12)に凹部を設けることでレンズ部分(1)(7)の伸長時にはそれらが噛み合うことで、数段ごとにその高さで固定ができるようにし、これがカメラと一体型でも、あるいは取付け型でも、両方のタイプで実現できるようにする。本発明は、以上の構成よりなる伸縮機能付きレンズアームである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)レンズ部分(1)(7)が収まっているカメラレンズアームは、正面上部(3)(8)が半円状にくり抜かれた数段の箱体(2)(9)とする。
(ロ)それぞれの箱体(4)(10)は内部が空洞であり、それぞれの箱体(4)(10)の下部外側部(5)(11)には凸部が設けられ、また上部内側部(6)(12)には凹部が設けられている。
(ハ)一体型は上記構造がカメラ本体に設けられるが、取り付け型はこれがカメラに取り付けられ、固定するための金具が設けられる。
本発明は、以上の構成よりなっている。これを使用するときは、伸長させたレンズ部分(1)(7)を再び収納するときは、各箱体が互いに重なるようにして縮まるので、収納時には本体に接して、それほど邪魔にはならない。カメラ本体に取り付けるタイプのものでは、伸縮する数段の箱体(2)(9)に収まるレンズからの映像情報をカメラ本体(デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ)の外部入力映像端子へと伝えるための出力端子(13)や、カメラ本体と繋がるための取り付け金具などが用意される。あるいは、カメラ本体に取り付けられる伸縮が可能な上記の箱体(2)(9)の中に、CCDなどの小型カメラ(14)を設置し、これを光ファイバーなどの光学的ラインにより、カメラ本体(デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ)の外部入力端子へと接続する方法をとることもできる。もちろん、この場合は、デジタルビデオカメラ本体、デジタルカメラ本体に入力端子が設けられていることが必要である。取り付け方法は、いまのところ取り付け金具によるが、その金具の種類などはカメラ本体(デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ)の種類に応じたものとなる。本発明を実施すれば、背伸びをすることなく、被写体を撮影することが可能となる。すなわち、本発明の伸縮するレンズアームにより、カメラレンズ部分のみが伸びることで、低位姿勢でも楽にビデオ撮影やデジタルカメラの撮影ができる。また、カメラのシャッターチャンスを逃すことも少なくなる。カメラレンズアームがこのように伸びることによって、同じ被写体でありながら、撮る視点を幾つかに変えられ、同時に通常なら撮れないような角度や高さでも撮影できるという背伸視点を活かすことができる。
【0006】
【発明の効果】本発明を使用することによって、通常なら撮影不可能な高さや角度からの撮影が可能となるので、これまでの混雑した人だかりの後ろから撮影する困難さを解決する。
【出願人】 【識別番号】501076070
【氏名又は名称】井上 純夫
【出願日】 平成13年10月10日(2001.10.10)
【代理人】 【識別番号】100082304
【弁理士】
【氏名又は名称】竹本 松司 (外5名)
【公開番号】 特開2002−196203(P2002−196203A)
【公開日】 平成14年7月12日(2002.7.12)
【出願番号】 特願2001−313068(P2001−313068)