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【発明の名称】 浴室乾燥機の制御方法
【発明者】 【氏名】鈴木 康浩

【氏名】永渕 明彦

【要約】 【課題】消費エネルギを小さくする浴室乾燥機の制御方法を提供する。

【解決手段】熱交換器2または電気ヒータ、および風を送風する送風機1を有する浴室乾燥機の衣類乾燥において、乾燥開始時から所定の時間T2経過までは熱交換器2または電気ヒータを運転せずに送風運転のみを行い、所定の時間T2経過後乾燥終了時間T3までの間は、熱交換器2または電気ヒータを運転して温風を送風することにより、消費エネルギを小さくして衣類を乾燥させることができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 熱交換器または電気ヒータ、および風を送風する送風機を有する浴室乾燥機の衣類乾燥において、乾燥開始時から所定の時間T2経過までは送風運転を行い、前記所定の時間T2経過後乾燥終了時間T3までの間は、前記熱交換器または電気ヒータを運転して温風を送風することを特徴とする浴室乾燥機の制御方法。
【請求項2】 浴室温度は乾燥開始から所定の時間T2経過後にパラメータセンサにより計測して定めることを特徴とする請求項1に記載の浴室乾燥機の制御方法。
【請求項3】 浴室温度に応じて乾燥終了時間T3を設定し、所定の時間T2経過後から前記乾燥終了時間T3までの間は、熱交換器または電気ヒータを運転して温風を送風することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の浴室乾燥機の制御方法。
【請求項4】 浴室内の湿度に応じて乾燥終了時間T3を設定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の浴室乾燥機の制御方法。
【請求項5】 乾燥させる衣類の量に応じて乾燥終了時間T3を設定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の浴室乾燥機の制御方法。
【請求項6】 衣類を設置した位置を検知し、その方向に風向を制御することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の浴室乾燥機の制御方法。
【請求項7】 熱交換器または電気ヒータ、および風を送風する送風機を有する浴室乾燥機の運転方法において、入浴者の位置を検知し、その方向を避けて温風を送風することを特徴とする浴室乾燥機の制御方法。
【請求項8】 入浴者の動きを常時検知し、入浴者の動きが一定時間止まったときに、警報を発することを特徴とする請求項7に記載の浴室乾燥機の制御方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室や、脱衣室、洗面所、あるいはトイレなどのいわゆるサニタリーゾーンを利用して洗濯物を乾燥したり、暖房や換気などを行う浴室乾燥機の制御方法に関する。なお、本明細書記載の全てにおいて、浴室、脱衣室、洗面所、あるいはトイレなどのサニタリーゾーンを一括して浴室と総称する。したがって、浴室乾燥機とは浴室はもちろん、脱衣室、洗面所、トイレなどのサニタリーゾーンで使用される全ての乾燥機を意味する。
【0002】
【従来の技術】洗濯物を乾燥させる場合、通常屋外に干して天日で乾燥させるが、雨天など天候が悪い場合は屋外で乾燥させることができないため、屋内で自然乾燥させたり、電気やガスによる衣類乾燥機で乾燥させたり、浴室乾燥機を設置して浴室で乾燥させることが行われている。
【0003】浴室乾燥機は、浴室の天井に埋め込んだり側壁に設置して、浴室内に温風を吹き込むとともに、湿った空気を外部に放出して浴室内を換気することにより衣類を乾燥させている。また、この温風を利用して冬季に浴室内を暖房することも行われている。
【0004】この種の浴室乾燥機は通常電源を投入して直ちに温風を浴室内に送風し、浴室内を急速に昇温させて暖房または洗濯物を乾燥させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】洗濯物を乾燥させる場合はこの方法は短時間で乾燥させることができるので緊急に乾燥させるには適しているが、消費エネルギは大きい。
【0006】また、暖房時は設定されている吹き出し口のルーバの方向により固定した方向に温風を運転プログラムに従って送風している。
【0007】これらの方法においては、消費エネルギの観点から考えると必ずしも適切な方法とは言い難い。また、暖房も入浴者にとって必ずしも快適な方法であるとは言えない。
【0008】ところで、浴室乾燥機で洗濯物を乾燥させる場合は、通常夜の入浴後に洗濯物を浴室内に吊るし、翌朝までに乾燥させたり、朝洗濯後に洗濯物を浴室内に吊るし、夜の入浴までの時間に乾燥させるように使用される。したがって、必ずしも短時間で乾燥させる必要はなく、6〜10時間程度の時間をかけてゆっくり乾燥させればよい。
【0009】本発明は、このような観点から、消費エネルギを小さくしながら洗濯物を完全に乾燥させる浴室乾燥機の制御方法を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明の他の目的は、入浴者に快適な暖房を行う浴室乾燥機の制御方法を提供することである。
【0011】また、本発明の他の目的は、入浴者に異常事態が発生したとき、浴室外に確実に報知することができる浴室乾燥機の制御方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明は、熱交換器または電気ヒータ、および風を送風する送風機を有する浴室乾燥機の衣類乾燥において、乾燥開始時から所定の時間T2経過までは送風運転を行い、前記所定の時間T2経過後乾燥終了時間T3までの間は、前記熱交換器または電気ヒータを運転して温風を送風するように構成したものである。
【0013】これにより、浴室内で衣類を乾燥させる場合、消費エネルギを少なくして確実に衣類を乾燥させることができる。
【0014】また他の手段は、熱交換器または電気ヒータ、および風を送風する送風機を有する浴室乾燥機の運転方法において、入浴者の位置を検知し、その方向を避けて温風を送風するように構成したものである。
【0015】これにより、暖房時に、入浴者に不快感を与えることなく暖房できる。
【0016】また他の手段は、入浴者の動きを常時検知し、入浴者の動きが一定時間止まったときに、警報を発するようにしたものである。
【0017】これにより、入浴者に異常事態が発生したとき、浴室外に確実に報知することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、熱交換器または電気ヒータ、および風を送風する送風機を有する浴室乾燥機の衣類乾燥において、乾燥開始時から所定の時間T2経過までは送風運転を行い、前記所定の時間T2経過後乾燥終了時間T3までの間は、前記熱交換器または電気ヒータを運転して温風を送風することを特徴としたものであり、浴室内で衣類を乾燥させる場合、消費エネルギを少なくして確実に衣類を乾燥させることができるという作用を有する。
【0019】請求項2に記載の発明は、浴室温度は乾燥開始から所定の時間T2経過後にパラメータセンサにより計測して定めることを特徴としたものであり、基準となる浴室温度の変動の影響を除いて、安定した基準温度に応じて時間設定することができるという作用を有する。
【0020】請求項3に記載の発明は、浴室温度に応じて乾燥終了時間T3を設定し、所定の時間T2経過後から前記乾燥終了時間T3までの間は、熱交換器または電気ヒータを運転して温風を送風することを特徴としたものであり、所定の時間T2経過後乾燥終了時間T3までの間を浴室温度に応じて制御することにより、衣類乾燥に要する消費エネルギをさらに小さく設定することができるという作用を有する。
【0021】請求項4に記載の発明は、浴室内の湿度に応じて乾燥終了時間T3を設定することを特徴としたものであり、所定の時間T2経過後乾燥終了時間T3までの間を浴室内の湿度に応じて制御することにより、衣類乾燥に要する消費エネルギを小さく設定することができるという作用を有する。
【0022】請求項5に記載の発明は、乾燥させる衣類の量に応じて乾燥終了時間T3を設定することを特徴としたものであり、所定の時間T2経過後乾燥終了時間T3までの間を乾燥させる衣類の量に応じて制御することにより、衣類乾燥に要する消費エネルギを小さく設定することができるという作用を有する。
【0023】請求項6に記載の発明は、衣類を設置した位置を検知し、その方向に風向を制御することを特徴としたものであり、送風を衣類に直接当てることができるので、衣類乾燥に要する消費エネルギを小さくすることができるという作用を有する。
【0024】請求項7に記載の発明は、熱交換器または電気ヒータ、および風を送風する送風機を有する浴室乾燥機の運転方法において、入浴者の位置を検知し、その方向を避けて温風を送風することを特徴としたものであり、入浴者に直接温風が当たるのを防止することができるという作用を有する。
【0025】請求項8に記載の発明は、入浴者の動きを常時検知し、入浴者の動きが一定時間止まったときに、警報を発することを特徴としたものであり、入浴者の急病など緊急事態発生を他の人に適時に報知することができるという作用を有する。
【0026】以下本発明の実施例について、図面とともに詳細に説明する。
【0027】
【実施例】(実施例1)まず、本発明の制御方法に使用される浴室乾燥機について説明する。図1は本発明に使用される浴室乾燥機の全体構成を示すブロック図である。本発明に使用される浴室乾燥機は、送風機1および熱交換器または電気ヒータ(以下、熱交換器と総称する)2を備えている。熱交換器2は熱媒体として水またはガスが使用され、送風機1から送風口3に連結された送風路4を流れる風に熱エネルギ5を与えて温風にする。なお、熱交換器2の代わりに電気ヒータを用いても良い。送風機1および熱交換器2は、浴室温度センサ、浴室湿度センサ、衣類重量センサなどのパラメータセンサ6の測定結果に応じてタイマー回路7で動作時間が設定される。この動作時間の設定方法については後述する。送風機1および熱交換器2をタイマー回路7の制御によらずに駆動させる場合はスイッチ8により駆動させる。
【0028】つぎに、本発明による浴室乾燥機の制御方法について説明する。
【0029】図2は衣類の乾燥度を時間との関連においてみたグラフである。従来の乾燥方法においては、浴室内に衣類を設置して浴室乾燥機を直ちに駆動するので、運転開始からすぐに温水を流し始めて浴室内の温度を上昇させる。この結果、グラフPに示すように乾燥度は急激に上昇し、所定の時間T1、例えば2時間経過後に衣類は100%乾燥する。ここで、乾燥度とは乾燥した衣類の総重量を洗濯後に浴室内に設置した時の水分を含む状態での衣類の総重量で除した百分率である。
【0030】この場合のエネルギの消費量は、浴室乾燥機に温水を流して温風を送風するのに要するエネルギで、図3の領域Aで示される送風エネルギと領域Bで示される温水を流すのに要するエネルギの和に相当する。送風エネルギをE1、温水を流すエネルギをE2とすると、このときのエネルギ総量は(E1+E2)×T1になる。E1を100ワット/時間、E2を500ワット/時間、T1を2時間とすると、エネルギ消費量は1200ワットになる。
【0031】一方、本発明による制御方法においては、図2のグラフQに示すように、乾燥開始時から所定の時間T2経過時までは温水を流さずに送風のみを行い、時間T2からT3迄の時間に温水を流すようにして乾燥させるゆっくり乾燥プログラムにより運転する。この制御方法を図2の乾燥度グラフとともに、図1のブロック図と図4のフローチャートで説明する。
【0032】ステップ1において、ゆっくり乾燥プログラムをスタートさせると、ステップ2においては、熱交換器2をオフにして運転させずに送風機1のみを運転させて送風を行う。
【0033】この送風状態を所定の時間T2が経過するまで継続する。このとき、図2に示すように、時間T2迄の送風のみの状態でも乾燥度はゆっくり上昇し、時間T2において乾燥度はY%に達する。ステップ3で所定の時間T2が経過したか否かを判定し、経過していないときはステップ2に戻って送風機1による送風運転を継続する。所定の時間T2が経過したときは、ステップ4にすすみパラメータセンサ6で浴室温度tを確認する。
【0034】ステップ4で浴室温度tが10℃より低い場合はステップ5で熱交換器2を所定の時間、例えば100分オンさせて、ステップ6で温風を100分間送風する。
【0035】ステップ4の判定結果で浴室温度tが10℃以上であるときは、ステップ7にすすみ、浴室温度tが10℃以上で20℃以下であるか否かを判定する。浴室温度tが10℃以上で20℃以下である場合は、ステップ8で熱交換器2をステップ5の運転時間より短い所定の時間、例えば80分オンさせて、ステップ9で温風を80分間送風する。
【0036】ステップ7の判定結果で浴室温度tが10℃以上で20℃以下でない場合は、20℃以上であると判定してステップ10にすすみ、熱交換器2をステップ8の運転時間よりさらに短い所定の時間、例えば60分オンさせて、ステップ11で温風を60分間送風する。
【0037】熱交換器2をオンにしてステップ6、ステップ9、ステップ11のいずれかにより温風送風を開始すると、時間T2での乾燥度Y%から乾燥は急激にすすみ、時間T3で100%乾燥する。この場合のエネルギ消費量は、図3の送風エネルギ領域(A+C)と温水を流すエネルギ領域Dの和となり、E1×T2+E2×(T3−T2)になる。T2を7時間後、T3を7時間半後とし、E1を100ワット/時間、E2を500ワット/時間とすると、エネルギ消費量は100×7+500×0.5=950ワットとなる。したがって、1200ワット−950ワット=250ワット分、省エネルギを達成することができる。
【0038】時間T2、T3はリモコンにより設定することができ、図1におけるタイマー回路7に設定する。この時間T2、T3は、浴室温度、浴室内の湿度、乾燥させる衣類の量、浴室の大きさなどにより設定値を可変とすることが好ましい。浴室温度で設定する場合は、図3で説明したように、乾燥終了時間T3、熱交換器2の運転時間X=T3−T2を浴室温度tに応じて下記のように設定する。
【0039】
t<10℃ T2=T3−100分 X=100分 10℃≦t≦20℃ T2=T3−80分 X=80分 20℃<t T2=T3−60分 X=60分この場合、浴室温度は外気温の変化や浴室の直前までの使用状況により変化するので、ステップ2での送風開始後に所定の時間T2が経過してほぼ一定となった時点で測定することが好ましい。この場合は、図1でスイッチ8により送風機1を運転開始し、所定の時間T2経過後にパラメータセンサ6としての浴室温度センサで浴室温度を測定し、この浴室温度に応じて乾燥終了時間T3および熱交換器2の運転時間Xを調整するようにタイマー回路7を設定する。
【0040】(実施例2)本実施例2は、実施例1における浴室温度の代わりに浴室内の湿度で制御する方法である。この方法では、図4のステップ4、ステップ7における浴室温度の判定を浴室の湿度判定に変更し、その結果に応じてステップ5、ステップ8およびステップ10における熱交換器または電気ヒータの運転時間を制御する。その他のステップは同様である。ステップ4、ステップ7における湿度判定と熱交換器または電気ヒータの運転時間の関係は、湿度hに対して、たとえば、 h>70% T2=T3−80分 X=80分 70%≧h≧40% T2=T3−60分 X=60分 40%>h T2=T3−30分 X=30分のようにすればよい。
【0041】浴室湿度も外気湿度の変化や浴室の直前までの使用状況により変化するので、ステップ2での送風開始後に所定の時間T2が経過してほぼ一定となった時点で測定することが好ましい。この場合も図1でスイッチ8により送風機1を運転開始して、所定の時間T2経過後にパラメータセンサ6としての浴室湿度センサで浴室内の湿度を測定し、この浴室内の湿度に応じて乾燥終了時間T3および熱交換器2の運転時間Xを調整するようにタイマー回路7を設定する。
【0042】(実施例3)本実施例3は、実施例1における浴室温度の代わりに乾燥させる衣類の重量で制御する方法である。この方法では、図4のステップ4、ステップ7における浴室温度の判定を乾燥させる衣類の重量に変更し、その結果に応じてステップ5、ステップ8およびステップ10における熱交換器または電気ヒータの運転時間を制御する。その他のステップは同様である。ステップ4、ステップ7における衣類の重量と熱交換器または電気ヒータの運転時間の関係は、乾燥させる衣類の洗濯脱水後の重量zに対して、たとえば、 z>6kg T2=T3−100分 X=100分 6kg≧z≧3kg T2=T3−70分 X=70分 3kg>z T2=T3−40分 X=40分のようにすればよい。
【0043】(実施例4)実施例3で説明した衣類乾燥の場合、衣類の乾燥を一層効果的に行うには、図5に示すように、浴室乾燥機のグリル31の表面に赤外線センサ32を設け、この赤外線センサ32で衣類を設置した位置を感知して、その方向にグリル31のルーバ33を向けて風向を制御する。このルーバ33の方向制御は赤外線センサ32で検知した信号によりルーバ回転用のモータ(図示せず)を駆動することにより行われる。
【0044】(実施例5)つぎに、浴室内を暖房させる場合の制御方法について説明する。冬季に入浴する場合、入浴者が入浴のために裸で浴室内に入ると、浴室内の温度が低いので、血圧が急上昇する。このため、高血圧者や老人の冬場の入浴は非常に危険である。このため入浴時に浴室を暖房することが行われている。
【0045】暖房空気は通常室内を上昇するので、暖房用の温風は浴室の下方に向けて送風される。したがって、入浴者に直接温風が当たることが多く、人によっては不快感となる。そこで本発明においては、赤外線センサ32で入浴者の位置を検知し、その方向を避けて温風が送風されるようにルーバ33の方向を制御する。これにより温風が直接入浴者に当たらずに浴室内を暖房することができる。
【0046】この場合、赤外線センサ32で常時入浴者の動きを検知するようにしておけば、入浴者が急病や居眠りなどにより一定時間動きが止まったときに、異常事態発生として居間などに警報することができる。
【0047】なお、暖房運転の場合は、運転開始直後から熱交換器または電気ヒータを駆動して温風を送風することは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明の制御方法によれば、浴室内で衣類を乾燥させる場合、エネルギ消費を少なくして確実に衣類を乾燥させることができる。
【0049】また、暖房時に、入浴者に不快感を与えることなく暖房できるとともに、入浴者に異常事態が発生したとき、浴室外に確実に報知することができる。
【出願人】 【識別番号】000006242
【氏名又は名称】松下精工株式会社
【出願日】 平成12年11月24日(2000.11.24)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【公開番号】 特開2002−162161(P2002−162161A)
【公開日】 平成14年6月7日(2002.6.7)
【出願番号】 特願2000−357296(P2000−357296)