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【発明の名称】 冷蔵庫
【発明者】 【氏名】西本 貴志

【氏名】チン イ

【氏名】増田 雅昭

【要約】 【課題】スターリング冷凍機への負荷を軽減して庫内を効率よく冷却する。

【解決手段】断熱箱体2の内部に仕切壁4を設けて仕切られて成る冷凍室1a及び冷蔵室1bと、前記冷凍室1a内を冷却するための冷凍用熱交換器10と、前記冷蔵室1b内を冷却するための冷蔵用熱交換器11とを備えた冷蔵庫1において、逆スターリングサイクルを利用してコールドヘッド62から熱を吸熱するスターリング冷凍機6を備え、前記スターリング冷凍機6の前記コールドヘッド62を前記冷凍用熱交換器10に装着して前記冷凍用熱交換器10を冷却し、前記スターリング冷凍機6の前記コールドヘッド62と前記冷蔵用熱交換器11とをヒートパイプ13を介して熱交換させることにより前記冷蔵用熱交換器11を冷却するようにしたことを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 断熱箱体の内部に仕切壁を設けて仕切られて成る冷凍室及び冷蔵室と、前記冷凍室内を冷却するための冷凍用熱交換器と、前記冷蔵室内を冷却するための冷蔵用熱交換器とを備えた冷蔵庫において、逆スターリングサイクルを利用して吸熱部から熱を吸熱するスターリング冷凍機を備え、前記スターリング冷凍機の前記吸熱部を前記冷凍用熱交換器に装着して前記冷凍用熱交換器を冷却し、前記スターリング冷凍機の前記吸熱部と前記冷蔵用熱交換器とをヒートパイプを介して熱交換させることにより前記冷蔵用熱交換器を冷却するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
【請求項2】 断熱箱体の内部に仕切壁を設けて仕切られて成る冷凍室及び冷蔵室と、前記冷凍室内を冷却するための冷凍用熱交換器と、前記冷蔵室内を冷却するための冷蔵用熱交換器とを備えた冷蔵庫において、逆スターリングサイクルを利用して吸熱部から熱を吸熱するスターリング冷凍機を備え、前記スターリング冷凍機の前記吸熱部を前記冷凍用熱交換器に装着して前記冷凍用熱交換器を冷却し、前記冷凍用熱交換器と前記冷蔵用熱交換器とをヒートパイプを介して熱交換させることにより前記冷蔵用熱交換器を冷却するようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
【請求項3】 前記ヒートパイプを複数設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷蔵庫。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、逆スターリングサイクルを用いたスターリング冷凍機を備えた冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭用冷蔵庫等の冷凍サイクル装置では、冷媒にフロンを用いた蒸気圧縮式の冷凍サイクルが採用されている。このフロン冷媒は、オゾン破壊係数が大きく、環境問題の点で世界的に使用が規制される趨勢にあることは周知の通りである。
【0003】近年、蒸気圧縮式の冷凍サイクルに代わる新しい冷凍技術として、逆スターリングサイクルを利用したスターリング冷凍機の研究が進められている。このスターリング冷凍機は、作動媒体にヘリウム等の不活性ガスを使用しているため、地球環境に悪い影響を及ぼすことなく、効率よく極低温を得ることができる。
【0004】逆スターリングサイクルは、クランク機構等の外部動力でピストン及びディスプレーサを所定の位相差を維持してで反復運動させることにより、圧縮空間内で圧縮された作動媒体を膨張空間側に移動させ、膨張空間内で作動媒体が膨張される際に熱が吸熱される密閉サイクルである。そして、このサイクルが繰り返されることにより、膨張空間の一端側に配されたコールドヘッドが低温に冷却される。
【0005】従来のスターリング冷凍機6を搭載した冷蔵庫の一例を図5に示す。アルミ等の金属から成る熱交換器30をコールドヘッド62に装着し、低温のコールドヘッド62で熱交換器30を冷却するようにしている。そして、ファン33の回転によって庫内の空気は、熱交換器30を通過する際に熱交換され、庫内を矢印のように循環して冷却する。
【0006】ところで、熱交換器30の表面及び内部は、低温になるコールドヘッド62の近傍では比較的温度が低く、コールドヘッド62から遠ざかるにつれて温度は高くなっており、熱交換器30の奥行き方向で温度に格差が生じてしまう。従って、庫内の奥壁に近いところを通る冷気f1は熱交換によって充分冷却されるのに対し、ダクト32の仕切壁31に近いところを通る冷気f2は熱交換されにくく、あまり冷却されない。
【0007】そして、これらの冷気f1,f2は熱交換器30の下流側で合流した後、ファン33の回転によって庫内に送り出されるので、庫内を充分に冷却するには相当の時間を要し、熱交換器30から所望の熱交換性能を得ることができなかった。
【0008】また、特開平7−180921号公報には、図6に示すように、冷媒ガスが封入された複数のヒートパイプ29の一端側をスターリング冷凍機6のコールドヘッド62に埋設し、その他端側を庫内に延長配置して熱交換器30を構成した冷蔵庫が開示されている。
【0009】ヒートパイプ29の両端に温度差が存在すると、低温側の一端部で凝縮・液化した冷媒ガスが、高温側の他端部で蒸発し、周辺の空気から気化熱を吸熱する。この冷蔵庫の場合は、コールドヘッド62側がヒートパイプ29の低温端となり、庫内側が高温端となる。従って、ファン33の回転によって庫内の空気は熱交換器30を通過する際に熱交換され、庫内を矢印のように循環して冷却する。
【0010】しかしながら、ヒートパイプ29から所望の熱交換性能を得るためには、ヒートパイプ29の両端に相当の温度差が必要であるため、スターリング冷凍機6への入力を上げて、コールドヘッド62を庫内の設定温度よりかなり低温まで冷却してやる必要があり、スターリング冷凍機6の成績係数が低くなるという問題があった。
【0011】このような問題点は、庫内空間が小さな小型冷蔵庫であれば、庫内を循環させる空気も少ないので、格別大きな問題とはならない。しかしながら、庫内容積の大きな大型冷蔵庫では、一台のスターリング冷凍機6によって庫内全体の冷却を賄わねばならないため、循環する庫内の空気から熱の吸熱を大きくすることが急務である。
【0012】本発明者らは、大型冷蔵庫の庫内空間を冷凍室、冷蔵室又は野菜室等の設定温度の異なる複数の冷却室に限界し、庫内を循環させる空気を各冷却室の容積にまで分割すれば、熱交換器を増設することにより、スターリング冷凍機への負荷を軽減できることに着目し、本発明をなすに至った。
【0013】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、断熱箱体の内部に仕切壁を設けて仕切られて成る冷凍室及び冷蔵室と、前記冷凍室内を冷却するための冷凍用熱交換器と、前記冷蔵室内を冷却するための冷蔵用熱交換器とを備えた冷蔵庫において、逆スターリングサイクルを利用して吸熱部から熱を吸熱するスターリング冷凍機を備え、前記スターリング冷凍機の前記吸熱部を前記冷凍用熱交換器に装着して前記冷凍用熱交換器を冷却し、前記スターリング冷凍機の前記吸熱部と前記冷蔵用熱交換器とをヒートパイプを介して熱交換させることにより前記冷蔵用熱交換器を冷却するようにしたことを特徴とする。
【0014】この構成によると、スターリング冷凍機の駆動により吸熱部に装着された冷凍用熱交換器が冷却されるとともに、ヒートパイプを介して吸熱部と熱交換されることにより冷蔵用熱交換器が冷却される。
【0015】また本発明は、断熱箱体の内部に仕切壁を設けて仕切られて成る冷凍室及び冷蔵室と、前記冷凍室内を冷却するための冷凍用熱交換器と、前記冷蔵室内を冷却するための冷蔵用熱交換器とを備えた冷蔵庫において、逆スターリングサイクルを利用して吸熱部から熱を吸熱するスターリング冷凍機を備え、前記スターリング冷凍機の前記吸熱部を前記冷凍用熱交換器に装着して前記冷凍用熱交換器を冷却し、前記冷凍用熱交換器と前記冷蔵用熱交換器とをヒートパイプを介して熱交換させることにより前記冷蔵用熱交換器を冷却するようにしたことを特徴とする。
【0016】この構成によると、スターリング冷凍機の駆動により吸熱部に装着された冷凍用熱交換器が冷却されるとともに、ヒートパイプを介して冷凍用熱交換器と熱交換されることにより冷蔵用熱交換器が冷却される。
【0017】この場合、前記ヒートパイプを複数設けると、前記冷蔵用熱交換器の冷却を効率よく行える。
【0018】
【発明の実施の形態】<第1の実施形態>本発明の第1の実施形態について図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明に係る冷蔵庫の概略的な側面断面図、図2は本実施形態に係る冷蔵庫における冷凍用熱交換器及び冷蔵用熱交換器の配置関係を示す斜視図、図3はそのx−x線断面図である。
【0019】冷蔵庫本体1の上部奥方の断熱材2で囲まれた機械室5内には、スターリング冷凍機6が配されている。このスターリング冷凍機6のL字状に形成されたシリンダ21の内部は、ディスプレーサ23が設けられた膨張空間25と、ピストン22が設けられた圧縮空間24として構成されている。
【0020】往復機構27は、駆動モータ(図示せず)によって回転動力が与えられる回転体35に、所定角度偏位したディスプレーサロッド37と、ピストンロッド36とが連結されてなる。従って、ディスプレーサ23とピストン22は往復機構27により所定の位相差で往復運動される。
【0021】また、膨張空間25と圧縮空間24とは蓄冷器26を介して連通するとともに、作動媒体が充填された閉回路28を形成している。シリンダ21の膨張空間25側の端部は吸熱して冷却されるコールドヘッド62で、一方、圧縮空間24側は放熱して熱を外部に逃がすウォームヘッド61となっている。ウォームヘッド61には放熱を促進するためのフィンからなる高温側熱交換器7が設けられいる。
【0022】以上のように構成されたスターリング冷凍機6の往復機構27が駆動されると、ディスプレーサ23とピストン22が所定の位相差で往復運動し、膨張空間25では作動媒体が膨張され、コールドヘッド62から吸熱して後述する冷凍用熱交換器10を冷却する一方、圧縮空間24では作動媒体が圧縮され、ウォームヘッド61から温熱が放熱される。このようにディスプレーサ23とピストン22の往復運動が繰り返されることにより、作動媒体は蓄冷器26にて蓄冷・熱回収を伴って閉回路28内を循環することとなる。
【0023】また、3は開閉扉、4は庫内空間を上方から順に冷凍室1a、冷蔵室1b及び野菜室1cに仕切る断熱材の充填された仕切板、5は本体1の上部に形成され本体1の外部と連通した機械室、6は機械室5の内部に配設されたスターリング冷凍機である。また、スターリング冷凍機6のウォームヘッド61には高温側交換器7が取り付けられており、ウォームヘッド61で発生した温熱は、高温側熱交換器7を介して冷却ファン8により冷蔵庫外へ強制的に排出されるようになっている。
【0024】9a,9bは、それぞれ冷凍室1a,冷蔵室1bの背面側に略平行な仕切壁9によって区画された互いに独立な冷気ダクトである。10は冷気ダクト9a内に配されスターリング冷凍機6のコールドヘッド62に装着された冷凍用熱交換器であり、11は冷気ダクト9b内に配された冷蔵用熱交換器である。尚、冷蔵室1bと野菜室1cは仕切板4に設けた通風口14により一部連通しており、冷蔵室1b内を循環する冷気の一部が通風口14を通過して野菜室1c内に導入されるようになっている。
【0025】スターリング冷凍機6のコールドヘッド62は、断熱材2を貫通して冷気ダクト9a内に臨んでおり、その先端には冷凍用熱交換器10が装着されている。冷凍用熱交換器10周辺の構成を図2の斜視図に示すと、冷凍用熱交換器10はアルミニウムや銅等の熱伝導性に優れた材料からなる基板部101と、該基板部101の一方の面に取り付けられた複数枚のフィン102とからなるものである。尚、冷蔵用熱交換器11についても、基本的には冷凍用熱交換器10と同様の構成であり、基板部111と、複数枚のフィン112とからなる。
【0026】そして、冷凍用熱交換器10は、基板部101が鉛直方向となるような状態で冷気ダクト9a(図1参照)内に配置されている。一方、冷蔵用熱交換器11は、基板部111が鉛直方向となるような状態で冷気ダクト9b(図1参照)内に配置されている。冷却ファン12a,12bはそれぞれ独立した制御が行われ、食品を収容した冷凍室1a,冷蔵室1bの負荷状態に応じて適当な風量に調整される。
【0027】基板部101のフィン102に相対する面の二箇所にはネジ穴101a,101aが開けられている。これらのネジ穴101a,101aの位置は、コールドヘッド62の先端部の二箇所に設けたネジ固定部62a,62aに対応している。従って、コールドヘッド62の先端面が充分な圧力を持って密着するようにネジ固定部62a及びネジ穴101aを通したネジ16を締め付けて冷凍用熱交換器10をスターリング冷凍機6に固定できる。
【0028】このとき、その接着面には熱伝導性に優れたシリコン油やシリコンゴムシート等からなる密着材15を介在させており、コールドヘッド62と基板部101との密着性をいっそう高めている。これにより、コールドヘッド62からの吸熱が促進され、基板部101を効率よく冷却することができる。
【0029】また、コールドヘッド62の外周面の一部には、シリンダ21の軸線に対し垂直な方向に略平行、かつ、等間隔な複数の溝部62bが凹設されてりる。そして、図3に示すように、複数のヒートパイプ13の一端側が溝部62bに圧入等の手段により圧接し、コールドヘッド62に巻き付けられている。
【0030】一方、冷蔵用熱交換器11の基板部111のフィン112に相対する面には、前記ヒートパイプ13の本数と等しい数の溝部111aが鉛直方向に延びて略平行、かつ、等間隔に陥没形成されている。そして、図2に示すように、ヒートパイプ13の他端側が仕切壁4(図1参照)を貫通して溝部111aに圧入されている。
【0031】尚、ヒートパイプ13の冷媒としては、冷蔵庫に利用される0〜−40℃の範囲で有効であり、オゾン層を破壊する心配がなく地球温暖化係数が低いことから、二酸化炭素等の炭酸ガス、プロパン、ブタン、ペンタン等の炭化水素ガス、又はアンモニア等が採用される。
【0032】次に、以上のように構成される冷蔵庫の使用形態について図1及び図2を参照して説明する。スターリング冷凍機6に入力を与えてピストン22及びディスプレーサ23を駆動させると、上記の原理に従ってコールドヘッド62が低温に冷却される。更にコールドヘッド62は冷凍用熱交換器10の基板部101を冷却し、表面積の大きなフィン102を介して空気から熱を吸熱して冷却する。
【0033】ファン12aの回転によってダクト9a内に吸い込まれた空気は、フィン102を通過する際に熱交換され、矢印のように冷凍室1a内に送出され、冷凍室1a内を循環して冷却した後、再び冷気ダクト9a内に吸い込まれ、冷凍用熱交換器10の上流側に戻っていく。そして、上記と同様に冷気が繰り返し循環することで冷凍室1a内が速やかに設定温度まで冷却される。
【0034】また、ヒートパイプ13の上端部でコールドヘッド62により冷却され液化したガス冷媒は、冷蔵用熱交換器11の基板部111に接続された下端側に移動し、表面積の大きなフィン112を介して空気から気化熱を吸熱して冷却する。これにより、ガス冷媒は蒸発して気体となり、ヒートパイプ13内を自然に上昇し、上端のコールドヘッド62側へ移動し、再び液化して熱交換に寄与することとなる。
【0035】ファン12bの回転によってダクト9b内に吸い込まれた空気は、フィン112を通過する際に熱交換されて、矢印のように冷蔵室1b内に送出され、冷蔵室1b及び野菜室1c内を循環して冷却した後、再び冷気ダクト9b内に吸い込まれ、冷蔵用熱交換器11の上流側に戻っていく。そして、上記と同様に冷気が繰り返し循環することで冷蔵室1b及び野菜室1c内が速やかに設定温度まで冷却される。
【0036】これによると、庫内の空気から熱を吸熱する有効吸熱面積が増大し、冷凍室1a内を冷凍用熱交換器10によって効率よく冷却できるとともに、コールドヘッド62と冷蔵室1bの温度差を利用してヒートパイプ13を作動させることで、冷蔵室1b内を冷蔵用熱交換器11によって効率よく冷却できる。従って、冷凍用熱交換器10のみによって庫内全体の空気と熱交換して、庫内を冷却する場合に比し、スターリング冷凍機6への入力を削減でき、大幅な省エネが図られる。
【0037】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形態について図1及び図4を参照して説明する。尚、図4において、図2に示す上記第1の実施形態に係る冷蔵庫と共通の部材には同一の符号を附し、その詳細な説明を省略する。
【0038】本実施形態に特徴的な構成は、冷凍用熱交換器10の基板部101のフィン102に相対する面の一部に鉛直方向に延びて略平行、かつ、等間隔な複数の溝部101bを陥没形成するとともに、冷蔵用熱交換器11の基板部111にも同様に、上記溝部101bに対応した複数の溝部111aを形成し、複数本のヒートパイプをこれらの溝部101b,111a内に圧入したことである。
【0039】これによると、庫内の空気から熱を吸熱する有効吸熱面積が増大し、冷凍室1a内を冷凍用熱交換器10によって効率よく冷却できるとともに、冷凍用熱交換器10と冷蔵室1bの温度差を利用してヒートパイプ13を作動させることで、冷蔵室1b内を冷蔵用熱交換器11によって効率よく冷却できる。従って、冷凍用熱交換器10のみによって庫内全体の空気と熱交換して、庫内を冷却する場合に比し、スターリング冷凍機6への入力を削減でき、大幅な省エネが図られる。
【0040】更に、スターリング冷凍機6のコールドヘッド62部分の構造が簡略化され、省スペース化及び冷蔵庫のコストダウンが図られる。更に、ヒートパイプ13の高い熱拡散性により、基板部101及び111はそれぞれに均温化されるため、熱交換効率が向上する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、スターリング冷凍機の吸熱部を冷凍用熱交換器に装着して前記冷凍用熱交換器を冷却し、前記吸熱部又は前記冷凍用熱交換器と冷蔵用熱交換器とをヒートパイプを介して熱交換させることにより前記冷蔵用熱交換器を冷却するようにしたことにより、庫内の空気から熱を吸熱する有効吸熱面積が増大し、冷凍室内を冷凍用熱交換器によって効率よく冷却できるとともに、前記吸熱部又は前記冷凍用熱交換器と冷蔵室との温度差を利用してヒートパイプを作動させることで、冷蔵室内を冷蔵用熱交換器によって効率よく冷却できる。従って、冷凍用熱交換器のみによって庫内全体の空気と熱交換して、庫内を冷却する場合に比し、スターリング冷凍機への入力を削減でき、大幅な省エネが図られる。
【出願人】 【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
【出願日】 平成12年11月28日(2000.11.28)
【代理人】 【識別番号】100085501
【弁理士】
【氏名又は名称】佐野 静夫
【公開番号】 特開2002−162152(P2002−162152A)
【公開日】 平成14年6月7日(2002.6.7)
【出願番号】 特願2000−360487(P2000−360487)