| 【発明の名称】 |
冷媒回収装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】長谷川 忠
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| 【要約】 |
【課題】電源コンセント等の電力供給源がなくとも被冷媒回収装置から冷媒を回収することのできる冷媒回収装置を提供する。
【解決手段】外部に注入弁11bを有する第1配管11cを接続し、断熱材11aを周設した液体タンク11と、同液体タンク内に所定の空間13を設けて配設され、外部に開閉弁12aを有する第2配管12bを同液体タンクを貫通して接続した耐圧容器12とで構成され、予め前記注入弁を介して前記空間に液体窒素を充填すると共に、耐圧容器内を予め真空にしてなる冷媒回収容器と、被冷媒回収装置の高圧側及び低圧側の開閉弁31、32と前記冷媒回収容器の開閉弁との間に介装され、前記被冷媒回収装置の冷媒圧力を監視するマニホールド14と、前記被冷媒回収装置とで構成したので、現場が狭く、電源コンセントがなくとも前記被冷媒回収装置からフロンガス等の冷媒を回収することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 外部に注入弁を有する第1配管を接続し、断熱材を周設した液体タンクと、同液体タンク内に所定の空間を設けて配設され、外部に開閉弁を有する第2配管を同液体タンクを貫通して接続した耐圧容器とで構成され予め前記注入弁を介して前記空間に液体窒素を充填してなる冷媒回収容器と、被冷媒回収装置の高圧側及び低圧側の開閉弁と前記冷媒回収容器の開閉弁との間に介装され、前記被冷媒回収装置の冷媒圧力を監視するマニホールドと、前記被冷媒回収装置とでなることを特徴とする冷媒回収装置。 【請求項2】 前記耐圧容器が熱伝導率の高い材料のSUS材でなることを特徴とする請求項1記載の冷媒回収装置。 【請求項3】 前記被冷媒回収装置の冷媒を、同被冷媒回収装置に備える圧縮機により前記マニホールドを介して前記耐圧容器内に導入、冷却して回収するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷媒回収装置。 【請求項4】 前記耐圧容器内を予め真空引きしておき、同耐圧容器内に前記被冷媒回収装置の冷媒を吸引、冷却して回収するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷媒回収装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、無電源で冷媒を回収できる冷媒回収装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、冷媒回収装置20は、例えば、図2に示すように、システム(空気調和機の室外機)30にメンテナンス用に設けられている低圧側と高圧側の開閉弁31、32に接続され、冷媒圧力測定用の圧力計を備えるマニホールド21と、同マニホールド21を介して前記システム30から冷媒を導入して液化する液化装置22と、同液化装置22により液化された液冷媒を回収する回収ボンベ23とで構成している。そして、前記マニホールド21を冷媒を回収したい前記システム30の低圧側と高圧側の開閉弁31、32に接続し、同マニホールド21を介して冷媒を、液化装置22に導入し、同液化装置22で液化した液冷媒を回収ボンベ23に回収するようにしていた。この冷媒回収装置20を構成する液化装置22はモータで駆動される圧縮機22a、凝縮機22b、電動冷却ファン22c、減圧手段22d等で構成されるため、重量が重く、大きさも大型となるばかりか、前記圧縮機22aを駆動するモータ、電動冷却ファン22c等に供給する電力が必要である。しかし、前記システム(空気調和機の室外機)30が設置されている場所によっては、前記液化装置22を置く場所が無かったり、前記液化装置22に電力を供給する電源コンセントが無かったりする場合が多く、このような場合は冷媒を回収することが出来ないという問題があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問題点を解決し、電源コンセント等の電力供給源がなくとも空気調和機等の被冷媒回収装置から冷媒を回収することのできる冷媒回収装置を提供することを目的としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解決するため、外部に注入弁を有する第1配管を接続し、断熱材を周設した液体タンクと、同液体タンク内に所定の空間を設けて配設され、外部に開閉弁を有する第2配管を同液体タンクを貫通して接続した耐圧容器とで構成され予め前記注入弁を介して前記空間に液体窒素を充填してなる冷媒回収容器と、被冷媒回収装置の高圧側及び低圧側の開閉弁と前記冷媒回収容器の開閉弁との間に介装され、前記被冷媒回収装置の冷媒圧力を監視するマニホールドと、前記被冷媒回収装置とでなることを特徴とする冷媒回収装置。 【0005】前記耐圧容器が熱伝導率の高い材料のSUS材でなる冷媒回収装置としている。 【0006】前記被冷媒回収装置の冷媒を、同被冷媒回収装置に備える圧縮機により前記マニホールドを介して前記耐圧容器内に導入、冷却して回収するようにした冷媒回収装置としている。 【0007】前記耐圧容器内を予め真空引きしておき、同耐圧容器内に前記被冷媒回収装置の冷媒を吸引、冷却して回収するようにした冷媒回収装置としている。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明による冷媒回収装置を詳細に説明する。図1は本発明による冷媒回収装置の一実施例を示す側断面図兼、冷媒回路図である。図に示すように、冷媒回収装置は、冷媒回収容器10、マニホールド14、システム(被冷媒回収装置)30とで構成される。前記冷媒回収容器10は、液体タンク11内に耐圧容器12を配置して構成されている。この液体タンク11はSUS材で形成され、断熱材11aを周設しており、その上側面には、注入弁11bを有する第1配管11cが接続されている。この液体タンク11は持ち運びができるように小型に作られている。この液体タンク11の内部に所定の空間13を設けて前記耐圧容器12が配設されている。この耐圧容器12の上側部には、開閉弁12aを有する第2配管12bが前記断熱材11aおよび液体タンク11を密閉的に貫通して接続されている。前記システム(被冷媒回収装置)30は例えば空気調和機の室外機であり、こ室外機には図示しない室内機との間に配管接続するための低圧側と高圧側の開閉弁31、32が設けられている。この低圧側開閉弁31はメンテナンス用に使用するため、3方弁で構成されている。前記マニホールド14は前記システム(被冷媒回収装置)30の開閉弁31、32に配管接続する入口管14a、14bと、前記耐圧容器12の開閉弁12aに配管接続する出口管14cと、冷媒圧力を監視する圧力計14dとを備えている。 【0009】以上の構成において、つぎにその回収手順を説明する。まず、準備作業として、前記開閉弁12aに図示しない真空ポンプを接続して耐圧容器12内を真空にする。また、注入弁11bに液体窒素ボンベ50を接続して液体タンク11の前記空間3に液体窒素14を充填する。そして、これらの準備出来たら前記冷媒回収容器10及び、マニホールド14を現場に携行する。この冷媒回収容器10を携行する際は、言うまでも無く開閉弁12a、および注入弁11bは全て全閉状態にしておく。現場では、図1に示すように、前記開閉弁12aにマニホールド14の出口管14cを接続する。そして、マニホールド14の入口管14a、14bをシステム(被冷媒回収装置)30である空気調和機の室外機の低圧側開閉弁31と高圧側開閉弁32にそれぞれ接続する。次に、前記低圧側開閉弁31、高圧側開閉弁32、及び耐圧容器12の開閉弁12aをそれぞれ開放すると、前記耐圧容器12内が真空であるため前記システム30よりガス冷媒が約−20℃の耐圧容器12内に導入され、冷却されて液冷媒となり同耐圧容器12内に回収される。マニホールド14に備える圧力計14dが低圧安定すれば、回収完了となるので、前記開閉弁12aを閉じて、持ち帰ることができる。 【0010】以上は、システム(被冷媒回収装置)30が動かない場合について説明したが、システム(被冷媒回収装置)30が運転可能な場合について説明する。この場合は、システム(被冷媒回収装置)30である室外機と室内機は前記低圧側開閉弁31(3方弁)と高圧側開閉弁32とで接続された状態とする。そして、前記低圧側開閉弁31(3方弁)に前記マニホールド14の入口管14aを接続し、出口管14cに耐圧容器12の開閉弁12aを接続した後、耐圧容器12の開閉弁12aを開放する。つぎに、システム(被冷媒回収装置)30を冷房運転することにより、室内機に残留するガス冷媒を室外機の圧縮機で圧縮し、室外熱交換機により凝縮して得られる液冷媒を前記マニホールド14を介して前記耐圧容器12内に導入して冷却回収する。この場合は前記耐圧容器12内を真空にしておかなくとも圧縮機による圧力により回収できるが、真空にしておくとより確実に冷媒を回収することができる。 【0011】 【発明の効果】以上説明したように、本発明による冷媒回収装置によれば、外部に注入弁を有する第1配管を接続し、断熱材を周設した液体タンクと、同液体タンク内に所定の空間を設けて配設され、外部に開閉弁を有する第2配管を同液体タンクを貫通して接続した耐圧容器とでなる冷媒回収容器と、被冷媒回収装置の高圧側及び低圧側の開閉弁と前記冷媒回収容器の開閉弁との間に介装され、前記被冷媒回収装置の冷媒圧力を監視するマニホールドと、前記被冷媒回収装置とで構成され、予め前記注入弁を介して前記空間に液体窒素を充填し、耐圧容器内を予め真空にしたので、現場が狭く、また、電源コンセントがなくともシステムからフロンガス等の冷媒を回収することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006611 【氏名又は名称】株式会社富士通ゼネラル
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| 【出願日】 |
平成12年11月20日(2000.11.20) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−162135(P2002−162135A) |
| 【公開日】 |
平成14年6月7日(2002.6.7) |
| 【出願番号】 |
特願2000−352844(P2000−352844) |
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