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【発明の名称】 空気調和機の取付装置
【発明者】 【氏名】江口 和秀

【氏名】小川 豊

【氏名】山口 泰平

【要約】 【課題】吊り、ブロック接続、アンカー固定に使用される取付装置において、現場で吊り金具が廃却されることなく、全ての機能を備えた金具を配備した空気調和機の取付装置を提供すること。

【解決手段】下吊りの金具を3面から形成される部品で製作し、現場搬入後、アンカー固定及びブロック接続として利用し、現場で廃却されることなく兼用することを特徴とする金具を配備した空気調和機の取付装置。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 空気調和機本体が機能別に複数ブロックに分割された筐体において、前記筐体を吊りロープを使って吊り上げるために前記筐体の据付けベースの側面部位に設けられる吊り金具としての取付装置にあって、前記側面部位に一体的に固定されるベース取付け面と、このベース取付け面から横方向に屈曲した前記筐体の据付け基礎面に倣った据付け面と、前記ベース取付け面から縦方向に突出した鍵状のフックとを設け、搬送の際には吊りロープを前記フックに張架して前記筐体を吊り上げ、据付け所定位置に載置された後、前記据付け面をアンカーボルトで締結することを特徴とする空気調和機の取付装置。
【請求項2】 空気調和機本体が機能別に複数ブロックに分割された筐体において、前記筐体の据付けベースの側面部位に設けられ前記筐体を固定する取付装置にあって、前記側面部位に一体的に固定されるベース取付け面と、このベース取付け面から横方向に屈曲した前記筐体の据付け基礎面に倣った据付け面と、前記ベース取付け面から縦方向に突出され前記複数ブロックの筐体を接続するための継手を前記据付け面に連接して設け、筐体の据付けに際し前記複数ブロックの筐体を互いに継手で接続することにより前記空気調和機本体が形成され、前記据付け面をアンカーボルトで締結することを特徴とする空気調和機の取付装置。
【請求項3】 空気調和機本体が機能別に複数ブロックに分割された筐体において、前記筐体を吊りロープを使って吊り上げるために前記筐体の据付けベースの側面部位に設けられる吊り金具としての取付装置にあって、前記側面部位に一体的に固定されるベース取付け面と、このベース取付け面から横方向に屈曲した前記筐体の据付け基礎面に倣った据付け面と、前記ベース取付け面から縦方向に突出され前記複数ブロックの筐体を接続するための継手と、その継手に前記吊りロープを張架して吊り上げる鍵状のフックを連接して設けたことを特徴とする空気調和機の取付装置。
【請求項4】 空気調和機本体が機能別に複数ブロックに分割された筐体において、前記筐体を吊りロープを使って吊り上げるために前記筐体の据付けベースの側面部位に設けられる吊り金具としての取付装置にあって、前記側面部位に一体的に固定されるベース取付け面と、このベース取付け面から縦方向に突出され前記吊りロープを張架して吊り上げる鍵状のフックと、そのフックに連接して前記複数ブロックの筐体を接続するための継手を設け、搬送の際には吊りロープを前記フックに張架して前記筐体を吊り上げ、据付け基礎に載置した後、前記複数ブロックの筐体を互いに接続することにより前記空気調和機本体を形成することを特徴とする空気調和機の取付装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機本体が機能別に複数ブロックに分割された筐体において、搬入、据付けする際に、吊りロープを使って吊り上げ、前記複数ブロックの筐体を互いに接続し、据付け基礎面にアンカーボルトで締結する機能を備えた空気調和機の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気調和機の取付装置について図4を参照しながら説明する。図に示すように、エアーフィルター筐体ブロック107、熱交換器筐体ブロック108、送風装置筐体ブロック109と機能別に構成された空気調和機において、吊り専用金具101は前記筐体を現場搬入する際に使用され、ブロック接続金具102は前記筐体を接続ボルトナット104にて接続する際に使用され、ブロック架台103は前記筐体をアンカーボルト105にて据付け基礎に固定する際に使用される。各金具は目的に合致した形状で製作されている為、吊り専用金具101は、現場搬入後、廃却されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の取付装置では、吊り専用の形状で製作されており、搬入後は廃却されているという課題があった。
【0004】また、接続金具、アンカー固定金具を各々目的に合致した形状で製作されている為、資源が有効に利用されていないという課題があった。
【0005】本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、吊り金具を3面から形成される部品で製作することにより、搬入後、ブロック接続及びアンカー固定金具として利用でき、また、現場における廃棄物の削減に繋がる吊り金具を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の空気調和機の取付装置は、空気調和機本体が機能別に複数ブロックに分割された筐体において、前記筐体を吊りロープを使って吊り上げるために前記筐体の据付けベースの側面部位に設けられる吊り金具としての取付装置にあって、前記側面部位に一体的に固定されるベース取付け面と、このベース取付け面から横方向に屈曲した前記筐体の据付け基礎面に倣った据付け面と、前記ベース取付け面から縦方向に突出した鍵状のフックとを設け、搬送の際には吊りロープを前記フックに張架して前記筐体を吊り上げ、据付け所定位置に載置された後、前記据付け面をアンカーボルトで締結することを特徴とする。
【0007】請求項2記載の本発明の空気調和機の取付装置は、空気調和機本体が機能別に複数ブロックに分割された筐体において、前記筐体の据付けベースの側面部位に設けられ前記筐体を固定する取付装置にあって、前記側面部位に一体的に固定されるベース取付け面と、このベース取付け面から横方向に屈曲した前記筐体の据付け基礎面に倣った据付け面と、前記ベース取付け面から縦方向に突出され前記複数ブロックの筐体を接続するための継手を前記据付け面に連接して設け、筐体の据付けに際し前記複数ブロックの筐体を互いに継手で接続することにより前記空気調和機本体が形成され、前記据付け面をアンカーボルトで締結することを特徴とする。
【0008】請求項3記載の本発明の空気調和機の取付装置は、空気調和機本体が機能別に複数ブロックに分割された筐体において、前記筐体を吊りロープを使って吊り上げるために前記筐体の据付けベースの側面部位に設けられる吊り金具としての取付装置にあって、前記側面部位に一体的に固定されるベース取付け面と、このベース取付け面から横方向に屈曲した前記筐体の据付け基礎面に倣った据付け面と、前記ベース取付け面から縦方向に突出され前記複数ブロックの筐体を接続するための継手と、その継手に前記吊りロープを張架して吊り上げる鍵状のフックを連接して設けたことを特徴とする。
【0009】請求項4記載の本発明の空気調和機の取付装置は、空気調和機本体が機能別に複数ブロックに分割された筐体において、前記筐体を吊りロープを使って吊り上げるために前記筐体の据付けベースの側面部位に設けられる吊り金具としての取付装置にあって、前記側面部位に一体的に固定されるベース取付け面と、このベース取付け面から縦方向に突出され前記吊りロープを張架して吊り上げる鍵状のフックと、そのフックに連接して前記複数ブロックの筐体を接続するための継手を設け、搬送の際には吊りロープを前記フックに張架して前記筐体を吊り上げ、据付け基礎に載置した後、前記複数ブロックの筐体を互いに接続することにより前記空気調和機本体を形成することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による空気調和機の取り付け装置は、空気調和機本体が機能別に複数ブロックに分割された筐体において、前記筐体を吊りロープを使って吊り上げるために前記筐体の据付けベースの側面部位に設けられる吊り金具としての取付装置にあって、前記側面部位に一体的に固定されるベース取付け面と、このベース取付け面から横方向に屈曲した前記筐体の据付け基礎面に倣った据付け面と、前記ベース取付け面から縦方向に突出した鍵状のフックとを設け、搬送の際には吊りロープを前記フックに張架して前記筐体を吊り上げ、据付け所定位置に載置された後、前記据付け面をアンカーボルトで締結するため、1つの部品形状で、吊りとアンカー固定、ブロック接続とアンカー固定、ブロック接続と吊りと兼用することが出来る。また、部品を兼用することにより現場における、廃棄物の削減にも繋がる。
【0011】本発明の第2の実施の形態による空気調和機の取り付け装置は、空気調和機本体が機能別に複数ブロックに分割された筐体において、前記筐体の据付けベースの側面部位に設けられ前記筐体を固定する取付装置にあって、前記側面部位に一体的に固定されるベース取付け面と、このベース取付け面から横方向に屈曲した前記筐体の据付け基礎面に倣った据付け面と、前記ベース取付け面から縦方向に突出され前記複数ブロックの筐体を接続するための継手を前記据付け面に連接して設け、筐体の据付けに際し前記複数ブロックの筐体を互いに継手で接続することにより前記空気調和機本体が形成され、前記据付け面をアンカーボルトで締結するため、1つの部品形状で、ブロック接続とアンカー固定を兼用することが出来る。また、部品を兼用することにより現場における、廃棄物の削減にも繋がる。
【0012】本発明の第3の実施の形態による空気調和機の取り付け装置は、空気調和機本体が機能別に複数ブロックに分割された筐体において、前記筐体を吊りロープを使って吊り上げるために前記筐体の据付けベースの側面部位に設けられる吊り金具としての取付装置にあって、前記側面部位に一体的に固定されるベース取付け面と、このベース取付け面から横方向に屈曲した前記筐体の据付け基礎面に倣った据付け面と、前記ベース取付け面から縦方向に突出され前記複数ブロックの筐体を接続するための継手と、その継手に前記吊りロープを張架して吊り上げる鍵状のフックを連接して設けるため、1つの部品形状で、吊りとアンカー固定を兼用することが出来る。また、部品を兼用することにより現場における、廃棄物の削減にも繋がる。
【0013】本発明の第4の実施の形態による空気調和機の取り付け装置は、空気調和機本体が機能別に複数ブロックに分割された筐体において、前記筐体を吊りロープを使って吊り上げるために前記筐体の据付けベースの側面部位に設けられる吊り金具としての取付装置にあって、前記側面部位に一体的に固定されるベース取付け面と、このベース取付け面から縦方向に突出され前記吊りロープを張架して吊り上げる鍵状のフックと、そのフックに連接して前記複数ブロックの筐体を接続するための継手を設け、搬送の際には吊りロープを前記フックに張架して前記筐体を吊り上げ、据付け基礎に載置した後、前記複数ブロックの筐体を互いに接続するため、1つの部品形状で、ブロック接続と吊りを兼用することが出来る。また、部品を兼用することにより現場における、廃棄物の削減にも繋がる。
【0014】以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0015】
【実施例】(実施例1)図1に示すように、エアーフィルター筐体ブロック1、熱交換器筐体ブロック2、送風装置筐体ブロック3と機能別に構成された空気調和機において、前記筐体の据付けベースの側面部位に設けられた図3に示す吊り金具としての取付装置にあって、前記側面部位に一体的に固定されるベース取付け面と、このベース取付け面から横方向に屈曲した前記筐体の据付け基礎面に倣った据付け面と、前記ベース取付け面から縦方向に突出され前記複数ブロックの筐体を接続するための継手と、その継手に前記吊りロープを張架して吊り上げる鍵状のフックを連接して設けた取付装置を配備している。工場出荷時にトラックへの積載、現場搬入時に積み下ろしする際は図2に示すように、吊りロープ11を前記筐体の吊り金具としての取付装置に引っ掛け、吊りフック10にて移動する。搬入後は、吊り金具4をブロック接続ボルトナット6を使用して前記筐体を接続する。また、アンカーボルト5を使用して前記筐体を据付け基礎と固定する。よって、吊り金具4は部品を兼用することができ、現場における廃棄物の削減が可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上の発明から明らかなように、本発明によれば取付装置として、吊りとアンカー固定、ブロック接続とアンカー固定、ブロック接続と吊り、吊りとブロック接続とアンカー固定と兼用することができ、現場における廃棄物の削減と資源の有効利用に繋がる。
【出願人】 【識別番号】000006242
【氏名又は名称】松下精工株式会社
【出願日】 平成12年11月24日(2000.11.24)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【公開番号】 特開2002−162095(P2002−162095A)
【公開日】 平成14年6月7日(2002.6.7)
【出願番号】 特願2000−357297(P2000−357297)