| 【発明の名称】 |
空気調和機 |
| 【発明者】 |
【氏名】河合 ▼吉▲美
【氏名】森 信幸
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| 【要約】 |
【課題】吹出口の下部を構成するディフューザを、冷房および暖房時共に上方に回動し、吹出口の面積を絞り、風速を上げ、到達距離を延ばし、冷房はより冷たく、暖房はより暖かい風を送れる空気調和機を提供する。
【解決手段】本体ケーシング1aの空気通路4に、熱交換器5と送風ファン6とを設け、吹出口3に上下風向板7を回動自在に軸支し、吹出口3の下部先端部にディフューザ9を回動自在に軸支し、上下風向板7が略垂直位置に回動した際、前記ディフューザ9が下方に回動するようにした空気調和機において、上下風向板7を、略水平位置に回動する冷房運転時と略垂直位置に回動する暖房運転時に、ディフューザ9を上向きに回動できるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 本体前面上部の吸込口と、同本体前面下部の吹出口とを結ぶ本体ケーシングの空気通路に、熱交換器と送風ファンとを設け、前記吹出口に上下風向板を回動自在に軸支し、同吹出口の少なくとも一側に前記上下風向板を駆動する駆動モータを設け、前記吹出口の下部先端部に、同吹出口を構成するディフューザを回動自在に軸支し、前記上下風向板が略垂直位置に回動した際、前記ディフューザが下方に回動するようにしてなる空気調和機において、前記上下風向板を、略水平位置に回動する冷房運転時と略垂直位置に回動する暖房運転時に、前記ディフューザを上向きに回動できるようにしてなることを特徴とする空気調和機。 【請求項2】 暖房運転時の前記吹出口の開口面積を、冷房運転時より狭くできるようにしてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、吹出口の下部を構成するディフューザを、冷房および暖房運転時ともに上方に回動し、吹出口の開口面積を絞り、風速を上げ、到達距離を延ばし、冷房はより冷たく、暖房はより暖かい風を送ることができるようにした構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図1、図4および図5に示す。図において、1は空気調和機の室内機本体、1aは同本体1を構成する本体ケーシング、2は同本体1の前面および上面に設けられた吸込口、3は前記本体1の下部に設けられ、室内に空気を送出する吹出口、4は前記吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路、5は同空気通路に設けられた熱交換器、6は送風ファン、7は前記吹出口3に回動自在に軸支された上下風向板、8は前記吹出口3の少なくとも一側に設けられ、前記上下風向板7を駆動する風向板用駆動モータ、9は前記吹出口3の下部先端部を構成して回動自在に軸支されたディフューザ、10は同ディフューザ9を駆動し回動するためのディフューザ用駆動モータ、11は左右風向板群である。 【0003】上記構成において、冷房運転時に、前記上下風向板7を略水平位置に回動するとともに、前記ディフューザ9の上面が前記ケーシング1aの下面と略平行になるようにし、前記吹出口3の開口面積を大きくし、暖房運転時に、前記上下風向板7を略垂直位置に回動する一方、前記ディフューザ9を下方に回動するようにして、前記吹出口3の開口面積を大きくし、冷房および暖房能力を向上させるようになされている。 【0004】しかしながら、冷房運転時に吹出面積を大きくすると、風速が下がるので到達距離が不足する。さらに、風量が増える分、吹出温度が下がらなくなるので、冷えていないように感じられる。また、暖房運転時も同様に風量が増える分、吹出温度が上がらず暖かくないように感じられるという問題を有していた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上記の問題点に鑑み、吹出口の下部を構成するディフューザを、冷房および暖房運転時ともに上方に回動し、吹出口の開口面積を絞り、風速を上げ、到達距離を延ばし、冷房はより冷たく、暖房はより暖かい風を送ることができるようにした空気調和機を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するため、本体上部の吸込口と、同本体下部の吹出口とを結ぶ本体ケーシングの空気通路に、熱交換器と送風ファンとを設け、前記吹出口に上下風向板を回動自在に軸支し、同吹出口の少なくとも一側に前記上下風向板を駆動する駆動モータを設け、前記吹出口の下部先端部に、同吹出口を構成するディフューザを回動自在に軸支し、前記上下風向板が略垂直位置に回動した際、前記ディフューザが下方に回動するようにしてなる空気調和機において、前記上下風向板を、略水平位置に回動する冷房運転時と略垂直位置に回動する暖房運転時に、前記ディフューザを上向きに回動できるようにした構成となっている。 【0007】また、暖房運転時の前記吹出口の開口面積を、冷房運転時より狭くできるようにした構成となっている。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1と、図2および図3とにおいて、1は空気調和機の室内機本体、1aは同本体1を構成する本体ケーシング、2は同本体1の前面および上面に設けられた吸込口、3は前記本体1の下部に設けられ、室内に空気を送出する吹出口、4は前記吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路、5は同空気通路に設けられた熱交換器、6は送風ファン、7は前記吹出口3に回動自在に軸支された上下風向板、8は前記吹出口3の少なくとも一側に設けられ、前記上下風向板7を駆動する風向板用駆動モータ、9は前記吹出口3の下部先端部を構成して回動自在に軸支されたディフューザ、10は同ディフューザ9を駆動し回動するためのディフューザ用駆動モータ、11は左右風向板群である。 【0009】前記上下風向板7およびディフューザ9は、冷房・暖房等の運転モードに対応してその位置が変わるとともに、好みにより前記ディフューザ9の位置を選択できるようになされている。冷房運転時に、前記上下風向板7を略水平位置に回動し、通常の単に室温を下げたい場合には、従来と同様に前記ディフューザ9の位置を、同ディフューザ9の上面が前記ケーシング1aの下面と略平行になるようにし、風量が増えるようにする。また、人が冷風を浴びたい場合には、図2に示すように、前記ディフューザ9を上向きに回動し、前記吹出口3の開口面積を約75%に絞るように設定することにより、風速を上げ、到達距離を延ばし、より冷たい冷風が得られる。 【0010】暖房運転時に、前記上下風向板7を略垂直位置に回動し、通常の単に室温を上げたい場合には、従来と同様に前記ディフューザ9の位置を下向きになるようにし、風量が増えるようにする。また、人が温風を浴びたい場合には、図3に示すように、前記ディフューザ9を上向きに回動し、前記吹出口3の開口面積を約60%に絞るように設定することにより、温度を上げ、さらに風速を上げるとともに、温風を床面まで到達させ、より暖かい風が得られる。 【0011】上記構成において、冷房運転時に、前記上下風向板7を略水平位置に回動するとともに、前記ディフューザ9を上向きに回動することができ、暖房運転時に、前記上下風向板7を略垂直位置に回動する一方、前記ディフューザ9を上向きに回動させることができるようにした構成とすることにより、冷房時、人が冷風を浴びたい場合には、風速を上げ、到達距離を延ばし、より冷たい冷風が得られ、暖房時、人が温風を浴びたい場合には、温度を上げ、さらに風速を上げるとともに、温風を床面まで到達させ、より暖かい風が得られる空気調和機となる。 【0012】 【発明の効果】以上のように本発明によると、冷房時、人が冷風を浴びたい場合には、風速を上げ、到達距離を延ばし、より冷たい冷風が得られ、暖房時、人が温風を浴びたい場合には、温度を上げ、さらに風速を上げるとともに、温風を床面まで到達させ、より暖かい風が得られる空気調和機となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006611 【氏名又は名称】株式会社富士通ゼネラル
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| 【出願日】 |
平成12年11月20日(2000.11.20) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−162091(P2002−162091A) |
| 【公開日】 |
平成14年6月7日(2002.6.7) |
| 【出願番号】 |
特願2000−352845(P2000−352845) |
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