| 【発明の名称】 |
空気調和機 |
| 【発明者】 |
【氏名】梅田 知巳
【氏名】小谷 正直
【氏名】中山 進
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| 【要約】 |
【課題】利用者により外部から入力された情報に基づいて、ガスインジェクション回路の開閉弁の開閉操作を行うことができ、能力増強運転もしくは消費電力低減運転のいずれか、またはこれらを混合する運転が可能な空気調和機を提供する。
【解決手段】圧縮機1と、高圧容器5と、これら圧縮機1の圧縮室と高圧容器5との間にガスインジェクション回路とを備え、この回路に冷媒流量を制御する弁8を有する空気調和機において、前記弁8の弁開度を制御する制御装置17と、この制御装置17へ、外部から信号情報を入力し、前記弁8の弁開度を制御する外部入力装置19とを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】圧縮機と、高圧容器と、これら圧縮機の圧縮室と高圧容器との間にガスインジェクション回路とを備え、この回路に冷媒流量を制御する弁を有する空気調和機において、前記弁の弁開度を制御する制御装置と、この制御装置へ、外部から信号情報を入力し、前記弁の弁開度を制御する外部入力装置とを備えることを特徴とする空気調和機。 【請求項2】運転周波数が可変可能な圧縮機と、高圧容器と、これら圧縮機の圧縮室と高圧容器との間にガスインジェクション回路とを備え、この回路に冷媒流量を制御する弁を有する空気調和機において、前記圧縮機の運転周波数を制御する制御装置と、この制御装置へ、外部から信号情報を入力し、前記圧縮機の運転周波数を制御する外部入力装置とを備えることを特徴とする空気調和機。 【請求項3】運転周波数が可変可能な圧縮機と、高圧容器と、これら圧縮機の圧縮室と高圧容器との間にガスインジェクション回路とを備え、この回路に冷媒流量を制御する弁を有する空気調和機において、前記弁の弁開度及び圧縮機の運転周波数を制御する制御装置と、この制御装置へ、外部から信号情報を入力し、前記弁の弁開度及び圧縮機の運転周波数を制御する外部入力装置とを備えることを特徴とする空気調和機。 【請求項4】運転周波数が可変可能な圧縮機と、高圧容器と、これら圧縮機の圧縮室と高圧容器との間にガスインジェクション回路とを備え、この回路に冷媒流量を制御する弁を有する空気調和機において、室内の温度を検出する室内温度検出器と、この制御装置へ、外部から信号情報を入力し、予め設定された設定温度と前記室内温度検出器の検出する温度との差に応じて前記弁の弁開度び圧縮機の運転周波数を制御する外部入力装置とを備えることを特徴とする空気調和機。 【請求項5】冷媒に非共沸混合冷媒を使用することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の空気調和機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ガスインジェクション回路を備えた空気調和機に関する。 【0002】 【従来の技術】ガスインジェクション回路を備えた空気調和機において、ガスインジェクションの制御に関する従来技術には、たとえば特開平11−118263号公報に開示される空気調和機がある。 【0003】ここに開示の空気調和機は、ガスインジェクションのON/OFFの切替え時における能力変動を抑えるため、ガスインジェクション時の能力とガスインジェクションをしない時の能力とがほぼ同等となる時に切り替えられるように、圧縮機の圧縮能力の補正を行っている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ガスインジェクションサイクルを使用する空気調和機の能力は、ガスインジェクションを使用しない場合と比較し、圧縮機の運転周波数及び理論吐出容積が同一の場合には、冷房運転時及び暖房運転時ともに増加する。しかしながら、ガスインジェクションの有無に係わらず同じ定格能力を設定するために、ガスインジェクションを有するサイクルでは、圧縮機の運転周波数を下げるか、もしくは圧縮機の理論吐出容積を小さくするのが一般的である。その結果、能力と消費電力との比で表される成績係数(以下、COPと称する)は、ガスインジェクションを有するサイクルでは向上する。 【0005】たとえば特開平11−118263号公報に開示される空気調和機では、ガスインジェクションをする場合としない場合とで効率のよい方の運転を選択すると同時に、ガスインジェクションの切り替え時の能力変動が最小限になるように制御をしている。しかしながら、この制御は、すでに記憶されているプログラムに従って動作するものであり、利用者により外部から入力された情報に基づいて任意にガスインジェクションの有無を切り換えることはできないものであった。 【0006】本発明の目的は、ガスインジェクション回路を備える圧縮機を搭載した空気調和機において、利用者による外部からの入力情報に応じてガスインジェクションの有無の切り替えを行うことができ、これによって能力増強運転もしくは消費電力低減運転、または能力増強運転及び消費電力低減運転を融合する運転のいずれかの選択が可能な空気調和機を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の空気調和機に係る第1の発明の構成は、圧縮機と、高圧容器と、これら圧縮機の圧縮室と高圧容器との間にガスインジェクション回路とを備え、この回路に冷媒流量を制御する弁を有する空気調和機において、前記弁の弁開度を制御する制御装置と、この制御装置へ、外部から信号情報を入力し、前記弁の弁開度を制御する外部入力装置とを備えるものである。 【0008】また上記目的を達成するために、本発明の空気調和機に係る第2の発明の構成は、運転周波数が可変可能な圧縮機と、高圧容器と、これら圧縮機の圧縮室と高圧容器との間にガスインジェクション回路とを備え、この回路に冷媒流量を制御する弁を有する空気調和機において、前記圧縮機の運転周波数を制御する制御装置と、この制御装置へ、外部から信号情報を入力し、前記圧縮機の運転周波数を制御する外部入力装置とを備えるものである。 【0009】また上記目的を達成するために、本発明の空気調和機に係る第3の発明の構成は、運転周波数が可変可能な圧縮機と、高圧容器と、これら圧縮機の圧縮室と高圧容器との間にガスインジェクション回路とを備え、この回路に冷媒流量を制御する弁を有する空気調和機において、前記弁の弁開度及び圧縮機の運転周波数を制御する制御装置と、この制御装置へ、外部から信号情報を入力し、前記弁の弁開度及び圧縮機の運転周波数を制御する外部入力装置とを備えるものである。 【0010】さらに上記目的を達成するために、本発明の空気調和機に係る第4の発明の構成は、運転周波数が可変可能な圧縮機と、高圧容器と、これら圧縮機の圧縮室と高圧容器との間にガスインジェクション回路とを備え、この回路に冷媒流量を制御する弁を有する空気調和機において、室内の温度を検出する室内温度検出器と、この制御装置へ、外部から信号情報を入力し、予め設定された設定温度と前記室内温度検出器の検出する温度との差に応じて前記弁の弁開度及び圧縮機の運転周波数を制御する外部入力装置とを備えるものである。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 【0012】図1は、本発明の空気調和機に係る実施例のサイクル系統図で、ガスインジェクションサイクルを有するものである。 【0013】サイクルは、圧縮機1、四方弁2、熱源側熱交換器(室外熱交換器)3、第1減圧装置4、高圧容器5、第2減圧装置6a、6b、利用側熱交換器(室内熱交換器)7a、7bを配管16で接続して構成される。 【0014】本実施例では、室外機14に対して2台の室内機15a、室内機15bが分離して並列に接続され、それぞれが室内ファン11a,11bを備えている(2台以上の複数台を接続するものであってもよい)。また室外機14の出口側には、配管接続用の阻止弁12、13が設けられている。 【0015】前記高圧容器5は、気液分離器と受液器(レシーバ)との機能を併せ持っており、圧縮機1と高圧容器5とをつなぐ配管9には開閉弁(電磁弁)8が介在し、開閉弁8の開閉制御によってインジェクションの有無の切り替えが可能になっている。ガスインジェクションを行う場合は、開閉弁8を開(ON)けて、高圧容器5で分離したガス冷媒を圧縮機1の圧縮室にインジェクションする。なお、開閉弁8は電動弁とすることによって、インジェクション流量の自動制御もできる。制御装置17には、室内温度検出器18の検出する温度信号及び利用者による外部入力装置19からの信号情報が入力され、この利用者からの信号によって開閉弁8を制御してインジェクションの有無の切り替えと、圧縮機1の運転周波数の変更とが可能な構成になっている。制御装置17と圧縮機1、高圧容器5、室内温度検出器18及び外部入力装置19などの各機器との情報の伝達経路を一点鎖線30で示す。 【0016】次に、上記構成の空気調和機の作用について説明する。 【0017】冷房運転時の冷媒は、図中の実線矢印で示す方向に流れる。本実施例では四方弁2は、冷房運転時の位置にある。一方、暖房運転時では、四方弁2を切り替えて冷媒を破線矢印で示す方向に流す。 【0018】冷房運転時には高圧容器5からガス冷媒を取り出し、圧縮機1にインジェクションすると、利用側熱交換器7a、7bに向かう冷媒は飽和液冷媒となり、第2減圧装置6a、6bに流入することによって、利用側熱交換器7a、7bでのエンタルピー差が大きくなる。このため、同じ冷房能力を得るために必要な冷媒流量が減少する。また、圧縮機1に運転周波数を可変できるインバータを備えているので、同じ能力を得るのに圧縮機1の運転周波数を下げて冷媒流量を減らすことができ、消費電力を低減できる。 【0019】逆に、ガスインジェクションをしない場合と同一の運転周波数とした場合には、利用側熱交換器7a、7bでのエンタルピ差が大きくなった分だけ冷房能力を増加することができる。 【0020】図2は、ガスインジェクションサイクルをモリエル線図に示したものである。 【0021】図において、線50は飽和液線、線51は飽和ガス線を示す。また点52は圧縮機1の入口(=蒸発器出口)、点56は圧縮機1の出口(=凝縮機入口)、点57は凝縮器出口、点58は高圧容器5、点60は高圧容器5の出口、点55は圧縮室内での冷媒状態を示している。 【0022】冷房運転時では、区間61〜52は利用側熱交換器7a、7bに相当する。また暖房運転時では、区間56〜57が利用側熱交換器7a,7bに相当する。ガスインジェクションをしない場合の圧縮機1内の圧縮過程は、点52、点54、点57、点59の経路となる。しかし、ガスインジェクションをすると、圧縮過程は点52、点53、点55、点56の経路となる。 【0023】冷房運転時では、冷房能力は利用側熱交換器7a、7bを流れる冷媒の質量流量GEと利用側熱交換器7a、7b出入口のエンタルピ差との積で表される。このため、圧縮機1の能力を同一能力とすると、ガスインジェクションをした場合のエンタルピ差が区間61〜52、ガスインジェクションをしない場合のエンタルピ差が区間59〜52であるので、ガスインジェクションをすると利用側熱交換器7a、7bに流す冷媒の質量流量GEを少なくしてよいことがわかる。すなわち、圧縮機1の仕事が減って消費電力が低減する。一方、利用側熱交換器7a、7bに流れる冷媒の質量流量GEが同じであるならば、ガスインジェクションをした場合にエンタルピ差の増加分だけ冷房能力が増加する。 【0024】暖房運転時では、暖房能力は熱源側熱交換器3を流れる冷媒の質量流量GTと熱源側熱交換器3の出入口のエンタルピ差との積で表される。ガスインジェクションサイクルでは、圧縮過程に温度の低いガス冷媒がインジェクションされることで圧縮機1の吐出温度が若干下がり、熱源側熱交換器3でのエンタルピ差(区間56〜57)が、ガスインジェクションをしない場合のエンタルピ差(区間54〜57)と比較して小さくなる。しかし、熱源側熱交換器3を流れる冷媒の質量流量GTが多い分(ガスインジェクション時:GT=GE+GINJ,ガスインジェクションをしない時:GT=GE)、暖房能力が増加する。 【0025】したがって、暖房能力を一定とするとガスインジェクション時では、冷媒の質量流量を減らすことができ、運転周波数が減って圧縮機1の仕事が減り消費電力を低減できる。一方、圧縮機1の運転周波数が同じ場合は、流量が増加した分、暖房能力が増加する。 【0026】マイコン、メモリ等を演算制御機器とする制御装置17に対し、圧縮機1、ガスインジェクションの開閉弁8、外部入力装置19、室内温度検出装置18が接続され、信号情報の伝達によって制御されるが、制御装置17は、室外機側と室内機側とに2分割されて各々搭載されていてもよい。 【0027】図3は、本実施例のガスインジェクションサイクルの冷房運転時のタイムチャートである。実線20は室内温度の変化、破線21(=T0)は利用者による設定温度、実線23はガスインジェクションの有無、実線24は圧縮機1の運転周波数の変化、実線25は冷房能力の変化を示す。 【0028】たとえば、利用者が外部入力装置19で設定した設定温度T0と実際の室内温度との差が大きい場合、設定温度T0に短時間で到達させるために、ガスインジェクション回路をON(開閉弁8を開)とする。この時(ta)、圧縮機1の運転周波数を定格周波数とすれば、能力が増加するので急速冷房が可能となる。室内温度がTとなり、設定温度T0に近づくと室内負荷が小さくなり、必要な冷房能力も小さくてよいため、ガスインジェクション回路をOFF(開閉弁8を閉)とする。 【0029】この場合、ガスインジェクション回路のON、OFFの切り替えに使用する実際温度と設定温度T0との温度差の情報は、予め制御装置17に入力記憶されている。室内温度が設定温度T0に到達すると、ガスインジェクション回路を再びONとし、同一能力を維持できる運転周波数まで、圧縮機1の運転周波数を下げて運転する。その結果、当初はガスインジェクションによる能力増加で急速冷房ができ、設定温度到達後は、圧縮機1の運転周波数減により消費電力を低減した運転が可能となる。 【0030】また、常時ガスインジェクション回路をONとした状態(一点鎖線28)で、圧縮機1の運転周波数をN0からN1へ変化させることで(一点鎖線26)、冷房能力が増加している状態Q1から徐々にQ0に減少させ(一点鎖線27)、当初の室内温度T1から設定温度T0に到達するまでの時間(tb−t0)をさらに短縮することが可能である。暖房運転時も同様である。 【0031】図4は、本実施例のガスインジェクションサイクルの運転モード切り替えのフローチャートである。 【0032】利用者が外部入力装置17で入力した情報に基づき(符号40)、標準運転モードか能力増強モードか省エネモードかを判別(41)する。能力増強モードの場合、ガスインジェクション回路がON(42)となり、開閉弁8が開く(45)。圧縮機1の運転周波数は予め制御装置17に設定されている定格周波数で運転され、冷房能力または暖房能力が増加する。この結果、急速冷房、急速暖房が可能となる(90)。 【0033】標準モードの場合、先の図3(冷房運転時)に示したように、予め制御装置17に設定されている情報(プログラム)に従い、ガスインジェクション回路が自動的に切り替えられ(43)、最短時間で利用者の設定温度T0に到達するように運転される。設定温度T0に到達後は、圧縮機1の運転周波数を低減し、消費電力が低い状態(省エネモード)で運転される。省エネモードの場合は、ガスインジェクション回路がONとなり(44)、開閉弁8が開く(46)。その後、圧縮機1の運転周波数を、定格周波数時の能力と同一能力となるまで下げ、消費電力を低減した状態で運転が行われる(91)。 【0034】図5は、利用者が使用する外部入力装置17を示す図である。ここではワイヤレスリモコンの例を示す。ワイヤレスリモコン70には、利用者の設定する温度や現在の室内温度を表示する表示手段71があり、利用者はボタン77、78を使用して設定温度T0を設定する。また利用者の要求により、ガスインジェクション回路を切り替えるための選択ボタン72、73、74があり、利用者はワンボタンで、望みの運転モードを選択することができる。 【0035】外部入力装置17は、コード付のリモコンでも良く、また空気調和機がネットワーク接続され、運転管理が可能な場合は、用いる情報端末からの入力できるようにすることも可能である。また、室内温度検出装置18は、空調したい部屋に空気調和機がある場合は、空気調和機本体にあっても、また空調したい部屋に設けられる場合には、リモコンや情報端末等の外部入力装置19に設けてもよい。この場合、外部入力装置19は、双方向通信が可能であることが必要である。 【0036】図6は、本発明の空気調和機に係る他の実施例のガスインジェクションサイクル図で、前記実施例と異なるところは次のとおりである。 【0037】配管83の高圧容器5から圧縮機1に至る間に第3減圧装置81及び熱交換器82が設けられている。第3減圧装置81は、高圧容器5からバイパスした冷媒をインジェクションに必要な圧力まで減圧させ気液二相冷媒を生成するとともに、インジェクション流量の制御を行うためのものである。 【0038】冷房運転時、第1減圧装置4による減圧の度合いを少なくし、第3減圧装置81による減圧の度合いが大きくするよう制御される。このため熱交換器82において、第3減圧装置81で大きく減圧されて温度の低くなった気液二相冷媒と、減圧されないため前記気液二相冷媒よりは高い温度の高圧容器5から出る冷媒とで熱交換し、インジェクションされる気液二相冷媒の完全ガス化を図る。一方暖房運転時は、熱交換器82で温度の低い気液二相冷媒と高圧容器5へ入る温度の高い冷媒との熱交換を行ってインジェクションされる気液二相冷媒の完全ガス化を図る。 【0039】また冷房運転時には、主サイクルの配管100(高圧容器5から阻止弁12までの配管)を流れる冷媒は、熱交換器82でインジェクションされる気液二相冷媒により冷却され、さらに第2減圧装置6a,6bにより冷却されて過冷却される。つまり、室内熱交換器7a,7bへ流入する冷媒は過冷却されているため、室内熱交換器7a,7bでのエンタルピー差が大きく、同じ冷房能力を得るために冷媒流量を少なくすることができる。 【0040】本実施例によれば、空気調和機の冷媒流量を少なくすることができ、図1のサイクルと同様に、消費電力を低減した運転ができる、という効果がある。 【0041】なお上記いずれの実施例においても、ガスインジェクションサイクルには、冷媒として単一冷媒のR22、R32、R134aを始め、混合冷媒であるR407C、R410AのHCFC系冷媒、HFC系冷媒の使用が可能である。またプロパン等のHC系冷媒や二酸化炭素、アンモニア等の自然系冷媒の使用も可能である。 【0042】R407Cなどの非共沸冷媒を使用すると、第1減圧装置4での減圧の度合いに応じて、高圧容器5(本発明では気液分離レシーバ)内の液冷媒とガス冷媒との組成が変動する。たとえば、R407Cは、一般にR32/R125/R134aの3種類の冷媒が、重量分率23wt%/25wt%/52wt%の比率で混合されている。第1減圧装置4での減圧の度合いが大きくなるに従い、高圧容器5内の液冷媒中のR134aの存在割合が増加するようになる。したがって、ガスインジェクションサイクルでは、この各冷媒の物性の違いを利用して能力可変を行うことができる。また、圧縮機1は、レシプロ、ロータリー、スクロールのいずれの形式ものであってもよい。 【0043】さらに本実施例では、圧縮機1の入口に低圧容器(アキュムレータ)を設けていないが、低圧容器を設けたものであってもよい。 【0044】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ガスインジェクションサイクルの有する特性を活かし、能力増加運転もしくは消費電力低減(省エネモード)運転、または能力増加運転及び消費電力低減(省エネモード)運転を融合した運転を、利用者による外部からの入力情報に応じて選択して運転可能な空気調和機を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005108 【氏名又は名称】株式会社日立製作所
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| 【出願日】 |
平成12年11月24日(2000.11.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068504 【弁理士】 【氏名又は名称】小川 勝男 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−162086(P2002−162086A) |
| 【公開日】 |
平成14年6月7日(2002.6.7) |
| 【出願番号】 |
特願2000−357113(P2000−357113) |
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