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【発明の名称】 面状照明装置及び映像表示装置
【発明者】 【氏名】清水 佳恵

【氏名】押谷 宏史

【氏名】藤代 一朗

【要約】 【課題】点状光源を用いて比較的広い面積をむらなく照明できる面状照明装置及び映像表示装置を得る。

【解決手段】発光ダイオード11,11aと線状導光体15とからなる光源ユニット10A,10Bと、面状導光板20とからなる面状照明装置。線状導光体15は両端面が反射斜面17とされ、該反射斜面17にて隙間なく接合され、面状導光板20の入射端面21に沿って配置されている。発光ダイオード11,11aは線状導光体15の上面側及び下面側に反射斜面17に対向して配置されている。発光ダイオード11,11aから放射された光は反射斜面17から線状導光体15の内部に入射し、その長手方向に進行しつつ背面18で反射されて面状導光板20に向かって出射する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 点状光源と該点状光源から照射される光を導光して長手方向に沿う側面から線状に放射する線状導光体とを備え、それぞれ点状光源が線状導光体の上面側及び/又は下面側に配置された複数の光源ユニットと、前記線状導光体から放射された光を入射端面から受け入れ、平面状の照明光として放射する面状導光板と、を備え、前記複数の光源ユニットは、前記面状導光板の入射端面に沿って直列に配置されていること、を特徴とする面状照明装置。
【請求項2】 各線状導光体はその両端に前記点状光源から放射された光を反射するための反射斜面を有し、全ての反射斜面は等しい傾き角度であることを特徴とする請求項1記載の面状照明装置。
【請求項3】 前記点状光源は前記線状導光体の両端に形成されたそれぞれの反射斜面の少なくとも一方の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の面状照明装置。
【請求項4】 前記点状光源は発光ダイオードであることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の面状照明装置。
【請求項5】 一の光源ユニットに複数の点状光源が配置されており、各点状光源はそれぞれ異なる分光特性を有することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の面状照明装置。
【請求項6】 前記光源ユニットは前記線状導光体を囲む反射筐体を備えていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5記載の面状照明装置。
【請求項7】 前記反射筐体は前記光源ユニットを保持していることを特徴とする請求項5記載の面状照明装置。
【請求項8】 前記複数の光源ユニットはそれぞれ独立して点灯制御可能であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6又は請求項7記載の面状照明装置。
【請求項9】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7又は請求項8記載の面状照明装置を反射型表示装置の表示面上に配置したことを特徴とする映像表示装置。
【請求項10】 前記反射型表示装置は室温でコレステリック相を示す液晶を含むものであることを特徴とする請求項9記載の映像表示装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面状照明装置及び映像表示装置、特に、反射型表示装置のフロントライトとして最適な面状照明装置及び該照明装置を備えた映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来、携帯電話やPDA(携帯情報端末)の普及に伴い、低消費電力で表示品位の高い映像表示装置の提供が望まれている。これを満足する表示装置として、反射型液晶表示装置が注目されている。
【0003】この種の反射型液晶表示装置は、明るい場所では外光を照明光として利用するため、透過型液晶表示装置や半透過型液晶表示装置には常に必要なバックライトを必要としないことで、低消費電力化を達成することができる。一方、暗い場所では視認性の向上のために表示装置の表示面を上方から照明するための補助的照明手段(フロントライト)が必要になる。
【0004】フロントライトとしては、面状に光を放射する面状導光板の入射端面に線状光源を配置するサイドライト方式が主流である。従来では明るい線状光源として冷陰極管が用いられていたが、インバータ回路が必要なことや、消費電力が高いこと、寿命が短いことなどの課題を有した。そこで、携帯電話などの小型の表示装置の照明光源としては、インバータ回路が不要で低消費電力であり、寿命の長い発光ダイオードが用いられるようになってきた。
【0005】例えば、特開平10−260405号公報には、線状導光体の両端面に発光ダイオードを配置した面状照明装置が開示されている。しかし、電子書籍装置などの比較的大型の表示面を有する映像表示装置の光源として発光ダイオードでは十分な光量が得られず、線状導光体が長尺になると長さ方向の光量にばらつきが生じる(特に、中央部分の光量が低下する)という問題点を有している。光量不足に対しては、線状導光体の両端面にそれぞれ複数の発光ダイオードを配置することが考えられるが、これでは線状導光体の短辺方向の幅が大きくなって携帯用の映像表示装置に搭載することが難しくなる。
【0006】また、特開2000−330112号公報には、線状導光体の一端面に発光ダイオードを配置した光源ユニットを面状導光板の入射端面に沿って直列に配置した面状照明装置が開示されている。しかし、この装置では、発光ダイオードの放射光は発光ダイオードに向き合う線状導光体にのみ向かうため、発光ダイオードの配置部分が映像表示面上に暗線として現れてしまうという問題点が残されている。
【0007】そこで、本発明の目的は、点状光源を用いて比較的広い面積をむらなく照明できる面状照明装置及び映像表示装置を提供することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、コンパクトな構成を有する面状照明装置及び映像表示装置を提供することにある。
【0009】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するため、本発明に係る面状照明装置は、点状光源と該点状光源から照射される光を導光して長手方向に沿う側面から線状に放射する線状導光体とを備え、それぞれ点状光源が線状導光体の上面側及び/又は下面側に配置された複数の光源ユニットと、前記線状導光体から放射された光を入射端面から受け入れ、平面状の照明光として放射する面状導光板と、を備え、前記複数の光源ユニットは、前記面状導光板の入射端面に沿って直列に配置されていること、を特徴とする。
【0010】以上の構成からなる面状照明装置においては、複数の光源ユニットを面状導光板の入射端面に沿って直列に配置したため、光源として点状光源を使用するにも拘わらず比較的長い距離を明るくかつ均一な光量で光を面状導光板に入射することができ、ひいては広い面積をむらなく照明することができる。特に、各光源ユニットの点状光源は線状導光体の上面側及び/又は下面側に、いわば立体的に配置されており、線状導光体を切れ目なく直列に配置することができ、面状導光板に暗線が発生することなく線状導光体の長手方向の光量むらを抑えることができる。
【0011】一の光源ユニットに複数の点状光源を設けてもよい。即ち、線状導光体の上面側及び下面側に複数の点状光源を設けてもよい。このように複数の点状光源を配置することにより、光量が増大し、かつ、光量むらがさらに小さくなる。なお、複数の点状光源を線状導光体の上面側及び下面側に配置する場合でも、線状導光体の短辺方向の幅は大きくならずコンパクトな構成とすることができる。
【0012】一の光源ユニットに設ける複数の点状光源はそれぞれ独立して点灯制御可能であってもよい。表示装置の特性や外光の特性に応じて所定の分光特性を持つ点状光源を選択的に点灯することにより、光源ユニットの照明光の分光特性を変化させることができ、表示装置の色バランスを調整することができる。
【0013】本発明に係る面状照明装置において、各線状導光体はその両端に前記点状光源から放射された光を反射するための反射斜面を有し、全ての反射斜面は等しい傾き角度であることが好ましい。両端の反射斜面の傾き角度を等しくすれば、複数の線状導光体を隙間なく直列に配置することができ、面状導光板の入射端面に対して長手方向にむらなく光を入射させることができる。
【0014】また、点状光源は各線状導光体の両端に形成されたそれぞれの反射斜面の少なくとも一方の近傍に配置することが好ましい。点状光源から照射された光は、上面及び/又は下面を通って光源近傍の反射斜面に到達し、反射斜面で反射され線状導光体の内部へと導かれる。
【0015】また、前記点状光源としては発光ダイオードを使用することが好ましい。発光ダイオードは、省電力で長寿命であり、その駆動回路を含めて小型化、軽量化が達成でき、冷陰極管のように割れるなどの危険性がない。さらに、一の光源ユニットに複数の点状光源を設ける場合は、各点状光源としてそれぞれ異なる分光特性を有するものを使用してもよい。異なる分光特性の点状光源を組み合わせることで、任意の分光特性を備えた光源とすることができ、表示装置の色バランスを調整することができる。
【0016】また、前記光源ユニットは線状導光体を囲む反射筐体を備えていてもよい。線状導光体から漏れた光を反射筐体で反射して再度線状導光体に入射させることで光を有効に用いることができる。さらに、この反射筐体を光源ユニットの保持部材として使用すれば、光源ユニットをコンパクトに構成することができる。
【0017】また、複数の光源ユニットはそれぞれ独立して点灯制御可能であってもよい。表示装置の使用方法に合わせて必要な部分のみ点灯させることにより、省電力化を図ることができる。
【0018】また、本発明に係る映像表示装置は、前記面状照明装置を反射型表示装置の表示面上に配置したことを特徴とする。これにて、明るくて光量むらの少ない映像表示が可能となる。
【0019】さらに、反射型表示装置は室温でコレステリック相を示す液晶を含むものであることが好ましい。この種の液晶を用いた表示装置は、小型、軽量で薄型でもあり、表示駆動の終了後は電力の供給を停止しても表示状態を維持できるので消費電力が少なくて済む利点を有している。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る面状照明装置及び映像表示装置の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
【0021】(第1実施形態、図1,2参照)図1に第1実施形態である面状照明装置1の分解状態での構成を示し、図2に組み立てた状態での断面を示す。
【0022】この面状照明装置1は、光源ユニット10A,10Bが面状導光板20の入射端面21に沿って直列に配置されている。各光源ユニット10A,10Bは、点状光源である発光ダイオード11と、該発光ダイオード11からの光を線状に変換して長手方向に沿う側面(出射面)16から前記入射端面21に向かって放射する線状導光体15とで構成されている。発光ダイオード11としては、白色光を放射するチップタイプの高輝度発光ダイオードを使用することが好ましい。
【0023】各線状導光体15の両端面は反射斜面17とされており、各反射斜面17の傾斜角度は例えば45°で等しく形成され、互いに密着状態で接合されている。また、線状導光体15の背面18には所定間隔でV形状の溝部18aが形成されている。
【0024】発光ダイオード11は一端の反射斜面17に近傍の各線状導光体15の上面に対向するように設けられている。各発光ダイオード11から放射された光は、反射斜面17で反射して各線状導光体15の内部に導かれ、内部で全反射を繰り返しながら長手方向に均一に広がると共に、V形状の溝部18aに当たった光線が向きを変えて出射面16から面状導光板20の入射端面21に向かって放射される。
【0025】面状導光板20は、底面22を平面とし、上面23には鋸歯状の複数の不等辺プリズムを形成した周知のものである。前記線状導光体15の出射面16から放射された光線は、入射端面21から面状導光板20に入射してその内部で全反射を繰り返しながら面状に広がり、上面23(マイクロプリズム面)で光路を下方に変換され、底面22から均一な面状の照明光として放射される。図1,2には示されていないが、反射型の液晶表示装置はこの底面22に表示面が対向するように設置される。
【0026】発光ダイオード11と線状導光体15はリフレクタ(反射筐体)14にて保持され、該リフレクタ14の内面は反射面とされている。リフレクタ14は線状導光体15の出射面16以外を取り囲み、出射面16以外から漏れた光を反射して再度線状導光体15に入射させ、光の有効利用を図っている。
【0027】また、線状導光体15の反射斜面17には図示しない反射シートが透明な接着シートを用いて貼り付けられている。線状導光体15が接合される反射斜面17には両面反射シートが用いられる。なお、反射シートに代えて反射膜をコーティングしてもよく、それ以外の手法で反射面を構成してもよい。
【0028】以上の構成からなる面状照明装置1においては、複数の光源ユニット10A,10Bを長手方向に直列に配置したため、面状導光板20の入射端面21が長くなっても、光源ユニットの数を増加すればよく、各光源ユニット自体はそれほど長くなることはなく、点状光源を使用しているにも拘わらず長手方向に均一な明るい光量を得ることができる。
【0029】特に、発光ダイオード11は線状導光体15の上面に配置(下面でもよい)されており、各線状導光体15は切れ目なく接合されているため、面状導光板20に暗線が発生することがなく、線状導光体15の長手方向の光量むらが解消される。
【0030】線状導光体15の背面18に設けるV形状の溝部18aを、発光ダイオード11から遠くの部分が密になるように配置すると、長手方向により均一な光量を得ることができる。
【0031】(第2実施形態、図3参照)図3に第2実施形態である面状照明装置2の分解状態での構成を示す。この面状照明装置2は、線状導光体15の背面18を、前記溝部18aを形成することに代えて、それと同等の機能を有する光拡散面又は回折格子面又はホログラム面としたものである。他の構成及び作用効果は前記第1実施形態である面状照明装置1と同様であり、図3では図1と同じ部材には同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0032】(第3実施形態、図4,5参照)図4に第3実施形態である面状照明装置3の分解状態での構成を示し、図5に組み立てた状態での断面を示す。
【0033】この面状照明装置3は、各光源ユニット10A,10Bの線状導光体15の下面側にも反射斜面17に対向する発光ダイオード11aを配置したものである。即ち、発光ダイオード11,11aによって各線状導光体15の両側から光を入射させることにより光量を増大させ、かつ、光量のより均一化を図ることができる。
【0034】さらに、線状導光体15の背面18に形成したV形状の溝部18aは端部が粗に、中央部が密になるように配置した。発光ダイオード11,11aから遠い中央部に位置する溝部18aの密度を高くすることにより、長手方向により均一な光量を得ることができる。
【0035】なお、面状照明装置3の他の構成及び作用効果は前記第1実施形態である面状照明装置1と同様であり、図4,5では図1,2と同じ部材には同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0036】(第4実施形態、図6参照)第4実施形態である面状照明装置は、構成としては前記第3実施形態である面状照明装置3と同様であり、特徴的なのは各光源ユニット10A,10Bに配置される発光ダイオード11,11aに分光特性の異なるものを使用した点にある。例えば、面状導光板20の直下に配置される液晶表示装置において、赤色の分光反射率(又は分光透過率)が著しく低い場合は、白色発光ダイオードと赤色発光ダイオードをそれぞれの光源ユニット10A,10Bに配置する。このように、赤色が不足している表示装置の場合は、赤色発光ダイオードを点灯することにより赤色の発色を補うことができる。
【0037】図6に光源ユニット10A,10Bを制御する回路の一例を示す。この制御回路は、電源102と、電源102から各発光ダイオード11,11aへの電力の供給をオン、オフするためのスイッチング回路101と、スイッチング回路101の動作を制御する制御部100を備えている。スイッチング回路101は制御部100からの指示により、発光ダイオード11,11aを独立してオン、オフする。
【0038】このように、両端部から入射される光を導光して線状に放射する線状導光体と、線状導光体の両端部に光を照射する複数の点状光源と、線状導光体から放射される光を導光して平面状の照明光として放射する面状導光板と、各点状光源を独立してオン、オフする制御手段とを備えた面状照明装置及びこれを備えた表示装置とすることにより、面状照明装置からの照明光の分光特性を変化させることができる。これによって、表示装置の発色を面状照明装置の照明光によって補正し、トータルで良好な色バランスを得ることができる。
【0039】また、この面状照明装置を反射型の表示装置と組み合わせて使用する場合(外光を照明光として使用する場合)は、暗環境での補助照明としてだけではなく、所定の分光輝度特性を持つ光源を選択的に点灯することにより(本第4実施形態では、例えば赤色ダイオードのみを点灯することにより)、明視野においても色バランス補正用の手段として用いることができる。
【0040】(第5実施形態、図7,8参照)図7に第5実施形態である面状照明装置5の分解状態での構成を示す。この面状照明装置5は、三つの光源ユニット10A,10B,10Cを直列に配置し、各光源ユニット10A,10B,10Cをそれぞれ独立して点灯制御可能としたものである。上面23が不等辺三角形のマイクロプリズムアレイによって構成された面状導光板20にあっては、入射端面21から入射した光をプリズムの稜線に垂直な方向に導光する。即ち、各光源ユニット10A,10B,10Cから放射された光は専ら領域A,B,Cをそれぞれ照明する。
【0041】そこで、領域A,B,Cの少なくともいずれかの映像のみを観察できればよい場合には、光源ユニット10A,10B,10Cを選択的に点灯すれば、不要な電力消費を防ぐことができる。図7では光源ユニット10Aを点灯し、光源ユニット10B,10Cを消灯している状態を示す。さらに、各光源ユニット10A,10B,10Cにおいて、発光ダイオード11,11aも独立して点灯制御可能としてもよい。
【0042】図8に光源ユニット10A,10B,10Cを制御する回路の一例を示す。この制御回路は、電源112と、電源112から各発光ダイオード11,11aへの電力の供給をオン、オフするためのスイッチング回路111と、スイッチング回路111の動作を制御する制御部110を備えている。スイッチング回路111は制御部110からの指示により、発光ダイオード11,11aを領域A,B,Cごとに独立してオン、オフする。
【0043】なお、面状照明装置5の他の構成及び作用効果は前記第1実施形態及び第3実施形態である面状照明装置1,3と同様であり、図7では図1,4と同じ部材には同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0044】(第6実施形態、図9参照)図9に第6実施形態である映像表示装置60の断面を示す。この映像表示装置60は、前記面状照明装置3と反射型液晶表示装置61とを組み合わせたものであり、面状導光板20の底面22と表示装置61の表示面61aとが対向するように配置されている。
【0045】反射型液晶表示装置61は、偏光板、波長板及び液晶セルを積層してなる液晶表示素子62と、液晶表示素子62の下面に設けた反射部材63とで構成されている。液晶セルは室温でコレステリック相を示す液晶、例えば、ネマチック液晶にコレステリック相を示すのに充分な量のカイラル剤を添加してなるカイラルネマティック液晶を一対のプラスチック製フィルム基板間に、フィルムギャップが所定の間隔を保持するように挟着したものである。
【0046】この映像表示装置60において、面状導光板20の底面22から射出された照明光は表示装置61で反射、変調され、映像光として再び面状導光板20に入射する。さらに、この映像光は面状導光板20を透過して上面23から上方に出射する。面状照明装置3を使用することによって、明るくむらのない映像を得ることができる。
【0047】なお、液晶表示装置61と前記面状照明装置1,2,3,5のいずれを組み合わせてもよいことは勿論であり、以下に示す第7実施形態でも同様である。
【0048】(第7実施形態、図10参照)図10に第7実施形態である映像表示装置70の断面を示す。この映像表示装置70は、前記面状照明装置3とフルカラーの反射型液晶表示装置71とを組み合わせたものであり、面状導光板20の底面22と表示装置71の表示面71aとが対向するように配置されている。
【0049】液晶表示装置71は、青色の選択反射を行う液晶セル72B、緑色の選択反射を行う液晶セル72G、赤色選択反射を行う液晶セル72Rの3層構造からなり、最下層には各液晶セルで反射されなかった光を吸収するための光吸収層73が配置されている。
【0050】この映像表示装置70における照明光の作用は前記第6実施形態と同様であり、面状照明装置3を使用することによって、明るくむらのない映像を得ることができる。
【0051】(他の実施形態)なお、本発明に係る面状照明装置及び映像表示装置は前記各実施形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できる。
【0052】特に、線状導光体や面状導光板の詳細な構造、形状は任意であり、反射型液晶表示装置の詳細な構成も任意である。
【出願人】 【識別番号】000006079
【氏名又は名称】ミノルタ株式会社
【出願日】 平成13年5月18日(2001.5.18)
【代理人】 【識別番号】100091432
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 武一
【公開番号】 特開2002−343125(P2002−343125A)
【公開日】 平成14年11月29日(2002.11.29)
【出願番号】 特願2001−150077(P2001−150077)