| 【発明の名称】 |
フード付き懐中電灯 |
| 【発明者】 |
【氏名】大和田 春雄
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| 【要約】 |
【課題】従来の常備用小型電灯を、従来から保有する機能である特定の方向や対象物を照明する、いわゆる懐中電灯としての機能に加えて、従来にない機能であるランタン風の照明効果が得られ、しかも遊びのある外観も備えるものとする。
【解決手段】電源となる乾電池等を装填可能とした本体組立1と、本体の先端に着脱し、電球、レンズ等を備える前ベース組立2と、前ベース組立2に着脱可能であり、有色の半透明材で形成して前ベース組立の発光部分を大きめに覆うフード3とで構成する。フードを取り外した場合はごく一般的な懐中電灯として機能し、フードを取り付けた場合は、ランタンとして使用できる。フードを各種のキャラクタなどとし、また、バヨネットで簡単容易に着脱できるようにする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電源となる乾電池等を装填可能とした本体組立と、前記本体組立の前端に着脱し、電球、レンズ等を備える前ベース組立と、前記前ベース組立に着脱可能であり、有色の半透明材で形成して前記前ベース組立の発光部分を大きめに覆うフードと、を備え、前記フードを取り外した場合は一般的な懐中電灯として機能し、フードを取り付けた場合は、ランタンとして使用できることを特徴とするフード付き懐中電灯。 【請求項2】 フードを各種のキャラクタとしたことを特徴とする請求項1に記載のフード付き懐中電灯。 【請求項3】 フードはバヨネット構造により着脱することを特徴とする請求項1、2に記載のフード付き懐中電灯。 【請求項4】 フードは複数のデザインを用意し、目的に応じて交換使用するようにしたことを特徴とする請求項1、2、3に記載のフード付き懐中電灯。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は照明器具に関し、詳しくは、いわゆる懐中電灯と呼ばれる携帯用の小型照明器具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】このような携帯用の小型照明器具は多くの種類のものが市販され利用されている。その中で比較的一般的なものに、手で把持する柄状の把持部内に乾電池等の電池を収容し、先端に電球を配置して前面にレンズ状の透明体を設けて前方を主として照明するものがある。これらのものは、特定の方向や対象物を照明するためのものであるから、スイッチを操作してオンとすれば電灯の前方は照明されるが、机上に載せたような場合、特定の方向のみを照明するものであって、全周囲をほのかに明るくするような、いわゆるランタンのような照明効果は期待できない。まして遊び心のあるような要素は皆無である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従来の常備用小型電灯を、従来から保有する機能である特定の方向や対象物を照明するための、いわゆる懐中電灯としての機能に加えて、従来にない機能であるランタン風の照明効果も得られ、しかも玩具としての外観、あるいは遊び心のあるような外観も備えるものとすることを目的としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によれば、電源となる乾電池等を装填可能とした本体組立と、前記本体組立の前端に着脱し、電球、レンズ等を備える前ベース組立と、前記前ベース組立に着脱可能であり、有色の半透明材で形成して前記前ベース組立の発光部分を大きめに覆うフードとを備え、フードを取り外した場合はごく一般的な懐中電灯として機能し、フードを取り付けた場合は、ランタンとして使用できるようにしたことで解決される。 【0005】また、上記の課題は本発明によれば、前項において、フードを各種のキャラクタとしたことで解決することができる。 【0006】さらに、上記の課題は本発明によれば、前項、前々項において、フードはバヨネット構造で着脱できることで解決される。 【0007】さらにまた、上記の課題は本発明によれば、前項までの解決手段において、フードは複数のデザインを用意し、目的に応じて交換使用するようにしたことで解決される。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明は、従来の懐中電灯の先端の発光部分を覆うフードを設け、周囲をやわらかに照光するランタンとしても利用できるようにしたものである。 【0009】懐中電灯本体は従来同様の乾電池等の電源を縦に配置する筒型でも、あるいは箱型その他の型でもよく、電池の接続端子や操作可能なスイッチなどが配置される。本体先端には前ベース組立として、レンズ、電球などを備える部材を着脱可能に組み付ける。このような状態でいわゆる懐中電灯として、特定方向を照明する携帯用の電灯となる。 【0010】前ベース組立には着脱可能なフードを設け、フードは有色の半透明材で、前ベースの発光部周囲を大きめに囲むように形成、前ベースから出る光を柔らかいものに変化させるようにする。懐中電灯をランタン風のものとして利用できるようになる。 【0011】前ベース組立とフードとの着脱可能な結合は、いわゆるバヨネット型の構造を利用し、簡単に取り外したり、取り付けたりできるようにする。 【0012】フードは、単なる照明だけを考慮した実用的な形状でもよいが、物体、人形、動物など、特定のキャラクタを形成するものとすれば遊びのある照明器具とすることができる。また、玩具としての機能も持たせることができる。 【0013】また、異なったデザインのフードをあらかじめ、複数用意してセットとすれば、ユーザーは状況や好みに応じてフードを交換、楽しむことができるものとなる。 【0014】 【実施例】図はいずれも本発明の実施例を説明するものであって、図1は全体の正面図、図2は同側面図、図3は同背面図であり、各図において、1は電池等を収容し、懐中電灯としての把持部となる円筒状の本体組立、2は本体組立1の前端に着脱可能とし、電球やレンズなどを備える前ベース組立、3は前ベース組立2の前端にこれも着脱可能とし、電球の光を目的に応じ演出するフードである。 【0015】本体組立1に前ベース組立2を取り付けた状態の側面断面図を図4に示した。本体組立1は、樹脂で形成し円筒状で一端を閉鎖し、他端を開口した本体11に、本体11の外周面に備えるスイッチノブ12と、スイッチノブ12内面に備え、本体11の内壁に沿い、スイッチノブ12の操作とともに摺動するスイッチ接点13と、乾電池等の電池4を本体11内に収容した場合、一方の電極の接点となるコイル状のスプリング14と、スプリング14とスイッチ接点13とを接続する導体板15とを組み付けて成り立っている。 【0016】前ベース組立2は、樹脂で形成したリング状であり、本体11の前端外周に設けたネジ11aで取り付けるように内周に対応するネジ21aを備え、このネジ21aを用いて取り外しが可能な前ベース21と、前ベース21内に装着された透明なレンズ22と、前ベース21内の、レンズ22の後方に装着され、電球の光を反射する反射板23と、反射板23の中央の貫通穴に配置される電球24と、反射板23の後方に配置され、電球24の一方の電極とスイッチ接点13とを接続する接点板25と、電球24を装着し保持するソケット26とからなる。前ベース組立2を本体組立1に組み付けた場合、電球24の後端の端子は本体11内の電池の陽極に接するようにする公知の構造である。 【0017】図5に前ベース21の側面断面図を示す。前記したように樹脂で形成したリング状であり、後部には本体11に取り付けるためのネジ21aが形成され、前端内面にはフード3を着脱するためのバヨネット構造のための突起21bが数箇所形成されている。 【0018】図6はフード3の正面図、図7はフード3の部分斜視図である。フード3は本実施例においては内部を空洞とした大きめの球状であって、半透明材で形成され、その色はランタンとしての機能を呈することができるような、例えば、淡いオレンジ色などとする。フード3の下端は開口して浅い円筒状の突出部3cが延設されていて、この突出部3cの先端外周面に、前ベース21のバヨネット構造ための突起21bと対応する個所に、鉤状の溝3aと、突起3bが形成される。図7にフード3の部分斜視図を示し、バヨネットの構造を示した。鉤状の溝3aの部分に、前ベース2の突起21bを位置させて押し込み、捻ることで突起21bが突起3bと係合、両者を結合させることができる。 【0019】このように構成した本発明のフード付き懐中電灯は次のように使用される。本体組立1の先端に前ベース2を取り付ける前に、開口部から電池4を装填する。本実施例では単一の乾電池を2個直列に使用するようにしたが、他の電池、例えば充電式のものなどでもよく、大きさも単一に限定されるものではない。 【0020】前ベース組立2のネジ21aを本体組立1の先端のネジ11aにねじ込んで取り付ける。 【0021】前ベース組立2の先端に、前記したバヨネット構造を用いてフード3を組み付ける。 【0022】スイッチノブ12を操作し、スイッチ接点13を前進させると、スイッチ接点13の先端が接点板25に接触し、回路が閉じ、電球24が点灯する。この構造は公知であるので、詳細は省略する。このような点灯状態では、電球24の光は反射板23で集光反射し、レンズ22を経て前方に照射されるが、フード3を通して利用されるので、全周囲をほのかな感じで照明するものとなり、ランタンとして機能させることができる。 【0023】前ベース組立2の先端からフード3を捻って取り外せば、通常の懐中電灯として利用することができる。 【0024】なお、フード3は、前記実施例では、単なる球状のものとしたが、動物や人形、あるいは植物などの形をかたどったものとし、内部からの照明光でその姿が浮かび上がるようにすれば、単なる照明器具としてだけでなく、玩具、あるいはインテリアとして使用することもできる。また、異なったデザインのフードをあらかじめ、複数用意してセットとすれば、ユーザーは状況や好みに応じてフードを交換、楽しむことができるものとなる。 【0025】また、前記の実施例では、本体組立1を従来の懐中電灯に用いられる筒状のものとしたが、箱状など、他の形状とすれば、インテリアとして、また別の効果を得ることも可能である。 【0026】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、電源となる乾電池等を装填可能とした本体組立と、本体の先端に着脱し、電球、レンズ等を備える前ベース組立と、前ベース組立に着脱可能であり、有色の半透明材で形成して前ベース組立の発光部分を大きめに覆うフードとで構成したので、フードを取り外した場合は一般的な懐中電灯として機能し、フードを取り付けた場合は、ほのかな光で周囲を照らす、ムードのあるランタンとして利用することができるものとなって、利用範囲が大幅に拡大する効果がある。 【0027】フードを各種のキャラクタなど、動物や人形、あるいは植物などの形をかたどったものとし、内部からの照明光でその姿が効果的に浮かび上がるようにすれば、単なる照明器具としてだけでなく、玩具、あるいはインテリアとして使用することもできる。 【0028】フードはバヨネット構造で簡単容易に着脱できるようにしたので、用途によって行う交換作業がたやすく行える。 【0029】このように本発明によれば、従来から保有する機能である特定の方向や対象物を照明するための、いわゆる懐中電灯としての機能に加えて、従来にない機能であるランタン風の照明効果も得られ、しかも玩具としての外観、あるいは遊び心のあるような外観も備えるものとすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】501201018 【氏名又は名称】大和田 春雄
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| 【出願日】 |
平成13年4月13日(2001.4.13) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−313123(P2002−313123A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月25日(2002.10.25) |
| 【出願番号】 |
特願2001−151700(P2001−151700) |
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