| 【発明の名称】 |
照明器具 |
| 【発明者】 |
【氏名】西村 潔
【氏名】森山 厳與
【氏名】高橋 雄治
【氏名】小塚 日出夫
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| 【要約】 |
【課題】ランプ効率を向上させることができる照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具3は、ガラスバルブ21の外径が20mm以下であり、かつ前記ガラスバルブ21の長手方向における単位長さ当たりの消費電力が0.35W/cmである片口金の蛍光ランプ2を装着する照明器具本体31と;前記蛍光ランプ2の最冷部温度を45℃以上にする、断熱機能を有する断熱部材35と;を具備する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ガラスバルブの外径が20mm以下であり、かつ前記ガラスバルブの長手方向における単位長さ当たりの消費電力が0.35W/cmである片口金の蛍光ランプを装着して、前記蛍光ランプを点灯させる照明器具本体と;前記蛍光ランプの最冷部温度を45℃以上にする、断熱機能を有する断熱部材と;を具備することを特徴とする照明器具。 【請求項2】 前記断熱部材は、前記最冷部温度を45〜60℃にすることを特徴とする請求項1記載の照明器具。 【請求項3】 前記断熱部材は、熱伝導率が10W/m・K以下であるとともに前記蛍光ランプから発せられる光を反射する反射機能を有しており、かつ前記蛍光ランプに近接した位置に配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の照明器具。 【請求項4】 前記断熱部材は、非金属と前記非金属を挟持する金属とから構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明器具。 【請求項5】 前記断熱部材は、非金属から構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明器具。 【請求項6】 前記断熱部材は、前記断熱部材の全体積に対して20%以上の空隙を有していることを特徴とする請求項5記載の照明器具。 【請求項7】 前記断熱部材は、少なくとも2枚以上の離間した板状部材を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明器具。 【請求項8】 断熱機能を有し、かつ前記蛍光ランプの口金側のガラスバルブ端部と異なるガラスバルブ端部を保持する保持具をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の照明器具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する利用分野】本発明は、蛍光ランプを装着する照明器具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、一般用照明器具に装着される光源としては、例えば、白熱電球が用いられてきたが、近年、寿命やランプ効率の点から蛍光ランプを用いることが多くなってきている。 【0003】このような蛍光ランプは、一般的に陰極サイクルの電極損失が発光強度に影響しないため、蛍光ランプの全長が長いほど全電力に占める割合が小さくなり、ランプ効率が向上する。 【0004】ところが、蛍光ランプの全長を長くすると、長さ当たりの発熱量が小さくなるため、蛍光ランプの最冷部温度が所定の温度にまで上昇しない傾向がある。 【0005】そのため、蛍光ランプの管径を小さくすることによって表面積を小さくして、最冷部温度を上昇させている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蛍光ランプの電極付近から放出される熱は照明器具の反射板を通過して照明器具の上面まで達して、そこから放出されてしまう。そのため、蛍光ランプの周囲温度が上昇し難くなり、ガラスバルブが細くて、長い蛍光ランプでは、蛍光ランプの最冷部温度が最適温度まで上昇せず、ランプ効率を有効に高めることができないという問題がある。 【0007】本発明は上記従来の問題を解決するためになされたものである。即ち、ランプ効率を向上させることができる照明器具を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決しようとする手段】請求項1の発明の照明器具は、ガラスバルブの外径が20mm以下であり、かつ前記ガラスバルブの長手方向における単位長さ当たりの消費電力が0.35W/cmである片口金の蛍光ランプを装着して、前記蛍光ランプを点灯させる照明器具本体と;前記蛍光ランプの最冷部温度を45℃以上にする、断熱機能を有する断熱部材と;を具備することを特徴とする。 【0009】本発明及び以下の各発明において、特に言及しない限り用語の定義及び技術的意義は次のとおりとする。 【0010】本発明の照明器具に装着される蛍光ランプは、例えばU字管やH管のような形状のガラスバルブを使用した蛍光ランプが挙げられるが、これらに限定されない。また、最冷部とは、ガラスバルブの最も温度が低い部分をいう。 【0011】さらに、断熱部材としては、例えば、ガラスウール、ロックウールのような無機繊維、発砲プラスチックスのような合成樹脂が挙げられる。また、断熱部材の設置箇所としては、例えば蛍光ランプに近接した位置、或いは照明器具の上面に接した位置が挙げられるが、これらに限定されない。 【0012】ここで、蛍光ランプの最冷部温度を45℃以上と規定したのは、45℃未満であると、最冷部温度が低いため、ランプ効率を向上させることができないからである。 【0013】請求項1の発明の照明器具では、ガラスバルブの外径が20mm以下であり、かつ前記ガラスバルブの長手方向における単位長さ当たりの消費電力が0.35W/cmである片口金の蛍光ランプを装着して、前記蛍光ランプを点灯させる照明器具本体と;前記蛍光ランプの最冷部温度を45℃以上にする、断熱機能を有する断熱部材と;を具備するので、ランプ効率を向上させることができる。 【0014】請求項2の発明の照明器具は、請求項1記載の照明器具の照明器具であって、前記断熱部材が、前記最冷部温度を45〜60℃にすることを特徴とする。 【0015】ここで、最冷部温度を45〜60℃と規定したのは、前記範囲を下回ると、蛍光ランプ内に存在する電子と水銀蒸気との衝突確率が低くなり、有効にランプ効率を向上させることができないからであり、前記範囲を上回ると、25.37nmの波長の紫外線が、共鳴輻射線であるため、正常準位の水銀蒸気により吸収される量が多くなり、有効にランプ効率を向上させることができないからである。 【0016】請求項2の発明の照明器具では、前記断熱部材が、前記最冷部温度を45〜60℃にするので、有効にランプ効率を向上させることができる。 【0017】請求項3の発明の照明器具は、請求項1又は2記載の照明器具であって、前記断熱部材は、熱伝導率が10W/m・K以下であるとともに前記蛍光ランプから発せられる光を反射する反射機能を有しており、かつ前記蛍光ランプに近接した位置に配設されていることを特徴とする。 【0018】ここで、熱伝導率が10W/m・K以下と規定したのは、前記数値を上回ると、熱伝導率が大きいため、有効に断熱効果が得られなく、有効に最冷部温度を上昇させることができないからである。 【0019】請求項3の発明の照明器具では、前記断熱部材は、熱伝導率が10W/m・K以下であるとともに前記蛍光ランプから発せられる光を反射する反射機能を有しており、かつ前記蛍光ランプに近接した位置に配設されているので、よりランプ効率を向上させることができる。 【0020】請求項4の発明の照明器具は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明器具であって、前記断熱部材は、非金属と前記非金属を挟持する金属とから構成されていることを特徴とする。 【0021】非金属としては、例えば、ガラスウール、或いは発砲プラスチックのような合成樹脂を使用することができるが、特に限定されない。 【0022】また、金属としては、例えば鋼或いはアルミニウムを使用することができるが、特に限定されない。さらに、金属の形状としては、例えば板状や袋状に形成されたものが挙げられる。 【0023】請求項4の発明の照明器具では、前記断熱部材は、非金属と前記非金属を挟持する金属とから構成されているので、断熱効果を有効に得ることができる。 【0024】請求項5の発明の照明器具は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明器具であって、前記断熱部材は、非金属から構成されていることを特徴とする。 【0025】請求項5の発明の照明器具では、前記断熱部材は、非金属から構成されているので、断熱効果を有効に得ることができる。 【0026】請求項6の発明の照明器具は、請求項5記載の照明器具であって、前記断熱部材が、前記断熱部材の全体積に対して20%以上の空隙を有していることを特徴とする。 【0027】ここで、断熱部材が、断熱部材の全体積に対して20%以上の空隙を有していると規定したのは、前記数値以上であると、空隙で断熱効果をより有効に得ることができるからである。 【0028】請求項6の発明の照明器具では、前記断熱部材が、前記断熱部材の全体積に対して20%以上の空隙を有しているので、断熱効果をより有効に得ることができる。 【0029】請求項7の発明の照明器具は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明器具であって、前記断熱部材は、少なくとも2枚以上の離間した板状部材を有していることを特徴とする。 【0030】板状部材は、金属、非金属、或いは金属と非金属との組合せのいずれであっても良い。 【0031】請求項7の発明の照明器具では、前記断熱部材は、少なくとも2枚以上の離間した板状部材を有しているので、断熱効果を有効に得ることができる。 【0032】請求項8の発明の照明器具は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の照明器具であって、断熱機能を有し、かつ前記蛍光ランプの口金から離れた位置にある前記ガラスバルブの端部を保持する保持具をさらに具備することを特徴とする。 【0033】保持具は、断熱機能を有していればよく材質は特に限定されない。 【0034】請求項8の発明の照明器具では、断熱機能を有し、かつ前記蛍光ランプの口金側のガラスバルブ端部と異なるガラスバルブ端部を保持する保持具をさらに具備するので、前記蛍光ランプの外観を美しくすることができる。 【0035】 【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発明の第1の実施の形態に係る照明装置について説明する。図1は、本実施の形態に係る照明装置を模式的に示した斜視図であり、図2は、本実施の形態に係る照明装置を模式的に示した垂直断面図であり、図3は、本実施の形態に係る保持具を模式的に示した垂直断面図である。図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る照明装置1は、蛍光ランプ2と、蛍光ランプ2を装着して蛍光ランプ2を点灯させる照明器具3と、から構成されている。 【0036】本実施の形態に係る蛍光ランプ2は、例えばソーダライムガラスから形成された外径が20mm以下であるU字状のガラスバルブ21と、後述するソケット34に装着する口金22と、から外観を構成している。 【0037】ガラスバルブ21内には、希ガス及び水銀が封入されているとともに、放電を生じさせる図示しない一対の放電電極が配設されている。また、ガラスバルブ21内壁面上には図示しない蛍光体が形成されており、口金22を介して電圧を放電電極に印加することにより放電が生じ、蛍光体が発光するようになっている。 【0038】また、この蛍光ランプ2は、ガラスバルブ21の長手方向における単位長さ当たりの消費電力が0.35W/cm以下である。 【0039】なお、本実施の形態に係る蛍光ランプ2は片口金の蛍光ランプである。このような片口金の蛍光ランプ2は、一対の放電電極が口金22側に配設されているため、放電空間を長くすることができる。 【0040】照明器具3は、照明器具本体31を備えている。照明器具本体31は、主に、例えば鉄のような金属から形成された筐体32と、この筐体32内に配設された蛍光ランプ2を点灯させる点灯装置33と、例えばセラミックスから形成された蛍光ランプ2を装着するためのソケット34と、から構成されている。 【0041】筐体32は、具体的には例えば、上面が閉口し、かつ下面が開口した浅い箱型に形成されている。 【0042】点灯装置33は、例えば図示しないスタータのような始動装置と、ランプ電流を規定値に制限する図示しない安定器と、から構成されている。始動装置や安定器は、具体的には例えば、回路基板の両面に電解コンデンサ、トランジスタのような複数の電子部品を配設して形成される。 【0043】また、ソケット34は、長手方向の筐体32内壁面に取り付けられており、このソケット34に蛍光ランプ2の口金22を装着することにより蛍光ランプ2を点灯させることができるようになっている。 【0044】筐体32の内側空間には、略逆V字状に形成された10W/m・k以下の熱伝導率を有する断熱部材35が配設されている。 【0045】この断熱部材35は、例えば、金属としての鋼板36と、金属としての鋼板36に取り付けられた袋状のアルミニウム箔37と、アルミニウム箔37の袋の中に収容された非金属としてのガラスウール38と、から構成されている。 【0046】また、この断熱部材35は蛍光ランプ2から発せられる光を反射する反射機能を有している。さらに、鋼板36の蛍光ランプ2側の表面上は白色なるように塗装が施されている。この塗装を施すことにより蛍光ランプ2から発せられる光をより多く反射できるようになっている。 【0047】本実施の形態では、蛍光ランプ2を装着する付近に、最冷部温度を45℃以上にする断熱部材35を配設するので、本実施の形態に係る蛍光ランプ2を使用した場合であっても、ランプ効率を向上させることができる。 【0048】即ち、蛍光ランプ2の放電電極から発せられる熱は、ガラスバルブ21を介して、断熱部材35に到達する。ここで、この断熱部材35は、断熱機能を有するので、熱が断熱部材35を通過し難い。そのため、蛍光ランプ2を保温することができ、最冷部温度を45℃以上にすることができる。最冷部温度が45℃以上なると、ガラスバルブ21内の水銀の蒸気圧も高くなるので、ガラスバルブ21内に、より多くの水銀蒸気が存在するようになる。従って、電子と水銀蒸気との衝突確率が大きく、全体として水銀蒸気から発せられる紫外線が多くなる。よって、蛍光体をより発光させることができるので、ガラスバルブ21の外径が20mm以下であり、かつガラスバルブ21の長手方向における単位長さ当たりの消費電力が0.35W/cm以下である蛍光ランプ2を使用した場合であっても、ランプ効率を向上させることができる。 【0049】また、断熱部材35によって、最冷部温度を45〜60℃にすることが好ましい。前記範囲は最冷部の最適温度であるので、ランプ効率をより高めることができる。具体的には例えば、外径が15、5mm、かつ長さが240cmの蛍光ランプを用いて、170mAのランプ電流を流した場合には、最冷部温度が45〜60℃の範囲で110lm/W以上のランプ効率が得られる。 【0050】また、断熱部材35が蛍光ランプ2に近接した位置に配設されているので、照明器具3の筐体32への伝熱を低減することができ、効率良く最冷部温度を上昇させることができる。 【0051】さらに、断熱部材35が反射機能を有しているので、別途反射板を設ける必要がなく、コストの低減を図ることができる。 【0052】また、ガラスバルブ21の長手方向におけるソケット34と対向する位置には、保持具39が配設されており、口金22側のガラスバルブ端部21aと異なるガラスバルブ端部21bを保持するようになっている。 【0053】この保持具39は、具体的には例えば、心材40と、心材40を被覆した熱伝導率が10W/m・K以下である合成樹脂41と、から構成されている。 【0054】心材40としては、例えば、鋼を使用することができる。また、合成樹脂41としては、例えば、ポリイミド、フェノール樹脂、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリブチレンテレフタレート、ABS樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレン、及びポリプロピレンを使用することができる。 【0055】本実施の形態では、断熱機能を有し、かつ口金22側のガラスバルブ端部21aと異なるガラスバルブ端部21bを保持する保持具39を備えるので、外観を美しくすることができる。 【0056】即ち、保持具がガラスバルブ21に接触するため、保持具によって保持される部分が最冷部になり易い。最冷部は、他の部分に比べて温度が低いので、水銀が集まり易く、黒ずみが形成され易い。従って、保持具でガラスバルブ端部21b以外の部分を保持すると、黒ずみが際立ち外観上好ましくない。そのため、ガラスバルブ端部21bに最冷部を移動させた方が、外観上好ましいが、ガラスバルブ端部21bは、放電電極から最も離れているために、温度が低い。従って、保持具をガラスバルブ端部21bに取り付けると、温度がより低くなるため、より黒ずむ可能性がある。そこで、断熱機能を有する保持具39を使用することによって、ガラスバルブ端部21bに形成される最冷部温度を上昇させて、黒ずみを低減させる。よって、蛍光ランプ2の黒ずみを際立たせることなく、かつ黒ずみを低減させることができるので、蛍光ランプ2の外観を美しくすることができる。 【0057】また、合成樹脂41の中に心材40を存在させることにより、保持具39の強度を高めることができる。 【0058】(実施例)以下、実施例について説明する。本実施例では、第1の実施の形態に係る照明器具3を使用して、蛍光ランプ2の最冷部温度及び照度を測定した。 【0059】以下、測定条件について説明する。本実施例では、60W形の蛍光ランプを使用した。 【0060】また、本実施例では、外径が15mmであり、かつ長さが240cmのU字形のガラスバルブを使用した。 【0061】さらに、鋼板、アルミニウム箔、及びガラスウールの厚さは、それぞれ、約0.3mm、約0.1mm、及び約0.3mmとした。 【0062】また、本実施例に係る照明器具と比較するために、比較例として従来の照明器具についても測定した。なお、本実施例と従来例との蛍光ランプは同様のものを使用した。 【0063】測定結果を以下に示す。本実施例に係る照明器具に装着された蛍光ランプの最冷部温度は、約52℃であったのに対し、比較例に係る照明器具に装着された蛍光ランプの最冷部温度は、約42℃であった。 【0064】従って、本実施例に係る照明器具の方が、比較例に係る照明器具よりも、最冷部温度が高いということが確認された。 【0065】また、本実施例に係る照明器具の方が、比較例に係る照明器具よりも、照度が約10%高いということが確認された。 【0066】よって、本実施例に係る照明器具は、従来の照明器具よりもランプ効率が高いということが確認された。 【0067】(第2の実施の形態)以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、以下本実施の形態以降の実施の形態のうち先行する実施の形態と重複する内容については説明を省略する。 【0068】本実施の形態では、断熱部材35を、断熱部材35の全体積に対して20%以上の空隙を有している合成樹脂で形成する構成とした。図4は、本実施の形態に係る断熱部材35を模式的に示した垂直断面図である。図4に示すように、本実施の形態に係る断熱部材35は、例えば、発砲プラスチックのような合成樹脂42から形成されている。この断熱部材35には、断熱部材35の全体積に対して約20%以上の空隙43が形成されている。 【0069】このように、本実施の形態では、断熱部材35を、断熱部材35の全体積に対して約20%以上の空隙43を有している合成樹脂42で形成するので、空隙43により断熱効果を増大することができ、有効に蛍光ランプ2を保温することができる。従って、ランプ効率を向上させることができる。 【0070】(第3の実施の形態)本実施の形態では、断熱部材35を少なくとも2枚以上の離間した板状部材で形成する構成とした。図5は、本実施の形態に係る断熱部材35を模式的に示した垂直断面図である。図5に示すように、本実施の形態に係る断熱部材35は、3枚の板状部材44から構成されている。具体的には例えば、3枚の互いに離間した鋼板から構成されている。 【0071】各板状部材44は、約0.1mmの厚さに形成されているとともに、各板状部材44間は約3mmの空間を有している。 【0072】なお、本実施の形態に係る断熱部材35は、全体の熱伝導率が10W/m・K以下になっている。 【0073】このように、本実施の形態では、断熱部材35を少なくとも2枚以上の離間した板状部材44で形成するので、板状部材44間の空間により断熱効果を増大することができ、有効に蛍光ランプ2を保温することができる。従って、ランプ効率を向上させることができる。 【0074】なお、本発明は上記第1〜第3の実施の形態の記載内容に限定されるものではなく、構造や材質、各部材の配置等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。 【0075】図6は、変形例に係る照明装置1を模式的に示した垂直断面図である。例えば、上記第1〜第3の実施の形態では、断熱部材35を筐体32内側に配設しているが、図6に示すように、筐体32の上面に配設することも可能である。この場合には、断熱部材35は、アルミニウム箔37とガラスウール38とから構成されている。 【0076】また、上記第2の実施の形態では、断熱部材35を全体積に対して20%以上の空隙43を有した合成樹脂42から形成しているが、20%以上の空隙42が存在しない合成樹脂或いはガラスウールのような非金属で形成しても良い。 【0077】 【発明の効果】以上、詳説したように、請求項1の発明の照明器具によれば、ランプ効率を向上させることができる。請求項2の発明の照明器具によれば、有効にランプ効率を向上させることができる。請求項3の発明の照明器具によれば、よりランプ効率を向上させることができる。請求項4の発明の照明器具によれば、断熱効果を有効に得ることができる。請求項5の発明の照明器具によれば、断熱効果を有効に得ることができる。請求項6の発明の照明器具によれば、断熱効果をより有効に得ることができる。請求項7の発明の照明器具によれば、断熱効果を有効に得ることができる。請求項8の発明の照明器具によれば、蛍光ランプの外観を美しくすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003757 【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年2月2日(2001.2.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077849 【弁理士】 【氏名又は名称】須山 佐一
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| 【公開番号】 |
特開2002−231025(P2002−231025A) |
| 【公開日】 |
平成14年8月16日(2002.8.16) |
| 【出願番号】 |
特願2001−26935(P2001−26935) |
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