| 【発明の名称】 |
バックライト装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】石関 博文
【氏名】竹本 公
【氏名】能瀬 徹
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| 【要約】 |
【課題】小型化,薄型化できるとともに、電源投入後に短時間で最大輝度が得られるバックライト装置を提供する。
【解決手段】バックライト装置10は、透過型パネル11の裏面に沿う導光部材12と、導光部材12の端面に配置された円筒状の光源13と、光源13を覆うランプリフレクタ14とを有する。ランプリフレクタ14は、光源13の曲率半径に対応した円弧面14Aを備える。このバックライト装置10は、光源13と円弧面14Aとの離間寸法G1を0.2mm以上0.5mm以下とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 透過型パネルに拡散光を照射させるために、前記透過型パネルの裏面に沿って配置された板状の導光部材と、前記導光部材の端面に配置された円筒状の光源と、前記光源を覆うランプリフレクタとを有し、前記ランプリフレクタが前記光源の曲率半径に対応した円弧面を備えた断面略U字状に形成されたバックライト装置において、前記光源の周面と前記円弧面との離間寸法が0.2mm以上0.5mm以下であることを特徴とするバックライト装置。 【請求項2】 前記離間寸法が0.4mm未満であることを特徴とする請求項1に記載したバックライト装置。 【請求項3】 前記離間寸法が0.3mm以上0.35mm以下であることを特徴とする請求項2に記載したバックライト装置。 【請求項4】 前記光源の両端部を収容支持する略円筒状の支持部材を有し、前記支持部材の外周面が先端に向かって先細りとなる段付形成されているとともに、前記支持部材の小径部に前記ランプリフレクタが支持されていることを特徴とする請求項1に記載したバックライト装置。 【請求項5】 前記小径部における内周面および外周面のうちの少なくとも一方に凹部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載したバックライト装置。 【請求項6】 前記凹部が前記小径部の内外を連通していることを特徴とする請求項5に記載したバックライト装置。 【請求項7】 前記凹部がスリットであることを特徴とする請求項6に記載したバックライト装置。 【請求項8】 前記凹部が前記導光部材に対して離れる方向に向けて配置されていることを特徴とする請求項5に記載したバックライト装置。 【請求項9】 前記凹部が複数設けられていることを特徴とする請求項5に記載したバックライト装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はバックライト装置に係り、透過型の液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)等に拡散光を照射するために用いられるエッジライト型のバックライト装置に関する。 【0002】 【従来の技術】図6に示すように、従来の平面パネル表示装置60は、金属製のフロントケース1と金属製のリアケース3と、表示パネル2と、バックライト装置4および拡散シート5等から構成されている。すなわち、平面パネル表示装置60は、フロントケース1とリアケース3との間に、表示パネル2およびこの表示パネル2の背面側に拡散シート5ならびにバックライト装置4がはさまれて保持されるように構成され、このバックライト装置4により表示パネル2に平行光が透過されて所定の文字,数字,記号,図形等を表示する。 【0003】表示パネル2は、二枚のガラス基板をスクライブライン側を外側にして貼り合わせて該二枚のガラス基板の隙間に液晶が注入され、ガラス基板の外側に偏光板が貼付けられている構成である。 【0004】バックライト装置4は、透過型パネルの裏面に沿って配置された板状の導光部材4Aと、導光部材4Aの端面に配置された円筒状の光源4Bと、光源4Bを覆うランプリフレクタ4Cとを有するエッジライト型とされ、光源から発した光をランプリフレクタ4Cにより反射させて全て導光部材4Aに入射させることにより、光源4Bの光を平面光としてLCDに照射させる。 【0005】光源4Bは、例えば冷陰極蛍光管とされ、両端部を支持する支持部材4D,4Dにより給電されるとともに、導光部材4Aに対する離間寸法が保持されている。 【0006】一方、ランプリフレクタ4Cは、例えば白PETフィルム等の樹脂フィルムの片面にアルミニウム,銀,プリオレフィン等が蒸着あるいは接着されているとともに、光源4Bにおける外周面の曲率半径に対応した円弧面を備えた断面略U字状に形成されている。このようなランプリフレクタ4Cは、反射効率や導光部材4Aに対する導光効率等を考慮し、かつ、バックライト装置4を小型化,薄型化するために、光源4Bの外周面に対する円弧面の離間寸法が1.0mm以下に設定されている場合が多い。 【0007】そして、近年では、各種装置をさらに小型化,薄型化するために、光源4Bの周面にランプリフレクタ4Cの円弧面を密着させたバックライト装置4が多用されている(従来例)。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、バックライト装置に用いられる光源4Bは、図3に示すように、自己発熱により周面温度が40℃前後に達したときに最大輝度が得られる傾向にある。 【0009】しかしながら、前述した従来例は、光源4Bの周面にランプリフレクタ4Cの円弧面が密着しているため、光源4Bの自己発熱がランプリフレクタ4Cを介して外部に放熱され易く、電源を投入してから一定時間が経過するまで所望の輝度が得られないという不都合がある。 【0010】本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は小型化,薄型化できるとともに、電源投入後に短時間で最大輝度が得られるバックライト装置を提供することにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は、透過型パネルに拡散光を照射させるために、前記透過型パネルの裏面に沿って配置された板状の導光部材と、前記導光部材の端面に配置された円筒状の光源と、前記光源を覆うランプリフレクタとを有し、前記ランプリフレクタが前記光源の曲率半径に対応した円弧面を備えた断面略U字状に形成されたバックライト装置を前提としている。 【0012】そして、本発明者らは、前述した目的を達成するために、光源における外周面およびランプリフレクタのける円弧面間の離間寸法と、電源投入後に光源の最大輝度が得られるまでの時間との相関関係を模索した結果、光源の外周面と、ランプリフレクタの円弧面との間の離間寸法が0.2mm以上0.5mm以下であれば、所望の効果を得られることを見出し、この離間寸法が0.4mm未満であれば効果が顕著化し、さらに離間寸法が0.3mm以上0.35mm以下であることが特に好ましいことを見出した。 【0013】このため、本発明は、請求項1に記載したように、前記光源の周面と前記円弧面との離間寸法が0.2mm以上0.5mm以下であることを特徴とし、請求項2に記載したように前記離間寸法が0.4mm未満であることを特徴とし、請求項3に記載したように前記離間寸法が0.3mm以上0.35mm未満であることを特徴としている。 【0014】また、本発明は、請求項4に記載したように、前記光源の両端部を収容支持する略円筒状の支持部材を有し、前記支持部材の外周面が先端に向かって先細りとなる段付形成されているとともに、前記支持部材の小径部に前記ランプリフレクタが支持されていることを特徴としている。 【0015】ここで、支持部材としては、光源に対して給電する電子部品を収納するため、例えばシリコーン樹脂等の絶縁性を有する材質により適宜な形状に形成しておけばよい。そして、これらのような支持部材としては、小径部の内周面に光源の外周面が密着するように形成しておくとともに、小径部の肉厚寸法を0.5mm以下に設定しておけばよい。 【0016】このように構成されたバックライト装置においては、支持部材の小径部にランプリフレクタが支持されるため、あらかじめ小径部の内周面に光源の外周面が密着するように形成しておくとともに、小径部の肉厚寸法を0.5mm以下に設定しておけば、光源の外周面とランプリフレクタの円弧面との間の離間寸法を確実に所望値に維持できることになる。 【0017】さらに、本発明は、請求項5に記載したように、前記小径部における内周面および外周面のうちの少なくとも一方に凹部が設けられていることを特徴としている。 【0018】ここで、凹部としては、内周面の母線あるいは外周面の母線に沿う溝状に形成しておく構造や、任意形状の窪みを形成しておく構造や、あるいは内外を連通する切欠を形成しておく構造等を採用できる。このような凹部としては、寸法,形態,位置,数等は任意である。 【0019】このように構成されたバックライト装置においては、小径部の内周面あるいは外周面に凹部が設けられているため、支持部材が光源を収容支持していても、凹部により支持部材と光源との間、あるいは支持部材とランプリフレクタとの間に空気層が部分的に設けられることになり、小径部の内周面あるいは外周面に凹部を設けない場合に比較して断熱効果を向上できることになる。 【0020】また、このバックライト装置においては、小径部の内周面あるいは外周面に凹部が設けられているため、射出成形により製造された支持部材の小径部における直径寸法あるいは内径寸法に誤差が生じていても、光源あるいはランプリフレクタを支持部材に取り付けるにあたって、凹部が変形することにより小径部の直径寸法あるいは内径寸法が規定値に修正され、これにより設計上の寸法精度が得られることになる。 【0021】そして、本発明においては、請求項6に記載したように、前記凹部が前記小径部の内外を連通しているため、前述した空気層の層厚み寸法を最大値にでき、これにより断熱効果が最大限得られることになる。 【0022】特に、本発明においては、請求項7に記載したように、前記凹部がスリットであるため、比較的発熱が顕著な光源の最端部に対しても空気層を形成できることになる。 【0023】次に、本発明においては、請求項8に記載したように、前記凹部が前記導光部材に対して離れる方向に向けて配置されているため、外部に対して熱伝導し易いランプリフレクタに対して良好な断熱性が得られることになる。 【0024】また、本発明においては、請求項9に記載したように、前記凹部が複数設けられているため、例えば少なくとも1つの凹部が導光部材に対して離れる方向に向くように、小径部の軸線を中心とした放射位置にそれぞれ凹部を設けておけば、外部に対して熱伝導し易いランプリフレクタに対して良好な断熱性が得られるとともに、導光部材に対する光源の直接照射光を被覆せず、照射効率を向上できることになる。 【0025】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。 【0026】まず、本発明に係る実施形態のバックライト装置が用いられる平面パネル表示装置について、図6を用いて説明する。 【0027】図6に示すように、平面パネル装置60は、金属製のフロントケース1と金属製のリアケース3と、表示パネル2と、バックライト装置4および拡散シート5等から構成されたエッジライト型である。すなわち、この平面パネル表示装置60は、フロントケース1とリアケース3との間に、表示パネル2およびこの表示パネル2の背面側に拡散シート5ならびにバックライト装置4がはさまれて保持されるように構成され、このバックライト装置4により表示パネル2に平行光が透過されて所定の文字,数字,記号,図形等を表示する。 【0028】次に、本発明に係る実施形態のバックライト装置について説明する。 【0029】図1は、本発明に係る実施形態のバックライト装置を示す要部斜視図および要部断面図であり、図6におけるA部の拡大図である。 【0030】図1に示すように、本発明の実施形態であるバックライト装置10は、例えばディジタルカメラの背部に設けられるTFT−LCD等の透過型パネル11(図1(A)参照)に拡散光を照射させるために、透過型パネル11の裏面に沿って配置された板状の導光部材12と、導光部材12の端面に配置された円筒状の光源13と、光源13を覆うランプリフレクタ14と、光源13の両端部を収容支持する略円筒状の支持部材15(一方のみ図示)とを有している。 【0031】導光部材12は、例えば透明アクリル樹脂等により平面略長方形に形成されていて、表面に対して裏面が傾斜した断面略楔状とされている。 【0032】光源13は、冷陰極蛍光管とされ、導光部材12の短辺端面に対して所定間隔で配置されている。 【0033】ランプリフレクタ14は、断面略U字状に形成されていて、その円弧面14Aの曲率半径が光源13における外周面の曲率半径に対応している。このようなランプリフレクタ14は、例えばポリオレフィンが接着された白PETフィルムや、アルミニウム,銀等が蒸着されたポリエステルフィルム等が採用されている。 【0034】図2にも示すように、支持部材15は、導光部材12の短辺端面に取り付けられる支持部16と、支持部16に支持された円筒状の小径部17とを含んで構成されている。 【0035】支持部16は、導光部材12の短辺端面に密着可能な平坦面16Aが設けられているとともに、光源13の両端部に対して電気的に接続可能な接続部品18(図2参照)が収容されている。この支持部16は、接続部品18の電気的な絶縁性を確保するために、接続部品18の外側面に対する肉厚寸法が0.4mm以上となるように形成されている。 【0036】一方、小径部17は、支持部16の外側面に対して外周面が段差となるように形成されているとともに、光源13の外周面に密着可能な内径寸法を有し、当該小径部17の軸線を中心とする放射位置に3つのスリット19A,19B,19Cが設けられている。スリット19A,19B,19Cは所定幅寸法を有し、小径部17の内外を連通するように、小径部17の開放端部から母線に沿って所定長さ連続している。この小径部17は、スリット19Aが導光部材12に対して離れる方向に向けて配置されている。 【0037】このような小径部17は、肉厚寸法が0.2mm以上0.5mm以下、好ましくは0.4mm未満、特に好ましくは0.3mm以上0.35mm以下に設定されている。 【0038】そして、以上のような支持部材15は、例えばシリコーン樹脂等の絶縁性を有する適宜な材質により、支持部16および小径部17が一体成形されていて、小径部17を覆うようにランプリフレクタ14が支持される。 【0039】従って、このバックライト装置10は、光源13の外周面と、ランプリフレクタ14の円弧面14Aとの間の離間寸法G1が0.5mm以下に維持される。 【0040】前述したバックライト装置10によれば、光源13の外周面と、ランプリフレクタ14の円弧面14Aとの間の離間寸法G1が0.2mm以上0.5mm以下であるため、従来に比較して全体形状を小型化,薄型化できるとともに、光源13にランプリフレクタ14が密着している場合に比較して、光源13の自己発熱が外部に放熱され難く、これにより電源を投入してから短時間で所望の輝度が得られる。 【0041】特に、このバックライト装置10によれば、離間寸法G1を0.4mm未満であれば顕著な効果が得られ、さらに離間寸法G1が0.3mm以上0.35mm未満であれば格段に優れた効果が得られる。 【0042】また、バックライト装置10によれば、支持部材15の小径部17にランプリフレクタ14が支持されるため、離間寸法G1を確実に所望値に維持できる。 【0043】特に、このバックライト装置10によれば、小径部17に凹部であるスリット19A,19B,19Cが設けられているため、これらのスリット19A,19B,19C内部が空気層となって、小径部17にスリットを設けない場合に比較して断熱効果を向上できる。 【0044】また、このバックライト装置10によれば、小径部17にスリット19A,19B,19Cが設けられているため、射出成形により製造された小径部17の直径寸法あるいは内径寸法に誤差が生じていても、光源13あるいはランプリフレクタ14を支持部材14に取り付けるにあたって、各スリット19A,19B,19Cが変形することにより誤差が規定値に修正され、これにより設計上の寸法精度が得られる。 【0045】さらに、前述したバックライト装置10によれば、そして、各スリット19A,19B,19が小径部17の内外を連通しているため、前述した空気層の層厚み寸法を最大値にでき、これにより断熱効果が最大限得られる。 【0046】特に、これらの空気層が各スリット19A,19B,19Cにより設けられるため、比較的発熱が顕著な光源13の最端部に対しても空気層を形成できる。 【0047】また、このようなバックライト装置10によれば、スリット19Aが導光部材12に対して離れる方向に向けて配置されているため、外部に対して熱伝導し易いランプリフレクタ14に対して良好な断熱性が得られる。 【0048】そして、スリット19B,19Cが導光部材12に向けて配置されているため、導光部材12に対する光源13の直接照射光を被覆せず、照射効率を向上できる。 【0049】次に、本発明に基づいてバックライト装置を複数試作して実施例とし、従来構造を有するバックライト装置を比較例として比較したので、表1を参照しながら結果を説明する。 【0050】 【表1】
【0051】なお、表1において、各実施例および各比較例は、基本的な構造,材質は同一であり、光源とランプリフレクタとの離間寸法を変えたものである。 【0052】また、参考までに、図3に光源における外周面温度と輝度との相関関係を示す。 【0053】そして、各実施例および各比較例は、光源における外周面温度が所望温度に到達するまでの時間(温度上昇速度)と、透過型パネルの表面における輝度とを考慮し、総合評価として、◎…優れている,○…良好,△…可,×;…不可の四段階に評価した。 (実施例1)光源とランプリフレクタとの離間寸法を0.35mmに設定したところ、温度上昇速度が極めて早いとともに、輝度が極めて高く、総合評価が◎となった。 (実施例2)光源とランプリフレクタとの離間寸法を0.3mmに設定したところ、温度上昇速度が極めて早いとともに、輝度が極めて高く、総合評価が◎となった。 (実施例3)光源とランプリフレクタとの離間寸法を0.2mmに設定したところ、温度上昇速度が早いとともに、輝度が高く、総合評価が○となった。 (実施例4)光源とランプリフレクタとの離間寸法を0.4mm未満に設定したところ、温度上昇速度が早いとともに、輝度が高く、総合評価が○となった。 (実施例5)光源とランプリフレクタとの離間寸法を0.5mmに設定したところ、温度上昇速度および輝度が許容範囲内であり、総合評価が△となった。 (比較例1)光源とランプリフレクタとを密着させたところ、温度上昇速度が遅いとともに、輝度が低く、総合評価が×;となった。 (比較例2)光源とランプリフレクタとの離間寸法を0.6mmに設定したところ、温度上昇速度が遅いとともに、輝度が低く、総合評価が×;となった。 【0054】以上の結果から、光源とランプリフレクタとの離間寸法が0.2mm以上0.5mm以下である実施例1ないし実施例5は、比較例1および比較例2に比較して温度上昇速度が早いとともに輝度が高く、これにより優れた総合評価を得られたことが判る。 【0055】特に、離間寸法が0.4mm未満である実施例1ないし実施例4は、実施例5に比較して、温度上昇速度が早いとともに輝度が高いことが判る。 【0056】そして、離間寸法が0.3mm以上0.35mm以下である実施例1および実施例2は、実施例3および実施例4に比較して、極めて優れた総合評価を得ていることが判る。 【0057】なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能である。 【0058】例えば、前述した実施形態においては、支持部材の小径部に複数のスリットが設けられた構造が例示されていたが、図4および図5に示す支持部材45,55も本発明に含まれる。 【0059】すなわち、図4に示す支持部材45は、小径部47の外周面における放射位置に凹部として幅広の溝49A,49B,49C,49Dが形成され、小径部47の内周面における放射位置に凹部として幅広の溝49E,49F,49G,49Hが形成されている。 【0060】一方、図5に示す支持部材55は、小径部57の内外を連通する連通孔59が多数設けられている。 【0061】これらの支持部材45,55によっても、前述した実施形態と同様な効果が得られる。 【0062】その他、前述した実施形態において例示した透過型パネル,導光部材,光源,ランプリフレクタ,円弧面,支持部材,小径部,凹部等の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。 【0063】 【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれば、請求項1に記載したように、光源における外周面およびランプリフレクタのける円弧面間の離間寸法0.2mm以上0.5mm以下であるため、小型化,薄型化できるとともに、電源投入後に短時間で最大輝度が得られる。 【0064】また、本発明によれば、請求項2に記載したように離間寸法が0.4mm未満であれば効果が顕著化し、請求項3に記載したように離間寸法が0.3mm以上0.35mm以下であることが特に好ましい。 【0065】さらに、本発明によれば、請求項4に記載したように、支持部材の小径部にランプリフレクタが支持されるため、小径部の肉厚寸法を0.5mm以下に設定しておけば、光源の外周面とランプリフレクタの円弧面との間の離間寸法を確実に所望値に維持できる。 【0066】さらに、本発明によれば、請求項5に記載したように、小径部の内周面あるいは外周面に凹部が設けられているため、小径部の内周面あるいは外周面に凹部を設けない場合に比較して断熱効果を向上できるとともに、凹部が変形することにより小径部の寸法誤差を規定値に修正して設計上の寸法精度が得られる。 【0067】そして、本発明によれば、請求項6に記載したように、凹部が小径部の内外を連通しているため、前述した空気層の層厚み寸法を最大値にでき、これにより断熱効果が最大限得られる。 【0068】特に、本発明によれば、請求項7に記載したように、凹部がスリットであるため、比較的発熱が顕著な光源の最端部に対しても空気層を形成できる。 【0069】また、本発明によれば、請求項8に記載したように、凹部が導光部材に対して離れる方向に向けて配置されているため、外部に対して熱伝導し易いランプリフレクタに対して良好な断熱性が得られる。 【0070】そして、本発明によれば、請求項9に記載したように、凹部が複数設けられているため、ランプリフレクタに対する良好な断熱性が得られるとともに、導光部材に対する光源の直接照射光を被覆せず、照射効率を向上できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001889 【氏名又は名称】三洋電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年9月18日(2000.9.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111383 【弁理士】 【氏名又は名称】芝野 正雅
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| 【公開番号】 |
特開2002−93231(P2002−93231A) |
| 【公開日】 |
平成14年3月29日(2002.3.29) |
| 【出願番号】 |
特願2000−282171(P2000−282171) |
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