| 【発明の名称】 |
カバー取付構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】竹村 博行
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| 【要約】 |
【課題】周囲環境の変化によるカバーの収縮に対してカバーとねじとの間のすき間を目立たなくすることができるカバー取付構造を提供する。
【解決手段】両端にねじ受け部1を有する本体14に被さってねじ受け部1にねじ2を嵌合して取付けられるカバー5のカバー取付構造であって、ねじ2はつまみ部8およびねじ部9を有し、カバー5はねじ受け部1に対向する両端部にねじ部9が貫通しつまみ部8が係合可能な貫通穴部11とこの貫通穴部11を底部としてつまみ部8を収納する凹状の収納部12を有し、本体14のねじ受け部1と貫通穴部11との間にクリアランスを形成している。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 両端にねじ受け部を有する本体に被さって前記ねじ受け部にねじを嵌合して取付けられるカバーのカバー取付構造であって、前記ねじはつまみ部およびねじ部を有し、前記カバーは前記ねじ受け部に対向する両端部に前記ねじ部が貫通し前記つまみ部が係合可能な貫通穴部とこの貫通穴部を底部として前記つまみ部を収納する凹状の収納部を有し、前記本体の前記ねじ受け部と前記貫通穴部との間にクリアランスを形成したカバー取付構造。 【請求項2】 前記ねじが、前記つまみ部と前記ねじ部との間に前記貫通穴部を通るねじなし段部を有する請求項1記載のカバー取付構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、例えば照明器具の器具本体と、この器具本体の前面を被覆するカバーをねじを用いて接合する場合などの、カバー取付構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図4(a)に示すように、器具本体100の両端にねじ101を受けるねじ受け部(雌ねじ)102を形成し、器具本体100に被さるカバー103にねじ101を挿通する貫通孔104を形成し、ねじ101を貫通孔104に通してねじ受け部102にねじ込み、カバー103を器具本体100に固定する。またねじ101が段付ねじの場合、貫通孔104は段部101aを挿通する大きさとし、段部101aの先端がねじ受け部102に当接してねじ101が固定され、貫通孔104は段部101aに位置する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】図4(b)に示すよう、カバー103が縮むと貫通孔104が段部101a上を嵌合部102側に移動して、ねじ頭部とカバー103との間の隙間105に段部101aが現れ、これが目立って外観が悪くなる。 【0004】図4(c)に示すように、ねじ101の頭部とカバー103との間に隙間が形成されないようにカバー103の寸法を設定すると、カバー103が膨張して延びたとき、カバー103の端部がねじ101の頭部に規制されて変形する。 【0005】このように、従来の技術では、周囲環境の変化によるカバーの伸縮によりカバー端面が変形したり、カバーとねじとの接合面に隙間を生じるということが起こり、外観上見苦しいという問題があった。 【0006】したがって、この発明の目的は、上記に鑑みてなされたもので、周囲環境の変化によるカバーの収縮に対してカバーとねじとの間のすき間を目立たなくすることができるカバー取付構造を提供することである。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1記載のカバー取付構造は、両端にねじ受け部を有する本体に被さって前記ねじ受け部にねじを嵌合して取付けられるカバーのカバー取付構造であって、前記ねじはつまみ部およびねじ部を有し、前記カバーは前記ねじ受け部に対向する両端部に前記ねじ部が貫通し前記つまみ部が係合可能な貫通穴部とこの貫通穴部を底部として前記つまみ部を収納する凹状の収納部を有し、前記本体の前記ねじ受け部と前記貫通穴部との間にクリアランスを形成したものである。 【0008】請求項1記載のカバー取付構造によれば、カバーが収縮してクリアランスが小さくなると同時に貫通穴部とつまみ部との間に隙間ができるが、つまみ部が収納部に収納されているため、外部からすき間が目立たない。 【0009】請求項2記載のカバー取付構造は、請求項1において、前記ねじが、前記つまみ部と前記ねじ部との間に前記貫通穴部を通るねじなし段部を有するものである。 【0010】請求項2記載のカバー取付構造によれば、請求項1と同様な効果がある。 【0011】 【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1から図3により説明する。すなわち、このカバー取付構造は、両端にねじ受け部1を有する本体14にカバー5が被さって、ねじ受け部1にねじ2を嵌合して取付けるものである。実施の形態の本体14は照明器具の器具本体であり、両端にソケット台3を設け、ソケット台3にねじ受け部1を設けるとともにランプソケット4を設け、本体14の中間部に電源線挿入穴6および安定器7を設け、ランプソケット4間に例えば直管の蛍光ランプ(図示せず)が装着される。 【0012】ねじ2は、つまみ部8およびねじ部9を有し、つまみ部8とねじ部9との間にねじなし段部10を有する。ねじ2はねじ受け部1にねじ部9がねじ込められねじなし段部10が当接すると係止する。 【0013】カバー5は、ねじ受け部1に対向する両端部に、ねじ部9が貫通しつまみ部8が係合可能な貫通穴部11とこの貫通穴部11を底部としてつまみ部8を収納する凹状の収納部12を有する。実施の形態のカバー5は本体14の全体に被さる箱形をなし、開口縁部の両側に本体14の両側に係止しうる返り片15を形成している。収納部12は貫通穴部11側が細くなる円錐台形に形成され、ねじ2のねじなし段部10は貫通穴部11を通り、つまみ部8は収納部12の一部を収納し残部がカバー5の端面より外方に突出している。ねじ2のつまみ部8の一部はカバー5の収縮を考慮しても十分に長く収納部12に収納されるように収納部12を深く形成しているので、カバー5の収縮によるカバー5とねじ2との接合面に隙間を生じることを回避できる。すなわち、カバー5の両端の収納部12までの内寸と本体14のねじ受け部1までの寸法の差である可動クリアランスH1 よりもねじ2のつまみ部8の長さを長くしている。また本体14のねじ受け部1とカバー5の貫通穴部11との間には十分なクリアランスを形成しており、これによりつまみ部8とねじ受け部1との間、すなわち実施の形態ではねじなし段部10を貫通穴部11が移動可能となるようなすき間が形成され、カバー5の膨張によるカバー端面の変形をも回避できる。 【0014】図2は、周囲環境によりカバー5が膨張した場合である。この場合、つまみ部8とねじ受け部1との間にすき間があるため、貫通穴部11はねじなし段部10上をつまみ部8側に移動し、つまみ部8のカバー5の表面からの突出量が小さくなる。 【0015】図3は、周囲環境によりカバー5が収縮した場合である。この場合、貫通穴部11はねじなし段部10上をねじ部9側に移動し、カバー5の表面からつまみ部8の突出量が大きくなる。また貫通穴部11から収納部12内にねじなし段部10が現れるが、収納部12があるためカバー5の外面には突出して現れず、収納部12内に露出しているだけである。したがって、カバーの収縮によるねじの飛び出しを外観上目立たなくすることができ、外観を損なわない。 【0016】なお、カバー5の取付けに用いるねじ2の個数は、3個以上でもよい。 【0017】 【発明の効果】請求項1記載のカバー取付構造によれば、カバーが収縮してクリアランスが小さくなると同時に貫通穴部とつまみ部との間に隙間ができるが、つまみ部が収納部に収納されているため、外部からすき間が目立たない。 【0018】請求項2記載のカバー取付構造によれば、請求項1と同様な効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年8月11日(2000.8.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076174 【弁理士】 【氏名又は名称】宮井 暎夫
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| 【公開番号】 |
特開2002−56714(P2002−56714A) |
| 【公開日】 |
平成14年2月22日(2002.2.22) |
| 【出願番号】 |
特願2000−243516(P2000−243516) |
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