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【発明の名称】 ラインフリッカ
【発明者】 【氏名】山中 剛

【氏名】門脇 一

【要約】 【課題】コンパクトに構成されても均一な照光状態を得られる安価なラインフリッカを提供する。

【解決手段】プリント基板16の一端にプリント基板面に略水平にLED11を配設し、このLED11を受光する透光性部材からなる導光板4を前記プリント基板16に載置する。そして導光板4を覆うとともにプリント基板16に嵌着する舌片3を形成した拡散部材からなるカバー1を設けてラインフリッカを構成する。また、前記導光板4はLED11から遠ざかるとともに基板載置面側から傾斜面6を形成して肉薄とし、しかも傾斜面6に反射拡散フィルム8を貼付ける。さらに、前記プリント基板16と前記導光板4間の空間部7に電子部品10を搭載する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 プリント基板と該プリント基板の一端に前記プリント基板面に略水平に発光体を配設し、該発光体を受光する透光性部材からなる導光板を前記プリント基板上に載置し、前記導光板を覆うとともに前記プリント基板に嵌着する掛止部を形成した拡散部材からなるカバーを設けたことを特徴とするラインフリッカ。
【請求項2】 前記導光板は発光体から遠ざかるとともに基板載置面側から傾斜面を形成して肉薄となり、しかも該傾斜面に反射拡散フィルムを貼付けたことを特徴とする請求項1記載のラインフリッカ。
【請求項3】 前記プリント基板と前記導光板間の空間部に電子部品を搭載したことを特徴とする請求項2記載のラインフリッカ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気・電子機器類に使用されるラインフリッカに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のラインフリッカの一例を表す断面図である。照光面を均一に発光させるため、複数の発光体をプリント基板上に搭載するとともに、拡散効率を良くするために発光体からカバーまでの距離を確保するためラインフリッカの高さを大きくする必要があった。また、必要な搭載部品も外部に取付ける必要があり、さらにラインフリッカ自体を大きくしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複数の発光体を使用することからコストが高く、また均一の照光面を得ようとするとラインフリッカ自体が大きくなり、装置の省スペース化の阻害要因となっていた。本発明は以上の欠点を解消し、コンパクトに構成されながら、均一な照光状態を得られる安価なラインフリッカを提供する目的で発明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するために、プリント基板の一端にプリント基板面に略水平に発光体を配設し、この発光体を受光する透光性部材からなる導光板を前記プリント基板上に載置する。そして前記導光板を覆うとともに前記プリント基板に嵌着する掛止部を形成した拡散部材からなるカバーを設けラインフリッカを構成する。また、前記導光板は発光体から遠ざかるとともに基板載置面側から傾斜面を形成して肉薄とし、しかも傾斜面に反射拡散フィルムを貼付ける。さらに、前記プリント基板と前記導光板間の空間部に電子部品を搭載する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のラインフリッカは、単一の発光体でも長手に均一の照光面が得られるので、安価で美しいラインフリッカを提供することができる。また、拡散部材と筐体を構成するカバーを兼用したので、組立性が良く、さらに、空間スペースを活かして必要な電子部品を収納したので、機器の省スペース化にも貢献することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明のラインフリッカの実施例を表す分解斜視図であり、図2はその組立て状態を表す断面図である。
【0007】長手に形成されたプリント基板16の一端には端子12を折曲げた発光体であるLED11が光軸を水平に向けた状態で搭載されている。この上方から透明な部材で形成された導光板4が前述のLED11を凹部5に包囲した状態で覆い被せて載置される。この導光板4は発光軸と平行に配置されるとともにLED11の光源から遠ざかるにつれて基板載置面側から傾斜面6を形成して肉薄となっている。
【0008】そして、この傾斜面6に、反射面9がマット化された反射拡散フィルム8を貼付けるとともに傾斜面6の下部に形成された空間部7には制限抵抗10や引抜き力を確保するために一定の余裕を持ったリード線14が結線されている。
【0009】一方、拡散部材にて形成されたカバー1にはプリント基板16と嵌合するための舌片3が形成され、前記導光板4の上方から被せてプリント基板16に嵌着する。また、LED11には拡散チューブ13が被せてあり、照光ムラとなることを防止している。
【0010】このように構成された本発明のラインフリッカは、単一の発光体でも長手の照光面2が得られるため、発光体のコストが削減されるため安価で、しかも美しい照光面2を得ることができるという特徴を有している。
【0011】また、導光板4は基板載置面側に傾斜面6を形成して肉薄となり、傾斜面6に反射拡散フィルム8を貼付けたので、光源からの距離に影響されない均一な照光状態を得ることができる一方、この傾斜面6の下方に形成された空間部7に制限抵抗10などの搭載部品を収納することができるので、ラインフリッカをコンパクトに構成することができる。
【0012】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明によれば次のような効果を奏することができる。
(1)プリント基板の一端に発光体を配設し、発光体を受光する透光性部材からなる導光板を載置し、この導光板を覆うとともにプリント基板に嵌着する掛止部を形成した拡散部材からなるカバーを設けたので、単一の発光体でも長手の照光面が得られるラインフリッカを提供できる。
(2)プリント基板の一端に発光体を配設し、発光体を受光する透光性部材からなる導光板を載置し、この導光板を覆うとともにプリント基板に嵌着する掛止部を形成した拡散部材からなるカバーを設けたので、組立が容易で安価なラインフリッカを提供することができる。
(3)導光板は発光体から遠ざかるとともに基板載置面側から傾斜面を形成して肉薄となり、しかも傾斜面に反射拡散フィルムを貼付けたので、光源からの距離に影響されず、極めて均一な照光状態を得ることができる。
(4)プリント基板と導光板間の空間部に電子部品を搭載したので、発光体の制限抵抗等を効率良く収納して省スペース化を図ることができる。
【出願人】 【識別番号】000230722
【氏名又は名称】日本開閉器工業株式会社
【出願日】 平成13年3月30日(2001.3.30)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−298612(P2002−298612A)
【公開日】 平成14年10月11日(2002.10.11)
【出願番号】 特願2001−100607(P2001−100607)