| 【発明の名称】 |
照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】横谷 良二
【氏名】関井 広行
【氏名】村上 忠史
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| 【要約】 |
【課題】光の利用効率が低下することなく、光源や反射鏡、用いるライトガイドの種類など照明装置の構成の多様化に容易に対応できる照明装置を提供することにある。
【解決手段】例えば楕円反射鏡12と、当該楕円反射鏡12の第1の焦点近傍に光源11を配置して光源部10を設ける。また、1本若しくは複数本の光ファイバ21からなるライトガイド20を、当該ライトガイド20の光入射端部周囲に設けた端部アダプタ23をファイバ取付金具22を介して筐体50に固定する。当該光源部10に駆動機構30若しくはファイバ取付金具22に駆動機構40を備え、光源部10とライトガイド入射端面との距離を可変に構成して、本発明の照明装置1を得る。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 光源と前記光源を焦点近傍に配置した反射鏡とを具備する光源部と、当該光源部に向けて光入射端を配置したライトガイドとを備えた照明装置において、前記光源部から前記光入射端に向けて照射された照射光の照射領域を可変に構成したことを特徴とする照明装置。 【請求項2】 前記光源部と前記光入射端との距離を可変にしたことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。 【請求項3】 前記光入射端を光軸に沿って移動可能にしたことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の照明装置。 【請求項4】 前記ライトガイドの固定部に、前記光入射端を移動可能にする駆動機構を備えたことを特徴とする請求項3記載の照明装置。 【請求項5】 前記ガイドライトを交換可能にして、前記光入射端の固定位置を可変可能にしたことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の照明装置。 【請求項6】 前記反射鏡は楕円反射鏡であって、前記光源を当該楕円反射鏡の第1の焦点近傍に配置したことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5のいずれかに記載の照明装置。 【請求項7】 前記光源部を光軸に沿って移動可能にしたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6のいずれかに記載の照明装置。 【請求項8】 前記光源部及び/又は前記光入射端を光軸と垂直平面内で移動可能にしたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7のいずれかに記載の照明装置。 【請求項9】 前記光源部に、3次元的に移動可能な駆動機構を備えたことを特徴とする請求項8記載の照明装置。 【請求項10】 前記光源部又は前記ライトガイドの固定部に、首振り機構を備え、前記照射光を入射角を調整可能にしたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9のいずれかに記載の照明装置。 【請求項11】 前記反射鏡は放物円反射鏡であって、前記光源部に前記光源と前記光入射端との間に集光レンズを備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5のいずれかに記載の照明装置。 【請求項12】 前記集光レンズを光軸に沿って移動可能にしたことを特徴とする請求項8記載の照明装置。 【請求項13】 前記光入射端を光軸と垂直平面内で移動可能にしたことを特徴とする請求項11、12又は13の何れかに記載の照明装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は照明装置に関する。具体的には、光源から出射された光を効率よくライトガイドに導光し、1台の装置で多種なライトガイドや光源に最適な照明、調光ができる照明装置に関する。 【0002】 【従来の技術】図26及び図27はそれぞれ従来例である照明装置の概略構成図である。図26に示す照明装置101は、ハロゲンランプなどの光源11と当該光源11の光を反射して集光す反射鏡とからなる光源部10及び集光された光を導光するライトガイド20とを備えている。当該該照明装置101では、反射鏡として楕円反射鏡12が使用されており、当該楕円反射鏡12の第1の焦点近傍に光源11が配置されている。また、ライトガイド20には端部アダプタ23が備えられ、筐体50に固定されたファイバ取付金具22によって、前記楕円反射鏡12の第2の焦点近傍にその入射端面が固定されている。従って、光源11から反射鏡12方向に出射された光は、反射鏡12により反射され、入射端面近傍で集光してライトガイド20に導光される。 【0003】図27に示す照明装置102では、反射鏡として放物面反射鏡13が使用されており、当該放物面反射鏡13の焦点近傍に光源11が配置されている。当該照明装置102では、光源11とライトガイド20との間に集光レンズ19が配置され、ライトガイド20は集光レンズ19の焦点近傍にその入射端面が固定されている。従って、光源11から反射鏡13方向に出射された光は反射鏡13によって反射し、集光レンズ19によって集光した後、ライトガイド20に導光される。 【0004】ライトガイド20はガラス或いは樹脂製の光ファイバ21から構成されており、1本に光ファイバ21(以下「シングルファイバ」と称する。)あるいは図28(a)(b)に示すように複数本の光ファイバ21が束ねられたもの(「バンドルファイバ」と称する。)が用いられる。なお、以下の説明においては、ガラス製光ファイバ21の場合には複数本の細い光ファイバを束ねたものを、1本の光ファイバ21として取扱うこととする。 【0005】これらの照明装置101,102における光学系の位置関係は固定しているため、ライトガイド20の入射端面におけるスポット径Sは固定される。この結果、例えば図29(a)に示す如く1本の光ファイバ21からなるライトガイド用仕様とした場合には、同図(b)に示す7本の光ファイバ21からなるライトガイド20に適用すれば、中心に位置する光ファイバ21にのみ集光し、周囲に位置する光ファイバ21には十分な光が入射せず、各光ファイバ21への入射光束のばらつきが大きくなる。また、それとは反対に図30(a)に示す7本の光ファイバ21からなるライトガイド用仕様とした場合に、同図(a)に示す1本の光ファイバ21からなるライトガイド20に適用すれば、スポット径Sがライトガイド20の入射端面よりも大きく広がり入射効率が小さくなる。従って、入射効率を高くして、入射光束のばらつきを少なくするためには、光ファイバ21の構成に応じて照明装置を構成する必要がある。 【0006】一方光源11の種類を変更したり、反射鏡12を異なるサイズに変更すれば、ライトガイド20入射端面でのスポット径Sが最適にならず、入射効率が低下する。従って、上記のような構成ではある程度入射効率を維持した状態にして、光源11の種類や反射鏡12を異なるサイズに変更することが困難であった。 【0007】図31(a)はさらに別な従来例であるバンドルファイバ用仕様の照明装置103の概略構成図であるが、当該照明装置103では楕円反射鏡12の第2焦点と光源11との間にシャッター装置51が備えられている。このシャッター装置51は、図31(b)に示すように、回転軸53を中心として回転する回転円板54に、所望する光ファイバ21のみに入射させるため大小大きさの異なる開口52が開設されている。この場合、シャッター装置51に照射されたスポット径Sは開口52よりも大きく、シャッター装置51によって遮られた光はそのまま損失となり、光の利用効率が低下する。また、シャッター装置51によって照明装置103のコストが増大し、かつ照明装置103が大型化する。 【0008】さらに図32(a)に示す照明装置104の如く、楕円反射鏡12の第2焦点と光源11との間に、透過率の異なる多種類のNDフィルタ82を備えた回転円板80(同図32(b))を配置したり、異なる絞り値あるいは異なる光学特性を有する開口83を複数備えた回転円板80(同図32(c))を備えれば、調光可能な照明装置104とすることもできる。しかし、これらの方法によればフィルタ等による損失が大きくシステム効率が低下し、回転円板80の設置により照明装置104が大型化する。また、光源11を調光ランプに変更して調光することもできるが、光源11の交換が困難である。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、光の利用効率を低下させることなく、光源や反射鏡、用いるライトガイドの種類など、照明装置の構成の多様化に容易に対応できる照明装置を提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明に係る照明装置は、光源と前記光源を焦点近傍に配置した反射鏡とを具備する光源部と、当該光源部に向けて光入射端を配置したライトガイドとを備えた照明装置において、前記光源部から前記光入射端に向けて照射された照射光の照射領域を可変に構成したことを特徴としている。 【0011】このとき、前記光源部と前記光入射端との距離を可変にすることにより照射領域を可変できる。例えば、前記光入射端を光軸に沿って移動可能にする、あるいは前記ライトガイドの固定部に前記光入射端を移動可能にする駆動機構を備えればよい。さらには、前記ガイドライトを交換可能にして、前記光入射端の固定位置を可変可能にすればよい。 【0012】本発明の照明装置においては、前記反射鏡として楕円反射鏡を用いることができ,、前記光源を当該楕円反射鏡の第1の焦点近傍に配置できる。 【0013】この場合には、前記光源部を光軸に沿って移動可能にして、前記光源部と前記光入射端との距離を変えることができる。 【0014】さらに、前記光源部及び/又は前記光入射端を光軸と垂直平面内で移動可能にするのが好ましい。また、光源部を3次元的に移動可能な駆動機構を備え、3次元的に光源の位置を変えたり、前記光源部又は前記ライトガイドの固定部に、首振り機構を備え、前記照射光を入射角を調整可能にするのがよい。 【0015】また、本発明の照明装置においては、前記反射鏡として放物円反射鏡を用いることができ、前記光源部に前記光源と前記光入射端との間に集光レンズを備えればよい。 【0016】この場合には、前記集光レンズを光軸に沿って移動可能にして、前記光源部と前記光入射端との距離を変えることができる。また、前記光入射端を光軸と垂直平面内で移動可能にしてもよいのはもちろんである。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、各図に基づいて本発明について詳細に説明する。本発明に係る照明装置は、例えばUHLなどの光源と当該光源から出射された光を反射する反射鏡とを備えた光源部と、光源部からの光を導光するライトガイドとを備えている。当該照明装置においては、例えばライトガイドの入射端面と光源部との位置関係を可変可能に構成し、光源部から前記光入射端に向けて照射された照射光の照射領域が可変となっている。 【0018】図1に示す照明装置1では、光源部10の位置が移動可能に構成されている。当該光源部10では反射鏡12として楕円反射鏡12が用いられており、光源11は図2に示す如く当該反射鏡12の頂部付近に開口された固定用治具15の取付穴16を利用して、当該楕円反射鏡12の近くにある第1の焦点近傍に配置されている。ライトガイド20には、その周囲に端部アダプタ23がライトガイド20の入射端面から固定必要量だけ設けられている。この端部アダプタ23は、例えば光源部10を配置した筐体50などに固定された略円筒形状のファイバ取付金具22に挿通して固定される。また、ライトガイド入射端面の中心は光軸L上に位置される。 【0019】光源部10は駆動機構30によって移動可能に配置されている。例えば、図2に示す照明装置1の駆動機構30は、筐体50などに取り付けられたスライド用ガイド31と、当該スライド用ガイド31の両端に備えられた溝32に挿入されるスライド板33とを具備している。反射鏡12は略板状をした固定用治具15に取り付けられ、固定用治具15は棒状をした支持部17を介してスライド板33に固定される。また、当該スライド板33が溝32に沿って移動して、光源部10が光軸Lと平行に移動する。従って、光源部10は光軸L上をライトガイド20の入射端面に近づいたり遠ざかったりする。 【0020】また、図3に示す駆動機構30は、歯車機構から構成されており、スライド板33の下面に備えられた図示しない歯車と、当該歯車と噛み合うねじ山が連続的に形成された誘導軸35とを具備している。誘導軸35はスライド用ガイド31のほぼ中央に光軸Lと平行に備えられ、スライド板33上面に設けた把持部36を回転して、スライド板33が誘導軸35上を移動する。このような駆動機構30により光源部10が光軸L上を移動し、光源11とライトガイド20の入射端面の距離が簡単に変化する。 【0021】従って、図4に示すように径の比較的太いシングルファイバからなるライトガイド20を用いた場合には、ライトガイド入射端面を楕円反射鏡12の焦点距離fの近傍に位置して、スポット径Sがライトガイド20の径とほぼ同じ大きさとなるように調整する。この結果、光源11からの光のほぼ全量をライトガイド入射端面に入射できる。この場合、例えば図5(a)に示す如く、径が太いライトガイド20を用いた場合には、光源11とライトガイド入射端面との距離Dが楕円反射鏡12の焦点距離fと一致した状態では、図5(b)に示す如くスポット径Sがライトガイド20径よりも小さくなる。このため、ライトガイド入射端面の一部領域にのみ集光し、ライトガイド20への熱負荷が大きくなる。この場合には、図6(a)に示す如く、光源11とライトガイド20の入射端面との距離Dを焦点距離fよりも短くし、図6(b)に示す如くスポット径Sをライトガイド20径とほぼ同じ大きさにして、ライトガイド入射端面に均一に集光できる。従って、ライトガイド入射端面のほぼ全面に均一に集光され、熱負荷が均一化して、ライトガイド20の熱による劣化が低減化する。 【0022】また、図7に示す如く光源部10をさらにライトガイド入射端面に近づけて、スポット径Sをライトガイド径よりも大きくし、ライドガイドに入射する光量(入射光束)を減少できる。このように本発明の照明装置1にあっては、光源部10が移動可能であり、ライトガイド入射端面と光源11との距離を簡単に変化できるため、調光制御を容易に行なえる。なお、上記の場合、光源部10を反射鏡12の焦点距離よりも入射端面が近くにある場合で考えたが、光源部10を第2の焦点よりも入射端面が遠くにある場合でも同様に調整できる。この場合には、光源部10を入射端面から遠ざけることにより、スポット径Sを大きくできる。 【0023】当該照明装置1は、図8に示す如く、バンドルファイバからなるライトガイド20にも適用可能なものである。図8においては、7本の光ファイバ21からなるライトガイド20が用いられている。この場合には、入射端面を光源11の第2の焦点(入射端面に近い焦点)位置よりも光源部10に近づけ、スポット径Sとライトガイド20径をほぼ一致させれば、光の利用効率が低下することなくライトガイド入射端面のほぼ全面に集光できる。特にバンドルファイバを用いた場合には、各光ファイバ21に均一に光が入射される。この結果、光ファイバ21入射端面の一部領域への熱集中が避けられ、結果として、ライトガイド20の長寿命化に寄与できる。 【0024】光源11には種々の光源を用いることができるが、発光部の小さいものを用いれば集光性が向上するため最少スポット径Sが小さくなり、スポット径Sの変化を大きくすることができる。 【0025】また、光源部10と入射端面との間の距離を変え、スポット径Sの大きさを容易に変化できるため、楕円反射鏡12の種類、例えば口径や焦点距離fを交換した場合にも利用効率等の最適化が容易である。この結果、照明装置1の自由度が広がり、1つの構成で様々な照明装置として適用できる。 【0026】このように光源11とライトガイド20との距離を変化できればよく、光源部10を移動可能に構成するのみならず、光源部10を固定して、ライトガイド入射端面の位置を移動してもよい。 【0027】図9は本発明の別な実施の形態に係る照明装置1を示す概略的構成図である。当該照明装置1においては、光源11と楕円反射鏡12とからなる光源部10が固定した状態であって、ライトガイド入射端面が駆動機構40によって光軸L上を移動可能に構成されている。図10(a)(b)はそれぞれ当該駆動機構40を示す説明図である。駆動機構40は特に限定されることなく適用できるものである。例えば図10(a)に示すものでは、歯車機構から構成されており、ファイバ取付金具22に回転可能に備えられた歯車41と、端部アダプタ23外周面に備えられた当該歯車41と噛み合うねじ山42とを備えている。従って、歯車41を回転して、光軸L上をライトガイド入射端面をスライド移動できる。 【0028】さらに、図10(b)に示すものではねじ機構から構成されており、端部アダプタ23の外周面に切られた雄ねじ43若しくは雌ねじと、ファイバ取付金具22の内面に切られた雌ねじ44若しくは雄ねじとを備えている。この駆動機構40においては、端部アダプタ23(ライトガイド20)を回転して、光軸L上をライトガイド入射端面をスライドできる。 【0029】従って、図11(a)に示す如くシングルファイバからなるライトガイド20の場合には、ライトガイド入射端面の位置を調整して、反射鏡12の第2の焦点近傍に入射端面を位置させ、図11(b)に示す如くスポット径Sがライトガイド20径とほぼ同じになるように調整する。また、図12(a)に示す如くバンドルファイバからなるライトガイド20の場合には、入射端面を光源部10に近づけ、図12(b)に示す如くスポット径Sがライトガイド20径とほぼ同じ大きさに位置させる。このようにこれらの駆動機構40によって、ライトガイド20の入射端面位置を変化して、スポット径Sの大きさを調整できる。 【0030】ライトガイド20入射端面の移動には、上記駆動機構40の代わり手で移動してもよい。例えば図13に示すものでは、上記ファイバ取付金具22に端部アダプタ23を締付固定できるストッパ45が備えられている。このストッパ45を解除して、ライトガイド20を移動できる。また、図14に照明器具にあっては、ライトガイド20を交換可能にファイバ取付金具22に固定させることができる。この場合、図14に示す如く用いるライトガイド20を構成する光ファイバ21の本数(太さ)に応じて、長さの異なる端部アダプタ23が取り付けられている。すなわち、図15(a)に示す如くシングルファイバの場合には、光源11との距離が短くなるように挿入長の短い端部アダプタ23を、また同図(b)に示す如く、中間径例えば4本の光ファイバ21からなるバンドルファイバの場合には、中間的な挿入長を有する端部アダプタ23を、さらに同図(c)に示す如く、比較的大口径例えば7本の光ファイバ21からなるバンドルファイバの場合には、比較的長い挿入長を有する端部アダプタ23が設けられる。このようにライトガイド20を交換若しくはライトガイド20の挿入長を変化させてライトガイド入射端面の固定位置を調整してもよい。 【0031】次に本発明の照明装置1では、光源11とライトガイド入射端面との距離を変化させるだけでなく、ライトガイド入射端面への入射位置を変化させてもよいものである。図16は光源部10のさらに別な駆動機構30を示す概略的構成図である。この駆動機構30は、X軸方向(光軸L方向)に移動可能に取り付られた駆動台37と、当該駆動台37をZ軸方向に移動可能に取り付けた鉛直部38と、鉛直部38をY軸方向にスライド移動可能に取り付けたスライド部39とを備えている。スライド部39は、例えば筐体50の底面に固定されるガイド部39aと、当該ガイド部39aに嵌合してガイド部39aに沿って移動可能なガイド台39bとから構成されている。ガイド台39bには前記鉛直部38が備えられる。このスライド部39が移動して光源11がY軸方向に移動する。また、鉛直部38が移動して光源11がZ軸方向に移動する。さらに、駆動台37が移動して光源11がX軸方向に移動する。このように当該駆動機構40によれば、光源11はX軸方向、Y軸方向、Z軸方向3次元的に移動できる。 【0032】また当該照明装置1にはバンドルファイバからなるライトガイド20が用いられる。従って、図17(a)に示す如く、光源部10をX軸方向に移動して光源11をライトガイド20から遠ざけて、スポット径Sを一本の光ファイバ21径とほぼ等しい大きさに調整できる。また光源部10をY軸方向及び/又はZ軸方向に移動して、図17(b)に示す如く1本の光ファイバ21に集光できる。また、図18(a)に示す如く、光源部10をX軸方向に移動してライトガイド20にやや近づけることにより、図18(b)に示す如く例えば3本の光ファイバ21に集光できる。このように、光源部10を3次元的に駆動して、光の利用効率を大きくしながら所望する特定の光ファイバ21に集光できる。また、図19に示す如く3本の光ファイバ21を例えばZ軸方向に並べたバンドルファイバに適用することもできる。この場合には、駆動機構40をZ軸方向に移動させるだけで所望する光ファイバ21にのみ集光できる。 【0033】このように3次元的に光源部10を駆動可能にして、所望する光ファイバ21にのみ集光できる。この結果、各光ファイバ21を利用して複数の照射空間へ光の制御を行なえる。特にこのような構成であれば、発光長の短い光源11、例えばショートアークメタルハライドランプや超降圧水銀ランプを用いれば、スポット径Sをより小さくできるので、例えばφ6mm程度の樹脂バンドルファイバであれば、一本の光ファイバごとへの導光が容易に行える。 【0034】また、光源部10を駆動機構30により駆動して、ライトガイド入射端面を3次元的に移動できる。図20(b)に示す照明装置1においては、ファイバ取付金具22が例えば上記図16に示すような構成による駆動機構により3次元方向に移動可能になっており、ライトガイド入射端面の位置を変えられる。このような照明装置1においても、同図(b)に示す如く光の利用効率を大きくしながら所望する特定の光ファイバ21に集光できる。 【0035】さらに、本発明においては光源部10及びライトガイド入射端面の双方を移動可能にしてもよい。例えば図21に示す照明装置1では、例えば図10(a)に示すような歯車機構による駆動機構40がファイバ取付金具22に備えられ、ライトガイド入射端面をX軸方向に移動できる。また、図示はしないが、図16に示す駆動機構30の如く、固定用治具15をZ軸方向に移動させる鉛直部38とY軸方向にスライド移動可能なスライド部39とからなる駆動機構が光源部10に備えられている。この照明装置においては、ライトガイド入射端面が駆動機構40によって光軸L上を移動すると共に光源部10がXZ平面上を移動できる。このように、光源部10とライトガイド入射端面の双方を移動して、単一の光ファイバ21に集光できる。 【0036】また図22に示す照明装置1では、光源部10の照射方向を変化させる首振り機構が備えられている。首振り機構60は、図23に示す如く、固定用治具15の下方に延設された支持部17の先端に備えられた球状部61と当該球状部61を包み込むように備えられたガイド部62とから構成されている。球状部61は、ガイド部62に備えられた締付ネジ63を締め付けることにより固定される。また、ガイド部62の下方には固定棒64が備えられており、筐体50などに固定される。この首振り機構60は、締付ネジ63を緩めて、光源11からの出射角度を変えることができる。また当該照明装置1においては、ライトガイド入射端面をY軸方向に移動させる駆動機構40が備えられている。この結果、駆動機構40によりライトガイド入射端面を移動して、スポット径Sをライトガイド20径とほぼ同じ大きさに調整すると共に、首振り機構60によって出射方向を調整することによって、特定の光ファイバ21のみに集光できる。このような首振り機構60によれば、光源部10あるいはライトガイド20をYZ平面内で移動させる駆動機構に比べて小さく構成できる。従って、照明装置1の光源部10をコンパクトにでき、小型の照明装置1にできる。また、簡単な機構で構成できるため作製コストを引き下げられる。 【0037】当該首振り機構60は、図24に示す照明器具の如くファイバ取付金具22に装着することもできる。また、当該照明装置1では、光源部10にX軸方向移動可能な駆動機構40が備えられている。この照明装置1においては、光源部10を駆動機構40によって移動して、スポット径Sをライトガイド20径とほぼ大きさに調整すると共に、首振り機構60によりライトガイド入射端面の方向を変化して、特定の光ファイバ21のみに集光できる。 【0038】図25(a)は、本発明のさらに別な実施の形態である照明装置1の概略的構成図である。当該照明装置1においては放物面反射鏡13が用いられている。当該照明装置1における光源部10は、光源11と放物面反射鏡13と放物面反射鏡13によって反射された光を集光する集光レンズ19を備えている。当該集光レンズ19は、例えば図2や図3に示す駆動機構30とほぼ同様な構成からなる駆動機構70によってX軸方向に移動可能に備えられている。従って、シングルファイバからなるライトガイド20に適用した場合には、集光レンズ19を光源11に近づけてほぼ集光レンズ19の焦点位置に近づける。そして、スポット径Sをライトガイド20径とほぼ同じにして、光の利用効率を最大にできる。 【0039】また、バンドルファイバからなるライトガイド20に適用した場合には、図25(b)に示す如く集光レンズ19を光源11から遠ざけ、集光レンズ19の焦点位置よりも近くにライトガイド入射端面を位置する。そして、スポット径Sがライトガイド20径とほぼ同じにしてて、光の利用効率を最大にできる。この場合、集光レンズ19を光源11に近づけて、スポット径Sを小さくすれば、1本の光ファイバ21に集光することもできる。また、集光レンズ19を光源11に近づけて集光レンズ19の焦点距離よりも遠くにライトガイド入射端面を位置してもよいのは言うまでもない。 【0040】このように放物面反射鏡13を用いた場合にも、光源11とライトガイド入射端面との距離を変化できる構成にすることによって、光の利用効率を向上できる。また、ファイバ取付金具22をXY軸方向に移動させる駆動機構40を備え、特定の光ファイバ21に集光してもよいのは言うまでもない。 【0041】 【発明の効果】本発明によれば、前記光源部から前記光入射端に向けて照射された照射光の照射領域を可変に構成しているので、光源から出射され光入射端に入射されるスポット径を容易に調整できる。このため、光源や反射鏡、あるいはライトガイドの種類やガイドライト径にかかわらず、常に最適な状態で光入射端に導光できる。従って、光源からの出射光、反射鏡による反射光は光入射端に均一に集光され、上記ライトガイドの種類などに拘らず、利用効率が常に最大限に維持される。また、複数の光ファイバからなるライトガイドでは、特定の光ファイバに集光させたり、均一に集光させられる。或いはスポット径の大きさを変えて、容易に調光することもできる。このように、本発明においては、1台の照明装置において、その構成が多様化しても最適化に容易に対応できる。 【0042】例えば、反射鏡を楕円反射鏡にすると共に、前記光源を当該楕円反射鏡の第1の焦点近傍に配置して、光源部を構成し、光入射端や光源部を光軸に沿って移動すればよい。特に、光入射端や光源部を光軸と垂直平面内で移動可能にすれば、ライドガイドを構成する各光ファイバに光束制御できる。この結果、不要な光ファイバへの過度な熱負担が減少して、照明装置の長寿命化にも寄与できる。 【0043】また、ガイドライトを交換可能にして前記光入射端の固定位置を可変可能にしてもよく、しかも非常に簡単な構成にできる。このため、照明装置の小型化、低廉化に大きく貢献できる。 【0044】また、前記光源部又は前記ライトガイドの固定部に、首振り機構を備え、前記照射光を入射角を調整可能にしてもよい。これによれば、小型の駆動機構を用いることができ、照明装置をより一層小型にできる。 【0045】あるいは、前記反射鏡を放物円反射鏡にすると共に、前記光源と前記光入射端との間に集光レンズを配置して光源部を構成し、集光レンズを光軸に沿って移動可能にしたり、前記光入射端を光軸と垂直平面内で移動可能にしても、同様な効果を得ることができる。 【0046】このように本発明の照明装置によれば、一台、一種類の構成によって、多品種のライトガイドや反射鏡に対応でき、光の利用効率を向上し、しかも多様な照明を提供できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年2月5日(2001.2.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111556 【弁理士】 【氏名又は名称】安藤 淳二 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−231008(P2002−231008A) |
| 【公開日】 |
平成14年8月16日(2002.8.16) |
| 【出願番号】 |
特願2001−28167(P2001−28167) |
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