| 【発明の名称】 |
移動式照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】河内 敏文
【氏名】斉藤 博信
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| 【要約】 |
【課題】屋外の夜間工事等で使用される、安定性と機動性の高いしかも簡単な照明装置を提案すること。
【解決手段】電源装置8を着脱自在に搭載可能な台車1と、該台車1を移動時に押し引きするための左右一対のハンドル11と、上記台車1に取付けられた伸縮可能な昇降式の支柱3と、該支柱3に取付けられた投光用照明ランプ7とを備えたものにおいて、上記一対のハンドル11は上記台車1から立設される棒状の支持部11aを備え、該ハンドル11を地面まで倒し接地状態で固定することにより、上記台車1の安定支持部を形成することを特徴とする移動式照明装置。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電源装置を着脱自在に搭載可能な台車と、該台車を移動時に押し引きするための左右一対のハンドルと、上記台車に取付けられた伸縮可能な昇降式の支柱と、該支柱に取付けられた投光用照明ランプとを備えたものにおいて、上記一対のハンドルは上記台車から立設される棒状の支持部を備え、該ハンドルを地面まで倒し接地状態で固定することにより、上記台車の安定支持部を形成することを特徴とする移動式照明装置。 【請求項2】 上記台車は後部に左右一対の車輪、前部に1本の前支持脚をそれぞれ備え、かつ上記一対のハンドルは上記台車に対して後方へ開脚状態に倒れるように構成されたことを特徴とする請求項1記載の移動式照明装置。 【請求項3】 上記ハンドルは、ほぼ直角に屈曲した握り部を備え、該ハンドルが開脚状態に倒れた時、上記握り部の先端が地面に接するように構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の移動式照明装置。 【請求項4】 上記台車の上方に上記支柱から上記前支持脚へ至る棒状の支持フレームが設けられ,該支持フレームに手持ち携帯型電源装置の手提げハンドルを着脱自在に固定する固定支持具が取付けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載の移動式照明装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は屋外の夜間工事等で使用される照明装置に関する。 【0002】 【従来の技術】屋外の工事現場などで夜間作業を行なう場合、作業現場を明るく照らすために、エンジン発電機等の電源装置を利用した投光器等の照明装置が使用される。 【0003】この場合、電源装置と投光器を一体にして取扱性を高めるために、電源装置を車輪付きの台車に載置するとともに、この台車に伸縮自在な支柱を立てて、その先端部にハロゲンランプ等を取付けることにより、例えば特開平8−138406号公報に記載されているような、機動性のある移動式の照明装置を構成することがおこなわれていた。この種の移動式照明装置では、比較的大重量の電源装置を搭載するので、台車も頑丈で重量も大きく、また搭載される電源装置の重量も加わるから、重心が比較的低く,安定姿勢が維持されやすい。 【0004】それでも、ランプを取付けるための支柱を伸ばしてランプ位置が高くなると、重心も高くなるから、運転作業中の安定を確保するために、例えば特開平11−7827号公報に記載されているように、台車の横方向に伸縮自在な安定具を設け、その各先端部と地面との高さを調節して、台車を水平に保つとともに、安定性を向上させることが行なわれていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】近年、電源装置として比較的軽量、例えば手持ち携帯型の電源装置が広く用いられるようになった。そのような電源装置を使用する場合、台車等もそれに見合うよう軽量にして、機動性を高めることが求められる。 【0006】しかしながら、支柱の高さはある程度の高さが要求されるから、重心位置が高くなりやすい。したがって、特に支柱を伸ばして使用する場合には、安定性を維持する何らかの方策が必要になる。ただし、前記公報に示されたような頑強な安定具を設けることは、機動性が損なわれるから好ましくない。 【0007】 【課題を解決するための手段および効果】前記従来の課題を解決するために、請求項1の発明は、電源装置を着脱自在に搭載可能な台車と、該台車を移動時に押し引きするための左右一対のハンドルと、上記台車に取付けられた伸縮可能な昇降式の支柱と、該支柱に取付けられた投光用照明ランプとを備えたものにおいて、上記一対のハンドルは上記台車から立設される棒状の支持部を備え、該ハンドルを地面まで倒し接地状態で固定することにより、上記台車の安定支持部を形成することを特徴とする移動式照明装置である。 【0008】請求項1の発明は上記のとおり構成され、台車を押し引きするための棒状のハンドルを地面まで倒し接地状態で固定するので、台車1面からハンドル操作位置までの高さの差に相当する距離だけ離れた地点で台車を支持することができ、安定した支持ができる。またハンドルを利用して安定支持部を形成するので、構造が簡単である。 【0009】次に請求項2の発明は、前記請求項1記載の発明において、上記台車が後部に左右一対の車輪、前部に1本の前支持脚をそれぞれ備え、かつ上記一対のハンドルが上記台車に対して後方へ開脚状態に倒れるように構成されたことを特徴とするものである。 【0010】したがって請求項2の発明では、前部の前支持脚と後方へ開脚状態に倒れる一対のハンドルとにより、地面に対して3点支持となり、地形に多少の凹凸があっても、その影響を受けず、安定に支持することができる。 【0011】次に、請求項3の発明は、前記請求項1または請求項2記載の発明において、上記ハンドルは、ほぼ直角に屈曲した握り部を備え、該ハンドルが開脚状態に倒れた時、上記握り部の先端が地面に接するように構成されたことを特徴とするものである。 【0012】したがって請求項3の発明では、ハンドルが地面まで倒れて接地した時、その接地部は地面に対してほぼ鉛直になるから、滑りにくく、確実に固定される。 【0013】また請求項4の発明は、前記請求項1ないし請求項3いずれか記載の発明において、上記台車の上方に上記支柱から上記前支持脚へ至る棒状の支持フレームが設けられ,該支持フレームに手持ち携帯型電源装置の手提げハンドルを着脱自在に固定する固定支持具が取付けられたことを特徴とするものである。したがって請求項4の発明では、手持ち携帯型の電源装置も簡単に固定できる。 【0014】 【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態を示す正面図、図2は同じく側面図、図3は図1、図2のIII‐III矢視平面図、図4は図3のIV‐IV矢視部分立面図である。 【0015】これらの図において、台車1の後部に左右一対の車輪2と伸縮可能な昇降式の支柱3が取付けられている。また上記台車1の上方の支柱3前面に一端が溶着された棒状の支持フレーム4の他端部が、台車1の前端に溶着され、更に下方へ延びて前支持脚5を形成している。 【0016】上記支柱3は内外二重構造になっており、内柱3aは手動のラックピニオン式リフト6によって、昇降できるようになっている。そして、その内柱3aの上端に例えばハロゲンランプ7が取付けられる。このハロゲンランプ7は、照明装置の収納時には、図1、図2中符号7a、7bで示されるように折畳んで、コンパクトにすることができる。 【0017】上記台車1には、手持ち携帯型の電源装置8が載置される。そして上記支持フレーム4には、この電源装置8の手提げハンドル8aを着脱自在に固定する固定支持具9が取付けられている。 【0018】上記台車1の後端部には、その台車1の移動時に押し引きするため、左右一対のハンドル11が取付けられている。このハンドル11は、図2、図4中符号Aで示されるように、台車1から立設される棒状の支持部11aと、ほぼ直角に屈曲した先端の握り部11bとを備えているが、照明装置を使用する時には、図2ないし図4中符号Bで示されるように、地面まで開脚状態に倒して接地状態で固定することにより、台車1の安定支持部を形成するようになっている。 【0019】すなわち、台車1の後端部には「へ」の字状に屈折した棒状の軸12が固着されており、ハンドル11の基部に固着された筒状体11cがその軸12に嵌合されて、ハンドル11が軸12のまわりに揺動できるようになっている。そして軸12が「へ」の字状に屈折しているから、ハンドル11を倒してゆくと、開脚状態になって接地することになる。 【0020】一方支柱3の前面にも「へ」の字状に屈折した軸13が固着されたおり、この軸13の軸線まわりに揺動できる筒状体13bが取付けられている。そしてハンドル11の支持部11a中央部に一端が枢着された支桿14の他端部が、その筒状体13b内に挿入されている。したがって、ハンドル11が軸12のまわりに揺動すると、支桿14は筒状体13b内を長手方向に相対移動する。 【0021】そこで、筒状体13bに支桿14を固定することにより、ハンドル11を任意の傾斜角に固定することができる。すなわち照明装置を移動させる時には図2、図4中符号Aで示される角度に固定してハンドルとして使用し、照明装置を使用する時には図2ないし図4中に符号Bで示されるようにハンドル11先端を接地させて固定し、台車1の安定支持部を形成させる。更に照明装置を収納する時には、図4中に符号Cで示されるように、ハンドル11を鉛直まで立ててコンパクトにすることができる。 【0022】本実施形態では、台車1を押し引きするための棒状のハンドル11を地面まで倒し接地状態で固定するので、台車1面からハンドル操作位置までの高さの差に相当する距離だけ離れた地点で台車1を支持することができ、安定した支持ができる。しかも、ハンドル11は「へ」の字状に屈折した軸12のまわりに揺動するので、ハンドル11を倒してゆくと開脚状態になって接地し、台車1は前支持脚5と一対のハンドル11とによって、地面に対して3点支持となり、地形に多少の凹凸があっても、その影響を受けず、安定に支持することができる。また、装置の移動に本来使用されるハンドル11を利用して、装置使用時の安定支持部を形成するので、構造が簡単である。 【0023】本実施形態ではまた、ハンドル11先端の握り部11bがほぼ直角に屈曲しているので、ハンドル11が地面まで倒れて接地した時、その接地部は地面に対してほぼ鉛直になるから、滑りにくく、確実に固定される。 【0024】更に本実施形態では、台車1に載置された電源装置8の手提げハンドル8aを支持フレーム4に設けられた固定支持具9で着脱自在に固定するので、手持ち携帯型の電源装置も簡単に固定できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005326 【氏名又は名称】本田技研工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年1月19日(2001.1.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067840 【弁理士】 【氏名又は名称】江原 望 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−216502(P2002−216502A) |
| 【公開日】 |
平成14年8月2日(2002.8.2) |
| 【出願番号】 |
特願2001−12270(P2001−12270) |
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