| 【発明の名称】 |
車両用灯具 |
| 【発明者】 |
【氏名】影山 裕之
【氏名】稲葉 輝明
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| 【要約】 |
【課題】リフレクタに形成する光反射膜の製造工程数を削減し、かつ、レンズとリフレクタの溶着力を高める。
【解決手段】表面に光反射膜5が形成された熱可塑性樹脂製のリフレクタ1には、断面が凸状をして先端部にレンズ7が溶着されるリフレクタ溶着脚部6を備え、当該リフレクタ溶着脚部6の先端部には、レンズ7が溶着される方向に対して傾斜した傾斜面6aを有する。リフレクタ溶着脚部6の先端部を熱板によって熱溶融する際に、光反射膜5は傾斜面6aに沿って押し退けられながら剥離され、リフレクタ溶着脚部6の樹脂を先端部に露出した状態にすることが可能となる。リフレクタ1の全面に光反射膜5が形成されている場合でも、レンズ7とリフレクタ1の溶着を好適に行うことができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 表面に光反射膜が形成された熱可塑性樹脂製のリフレクタと、前記リフレクタに溶着される熱可塑性樹脂製のレンズとを備える車両用灯具において、前記リフレクタには、断面が凸状をして先端部に前記レンズが溶着されるリフレクタ溶着脚部が設けられ、前記リフレクタ溶着脚部の前記先端部は、前記レンズが溶着される方向に対して傾斜した傾斜面を有することを特徴とする車両用灯具。 【請求項2】 前記光反射膜は前記リフレクタの表面に成膜されたプラズマ重合膜を含んで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。 【請求項3】 前記傾斜面は、前記リフレクタ溶着脚部の幅方向の中央部位から両側に向けてそれぞれ下り傾斜とされた断面が三角形状に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用灯具。 【請求項4】 前記傾斜面は、前記レンズが溶着される方向に対する傾斜角度が60度以下であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用灯具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の車両に用いられる車両用灯具に関し、特に光源から出射した光を反射するための光反射面を有するリフレクタに対して当該反射光を透過して外部に照射するためのレンズを溶着により固定した構成の車両用灯具に関する。 【0002】 【従来の技術】車両用灯具では、構成の簡略化を図り、かつ灯具内の液密性を高めるために、光反射面を有する灯具ボディやリフレクタ(以下、本明細書では灯具ボディを含めてリフレクタと称している)の前面開口に取着するレンズを、当該リフレクタの開口縁部において熱溶着する構成がとられている。図7はその一例を示す概略断面図であり、図7(a)のように、リフレクタ101は熱可塑性樹脂で形成されており、その開口縁部には前面方向に向けて突出した凸状の断面形状のリフレクタ溶着脚部106が形成されている。また、前記リフレクタ101の内面には表面処理によって光反射膜105が形成されている。この光反射膜105としては、例えば、アンダーコート塗装膜、アルミニウム蒸着膜、トップコート塗装膜を積層形成した構造の光反射膜が形成されている。ただし、前記光反射膜105は前記リフレクタ溶着脚部106の先端面には形成されていない。一方、レンズ107は透明な熱可塑性樹脂で形成されており、前記リフレクタ溶着脚部106に対応する周縁部には背面方向に向けて突出した凸状の断面形状のレンズ溶着脚部108が形成されている。そして、図7(b)のように、前記レンズ溶着脚部108とリフレクタ溶着脚部106の各先端面にそれぞれ熱板113を当接して各溶着脚部108,106の先端面を溶融状態とし、次いで図7(c)のように、レンズ溶着脚部108とリフレクタ溶着脚部106の各溶融された先端面を当接し、かつ押圧することによりレンズ溶着脚部108とリフレクタ溶着脚部106の熱溶着を行っている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このようにレンズとリフレクタとを溶着している従来の灯具において、図8(a)に示すように、リフレクタ溶着脚部106の先端面にも前記光反射膜105が形成されていると、図8(b)のように、リフレクタ溶着脚部106の先端部を溶融し、かつリフレクタ溶着脚部106とレンズ溶着脚部108とを溶着したときに、両溶着脚部108,106の当接面間に残存されている光反射膜105によって両溶着脚部108,106の各樹脂が直接接触された状態で溶着されることがなく、図8(c)のように、両溶着脚部108,106の溶着力が低下して、両者が容易に離脱されてしまうことになる。そのため、前記光反射膜105の形成に際しては、図7の例で示したように、リフレクタ溶着脚部106の先端面に光反射膜105が形成されないようにすることが必要であり、光反射膜105の成膜時にリフレクタ溶着脚部106を覆うようなマスクを配設して塗装や蒸着を行っている。そのため、従来のこの種の灯具では、光反射膜の形成工程が複雑化し、コスト高の要因になっている。また、マスクを用いて光反射膜の成膜を行った場合でも、マスクとリフレクタとの隙間から塗料や蒸着膜が進入してリフレクタ溶着脚部の表面に付着してしまい、好適な溶着が行われないこともある。一方、前記光反射膜としてメッキ法によってアルミニウム膜を形成する場合もあるが、その場合にはリフレクタ溶着脚部の先端面にレジスト等のマスクを形成しているため、メッキ工程後にレジスト膜を剥離する工程が必要であり、表面処理膜の形成工程が複雑化し、コスト高の要因になる。 【0004】本発明の目的は、リフレクタの光反射膜の製造工程数を削減して工程の簡略化、および低コスト化を図る一方で、レンズとリフレクタの溶着力を高めることを可能にした車両用灯具を提供するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、表面に光反射膜が形成された熱可塑性樹脂製のリフレクタと、前記リフレクタに溶着される熱可塑性樹脂製のレンズとを備える車両用灯具において、前記リフレクタには、断面が凸状をして先端部に前記レンズが溶着されるリフレクタ溶着脚部を備え、前記リフレクタ溶着脚部の前記先端部には、前記レンズが溶着される方向に対して傾斜した傾斜面を有することを特徴とする。ここで、前記光反射膜は前記リフレクタの表面に成膜されたプラズマ重合膜を含んで構成される。また、前記傾斜面は、例えば、前記リフレクタ溶着脚部の幅方向の中央部位から両側に向けてそれぞれ下り傾斜とされた断面が三角形状に構成される。また、前記傾斜面は、傾斜角度が60度以下であることが好ましい。 【0006】本発明によれば、リフレクタ溶着脚部の先端部に傾斜面を設けることにより、例えば、先端部に三角断面形状をした傾斜面を構成していることにより、リフレクタ溶着脚部の先端部を熱板によって熱溶融する際に、光反射膜は傾斜面に沿って変形されながら自動的に剥離され、リフレクタ溶着脚部の樹脂を先端部に露出した状態にすることが可能となる。これにより、灯具ボディの全面に光反射膜が形成されている場合でも、レンズとリフレクタの溶着を好適に行うことが可能になり、レンズの溶着強度を高めた灯具が得られるとともに、光反射膜の形成時にリフレクタ溶着脚部の先端部に光反射膜が形成されないようにするためのマスク工程が不要になり、光反射膜の成膜工程を簡略化し、灯具の低コスト化を実現することが可能になる。 【0007】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明を自動車のテールランプ、ここではテール&ストップランプ、バックアップランプ、ターンシグナルランプを一体化したリアコンビネーションランプとしての複合型灯具CLに適用した実施形態の一部破断斜視図、図2はその縦断面図である。前記複合型灯具CLは、熱可塑性樹脂により一体に樹脂成形された灯具ボディ1の内部を隔壁1aによって4つの灯室2a〜2dに区画するとともに、各灯室2a〜2d内にはそれぞれ電球ソケット4a〜4dによりバルブ(電球)3a〜3dが配置され、それぞれ前記したテール&ストップランプT&SL、バックアップランプBUL、ターンシグナルランプTSLを構成している。ここでは、灯具ボディ1を上中下の三段に区画し、上下にテール&ストップランプT&SLを配置し、中段を左右に区画し、一方にバックアップランプBULを、他方にターンシグナルランプTSLを配置している。また、前記灯具ボディ1の各灯室2a〜2dの内面には表面処理によって後述する光反射膜5が形成されており、これにより前記灯具ボディ1は本発明におけるリフレクタとして構成されることになる。さらに、前記灯具ボディ1の前面開口の開口縁部1bには、灯具ボディ1の前方に向けて突出された断面形状が凸状をしたリフレクタ溶着脚部6が前記開口縁部1bに沿って延長状態に形成されている。 【0008】また、前記灯具ボディ1の前面開口には、各ランプに対応する色のレンズ、すなわち、テール&ストップランプT&SLに対応する赤色レンズ7a,7bと、バックアップランプBULに対応する白色レンズ7cと、ターンシグナルランプTSLに対応するアンバー色レンズ7dとを一体化した熱可塑性樹脂からなるレンズ7が、その周縁部において溶着により液密状態を保って取着されている。この場合、前記レンズ7の周縁部には、前記灯具ボディ1に向けて突出した断面形状が凸状のレンズ溶着脚部8が延長状態に形成されており、このレンズ溶着脚部8が前記リフレクタ溶着脚部6の先端面に当接され、かつ熱圧着により溶着されている。 【0009】図3は前記灯具ボディ1とレンズ7の溶着構造を説明するための図2のA部の拡大断面図であり、図3(a)は溶着する前の状態を、図3(b)は溶着した状態を示している。前記灯具ボディ1に設けられている前記リフレクタ溶着脚部6は、灯具ボディ1の開口縁部1bの平坦な前面1cにおいて周方向に延長され、その延長方向と直交する方向の断面形状が前記したように凸状に形成されている。そして、前記リフレクタ溶着脚部6の先端部は、前記レンズ7が溶着される方向、この場合には、当該リフレクタ溶着脚部6が突出されている方向に対して傾斜した傾斜面6aとして形成されている。この実施形態では、前記傾斜面6aは三角型、すなわち、リフレクタ溶着脚部6の幅方向のほぼ中央から両側方向に向けてそれぞれ下降する下り傾斜面として形成されている。また、その頂角はほぼ120度、ないしはこれ以下の角度となるように形成されている。一方、前記レンズ7のレンズ溶着脚部8の先端部は、その突出方向に対してほぼ垂直な平坦面8aで形成されている。なお、前記開口縁部1bの前記平坦な前面1cの周囲には、溶着時に生じるバリ等による見栄えの低下を防止するために前方に突出された周壁1dが設けられている。 【0010】また、前記灯具ボディは、前記各ランプの各灯室の光反射膜5として、シリコーンの下層プラズマ重合膜5aと、アルミニウム蒸着膜5bと、シリコーンの上層プラズマ重合膜5cとを積層した構造に形成されている。ここで、前記シリコーンの下層プラズマ重合膜5a及び下層プラズマ膜5cは、それぞれ灯具ボディを内部に配置した図外の成膜用チャンバ内にシリコーンモノマーガスを供給し、高周波電力を印加して発生したプラズマにより当該モノマーガスを重合反応して灯具ボディ1の内面に堆積することによって形成される。また、前記アルミニウム蒸着膜5bは、ここではアルミニウムをターゲットとしたスパッタ蒸着法によって前記灯具ボディ1の内面に蒸着することによって形成される。本実施形態では、前記下層及び上層の各プラズマ重合膜5a,5cの膜厚は20nm程度、前記アルミニウム蒸着膜5bの膜厚は100nm程度である。したがって、この光反射膜5の成膜手法では、リフレクタ溶着脚部6の先端面6aへの成膜を防止するためのマスク処理は行っておらず、前記光反射膜5は前記リフレクタ溶着脚部6の先端面6aを含めた灯具ボディ1の内側の全面に形成されることになる。 【0011】以上のように形成されている前記灯具ボディ1に対し、前記レンズ7を溶着する方法を図4を参照して説明する。先ず、図4(a)のように、溶着装置10には、上下に対向移動される上型11及び下型12と、前記上型11及び下型12の間に進退可能な熱板13とが設けられている。そして、前記上型11には前記レンズ7をそのレンズ溶着脚部8を下方に向けて保持し、前記下型12には前記灯具ボディ1をそのリフレクタ溶着脚部6を上方に向けて保持する。次いで、図4(b)のように、加熱した熱板13を前記上型11と下型12との間に移動位置し、かつ上型11を下動し、下型12を上動してレンズ溶着脚部8とリフレクタ溶着脚部6の各先端部をそれぞれ熱板13に圧接する。これにより、レンズ溶着脚部8とリフレクタ溶着脚部6の各先端部は溶融された状態となる。次いで、図4(c)のように、前記熱板13を上型11と下型12との間から退避させた上で、上型11を下動し下型12を上動してレンズ溶着脚部8とリフレクタ溶着脚部6の各先端部を圧接し、その状態で冷却する。これにより、互いに溶融されたレンズ溶着脚部8とリフレクタ溶着脚部6が溶着され、前記レンズ7が前記灯具ボディ1の開口縁部1aに溶着されることになる。 【0012】図5は図4に示した溶着工程における、レンズ溶着脚部8とリフレクタ溶着脚部6での溶着状態を示す図である。リフレクタ溶着脚部6は、図3(a)に示したように、断面形状が三角型をした先端部の傾斜面6aには光反射膜5が形成されている。このリフレクタ溶着脚部6に対し、図4(b)の工程において熱板13を先端部に圧接すると、図5(a)のように、先端部は平坦な熱板13の表面に当接され、熱板13によって加熱されて溶融されながら圧接時の圧力によって徐々に熱板13の平坦面に倣った形状に変形されて行く。このとき、リフレクタ溶着脚部6の先端部では、溶融の進行に伴って傾斜面6aの先端部から両側に向けて徐々に変形されるため、当該傾斜面6aの表面に形成されている光反射膜5はこの変形に追従して両側に向けて押し退けられることになり、徐々に傾斜面6aの表面から剥離されて行く。特に、本実施形態では、光反射膜5はシリコーンのプラズマ重合膜5a,5cとアルミニウム蒸着膜5bが薄く形成された構造であるため、前記した剥離は比較的容易に行われる。そして、熱板13によって先端部の溶融、変形が進行された図5(b)の状態では、リフレクタ溶着脚部6の先端部は、熱板13に倣った平坦な面6bとして形成されるとともに、光反射膜5は殆どリフレクタ溶着脚部6の両側位置にまで移動されて剥離された状態となり、結果として形成された平坦面6bには光反射膜5は存在せず、灯具ボディ1を構成している樹脂が露出された状態となる。したがって、このような平坦面6bに対して、図5(c)のように、熱板13によって同様に溶融されたレンズ溶着脚部8の先端部が圧接されることにより、レンズ溶着脚部8とリフレクタ溶着脚部6は樹脂同士が圧接されるため、好適な溶着が行われ、リフレクタ溶着脚部6とレンズ溶着脚部8との溶着力を高めることが可能になる。 【0013】なお、本発明者による試作によれば、前記リフレクタ溶着脚部6の先端部の傾斜面6aがレンズ7を溶着する方向に対してなす角度が60度程度であれば、換言すればこの実施形態の場合には傾斜面6aの頂角が120度程度であれば、熱板13の圧接によるリフレクタ溶着脚部6の先端部の変形量がいたずらに大きくならない範囲で表面の光反射膜5を好適に剥離状態にすることが可能である。すなわち、前記傾斜面6aの角度が60度よりも大きくなり、前記頂角が120度よりも大きくなると、光反射膜5の剥離効果が少なくなり、好適な溶着を期待することが難しくなる。また、前記傾斜面6aの角度が60度以下になり、前記頂角が120度以下になると光反射膜5の剥離効果に十分なものが得られ、本発明を達成する上では有効であるが、あまり角度、ないし頂角が小さくなると、リフレクタ溶着脚部6の熱変形によってリフレクタ溶着脚部6の先端部における高さ寸法の減少が著しくなり、レンズ7を溶着したときの灯具の外形寸法の設計寸法を確保することが難しくなる。 【0014】このように、本実施形態においては、リフレクタ溶着脚部6の先端部を三角断面形状をした傾斜面6aで構成していることにより、レンズ溶着脚部8を溶着する際には、リフレクタ溶着脚部6の先端部の光反射膜5を熱板によって自動的に剥離して樹脂を露出した状態にすることが可能となる。したがって、灯具ボディ1の灯室に光反射膜5を成膜する際に、灯具ボディ1の内面の全面に光反射膜5を形成することも可能になり、本実施形態のように、リフレクタ溶着脚部の先端部に光反射膜が形成されないようにするためのマスク工程を用いることなく、プラズマ重合膜及びスパッタ蒸着によるアルミニウム蒸着膜の形成方法を採用することが可能になる。したがって、光反射膜5を形成するための成膜工程を簡略化し、低コスト化を実現することが可能になる。 【0015】ここで、前記実施形態では、リフレクタ溶着脚部6の先端部に設けた傾斜面6aが両側に向けて下り斜面となる断面形状が三角型の例を示しているが、リフレクタ溶着脚部の先端部に熱板を圧接して変形する際に、この変形に伴って光反射膜がリフレクタ溶着脚部の先端側から側方に向けて変形されながら剥離される構成であれば他の構成であってもよい。例えば、図6(a)のように、先端部の中央部が平坦で、その両側に下り斜面となる傾斜面6cを有する台形型に構成されてもよい。あるいは、図6(b),(c)のように、灯具ボディの外側あるいは内側の一方に向けて傾斜された片斜面の傾斜面6d,6eとして構成されてもよい。さらには、図6(d)のように、傾斜面の傾斜角度が徐々に変化される円弧型の傾斜面6fとして構成されてもよい。なお、前記実施形態の場合と同様に、図6(a)の傾斜面6cの場合には、仮想の頂角は120度以下にすることが好ましく、また、図6(b),(c)の傾斜面6d,6eにおいては、レンズの溶着方向に対する傾斜面の角度は60度以下にすることが好ましい。 【0016】また、前記実施形態では、光反射膜として、下層及び上層の各シリコーンのプラズマ重合膜とアルミニウム蒸着膜の積層構造の例を示しているが、リフレクタ溶着脚部の先端部に熱及び圧力を加えたときに、容易に変形、かつ剥離され易い膜構造であれば、前記実施形態以外の構成の光反射膜として構成することも可能である。 【0017】また、前記実施形態では、本発明を複合型ランプに適用した例を示しているが、単独構成のランプ、あるいは他の異なるランプの組み合わせからなる複合型のランプにおいても、灯具ボディ、すなわちリフレクタに対してレンズを溶着する構成の灯具であれば本発明を同様に適用できることは言うまでもない。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように本発明は、表面に光反射膜が形成された熱可塑性樹脂製のリフレクタには、断面が凸状をして先端部にレンズが溶着されるリフレクタ溶着脚部を備えており、当該リフレクタ溶着脚部の先端部には、前記レンズが溶着される方向に対して傾斜した傾斜面を有しているので、リフレクタ溶着脚部の先端部を熱板によって熱溶融する際に、当該先端部の表面の光反射膜を自動的に剥離して樹脂を露出した状態にすることが可能となる。これにより、灯具ボディの全面に光反射膜が形成されている場合でも、レンズとリフレクタの溶着を好適に行うことが可能になり、溶着強度を高めるとともに、光反射膜の形成時におけるマスク工程が不要になり、光反射膜の成膜工程を簡略化し、灯具の低コスト化を実現することが可能になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001133 【氏名又は名称】株式会社小糸製作所
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| 【出願日】 |
平成12年11月13日(2000.11.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100081433 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴木 章夫
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| 【公開番号】 |
特開2002−150813(P2002−150813A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月24日(2002.5.24) |
| 【出願番号】 |
特願2000−344748(P2000−344748) |
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