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【発明の名称】 屋外用照明器具
【発明者】 【氏名】河野 裕光

【氏名】鈴木 達也

【要約】 【課題】水垂れ部分に生じやすいつららを防止することができる屋外用照明器具を提供することにある。

【解決手段】器具本体(1)内にランプ(2)を収納し、このランプ(2)の光を外部へ照射する屋外用照明器具において、上記器具本体(1)の一部に雨水や雪などが垂れ落ちる水垂れ部分(3)を有し、この水垂れ部分(3)よりも上位で上記器具本体(1)外面の照射面を除く位置に雪を浮かせて保持する雪保持部材(11)を設けた。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 器具本体内にランプを収納し、このランプの光を外部へ照射する屋外用照明器具において、上記器具本体の一部に雨水や雪などが垂れ落ちる水垂れ部分を有し、この水垂れ部分よりも上位で上記器具本体外面の照射面を除く位置に雪を浮かせて保持する雪保持部材を設けたことを特徴とする屋外用照明器具。
【請求項2】 上記雪保持部材が、上記器具本体の外方に突出する複数の突出部材であることを特徴とする請求項1記載の屋外用照明器具。
【請求項3】 上記雪保持部材が、上記器具本体の外周を包囲するリング状部材であることを特徴とする請求項1記載の屋外用照明器具。
【請求項4】 上記雪保持部材が、上記器具本体の外方に突出する複数の突出部材と上記器具本体の外周を包囲するリング状部材とからなることを特徴とする請求項1記載の屋外用照明器具。
【請求項5】 上記リング状部材が、上記器具本体の外面に隙間を空けて設けられているものであることを特徴とする請求項3または請求項4記載の屋外用照明器具。
【請求項6】 上記器具本体の内面から上記水垂れ部分の近傍に発熱部材を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項5いずれか記載の屋外用照明器具。
【請求項7】 上記発熱部材が、上記ランプの熱を吸収して上記水垂れ部分に熱供給するものであることを特徴とする請求項6記載の屋外用照明器具。
【請求項8】 上記発熱部材が、少なくとも一部が上記ランプの近傍に位置している熱伝導部材からなるものであることを特徴とする請求項6または請求項7記載の屋外用照明器具。
【請求項9】 上記水垂れ部分を除く上記器具本体において、同器具本体の内部と外部とを断熱する断熱部材を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項8いずれか記載の屋外用照明器具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外用照明器具に関し、具体的には、つらら防止対策を施した屋外用照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、屋外に設置されて照らし出されるような屋外用照明器具があり、この種の屋外用照明器具としては、例えば、図5に示すごとく、器具本体(1)内にランプ(2)を収納し、このランプ(2)の光を外部へ照射するものであって、さらに、この器具本体(1)の下隅部分に雨水や雪などが垂れ落ちる水垂れ部分(3)を有していたものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような屋外用照明器具においては、積雪などの多い寒冷な地方で、屋外に設置される場合であると、図6に示すごとく、器具本体(1)の外郭に雪(18)が積もっている際には、同器具本体(1)の外郭がランプ(2)の熱により暖められるために、積もった雪(18)が融けて水滴となり、水垂れ部分(3)から水が垂れて、そのまますぐに垂れ落ちれば良いが、すぐに垂れ落ちなければ、同水垂れ部分(3)から垂れた水が外気により冷却されることにより、水垂れ部分(3)につらら(19)ができてしまうことがあった。
【0004】そして、このようなつらら(19)が成長していって、同つらら(19)が自重に耐え切れず落下した際には、人に危害を及ぼしてしまう可能性があり、非常に危険であった。
【0005】なお、従来、特開平4−370603号公報に開示されているごとく、積雪に対しての対策の技術は存在しているが、このようなものにおいても、上述した場合のようなつらら防止に対する構造は取られていないものであった。
【0006】本発明は、上述の事実に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、水垂れ部分に生じやすいつららを防止することができる屋外用照明器具を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る屋外用照明器具は、器具本体(1)内にランプ(2)を収納し、このランプ(2)の光を外部へ照射する屋外用照明器具において、上記器具本体(1)の一部に雨水や雪などが垂れ落ちる水垂れ部分(3)を有し、この水垂れ部分(3)よりも上位で上記器具本体(1)外面の照射面を除く位置に雪を浮かせて保持する雪保持部材(11)を設けたことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に係る屋外用照明器具は、上記雪保持部材(11)が、上記器具本体(1)の外方に突出する複数の突出部材(12)であることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に係る屋外用照明器具は、上記雪保持部材(11)が、上記器具本体(1)の外周を包囲するリング状部材(13)であることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項4に係る屋外用照明器具は、上記雪保持部材(11)が、上記器具本体(1)の外方に突出する複数の突出部材(12)と上記器具本体(1)の外周を包囲するリング状部材(13)とからなることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項5に係る屋外用照明器具は、上記リング状部材(13)が、上記器具本体(1)の外面に隙間(17)を空けて設けられているものであることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項6に係る屋外用照明器具は、上記器具本体(1)の内面から上記水垂れ部分(3)の近傍に発熱部材(4)を設けたことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項7に係る屋外用照明器具は、上記発熱部材(4)が、上記ランプ(2)の熱を吸収して上記水垂れ部分(3)に熱供給するものであることを特徴とする。
【0014】本発明の請求項8に係る屋外用照明器具は、上記発熱部材(4)が、少なくとも一部が上記ランプ(2)の近傍に位置している熱伝導部材(5)からなるものであることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項9に係る屋外用照明器具は、上記水垂れ部分(3)を除く上記器具本体(1)において、同器具本体(1)の内部と外部とを断熱する断熱部材(14)を設けたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図面に基づいて詳しく説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施形態に係る屋外用照明器具を示した断面図である。図2は、図1の屋外用照明器具を示した斜視図である。図3は、本発明の第2の実施形態に係る屋外用照明器具を示した斜視図である。図4は、本発明の第3の実施形態に係る屋外用照明器具を示した斜視図である。
【0018】本発明の屋外用照明器具は、図1ないし図4に示すごとく、器具本体(1)内にランプ(2)を収納し、このランプ(2)の光を外部へ照射する屋外用照明器具において、上記器具本体(1)の一部に雨水や雪などが垂れ落ちる水垂れ部分(3)を有し、この水垂れ部分(3)よりも上位で上記器具本体(1)外面の照射面を除く位置に雪を浮かせて保持する雪保持部材(11)を設けているものである。
【0019】上記器具本体(1)は、屋外に設置されるものである。この器具本体(1)の形状としては、図1ないし図4に示すごとき断面半楕円形のものに限られず、様々なものを自由自在に選択して採用することができるものである。また、この器具本体(1)のサイズとしても、収納されるランプ(2)のサイズなどに応じて、自由自在に設定することができるものである。
【0020】上記ランプ(2)は、図1ないし図4に示すごとく、上記器具本体(1)内に収納されているものである。このランプ(2)としては、例えば、電球タイプのものが用いられるが、その他蛍光灯タイプのものが用いられてもかまわないものである。このランプ(2)は、例えば、ソケットなどに取り付けられて、電気が供給されるようになっていて、同ランプ(2)の光を外部へ照射することができるものである。
【0021】上記水垂れ部分(3)は、上記器具本体(1)の一部に設けられているものであって、例えば、図1ないし図4に示すごとく、上記器具本体(1)の下隅角部分に形成されているものである。この水垂れ部分(3)から雨水や雪などが垂れ落ちるものである。
【0022】上記雪保持部材(11)は、図1ないし図4に示すごとく、上記水垂れ部分(3)よりも上位に設けられているものであって、しかも、上記器具本体(1)外面の照射面を除く位置にあるものである。この雪保持部材(11)は、雪を浮かせて保持させるものである。
【0023】なお、必要に応じて、図1ないし図3に示すごとく、上記ランプ(2)の光を外部へ照射することができるようにその補助的なものとして、反射板(16)が設けられていてもかまわないし、上記器具本体(1)の開口を覆うようにして上記ランプ(2)の下部に透明な透光パネル(15)などが設けられていてもかまわないものである。
【0024】本発明は、このような構成をとることによって、器具本体(1)内に収納されたランプ(2)にて光を外部へ照射することができ、このランプ(2)を点灯して器具本体(1)が暖められても、積もった雪がこのような水垂れ部分(3)よりも上位で器具本体(1)外面の照射面を除く位置に設けられた、雪を浮かせて保持する雪保持部材(11)により保持されるために、器具本体(1)の外面と積もった雪の境界に空気層ができて、雪融けが進行しなくなるものである。したがって、つららの原因となる水滴が発生しにくくなるので、水垂れ部分(3)に生じやすいつららを防止することができるものである。
【0025】すなわち、本発明は、水垂れ部分(3)に生じやすいつららを防止することができるものである。
【0026】また、図1ないし図3に示すごとく、上記雪保持部材(11)が、上記器具本体(1)の外方に突出する複数の突出部材(12)であると、ランプ(2)を点灯して器具本体(1)が暖められても、積もった雪がこのような器具本体(1)の外方に突出する複数の突出部材(12)である雪保持部材(11)により保持されるために、器具本体(1)の外面と積もった雪の境界に空気層ができて、雪融けが確実に進行しなくなるものである。したがって、つららの原因となる水滴が確実に発生しにくくなるので、水垂れ部分(3)に生じやすいつららを確実に防止することができるものである。
【0027】さらに、図1、図2および図4に示すごとく、上記雪保持部材(11)が、上記器具本体(1)の外周を包囲するリング状部材(13)であると、ランプ(2)を点灯して器具本体(1)が暖められても、積もった雪がこのような器具本体(1)の外周を包囲するリング状部材(13)である雪保持部材(11)により保持されるために、器具本体(1)の外面と積もった雪の境界に空気層ができて、雪融けが確実に進行しなくなるものである。したがって、つららの原因となる水滴が確実に発生しにくくなるので、水垂れ部分(3)に生じやすいつららを確実に防止することができるものである。
【0028】特に、図1および図2に示すごとく、上記雪保持部材(11)が、上記器具本体(1)の外方に突出する複数の突出部材(12)と上記器具本体(1)の外周を包囲するリング状部材(13)とからなるものであると、ランプ(2)を点灯して器具本体(1)が暖められても、積もった雪がこのような器具本体(1)の外方に突出する複数の突出部材(12)と同器具本体(1)の外周を包囲するリング状部材(13)とからなる両部材の雪保持部材(11)により確実に保持されるために、器具本体(1)の外面と積もった雪の境界に空気層ができて、雪融けが確実に進行しなくなるものである。したがって、つららの原因となる水滴が確実に発生しにくくなるので、水垂れ部分(3)に生じやすいつららをより一層確実に防止することができるものである。
【0029】なお、図1および図2に示すごとき場合、上記複数の突出部材(12)は、2本で構成したが,これに限定されるものではなく、さらに数を増やす事で雪を浮かす効果が増していくものである。
【0030】そして、上述の内容からもわかるように、図3に示す場合のように雪保持部材(11)を突出部材(12)のみで形成しても良いし、また、図4に示す場合のように雪保持部材(11)をリング状部材(13)のみで形成しても良いことは、言うまでもないことである。
【0031】また、図1、図2および図4に示すごとく、上記リング状部材(13)が、上記器具本体(1)の外面に隙間(17)を空けて設けられているものであると、このような器具本体(1)の外面に空けられた隙間(17)を設けたリング状部材(13)により、器具本体(1)の外面と積もった雪の境界にできる空気層を流れる雪解け水をより一層確実に水垂れ部分(3)に流れるようにさせて誘導する働きがあるので、仮に水垂れ部分(3)から雪解け水の水滴が発生しても、より一層スムーズに垂れ落とさせる働きをするものであり、水垂れ部分(3)に生じやすいつららを確実に防止することができるものである。
【0032】そして、図1および図2に示すごとく、上記器具本体(1)の内面から上記水垂れ部分(3)の近傍に発熱部材(4)を設けているものであると、この器具本体(1)の内面から水垂れ部分(3)の近傍に設けている発熱部材(4)にて同発熱部材(4)の熱がスムーズに水垂れ部分(3)に供給されて、水垂れ部分(3)としては効率的に暖められて、雪解け水が確実に凍ることはなくなり、よって、雪解けした水を水垂れ部分(3)にて確実につららになりにくくするものである。
【0033】上記発熱部材(4)は、図1および図2に示すごとく、上記器具本体(1)の内部に設けられているものである。この発熱部材(4)は、熱を発することができるものであれば、どのような形態のものであってもかまわないものであり、例えば、上記水垂れ部分(3)を0℃以上に常に保持することができるように設けられているものである。
【0034】また、図1および図2に示すごとく、上記発熱部材(4)が、上記ランプ(2)の熱を吸収して上記水垂れ部分(3)に熱供給するものであると、このランプ(2)の熱を吸収して水垂れ部分(3)に熱供給する発熱部材(4)にて同ランプ(2)を点灯することでランプ(2)の熱がスムーズに水垂れ部分(3)に熱供給されて、水垂れ部分(3)としてはより一層効率的に暖められて、雪解け水がより一層確実に凍ることはなくなり、よって、雪解けした水を水垂れ部分(3)にてより一層確実につららになりにくくするものである。
【0035】特に、図1および図2に示すごとく、上記発熱部材(4)が、少なくとも一部が上記ランプ(2)の近傍に位置している熱伝導部材(5)からなるものであると、この少なくとも一部がランプ(2)の近傍に位置している熱伝導部材(5)からなる発熱部材(4)にて同ランプ(2)を点灯することでランプ(2)の熱がスムーズに器具本体(1)の内部で伝導して、同器具本体(1)の内部がより一層効率的に暖められるとともに、この熱伝導により水垂れ部分(3)としてもより一層効率的に暖められて、雪解け水がより一層確実に凍ることはなくなり、よって、雪解けした水を水垂れ部分(3)にてより一層確実につららになりにくくするものである。
【0036】具体的な例としては、上記熱伝導部材(5)として、ヒートパイプ(6)が採用されるものである。
【0037】なお、図1および図2に示すごとく、上記水垂れ部分(3)を除く上記器具本体(1)において、同器具本体(1)の内部と外部とを断熱する断熱部材(14)を設けているものであると、器具本体(1)の内部と外部との間でこのような水垂れ部分(3)を除く器具本体(1)において設けられた断熱部材(14)にて熱遮断を行うことができるので、断熱部材(14)にて積もった雪をより一層確実に融かしにくくする効果があるものである。
【0038】本発明に係る屋外用照明器具によると、図1ないし図4に示すごとく、器具本体(1)内にランプ(2)を収納し、このランプ(2)の光を外部へ照射する屋外用照明器具において、上記器具本体(1)の一部に雨水や雪などが垂れ落ちる水垂れ部分(3)を有し、この水垂れ部分(3)よりも上位で上記器具本体(1)外面の照射面を除く位置に雪を浮かせて保持する雪保持部材(11)を設けたので、器具本体(1)内に収納されたランプ(2)にて光を外部へ照射することができ、このランプ(2)を点灯して器具本体(1)が暖められても、積もった雪がこのような水垂れ部分(3)よりも上位で器具本体(1)外面の照射面を除く位置に設けられた、雪を浮かせて保持する雪保持部材(11)により保持されるために、器具本体(1)の外面と積もった雪の境界に空気層ができて、雪融けが進行しなくなるものである。したがって、つららの原因となる水滴が発生しにくくなるので、水垂れ部分(3)に生じやすいつららを防止することができるものである。
【0039】すなわち、本発明は、水垂れ部分(3)に生じやすいつららを防止することができるものである。
【0040】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る屋外用照明器具によると、器具本体(1)内に収納されたランプ(2)にて光を外部へ照射することができ、このランプ(2)を点灯して器具本体(1)が暖められても、積もった雪がこのような水垂れ部分(3)よりも上位で器具本体(1)外面の照射面を除く位置に設けられた、雪を浮かせて保持する雪保持部材(11)により保持されるために、器具本体(1)の外面と積もった雪の境界に空気層ができて、雪融けが進行しなくなるものである。したがって、つららの原因となる水滴が発生しにくくなるので、水垂れ部分(3)に生じやすいつららを防止することができるものである。
【0041】すなわち、本発明は、水垂れ部分(3)に生じやすいつららを防止することができるものである。
【0042】本発明の請求項2に係る屋外用照明器具によると、請求項1記載の場合に加えて、ランプ(2)を点灯して器具本体(1)が暖められても、積もった雪がこのような器具本体(1)の外方に突出する複数の突出部材(12)である雪保持部材(11)により保持されるために、器具本体(1)の外面と積もった雪の境界に空気層ができて、雪融けが確実に進行しなくなるものである。したがって、つららの原因となる水滴が確実に発生しにくくなるので、水垂れ部分(3)に生じやすいつららを確実に防止することができるものである。
【0043】本発明の請求項3に係る屋外用照明器具によると、請求項1記載の場合に加えて、ランプ(2)を点灯して器具本体(1)が暖められても、積もった雪がこのような器具本体(1)の外周を包囲するリング状部材(13)である雪保持部材(11)により保持されるために、器具本体(1)の外面と積もった雪の境界に空気層ができて、雪融けが確実に進行しなくなるものである。したがって、つららの原因となる水滴が確実に発生しにくくなるので、水垂れ部分(3)に生じやすいつららを確実に防止することができるものである。
【0044】本発明の請求項4に係る屋外用照明器具によると、請求項1記載の場合に加えて、ランプ(2)を点灯して器具本体(1)が暖められても、積もった雪がこのような器具本体(1)の外方に突出する複数の突出部材(12)と同器具本体(1)の外周を包囲するリング状部材(13)とからなる両部材の雪保持部材(11)により確実に保持されるために、器具本体(1)の外面と積もった雪の境界に空気層ができて、雪融けが確実に進行しなくなるものである。したがって、つららの原因となる水滴が確実に発生しにくくなるので、水垂れ部分(3)に生じやすいつららをより一層確実に防止することができるものである。
【0045】本発明の請求項5に係る屋外用照明器具によると、請求項3または請求項4記載の場合に加えて、このような器具本体(1)の外面に空けられた隙間(17)を設けたリング状部材(13)により、器具本体(1)の外面と積もった雪の境界にできる空気層を流れる雪解け水をより一層確実に水垂れ部分(3)に流れるようにさせて誘導する働きがあるので、仮に水垂れ部分(3)から雪解け水の水滴が発生しても、より一層スムーズに垂れ落とさせる働きをするものであり、水垂れ部分(3)に生じやすいつららを確実に防止することができるものである。
【0046】本発明の請求項6に係る屋外用照明器具によると、請求項1ないし請求項5いずれか記載の場合に加えて、この器具本体(1)の内面から水垂れ部分(3)の近傍に設けている発熱部材(4)にて同発熱部材(4)の熱がスムーズに水垂れ部分(3)に供給されて、水垂れ部分(3)としては効率的に暖められて、雪解け水が確実に凍ることはなくなり、よって、雪解けした水を水垂れ部分(3)にて確実につららになりにくくするものである。
【0047】本発明の請求項7に係る屋外用照明器具によると、請求項6記載の場合に加えて、このランプ(2)の熱を吸収して水垂れ部分(3)に熱供給する発熱部材(4)にて同ランプ(2)を点灯することでランプ(2)の熱がスムーズに水垂れ部分(3)に熱供給されて、水垂れ部分(3)としてはより一層効率的に暖められて、雪解け水がより一層確実に凍ることはなくなり、よって、雪解けした水を水垂れ部分(3)にてより一層確実につららになりにくくするものである。
【0048】本発明の請求項8に係る屋外用照明器具によると、請求項6または請求項7記載の場合に加えて、この少なくとも一部がランプ(2)の近傍に位置している熱伝導部材(5)からなる発熱部材(4)にて同ランプ(2)を点灯することでランプ(2)の熱がスムーズに器具本体(1)の内部で伝導して、同器具本体(1)の内部がより一層効率的に暖められるとともに、この熱伝導により水垂れ部分(3)としてもより一層効率的に暖められて、雪解け水がより一層確実に凍ることはなくなり、よって、雪解けした水を水垂れ部分(3)にてより一層確実につららになりにくくするものである。
【0049】本発明の請求項9に係る屋外用照明器具によると、請求項1ないし請求項8いずれか記載の場合に加えて、器具本体(1)の内部と外部との間でこのような水垂れ部分(3)を除く器具本体(1)において設けられた断熱部材(14)にて熱遮断を行うことができるので、断熱部材(14)にて積もった雪をより一層確実に融かしにくくする効果があるものである。
【出願人】 【識別番号】000005832
【氏名又は名称】松下電工株式会社
【出願日】 平成12年11月10日(2000.11.10)
【代理人】 【識別番号】100111556
【弁理士】
【氏名又は名称】安藤 淳二 (外1名)
【公開番号】 特開2002−150808(P2002−150808A)
【公開日】 平成14年5月24日(2002.5.24)
【出願番号】 特願2000−343869(P2000−343869)