| 【発明の名称】 |
発光構造体 |
| 【発明者】 |
【氏名】坂田 浩一
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| 【要約】 |
【課題】ハウジングを三次元的な形状にしても、発光ダイオードの取付作業が容易で且つコスト的にも有利な発光構造体を提供する。
【解決手段】ハウジング1が樹脂成形品で、且つ発光ダイオード3の裏面に導線性の回路部2が形成され、該回路部2に対して発光ダイオード3のリード脚4を接続した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 三次元的形状を有するハウジングの表面に複数の発光ダイオードを固定した発光構造体であって、前記ハウジングが樹脂成形品で、且つハウジングの裏面に導線性の回路部が形成され、該回路部に対してハウジングの表面側から貫通させた発光ダイオードのリード脚を接続したことを特徴とする発光構造体。 【請求項2】 請求項1記載の発光構造体であって、回路部が、金属メッキ層であることを特徴とする発光構造体。 【請求項3】 請求項1記載の発光構造体であって、回路部が、金属蒸着層であることを特徴とする発光構造体。 【請求項4】 請求項1記載の発光構造体であって、回路部が、金属溶射層であることを特徴とする発光構造体。 【請求項5】 請求項1記載の発光構造体であって、回路部が、金属ホットスタンプ層であることを特徴とする発光構造体。 【請求項6】 請求項1記載の発光構造体であって、回路部が、導電塗装層であることを特徴とする発光構造体。 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の発光構造体であって、ハウジングの曲折部が、湾曲形状であることを特徴とする発光構造体。 【請求項8】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の発光構造体であって、ハウジングの曲折部における裏面だけが、湾曲形状であることを特徴とする発光構造体。 【請求項9】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の発光構造体であって、ハウジングの曲折部の角度が、鈍角であることを特徴とする発光構造体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、発光ダイオードを用いた発光構造体、特に車両用ランプ装置への適用に好適な発光構造体に関するものである。 【0002】 【従来の技術】自動車のフロント部やリヤ部には、車幅方向に沿って前後に湾曲した状態のランプ装置(ターンシグナルランプ、ストップランプ等)が取付けられている。例えば、車体の後部の左右両側に取付けられているストップランプは、車体の後面から側面まで回り込んだスラント形状に対応して、そのアウタレンズが後面から側面まで回り込んだ三次元的湾曲形状をしている。 【0003】従って、このようなランプ装置に用いられる発光構造体も、ランプ装置全体の厚さ(車体内部側への奥行き)を小さくするために、三次元的形状にする必要がある。 【0004】そのため、従来は金属プレートを打ち抜いて形成した三次元的形状のハウジングを用い、その表面に保持したコードに対して固定金具の切溝を押し付けて固定し、切溝をコードの外皮に食い込ませて芯線と導通状態にし、導通状態になった固定金具に対して、それぞれ発光ダイオードのリード脚を差し込んで取付けた構造にしている(類似技術として、特開平10−208515号公報参照)。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の技術にあっては、コードをハウジングの三次元的表面に沿って配線し、そこに固定金具を介して発光ダイオードを取付けなければならないため、コードの配線作業及び発光ダイオードの取付作業が困難である。また、金属プレートを打ち抜いて三次元的形状のハウジングを形成するため、ハウジングが高価で、コストの面でも改善が望まれている。 【0006】この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、ハウジングを三次元的な形状にしても、発光ダイオードの取付作業が容易で且つコスト的にも有利な発光構造体を提供するものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明は、三次元的形状を有するハウジングの表面に複数の発光ダイオードを固定した発光構造体であって、前記ハウジングが樹脂成形品で、且つ発光ダイオードの裏面に導線性の回路部が形成され、該回路部に対してハウジングの表面側から貫通させた発光ダイオードのリード脚を接続したものである。 【0008】この発明によれば、ハウジングが樹脂成形品のため、従来の金属打ち抜き品に比べて、コストの面で有利である。また、ハウジングの裏面に回路部が形成され、この回路部に発光ダイオードのリード脚を接続するため、従来のように固定金具を介して取付ける場合に比べて、発光ダイオードの取付作業が容易である。 【0009】回路部の形成方法としては、金属メッキ、金属蒸着、金属溶射、金属ホットスタンプ、導電塗装等が好適である。回路部を形成する金属(導電塗装等に含まれる金属粉)は、形成方法により異なるが、銅、ニッケル、すず、亜鉛、クロム、アルミ等が好適である。回路部とリード脚との接続材料は、導電性接着剤や半田等が好適である。 【0010】ハウジングの曲折部(裏面だけも可)を湾曲形状にしたり、角度を鈍角にすることにより、曲折部における回路部の形成が容易になると共に状態も安定し、形成後に剥離しにくくなる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。この実施形態では、自動車のストップランプに用いられる発光構造体を例にして説明する。 【0012】図1及び図2は、この発明の一実施形態を示す図である。図中の符号1は、図示せぬストップランプのレンズ内部に設けられたハウジングを示している。このハウジング1は、実際にストップランプ内に取付けられた状態における幅方向X及び上下方向Yにおいて順次段下がり形状になっており、全体として斜め方向へ変位した三次元的形状を呈している。このハウジング1は、樹脂による射出成形品のため、このような複雑な形状も容易に形成することができる。 【0013】そして、このハウジング1の裏面には、成形後にメッキによりライン状の金属メッキ層が回路部2として形成されている。この回路部2は、ハウジング1の裏面における必要箇所をいったん無電解メッキによりメタライズした後に、ハウジング1全体をメッキ液中に浸漬して密着性の高い本格的な電解メッキ層を形成したものである。 【0014】次に、回路部2を形成したハウジング1をプレス装置にセットして、回路部2の発光ダイオード3に対応する部分に、発光ダイオード3のリード脚4を挿入させるスリット状のパンチ孔5を形成する(図1では図示省略)。そして、このパンチ孔5にリード脚4を表面側から挿入して、リード脚4と回路部2とを半田付けすることにより、発光ダイオード3の固定作業が完了する。このようにして形成された発光構造体は、発光ダイオード3が三次元的な面形状に沿って配列された状態となる。 【0015】図3〜図5は、このハウジング1の変形例を示す図である。すなわち、図3のように、ハウジング1の曲折部6を湾曲形状にしたり、図4のように、曲折部7の裏面のみを湾曲形状にしたり、図5のように、曲折部8の角度を鈍角にしても良い。このようにすることにより、曲折部5、6、7における回路部2の形成が容易になると共に状態も安定し、形成後に剥離しにくくなる。 【0016】尚、以上の実施形態では、回路部2を金属メッキ方法により形成する例を示したが、これに限定されるものではなく、その他に金属蒸着、金属溶射、金属ホットスタンプ、導電塗装等の方法を用いても、略同様の回路部2を形成することができる。 【0017】 【発明の効果】この発明によれば、ハウジングが樹脂成形品のため、従来の金属打ち抜き品に比べて、コストの面で有利である。また、ハウジングの裏面に回路部が形成され、この回路部に発光ダイオードのリード脚を接続するため、従来のように固定金具を介して取付ける場合に比べて、発光ダイオードの取付作業が容易である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000136 【氏名又は名称】市光工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月26日(2000.10.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083806 【弁理士】 【氏名又は名称】三好 秀和 (外8名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−133917(P2002−133917A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−327460(P2000−327460) |
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