| 【発明の名称】 |
照明装置およびその灯具ユニットの着脱用作業装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】梶谷 誠
【氏名】長谷川 敬晃
【氏名】松川 昭
【氏名】会沢 雄二
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| 【要約】 |
【課題】取付け、交換作業の自動化に適した照明装置と、このような照明装置の取付け、交換作業、さらには点検、掃除等のメンテナンス作業に用いて好適な灯具ユニットの着脱用作業装置を提供する。
【解決手段】ポール1の上部に取付けられた灯体3と、灯体3に着脱可能に取付けられる灯具ユニット4と、灯具ユニット4を灯体3に係止する一対の係止機構18とで照明装置2を構成する。上下動自在な可動ピン25と、通常ケース17から突出し灯具ユニット4を灯体3に係止する爪26と、爪26をケース17から突出する方向に付勢する板ばね33と、可動ピン25と爪26を連結するリンク27とで係止機構18を構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ポールの上部に取付けられた灯体と、この灯体に着脱可能に取付けられる灯具ユニットと、この灯具ユニットを前記灯体に係止する係止機構とを備え、前記灯体は前記灯具ユニットが挿入される開口部を有し、前記灯具ユニットは前記灯体側からの電源供給によって点灯する光源を有することを特徴とする照明装置。 【請求項2】 請求項1記載の照明装置において、前記係止機構は、前記灯具ユニットに上下動自在に組み込まれ外部から作動される可動ピンと、通常灯具ユニットから突出しており灯具ユニットの灯体への装着時には灯具ユニットの灯体への嵌挿に応じて灯体内に没入し、灯具ユニットが灯体内に装着されると再び突出して灯体に係合することにより灯具ユニットを灯体に係止する爪と、この爪を灯具ユニットから突出する方向に付勢する付勢手段とを備えていることを特徴とする照明装置。 【請求項3】 請求項2記載の照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置であって、ポールに沿って昇降する昇降装置を備え、この昇降装置に灯具ユニットを灯体から取り外す取外し機構を設けたことを特徴とする照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置。 【請求項4】 請求項2記載の照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置であって、ポールに沿って昇降する昇降装置を備え、この昇降装置に灯具ユニットを把持し灯体に装着する装着機構を設けたことを特徴とする照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置。 【請求項5】 請求項2記載の照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置であって、ポールに沿って昇降する昇降装置を備え、この昇降装置に灯具ユニットを灯体から取り外す取外し機構と、灯具ユニットを把持し灯体に装着する装着機構を設けたことを特徴とする照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置。 【請求項6】 請求項5記載の照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置であって、前記取外し機構と前記装着機構は、共に同じ単方向(ポールに沿った方向=上下方向)動作に連動して作動することを特徴とする照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置。 【請求項7】 請求項3または5記載の照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置において、前記取外し機構は、灯具ユニットの係止機構を動作させる取外し手段と、前記灯具ユニットを把持する把持手段を有することを特徴とする照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置。 【請求項8】 請求項7記載の照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置において、前記把持手段は、取外し手段の上昇動作に連動して作動することにより、灯具ユニットを把持することを特徴とする照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置。 【請求項9】 請求項3または5記載の照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置において、前記取外し機構は、灯具ユニットの底部に形成された挿入孔に挿入され可動ピンを突き上げる一対の操作部材と、各操作部材にそれぞれ一対ずつ配設され灯具ユニットを把持する開閉自在な把持部材と、把持部材を把持方向に付勢するばねと、把持部材を開閉するカムと、前記操作部材を上下動させる駆動装置とで構成されることを特徴とする照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置。 【請求項10】 請求項4または5記載の照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置において、前記装着機構は、灯具ユニットを位置決めする位置決め手段と、前記灯具ユニットを把持する把持手段を有することを特徴とする照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置。 【請求項11】 請求項10記載の照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置において、灯具ユニットの係止機構は、位置決め手段の上昇動作による灯体への嵌挿に応じて前記灯体との係合状態に移行することを特徴とする照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置。 【請求項12】 請求項11記載の照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置において、把持手段は、係止機構が灯体と係合状態になった後の位置決め手段の下降動作に連動して作動することにより灯具ユニットの把持を解除することを特徴とする照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置。 【請求項13】 請求項4または5記載の照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置において、装着機構は、灯具ユニットの底部に形成された挿入孔に挿入される一対の位置決めピンと、各位置決めピンにそれぞれ一対ずつ配設され灯具ユニットを把持する開閉自在な把持部材と、把持部材を把持方向に付勢するばねと、把持部材を開閉するカムと、前記位置決めピンを上下動させる駆動装置とで構成されることを特徴とする照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置。 【請求項14】 請求項5記載の照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置において、灯具ユニットを灯体から取り外す際には取外し機構を灯具ユニットの下方に位置させ、灯具ユニットを灯体に装着する際には装着機構によって把持されている灯具ユニットを前記灯体の下方に位置させる位置変更装置を有することを特徴とする照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置。 【請求項15】 請求項14記載の照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置において、前記位置変更装置は、取外し機構と装着機構が設置された回動板と、この回動板をポールを軸として回動させる駆動装置とからなることを特徴とする照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置。 【請求項16】 請求項3,4または5記載の照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置において、昇降装置がポールに沿って昇降する距離を計測する昇降距離計測手段を有し、前記昇降装置は、上昇時において、初期位置から減速位置までは第1の所定速度で上昇し、減速位置まで上昇したことを前記昇降距離計測手段が検出すると、その後は前記減速位置から昇降装置が灯具ユニットの着脱を行う基準高さ位置まで前記第1の所定速度より遅い第2の所定速度で上昇することを特徴とする照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置。 【請求項17】 請求項15記載の照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置において、前記基準高さ位置まで上昇したことを検出する基準高さ検出手段を有し、前記昇降装置は基準高さ位置まで上昇すると、その後は前記第2の所定速度より遅い第3の所定速度で上限停止位置まで上昇することを特徴とする照明装置における灯具ユニットの着脱用作業装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、野外の道路、特に高速道路や自動車専用道路等の高所に設置される街路灯に適用して好適な照明装置およびその灯具ユニットの着脱用作業装置に関する。 【0002】 【従来の技術】高速道路の道路照明設備においては、照明装置の機能および照明効率の維持並びに道路を安全に使用していくために、定期的にメンテナンス作業(掃除、ランプの交換等)が行われている。この種の照明装置は、ポールを支持物としてその上端に取付けられるポール照明方式が一般的であり、その取付け高さとしては、高いもので15mにも及び、高所でのメンテナンス作業が前提となっている。 【0003】照明装置のメンテナンス作業は、現状では主に交通量の少ない夜間時に、車線規制を行い、高所作業車を使用して作業員が高所に上がって行っている。そのため、作業員は常に転倒、転落の危険性および一般車両による追突、接触の危険にさらされ、なおかつ過酷な作業条件下での作業となっている。このようなことから安全性の確保並びに作業の効率化、省力化等を目的としてメンテナンス作業の自動化が要望されている。 【0004】メンテナンス作業の自動化を可能にしたものとしては、例えば特開平6−203616号公報に開示された道路照明灯具の掃除・点検装置が知られている。この掃除・点検装置は、高所灯具の掃除・点検作業をロボットによって行うことにより、作業者による高所作業を廃止し、安全で効率のよい掃除・点検を行い得るようにしたものである。そのため、照明ポールを把持して掃除・点検装置を位置決めし、掃除ロボットを遠隔操作によって作動させることにより、その手先に取付けたブラシやウエスなどの掃除用ツールで照明灯具の外面掃除を行い、また内面掃除に当たってはグローブ開閉用ツールを用いてグローブ開閉ラッチを操作し、グローブを支持しつつグローブを開閉するようにしている。さらに、レンチやドライバーなどのツールで端子の増し締め等の点検作業をも行うようにしている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の掃除・点検装置は、遠隔操作とツール交換によって掃除・点検作業を自動的に行うようにしているため、作業者が高所に上がって作業する必要がなく、安全性の向上および省力化を図ることができる利点がある。しかしながら、灯具の取付け、取外し作業までは行うことができず、その場合は依然として作業者が高所で作業を行なわなければならず、また、取付けたり、交換したりする場合はグローブの固定ねじをドライバー等のツールで外してグローブを灯具から取り外さなければならず、そのため作業時間も長くなるという問題があった。特に、ランプ交換は、壊れ易いランプを扱い、高精度な位置決め操作が要求されるため、ロボットによって直接交換することは非常に困難である。 【0006】そこで、本発明者らは、照明装置自体の構造、交換方式およびそのための作業装置について種々検討した結果、照明装置についてはその主たる部分であるランプ、反射鏡等をユニット化して灯具ユニットとし、この灯具ユニットを灯体に対して簡単に着脱できる構造とし、取付け、交換時においてはポールに沿って昇降するロボットを使用し、このロボットによって灯体に取付けられている古い灯具ユニットを取り外して新しいものと交換する方式を採用することが最も有効かつ実用的であると考え、本発明にいたったものである。 【0007】本発明は、上記した従来の問題、要請および検討結果に基づいてなされたもので、その目的とするところは、取付け、交換作業の自動化に適した照明装置を提供するとともに、このような照明装置の取付け、交換作業、さらには点検、掃除等のメンテナンス作業に用いて好適な灯具ユニットの着脱用作業装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために第1の発明に係る照明装置は、ポールの上部に取付けられた灯体と、この灯体に着脱可能に取付けられる灯具ユニットと、この灯具ユニットを前記灯体に係止する係止機構とを備え、前記灯体は前記灯具ユニットが挿入される開口部を有し、前記灯具ユニットは前記灯体側からの電源供給によって点灯する光源を有するものである。この発明においては、灯具ユニットが灯体に対して係止機構により着脱可能に取付けられる。 【0009】第2の発明に係る照明装置は、上記第1の発明において、前記係止機構が、前記灯具ユニットに上下動自在に組み込まれ外部から作動される可動ピンと、通常灯具ユニットから突出しており灯具ユニットの灯体への装着時には灯具ユニットの灯体への嵌挿に応じて灯体内に没入し、灯具ユニットが灯体内に装着されると再び突出して灯体に係合することにより灯具ユニットを灯体に係止する爪と、この爪を灯具ユニットから突出する方向に付勢する付勢手段とを備えているものである。この発明においては、係止機構の爪によって灯具ユニットを灯体に係止しているだけであるため、ねじ等が不要で、簡単かつ容易に着脱することができる。付勢手段としては、ばねが用いられ、爪を直接付勢する場合と可動ピンを介して付勢する場合の2通りが考えられる。 【0010】第3の発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、上記第2の発明において、ポールに沿って昇降する昇降装置を備え、この昇降装置に灯具ユニットを灯体から取り外す取外し機構を設けたものである。この発明においては、灯具ユニットが取外し機構によって灯体から取り外され、昇降装置の下降によって地上に回収される。したがって、地上の安全な場所で掃除・保守・点検等のメンテナンス作業を行うことができる。 【0011】第4の発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、上記第2の発明において、 ポールに沿って昇降する昇降装置を備え、この昇降装置に灯具ユニットを把持し灯体に装着する装着機構を設けたものである。この発明においては、灯具ユニットが装着機構によって灯体に装着される。。 【0012】第5の発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、 上記第4の発明において、ポールに沿って昇降する昇降装置を備え、この昇降装置に灯具ユニットを灯体から取り外す取外し機構と、灯具ユニットを把持し灯体に装着する装着機構を設けたものである。この発明においては、灯具ユニットの交換作業を1台の作業装置によって行うことができる。 【0013】第6の発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、上記第5の発明において、前記取外し機構と前記装着機構は、共に同じ単方向(ポールに沿った方向=上下方向)動作に連動して作動するものである。この発明においては、取外し機構と装着機構が共に同じ単方向(ポールに沿った方向=上下方向)動作に連動して作動する。 【0014】第7の発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、上記第3または第5の発明において、前記取外し機構が、灯具ユニットの係止機構を動作させる取外し手段と、前記灯具ユニットを把持する把持手段を有するものである。この発明においては、取外し機構によって係止機構を動作させ灯具ユニットと灯体との係合を解除する。灯具ユニットは把持手段によって把持され灯体に嵌挿される。 【0015】第8の発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、上記第7の発明において、前記把持手段が、取外し手段の上昇動作に連動して作動することにより、灯具ユニットを把持するものである。この発明においては、灯具ユニットが把持手段によって把持される。 【0016】第9の発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、上記第3または第5の発明において、前記取外し機構が、灯具ユニットの底部に形成された挿入孔に挿入され可動ピンを突き上げる一対の操作部材と、各操作部材にそれぞれ一対ずつ配設され灯具ユニットを把持する開閉自在な把持部材と、把持部材を把持方向に付勢するばねと、把持部材を開閉するカムと、前記操作部材を上下動させる駆動装置とで構成されるものである。この発明においては、駆動装置によって操作部材を上昇させると、係止機構による灯具ユニットの係止が解除される。灯具ユニットは、把持部材によって把持されると、操作部材の下降に伴い灯具から引き出される。 【0017】第10の発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、上記第4または第5の発明において、前記装着機構が、灯具ユニットを位置決めする位置決め手段と、前記灯具ユニットを把持する把持手段を有するものである。この発明においては、灯具ユニットが装着機構に位置決めされて取付けられる。 【0018】第11の発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、上記第10の発明において、灯具ユニットの係止機構が、位置決め手段の上昇動作による灯体への嵌挿に応じて前記灯体との係合状態に移行するものである。この発明においては、灯具ユニットが灯体へ挿入されると、係止機構によって灯具ユニットを自動的に係止する。 【0019】第12の発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、上記第11の発明において、係止機構が灯体と係合状態になった後の位置決め手段の下降動作に連動して把持手段が作動することにより、灯具ユニットの把持を解除するものである。この発明においては、位置決め手段の下降動作に伴い把持手段による灯具ユニットの把持が自動的に解除される。 【0020】第13の発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、上記第4または5の発明において、装着機構が、灯具ユニットの底部に形成された挿入孔に挿入される一対の位置決めピンと、各位置決めピンにそれぞれ一対ずつ配設され灯具ユニットを把持する開閉自在な把持部材と、把持部材を把持方向に付勢するばねと、把持部材を開閉するカムと、前記位置決めピンを上下動させる駆動装置とで構成されるものである。この発明においては、灯具ユニットが装着機構に対して位置決めされ、把持部材によって把持される。 【0021】第14の発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、上記第5の発明において、灯具ユニットを灯体から取り外す際には取外し機構を灯具ユニットの下方に位置させ、灯具ユニットを灯体に装着する際には装着機構によって把持されている灯具ユニットを前記灯体の下方に位置させる位置変更装置を有するものである。この発明においては、取外し機構によって灯具ユニットを灯体から取り外した後、位置変更装置によって取外し機構と装着機構の位置を入れ替えることにより、古い灯具ユニットの取り外しと新しい灯具ユニットの装着を連続して行うことができる。 【0022】第15の発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、上記第14の発明において、前記位置変更装置が、取外し機構と装着機構が設置された回動板と、この回動板をポールを軸として回動させる駆動装置とからなるものである。この発明においては、回動板を所定角度(例えば、180°)回動させると、取外し機構と装着機構の位置を入れ替えることができる。 【0023】第16の発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、上記第3、第4または第5の発明において、昇降装置がポールに沿って昇降する距離を計測する昇降距離計測手段を有し、昇降装置の上昇時において、初期位置から減速位置までは第1の所定速度で上昇し、減速位置まで上昇したことを前記昇降距離計測手段が検出すると、その後は前記減速位置から昇降装置が灯具ユニットの着脱を行う基準高さ位置まで前記第1の所定速度より遅い第2の所定速度で上昇するものである。この発明においては、昇降装置のオーバーランを防止することができる。 【0024】第17の発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、上記第15の発明において、前記基準高さ位置まで上昇したことを検出する基準高さ検出手段を有し、前記昇降装置は基準高さ位置まで上昇すると、その後は前記第2の所定速度より遅い第3の所定速度で上限停止位置まで上昇するものである。この発明においては、昇降装置のオーバーランを防止することができる。 【0025】昇降装置の初期位置は、昇降装置をポールに装着した高さ位置で、路面に昇降装置が接地している状態である。基準高さ位置は、灯具ユニットの着脱操作を開始する高さ位置である。減速位置は基準高さ位置より若干低い位置である。上限停止位置は、昇降装置が最大に昇降し得る高さ位置で、取外し機構と装着機構を動作させる位置である。 【0026】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る照明装置の一実施の形態を示す灯具ユニットを灯体から取り外した状態の斜視図、図2(a)、(b)、(c)は灯具ユニットの平面図、照明装置の断面図、A−A線拡大断面図、図3は本発明に係る着脱用作業装置の一部構成部品を省略して示す斜視図、図4は要部の平面図である。図5は昇降装置のアーム機構とその駆動装置を示す正面図、図6は同アーム機構の平面図、図7は同アーム機構の左側面図、図8は図7のA−A線断面図、図9(a)、(b)はポールとの位置ずれの修正を示す図である。図10はローラの駆動トルクと押付力を説明するための図、図11は取外し手段の斜視図、図12は装着手段の斜視図、図13(a)〜(d)は灯具ユニットを灯体から取り外すときの動作を示し、(e)〜(h)は灯体に新しい灯具ユニットを装着し、取り外した古い灯具ユニットを回収するときの動作を示す図、図14(a)〜(f)は取外し機構による取外し操作を示す図、図15(a)〜(f)は装着機構による装着操作を示す図である。 【0027】先ず、図1および図2に基づいて本発明に係る照明装置の構造を説明する。符号1で示すものは高速道路等の路肩に垂直に立設された照明装置用のポールを示し、2はポール1の上端に取付けられた照明装置である。前記ポール1は、断面形状が円形の直線形で、長さが15m、上端の外径が75mm、最下面の外径が225mmの1/100テーパーポールである。このため、ポール1の径は、上端から下端まで150mm変化する。ポール1の材質としては、例えば一般構造用圧延鋼材(SS400)が用いられ、表面が溶融亜鉛めっき処理されている。 【0028】前記照明装置2は、灯体3と、この灯体3に着脱可能に取付けられる灯具ユニット4とで構成されている。灯体3は、上面が上方に凸状に湾曲し、下面が開放した矩形箱型のカバー3Aと、このカバー3Aの下面開口部を閉塞する底板3Bとからなり、基端部3a側が前記ポール1の上端に取付金具5(図1においては図示を省略している)を介して複数個のボルトにより強固に固定されている。カバー3Aの内部には、雌型のコネクタ6と安定器7が配設されており、このコネクタ6にポール1の内部を通って導かれた電線8が安定器7を介して接続されている。コネクタ6はカバー3Aの内面所定箇所に下向きに取付けられている。 【0029】前記底板3Bは、先端部側に前記灯具ユニット4が嵌め込まれる開口部10が形成されている。開口部10は、灯具ユニット4の平面視形状より若干大きい相似形で、灯体3の長手方向に長い長円形の孔からなり、その長軸方向の両端部には矩形の嵌合凹部11がそれぞれ形成されている。 【0030】前記灯具ユニット4は、内面が反射面を形成する楕円形のハウジング14と、このハウジング14の下面開口部を気密に閉塞する透明または透光性を有する前面レンズ15と、ハウジング14に組込まれた光源16と、ハウジング14の長軸方向の両端部にそれぞれ取付けられた2つのケース17と、これらのケース17にそれぞれ組み込まれた一対の係止機構18等で構成されている。光源16としては、水銀ランプ、高圧ナトリウムランプ、メタルハライドランプ等が用いられ、ソケット19に電気的に接続されている。 【0031】前記ケース17は、前記底板3Bの嵌合凹部11に嵌合し得る大きさの縦長矩形の箱型に形成され、両側面の下部寄りに爪用孔20がそれぞれ形成され、下面中央にはケース内外を連通させる挿入孔21が形成されている。挿入孔21は、ケース17の幅方向に長い長孔で、かつ上端側開口部が下端側開口部より短くなるように扇形に形成することにより、2つのテーパ面21aを有している。また、ケース17の下端部両側面には、矩形の凹部からなる係合部22がそれぞれ形成されている。係合部22が形成されているケース17の下端部は、灯具ユニット4が灯体3に装着された状態において、灯体3の下方に突出している。なお、挿入孔21は、扇形に限らず円錐形の孔であってもよい。 【0032】前記ケース17の内部には、筒体23と前記係止機構18が配設されている。筒体23は、ケース17の内底面中央に立設され、前記挿入孔21に連通している。 【0033】前記係止機構18は、前記ケース17内にあって下端部が前記筒体23に摺動自在に挿入された可動ピン25と、灯具ユニット4を灯体3内に係止する2つの爪26を有し、これらを連結機構によって互いに連結している。連結機構としては、逆L字状に屈曲した2つのリンク27が用いられ、その屈曲部27aがケース17の内側面に取付けたブラケット28にピン29を介して回動自在に枢支され、上端側が前記可動ピン25の上端に長孔30とピン31とによって回動自在に連結され、下端側が前記爪26の後端に同じくピン32を介して回動自在に連結されている。爪26は、断面形状が矩形の細長い棒状体からなり、先端部上面に所要角度傾斜した斜面26aが形成されている。 【0034】また、前記ケース17の内部上方には、付勢手段33が組み込まれている。この付勢手段33は、下方に向かって略半円形に湾曲し、両端部が下方に折り返された板ばねからなり、中央部が前記可動ピン25の上面にビス等によって固定され、両端部がケース17の上側内面に接触して通常可動ピン25を下方に付勢することにより、リンク27を図2(c)に実線で示す矢印方向にそれぞれ回動させ、爪26を爪用孔20からケース17の外部へ突出させている。このため、灯具ユニット4が灯体3に装着された状態において、爪26は底板3Bの上面に係合することにより、灯具ユニット4を灯体3に係止している。 【0035】さらに、2つのケース17のうち、ポール1側のケース17の上面には、雄型コネクタ35が前記灯体3の雌型コネクタ6に対応して取付けられており、これら両コネクタによって光源16への電源供給を行う電源供給手段を構成している。コネクタ35は、上向きに取付けられており、灯具ユニット4が開口部10より灯体3に挿入され、前記係止機構18によって灯体3に係止されると、雌型コネクタ6に接続される。したがって、作業者によるコネクタの接続作業は不要である。なお、コネクタ35と前記ソケット19は電気的に接続されている。 【0036】このような灯具ユニット4を灯体3に装着する際には、灯具ユニット4とケース17を灯体3の開口部10と嵌合凹部11にそれぞれ挿入する。一定量挿入すると、爪26の先端部上面に形成された斜面26aが嵌合凹部11の下縁に接触する。なおも挿入すると、爪26は、斜面26aによる水平方向の分力によって徐々に後退し、ケース17内に完全に没入すると嵌合凹部11を通過して灯体3内に入る。このとき、リンク27は図2(c)の破線で示す矢印方向に回動して可動ピン25を押上げ、板ばね33を弾性変形させる。そして、爪26が嵌合凹部11を通過して灯体3内に入ると、底板3Bから解放されるため板ばね33は弾性復帰して可動ピン25を押し下げ、リンク27を図2(c)の実線で示す矢印方向に回動させることにより、爪26をケース17の外部に突出させる。爪26はケース17から突出すると、底板3Bの上面に係合して灯具ユニット4を灯体3に係止し、もって灯具ユニット4が灯体3に装着される。一方、灯具ユニット4を灯体3から取り外す際には、可動ピン25をケース17の下方から板ばね33に抗して押し上げてリンク27を図2(c)の破線で示す矢印方向にそれぞれ回動させ、爪26をケース17内に没入させて係止機構18による灯具ユニット4の係止状態を解除した後、灯具ユニット4を開口部10から引き出す。 【0037】次に、本発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置を図3〜図15に基づいて説明する。図3〜図9において、着脱用作業装置40は、ポール1に沿って昇降する昇降装置41を備えている。昇降装置41の昇降方式としては、ローラ式、空圧式、尺取り虫式等種々の方式が考えられるが、本実施の形態においては、以下に述べるローラ式を採用している。 【0038】前記昇降装置41は、円筒形で周囲が開放した架台42を有している。架台42は、中心を一致させて高さ方向に所定の間隔をおいて水平に配設された略同一の大きさの剛体からなる4枚の円板43a,43b,43c,43dと、これらの円板43a〜43dを連結する複数本の連結バー46等で構成され、前記ぽーつ1が貫通する中心孔44を有している。また、架台42の内側には、3つの開閉自在なアーム機構47が周方向に等間隔おいて配設されており、これらのアーム機構47の上端側と下端側にポール1の外周面に圧接される駆動ローラ48と従動ローラ49がそれぞれ取付けられている。さらに、各アーム機構47の一側には、昇降装置41の昇降時に駆動ローラ48を回転させるローラ用駆動モータ50と、アーム機構47を開閉するアーム用駆動モータ51がそれぞれ配設されている。なお、4枚の円板のうち2段目の円板43bと3段目の円板43cの間隔は狭く設定されている。 【0039】図5〜図8において、前記アーム機構47は、水平な第1の軸55にハーモニックドライブ58を介してそれぞれ取付けられた駆動ローラ用アーム56と、従動ローラ用アーム57を有している。第1の軸55は、上から2段目と3段目の円板43b,43cの間に設置されたブラケット54により軸受53を介して回転自在に軸支されている。 【0040】前記駆動ローラ用アーム56は、下端部に前記第1の軸55とハーモニックドライブ58が貫通する孔60を有し、前記ハーモニックドライブ58を挟んで対向する左右一対からなる第1アーム61と、各第1アーム61の上端側に軸受62を介して回動自在に配設された左右一対からなる第2アーム63とで構成され、この第2アーム63間に前記駆動ローラ48と、第2、第3の軸65,66が配設されている。 【0041】前記第2の軸65は、第2アーム63の下端部間に軸受67を介して回転自在に配設されている。第2の軸65には、2つのトーションばね68が装着されており、これによって第2アーム63は前記駆動ローラ48をポール1に押し付ける方向に付勢されている。トーションばね68の一端は第1アーム61に係止され、他端側が第2アーム63に係止されている。また、第2の軸65には、歯付プーリ69と小径の駆動ギア70が固定されている。 【0042】前記第3の軸66は、第2アーム63の上端部間に軸受71を介して回転自在に配設され、前記駆動ローラ48と、大径の従動ギア72が固定されている。従動ギア72は、前記駆動ギア70に噛合している。さらに、第2アーム63には、前記駆動ローラ48のポール1側とは反対側の周面を覆うカバー73が取付けられている。 【0043】前記従動ローラ用アーム57は、下端部に前記第1の軸55とハーモニックドライブ58が貫通する孔75を有し前記第1アーム61の内側に対向して配置された左右一対からなる第3アーム76と、各第3アーム76の下端側に軸受77を介して回動自在に配設された左右一対からなる第4アーム78とで構成され、この第4アーム78間に従動ローラ49と、第4、第5の軸79,80が配設されている。 【0044】前記第4の軸79は、第4アーム78の上端部間に軸受81を介して回転自在に配設されている。第4の軸79には、2つのトーションばね83が装着されており、これによって第4アーム78は前記従動ローラ49をポール1に押し付ける方向に付勢されている。トーションばね83の一端は第3アーム76に係止され、他端側が第4アーム78に係止されている。 【0045】前記第5の軸80は、第4アーム78の下端部間に軸受85を介して回転自在に配設され、前記従動ローラ49が固定されている。さらに、第4アーム78には、前記従動ローラ49のポール1側とは反対側の周面を覆うカバー87が取付けられている。 【0046】前記駆動ローラ48と従動ローラ49としては、材質が赤ゴムで、硬度が60Hs、直径が100mm程度のものが用いられる。 【0047】前記ローラ用駆動モータ50は、減速機付きのACサーボモータで、通電時開放型の電磁ブレーキ90を備え、その出力軸50aには歯付プーリ91が固定されている。歯付プーリ91と、前記第1の軸55の一端に取付けた歯付プーリ92間には、タイミングベルト93が張設されている。また、第1の軸55の他端側には、同じく歯付きプーリ94が固定されており、この歯付プーリ94と前記第2の軸65に取付けた前記歯付プーリ69間にタイミングベルト95が張設されている。したがって、ローラ用駆動モータ50を駆動すると、その出力軸50aの回転は歯付プーリ91−タイミングベルト93−歯付プーリ92−第1の軸55−歯付プーリ94−タイミングベルト95−歯付プーリ69を介して第2の軸65に伝達され、さらにギア70,72、第3の軸66を経て駆動ローラ48に伝達される。従動ローラ49に対してはローラ用駆動モータ50の回転が伝達されることはない。電磁ブレーキ90は、電源がOFFになったときにモータ50をロックし、昇降装置41の自重による落下を防止するために用いられる。なお、タイミングベルト95は、テンションローラ97によって所定の張力が付与されている。 【0048】前記アーム用駆動モータ51は減速機付きのDCサーボモータで、通電時開放型の電磁ブレーキ100を備え、その出力軸51aには、歯付プーリ101が固定されている。この歯付プーリ101の回転は、前記ハーモニックドライブ58の一端に配設した歯付プーリ102にタイミングベルト103を介して伝達されるように構成されている。電磁ブレーキ100は、電源がOFFになったときにモータ51をロックし、前記電磁ブレーキ90とともに昇降装置41の自重による落下を防止するために用いられる。 【0049】前記ハーモニックドライブ58は、アーム用駆動モータ51の回転を大きな減速比(160)で減速し、大きなトルクをアーム機構47に伝達するもので2つ1組で構成され、前記第3アーム76の内側に配設されている。このため、それぞれ左右一対からなるウエブジェネレータ111、フレクススプライン112およびサーキュラスプライン113を備えている。一対のウエブジェネレータ111は、楕円形の筒体で外周の一部が同心円状の円弧面に形成され、連結部材114によって軸線を一致させて互いに連結されている。また、この連結されたウエブジェネレータ111は、前記第1の軸55に軸受115を介して回転自在に配設され、端部が前記第3アーム76の孔75および第1アーム61の孔60を貫通してアーム機構47の両側に突出し、その一方の突出端に前記歯付プーリ102が固定されている。 【0050】前記一対のフレクススプライン112は、外周面に外歯を有する薄肉カップ状の金属弾性体からなり、前記アーム機構47の第3アーム76に固定されている。また、フレクススプライン112は、ウエブジェネレータ111の外周に嵌装されることにより弾性変形している。 【0051】前記一対のサーキュラスプライン113は、内周面に前記フレクススプライン112の外歯に噛合する内歯を有するリング状の剛体からなり、前記第1アーム61に固定されている。サーキュラスプライン113の歯数は、フレクススプライン112の歯数より若干多い。また、サーキュラスプライン113は、フレクススプライン112がウエブジェネレータ111によって楕円形に弾性変形させられているため、フレクススプライン112の長軸方向の2箇所において噛合している。 【0052】前記アーム用駆動モータ51を駆動してその出力軸51aの回転を歯付プーリ101ータイミングベルト103−歯付プーリ102を介してウエブジェネレータ111に伝達すると、フレクススプライン112とサーキュラスプライン113との間にはその歯数の差分だけ相対回転が生じ、モータ51の回転を同じ減速比で減速する。このとき、フレクススプライン112とサーキュラスプライン113は逆方向に回転し、その回転が出力として取り出され、第1、第3アーム61,76をともに開または閉方向に回動させ、閉方向の回動時に駆動ローラ48と従動ローラ49をポール1にそれぞれ押し付ける。第1、第3アーム61,76の駆動トルクは、フレクススプライン112とサーキュラスプライン113が同じ減速比で回動するため等しい。したがって、駆動ローラ48と従動ローラ49のポール1に対する押付力も等しくすることができる。なお、単体からなるハーモニックドライブは、特開平5−164198号公報等に開示されており、従来周知である。 【0053】前記駆動ローラ48は、ローラ用駆動モータ50によって回転することにより径変化のあるポール1を昇降するため、常にその径変化に対応し、滑らないある一定以上の力でポール1に押し付けられる必要がある。このため、開閉自在なアーム機構47をアーム用駆動モータ51によって閉じることにより、駆動ローラ48をポール1に一定以上の力で押し付けるようにしている。 【0054】図10において、駆動ローラ48の駆動トルクをT[N・m]、滑らずに昇降するための押付力をF[N]とすると、ローラ駆動トルクT[N・m]と、押付力F[N]は、それぞれ次式によって求めることができる。 T=r・M(g+a)/1000・n[N・m] ・・・(1) F=M(g+a)/n・μ[N] ・・・(2) ただし、M:昇降装置全体(灯具ユニットを含む)の重量[Kg] a:昇降加速度[m/s2] n:駆動ローラ数[個数] μ:ローラ・ポール静止摩擦係数[文献値0.6] r:ローラ半径[mm] g:重力加速度[9.8m/s2] である。 【0055】また、ポール1の径変化に対して常にある一定以上の力で押し付けるためには、押付力Fを検出する機構が必要である。そこで、本実施の形態においては、押付力検出機構120(図8)を第4の軸79に取付け、従動ローラ49の押付力を駆動ローラ48の押付力として検出するようにしている。押付力検出機構120は、前記トーションばね83と、エンコーダ121とで構成され、従動ローラ49の押付力をトーションばね83の変位に変換し、このトーションばね83の角度変化をエンコーダ121で検出するようにしている。すなわち、従動ローラ49がポール1に押し付けられると、第4アーム78はトーションばね83に抗して回動し、この回動によるトーションばね83の角度変化を検出する。そして、この検出されたばねの角度変位と、第3アーム76の回転角を入力パラメータとして従動ローラ49の押付力を計算し、この押圧力が一定の押圧力以上になるように第3アーム76の回転角を制御する。すなわち、回転角が目標値より不足(押付力が不足)している場合は、アーム機構47を目標値になるように閉じ、回転角が目標値より超えている(押付力が超えている)場合は、目標値になるようにアーム機構47を開くように制御することにより、従動ローラ49の押付力を一定以上の値に保持する。 【0056】アーム機構47の制御法としては、全てのアーム機構47を同期させて開閉制御する方法(アーム同期制御法)と、個々に開閉制御するアーム独立制御法とが考えられる。アーム同期制御法は、昇降装置41の中心位置とポール1の中心とのずれ(偏り)を最小限に収めることができる利点を有する反面、偏荷重などによる装置の傾きに対しては弱いという欠点がある。一方、アーム独立制御法は、各アームにかかる押付力を均等化させることができ、偏荷重などによる外乱に強いという利点を有する反面、装置の偏りが生じ易いという欠点がある。したがって、いずれも一長一短があり、いずれの制御方式を採用するかは総合的に判断して有利と思われる方式を採用することが望ましい。なお、押付力検出機構120にトーションばね83を用いると、角度変位に反力が比例し、ポール径の変化に対する追従性および衝撃力の吸収性を向上させることができる利点がある。 【0057】ローラ式昇降法を採用した昇降装置41においては、ローラの連続的および断続的な滑りによって昇降が不可能になるだけでなく、走行距離の測定誤差の要因ともなる。そこで、走行距離を正確に測定する必要がある。このため、本実施の形態においては、押付力Fの不足によるローラの滑りを検出するために、3つのアーム機構47のうち任意の1つの第5の軸80に昇降距離計測手段としてのエンコーダ130を取付け、これによって従動ローラ49(第5の軸80)の回転数を駆動ローラ48の回転数として検出し、その検出信号(パルス信号)とローラ用駆動モータ50に供給されるパルス数とを比較して滑りがないときの速度と滑りが生じたときの速度差を算出することにより、駆動ローラ48の滑りを間接的に検出するようにしている。そして、滑りを検出した場合は、その検出信号に基づいて全てのアーム機構47を閉じて駆動ローラ48の押付力を増加させ、速度差が生じないようにするとともに、滑り分だけ駆動ローラ48を余分に回転させることで所定の距離を正確に昇降させるようにしている。 【0058】図3、図4、図9、図11および図12において、前記4枚の円板43a〜43dのうち、最上段の円板43aの上方には、灯具ユニット4の取外し機構150と装着機構151が位置変更装置140を介して配設され、上から2段目の円板43bの上面には、前記アーム用駆動モータ51が各アーム機構47に対応してそれぞれ配設されている。上から3段目の円板43cの上面には、前記ローラ用駆動モータ50が同じく各アーム機構47に対応してそれぞれ配設されるとともに、作業装置40の図示しないコントローラが配設され、最下段の円板43dの下面側には複数個のキャスター142が取付けられ、これによって可搬型の作業装置40を構成している。 【0059】前記位置変更装置140は、回動板143と、この回動板143を回動させるモータ144(図9)とで構成され、回動板143の上面に灯具ユニット4を灯体3から取り外す前記取外し機構150と、灯具ユニット4を灯体3に装着する前記装着機構151が、ポール1を挟んで対向するように周方向に180°変位して配設されている。前記モータ144は、最上段の円板43a上に設置されている。 【0060】図3、図11および図14において、前記取外し機構150は、取外し手段152と、この取外し手段152を上下動させるモータ153とで構成されている。取外し手段152は、昇降板155上に設置された一対の操作部材156を有し、これらの操作部材156には水平なガイド部材157がそれぞれ上下動自在に配設されている。昇降板155は、回動板143の半径方向に長い矩形で、その長手方向両端部に前記操作部材156がそれぞれ突設されている。2つの操作部材156の間隔は、前記灯具ユニット4の一対のケース17の中心間距離と等しく設定されている。 【0061】前記ガイド部材157は、金属板の折曲加工によって断面形状が矩形で上面中央および両端部が開放する細長い薄箱型に形成され、中央に前記操作部材156が貫通する孔が形成されている。また、ガイド部材157の溝157aには、一対の把持部材160が互いに接近離間する方向に摺動自在に挿入されており、これらの把持部材160を図示しないばねによって互いに接近する方向に付勢している。 【0062】前記把持部材160は、ガイド部材157の溝157aに挿入される細長い板状の基部160aと、この基部160aの先端に折り曲げ形成されたクランプ部160bとで構成されている。また、前記操作部材156の互いに対向する2つの側面には、前記把持部材160に対応して三角形のカム162をそれぞれ突設するとともに、これらのカム162の上方に位置し、ガイド部材157の上方への移動を制限するストッパ163が取付けられている。カム162は、底面が水平な直角三角形に形成され、傾斜したカム面162a(図14(a))を有している。 【0063】また、前記操作部材156は、上端部が円錐形で、一側面にセンサ164が前記カム162の下方に位置するように配設されている。このセンサ164は、灯具ユニット4の取外し時に係止機構18(図2)による灯具ユニット4の係止状態が解除され、把持部材160が灯具ユニット4を把持したことを検出するためのものである。前記モータ153は、前記回動板143の上に設置されている。 【0064】図3、図12および図15において、前記装着機構151は、前記取外し手段152と略同様な構造からなる装着手段172と、この装着手段172を上下動させるモータ173とで構成されている。装着手段172は、昇降板175上に設置された一対の位置決めピン176を有し、これらの位置決めピン176に水平なガイド部材177が上下動自在に配設されている。昇降板175は、回動板143の半径方向に長い矩形で、その長手方向両端部に前記位置決めピン176がそれぞれ突設されている。位置決めピン176の間隔は、前記灯具ユニット4の2つのケース17の中心間距離と等しく設定されている。 【0065】前記ガイド部材177は、金属板の折曲加工によって断面形状が矩形で上面中央および両端部が開放する細長い薄箱型に形成され、中央に前記位置決めピン176が貫通する孔が形成されている。また、ガイド部材177の溝177aには、2つの把持部材178が互いに接近離間する方向に摺動自在に挿入されており、これらの把持部材178を図示しないばねによって互いに接近する方向に付勢している。把持部材178は、ガイド部材177の溝177aに挿入される細長い板状の基部178aと、この基部178aの先端に折り曲げ形成されたクランプ部178bとで構成されている。また、前記位置決めピン176の互いに対向する2つの側面で前記把持部材178より上方には、逆三角形のカム180がそれぞれ突設されるとともに、把持部材178より下方に位置しガイド部材177の下方への移動を制限する図示しないストッパが取付けられている。カム180は、上面が水平な直角三角形に形成され、傾斜したカム面180aを有している。このカム面180aは、前記カム162のカム面162aと傾斜方向が逆である。 【0066】また、前記位置決めピン176の上端部は円錐形に形成され、その頂面にセンサ181が取付けられている。このセンサ181は、灯具ユニット4の装着時に係止機構18によって灯具ユニット4が灯体3に係止されたことを検出するためのものである。前記モータ173は、前記回動板143の上に設置されている。 【0067】このような作業装置40は、昇降装置41をポール1に装着し駆動ローラ48と従動ローラ49をポール1に押し付ける必要があるため、架台42を2つに分離可能な分割構造または図示しない開閉自在な構造とする必要がある。このため、本実施の形態においては、4枚の円板43a〜43dを、240°にわたるC字型の分割片と、120°にわたる扇型の分割片(図9(a))とにそれぞれ分割して4つのC字型分割片どうしを一体的に結合することにより第1架台42Aとし、4つの扇形分割片どうしを一体的に結合することにより第2架台42Bとし、第2架台42Bを第1架台42Aから取外して第1架台42Aをポール1に装着し、しかる後第2架台42Bを第1架台42Aの開放部に位置決めして嵌め込み、複数個の連結金具190(図3)とボルトおよびナットによって第1、第2架台42A,42Bを連結することにより、ポール1に装着するようにしている。取り外すときは、上記とは反対に第1、第2架台42A,42Bを分離して取り外せばよい。なお、第1架台42Aには2つのアーム機構47が取付けられ、第2架台42Bには残り1つのアーム機構47が取付けられている。また、前述した回動板143も架台42と同様に2つに分割可能な構造とされ、連結金具191によって連結されている。 【0068】前記作業装置40をポール1に装着した後、3つの駆動ローラ48をポール1に押し付けたとき、昇降装置41がポール1に対して偏心して装着されていると(図9(a))、その押付力に差が生じ、昇降装置41が傾いたり、ずれたりして昇降時の滑りの原因となるため、正確に位置決めする必要がある。この位置決めは、図9(b)に示すように、3つのアーム機構47を同時に同一角度閉じて駆動ローラ48と従動ローラ49をポール1に押し付けることにより行われる。すなわち、中心位置がずれていると、ずれ側とは反対側のローラがポール1に最初に当たって押圧するため、昇降装置41はずれ側とは反対側に移動し、全てのローラが同一の押圧力でポール1に押し付けられることにより、作業装置40のポール1に対する位置ずれが補正される。 【0069】このような作業装置40は、コントローラからの制御信号によって駆動制御され、灯具ユニット4の着脱操作を行う。以下、作業装置40による灯具ユニット4の着脱操作を主として図13〜図15に基づいて説明する。図13(a)〜(d)は灯具ユニット4を灯体3から取り外すときの動作を示し、(e)〜(h)は灯体3に新しい灯具ユニット4Aを装着し、取り外した古い灯具ユニット4を回収するときの動作を示している。 【0070】昇降装置41の昇降速度としては、一定速度とすることもできるが、オーバーランによる灯具ユニット4、作業装置40の破損等を防止するとともに、作業の迅速化を図るために、速度を切替えることが好ましい。このため、ポール1の周面に、作業装置40の初期位置Y1、下降時減速位置Y2、上昇時減速位置Y3、基準高さ位置Y4および上限停止位置Y5を示すマークM1〜M5を表示しておき、これらのマークM1〜M5を検出することによって速度の切替えおよび停止を行うようにしている。 【0071】図13に示す通り、初期位置Y1は、作業装置40をポール1に装着した高さ位置で、キャスター142(図3)が路面に接地している状態である。下降時減速位置Y2は、初期位置Y1より若干上方の位置である。基準高さ位置Y4は、灯具ユニット4の着脱操作を開始する高さ位置である。上昇時減速位置Y3は基準高さ位置Y4より若干低い位置である。上限停止位置Y5は、作業装置40が最大に昇降し得る高さ位置で、取外し手段152と装着手段172を動作させる位置である。 【0072】作業装置40は、上昇時において、初期位置Y1から上昇時減速位置Y3まで第1の所定速度(V1、例えば速度0.3m/s、加速度0.3m/s))で上昇し、上昇時減速位置Y3から基準高さ位置Y4までは第1の所定速度V1より遅い第2の所定速度V2(V2<V1)に減速されて上昇し、基準高さ位置Y4から上限停止位置Y5までは第2の所定速度V2よりさらに遅い所定速度V3(V3<V2)に減速されて上昇し停止する。一方、下降時においては、上限停止位置Y5から下降時減速位置Y2までは第1の所定速度V1で下降し、それ以降は前記第1の所定速度V1より遅い第2の所定速度V2または第3の所定速度V3に減速されて下降し、初期位置Y1で停止する。 【0073】このように、昇降速度を制御すると、上昇時にオーバーランして取外し手段152が灯具ユニット4に衝突したり、装着手段172によって把持されている灯具ユニット4Aが灯体3に衝突するのを防止でき、また下降時には作業装置40がオーバーランして地面に衝突するのを防止することができる。 【0074】灯体3に取付けられている灯具ユニット4の取外し操作は、以下の手順にしたがって行われる。先ず、作業装置40をポール1に装着して中心を一致させる。装着機構151(図3)に新しい灯具ユニット4Aを装着する(図13(a))。また、回動板143を回動させて取外し機構150(図3)を照明装置2の灯具ユニット4の真下に位置させる。次に、コントローラからの制御信号によって昇降装置41を駆動し、ポール1に沿って上昇させる(図13(b))。この昇降装置41の上昇は、アーム用駆動モータ51で全てのアーム機構47を閉じ方向に作動させることにより、全ての駆動ローラ48をポール1に押し付け、この状態でローラ用駆動モータ50で全ての駆動ローラ48を上昇方向に回転させることにより行なわれる。 【0075】昇降装置41は、初期位置Y1から上昇時減速位置Y3までは第1の所定速度V1で上昇し、上昇時減速位置Y3から基準高さ位置Y4までは第2の所定速度V2に減速されて上昇する。基準高さ位置Y4に到達したことをセンサが検出すると、この位置で一時停止してポール1に装着されている灯具ユニット4の位置を適宜なセンサによって検出し、取外し機構150が灯具ユニット4の真下に位置するように回動板143を回動させる。そして、取外し機構150の位置調整が終わると、第2の所定速度V2よりさらに遅い第3の所定速度V3に減速して上昇し、上限停止位置Y5で停止する(図13(c))。 【0076】次いで、取外し機構150の駆動モータ153を駆動して操作部材156を上昇させ、灯具ユニット4の挿入孔21に下方から挿入する。このとき、操作部材156が挿入孔21(図2)に対して位置ずれしていると、挿入孔21のテーパ面21aに片当たりし、回動板143を回動させることにより操作部材156の位置が補正される。 【0077】操作部材156が上昇して可動ピン25を板ばね33に抗して突き上げると、リンク27は図14(d)に示すように矢印方向に回動して爪26を徐々に後退させ、操作部材156が最大高さまで上昇すると、爪26がケース17内に完全に没入して係止機構18による灯具ユニット4の係止状態が解除される(図14(e))。 【0078】また、把持部材160は、操作部材156の上昇動作に連動して動作し、灯具ユニット4を把持する。すなわち、操作部材156が一定高さまで上昇すると、ケース17の下面にクランプ部160bが接触する(図14(b))。さらに操作部材156は上昇するため、把持部材160はカム162のカム面162aによって徐々に開き(図14(c))、ケース17の幅まで開くとケース側面に沿って上昇する(図14(d)。そして、把持部材160はクランプ部160bがケース17の係合部22と一致すると(図14(d))、ばねの力により閉じ、クランプ部160bが係合部22に係合することにより灯具ユニット4を把持する(図14(e))。このとき、センサ164はONとなり係止機構18による係止状態の解除と、把持部材160が灯具ユニット4を把持したことを検出し、その信号を制御部へ送信する。制御部は、センサ164からの信号に基づいて駆動モータ153を上記とは反対方向に駆動し、作動部材156を下降させる。このため、把持部材160によって把持された灯具ユニット4は、灯体3から徐々に引き出され(図15(f))、作業装置40を基準高さ位置Y4の位置に下降させることにより、灯具ユニット4の取外し作業を終了する(図13(d))。灯具ユニット4の取外し作業が終了すると、次に、装着機構151によって把持されている新しい灯具ユニット4Aを灯体3に装着する。 【0079】灯具ユニット4Aの装着作業は、以下の手順にしたがって行われる。装着機構151による灯具ユニット4Aの把持状態において、位置決めピン176は、灯具ユニット4Aのケース下面に形成されている挿入孔21に挿入することにより、灯具ユニット4Aを位置決めしている。また、位置決めピン176のセンサ181は可動ピン25の下面に接触している。把持部材178は、クランプ部178bがケース17の係合部22に係合していることで灯具ユニット4Aを把持している。この状態において、爪26はケース17の外部に突出している(図15(a))。 【0080】この状態で回動板143を180°回転させて古い灯具ユニット4と新しい灯具ユニット4Aの位置を入れ替え、新しい灯具ユニット4Aを灯体3の真下に移動させる(図13(e))。次に、昇降装置41を駆動して第3の所定速度V3(V3<V2)で上限停止位置Y5まで上昇させて停止させる。そして、装着機構151のモータ173を駆動して装着手段172によって把持している新しい灯具ユニット4Aを灯体3に下方から挿入し装着する(図13(f))。 【0081】装着機構151による灯具ユニット4Aの装着操作を図15に基づいてさらに詳述する。 【0082】モータ173の駆動によって装着手段172をゆっくり上昇させて灯具ユニット4Aを灯体3内に徐々に挿入する。これにより、ケース17も灯体3に徐々に挿入される(図15(a)、(b))。一定量挿入すると、爪26の先端部上面に形成した斜面26aが灯体3の底板3Bの嵌合凹部11の下縁に接触する。なおも灯具ユニット4Aを挿入すると、斜面26aによる水平方向の分力によって爪26が徐々に後退してケース17内に没入すると(図15(b))、嵌合凹部11を通過する。このとき、リンク27は図15(b)の矢印方向に回動して可動ピン25を押上げ、可動ピン25が板ばね33を弾性変形させる。そして、爪26が嵌合凹部11を通過して灯体3内に入ると、底板3Bから解放されるため、板ばね33は弾性復帰して可動ピン25を押し下げ、リンク27を図15(c)の矢印方向に回動させることにより、爪26をケース17の外部に再び突出させる。爪26はケース17から突出すると、底板3Bの上面に係合して灯具ユニット4Aを灯体3に係止し、もって灯具ユニット4Aが灯体3に装着される。このとき、センサ181は、可動ピン25の下面が接触することにより、係止機構18が灯具ユニット4Aを灯体3に係止したことを検出し、その検出信号を制御部に送出する。 【0083】制御部は、センサ181からの信号に基づいてモータ173を上記とは反対方向に駆動し、位置決めピン176を下降させる(図15(d))。位置決めピン176を下降させると、操作部材178は位置決めピン176の下降動作に連動して動作し、灯具ユニット4の把持を解除する。すなわち、位置決めピン176を下降すると、把持部材178はカム180のカム面180aによって徐々に開き、クランプ部178bが係合部22から退出し、灯具ユニット4Aの把持を解除する(図15(d))。 【0084】さらに、位置決めピン176を下降させてケース17の挿入孔21から引き出す(図15(e)、(f))。そして、昇降装置41を駆動してポール1に沿って下降させ(図13(g))、初期位置Y1まで下降して停止させる(図13(h)。この後、作業装置40をポール1から取り外し、灯体3から取り外された古い灯具ユニット4を取外し機構150から取外すことにより、灯具ユニット4,4Aの交換作業を終了する。灯体3から取り外された古い灯具ユニット4を再使用する場合は、地上の安全な場所で掃除、点検、光源の交換等のメンテナンス作業が行なわれる。 【0085】なお、上記した実施の形態においては、着脱用作業装置40の昇降装置41をローラ方式によって昇降させるように構成したが、本発明はこれに何等限定されるものではなく、空気式、尺取り虫式等の他の方式によっても昇降させることが可能である。また、上記した実施の形態においては、取外し機構150と装着機構151を備え、灯具ユニット4の取外し作業と取付け作業を行うことができる着脱用作業装置について示したが、本発明はこれに限らず、取外し機構150のみを備えた取外し専用の作業装置や、装着機構151のみを備えた取付け専用の作業装置にも適用することができる。 【0086】また、回動板143の回動範囲は、180°に限定されるものではなく、適宜角度とすることができ、またその回動方向も水平に限らず、垂直方向であってもよい。また、回動に限らず、スライドによって位置を変更するものであってもよい。さらに、照明装置2の係止機構18は、適宜変更可能であり、灯体3側に配置されるものであってもよい。 【0087】 【発明の効果】以上説明したように本発明に係る照明装置は、灯具ユニットに係止機構を設け、この係止機構によって灯具ユニットを灯体に係止するように構成したので、ねじ等の固定手段を一切用いる必要がなく、灯具ユニットの取付け、取外し作業が容易で、高速道路のポール等の高所に設置される照明装置に適用した場合、灯具ユニットを灯体から取り外すと、地上の安全な場所で保守、点検、掃除等のメンテナンス作業を行うことができる。 【0088】また、本発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、ポールに沿って上昇する昇降装置を備え、この昇降装置に設けた取外し機構によって灯具ユニットを灯体から取り外すように構成したので、作業者が高所作業車の上で作業を行う必要がなく、自動化することができ、安全性の確保と、作業能率の向上、省力化を図ることができる。また、取外した灯具ユニットの保守、点検、掃除等のメンテナンス作業を地上の安全な場所で行うことができる。 【0089】また、本発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、ポールに沿って上昇する昇降装置を備え、この昇降装置に設けた装着機構によって新しい灯具ユニットを灯体に装着するように構成したので、作業者が高所作業車の上で取付け作業を行う必要がなく、取付作業を自動化することができ、安全性の確保と、作業能率の向上、省力化等を図ることができる。 【0090】また、本発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、ポールに沿って上昇する昇降装置を備え、この昇降装置に取外し機構と装着機構を設けたので、古い灯具ユニットの取外し作業と新しい灯具ユニットの取付作業を連続して自動的に行うことができる。したがって、作業者が高所作業車の上で作業をする必要がなく、また、取り外した灯具ユニットの保守、点検、掃除等のメンテナンス作業を地上の安全な場所で行うことができ、安全性の確保と、作業能率の向上、省力化を図ることができる。 【0091】また、本発明に係る灯具ユニットの着脱用作業装置は、昇降装置の昇降速度を切り替えるようにしたので、昇降装置のオーバーランや、灯具ユニット、取外し機構、装着機構等の破損を防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】594116703 【氏名又は名称】梶谷 誠 【識別番号】390010054 【氏名又は名称】小糸工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年9月11日(2000.9.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064621 【弁理士】 【氏名又は名称】山川 政樹
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| 【公開番号】 |
特開2002−93208(P2002−93208A) |
| 【公開日】 |
平成14年3月29日(2002.3.29) |
| 【出願番号】 |
特願2000−274846(P2000−274846) |
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