| 【発明の名称】 |
棒状ランプ及びその製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】谷畑 光造
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| 【要約】 |
【課題】面発光装置の棒状ランプにおいて、必要長さの棒状ランプを簡単に製作可能とする。
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 長手方向に光透過部(11)を有するバー状カバー(3)内に発光ダイオード(2)をカバー(3)の長手方向に密なる間隔を存して並べた発光部(1)の各発光ダイオード(2)の電極端子(22)を、発光部(1)と平行に設けた中空杆体状のコネクター部(4)の電極端子挿入部(41)に挿入している棒状ランプ。 【請求項2】 長手方向に光透過部(11)を有するバー状カバー(3)内に発光ダイオード(2)をカバー(3)の長手方向に密なる間隔を存して並べた発光部(1)の各発光ダイオード(2)の電極端子(22)を、発光部(1)と平行に設けた中空杆体状のコネクター部(4)の電極端子挿入部(41)に挿入して構成されたランプ部材を所望の長さに切断して形成する棒状ランプの製法。 【請求項3】 長手方向に光透過部(11)を有するバー状カバー(3)内に発光ダイオード(2)をカバー(3)の長手方向に密なる間隔を存して並べた発光部(1)の各発光ダイオード(2)の電極端子(22)を、発光部(1)と平行に設けた中空杆体状のコネクター部(4)の電極端子挿入部(41)に挿入しているランプ部材(60)を1列に複数本連結する棒状ランプの製法。 【請求項4】 面発光板(9)の端面に対向して棒状ランプを配備した面発光装置において、棒状ランプは、長手方向に光透過部(11)を有するバー状カバー(3)内に発光ダイオード(2)をカバー(3)の長手方向に密なる間隔を存して並べた発光部(1)の各発光ダイオード(2)の電極端子(22)を、発光部(1)と平行に設けた中空杆体状のコネクター部(4)の電極端子挿入部(41)に挿入して形成されている面発光装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する分野】本発明は、面発光装置、該装置の光源等に用いられる棒状ランプ及びその製法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、面発光板の端面に接近して冷陰極管ランプを配備し、該ランプの光を面発光板内で反射させて該板を面発光させる面発光装置が、液晶ディスプレイのバックライトや、写真パネルのバックライト等に実施されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】冷陰極管ランプは、発熱が少なく小径に形成できる利点があり、液晶ディスプレイ等、小型化、薄型化が競われる商品、即ち、取付けスペースに余裕のない状態で使用されることが多い。従って、必要にして十分な長さの冷陰極管ランプは注文生産せねばならず、納期待ちの時間的ロスが大きい。特に、面発光装置を試作する場合、冷陰極管ランプの納期待ちは開発の遅れとなる。 【0004】又、試作段階や、小ロットの機器に冷陰極管ランプを使用する場合、冷陰極管ランプのオーダ数が少ないことによりコスト高となる。更に、冷陰極管ランプには、割れの問題がつきまとう。本発明は、上記問題を解決できる棒状ランプ部材及びその製法を明らかにするものである。 【0005】 【課題を解決する手段】本発明の棒状ランプは、長手方向に光透過部(11)を有するバー状カバー(3)内に発光ダイオード(2)をカバー(3)の長手方向に密なる間隔を存して並べた発光部(1)の各発光ダイオード(2)の電極端子(22)を、発光部(1)と平行に設けた中空杆体状のコネクター部(4)の電極端子挿入部(41)に挿入している。 【0006】本発明の棒状ランプの製法は、長手方向に光透過部(11)を有するバー状カバー(3)内に発光ダイオード(2)をカバー(3)の長手方向に密なる間隔を存して並べた発光部(1)の各発光ダイオード(2)の電極端子(22)を、発光部(1)と平行に設けた中空杆体状のコネクター部(4)の電極端子挿入部(41)に挿入して構成されたランプ部材(60)を所望の長さに切断して形成する。 【0007】ランプ部材の切断残りを複数個一列に並べて1本の棒状ランプを成形することも出来る。 【0008】 【作用及び効果】バー状ランプ部材(60)は、隣り合う発光ダイオード(2)間であれば任意の位置で切断できるため、所望の長さの棒状ランプを得ることができる。面発光装置を試作する場合に、試作者自身が定尺ランプ部材(60)から必要長さの棒状ランプを簡単に製作できる。従来の様に、冷陰極管ランプをオーダ生産する場合の様に、納期に時間が掛かる問題を解決できる。一旦棒状ランプの最適長さが決まれば、定尺ランプ部材(60)を機械切断して能率的に棒状ランプを製造できる。棒状ランプ(6)の発光源は発光ダイオード(2)であるから消費電力は少なく、発熱量も小さいので、従来の冷陰極管ランプが使用できる場所での使用に支障はない。硝子管を使用する従来の冷陰極管ランプの様に、割れの心配はない。 【0009】 【発明の実施の形態】図1は、合成樹脂板、或いは硝子板等で形成した面発光板(9)の長手方向に沿う両端面に棒状ランプ(6)(6)を配備した面発光装置を示している。面発光板(9)は、通常は一方の面から発光させるものであり、他方の面は、光を反射する手段(図示せず)が施されている。 【0010】棒状ランプ(6)は、図2、図3に示す如く、発光部(1)とコネクター部(4)から成る。発光部(1)は、長手方向にスリット状の光透過部(11)を有するバー状カバー(3)内に、発光ダイオード(2)をカバー(3)の長手方向に密なる間隔を存して並べて形成されている。実施冷の発光ダイオード(2)は、白色高輝度発光ダイオードであるが、赤色、黄色等の従前色も使用できる。 【0011】カバー(3)は、発光ダイオード(2)を1列に並べて支持する支持板(32)と、支持板(32)の長手方向の両側縁に対向配備され発光ダイオード(2)の収容空間を形成する側板(31)(31)と、側板(31)(31)の先端間のスリット状光透過部(11)に配備された帯状の集光レンズ(34)と、側板(31)、支持板(32)(32)及びレンズ(34)で包囲され発光ダイオード(2)を包む空間に充満固化した封入樹脂(33)にて形成される。 【0012】支持板(32)には、発光ダイオード(2)の電極端子(22)が貫通する孔(32a)が、発光ダイオード(2)の一対の電極端子(22)(22)の間隔を存して2列に且つ支持板(32)の長手方向に等間隔に開設されている。支持板(32)の長手方向への孔ピッチは、発光ダイオード(2)の最大径が5mmの場合、約6mmである。支持板(32)及び側板(31)は、合成樹脂又は金属の薄板にて形成され内面は鏡面となっている。 【0013】支持板(32)上に一列に配備され電極端子(22)(22)を支持板(32)の孔(32a)から臨出させた発光ダイオード(2)は、自身のレンズ部(21)をカバー(3)のレンズ(34)に対向させている。 【0014】上記発光部(1)は、図4Aに示す如く、溝(81)を開設した治具(8)に帯状レンズ(34)及び側板(31)(31)をセットし、固化前の樹脂(33)を流し込み、予め支持板(32)にセットした発光ダイオード群を封入樹脂(33)に逆さにして浸け、封入樹脂(33)の固化を待って治具(8)を外して完成する。 【0015】コネクター部(4)は、合成樹脂の押出し成型等により形成した杆体(40)に、2列にスリット状の端子脚挿入部(41)(41)を杆体(40)の長手方向の全長に亘って開設している。端子脚挿入部(41)(41)の間隔は、発光ダイオード(2)の両電極端子(22)(22)の間隔を対応している。杆体(40)内にて発光ダイオード(2)の電極端子(22)を挟む端子板(42)(42)が端子脚挿入部(41)近傍にて杆体(40)の全長に亘って取り付けられている。 【0016】端子板(42)は、バネ性を有する導電性金属の帯板を幅方向に湾曲させて形成され、電極端子(22)を挟む部分(42a)(42a)に連続して、後記するプラグ(5)の軸状端子(51)(51)が緊密に嵌まるプラグ差込み部(42b)(42b)を形成している。杆体(40)の長手方向に沿う両側には、前記発光部(1)の長手方向の両側縁を挟む挟み部(43)(43)が突設されている。上記コネクター部(4)は、長手方向のどの位置で長手方向に直交して切断しても断面形状は同じである。 【0017】発光部(1)の両端に、内面が鏡面であり発光部(1)の端面の形状に一致した大きさの端板(7)が、接着等により接合される。 【0018】コネクター部(4)の一端に通電用プラグ(5)が差し込まれ、該プラグ(5)には前記コネクター部(4)のプラグ差込み部(42b)(42b)に嵌まる一対の軸状端子(51)(51)が突設されている。 【0019】然して、例えば長さが夫々50cmの発光部(1)とコネクター部(4)を、コネクター部(4)の挟み部(43)(43)にて発光部(1)を挟んだ状態で、両者を接着等により接合して定尺のランプ部材を工場生産しておく。 【0020】棒状ランプを使用する面発光装置の面発光板(9)の長さが40cmの場合、定尺寸法のランプ部材を略40cmに切断し、該必要長さのランプ部材の発光部(1)の両端に端板(7)を接合する。コネクター部(4)の一端にプラグ(5)を差し込むと、端子板(42)(42)、(42)(42)によって、全発光ダイオード(2)とプラグ(5)が電気的に導通し、発光ダイオード(2)が光る。発光ダイオード(2)は自身のレンズ部(21)から、カバー(3)のレンズ(34)に向けて光を出射する。該レンズ(34)で集光した光は面発光板(9)の端面から肉厚内に入射する。 【0021】実施例の発光部(1)は、レンズ(34)以外の外殻部分である側板(31)及び支持板(32)の内面は反射面となって外部には光を逃がさないため、発光ダイオード(2)の光を全てレンズ(34)から面発光板(9)の端面に向けて出射するため、無駄がない。面発光板(9)に入射した光は、発光面から出射して面全体を発光させる。 【0022】又、実施例では、発光ダイオード(2)は透明封入樹脂(33)に埋設されて固定されているため、発光ダイオード(2)(2)が動き得る余地はなく、発光ダイオード(2)の取り付けが安定する。 【0023】本発明の実施に際し、定尺棒状ランプ部材を必要長さに切断した残りの部材を複数本1列に並べて棒状ランプを形成することができる。この場合、隣合うランプ部材のコネクター部(4)(4)の端子板(42)(42)どうしを確実に電気的に接続する必要がある。これには、例えば図5に示す接続軸(43)を用いることができる。接続軸(43)は、軸体(44)の中央にフランジ(45)を設けて形成され、軸体(44)の一端を一方のコネクター部(4)のプラグ差込み部(42b)に緊密に嵌め、軸体(44)の他端を他方のコネクター部(4)のプラグ差込み部(42b)に緊密に嵌めて取り付ける。フランジ(45)に両コネクター部(4)(4)の端子板(42)(42)の先端が当たって、軸体(44)の軸方向の移動は阻止され、隣り合うコネクター部(4)(4)の端子板(42)(42)どうしを確実に電気的に接続できる。 【0024】又、複数のランプ部材を1列にセットするには、図3の二点鎖線で示す如く、コネクター部(4)をスライド可能に嵌めるガイド杆(100)を用いることができる。ガイド杆(100)の長さは、複数のランプ部材を1列に並べた長さとすれば可い。 【0025】又、本発明の実施に際し、発光部(1)のレンズ(34)や封入樹脂(33)を省略することができ、又、側板(31)(31)を透明板として透光部の面積を大きくすることも可能である。 【0026】又、本発明の実施に際し、コネクター部(4)への端子板(42)(42)の通電方法は実施例のプラグ(5)に限定されることはなく、端子板(42)(42)に通電できる通電手段であれば構成を問わない等、本発明は、上記実施例の構成に限定されることはなく、特許請求の範囲で種々の変形が可能である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500182530 【氏名又は名称】谷畑 光造
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| 【出願日】 |
平成12年9月14日(2000.9.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100066728 【弁理士】 【氏名又は名称】丸山 敏之 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−93204(P2002−93204A) |
| 【公開日】 |
平成14年3月29日(2002.3.29) |
| 【出願番号】 |
特願2000−279604(P2000−279604) |
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