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【発明の名称】 インテリア装置
【発明者】 【氏名】伊藤 義人

【要約】 【課題】光の特徴や美しさを生かしたインテリア装置であり、特に光の乱舞を具現したインテリア装置の提供。

【解決手段】肉厚内部に多数の気泡3,3…を有す透明の筒2を台座1に取付けて起立し、台座1にはモータ駆動で回転する回転板15を設け、回転板15の外周部には穴17,17…を貫通すると共に穴17,17…にはカラー板16を配置し、又穴17の位置には光源5を配置し、回転板15の回転に伴って光を筒2の下端に断続的に入射する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 肉厚内部に多数の気泡を有す透明又は半透明の筒を使用し、この筒の先端から光を断続的に入射するように構成したことを特徴とするインテリア装置。
【請求項2】 肉厚内部に多数の気泡を有す透明又は半透明の筒を台座に取付けて起立し、そして台座には光を上記筒の下端へ断続的に入射する為の装置を備えたことを特徴とするインテリア装置。
【請求項3】 肉厚内部に多数の気泡を有す透明又は半透明の筒を台座に取付けて起立し、そして台座にはモータの駆動で回転する回転板を設け、回転板の外周部には穴を貫通すると共に該穴にはカラー板を配置し、また穴の位置には光源を配置し、回転板の回転に伴って光を上記筒の下端へ断続的に入射するようにしたことを特徴とするインテリア装置。
【請求項4】 上記筒内に黒系の内筒を嵌めた請求項1、請求項2、又は請求項3記載のインテリア装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光の乱舞を透明又は半透明のパイプで具現するインテリア装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光を利用したインテリア装置として最も代表的なものは光ファイバーを用いて象ったインテリア装置がある。多数の光ファイバーを用いて花をあしらったり、鳥をあしらったり、その他にも色々な形をあしらった光ファイバーの装飾装置が知られている。光ファイバーは、その基端に入った光が先端から小さな光として放すことが出来る為に、又多数本の各光ファイバーを断続的に点滅させることで、又色彩を色々変えることで非常に鮮やかなインテリア装置となる。
【0003】又、電光板を利用したインテリア装置も知られている。電光板は色々な文字や模様を表示することが出来る為に、一つの宣伝を兼ねたインテリア装置として利用されている。一方では、昔からのネオン管をインテリアとして使用している場合もあるが、その効果は光ファイバーを用いたインテリア装置に比較して小さいようにも思える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来では光ファイバーを用いたもの、電光板を用いたもの、さらにネオン管を使用したものなど、光の特徴や美しさを生かしたインテリア装置は色々ある。これら従来のインテリア装置にはそれなりの特徴があるが、本発明は従来のインテリア装置からは全く異なり、光の乱舞を具現したインテリア装置を提供する。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明のインテリア装置は透明又は半透明な筒体を利用し、該筒の肉厚内部には多数の気泡(孔)が点在しており、筒の先端から断続的に入射する光が気泡に当たることで該気泡は玉となって光り、また単に光るだけでなく回転する様相を呈す。すなわち、光の乱舞を具現したインテリア装置である。ここで光は赤や黄等で色彩の種類は限定しないが、カラー色をした色々な玉が光って現れる。
【0006】ところで、筒内には光の玉が良く見えるように黒系の内筒を嵌める場合もあり、筒の下端には光源が配置されている。該光源の光は筒に入射するが、光源と筒の間には回転板が配置されていて、モータにてゆっくり回転することが出来る。そして回転板には色彩を違わせたカラー板が所々に設けられていて、光は回転板の穴を通過して筒の下端に入射するが、回転に伴い色彩を断続的に変化させる。
【0007】回転板の回転駆動はモータにて行われ、ベルトを介して、又はギアを介して減速し、上記回転板は低速回転することが出来る。そこで、光源から出た光は回転板を通過して所定のカラー光と成り、これら筒の下端に入射することで肉厚内部に点在する多数の気泡に当って光の玉となって現れる。この際、回転板の回転に伴って光の玉は回転し、多数の光の乱舞が具現され、インテリア装置として機能する。ところで、光りは一般に筒下端に入射するが、筒の上端から入射するように構成することも可能である。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1(a)は本発明に係るインテリア装置を示している外観図であり、同図の1は台座、2は筒を表している。筒2は透明又は半透明な材質から成る円筒形であり、上記台座1の上に垂直に起立している。本発明のインテリア装置は、(b)に筒2の一部断面を示すように、この筒2の肉厚内部には多数の気泡3,3…が点在し、これら気泡3,3…に光が当り、気泡3,3…が光の玉となって回転する現象が美しく、室内の装飾インテリアとしての効果を有す。
【0009】上記上記気泡3は筒2の肉厚内部に多数点在し、その大きさも大小色々あって、この気泡3に下端から入射する光りが当るならば、一種のレンズの作用を成して光り輝き、しかも単に光るだけでなく入射光の移動に伴って回転する様相を呈し、その様子は不思議であると共に美しく見える。
【0010】図2は台座1の内部構造を示しているが、該台座1はカラー光を断続的に筒2の下端に入射することが出来る装置を構成している。台座1の上座4には光源5が取付けられ、この光源5は上部に穴7を形成したカバー6に包まれて光が周囲に漏れないようになっている。
【0011】そして上座4にはモータ8が取付けられ、該モータ8の主軸には小さなプーリ9が取着され、上座4と下座10に設けた軸受けに軸支されている大きなプーリ11とに間に巻き掛けられているベルトを介して回転を伝達することが出来る。そしてプーリ11の下側には小さなプーリ12が同軸を成して形成され、また台座1の中心軸部に軸支した軸13には大きなプーリ14が取付けられ、この大きなプーリ14と小さなプーリ12との間にはベルトが巻き掛けられて回転が伝達される。
【0012】従って、上記モータ8の回転はプーリ9、プーリ11、プーリ12、プーリ14を介して軸13が低速回転することが出来る。そして該軸13の上端には回転板15が取着されていて、モータ8はこの回転板15をゆっくり回すことになる。回転板15の上にはカラー板16が配置され、そして回転板15の所々には穴17,17…が形成されている。又軸13にはスイッチ18,18…が取付けられている。
【0013】図3は台座1の横断面を示しているが、光源5,5…は3箇所に設けられ、回転板15の外周部には9個の穴17,17…が等間隔で形成され、これら各穴17,17…には3色の色違いカラー板16,16…が配置され、光源5からの光はカラー板の色光となって筒2に入射する。ここで、等間隔で設けている光源5,5…の光は全て同色になるようにカラー板16,16…を配置してもよく、又は夫々異なる色光を発するようにカラー板16,16…を配置することも出来る。
【0014】そして、モータ8によって回転板15は低速で回転し、光源5,5…の上に穴17,17…が位置した際に光源が点灯して光はカバー6の穴6を通過し、該回転板15の穴17からカラー板16を透過して所定の色光となって筒2の下端に入射する。この際、光源5,5…は、回転板15が回転して穴17,17…が光源5,5…に位置した際に点灯するように軸13にはスイッチ18,18…が取付けられている。
【0015】筒2の材質は透明又は半透明なガラスや樹脂等から成り、カラー板16を透過した光は、この筒2の肉厚内部に点在する気泡3,3…に当って光を放つ。そしてこの気泡3,3…に当って光る玉がよく分かるように筒2には黒系の内筒19が嵌っている。勿論、内筒19を嵌めない場合もあり、気泡3,3…の数が少ない場合であれば、一般に内筒19は必要としない。
【0016】ところで、実施例では光源5,5…を固定した状態で回転板15を回転しているが、この回転板を回転することなく、光源を回転させることも出来る。そしてカラー板の色彩の種類は限定しないことにする。又、光源5,5…はスイッチで点滅するようにしているが、光が周囲に漏れないように遮蔽するならば点灯状態に保つことも可能である。そして、筒は垂直に起立することなく、水平に倒した状態で構成することも出来る。
【0017】以上述べたように、本発明のインテリア装置は透明又は半透明な筒の先端にカラー光を断続的に入射するようにしたものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0018】
【発明の効果】本発明のインテリア装置は透明又は半透明な筒に、その先端から断続的に光を入射するものであり、その結果、入射した光は筒の肉厚内部に点在する気泡に当って光の玉となり、しかも玉は回転して乱舞することになる。そして入射光の色彩に伴い、光の玉はその色彩が変化して、筒は鮮やかな様相を呈すことになり、室内の装飾インテリアとしての大きな効果を発揮する。従来の光ファイバーでは得られない全く別な美しさを得ることが出来る。
【出願人】 【識別番号】500321335
【氏名又は名称】伊藤 義人
【出願日】 平成12年7月7日(2000.7.7)
【代理人】 【識別番号】100087169
【弁理士】
【氏名又は名称】平崎 彦治
【公開番号】 特開2002−25317(P2002−25317A)
【公開日】 平成14年1月25日(2002.1.25)
【出願番号】 特願2000−206454(P2000−206454)