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【発明の名称】 懐中電灯に筆記具の機能を付加できるアクセサリー
【発明者】 【氏名】田代 功

【要約】 【課題】既存の懐中電灯に取り付け、取り外しが可能な、筆記具の機能のついたアクセサリーを提供する。

【解決手段】電池4が収容される筒形の電池ケース2と電池ケース2に収容した電池4との電気的,構造的な接続機能を持つテイルキャップ3を備えた懐中電灯1において、電池ケース2からテイルキャップ3を取り外し、新たに電池ケース2と電池ケース2に収容した電池4との電気的,構造的な接続機能を持つ筆記具8の機能を内蔵したアクセサリー19を設け、それを電池ケース2に接続することにより懐中電灯1に筆記具8の機能を付加することが出来る。
【特許請求の範囲】
【請求項1】電池(4)が収容される筒型の電池ケース(2)と電池ケース(2)に収容した電池(4)との電気的,構造的な接続機能を持つテイルキャップ(3)を備えた懐中電灯(1)において、電池ケース(2)からテイルキャップ(3)を取り外し、新たに電池ケース(2)と電池ケース(2)に収容した電池(4)との電気的,構造的な接続機能を持つ筆記具を内蔵したアクセサリー(19)を設け、電池ケース(2)に接続することにより懐中電灯(1)に筆記具の機能を付加できることが特徴の懐中電灯(1)に筆記具の機能を付加できるアクセサリー(19)。
【請求項2】接続部品(5)とアダプター(6)とカバー(7)と筆記具(8)により構成されることが特徴の請求項1に記載のアクセサリー(19)。
【請求項3】筆記具として使用しない時に筆記具(8)の筆記具先端(8a)をカバー(7)内に収納できるようにした、請求項1又は請求項2に記載のアクセサリー(19)。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既存の懐中電灯に筆記具の機能を付加できるアクセサリーの構造及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、発光装置と筆記具がいっしょになった物はあるが、電池が収容される筒形の電池ケースと電池ケースに収容した電池との電気的,構造的な接続機能を持つテイルキャップを備えた懐中電灯において、電池ケースからテイルキャップを取り外し新たに電池ケースとの電気的,構造的な接続機能を持つ筆記具を内蔵したアクセサリーを設け、電池ケースに接続することにより、懐中電灯に筆記具の機能を付加できる懐中電灯用のアクセサリーは無かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は既存の懐中電灯に筆記具の機能を付加することが出来るアクセサリーを提供することに有る。
【0004】
【課題を解決するための手段】既存の懐中電灯のテイルキャップを電池ケースから取り外し、新たに電池ケースと電池ケースに収容した電池との電気的,構造的な接続機能を持つ筆記具を内蔵したアクセサリーを設け、それを電池ケースに接続することにより懐中電灯に筆記具の機能を付加出来る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、既存の懐中電灯のテイルキャップを電池ケースから取り外し、新たに電池ケースと電池ケースに収容した電池との電気的,構造的な接続機能を持つ筆記具を内蔵したアクセサリーを設け、それを電池ケースに接続することにより懐中電灯に筆記具の機能を付加出来る。この時、本発明であるアクセサリーは以下の部品で構成される。
【0006】まず電池ケース側にあるテイルキャップの接続部分に接続される、テイルキャップと同じく電池ケースと電池ケースに収容した電池との電気的,構造的な接続機能を持った接続部品である。この接続部品は電池ケースと電池ケースに収容した電池との電気的,構造的な接続機能を実現するために、電池ケースと電池の接続部分の形状をテイルキャップと同じにし、テイルキャップからスプリングやスプリング固定具兼マイナス端子や防水ゴムリングを取り外したものを接続部品に取り付けることで実現できる。
【0007】次にボールペンの芯などを取り付けるためのアダプターであるが、これは接続部品に筆記具を取り付けるときに使う部品であり、接続部品に設けたアダプター取り付け用の挿入穴に圧入して固定できるようになっている。そして筆記具はアダプターに設けた、筆記具取り付け用の挿入穴に差し込み取り付けされており筆記具の交換も容易に行うことが出来る。さらにアダプターは樹脂でできておりアクセサリーの軽量化にもつながる。
【0008】最後に筆記具を保護し筆記時にペン軸としての役割をもつ筒状のカバーである。上記カバーは接続部品に取り付けられ筆記具として使用しないときには、筆記具先端をカバー内に収納できるようになっている。また、筒状のカバーの太さは電池ケースと同じにすることで、懐中電灯にアクセサリーを取り付けたときにすっきりとしたものにすることが出来る。
【0009】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、図1及び図2は、懐中電灯1と本発明であるアクセサリー19の関係を示した要部分解図である。アクセサリー19は、スプリング9とスプリング固定具兼マイナス端子10と防水ゴムリング11とゴムリング12を取り付けた接続部品5と、筆記具8を取り付けたアダプター6と、カバー7で構成されている。この時、接続部品5は電池ケース2の内周に設けた雌ネジ2aと羅合する雄ネジ5aを持っている。また、接続部品5にはテイルキャップ3から外したスプリング9とスプリング固定具兼マイナス端子10と防水ゴムリング11が取り付けられるように各取り付け部分が同じ形状をしており、接続部品5を電池ケース2に接続したときにテイルキャップ3と同様に、電池ケースと電池ケース2に収容した電池4との電気的,構造的な接続機能を持つ。
【0010】そして、図1の実施例で示すように懐中電灯1のテイルキャップ3を電池ケース2から取り外し、新たに電池ケース2と電池ケース2に収容した電池4との電気的,構造的な接続機能を持つ筆記具を内蔵したアクセサリー19を設け、それを電池ケース2に接続することにより懐中電灯1に筆記具の機能を付加できるアクセサリーである。この時、接続部品5の材質はアルミニウムを使用することにより質感に良好で軽量である。
【0011】本発明の実施例で用いる懐中電灯1は、筆記具としての使いやすさ、また携帯のしやすさが重要なため単四電池1本を使う小型で筒形の懐中電灯を用いている。図2は本発明の実施例で用いる懐中電灯1の要部分解図であり、テイルキャップ3はスプリング9とスプリング固定具兼マイナス端子10と防水ゴムリング11で構成され、電池ケース2の内周に設けた、雌ネジ2aと羅合する雄ネジ3aを持っている。
【0012】図3は本発明の実施例で使用する懐中電灯1の側面図であり、懐中電灯1は反射板18とレンズ17と防水ゴムリング16を内蔵するスイッチをオン,オフする機能を持ったヘッド15と、電球14と電池4が収容されスイッチが一体となった電池ケース2とテイルキャップ3を持ち、ヘッド15を回すことにより電球14のオン,オフと照明の焦点の調整が出来、ヘッド15と電池ケース2とテイルキャップ3はアルミニウムで作られており軽量で丈夫であり、従来から良く知られているものである。
【0013】また図5に示す、本発明の実施例であるアクセサリーを構成する接続部品5の電池ケース2に接続される部分の形状は、図4に示すテイルキャップ3の持つ電池ケース2と電池ケース2に収容した電池4との電気的,構造的な接続機能を同じく持っていれば同形状にする必要は無いが、図1の実施例に示す接続部品5では、テイルキャップ3から外したスプリング9とスプリング固定具兼マイナス端子10と防水ゴムリング11をそのまま使っている関係から同形状にしている。
【0014】さらに、接続部品5は、カバー7を装着するための雄ネジ5bをもち雄ネジが無い部分にはゴムリング12が装着されている。そして接続部品5には、ボールペンの芯等の筆記具8を取り付ける際に、図1の実施例で示すようにアダプター6を介して取り付けるためのアダプター挿入穴5cが設けてある。
【0015】アダプター6は図6の実施例に示すような形状をしており、外側に4つの突起部6bがあり接続部品5に挿入する際入れやすく抜けずらく固定される。さらにアダプター6には筆記具8の挿入穴6aが設けてあり、ボールペンの芯等の筆記具8を挿入したときに入れやすく抜けずらい内径で作られており筆記具の交換も容易に行える。またアダプター6の材質はポリエチレン等の樹脂で作ると軽量化についてもよい。
【0016】また接続部品5には図1の実施例に示すようにカバー7を付けるとよい。カバー7と接続部品5は図9及び図10の実施例で示すように、接続部品5の外周に設けた雄ネジ5bとカバー7の内周に設けた雌ネジ7bを螺合させて装着される。この時、アダプター6を介して取り付けた筆記具8はカバー7に設けた貫通穴7aを通る。貫通穴7aの内径は筆記具8がぐらつかずスムーズに通ることが出来る内径とする。また、カバー7の外径は電池ケース2の外径に合わせると見た目もすっきりとしたものになる。またカバー7の材質はアルミニウムを使用することにより、質感に良好で軽量化を図ることが出来る。
【0017】図9及び図10に示す実施例は、接続部品5にアダプター6と筆記具8、カバー7、スプリング9、スプリング固定具兼マイナス端子10、防水ゴムリング11、ゴムリング12を取り付けた懐中電灯に筆記具の機能を付加したアクセサリー19の断面図である。
【0018】筆記具8を使うときには図9に示す実施例のように、カバー7を接続部品5と結合する方向に回し最後までねじ込むことによりカバー7の貫通穴7aより筆記具先端8aが現われ筆記時に使用することが出来る。
【0019】また筆記具8を使わないときには図10に示す実施例のように、カバー7を接続部品5と分離する方向に回すことにより、筆記具先端8aをカバー7の中に収納することが出来る。このとき接続部品5に取り付けたゴムリング12はカバー7の内壁7cと軽い変形を持ちながら接しそのとき生じる摩擦によりカバー7のゆるみ止めの働きを持つ。
【0020】図11は図3に示す懐中電灯1の要部断面図であり、図12に示す実施例は懐中電灯1に本発明であるアクセサリー19を装着した状態を示した要部断面図である。
【0021】また本発明は図13の示す実施例ように、クリップ13を電池ケース2に取り付けると持ち運びにおいて使いやすくなり、カバー7を締めこむと筆記用具として使用でき、ヘッド15を回すと通常の懐中電灯として使用できる。
【0022】また筆記具の交換もアダプター6から筆記具8を抜き取り、新しい筆記具8を取り付けることで簡単に行うことが出来る。
【0023】なお本発明は、上記実施の形態には限定されず、種々の変形及び変更が可能である。例えば、接続部品5の電池ケース2に接続される部分の形状は、テイルキャップ3から取り外したスプリング9やスプリング固定具兼マイナス端子10や防水ゴムリング11をそのまま使うためにテイルキャップ3と同形状となっているが、電池ケース2と電池ケース2に収容した電池4との電気的,構造的な接続機能を持っていれば同形状にしなくとも良い。また、接続部品5及びカバー7の材質は、アルミニウムに替えて強度の高いほかの硬質材料にしても良い、更に本発明の実施に用いる懐中電灯は様々なものが使用でき図3に示す懐中電灯に限定しない。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0025】本発明は、既存の懐中電灯の電池ケースからテイルキャップを取り外し、新たに電池ケースと電池ケースに収容した電池との電気的,構造的な接続機能を持つ筆記具を内蔵したアクセサリーを設け、それを電池ケースに接続することにより懐中電灯に筆記具の機能を付加したものであり懐中電灯の機能、例えば明るさ防水性能等の性能を犠牲することなく実施できる。さらに筆記具を保護するカバーを持ち筆記具を使わないときにはカバー内に筆記具を収納することが出来る。また電池ケースにクリップを付けることにより携帯時にポケットなどに付けることが出来、そして普通の筆記具と何ら変わらず持ち運びが出来、更に懐中電灯としても使用でき大変便利である。
【出願人】 【識別番号】599036543
【氏名又は名称】田代 功
【出願日】 平成13年2月20日(2001.2.20)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−245803(P2002−245803A)
【公開日】 平成14年8月30日(2002.8.30)
【出願番号】 特願2001−88749(P2001−88749)