| 【発明の名称】 |
照明装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】玉置 智
|
| 【要約】 |
【課題】消費電力が小さく、低コストで構成され得ると共に、十分な光量の光を照射することができるようにした、照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】第二のレンズ面である頂部12a,後端面12c,円筒状の外周部12bと、後端面から前方に向かって形成した第一のレンズ面である天井部12e,円筒状の内周部12fから成る凹部12dとを有するバルク型レンズ12と、凹部12d内に配設した光源11aと、発光部を駆動する駆動部13と、電源部14と、スイッチ部15と、これらバルク型レンズ,発光部,駆動部及び電源部を収容するケース16とを含み、光源からの光がバルク型レンズの凹部の天井部又は内周部から光学媒体内に入射し、直接又は外周部の内面で反射した後、頂部から光軸方向に沿って出射すると共に、バルク型レンズが発光部に対して光軸方向に移動可能に支持されるように照明装置10を構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 頂部と、底部と、外周部と、前記底部から前記頂部に向かって形成された天井部と内周部とからなる凹部とを有している光学媒体からなり、前記凹部が光源の収納部であり、前記天井部が第1のレンズ面として、前記内周部が光入射面として、前記外周部が全反射面として、前記底部が反射面として、前記頂部が第2のレンズ面として機能するバルク型レンズと、このバルク型レンズの光学部材の凹陥部内に配設された少なくとも一個の光源と、上記発光部を駆動する駆動部と、この駆動部に給電する電源部と、上記電源部から上記駆動部への給電をオンオフするスイッチ部と、上記バルク型レンズ、光源,駆動部及び電源部を収容するケースと、を含み、上記バルク型レンズが光軸方向に移動可能に支持されていることを特徴とする、照明装置。 【請求項2】 前記バルク型レンズの光源より後方の領域に、第一のネジ部が一体的に設けられており、この第一のネジ部に螺合するように、ケースに第二のネジ部が形成されていて、バルク型レンズを回転させることによりバルク型レンズが光軸方向に移動されることを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。 【請求項3】 前記第一のネジ部が、バルク型レンズに回転可能に装着される回転リングに形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の照明装置。 【請求項4】 前記バルク型レンズの後方の領域に、第三のネジ部が一体的に設けられており、第一のネジ部に螺合するように、光源を支持する発光部に第四のネジ部が形成されていて、バルク型レンズを発光部に対して相対的に回転させることにより、バルク型レンズが発光部に対して相対的に光軸方向に移動されることを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。 【請求項5】 前記発光部の後方に、光源からの光を前記バルク型レンズの後端面に向かって反射させる反射部材が備えられていることを特徴とする、請求項1から8の何れかに記載の照明装置。 【請求項6】 前記バルク型レンズの前方に、光源からバルク型レンズを介して出射する光を反射させる反射ミラーが備えられていることを特徴とする、請求項1から8の何れかに記載の照明装置。 【請求項7】 前記照明装置のバルク型レンズは、前記光学媒体の外周部の外径が、前記内周部の内径の3倍以上10倍以下であることを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。 【請求項8】 前記照明装置のバルク型レンズは、第1のレンズ面を凸面に形成したことを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。 【請求項9】 前記照明装置のバルク型レンズは、前記第1のレンズ面を凹面に形成したことを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。 【請求項10】 前記照明装置のバルク型レンズは、前記第1のレンズ面を平面に形成したことを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。 【請求項11】 前記照明装置のバルク型レンズは、前記第1のレンズ面を平フレネルレンズ面に形成したことを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。 【請求項12】 前記照明装置のバルク型レンズは、前記第2のレンズ面の曲率半径をR、前記バルク型レンズの光軸方向に測った全長をL、バルク型レンズの屈折率をnとして、0.93 < k(R/L) < 1.06k = 1/(0.35・ n − 0.168) の関係を満足することを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。 【請求項13】 前記照明装置のバルク型レンズは、前記第1のレンズ面の突き出し量をΔ、前記光学媒体の外周部の外径を2Roとして、0.025 < Δ/Ro < 0.075の関係を満足することを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。 【請求項14】 前記照明装置のバルク型レンズは、前記光学媒体の底部に、更に背面鏡を備えたことを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。 【請求項15】 前記照明装置のバルク型レンズは、前記光学媒体の内部に、更に他の凹部を並列配置したことを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。 【請求項16】 前記照明装置のバルク型レンズは、前記光学媒体が可とう性、若しくは屈曲性を有することを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。 【請求項17】 前記照明装置のバルク型レンズは、前記内周部の光入射面が所定の傾きを有する少なくとも光波長以上の大きさの凹凸面で構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。 【請求項18】 前記所定の傾きφは、前記凹部の屈折率をn1 、前記光学媒体の屈折率をn2 、前記光学媒体内の外周部面における全反射角をθt 、前記光源の発散角をθd として、sin-1{n1 /n2 cos(θd +φ)}=θtから定まる角度であることを特徴とする、請求項17に記載の照明装置。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、発光部としてLED等の小型の光源を使用して、光の照射範囲を調整することができる照明装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、このような照明装置は、発光部としての電球とこの光源の後方に配設された凹状の反射部材とから構成されており、光源から出射した光を反射部材により反射させると共に集光して、前方に向かって光を照射するようになっている。そして、反射部材を発光部の光源に対して相対的に光軸方向に移動させることにより、反射部材の焦点位置を光源に対して変化させ、光の照射範囲を調整するようになっている。このような構成の照明装置においては、光源として電球を使用しているため、消費電力が比較的大きく、電源として乾電池を使用するような場合には、乾電池の寿命が比較的短くなってしまう。 【0003】これに対して、発光部の光源として例えばLEDを使用した照明装置も開発されてきており既に実用化されている。このようなLEDを使用した照明装置は、LEDとLEDの前方に配設されたレンズ特に凸レンズとから構成されており、LEDから出射した光をレンズにより集光させて、前方に向かって光を照射するようになっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このようなLEDを使用した照明装置においては、LEDの発光分布特性によりLEDから発光する全ての光を収束することができないため、LEDから出射した光の利用効率が低くなってしまう。このため、十分な光量の光を照射することが困難である。 【0005】この発明は、以上の点にかんがみ、消費電力が小さく、低コストで構成され得ると共に、十分な光量の光を照射することができるようにした、照明装置を提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明の照明装置は、頂部と、底部と、外周部と、底部から頂部に向かって形成された天井部と内周部とからなる凹部とを有している光学媒体からなり、凹部が光源の収納部であり、天井部が第1のレンズ面として、内周部が光入射面として、外周部が全反射面として、底部が反射面として、頂部が第2のレンズ面として機能するバルク型レンズと、このバルク型レンズの光学部材の凹陥部内に配設された少なくとも一個の光源と、発光部を駆動する駆動部と、駆動部に給電する電源部と、電源部から駆動部への給電をオンオフするスイッチ部と、バルク型レンズ、光源,駆動部及び電源部を収容するケースと、を含み、バルク型レンズが光軸方向に移動可能に支持されていることを特徴とする。上記照明装置は、好ましくは、バルク型レンズの光源より後方の領域に、第一のネジ部が一体的に設けられており、この第一のネジ部に螺合するように、ケースに第二のネジ部が形成されていて、バルク型レンズを回転させることにより、バルク型レンズが光軸方向に移動される。さらに好ましくは、前記照明装置は、第二のレンズ面としての頂部,底部、第一のレンズ面としての天井部と内周面とから成る凹部と、を有している光学媒体と、この光学媒体の凹部内に配設された少なくとも一個の光源から成る発光部と、上記発光部を駆動する駆動部と、この駆動部に給電する電源部と、電源部から駆動部への給電をオンオフするスイッチ部と、バルク型レンズ,発光部,駆動部及び電源部を収容するケースとを含み、上記発光部の光源からの光が、光学部材の凹部の天井部または内周部から光学媒体内に入射し、直接にあるいは外周部の内面で反射された後、光学部材の頂部から光軸方向に沿って出射されると共に、バルク型レンズが発光部に対して光軸方向に移動可能に支持されている。 【0007】前記照明装置は、好ましくは、バルク型レンズの発光部の光源より後方の領域に、第一のネジ部が一体的に設けられており、この第一のネジ部に螺合するようにケースに第二のネジ部が形成されていて、バルク型レンズを回転させることによりバルク型レンズが光軸方向に移動される。前記照明装置は、好ましくは、第一のネジ部が、バルク型レンズに回転可能に装着される回転リングに形成されている。前記照明装置は、好ましくは、バルク型レンズの発光部の光源より後方の領域に第三のネジ部が一体的に設けられており、この第三のネジ部に螺合するように発光部に第四のネジ部が形成されていて、バルク型レンズを発光部に対して相対的に回転させることにより、バルク型レンズが発光部に対して相対的に光軸方向に移動される。前記照明装置は、好ましくは、バルク型レンズの後方に、光源からの光をバルク型レンズの後端面に向かって反射させる反射部材が備えられている。前記照明装置は、好ましくは、バルク型レンズの前方に、バルク型レンズの光源からバルク型レンズを介して出射する光を反射させる反射ミラーが備えられている。 【0008】上記構成によれば、本発明の照明装置に使用するバルク型レンズは、凹部が光源の収納部として、天井部及び頂部がレンズ面として、内周部が光入射面として、外周部が全反射面として、そして底部が反射面として機能する。凹部の内部に光源を収納した場合は、天井部がレンズの入射面として、頂部がレンズの出射面として機能する。内周部から光学媒体に入射した光は、全反射して又は底部で反射されて頂部に伝送される。「バルク型」とは、砲弾型、卵型、繭型、蒲鉾型等、ある程度の厚み又は膨らみを有する固形体を意味する。光軸方向に垂直な断面の形状は、真円、楕円、三角形、四角形、多角形等が可能である。バルク型のレンズ本体の外周部は、円柱、角柱の円周部のような光軸に平行な面でも良く、光軸に対してテーパを有していてもかまわない。また、天井部及び頂部のレンズ面は、凸面、凹面、平面、フレネルレンズ面のいずれかを適宜選択できる。 【0009】バルク型レンズは、レンズ作用及び入射面と出射面とを接続する光伝送作用を有するので、光の波長に対して透明な材料であり、かつ、屈折率が空気の屈折率とは異なる必要がある。このような材料としては、アクリル樹脂等の透明樹脂(透明プラスチック材料)、石英ガラス、ソーダ石灰ガラス、ホウケイ酸ガラス、鉛ガラス等の種々のガラス材料等が使用可能である。酸化亜鉛(ZnO)、硫化亜鉛(ZnS)、炭化珪素(SiC)等の結晶性材料を用いてもよい。又、可とう性、屈曲性や伸縮性のある透明ゴムのような材料でもかまわない。なお、光源として、ハロゲンランプ等の白熱球を用いる場合は、これによる発熱を考慮し、耐熱性光学材料を用いるべきである。耐熱性光学材料としては、石英ガラス、サファイアガラス等の耐熱ガラスが好ましい。或いは、ポリサルホン樹脂、ポリエーテルサルホン樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ポリエーテルエステルアミド樹脂、メタクリル樹脂、非晶性ポリオレフィン樹脂、パーフルオロアルキル基を有する高分子材料等の耐熱性樹脂等の耐熱性光学材料が使用可能である。SiC等の結晶性材料も耐熱性に優れている。 【0010】光源としては、LEDや半導体レーザ等のように、発光に際して顕著な発熱作用を伴わない光源が好ましい。LED等を用いれば、本発明の第1の特徴に係るバルク型レンズの凹部(収納部)の内部に、「光源」を収納した場合において、その発熱作用によって、バルク型レンズに熱的影響を与えることがない。 【0011】本発明の照明装置にバルク型レンズを使用すれば、光源の数を多数必要とすることなく、所望の照度を有する照明器具を簡単に得ることが出来る。この照度は、光源の数を同一として較べれば、従来公知のレンズ等の光学系では達成不可能な照度である。本発明は、従来の技術では達成出来ない照度を、簡単且つ小型な構成で実現出来る。詳細は後述するが、従来の「両凸レンズ」、「平凸レンズ」、「メニスカス凸レンズ」、「両凹レンズ」、「平凹レンズ」、「メニスカス凹レンズ」等の薄型レンズでは、直径が無限大の大型なレンズを用いなければ、本発明のバルク型レンズに等価な機能を達成出来ない。 【0012】LEDには内部量子効率と外部量子効率があるが、通常、外部量子効率は内部量子効率よりも低い。LEDをバルク型レンズの収納部(凹部)に収納することにより、内部量子効率とほぼ等しい効率で、潜在的なLEDの光エネルギを有効に取り出すことが可能となる。その原理は、(a)バルク型レンズの頂部及び天井部であるレンズ面、及び外周部での反射光(迷光)が外周部で全反射することによりバルク型レンズ外にほとんど散逸しない、(b)上記反射光(迷光)の一部が頂部及び天井部であるレンズ面にもどる、(c)上記反射光(迷光)の一部が底部で反射されて頂部及び天井部であるレンズ面にもどる、(d)上記反射光(迷光)の一部がLED光源に吸収され再発光する、さらに、(e)内側面に入射する光も全反射により導光し有効利用している、ことなどが考えられる。 【0013】また、本発明に用いるバルク型レンズによれば、LED等の光源それ自身は、何ら手を加えることなく、容易に、光の発散、収束等の光路の変更や焦点の変更が可能である。すなわち、光源の発散角が既知であれば、第1及び第2の湾曲面の曲率半径等の選定が簡単に出来る。なお、第1及び第2の湾曲面のいずれか一方は、曲率半径が無限大、若しくは無限大に近い平坦な面であっても良い。第1及び第2の湾曲面のいずれか一方が、無限大ではない所定の(有限の)曲率半径を有していれば、光の収束、発散の制御が可能である。又、「所定の発散角」は0°、即ち平行光線であっても良い。又、発散角が90°であっても、収納部が光源の発光部を完全に光学的に覆っているため、有効にその光を集光することが可能である。これは、従来のレンズ等の光学系では不可能な作用である。即ち、天井部以外の収納部の内周部も、有効な光の入射部として機能し得る。 【0014】具体的には、バルク型レンズに用いる光源は、チップ状の半導体発光素子、透明材料でモールドされた半導体発光素子、又は他の光源から光を導く光ファイバの出射端面である。これらの光源を光学媒質を介して収納部に収納しても良い。屈折率によって光学媒質を適宜選択することによっても、光の発散、収束等の光路の変更や焦点の変更が可能であり、また、内周面から凹部に入射する光の屈折角を変えることができ、凹部の全反射をより効果的にすることもできる。ここで、光学媒質には、固体、液体、気体、のみならず、ゾル状、コロイド状若しくはゲル状の光の波長に対して透明な物質も含まれる。 【0015】さらに、上記バルク型レンズは、頂部と、底部と、外周部と、この底部から頂部に向かって形成された天井部と内周部からなる凹部とを有している光学媒体であり、凹部が光源若しくは光検知器の収納部として、天井部及び頂部がレンズ面として、内周部が光入射面として、外周部が全反射面として、底部が反射面として機能し、内周部の光入射面が所定の傾きを有する少なくとも光波長以上の大きさの凹凸面で構成されている。また所定の傾きφは、凹部の屈折率をn1 、光学媒体の屈折率をn2 、光学媒体内の外周部面における全反射角をθt 光源の発散角をθd として、sin-1{n1 /n2 cos(θd +φ)}=θtから定まる角度であることが好ましい。例えば、端面発光LEDのようにほとんどの出射光がチップの側面から出射するようなLEDを使用する場合においても、全ての出射光を集光できる。 【0016】さらにまた、バルク型レンズは、レンズ部と光源を収納する収納部とが一体で形成されているため、従来のレンズ系では必要であったレンズと光源を光学的位置合わせをして保持する保持部を必要とせず、また、光学的位置合わせ工程を必要とせず、ただ光源にかぶせるだけでよいので、極めて低コストである。 【0017】従って、電源部からの給電により駆動部が光源の一個もしくは複数個の光源を発光させ、各光源から出射した光は、一部がバルク型レンズに設けられた凹部内にて内周面から光学部材内に入射し、また他の一部が上記凹部内の天井面から光学媒体に入射する。光学媒体内に入射した光は、光学媒体内にて一部が直接に前端面から出射し、また他の一部が光学部材の外周面の内側で反射されて前端面から出射する。これにより、光学媒体の頂部から出射する光は、光学媒体の天井部である第一のレンズ面と頂部である第二のレンズ面によるレンズ効果に基づいて屈折され、前方に向かって照射される。更に、頂部、天井部で生じるフレネル反射光は、バルク型レンズ内で全反射して頂部にもどり出射する。さらに、LEDにもどった反射光は、LEDのPN接合に吸収されて再発光する。このように、バルク型レンズを用いることにより、照明装置の照射光強度を大幅に高めることができる。 【0018】ここで、バルク型レンズを光源に対して相対的に光軸方向に移動させると、光源からバルク型レンズの凹部の天井部である第一のレンズ面までの距離が変動することにより、バルク型レンズの第一のレンズ面及び第二のレンズ面により構成されるレンズの焦点位置が光源に対して移動する。したがって、光源から出射する光に対するレンズ効果が変化して、バルク型レンズの頂部から出射する光の照射範囲が調整される。例えば、バルク型レンズ頂部から出射する光は、レンズ効果により拡散されて、広い角度範囲に照射され、あるいはレンズ効果により集光されて、狭い角度範囲に照射されるようになる。 【0019】このようにして、本発明によれば、発光部の光源としてLED等の小型の光源から出射する光を、上述した特別の構成のバルク型レンズを使用することによって、効率良く集光して、十分な光量の光を照射することができると共に、バルク型レンズを光源に対して相対的に光軸方向に移動させることにより、光の照射範囲を調整することができる。 【0020】上記バルク型レンズの発光部の光源より後方の領域に、第一のネジ部が一体的に設けられており、この第一のネジ部に螺合するようにケースに第二のネジ部が形成されていて、バルク型レンズを回転させることによりバルク型レンズが光軸方向に移動される場合には、バルク型レンズに一体的に設けられた第一のネジ部をケースに形成された第二のネジ部に螺合させることによって、バルク型レンズの回転によりバルク型レンズがケースに対して光軸方向に移動するので、ケースに取り付けられた発光部に対しても光軸方向に移動する。従って、バルク型レンズの回転により、バルク型レンズを発光部に対して光軸方向に移動調整することができる。 【0021】第一のネジ部が、バルク型レンズに回転可能に装着される回転リングに形成されている場合には、バルク型レンズの形状に制限されることなく、バルク型レンズに回転可能に装着される回転リングに形成された第一のネジ部をケースに形成された第二のネジ部に螺合させることによって、回転リングが回転してバルク型レンズがケースに対して光軸方向に移動する。その際、バルク型レンズ自体は、回転リングに対して回転可能に支持されているので、回転せずに光軸方向に移動する。 【0022】バルク型レンズの発光部の光源より後方の領域に、第三のネジ部が一体的に設けられており、この第一のネジ部に螺合するように発光部に第四のネジ部が形成されていて、バルク型レンズを発光部に対して相対的に回転させるてバルク型レンズが発光部に対して相対的に光軸方向に移動される場合には、バルク型レンズに一体的に設けられた第三のネジ部を、発光部に形成された第四のネジ部に螺合させることによって、バルク型レンズが発光部に対して光軸方向に移動する。従って、バルク型レンズを回転させてバルク型レンズを発光部に対して光軸方向に移動調整することができる。 【0023】バルク型レンズの後方に、光源からの光をバルク型レンズの底部に向かって反射させる反射部材が備えられている場合には、底部に反射膜が無くとも、光源からバルク型レンズの後方に漏れた光は、反射部材により反射されて再び光学部材の後端面からバルク型レンズ内に入射して、バルク型レンズの頂部から照射される。このため、前方に向かって照射される光の利用効率がさらに上昇し、照射光度がより一層向上する。 【0024】上記バルク型レンズの前方に、光源からバルク型レンズを介して出射する光を反射させる反射ミラーが備えられている場合には、バルク型レンズから前方に向かって照射される光が、反射ミラーにより反射されて光軸が折曲げられるので、所望の方向に光を照射することができる。その際、反射ミラーの表面に曲率を付与することによって、反射部材による反射光を任意に拡散させ、あるいは集束させることができる。 【0025】 【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基づいて、この発明を詳細に説明する。図1は本発明の照明装置に用いるバルク型レンズの模式的な断面図である。バルク型レンズは、図1に示すように、所定の波長帯域の光を発するLED等の光源101と、この光源101を完全に囲むバルク型レンズ120とから少なくとも構成されている。そして、このバルク型レンズ120は、頂部103と底部107と外周部109と、底部107から頂部103に向かって形成された天井部102と内周部105とから成る凹部106とから成る光学媒体104であり、この凹部106に光源101が配置され、天井部102がレンズの光入射面として、頂部103がレンズの出射面として機能するように構成されている。 【0026】図1の光源101は、LEDチップ113と、このLEDチップ113を載置する電極を兼ねた支持ピン111と、LEDチップ113のもう一方の電極に電力を供給する電極ピン112と、チップ113、支持ピン111及び電極ピン112を覆う透明な樹脂モールド114で構成されている。樹脂モールド114は側部が円筒形を成しており、バルク型レンズ120の凹部106の円筒形を成す内周部105とスペーサ108を介して嵌合している。樹脂モールド114の側面は、例えば、直径(2r)が2〜3mmφの円柱形状であり、バルク型レンズ120の凹部106の内周部105は、例えば、直径が2.5〜4mmφの円柱形状となっている。LED101とバルク型レンズ120とを固定するために、LED101とバルク型レンズ120の凹部106との間には、厚さ0.25〜0.5mm程度のスペーサ108が挿入されている。スペーサ108は、LED101の発光部を除く位置、即ち、図1においてLEDチップ113の底面より底部107側に方に配置する。 【0027】バルク型レンズ120は、例えば頂部103が凸形状球面を有し、外周部109が円柱形状を成している。この外周部109の直径(2R0 )は、例えば、10〜30mmφであるが、使用目的に応じて任意に選択できる。しかしながら、より集光効率を高くするためには、 10r>R0 >3r (1) の関係を満足することが好ましい。バルク型レンズ120の外周部109の直径(2R0 )は、凹部106の内周部105の内径(2r)の10倍以上でも、本発明のバルク型レンズは機能するが、必要以上に大きくなり、小型化を目的とする場合は好ましくない。 【0028】本発明の照明装置に用いるバルク型レンズは、以下に説明する理由により、従来の凸型形状の球面レンズを使用した光学系よりも極めて低損失で収束できる。LEDは発散角の大きな光源であるため、従来の凸型形状の球面レンズによっては、LEDから発する全ての光を平行光線とすると光損失が避けられない。図2は、従来の凸型形状球面レンズによる集光作用を示す図で、図2(A)は凸型片球面レンズを使用して、LED光源からの光を平行光とする状態を示している。図において、レンズは曲率半径rを有し、光源から焦点距離fに配置している。片球面レンズの焦点距離は、レンズの屈折率をnとして、f=r/(n−1)であるから、屈折率n=1.5とした場合、f=2rとなる。従って、図から明らかなように、レンズが受光できる発散角の最大は30°となり、図2(B)に示す光線は平行光とすることができない。すなわち、従来のレンズを使用したのでは、焦点距離と曲率半径の関係から定まる開口角以上の光は取り込むことができないので、損失が大きい。LED光源は30°以上の発散角を有するものが多く、この場合には、上記理由により、大きな損失が生じる。従来はこのような場合、高屈折率レンズを使用して改善しているが、コストが高くなる。あるいは、レンズを複雑に組み合わせて対処している例もあるが、この場合には、下記に説明するフレネル反射損が増大してしまう。 【0029】図2(B)は、従来の凸型片球面レンズ入射面における反射の状況を示す図である。図において、矢印のついた線は、LED1から出射し、凸型形状球面レンズの光入射面で反射される光線を表す。θ(θ1 、θ2 )はLEDから出射角、すなわち発散角を表し、φ(φ1 、φ2 )はそれぞれの光線のレンズ面での入射角を表す。図3はフレネルの反射の法則を表した図である。図において、横軸は光線の入射角であり、縦軸は光強度の反射率であり、レンズの屈折率を1.5とし、空気中から光線がレンズ面に入射する場合を表している。図から明らかなように、入射角が50°あたりまでは反射率が低く一定であるが、50°を越えたあたりから急激に反射率が増加するのがわかる。図2(B)に示した入射角が大きい光線は、図3のフレネルの反射の法則から明らかなように反射される割合が高い。例えば、屈折率1.5の片凸型球面レンズを使用し、このレンズの焦点距離に発散角30°の光源をおいて平行光を作る場合には、上記の反射光による損失は全光量の30%近くに達する。従って、従来の光学系におけるようにレンズを多段に接続したのでは、フレネル反射が多段に生ずることになり、損失が増えてしまう。これらの反射光は空間に散逸してしまい、収束光として利用することはできない。 【0030】一方、本発明の照明装置に用いるバルク型レンズにおいては、発散角が大きい光束であっても全ての光束をレンズ面に入射させることができ、バルク型レンズの幾何学構造の設計により全ての光束を平行光線にできるから、極めて損失の少ないレンズである。また、フレネルの反射を起こす反射面は、天井部2及び頂部3であるから、これらの面で反射した反射光(迷光)はバルク型レンズ内に反射される。これらの反射光(迷光)は、外周部9で全反射することによりバルク型レンズ外に散逸せず、一部が頂部3及び天井部2であるレンズ面にもどり収束光となる。また、他の一部は底部7で反射されて頂部3又は天井部2にもどり収束光となる。また、他の一部はLED光源で吸収されて再発光し収束光となる。 【0031】図4はLED光源101にもどった光が再発光する過程を示す図である。図において、もどってきた光はPN接合で吸収されてホールと電子を生じ、このホールと電子が再結合して再発光する。特にこの効果は、ヘテロ構造を有するLEDの場合に大きい。ヘテロ構造のLEDは、発光部であるPN接合部のバンドギャップ・エネルギーが、P及びN領域のバンドギャップ・エネルギーよりも小さく形成されているので、反射光(迷光)はP又はN領域では吸収されずに、PN接合部のみで吸収され、再発光する。さらにまた、本発明の照明装置に用いるバルク型レンズにおいては、内周部105に入射する光も外周面109における全反射によって頂部103に導かれ、収束光となって出射する。この効果は、LED光源101を、バルク型レンズの光学媒質よりも屈折率の高い光学媒質を介して収納部に収納するとさらに効果が高まる。本発明の照明装置に用いるバルク型レンズにおいては上記に説明した相乗効果により、内部量子効率とほぼ等しい効率で、LED光源の光を有効に収束光として取り出しているため、従来の凸型形状の球面レンズに較べ極めて低損失になると考えられる。 【0032】図5は本発明の照明装置に用いるバルク型レンズと従来の凸形状の球面レンズとで平行光を作成した場合の特性を比較するための測定系を示す図である。図5(A)は、本発明の照明装置に用いるバルク型レンズ120を用いた場合の、光軸方向に対して垂直方向に光強度(照度)分布を測るための測定系を示す模式図である。バルク型レンズ120の出射面からの出力光の強度(照度)を、LED101からの測定距離x=一定とし、照度計202をy軸方向に移動して測定する。測定距離(x)は、光軸方向に測る。一方、図5(B)は、同様な測定を従来の両凸レンズを用いて行うことを示す図である。 【0033】図5(A)及び(B)に示す測定においては、本発明の第1の実施例に係るバルク型レンズ20の外径は30mmφとし、比較に用いた両凸レンズ201の外径はこの2倍強の63mmφとした。両凸レンズ201は、焦点距離150mmのものを用い、LED101からx方向に150mmの位置に配置した。また、LED光源101の発散角は約12度のものを使用した。 【0034】図6は、本発明の照明装置に用いるバルク型レンズと従来の凸形状の球面レンズとで平行光を作成した場合の特性を比較した図であり、本発明の照明装置に用いるバルク型レンズ120、従来の薄型レンズ(両凸レンズ)201及びバルク型レンズを用いない裸のLEDのそれぞれの出力光のy方向に沿った強度(照度)分布を、測定距離x=1mにおいて測定した場合の結果を示す。本発明の照明装置に用いるバルク型レンズ120は、従来の薄型レンズ(両凸レンズ)201の2倍の照度が得られている。この結果は、本発明の照明装置に用いるバルク型レンズが従来の光学系では実現できない効果を有することを示している。 【0035】図7は、本発明の照明装置に用いるバルク型レンズと従来の凸形状の球面レンズとで作成した平行光の平行度を評価した図である。図5と同様にy方向に沿った強度(照度)分布を、測定距離xを変化させて測定したデータをまとめたものである。図の横軸は、測定距離xの逆数の2乗、即ち1/x2 を示し、縦軸は測定距離xにおける最大強度(ピーク強度)を示す。図から明らかなように、本発明のバルク型レンズの場合は、逆2乗則、即ち1/x2 を示す線上にきれいに測定点がプロットされる。一方、従来の薄型レンズ(両凸レンズ)201の場合は、逆2乗則からずれていることがわかる。この結果は、本発明の第1の実施例に係るバルク型レンズ120は、平行度においても十分であり、従来のレンズ系に較べ、勝るとも劣らない性能を実現できることを示している。 【0036】図8は本発明の照明装置に用いるバルク型レンズの幾何学的構造と集光率の関係を示す図である。ここで「集光率」とは、「バルク型レンズからの±1°以内の発散角における出力光の光量」を、「光源(LED)からの±12°以内の発散角における光量」で除した量で定義している。すなわち光線ビーム径に対応する量である。頂部103の曲率半径R、バルク型レンズの全長L、媒体長(頂部と天井部のレンズ間距離)D、収納部内径(凹部の内周部系)r、天井部102の曲率部分長さΔをパラメータとして、集光率を測定した。なお、ここで、Δの符号は図1に示すように、天井部102が凹である場合を負とし、凸の場合を正と定義する。図9は、作製した本発明のバルク型レンズの幾何学的構造を示す図である。図8から、集光率を向上するためには、 0.93 < k(R/L) < 1.06 ・・・・・ (2) k = 1/(0.35・ n −0.168) ・・・・・ (3) を満足することが好ましいことが実験的にわかる。ここで、nは、バルク型レンズの材料である光学媒質の屈折率である。なお、バルク型レンズ120の円柱形状部分の半径Roと頂部3の曲率半径をRとは必ずしも等しい必要はない。 【0037】次に、本発明の照明装置に用い他のバルク型レンズを説明する。図10は、天井部102を凸形状にした本発明のバルク型レンズの構造を示す図である。図10において、バルク型レンズ122は、天井部102の形状が異なる外は、図1に示したバルクレンズ120と同等である。測定に用いたバルク型レンズ122の円柱形状部分の外径2Roは15mmφ、バルク型レンズの全長Lは25mm、頂部と天井部のレンズ間距離Dは16mm、収納部6の内径rは5.2mm、バルク型レンズの屈折率nは1.54である。このバルク型レンズの頂部103の曲率半径Rは8.25mmである。又、測定に用いた樹脂モールドされたLED1の外径は5mmφである。 【0038】図11(A)〜(C)及び図12(A)〜(C)は、天井部102の凸部の高さΔと、ビーム強度プロファイルとの関係を示す図である。光源からの距離x=1mで照度を測定した。図から明らかなように、天井部102を凸形状のレンズとしても集光特性が得られることがわかる。 【0039】このようにして、本発明の照明装置に用いるバルク型レンズによれば、LEDの数を多数必要とすることなく、照明に寄与する光ビームとして所望の照射面積の光束を確保し、且つ所望の照度を簡単に得ることが出来る。この照度は従来公知のレンズ等の光学系では達成不可能な照度である。驚くことに、現在市販されているハロゲンランプを用いた細身の懐中電灯と同程度の照度がたった1個のLEDで実現出来たのである。このように、本発明の照明装置に用いるバルク型レンズによれば、従来の技術では実現できない照度を、図1に示すような簡単な構造で実現できる。 【0040】本発明の照明装置に用いるバルク型レンズ120の材料は、アクリル樹脂等の透明プラスチック材料、石英ガラス、ソーダ石灰ガラス、ホウケイ酸ガラス、鉛ガラス等の種々のガラス材料等が使用可能である。或いは、ZnO、ZnS、SiC等の結晶性材料を用いてもかまわない。又、可とう性、屈曲性や伸縮性のあるゾル、ゲル、ゾル・ゲル混合物或いは透明ゴムのような材料でもよい。また、ゾル、ゲル、ゾル・ゲル混合物等を、透明ゴムやフレキシブルな透明プラスチック材料等に格納して用いても良い。アクリル樹脂等の透明プラスチック材料等は、バルク型レンズ120を大量生産するのに好適な材料である。即ち、一度金型を作り、この金型により成形加工すればバルク型レンズ120が簡単に大量生産出来る。 【0041】次に、本発明の照明装置に用いるバルク型レンズの変形例について説明する。バルク型レンズは、端面放射型LEDのように、LEDチップの側面から発光する光源を使用する場合にも使用することができる。端面放射型LEDはLEDチップの側面から発光するものであり、そのため、上記のバルク型レンズにこのLEDチップを装着した場合には、バルク型レンズの内周部105に垂直に入射する成分が多くなるため、全反射されずにバルク型レンズの外部に散逸する光が多くなる。変形例のバルク型レンズはこのような光源に対しても、極めて低損失で収束光を得ることができる。 【0042】図13は、本発明のバルク型レンズの内周部105と外周部109とが傾きを有する場合の光線の光路を示す図である。図において、光源の発散角をθd 、内周部105と外周部109との傾き角をφ、外周部109の全反射角をθt 、内周部105における光線の入射角、屈折角をθ1 及びθ2 、そしてバルク型レンズの光学媒質の屈折率、収納部(凹部)6の屈折率をn2 及びn1 とする。図は、光源の最大出射角、すなわち発散角の光線が傾き角をφにより、全反射条件を満たし、全反射されている状態を表している。内周部105において、スネルの屈折の法則より、θ1 とθ2 の間には、 sinθ1 /sinθ2 =n2 /n1 (4) が成り立ち、また、図から明らかなように、θt 、φ、θ2 の間には、 θt =φ+θ2 (5) が成り立つ。また、図から明らかなように、θd 、θ1 、φの間には、 θd =90°−(θ1 +φ) (6) の関係が成り立つ。上記(4)、(5)、(6)式よりθ1 とθ2 を消去すると、バルク型レンズが全反射角θt を有し、光源の発散角がθd である場合の、全反射するために必要な傾き角φを与える関係式として、 sin-1{n1 /n2 cos(θd +φ)}=θt (7) が得られる。すなわち、(7)式を満たす傾き角φ以上で内周部105と外周部109が傾いていれば、たとえ、内周部105に垂直に光が入射する場合(θd=90°)でも全反射され、頂部103へ、あるいは底面107で反射して頂部103へ導かれるから、収束光を得ることができる。 【0043】図14は、上記の変形例のバルク型レンズの構成を示す図である。図14(A)は、バルク型レンズ120の内周部105の表面に微細な凹凸を設けた例を示している。この凹凸は少なくとも(7)式を満足するφ以上の傾き角を有しており、また、この凹凸の大きさは光波長程度でよい。また、この凹凸は内周部105の光源近傍に設けるだけでよい。このような凹凸は、適切な粒径の研磨剤を用いて内周部105の表面を磨くことによって簡単に形成できる。図14(B)は、ほぼ真横方向に出射した光線がバルク型レンズ内を全反射して又は底面107で反射してかつ側壁で全反射して、頂部103に導かれる様子を示している。このように、例えば、端面発光LEDのようにほとんどの出射光がチップの側面から出射するようなLEDを使用する場合においても、全ての出射光を収束できる。さらにまた、レンズ部と光源を収納する収納部とが一体で形成されているため、従来のレンズ系では必要であったレンズと光源を光学的位置合わせをして保持する保持部を必要とせず、また、光学的位置合わせ工程を必要とせず、ただ光源にかぶせるだけでよいので、極めて低コストである。 【0044】図15及び図16は本発明による照明装置の第一の実施形態を示している。図15及び図16において、照明装置10は、発光部11と、この発光部11に対向して配設されたバルク型レンズ12と、発光部11の光源を駆動する駆動部13と、この駆動部13に給電する電源部14と、電源部14からの駆動部13への給電をオンオフするスイッチ部15と、これら発光部11,光学部材12,駆動部13,電源部14及びスイッチ部15を内蔵するケース16と、を含んでいる。 【0045】上記発光部11は、ケース16内に収容されており、光源11a、例えば一つのLEDと、この光源11aが実装される絶縁基板11bと、光源11aのリード線を覆う補強筒11cと、から構成されている。なお、上記光源11aは、LEDに限らず半導体レーザ素子等の各種光源を使用することができる。また、上記絶縁基板11bの表面には、後述する駆動部13が構成されていると共に、側縁にはケース内面と接触する端子部11dが、また裏面には電源としての電池の+極が接触する接点部11eがそれぞれ形成されている。 【0046】上記バルク型レンズ12は、例えばアクリル樹脂,ガラス等の透光性材料から構成されており、後端が上記発光部11に対向していると共に、前端部がケース16から外側に向かって突出している。ここで、バルク型レンズ12は凸状の頂部12aと円筒状の外周部12bと平坦な後端面12cとを有しており、後端面12cの中心付近には中心軸(光軸)に沿って前方に向かって延びる凹部12dを備えている。この凹部12dは、天井部12eと円筒状の内周面12fとを有している。そして、発光部11の光源11aは、バルク型レンズ12の凹部12d内に嵌入して保持されるようになっている。なお、発光部11から見て、天井部12eは第一のレンズ面として、また頂部12aは第二のレンズ面として機能することにより、バルク型レンズ12がレンズとして作用する。また、内周部12fは、光源11aからの光入射面として作用する。 【0047】上記外周部12bは、発光部11の光源11aより後方の領域にて、表面に第一のネジ部12gを備えている。さらに、外周部12bは、内側にて反射面として作用するようになっている。この反射面としての作用を向上させるために、外周部12bの表面に反射部材が備えられてもよい。同様に、後端面12cの表面に反射部材が備えられてもよい。 【0048】上記駆動部13は、前述したように発光部11の絶縁基板11b上に形成されており、電源部14から給電されて発光部11の光源11aに対して駆動電流を供給するように構成されている。なお、上記駆動部13の具体的構成は、使用する光源11aに対応して適宜に選定されるようになっている。上記電源部14はケース16内に収容されており、図示の場合、3個の直列に配置された電池14aから構成されている。最前の電池14aは、その+極が発光部11の絶縁基板11bの接点部11eに当接している。 【0049】上記スイッチ部15は、図17に示すように、ケース16の後端に着脱可能に取り付けられるキャップ15aと、キャップ15a内に軸方向に移動可能に嵌合する環状の導電部材15bと、導電部材15bに挿通される摺動部材15cと、を含んでいる。上記キャップ15aは導電材料から形成されており、ケース16の後端に螺合するように構成されている。上記導電部材15bは、導電材料から形成されており、中心に貫通孔15dを備えていると共に、この貫通孔15dの後端がテーパ状に拡大されている。上記摺動部材15cは、導電部材15bの貫通孔15dに絶縁ブッシング15eを介して挿通されており、その後端が貫通孔15dの後端の形状に対応して、テーパ状に拡大されている。 【0050】さらに、上記摺動部材15cは、その前端付近に、例えばEリング等の環状のストッパ15fを備えている。ここで、上記摺動部材15cが導電部材15bの貫通孔15dに挿通された状態で、摺動部材15cのストッパ15fと導電部材15bの前端面との間に、圧縮コイルバネ17が介挿されている。これに対して、上記導電部材15bの後端面とキャップ15aの内端面との間には、同様に圧縮コイルバネ18が介挿されている。したがって、キャップ15aがケース16の後端に螺合された状態で、摺動部材15cの前端が、電源部14の最後部の電池14aの−極に当接する。そして、図17(A)に示すように、キャップ15aがケース16の後端に対して十分にねじ込まれた状態では、キャップ15a及び導電部材15bが前方に向かって進んで、圧縮コイルバネ17が圧縮される。これにより、摺動部材15cのテーパ状の後端部が導電部材15bの貫通孔15dのテーパ状の後端部から離反してスイッチがオフされる。 【0051】これに対して、図17(B)に示すように、キャップ15aがケース16の後端に対して螺合が緩められると、キャップ15a及び導電部材15bが僅かに後退する。このとき、摺動部材15cは、圧縮コイルバネ17の張力に基づいてその前端が電源部14の最後部の電池14aの−極に当接した状態に保持される。このようにして、摺動部材15cのテーパ状の後端部が、導電部材15bの貫通孔15dのテーパ状の後端部に当接して、スイッチがオフされる。なお、キャップ15aは、図示の場合、ケース16の後端にねじ込まれた状態で、ケース16の外周面に沿って延びるクリップ15eを備えている。 【0052】上記ケース16は、図示の場合、所謂ペンシルタイプとして細長い円筒状に形成されていると共に、発光部11,光学部材12,駆動部13,電源部14及びスイッチ部15を収容している。ここで、上記ケース16は、導電材料から構成されており、その内周面には、前述したように絶縁基板11bに設けられた端子部11dが当接している。これにより、電源部14の電池14aによる電圧が、スイッチ部15及びケース16を介して発光部11の絶縁基板11bの端子部11d及び接点部11eから、駆動部13に印加されるようになっている。なお、上記ケース16の内面には、電池14aの出し入れを容易にすると共に、絶縁性を確保するために、例えばデルリン(商標名)等の潤滑性樹脂の薄膜を設けるようにしてもよい。 【0053】さらに、上記ケース16は、その前方領域の内周面に、バルク型レンズ12の外周部12bに形成された第一のネジ部12gに対応して形成された第二のネジ部16aと、前端付近にて、バルク型レンズ12を包囲するよう配設されるOリング19を受容する環状溝16bと、さらにバルク型レンズ12の後方への移動を規制する環状のストッパ16cと、を備えている。 【0054】したがって、ケース16の前端から突出しているバルク型レンズ12の前部を回転されることにより、その第一のネジ部12gとケース16の第二のネジ部16aとの螺合に基づいて、バルク型レンズ12が軸方向に移動する。その際、バルク型レンズ12の軸方向の移動方向は、バルク型レンズ12の回転方向によって決まる。例えば、第一のネジ部12gとケース16の第二のネジ部16aが右ネジである場合には、バルク型レンズ12を光軸の周りに右回転させることにより、バルク型レンズ12は光軸に沿って後方(図16にて左方)に移動する。これにより、バルク型レンズ12の第一のレンズ面及び第二のレンズ面である天井部12e及び頂部12aによるレンズの焦点位置が、発光部11の光源11aに対して相対的に移動調整される。 【0055】この実施形態による照明装置10は以上のように構成されており、使用する場合には、先ずスイッチ部15を操作して、具体的には図17(A)に示した状態からキャップ15aを緩めて図17(B)に示す状態にして、スイッチ部15をオンにすると、電源部14の各電池14aからの駆動電圧がスイッチ部15及びケース16を介して発光部11の絶縁基板11b上の駆動部13に供給され、駆動部13が動作して、発光部11の光源11aに駆動電流を流す。 【0056】これにより光源11aが発光し、光源11aから出射した光は、一部が直接にバルク型レンズ12の凹部12d内にてバルク型レンズ12内に入射し、また他の一部がバルク型レンズ12の凹部12d内の内周部12eからバルク型レンズ12内に入射する。このとき、光源11aがバルク型レンズ12の凹部12d内に嵌入しているので、光源11aより前方にて、バルク型レンズ12内に入射した光はバルク型レンズ12の屈折率に基づいて前方に向かって屈折することになり、バルク型レンズ12の前方に向かって導かれ、バルク型レンズ12の外周部12bで反射されて、バルク型レンズ12の頂部12aに達する。 【0057】また、上記光源11aより後方にて、バルク型レンズ12の内周部12eに入射した光は、バルク型レンズ12の屈折率に基づいて後方に向かって屈折して、バルク型レンズ12の後端面12cから出射するが、この後端面12に反射部材が設けられている場合にはこの反射部材により反射され、再びバルク型レンズ12の後端面12cから光学部材12内に入射して、前方に向かって導かれる。 【0058】これにより、光源11aから出射した光は、側方や後方に向かう光もバルク型レンズ12内に取り込まれると共に、光源11aからバルク型レンズ12内に入射した光は、バルク型レンズ12の頂部12aに導かれて、この頂部12aから前方に向かって出射して、対象物を照明する。そして、バルク型レンズ12が光軸の周りに回転されることによって、バルク型レンズ12が光軸に沿って移動調整されるので、バルク型レンズ12の第一のレンズ面としての天井部12eと第二のレンズ面としての頂部12aによりレンズの焦点位置が、発光部11の光源11aに対して調整される。 【0059】したがって、光源11aから出射する光に対するバルク型レンズ12によるレンズ効果が変化することになる。具体的には、例えばバルク型レンズ12が後方に移動することにより、発光部11の光源11aがバルク型レンズ12の接近するので、バルク型レンズ12から出射する光の照射角度範囲が広くなる。また、バルク型レンズ12が前方に移動して、発光部11の光源11aがバルク型レンズ12から離反し、バルク型レンズ12のレンズ効果により光が絞り込まれることにより、バルク型レンズ12から出射する光の照射角度範囲が狭くなる。 【0060】このようにして、発光部11の光源11aからの光は、側方または後方に向かって出射した光を含めて高効率でバルク型レンズ12内に入射し、バルク型レンズ12のレンズ効果により拡散または集束されて、対象物を照明する。従来の光学レンズを使用した場合と比較して、バルク型レンズ12を使用することにより大幅に明るい照明光で照明されると共に、バルク型レンズ12の光軸方向の移動によって、照明光の照射角度範囲が調整され、より広い角度範囲を照明したり、特定の対象物に対して照明光を絞り込んで照明することができる。 【0061】図18は本発明による照明装置の第二の実施形態の要部を示している。図18において、照明装置20は、基本的には図15乃至図17に示した照明装置10とほぼ同様の構成であり、バルク型レンズ12のケース16に対する移動機構のみが異なる構成になっている。即ち、図18に示した照明装置20において、バルク型レンズ12は、回転リング21を介して、ケース16に対して光軸方向に移動可能に支持されている。 【0062】上記回転リング21は、バルク型レンズ12の外周面12bを包囲するように円筒状に形成された内周面21aを備えている。この内周部21aは、ケース16の前端の外周面に形成された第二のネジ部16dに螺合するように形成された第一のネジ部21bと、バルク型レンズ12の光源11aより後方の領域に設けられた環状溝12hに係合する環状突起21cと、を備えている。これにより、回転リング21は、その第一のネジ部21bがケース16の第二のネジ部16dと螺合すると共に、その環状突起21cがバルク型レンズ12の環状溝12hに係合することにより、光学部材12に対して回転可能である。 【0063】このような構成の照明装置20によれば、図15乃至図17に示した照明装置10と同様に作用して、発光部11の光源11aが点灯すると共に、回転リング21を回転させることにより、回転リング21がケース16に対して光軸方向に移動することになり、これに伴って、バルク型レンズ12もケース16に対して光軸方向に移動することになる。これにより、バルク型レンズ12の頂部12aから出射する光の照射角度範囲を変化させることができる。その際、バルク型レンズ12は、回転リング21に対して回転可能に支持されているので、光軸の周りには回転せず、単に光軸方向に移動する。 【0064】図19は本発明による照明装置の第三の実施形態の要部を示している。図19において、照明装置30は、基本的には図15乃至図17に示した照明装置10とほぼ同様の構成であり、バルク型レンズ12の移動機構のみが異なる構成になっている。図19に示した照明装置30において、バルク型レンズ12は、その天井部12e近傍に位置する光源11aより後方の領域に、第三のネジ部12iを備えており、この第三のネジ部12iに対応して、発光部11の補強筒11cの外周面に第四のネジ部11fが形成されている。これにより、バルク型レンズ12は、その第三のネジ部12iが発光部11の第四のネジ部11fと螺合し、バルク型レンズ12の回転によって、バルク型レンズ12が発光部11に対して光軸方向に移動調整可能に構成されている。 【0065】このような構成の照明装置30によれば、図15乃至図17に示した照明装置10と同様に作用して、発光部11の光源11aが点灯すると共に、バルク型レンズ12を回転させることにより、バルク型レンズ12が光軸方向に移動する。これにより、バルク型レンズ12の光軸方向の移動によって、バルク型レンズ12の頂部12aから出射する光の照射角度範囲を変化させることができる。 【0066】図20は本発明による照明装置の第四の実施形態の要部を示している。図20において、照明装置40は、基本的には図15乃至図17に示した照明装置10とほぼ同様の構成であり、反射ミラー41を備えていると共に、光学部材12の移動機構のみが異なる構成になっている。反射ミラー41は、凹状のミラーであって、例えば回転放物面として形成されている。さらに、バルク型レンズ12は、ケース16に固定された少なくとも一本(図示の場合、二本)のガイド部材42に沿って光軸方向に摺動可能な支持部材43により支持されていると共に、光軸方向に延びていて上記支持部材43に螺合するようにケース16に対して回転可能に支持された調整ネジ44を備えている。この調整ネジ44は、その一端に調整つまみ45を備えており、調整つまみ45を回転させることにより、調整ネジ44が回転して支持部材43を光軸方向に移動させる。これによりバルク型レンズ12は、発光部11に対して光軸方向に移動調整可能に構成されている。 【0067】このような構成の照明装置40によれば、図15乃至図17に示した照明装置10と同様に作用して、発光部11の光源11aが点灯すると共に、調節つまみ45を回転させることにより、バルク型レンズ12が光軸方向に移動する。これにより、バルク型レンズ12の光軸方向の移動によってバルク型レンズ12の頂部12aから出射して反射ミラー41により反射される光の照射角度範囲を変化させることができる。 【0068】図21は本発明による照明装置の第五の実施形態の要部を示している。図21において、照明装置50は、基本的には図15乃至図17に示した照明装置10とほぼ同様の構成であり、複数個の光源51aを備えた発光部51と、これらの光源51aに対応した凹部を有するバルク型レンズ52とを備えていると共に、スイッチ部15が省略され、その代わりに、発光部51と一体に構成された駆動部13がケース16内で光軸方向に移動可能に配設されることにより、スイッチ機能を有する点で異なる構成になっている。 【0069】上記発光部51は、複数個(図示の場合、3個)の光源51a、例えばLEDを備えており、各光源51aは、それぞれバルク型レンズ52の後端面52cに設けられた凹部52d内に嵌入している。さらに、発光部51は、駆動部13と共にケース16内で光軸方向に摺動可能に支持されており、ケース16に設けられた孔16eから突出する操作部51bを備えている。この操作部51bを手で操作して光軸方向に移動させると、電源部14の電池14aの駆動部13に対する給電のオンオフと、発光部51の各光源51aの光軸方向への移動が行なわれる。なお、この場合、電源部14の最前の電池14aは、ケース16内の後端に設けられたバネ部材(図示せず)により前方に向かって付勢されることにより、常に接点部11eに当接するようになっている。また、発光部51及び駆動部13の移動による給電のオンオフは、例えば操作部51bが孔16e内で最後端に移動されたとき、端子部11dとケース16の内面との電気的接触が遮断されることにより行なわれる。上記バルク型レンズ52は、前述したバルク型レンズ12と同様に構成されており、ケース16の前端に固定されていると共に、後端面52cに複数個の凹部52dを備えている点でのみ異なる構成になっている。 【0070】このような構成の照明装置50によれば、操作部51bを前方に移動させることにより、電源部14の電池から駆動部13に対する給電が開始されると共に、操作部51bの移動に伴って、発光部51の各光源51aが光軸方向にて前方に向かって移動することになる。これにより、バルク型レンズ52の光源51aに対する相対的な光軸方向の移動によって、バルク型レンズ52の前端面から出射する光の照射角度範囲を変化させることができる。 【0071】上述した実施形態において、発光部を構成する光源11a,51aは、1個または3個のみが使用されているが、これに限らず2個または4個以上の光源を備えていてもよいことは明らかである。また、上述した実施形態において、電源部14から駆動部13への給電のオンオフのためにスイッチ部15が備えられ、あるいは発光部51がケース16内で摺動可能に構成されているが、これに限らず、任意の種類のスイッチ部が備えられてもよい。 【0072】さらに、上述の実施形態において、バルク型レンズ12の第一のレンズ面である前端面12aは凸面として、また第二のレンズ面である内端面12eは凹面としてそれぞれ形成されているが、これに限らず頂部12a,天井部12eはそれぞれ凸面,凹面または平面あるいはフレネルレンズ面として形成されてもよい。また、上述した実施形態において、バルク型レンズ12の外周部12b及び内周面12fは、それぞれ円筒状に形成されているが、これに限らず、例えば楕円柱状,多角形状等に形成されてもよく、さらには前方に向かって先細になるようなテーパを有していてもよい。 【0073】 【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、電源部からの給電により駆動部が発光部の一個もしくは複数個の光源を発光させる。これにより、発光部の各光源から出射した光は、一部がバルク型レンズの凹部の天井部から光学媒体内に入射し、また他の一部が内周面から光学媒体内に入射する。したがって、光学媒体内に入射した光は、光学媒体内にて一部が直接に頂部から出射し、また他の一部がバルク型レンズの外周面の内側で反射されて頂部から出射する。これにより、バルク型レンズ頂部から出射する光は、バルク型レンズの天井部である第一のレンズ面と頂部である第二のレンズ面によるレンズ効果に基づいて、屈折され、前方に向かって照射される。すなわち、上記発光部の光源が、バルク型レンズの凹部に嵌入しているので、光源から出射した光が、高い効率で収束され、照明装置の照射光度を高めることができる。 【0074】ここで、バルク型レンズを発光部に対して相対的に光軸方向に移動させると、発光部の光源からバルク型レンズの凹部の天井部である第一のレンズ面までの距離が変動することにより、バルク型レンズの第一のレンズ面及び第二のレンズ面により構成されるレンズの焦点位置が光源に対して移動する。したがって、光源から出射する光に対するレンズ効果が変化して、バルク型レンズの頂部から出射する光の照射範囲が調整される。例えば、バルク型レンズの頂部から出射する光は、レンズ効果により拡散されて、広い角度範囲に照射され、あるいはレンズ効果により集光されて、狭い角度範囲に照射されるようになる。このようにして、本発明によれば、消費電力が小さく、低コストで構成され得ると共に、十分な光量の光を照射することができるようにした、焦点距離が任意又は適宜に調整可能な照明装置が提供される。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】599104299 【氏名又は名称】ラボ・スフィア株式会社
|
| 【出願日】 |
平成13年1月31日(2001.1.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082876 【弁理士】 【氏名又は名称】平山 一幸 (外1名)
|
| 【公開番号】 |
特開2002−231002(P2002−231002A) |
| 【公開日】 |
平成14年8月16日(2002.8.16) |
| 【出願番号】 |
特願2001−23541(P2001−23541) |
|