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【発明の名称】 |
リサイクル可能なアルミサッシ |
| 【発明者】 |
【氏名】井原 満隆 |
【課題】住宅の立替えの際において、アルミサッシが窓ガラスが産業廃棄物として出された場合に、窓枠を組み立てる為に使用したボルトやビスを取外して、アルミ部材のみにするという手間を省く。
【解決手段】住宅の窓ガラスを構成するアルミ製のアルミ窓枠サッシAと、アルミガラス障子サッシBにおいて、該アルミ窓枠サッシAとアルミガラス障子サッシBの、縦サッシ材と横サッシ材の各部材を締結する部分に使用するボルトやビス等の締結部材を、アルミを素材とした合金により構成した。また、アルミ窓枠サッシAの締結に使用するアルミ製ビス1・2と、アルミガラス障子サッシBの締結に使用するアルミ製ビス1・2とは、同じ素材で同じ形状とした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 住宅の窓ガラスを構成するアルミ製のアルミ窓枠サッシAと、アルミガラス障子サッシBにおいて、該アルミ窓枠サッシAとアルミガラス障子サッシBの、縦サッシ材と横サッシ材の各部材を締結する部分に使用するボルトやビス等の締結部材を、アルミを素材とした合金により構成したことを特徴とするリサイクル可能なアルミサッシ。 【請求項2】 請求項1記載のリサイクル可能なアルミサッシにおいて、アルミ窓枠サッシAの締結に使用するアルミ製ビス1・2と、アルミガラス障子サッシBの締結に使用するアルミ製ビス1・2とは、同じ素材で同じ形状としたことを特徴とするリサイクル可能なアルミサッシ。 【請求項3】 請求項2記載のリサイクル可能なアルミサッシにおいて、該アルミ窓枠サッシAとアルミガラス障子サッシBと締結部品は、分解することなく電気炉内において溶融し、リサイクル可能としたことを特徴とするリサイクル可能なアルミサッシ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、近年住宅の立替えにおいて多くアルミサッシの産業廃棄物が、そのリサイクル性において問題が多いという点を改善せんとするものである。 【0002】 【従来の技術】従来のアルミサッシにおいては、将来該住宅が立替えられる際において、産業廃棄物として捨てられるということまで考慮してその設計が成されていないのである。その為に、住宅を取り壊した際に発生するアルミサッシは、嵌入されたガラスを割って外して、次にアルミサッシの締結している鋼製のボルトやナットを外して、アルミ部品の部分のみとしてからしか、電気炉で溶融することが出来ないという不具合があったのである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、住宅の立替えの際において、アルミサッシが窓ガラスが産業廃棄物として出された場合に、窓枠を組み立てる為に使用したボルトやビスを取外して、アルミ部材のみにするという手間を省く為に、該ボルトやビス等の部品を、アルミ合金により構成したものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】次に本発明の課題を解決するための手段を説明する。請求項1においては、住宅の窓ガラスを構成するアルミ製のアルミ窓枠サッシAと、アルミガラス障子サッシBにおいて、該アルミ窓枠サッシAとアルミガラス障子サッシBの、縦サッシ材と横サッシ材の各部材を締結する部分に使用するボルトやビス等の締結部材を、アルミを素材とした合金により構成したものである。 【0005】請求項2においては、請求項1記載のリサイクル可能なアルミサッシにおいて、アルミ窓枠サッシAの締結に使用するアルミ製ビス1・2と、アルミガラス障子サッシBの締結に使用するアルミ製ビス1・2とは、同じ素材で同じ形状としたものである。 【0006】請求項3においては、請求項2記載のリサイクル可能なアルミサッシにおいて、該アルミ窓枠サッシAとアルミガラス障子サッシBと締結部品は、分解することなく電気炉内において溶融し、リサイクル可能としたものである。 【0007】 【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明する。図1はアルミガラス障子サッシBにおいて、アルミ製ビス1・2により締結する状態を示した斜視図、図2はアルミ窓枠サッシAにおいて、縦サッシ材6と横サッシ材5とを、アルミ製ビス1・2により連結する状態を示す図面、図3は、アルミガラス障子サッシBにおいて、縦サッシ材7と横サッシ材8とを、締結しようとする状態を示す図面、図4は、アルミガラス障子サッシBにおいて、縦サッシ材7の部分の平面断面図、図5はアルミ製ビス1・2の組成の一例を示す図面である。 【0008】図1において示す図面は、アルミガラス障子サッシBの締結において、アルミ製ビス1・2を用いた実施例を図示している。アルミガラス障子サッシBにおいては、左右2本の縦サッシ材7・7と上下2本の横サッシ材8・8を、ボルト又はビスにより締結する必要があるのであるが、本実施例においては、この締結に際して、アルミ製ビス1・2を用いている。 【0009】該アルミ製ビス1・2の組成は、図5に示す一例のような組成であり、産業廃棄物として出されたアルミガラス障子サッシBにおいて、アルミ製ビス1・2を外すことなく、そのまま電気炉に入れて溶融しても、縦サッシ材7と横サッシ材8とアルミ製ビス1・2とが、同じように溶融されて、リサイクルのアルミインゴットとしてそのまま利用可能な組成となるように構成している。3は窓ガラスであり、この部分は電気炉に入れる前に取り除いたり、共に電気炉に入れるのであるが、ガラスとアルミ素材との間は、溶融温度が大きく相違するので、両者の間の分離は容易に行えるのである。 【0010】図2においては、窓ガラスを構成する部品の中で、アルミガラス障子サッシBがはめ込まれて、その内部で左右に開閉摺動が可能なアルミ窓枠サッシAの構成を図示している。近年はこのアルミ窓枠サッシAも全てアルミ製により構成されているので、住宅を建て直す為に、古い住宅を取り壊した場合には、アルミガラス障子サッシBと共にアルミ窓枠サッシAも大きな産業廃棄物として出てくるのである。 【0011】本発明においては、このアルミ窓枠サッシAも、アルミガラス障子サッシBの場合のアルミ製ビス1・2と同じ形状と同じ材料のもので締結しているのである。このように、アルミ窓枠サッシAとアルミガラス障子サッシBとにおいて、アルミ製ビス1・2を同じ組成の同じ形状のものを使用することにより、リサイクルの為に電気炉において溶融した場合に、再使用が可能な素材とすることが容易に出来るのである。 【0012】図3においては、アルミガラス障子サッシBの具体的な構成と、アルミ製ビス1・2の位置が図示されている。横サッシ材8の下方には、ガラス窓3を入れるガラス挿入溝10が設けられており縦サッシ材7においても、ガラス挿入溝12が設けられている。また該縦サッシ材7と横サッシ材8との間で、断熱材としてテフロン樹脂等により構成した断熱介装材14・13が介装されている。 【0013】図4においては、図3に図示してアルミガラス障子サッシBの具体的な構成が、図示されている。11はアルミ窓枠サッシAとの間で、空気の出入りを遮蔽する弾性材リップである。図5においては、アルミ製ビス1・2を構成する組成の一例が図示されている。Mgが0.5〜1.1、Siが0.8〜1.5、Cuが0.8、Mnが0.3、Tiが0.05、Bが0.01、Zrが0.15重量%で、残部がAlにより構成された素材が最も最適なアルミ合金である。 【0014】 【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するものである。請求項1の如く、住宅の窓ガラスを構成するアルミ製のアルミ窓枠サッシAと、アルミガラス障子サッシBにおいて、該アルミ窓枠サッシAとアルミガラス障子サッシBの、縦サッシ材と横サッシ材の各部材を締結する部分に使用するボルトやビス等の締結部材を、アルミを素材とした合金により構成したので、アルミ部材の縦サッシ材と横サッシ材の部分を締結するアルミ製ビス1・2を外すことなく、そのままで電気炉に投入して溶融することが出来るので、リサイクル性を向上することが出来たものである。 【0015】請求項2の如く、請求項1記載のリサイクル可能なアルミサッシにおいて、アルミ窓枠サッシAの締結に使用するアルミ製ビス1・2と、アルミガラス障子サッシBの締結に使用するアルミ製ビス1・2とは、同じ素材で同じ形状としたので、アルミ窓枠サッシAもアルミガラス障子サッシBも同じような状態で、電気炉に投入することが出来るので、産業廃棄物としての処理が容易に出来るのである。 【0016】請求項3の如く、請求項2記載のリサイクル可能なアルミサッシにおいて、該アルミ窓枠サッシAとアルミガラス障子サッシBと締結部品は、分解することなく電気炉内において溶融し、リサイクル可能としたので、大量に住宅の立替えが発生して、大量にアルミサッシの産業廃棄物が出てきた場合においても、早急に迅速に処理することが出来るので、処理コストを下げることができて、リサイクルの可能性を高めることが可能となったものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000198787 【氏名又は名称】積水ハウス株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年9月26日(2000.9.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080621 【弁理士】 【氏名又は名称】矢野 寿一郎
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| 【公開番号】 |
特開2002−97857(P2002−97857A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月5日(2002.4.5) |
| 【出願番号】 |
特願2000−292385(P2000−292385) |
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