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【発明の名称】 浴 室
【発明者】 【氏名】大嶋 浩一

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 鏡が設置された正面壁に対し、側面の壁に、鏡周辺を照らす照明器具を設けたことを特徴とする浴室。
【請求項2】 前記側面の壁に凹部を設け、前記照明器具が内側へ突出しないように設置したことを特徴とする請求項1に記載の浴室。
【請求項3】 前記凹部内に、収納棚を設けたことを特徴とする請求項2に記載の浴室。
【請求項4】 前記凹部内に、カウンターの端部を呑み込ませて設置したことを特徴とする請求項2に記載の浴室。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴室の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、浴室内で鏡の周辺の照度を確保するために、鏡の設置された壁面に照明器具を設置しており、この照明器具が従来では内側へ突出して設置される場合が多く、そのため従来においては、浴室内の鏡の周辺が煩雑化して美観上好ましくないという問題点があり、また、照明器具が内側へ出っ張ることにより圧迫感が生じてしまい、また、照明器具の周辺の清掃性が悪くなるという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、優れた美観を呈し、圧迫感の生じない浴室を提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、鏡が設置された正面壁に対し、側面の壁に鏡周辺を照らす照明器具を設けたことである。また、第2の要旨は、前記側面の壁に凹部を設け、前記照明器具が内側へ突出しないように設置したことである。また、第3の要旨は、前記凹部内に、収納棚を設けたことである。また、第4の要旨は、前記凹部内に、カウンターの端部を呑み込ませて設置したことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、浴室内の洗い場側の要部斜視構成図であり、また図2は、図1の平面構成図である。
【0005】図において、浴室内の洗い場1側の正面壁2には鏡3が設置されており、この鏡3の図示右側方には、正面壁2の右端と直交状に凹部壁4が配設されており、凹部壁4の他端側には内側へ90°折曲状に突出壁5が配置され、この突出壁5と直交状に、前記凹部壁4と平行に内側に側面壁6が配置されており、側面壁6の正面壁2側の先端が前記突出壁5よりも正面壁2側へ突出して、その先端にカバー7が設けられ、このカバー7は透明板で形成されて、カバー7と突出壁5間に、蛍光灯からなる照明器8が縦方向に収納設置されたものとなっている。
【0006】カバー7と前記正面壁2間は、外側へ凹んだ凹部9を形成しており、この凹部9は側面壁6よりも外側に突出状となって、この凹部9には、上下方向に所定間隔で、透明または半透明の板材で構成された収納棚10,10が設置されたものとなっている。また、この凹部9の下部部位にはカウンター11の右端部が呑み込まれて設置されており、カウンター11は鏡3の下方に水平状に設置されている。
【0007】図2の平面図で示すように、照明器8からの光は、凹部9内を照らし、鏡3の右側周辺を良好に間接照明することができ、使用者が鏡3に顔を近づけた時に、鏡3で反射された光が使用者の顔を良好に照らすことができるように設定されており、使用者が鏡3から遠ざかった状態では、使用者の目に照明器8の光が入らず、離れた位置では眩しさを感じることがないように設定されている。
【0008】このような構成では、正面壁2には照明器具が設けられていないため、鏡3の周辺がスッキリとした美観を呈し、圧迫感がなく、広い空間を確保してリラックスできる浴室が得られるものとなる。また、照明器8が点灯されて凹部9が明るく照らされるために、隣の部屋から光が漏れてくるような感覚が得られ、浴室内空間を広く感じることができるものとなる。
【0009】また、凹部9内に設けられた収納棚10が照明器8からの光で照らされて、収納棚10が透明とか半透明である場合には、収納棚10上に載せられた化粧品等の収納物を綺麗に演出して、ディスプレイ効果が得られるものとなる。また、カウンター11の端部が凹部9内に呑み込まれて設置されているため、空間を広く演出することができるものとなる。
【0010】また、鏡3に顔を近づけると顔を良好に反射光で照らすことができ、顔を近づけて顔を明るく照らし、良好に化粧等を行なうことができ、鏡3から遠ざかると直接顔には光が入らないため、顔の位置で眩しさを良好に調整することができるものとなる。なお、カバー7により照明器8に対する防水性を良好に確保することができ、また、照明器8は側面壁6の外側に配置されているため、防水性の確保が容易なものとなる。
【0011】
【発明の効果】本発明の浴室は、鏡が設置された正面壁に対し、側面の壁に、鏡周辺を照らす照明器具を設けたことにより、正面の壁には照明器具が存在しないために圧迫感がなく、リラックスできる広い空間を確保できて、浴室の美観が向上する効果を有する。
【0012】また、側面の壁に凹部を設け、照明器具が内側へ突出しないように設置したことにより、照明器具が出っ張ることがなく、スッキリとした状態で照明器具を隠蔽させて良好な間接照明が得られる効果を有する。
【0013】また、凹部内に、収納棚を設けたことにより、コンパクトに収納棚を設置でき、照明器からの光で収納棚上に載せられている収納物を綺麗に演出することができるものとなる。
【0014】また、凹部内に、カウンターの端部を呑み込ませて設置したことにより、浴室内空間を広く見せることができ、スッキリとした美観の向上した浴室を構成することができるものとなる。
【出願人】 【識別番号】000000479
【氏名又は名称】株式会社イナックス
【出願日】 平成12年6月19日(2000.6.19)
【代理人】 【識別番号】100086520
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 義久
【公開番号】 特開2002−4607(P2002−4607A)
【公開日】 平成14年1月9日(2002.1.9)
【出願番号】 特願2000−183680(P2000−183680)