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【発明の名称】 ペット洗い場付住宅
【発明者】 【氏名】村松 浩

【氏名】白石 真二

【要約】 【課題】ペットが散歩等から帰って来た時に室内に入る前にペットに洗浄を容易に施すことが出来るペットの洗い場付住宅を目的とする。

【解決手段】住宅1の玄関或は勝手口の出入口2の外部付近にペット用のシンク形式洗い場3が設置され、このシンク形式洗い場3には水と湯とを混合して給水し得る混合水栓4とシャワー6とが設けられている。また、シンク形式洗い場3と住宅1の外壁7との間にはペット用グッツを収納し得る格子状衝立8が起立されており、かつこの格子状衝立8には洗剤9等を収納し得る小物入れ11、タオル12等が吊下げられて収納された構造である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】玄関、勝手口等の住宅の出入口付近にペット用洗い場を設置して構成したことを特徴としたペット洗い場付住宅。
【請求項2】前記ペット用洗い場には注湯設備とシャワー設備とが設置されていることを特徴とした請求項1のペット洗い場付住宅。
【請求項3】前記ペット用洗い場に隣接してペット用グッツを収納することが出来る収納設備を設けて構成したことを特徴とした請求項1或は請求項2のペット洗い場付住宅。
【請求項4】前記収納設備が収納庫或は格子状、桟状等の衝立であることを特徴とした請求項3のペット洗い場付住宅。
【請求項5】洗面所或は浴室にペットが直接出入り出来る出入口を設けると共に、該洗面所或は浴室或はその近傍にペット用グッツを収納することが出来る収納設備を設けて構成したことを特徴としたペット洗い場付住宅。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はペットの洗い場設備を設けた住宅に係り、特に犬等のペットが散歩から帰って来た時に足洗いが簡単に出来、かつペットの身体の洗浄を容易に行うことが可能なペットの洗い場付き住宅に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ペットを散歩させた後に、ペットを家内に入れるためには、ペットを抱きかかえて洗面所或は浴室等の足が洗える場所に連れて行かなければならず不便であった。特に大型ペットの場合には、嵩張り体重が大きいので、玄関、勝手口等の出入口より浴室等の洗浄場所に連れて行くのに大きな負担がかかっていた。
【0003】飼い主が高齢者や子供など体力が劣る場合には、ペットを抱きかかえて洗浄場所に連れて行くことは体力的に大きな負担がかかり、更に大変である問題があった。
【0004】また、雨や雪の時に散歩させてペットの体自体が雨で濡れたり、泥で汚れてしまった場合には、ペットを洗浄場所に連れて行く間に屋内の出入口や廊下等が汚れてしまう問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、各家庭では少子化傾向及び高齢化傾向にあり、精神的ストレスを解消させるために、ますます犬等のペットをコンパニオンアニマルとして飼育する家庭が増加する傾向にある。
【0006】また、一方で住宅は長期間に亘って住むことが出来るロングライフ住宅が開発されており、このロングライフ住宅は長期間に亘って住む家族の家族構成の変化等に柔軟に対応し、どのような家族構成になっても家族が満足して住むことが出来、かつペット等を飼育しても近隣に迷惑を掛けることがないような住宅が求められていた。
【0007】従来も、例えば特開平11−182074号公報(第1公知技術)、登録実用新案公報第3033392号(第2公知技術)、登録実用新案公報第3046215号(第3公知技術)等に示す発明或は考案が開発されている。
【0008】前記第1公知技術は、家屋の浴室内に人間用の洗い場に隣接してペット用の洗い場を設け、ペットはペット用洗い場で足を洗ったり、或はペットの体をシャンプーで洗浄して、ペットの抜毛、汚れ、臭気等が人間用の洗い場に付着することを防止するようにした発明である。
【0009】前記第2公知技術は、アパート等の集合住宅内でペットを同居させて飼育しようとする考案であって、特に集合住宅の敷地の共用部分に犬等のペットの糞を捨てたり、足を洗うことが出来る衛生設備を設けた構造のペット同居型集合住宅の技術である。
【0010】さらに、前記第3公知技術は、ペットと共生する居住用集合住宅の住居内設備に関する装置の考案であって、特に集合住宅の居室にペットゲート、温水シャワーシャンプー台を設け、キッチンの一部にペット用床暖房を設け、居住部分と接続する共用部分(例えばベランダ)に、ペット用足洗い場を設けて構成した集合住宅の住居内設備装置に関する技術である。
【0011】然るに、前述の第1公知技術及び第3公知技術に於ては、ペット用洗い場が浴室の一部或は居室又はベランダにあるので散歩等から帰って来たペットを抱いて浴室、居室、ベランダ等に連れて行かなければならず、既に詳述したように大きな負担がかかる問題があった。
【0012】また、第2公知技術は、集合住宅の共有敷地内にペットの足を洗うことが出来る衛生設備があるので、散歩から帰って来たペットをその衛生設備を利用して足等を洗うことは可能であるが、洗浄が終了したペットを抱えて共有敷地内から離れた自宅まで連れて行かなければならず、この場合にも大きな負担がかかる問題があった。
【0013】本発明に係るペット洗い場付住宅は、前述の従来の問題点に鑑み開発された全く新規な技術であって、特に、玄関、勝手口等の住宅の出入口付近にペット用の洗い場を設置して構成し、散歩等から帰って来たペットを住宅の出入口付近で洗浄して水分をふき取ってから、そのまま家屋の中に放して連れ込むことが出来るようにした全く新しい技術を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るペット洗い場付住宅は、前述の従来の問題点を根本的に改善した全く新しい技術であって、その第1発明の要旨は、玄関、勝手口等の住宅の出入口付近にペット用洗い場を設置して構成したことを特徴としたペット洗い場付住宅である。
【0015】前述の第1発明に於ては、玄関、勝手口等の住宅の出入口付近にペット用洗い場を設置したので、散歩等から帰って来たペットを住宅の出入口付近で洗浄することが出来るので、従来のようにペットを屋内で抱えて浴室等に連れて行く必要がない。また、洗浄が終わったペットは、そのまま住宅の出入口で放して家内に入れることが出来る。
【0016】本発明に係るペット洗い場付住宅の第2発明の要旨は、前記ペット用洗い場には注湯設備とシャワー設備とが設置されていることを特徴とした第1発明のペット洗い場付住宅である。
【0017】前述の第2発明に於ては、住宅の出入口付近に設けたペット用洗い場に、注湯設備とシャワー設備とを設置したので、冬期等の寒い時期には暖かい湯でペットの足等を洗うことが出来るため洗い手にとっても快適である。また、シャワー設備を利用することによって、ペットの体自体にシャンプー等の洗浄を行うことが出来る。
【0018】本発明に係るペット洗い場付住宅の第3発明の要旨は、前記ペット用洗い場に隣接してペット用グッツを収納することが出来る収納設備を設けて構成したことを特徴とした第1発明或は第2発明のペット洗い場付住宅である。
【0019】前述の第3発明に於ては、ペット用洗い場に隣接してペット用グッツを収納することが出来る収納設備を設けて構成したので、この収納設備に洗剤、タワシ、タオル、雑巾、ドライヤー、散歩用リード、首輪、プラスティック袋、ペットのトイレ用品、ふん取り、ペットフード等を収納することが出来る。特に、この収納設備にタオル、雑巾等を予め収納しておいた場合には、ペットを洗浄した後で直ちに水分をふき取ることが出来る。
【0020】本発明に係るペット洗い場付住宅の第4発明の要旨は、前記収納設備が収納庫或は格子状、桟状等の衝立であることを特徴とした第3発明のペット洗い場付住宅である。
【0021】前述の第4発明のように、前記ペット用グッツを収納することが出来る収納設備をクローズ型の収納庫にした場合には、ペット用グッツを狭い場所に体裁良く収納することが出来る。また、収納設備をオープン型の格子状、桟状等の衝立で構成した場合には、ペット用グッツをこの衝立に簡単に吊下げ等して収納して取出し易くすると共に、この衝立によってペットの移動範囲等を規制することが出来る。かつこの衝立によってペットの洗い場を目隠しすることが出来る。また、この衝立を住宅の外壁面に起立することによって、外壁面の体裁を良くしたり、装飾したりすることが出来る。
【0022】本発明に係るペット洗い場付住宅の第5発明の要旨は、洗面所或は浴室にペットが直接出入り出来る出入口を設けると共に、該洗面所或は浴室或はその近傍にペット用グッツを収納することが出来る収納設備を設けて構成したことを特徴としたペット洗い場付住宅である。
【0023】前述の第5発明に於ては、洗面所或は浴室にペットが直接出入り出来る出入口を設けたので、この出入口を利用して散歩等から帰って来たペットを、直接洗面所或は浴室に連れて行って洗浄することが出来る。また、その近傍にペット用グッツを収納する収納設備を設けた場合には、ペットを洗浄した後で収納設備よりタオル等を取り出して直ぐに水分をふき取ったりすることが出来る。
【0024】
【発明の実施の形態】図により本発明に係るペット洗い場付住宅の一実施形態を具体的に説明すると、図1(a)、(b)は本発明に係る第1実施例のペット洗い場付住宅の正面或は側面の説明図、図2(a)、(b)は本発明に係る第2実施例のペット洗い場付住宅の平面或は正面の説明図、図3は本発明に係る第3実施例のペット洗い場付住宅の平面図である。
【0025】図4は本発明に係る第4実施例のペット洗い場付住宅の平面図、図5(a)、(b)、(c)は本発明に係る第5実施例のペット洗い場付住宅の平面、正面及び側面の説明図、図6は本発明に係る第6実施例のペット洗い場付住宅の平面図、図7は本発明に係る第7実施例のペット洗い場付住宅の平面図である。
【0026】図1(a)、(b)によって本発明に係るペット洗い場付住宅の第1実施例について説明すると次の通りである。即ち、図1(a)、(b)に示す第1実施例は、住宅の出入口の外側に高さの比較的高いペット用の流し台(シンク形式洗い場という)を設ける実施例である。本実施例は小型のペットに適したもので、洗い手は立ったまま無理のない姿勢で洗うことが出来る。
【0027】住宅1の玄関或は勝手口の出入口2の外部付近にペット用のシンク形式洗い場3が設置されている。このシンク形式洗い場3には水と湯とを混合して給水し得る混合水栓4と、排水パイプ5と及びシャワー6とが夫々取付けられている。
【0028】また、住宅1の外壁7と前記シンク形式洗い場3との間には、格子状衝立8が起立されている。この格子状衝立8は、ペット用グッツを収納し得るオープン型の収納設備とペットを洗浄した際に外壁7に汚れが付着することを防止し、かつ外壁7の体裁を良くすることが出来る装飾設備とを兼用している。
【0029】この格子状衝立8の所定位置には、ペットを洗浄する際に使用される洗剤9、タワシ10等を収納し得る小物入れ11、タオル12を掛けるタオル掛け12a、引き綱13を吊下げることが出来るフック14、植物用プランター15等が取付けられている。
【0030】前述の第1実施例に於ては、住宅1の出入口2の外部付近にペット用のシンク形式洗い場3が設置されているので、前記混合水栓4、シャワー6、洗剤9等を利用しながらペットを洗浄し、ペットを仮置台34にのせて、その後でタオル掛け12aに掛けられたタオル12によってペットに付着した水分を除去することが出来る。また、このように洗浄が終了したペットは、シンク形式洗い場3の近くにある出入口2より家内に放して家の中に入れることが出来る。
【0031】図2(a)、(b)によって、本発明に係るペット洗い場付住宅の第2実施例について説明すると次の通りである。即ち、図2(a)、(b)に示す第2実施例は、住宅の出入口の外側に深さの浅い床置き流し台(ガーデンパン式洗い場という)を設ける実施例である。
【0032】住宅1の洗面所16の外壁7に出入口2を設けると共に、この出入口2の外側に面してポーチ17を作り、そのポーチ17の片隅にガーデンパン式洗い場18を設置した構造である。ガーデンパン式洗い場18に沿っては給水栓19が起立され、かつ給水栓19には混合水栓4、シャワー6が取付けられている。
【0033】ポーチ17に設置されたガーデンパン式洗い場18の側方には、ペット用グッツを収納することが出来る桟状衝立20が起立されており、かつこの桟状衝立20にはタオル12を掛けることが出来るタオル掛け12aと植物用プランター15が取付けられている。図中21はすのこ、22は浴室、23は廊下、24は玄関または勝手口である。
【0034】前述の第2実施例に於ては、出入口2の近くの外側にガーデンパン式洗い場18を設置して構成したので、ペットを歩かせながらガーデンパン式洗い場18内にペットを導き、ガーデンパン式洗い場18内でペットを立たせたままペットの足や身体をシャワー6を用いて洗浄し、その後でタオル12でふいて水分を除去し、ペットをガーデンパン式洗い場18より出してポーチ17を歩かせながら出入口2より洗面所16内に放して家内に入れることが出来る。
【0035】この第2実施例のようにガーデンパン式洗い場18を出入口2の付近に設置した場合には、高齢者がペットを抱きかかえながら洗浄したり、家の中に入れる必要がなく、高齢者向きの設備である。また、抱きかかえることが困難な大型犬の場合の洗浄設備としても有効である。前記シンク形式洗い場3及びガーデンパン式洗い場18の中には、ペットの足がすべらなくするためにすのこ或はマット等を必要に応じて敷くことが出来る。
【0036】図3によって、本発明に係るペット洗い場付住宅の第3実施例について説明すると次の通りである。即ち、第3実施例は、住宅1の出入口2の外部にポーチ17を設けると共に、そのポーチ17の所定位置にシンク形式洗い場3を設置している。かつ、出入口2の近くの家屋内側の廊下25に面しては、ペット用グッツを収納することが出来る収納庫26が配置されている。
【0037】前述の第3実施例に於ては、出入口2の外部にシンク形式洗い場3が設置されているので、散歩から帰って来たペットはこのシンク形式洗い場3で洗浄することが出来る。その後で出入口2よりペットを家内に入れ、収納庫26に収納されていたタオル或は雑巾(図示せず)でペットの水分を直ちにぬぐってペットを家内に放すことが出来る。前述の図3の実施例では、ポーチ17にシンク形式洗い場3を設置したが、このシンク形式洗い場3の代りにガーデンパン式洗い場18を設置することも可能である。
【0038】図4により本発明に係るペット洗い場付住宅の第4実施例について説明すると次の通りである。即ち、図4に示す第4実施例は、基本的に前記第3実施例と同じであるが、前述の出入口2に接する廊下25の一部をたたき27とし、このたたき27及びポーチ17の一部にすのこ28を敷設し、さらにポーチ17にガーデンパン式洗い場18を設置して構成している構造である。
【0039】前述の第4実施例のように、出入口2に接する廊下25の一部をたたき27とし、かつそのたたき27にすのこ28を敷いた場合には、洗浄の終った大型のペットを歩かせながらたたき27に入れて、このたたき27内でペットの水分をタオル、雑巾或はドライヤー等で除去することが出来る。
【0040】図5(a)、(b)、(c)により本発明に係る第5実施例について説明すると次の通りである。即ち、図5に示す第5実施例に於ては、住宅1の出入口2の近くの廊下25のスペースを広くすると共に、このスペースを広くした廊下25の片側壁面にペットを洗浄することが出来る流し台29と、この流し台29に並列された収納庫26とが夫々設置されている。
【0041】この第5実施例の場合には、散歩等から帰って来たペットを出入口2よりたたき27に入れ、この廊下25に設けられた流し台29でペットを洗浄し、その後で収納庫26よりタオル等を取り出してペットをふくことが出来る。前記流し台29の中にはすべり止めマット30が敷かれている。
【0042】第5実施例に於ては、特に複数個の収納庫26を設置し、その一部の収納庫26は扉ポシェットタイプにして、その中にペットフード缶詰等を収納することが出来る。また、最下段の収納庫26は、特に図5(c)に示す如く、ワゴンタイプとして前方に引出させるようにし、この中に猫トイレ用砂等を収納することが出来るようにすることが出来る。
【0043】図6により本発明に係る第6実施例について説明すると次の通りである。即ち、図6に示す第6実施例に於ては、住宅1の洗面所16の外壁7の所定位置に出入口2を設け、かつこの出入口2の外部にポーチ17を形成し、散歩等から帰って来たペットを洗面所16内に直接入れることが出来るように構成されている。
【0044】この第6実施例は、前記図2に示す第2実施例と類似する点もあるが、第6実施例に於ては、特に洗面所16内に設けられた洗面化粧台31の隣りに収納庫26が配置されている。そのために洗面化粧台31でペットを洗浄した後で、収納庫26よりタオル等を取り出してペットをふくことが出来るように構成されている。
【0045】また、前記第6実施例の場合には、洗面所16の出入口2の外側に設けられたポーチ17にガーデンパン式洗い場18が配置されているので、大型ペットの場合には、このガーデンパン式洗い場18で洗浄することも出来る。
【0046】図7により本発明に係る第7実施例について説明すると次の通りである。即ち、図7に示す第7実施例に於ては、住宅1の浴室22の外壁7の所定位置に出入口2を設け、散歩等から帰って来たペットを直接に浴室22内に入れて、この浴室22内でペットに洗浄を施すことが出来る。
【0047】また、第7実施例に於ては、浴室22の隣りの洗面所16内に収納庫26が設けられているので、浴室22内で洗浄したペットはこの収納庫26より取り出したタオル等でふいて水分を除去することが出来る。図中32は浴槽、33は浴室22と洗面所16との間に設けられた浴室ドアである。
【0048】前述の第1実施例乃至第7実施例は、いずれも本発明のペット洗い場付住宅の多くの実施例の中の比較的代表的な実施例について記述したものである。従って、前記第1実施例乃至第7実施例は夫々その一部の構成を変化させて実施し得ることは当然である。また、前記住宅1の出入口2としては、玄関、勝手口の他に非常口、くぐり戸等が利用出来る。かつ、衝立20としては、格子状のもの、桟状のものの他に、ブラインド状のもの等が考えられる。
【0049】
【発明の効果】本発明に係るペット洗い場付住宅は、玄関、勝手口等の住宅の出入口付近にペット用洗い場を設置したので、散歩等から帰って来たペットを住宅の出入口付近で洗浄することが出来るので、従来のようにペットを屋内で抱えて浴室等に連れて行く必要がなく、かつ洗浄が終わったペットは、そのまま住宅の出入口で放して家内に入れることが出来る。従って、大型ペットの洗浄を容易にし、高齢者の負担を少くし、かつ家内の廊下等が汚れることを防止出来る効果を有している。
【0050】また、住宅の出入口付近に設けたペット用洗い場に、注湯設備とシャワー設備とを設置した場合には、冬期等の寒い時期には暖かい湯でペットの足等を洗うことが出来るため洗い手の快適さが向上する。かつ、シャワー設備を利用することによって、ペットの体自体にシャンプー等の洗浄を行うことが出来る。従って、ペットの洗浄を容易かつ充分にし、ペットを常に衛生的に飼育することが出来る効果を有している。
【0051】ペット用洗い場に隣接してペット用グッツを収納することが出来る収納設備を設けて構成した場合には、この収納設備に洗剤、タワシ、タオル、雑巾、ドライヤー、散歩用リード、首輪、プラスティック袋、ペットのトイレ用品、ふん取り、ペットフード等を収納することが出来る。特に、この収納設備にタオル、雑巾等を予め収納しておいた場合には、ペットを洗浄した後で、これ等を利用して直ちに水分をふき取ることが出来る。また、このような収納設備を設けることによって、ペット用グッツを常に一個所に整理して収納することが出来、取扱いに便利であると共に衛生的である等の効果を有している。
【0052】前記ペット用グッツを収納することが出来る収納設備をクローズ型の収納庫にした場合には、ペット用グッツを狭い場所に体裁良く収納することが出来る。また、収納設備をオープン型の格子状、桟状等の衝立で構成した場合には、ペット用グッツをこの衝立に簡単に吊下げ等して収納して取出し易くすると共に、この衝立によってペットの移動範囲等を規制することが出来る。かつこの衝立によってペットの洗い場を目隠しすることが出来る。また、この衝立を住宅の外壁面に起立することによって、外壁面の体裁を良くしたり、装飾したり、或は外壁面の汚れを防止することが出来る等の効果を有している。
【0053】洗面所或は浴室にペットが直接出入り出来る出入口を設けた場合には、この出入口を利用して散歩等から帰って来たペットを、直接洗面所或は浴室に連れて行って洗浄することが出来る。また、その近傍にペット用グッツを収納する収納設備を設けた場合には、ペットを洗浄した後で収納設備よりタオル等を取り出して直ぐに水分をふき取ったりすることが出来便利である等の効果を有している。
【出願人】 【識別番号】000000033
【氏名又は名称】旭化成株式会社
【出願日】 平成12年6月26日(2000.6.26)
【代理人】 【識別番号】100066784
【弁理士】
【氏名又は名称】中川 周吉 (外1名)
【公開番号】 特開2002−4606(P2002−4606A)
【公開日】 平成14年1月9日(2002.1.9)
【出願番号】 特願2000−191202(P2000−191202)