トップ :: E 固定構造物 :: E04 建築物

【発明の名称】 建 物
【発明者】 【氏名】山川 孝

【氏名】南出 弘之

【氏名】東 和寿

【氏名】杉村 保人

【氏名】梅原 基伸

【要約】 【課題】外観を一段と際立たせることができ、斬新でスマートなイメージを与える建物を提供する。

【解決手段】少なくとも2階建て以上の建物であって、前記建物の外壁が上下階に亘って縦方向を境界線として複数の部位1、2、3に区画され、これら区画した部位1、2、3ごとに色もしくは模様、又はその両方が異なるようになされている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 少なくとも2階建て以上の建物であって、前記建物の外壁が上下階に亘って縦方向を境界線として複数に区画され、これら区画ごとに色もしくは模様、又はその両方が異なるようになされたことを特徴とする建物。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物に関し、特に建物の外観に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から建物の外観のイメージを向上させるために、適宜な色を着色した外壁や適宜な模様を付けた外壁を用いて構築することが一般的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の建物では、建物の外壁全体について色や模様を統一しているのが現状であり、意匠性に乏しく、意匠性の向上を図る必要が十分にあった。
【0004】また、2階建ての建物では、一階部分と2階部分とで色や模様を変えて建物全体のイメージアップを図ったものもあるが、一階部分と2階部分とで色や模様を変えると、当該一階部分と2階部分とが上下で分離したイメージを与える傾向があるとともに、横幅拡がりのイメージを与える傾向があり、建物全体から見た場合に敷地形状や建物間口寸法によっては、意匠性を逆に損なう結果を招き兼ねないという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので、2階建て以上の建物において各階で色や模様を変えるのでなく、建物の外壁を各階を通じて縦の境界線により複数に区画し、これら複数の区画ごとに色もしくは模様又はその両方を異なるようにすることで、特に、間口の比較的小さな都市型敷地において、外観が斬新でスマートなイメージを与える建物を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の建物は、少なくとも2階建て以上の建物であって、前記建物の外壁が上下階に亘って縦方向を境界線として複数に区画され、これら区画ごとに色もしくは模様、又はその両方が異なるようになされたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0008】図1は、本発明の建物を示している。
【0009】この建物は、例えば2階建てであって、その外壁が上下階に亘って縦方向を境界線として複数に区画され、これら区画ごとに色や模様が異なるようになされたものである。
【0010】具体的には、図1において、正面に向かって左右で上下階に亘って2つの部位1、2に区画されるとともに、上記部位2を除く左側面の部位3が上下階に亘って区画されている。
【0011】このように区画された各部位1、2、3は、それぞれ模様や色の異なる外壁1a、2a、3aで構築されている。
【0012】ここで、各部位1、2、3で模様や色を変えるには、建物全体の外形状などを考慮して全体として調和のとれたものにする必要がある。また、部位1、2のように出隅などを用いて外形状に特徴を与えた箇所を単位として区画し、この区画した各部位に異なる模様や色を施すことにより、その特徴部分を一段と際立たせることができる。
【0013】また、この建物は、屋根部分を平坦にして、この屋根部分にアクセントを持たせるために適所に小屋根4を設けたものである。このような建物の各部位1、2、3を上下階全体を通して模様や色を変えることで、縦方向のイメージが強調されることから小屋根4と全体的に融合して、外観的に調和のとれた斬新でスマートなイメージを与えて高い意匠性を持たせることができる。前記小屋根4は、2階部分の間取りに対応して適宜な位置に設けられる。
【0014】なお、本実施の形態では、3つの部位1、2、3に区画したものについて説明したが、区画する数はこれに限らず幾つでもよく、また、2階建てに限らず3階建てやそれ以上の建物に適用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の建物によれば、建物の外壁を上下階に亘って縦方向を境界線として複数に区画し、これら区画ごとに色もしくは模様、又はその両方を異なるようにすることで、建物の外観形状を一段と際立たせることができ、意匠的に優れたものを提供することができる。
【出願人】 【識別番号】000198787
【氏名又は名称】積水ハウス株式会社
【出願日】 平成12年6月22日(2000.6.22)
【代理人】 【識別番号】100075502
【弁理士】
【氏名又は名称】倉内 義朗
【公開番号】 特開2002−4594(P2002−4594A)
【公開日】 平成14年1月9日(2002.1.9)
【出願番号】 特願2000−188184(P2000−188184)