| 【発明の名称】 |
側溝蓋吊り上げ具 |
| 【発明者】 |
【氏名】荒井 直嗣
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| 【要約】 |
【課題】ハイヒールのとがったヒール部分先端の入り込まない幅の貫通溝22を形成した側溝蓋21に適用して、簡単に側溝蓋21をクレーン等で吊り上げ、側溝に設置したり、開けたりすることができる側溝蓋吊り上げ具を提供しようとするものである。
【解決手段】側溝蓋の板面に対して上下方向に設けられた貫通溝にはめ込まれる支持ポストと、支持ポストの先端に支持ポストに対してほぼ直角に取り付けられ、上記貫通溝から突出させた上で支持ポストを水平方向に回した際に、側溝蓋の下面に係合する横アームと、支持ポストの他端に支持ポストに対してほぼ直角に取り付けた連結筒とを備え、この連結筒に吊り上げ用のバーを差し込んで側溝蓋を吊り上げるようにしたことを特徴とする側溝蓋吊り上げ具。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】側溝蓋の板面に対して上下方向に設けられた貫通溝にはめ込まれる支持ポストと、支持ポストの先端に支持ポストに対してほぼ直角に取り付けられ、上記貫通溝から突出させた上で支持ポストを水平方向に回した際に、側溝蓋の下面に係合する横アームと、支持ポストの他端に支持ポストに対してほぼ直角に取り付けた連結筒とを備え、この連結筒に吊り上げ用のバーを差し込んで側溝蓋を吊り上げるようにしたことを特徴とする側溝蓋吊り上げ具。 【請求項2】横アームが、ハイヒールのヒールが入らない幅の貫通溝に挿通することができる短冊状の板であることを特徴とする請求項1に記載の側溝蓋吊り上げ具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、組立式で手軽に側溝の蓋を開閉することができる側溝蓋吊り上げ具に関するものである。 【0002】 【従来の技術】道路の脇に設けられた側溝には、一般に、重いコンクリート製の蓋が取り付けられている。道路工事等の際には専門業者がこの重い側溝用の蓋をクレーン等で吊り上げ、側溝に設置したり、開けたりするために各種の蓋開け機が開発されている。 【0003】また、個人で側溝の掃除等をする場合にも、その蓋を持ち上げる必要がある。しかしながら従来の蓋開け機は、図6のように主に片側もしくは両側に切欠き部分12を形成された側溝蓋11に適用されるものであった。しかしながら、このような切欠き部分12は、歩行者がハイヒール等を着用している場合には、ハイヒールのとがったヒール部分先端が突き刺さってしまい、転んで怪我をしたり、ヒール部分がハイヒール本体から取れてしまうという問題があった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者は、図5のように片側もしくは両側に切欠き部分が形成されておらず、その平面に所定の間隔でハイヒールのとがったヒール部分先端の入り込まない幅の貫通溝22を形成した側溝蓋21を別途開発した。 【0005】しかしながら、従来このようなハイヒールのとがったヒール部分先端の入り込まない幅の貫通溝22を形成した側溝蓋21に適用して、簡単に側溝蓋21をクレーン等で吊り上げ、側溝に設置したり、開けたりすることができる蓋開け機は存在しなかった。 【0006】そこでこの発明は、ハイヒールのとがったヒール部分先端の入り込まない幅の貫通溝22を形成した側溝蓋21に適用して、簡単に側溝蓋21をクレーン等で吊り上げ、側溝に設置したり、開けたりすることができる側溝蓋吊り上げ具を提供しようとするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】すなわちこの発明の側溝蓋吊り上げ具は、側溝蓋の板面に対して上下方向に設けられた貫通溝にはめ込まれる支持ポストと、支持ポストの先端に支持ポストに対してほぼ直角に取り付けられ、上記貫通溝から突出させた上で支持ポストを水平方向に回した際に、側溝蓋の下面に係合する横アームと、支持ポストの他端に支持ポストに対してほぼ直角に取り付けた連結筒とを備え、この連結筒に吊り上げ用のバーを差し込んで側溝蓋を吊り上げるようにしたことを特徴とするものである。 【0008】またこの発明の側溝蓋吊り上げ具は、上記横アームが、ハイヒールのヒールが入らない幅の貫通溝に挿通することができる短冊状の板であることをも特徴とするものである。 【0009】この発明によれば、ハイヒールのとがったヒール部分先端の入り込まない幅の貫通溝を形成した側溝蓋に適用し、簡単に側溝蓋をクレーン等で吊り上げ、側溝に設置したり、開けたりすることができる側溝蓋吊り上げ具を提供することができるようになった。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、この発明の側溝蓋吊り上げ具の実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。図1はこの発明の側溝蓋吊り上げ具の実施例を示し、側溝蓋吊り上げ具の使用前の斜視図、図2は横アームを貫通溝に挿通した状態の断面図、図3は横アームをほぼ直角に回転した状態の概略断面図、図4はその状態を示す斜視図である。 【0011】この発明の側溝蓋吊り上げ具1は、図1ないし図4に示すように、側溝蓋21の板面に対して上下方向に設けられたハイヒールのヒールが入らない幅の貫通溝22にはめ込まれる支持ポスト2と、支持ポスト2の先端に支持ポスト2に対してほぼ直角に取り付けられた横アーム3と、支持ポスト2の他端に支持ポスト2に対してほぼ直角に取り付けた連結筒4とを備えている。 【0012】上記支持ポスト2は金属製であり、丸棒状あるいは角棒状であることができる。また横アーム3は、上記貫通溝22に挿通することができる短冊状の板であることが望ましい。さらに連結筒4は、後述の吊り上げ用のバーを差し込める内径であることが必要である。なおこれらの支持ポスト2、横アーム3および連結筒4はそれぞれ溶接等の手段によって一体化される。 【0013】上記側溝蓋吊り上げ具1の使用に際しては、先ず側溝蓋吊り上げ具1を、図1のように側溝蓋21の貫通溝22上において、その長さ方向に沿って横アーム3を配置する。その際、連結筒4は貫通溝22に対して直角方向に向いている。 【0014】ついで図2のように、上記横アーム3を貫通溝22に差し込んで貫通溝22の裏面から突出させる。その後、図3および図4のように支持ポスト2を介して連結筒4を水平方向に回すと、上記横アーム3は貫通溝22の長さ方向に対して直角方向に向くよう配置される。すなわち、横アーム3は側溝蓋21の下面に係合するのである。 【0015】このようにして、横アーム3を側溝蓋21の下面に係合した状態とすると、上記連結筒4は貫通溝22の長さ方向に沿って配置されるので、複数の連結筒4は同一方向を向いて位置決めされる。この状態で各連結筒4に吊り上げ用のバー5を差し込んで、この吊り上げ用のバー5をクレーン等で牽引すれば、側溝蓋21を簡単に吊り上げることができる。もちろん、側溝蓋吊り上げ具1をどの貫通溝22に何個配置し、吊り上げ用のバー5を介してどのようにクレーン等で牽引するかは、側溝蓋21の重量や貫通溝22の配置等を勘案して適宜決定することができる。 【0016】 【発明の効果】この発明によれば、ハイヒールのとがったヒール部分先端の入り込まない幅の貫通溝を形成した側溝蓋に適用し、簡単に側溝蓋をクレーン等で吊り上げ、側溝に設置したり、開けたりすることができる側溝蓋吊り上げ具を提供することができるようになった。 【0017】またこの発明の側溝蓋吊り上げ具は、構造が簡単で安価な工具として使用することができることはもちろん、別の用途、例えばグレ−チング等の持ち上げにも使用することができ、また持ち運びに便利で簡単に取り扱うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】596081049 【氏名又は名称】荒井コンクリート工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年9月25日(2000.9.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080654 【弁理士】 【氏名又は名称】土橋 博司
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| 【公開番号】 |
特開2002−97710(P2002−97710A) |
| 【公開日】 |
平成14年4月5日(2002.4.5) |
| 【出願番号】 |
特願2000−290095(P2000−290095) |
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