| 【発明の名称】 |
法尻ガード |
| 【発明者】 |
【氏名】尾茂田 智
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| 【要約】 |
【課題】従来の法尻を布材で多い隠す手段は、日光遮蔽効果に欠けると共に、見た目の体裁も良くない。
【解決手段】林道等の道路6に沿って存在する法面5の法尻5aに取付けられ、日光を遮蔽することによって雑草が繁茂するのを阻止するガードであって、複数本の木材1aを並列して形成したガード本体1の裏面に、遮光性シート2を挟んで柔軟基材3を取付けて、各木材1aを回動自在に連結し、ガード本体1の上から杭材4を打込んで法尻5aに固定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 林道等の道路(6)に沿って存在する法面(5)の法尻(5a)に取付けられ、日光を遮蔽することによって雑草が繁茂するのを阻止するガードであって、複数本の木材(1a)を並列して形成したガード本体(1)の裏面に、遮光性シート(2)を挟んで柔軟基材(3)を取付けて、各木材(1a)を回動自在に連結し、ガード本体(1)の上から杭材(4)を打込んで法尻(5a)に固定することを特徴とする法尻ガード。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】 本発明は、林道等の道路に沿って存在する法面の最下位部分(法尻)に取付け、法尻に繁茂する雑草で側溝が塞がれたり道路の区画線が覆い隠されたり、或いは道路の視界が悪くなったりするのを防止する法尻ガードに関するものである。 【0002】 【従来の技術】 林道や山道等の道路に沿って存在する法面において、緑化と浸食防止のためにメドハギ等の特定の植物を繁らせたものがある。しかし、維持管理費に限界がある等の理由で、これらの植物が伸び放題となって雑草化し、道路の側溝を塞いでしまったり、また道路の区画線を覆い隠してしまい易い。側溝が塞がれると、そこに土砂が溜り、水が路面に流れ出てしまうため車両通行に支障を来す。また、道路の区画線が覆い隠されると、車両通行の安全を脅かす危険性がある。 【0003】従来、こうした問題を解決するために、法面の法尻にモルタルを吹付けてモルタル被膜層を形成することにより日光を遮蔽し、雑草の繁茂を阻止する手段が採られている。 【0004】しかし、法尻をモルタル被膜層で覆うという従来の手段では、モルタル被膜層が肉薄で強度に欠けるために比較的短期間で破損してしまい、日光遮蔽効果に欠けるという問題がある。また、緑化された法面の法尻にモルタルを吹付けると、施工に手間を要し、冬期には作業が困難であり、また、見た目の体裁が悪くなってしまうという問題もある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課題は、従来の法尻をモルタル被膜層で多い隠す手段は、日光遮蔽効果に欠けると共に、見た目の体裁も良くないことである。 【0006】 【課題を解決するための手段】 図1乃至図5を参照して説明する。本発明は、林道等の道路6に沿って存在する法面5の法尻5aに取付けられ、日光を遮蔽することによって雑草が繁茂するのを阻止するガードであって、複数本の木材1aを並列して形成したガード本体1の裏面に、遮光性シート2を挟んで柔軟基材3を取付けて、各木材1aを回動自在に連結し、ガード本体1の上から杭材4を打込んで法尻5aに固定することを特徴とする。 【0007】 【発明の実施の形態】 本発明に係る法尻ガードの実施形態を、図1乃至図5に示す。これは、道路(林道)6に沿って存在する法面5の法尻5aに取付けられ、日光を遮蔽することによって雑草が繁茂するのを阻止するものである。そのために、複数本の木材1aを並列して形成したガード本体1の裏面全域に、遮光性シート2を挟んで金網や針金或いは帯網等の柔軟基材3を取付けて、各木材1aを回動自在に連結している。そして、ガード本体1の上から、当該ガード本体1に穿設した杭穴1bを通して杭材4を打込み、法尻5aに固定することとしている。なお、柔軟基材3は、U字状の釘材8によってガード本体1に取付けている。 【0008】ガード本体1を形成する木材1aは、杉の小径木を製材加工した際に発生する背板を利用することも出来る。すなわち、背板の両端を切落とし、乾燥処理を行った後、防腐防蟻剤を加圧注入して養生している。こうすることによって、木材1aの耐久性を確保している。 【0009】また、遮光性シート2はアスファルトルーフィング等を使用している。そして、鉄製の杭材4を、ガード本体1の四隅から打込んで法尻5aに固定している。 【0010】この法尻ガードは、木材製で強度の高いガード本体1と遮光性シート2とで日光を遮蔽するので、耐久性に優れ、長期にわたって日光遮蔽効果を維持することができる。ここで、木材1a間の間隙は、遮光性シート2で確実に遮光できる。これによって、法尻5aに雑草が繁茂するのを未然に阻止することができ、側溝7が雑草に塞がれてしまったり、林道の区画線が覆い隠されてしまうといった事態を防止することができる。 【0011】また、木材製のガード本体1が視覚されるので、木々が茂る周囲の景観に溶け込み、見た目の体裁にも優れる。 【0012】さらに、ガード本体1の裏面に柔軟基材3を取付けて各木材1aを回動自在に連結しているので、法尻5aの湾曲面部分においても、図5に仮線で示す如くガード本体1を自在に湾曲させて、当該湾曲面に沿って取付けることができる。 【0013】 【実施例】 ガード本体1は肉厚が20〜50mm程度で、長さ500〜1500mmの木材1aを12本並べて形成し、その連結方向の長さは840mm程度が使い易い。 【0014】 【発明の効果】 本発明に係る法尻ガードは、木材製で強度の高いガード本体1と遮光性シート2とで日光を遮蔽するので、耐久性に優れ、長期にわたって日光遮蔽効果を維持することができる。また、木材製のガード本体1が視覚されるので周囲の景観に溶け込み、見た目の体裁にも優れる。 【0015】さらに、ガード本体1の裏面に柔軟基材3を取付けて各木材1aを回動自在に連結しているので、法尻5aの湾曲面部分においても、図5に仮線で示す如く当該湾曲面に沿って取付けることができる。 【0016】またさらに、ガード本体1を木材1aを使用して形成することで、木材1a(特に間伐材)の利用促進を図ることができ、近年停滞気味の林業および木材産業の活性化に寄与することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000180081 【氏名又は名称】株式会社ザイエンス
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| 【出願日】 |
平成12年8月11日(2000.8.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062328 【弁理士】 【氏名又は名称】古田 剛啓
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| 【公開番号】 |
特開2002−54148(P2002−54148A) |
| 【公開日】 |
平成14年2月20日(2002.2.20) |
| 【出願番号】 |
特願2000−244484(P2000−244484) |
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