| 【発明の名称】 |
表示手段を備えた家庭用電気機器及びその操作方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】武藤 圭史
【氏名】守屋 俊行
【氏名】片山 淳詞
【氏名】藤森 俊司
【氏名】鴨下 教夫
【氏名】梅澤 功一
【氏名】小平 千春
【氏名】渡辺 敏治
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| 【要約】 |
【課題】家庭用電気機器の操作に関して視覚的と音声を使い分けることにより良好な操作性が得られる家庭用電気機器を提供する。
【解決手段】機器の操作に関する各種のガイダンス情報やセンサーで検知した電気機器の異常情報を視覚情報として表示する液晶表示部とを有する家庭用電気機器において、前記表示内容に関連した音声データとを、ツリー構造で記録する記憶装置と、前記液晶表示部に、前記表示内容を表示する表示部と共に、該表示内容に関連した音声情報を前記記憶装置の前記ツリー構造の上位から下位に向けて順次、選択出力するための操作手段と、前記音声情報を出力するスピーカーとを設け、前記ガイダンス情報または前記異常情報を前記液晶表示部に表示した時、該表示内容に関連する音声データを選択的に出力できるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】電気機器の操作を行うための操作部と、機器の操作に関する各種のガイダンス情報やセンサーで検知した電気機器の異常情報を視覚情報として表示する液晶表示部とを有する表示手段を備えた家庭用電気機器において、前記ガイダンス情報または前記異常情報の表示内容と、該表示内容に関連した音声データとを、ツリー構造で記録する記憶装置と、前記液晶表示部に、前記表示内容を表示する表示部と共に、該表示内容に関連した音声情報を前記記憶装置の前記ツリー構造の上位から下位に向けて順次、選択出力するための操作手段と、前記音声情報を出力するスピーカーとを設け、前記ガイダンス情報または前記異常情報を前記液晶表示部に表示した時、該表示内容に関連する音声データを選択的に出力できるようにしたことを特徴とする表示手段を備えた家庭用電気機器。 【請求項2】請求項1記載の家庭用電気機器において、各種のガイダンスがツリー構造で出力される画像データと、この画像データにリンクして抽出可能な音声データとを前記記録装置に保持し、所定の画像データが前記表示部に表示された状態で、前記操作部の音声ボタンを押下することで、前記所定の画像データにリンクした音声データを前記スピーカーから発声するようにしたことを特徴とする表示手段を備えた家庭用電気機器。 【請求項3】請求項1または2記載の家庭用電気機器において、前記各画像データにリンクした音声データがあれば、前記表示部に表示された該画像データの所定の位置に音声データがある旨のマークを表示するようにしたことを特徴とする表示手段を備えた家庭用電気機器。 【請求項4】請求項1または2記載の家庭用電気機器において、前記センサーから得られる異常信号は、緊急異常信号とその他の異常信号に分けて設定され、緊急異常信号の場合は、表示と音声を同時に出力するようにしたことを特徴とする表示手段を備えた家庭用電気機器。 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載の家庭用電気機器が洗濯機であり、該洗濯機のトップカバーの前部に、LCD表示部及びガイドボタンを有し、フロントパネルにスピーカーを備えていることを特徴とする表示手段を備えた洗濯機。 【請求項6】請求項1ないし4のいずれかに記載の家庭用電気機器が掃除機であり、該掃除機の本体及び手元操作部にそれぞれ、LCD表示部及びガイドボタンを有し、前記本体にスピーカーを備えており、前記手元操作部におけるLCD表示部及びガイドボタンの向きを、該掃除機のスタンバイ状態と使用状態とで逆方向に切り替えることを特徴とする表示手段を備えた掃除機。 【請求項7】請求項1ないし4のいずれかに記載の家庭用電気機器が空調機であり、該空調機のリモコンにLCD表示部、ガイドボタン及びスピーカーを備えていることを特徴とする表示手段を備えた空調機。 【請求項8】請求項1ないし4のいずれかに記載の家庭用電気機器が冷蔵庫であり、該冷蔵庫の本体全面扉に、LCD表示部、ガイドボタン、及びスピーカーを備えていることを特徴とする表示手段を備えた冷蔵庫。 【請求項9】請求項1ないし4のいずれかに記載の家庭用電気機器において、機器本体との間で非接触通信可能なデータ書き込み装置を備えていることを特徴とする表示手段を備えた家庭用電気機器。 【請求項10】電気機器の操作を行うための操作部と、機器の操作に関する各種のガイダンス情報やセンサーで検知した電気機器の異常情報を視覚情報として表示する液晶表示部とを有する表示手段を備え、前記ガイダンス情報または前記異常情報の表示内容と、該表示内容に関連した音声データとを、ツリー構造で記録する記憶装置と、スピーカーとを有する家庭用電気機器の取り扱い方法であって、前記操作手段の操作に対応した所定のガイダンス情報または機器の異常情報を前記液晶表示部に表示すると共に、該表示の内容に関連した音声情報の有無を前記液晶表示部に表示し、前記音声情報の出力を選択する操作に基づいて、前記表示内容に関連する音声データを出力することを特徴とする表示手段を備えた家庭用電気機器の操作方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、家庭用の電気機器、例えば、電気洗濯機、冷蔵庫、エアコン、掃除機等の家庭用電気機器に関し、特に、これら家庭用機器の操作に関して視覚的と音声を使い分けることにより良好な操作性を得られる家庭用電気機器及びその操作方法を提供する。 【0002】 【従来の技術】近年、大型液晶の普及にともない、これら大型の液晶画面を備えた家庭用電気機器が普及しつつある。 【0003】従来、例えば特開平5−237285号公報で開示された業務用の洗濯機においては、操作の手順を忘れたり、あるいは経験の浅い人が、その都度、取扱説明書を取り出して操作をしなくてすむように、大型表示部にガイダンスを表示するとともの、その内容を音声で案内するものが提案されている。この発明によれば、操作パネル部としてプログラマブル操作表示器を用いると共に音声合成報知器を設け、プログラマブル操作表示器のディスプレイの画面に表示画面番号名、コメント、図形表示部、数字表示部、スイッチ名が表示されると共に、指示に基づくプログラマブル操作表示器の透明タッチスイッチの操作や異常の発生によって、画面の表示内容が変化すると共に、コメントが音声合成報知器から放送され、かつ、運転が制御される。これにより、オペレータは、視覚及び聴覚、または聴覚を通じて、機械と対話することが可能になる。 【0004】また、特開2000−81242号公報で開示された空気調和機においては、コードで接続される音声ユニットを備えており、空気調和機本体からこの本体の状態情報を受取り、これを音声に変換して発音するものが提案されている。すなわち、空気調和機本体に対して接離可能な個別ユニットとして設けられ、該空気調和機本体に接続された場合、空気調和機本体からの異常状態、自己診断結果、運転状態を含む空気調和機の状態に関する状態情報を受け取り、該状態を音声で報知する音声報知手段を有するものが開示されている。この発明によれば、本体に備えた診断装置でエラーが検知されると、前記音声ユニットから音声で警告がなされる。また、リモコンから特定の指令信号を本体で受け取ると、この指令信号に対応する情報を記憶装置から読み出して前記音声ユニットから発声させることができる。 【0005】また、特開平10−38402号公報で開示された冷蔵庫においては、冷蔵庫に複数のセンサーを備えた診断装置を備え、異常が発生したらLEDを点灯させ、このLEDが点灯している時に音声出力ボタンが表示されると異常の情報を音声で知ることができる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】前記第1の従来例は、表示部にガイダンスが表示され、その内容が音声でも発声されるため、煩わしさがのこる課題がある。 【0007】また、第2の従来例は、センサーで検知した異常が常に音声で表示されるため、緊急の警告以外の内容まで発声されるために、利用者に煩わしさや、驚かせたりする。また、リモコンからの指令信号で各種の情報を入手できるものの、その入手方法は、利用者から指令信号として発信しなければならず、その指令信号を選択する操作の手間がある。また、それら発声されるガイダンスは、音声による出力であるので、聞き漏らすこのも考えられ、不親切な面を備えている。 【0008】また、第3の従来例は、異常の内容を複数のLEDの組合せで表現するため、これら点灯の組合せで異常の内容を利用者が把握することは困難である。そこで、この従来例では、異常を音声出力ボタンを押下することで、音声で説明を受けることができる。したがって、表示内容を把握するためには、常に音声情報で知らなければならない。 【0009】本発明は、前記従来例の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、家庭用電気機器の操作に関して視覚的と音声を使い分けることにより良好な操作性が得られる家庭用電気機器を提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、電気機器の操作を行うための操作部と、機器の操作に関する各種のガイダンス情報やセンサーで検知した電気機器の異常情報を視覚情報として表示する液晶表示部とを有する表示手段を備えた家庭用電気機器において、前記ガイダンス情報または前記異常情報の表示内容と、該表示内容に関連した音声データとを、ツリー構造で記録する記憶装置と、前記液晶表示部に、前記表示内容を表示する表示部と共に、該表示内容に関連した音声情報を前記記憶装置の前記ツリー構造の上位から下位に向けて順次、選択出力するための操作手段と、前記音声情報を出力するスピーカーとを設け、前記ガイダンス情報または前記異常情報を前記液晶表示部に表示した時、該表示内容に関連する音声データを選択的に出力できるようにしたことにある。 【0011】本発明の他の特徴は、前記家庭用電気機器において、各種のガイダンスがツリー構造で出力される画像データと、この画像データにリンクして抽出可能な音声データとを前記記録装置に保持し、所定の画像データが前記表示部に表示された状態で、前記操作部の音声ボタンを押下することで、前記所定の画像データにリンクした音声データを前記スピーカーから発声するようにしたことにある。 【0012】本発明によれば、家庭用電気機器に関する各種のガイダンスがツリー構造で出力される画像データと、この画像データにリンクして抽出可能な音声データとを記録装置に備えている。そして、所定の画像データが表示部に表示された状態で、使用者が音声ガイダンスボタン(おしえてボタン)を押下することで、この所定の画像データにリンクした音声データを発声するようにする。そのため、家庭用電気機器の操作に関して、使用者は視覚的と音声を必要に応じて使い分けることができる。従って、使用者にとって良好な操作性を提供することができる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例になる、代表的な家庭用電気機器を順次説明する。最初に、本発明の一実施形態に係る家庭用の洗濯機について説明する。先ず、図1を参照して、電気洗濯機の概略構造を説明する。図1は上部前方よりみた電気洗濯機の外観斜視図である。図1において、100は本体洗濯機で、衣類の洗濯と脱水を1つの洗濯脱水槽で行う1槽式であり、洗濯脱水槽2を内設する筐体101と、筐体の上部を覆いその中央に衣類投入口201が配置されるトップカバー200と、衣類投入口201を覆う蓋体300とからその外観を構成している。筐体101は、主外装体と、この主外装体の前面を覆うように着脱可能に取り付けられるフロントパネル102と、筐体101の下部を構成するベース筐体103等で構成される。 【0014】トップカバー200の前部には、LCD表示部203、SPボタン205、ガイドボタン206、電源ボタン207が設けられている。LCD表示部203には、詳細な数値表示のいらない複数のコース選択ボタンと簡単な状態表示部とからなるコースボタン群を配置している。400は、入力装置すなわちデータ書き込み装置であり、その送受信部410と洗濯機本体の送100受信部510との間で非接触通信がなされる。また、フロントパネル102には、スピーカー208が設けられている。 【0015】図2に、LCD表示部203の洗濯スタート前の基本画面の例を示す。この実施の形態においては、各種コースの設定などを行うLCD表示部203を、本体の上部前部に形成される配置面の中央に配置し、前記電源ボタン207を誤操作を軽減するために前記配置面の右端に配置し、使用頻度のあるSPボタン205とガイドボタン206を前記LCD表示部203の片側に隣接配置している。 【0016】また、LCD表示画面210の各表示領域には、それぞれソフトキー212が対応している。つまり、この実施の形態では、前記LCD表示画面210を横長に形成し、この横長のLCD表示画面210の長手方向に平行となるように複数のキーからなる前記ソフトキー212を隣接配置し、右側に前記SPボタン205とガイドボタン206を配置することで、広い衣類投入口を得るために大きく形成することが困難な前記配置面を有効活用して、さらに液晶とボタンを多様に組み合わせることでボタンの数を必要最小限に止めて、操作性を損なうことなく、広い衣類投入口を実現している。 【0017】更に、この実施の形態では、ソフトキー212をタッチパネルにせず、機械的なスイッチ構造とすることで、誤動作を軽減して操作性を向上させている。 【0018】また、前記LCD表示画面210は、前記ソフトキー212に対応して左右方向に分割された表示を行うことを基本とし、この分割された各表示部分と前記ソフトキー212が対応するようになっている。 【0019】例えば、この実施の形態では、前記ソフトキー212を4個備えており、このソフトキ212に対応して図2に示す基本画面では、左右に4分割された表示を行う。即ち、左端のキーを主に画面遷移キーに使用する表示ボタンとし、その他のキーを前記表示ボタンで選択された機能における設定ボタンが割り当てられるとともに、この割り当てられた機能の状態表示をも行うようにしている。 【0020】つまり、図2の基本画面(メニュー画面)においては、左端の表示ボタン(ソフトキー212の左端ボタン)を押下することで、行程へ移行させることができ、その右側の設定ボタン(ソフトキー212の右側3個)はコース選択キー、予約選択キー、風呂水給水選択キーが設定される。この設定ボタンがどのような機能を備えているかを明確にするために、この実施の形態では、分割された部分の下辺に機能を表すタグを表示し、隣接する設定ボタンの機能が分かるようにしている。 【0021】また、この実施の形態では、前記タグの上部に現在の設定状態を関連付けて表示している。例えば、図2の基本画面では、コースが「標準」、予約が「なし」、風呂水が「すすぎ2まで」であることを示している。 【0022】なお、場合によっては、前記設定ボタンを使用しないケースもあるので、前記設定ボタンが設定されていない場合は、タグを表示させないようにしている。図9、図10は、各種の表示内容を示している。図9中、(3)図は、オプション画面、(4)は各種ガイド画面、(5)図から(8)図及び図10(16)は詳細なガイドまたはオプション画面であり、(5)図が節水ガイド、(6)図は洗剤ガイド、(7)メンテナンスガイド、(8)図は音声設定画面、図10(16)図は累計時間設定画面である。 【0023】ここで「行程」ボタンに関しては、その上部分に「音声ガイダンス」を示すプロンプタがある。使用者は、このプロンプタの有無により、その処理に関してより詳細な「音声ガイダンス」があることを知ることができる。 【0024】このように、この実施の形態では、小さなLCD表示画面210と、少ないソフトキー212を組合せることにより、多様な操作の設定と、多様な情報を表すことができる。 【0025】図3に示すように、洗濯機本体100の制御装置500は、操作部502、LCD表示部504(=LCD画面210)、制御部506、アプリケーションや音声データ等を記録保持するRAMやROM等の記憶部508、および送受信部510を備えている。また、音声出力部512(=スピーカー208)、モーター等の駆動部514、各種センサー516、タイマー518及び電源520がある。 【0026】データ書き込み装置400には、操作部402、LCD表示部404、制御部406、アプリケーションやデータを記録保持する記憶部408、および送受信部410を備えている。 【0027】このデータ書き込み装置400は、洗濯機本体100の制御装置500の記憶部508にアプリケーションや音声データ等を書き込むための手段である。データ書き込み装置400は、洗濯機の製造過程で、あるいは販売店で、洗濯機本体100のRAMやROM等の記憶部に必要な情報を書き込むのに用いられる。 【0028】また、顧客納入時に、販売員が初期設定を行う時やサービス、メンテナンス時のデータ更新に使用してもよい。例えば、洗濯機本体100の制御装置500の記憶容量や表示能力には限りがあるので、顧客の使用形態等を考慮して、データ書き込み装置400にあらかじめ用意された複数のガイド、報知モードの中から適切なものを選んで、洗濯機本体100の制御装置500に入力するようにしてもよい。 【0029】図4は,故障とエラーの報知システムを示す図である。この報知システムは、故障とエラーに関してROMまたはRAM等の記憶部508上に、信号n1,n2−−に対応するエラーコード、エラー表示データ、エラー音声データ等のデーターベース530を持っている。センサーn1〜nからの信号の組み合わせに応じて、CPUで実行される報知プログラムはエラー内容を判断し、表示部404や音声出力部としてのスピーカー208に出力する。音声データとして重複するものは共通化を図ることにより、メモリーを効率よく利用することができる。 【0030】これによると、音声ガイダンスボタン206を押すと、LCD画面210に表示されている内容について音声で発話する。 【0031】さらに、各センサーから得られる異常信号は、緊急異常信号とその他の異常信号に分けて設定され、緊急異常信号の場合は、表示と音声を同時に出力するようにする。 【0032】このように、本発明によれば、画面状態の遷移概念ツリーで各種のガイダンスがツリー構造で出力される画像データと、この画像データにリンクして抽出可能な音声データとを記録装置に備えている。そして、所定の画像データが表示部に表示された状態で、音声ボタン(おしえてボタン)を押下することで、この所定の画像データにリンクした音声データを発声するように構成されている。 【0033】また、各画像データにリンクした音声データがあれば、この画像データの所定の位置に音声データがある旨のマークを表示するように構成されている。 【0034】コースの選択、設定、予約、注意事項に関しても、各画面ごとのコード番号と共に、ガイド表示データ、ガイド音声データ等の関係をガイドデータとしてデーターベース化し、記憶装置に保持しておくことにより、適切なガイド手段を構成することができる。 【0035】図5は、洗濯機のLCD表示部504(=LCD画面210)における画面状態の遷移概念ツリーである。洗濯機の電源を入れることにより最初に表示される基本画面600は、コースの選択、予約、お湯取に関するものであり、その下位の画面として、前記左端の表示ボタンを押下することで、次の洗い、すすぎ、脱水の画面610が表示される。さらに、その下に、オプション画面620として、ガイド、設定、ご注意の各画面がある。オプション画面のガイド画面622では、コースの説明、上手なお洗濯、お手入れの各画面を選択できる。設定画面630では、モード、音量、終了音を設定できる。ご注意の画面632では、取扱説明書に記載の注意事項を表示する。運転開始に伴い表示される運転画面602は、コース、行程に関するものである。エラーが発生した場合、エラー表示画面604にエラー内容が表示され、ボタンを押すとエラー復旧方法の画面608となり、エラーの復旧方法が表示される。洗濯などのコースが終了すると、終了表示の画面606となり、使用時間や消費電力量が表示される。 【0036】次に、図6〜図10により、この実施の形態における洗濯操作を説明する。図6は、洗濯行程のスタート前における処理を示すフローチャートである。この実施の形態では、洗濯機の電源ボタン207を押下すると(S1000)、図9の(1)に示す基本画面が表示される(S1002)。基本画面では、ソフトキーにより「行程」、「コース」、「予約」、「お湯取」の処理操作を行うことができる。基本画面には、前回実行した洗濯コースを参照した内容が表示され、特に指示しなければ、マイコンに記録されている前回実行した洗濯コースが設定される。ここで、「行程」ボタンに関しては、その上部分に、「音声ガイダンス」を示すプロンプタが点灯するので、使用者は、必要に応じてガイドボタン206を押すことにより、「行程」に関してより詳細な「音声ガイダンス」を得ることができる。 【0037】すなわち、音声ガイダンスボタンン206を押すと、画面に表示されている内容に関して音声で発話するので、表示仕切れない内容を音声で聞くことができる。したがって、家電製品のように大きな表示装置を配置することが困難な製品においては有効である。更に、操作がなれた人には、詳細な表示が煩わしい場合があるが、この実施の形態では、操作に馴れた人は表示のみで、馴れていない人は音声で補足的な内容を知ることができる。また、ガイダンスを聞ける場合は、表示に音声ガイダンスが聞けることを示すプロンプタを点滅させるので、操作に対する不満を解消することができる。音声ガイダンス発声の際、ガイダンスの内容の前に、音声の始まりを表す音が挿入されているので、聞き逃すのを軽減できる。 【0038】音声ガイダンスは、長すぎると聞き取りにくいため、内容の示す意味の区切りを考慮して複数回に分けて聞けるようにする。例えば、長いものは分割し、一発話を15秒以下にする。音声ガイダンスに続きがある場合には、その存在を表すために音声により案内するとともに、表示においてプロンプタが点滅し、続きがあることを知らせる。一つの項目に関して音声ガイダンスが終了した場合には、音声によりその旨を伝え、かつ、表示におけるプロンプテタも点灯に変わる。音声ガイダンスが終了した後にもう一度聞きたい場合は、「教えてボタン」をもう一度押す。音声補助モードでは、選択押し下げされたボタン内容を復唱する。 【0039】そして、スタートボタン(SPボタン205)が押されると(S1004)、図10の(10)の運転開始画面が表示される(S1006)。そして、前回設定されていた内容で運転が開始される。例えば、図10(10)の画面では、前回行った「お湯取すすぎ1」「洗い12分」「すすぎ注水2」「脱水5分」の標準コースが水量68Lで実行されることを示している。 【0040】もし、設定を変更する場合は、設定ボタン(ソフトキー212の右側3個)の押し下げがある場合、設定値の保存処理がなされる(S1008、1010)。そして、設定に伴う画面表示として、図9の(1)(2)がなされるとともに、音声によるフィードバックがなされる(S1012)。また、表示ボタン(ソフトキー212の左端個)の押し下げがあった場合(S1014)、画面表示の更新と、音声によるフィードバックがなされる(S1016)。以下、同様の処理を繰り返し、スタートボタン(SPボタン205)が押し下げられることで更新された設定内容で運転を開始する。 【0041】なお、スタートボタン(SPボタン205)によりの押し下げが一定時間ないときは、電源をオフにする(S1018、1020)。更に、この実施の形態では、スタートボタン(SPボタン205)が押し下げられて運転を行っている最中でも、一時停止ボタン(SPボタン205)が押されることで、運転内容を更新することができる。そして、この更新された設定内容はスタートボタン(SPボタン205)を再度押し下げられることで実行される。 【0042】次に、図7により、洗濯行程スタート後における処理のフローチャートを示す。スタート一時停止ボタン(以下SPボタン)が押し下げられると(S1046)、布量、布質のセンシング処理がなされる(S1042)。次に、音声補助モードの設定を行うと(S1046)、設定されたコース内容が音声により復唱される(S1048)。次に、洗濯内容(図10の(10))が表示される(S1050)。SPボタン押し下げ後、一定時間経過すると(S1052)、図10の(11)の洗剤量画面が3秒間表示される(S1054、56)。その後SPボタンの押し下げが無かった(S1058)、設定変更画面を表示し、蓋閉画面を表示する(S1060、62)。蓋が閉じていれば、洗い蓋閉画面(図10の(12))が表示される。以下、洗い行程が終了するまで、同様の処理を繰り返す(S1064、66)。蓋が開いていれば、洗い蓋開画面を表示し(S1068)、洗剤量表示の指示があれば、洗剤量表示画面の処理に戻る(S1070)。もし、する。洗剤量表示の指示がなければ、SPボタンの押し下げの有無を確認する(S1072)。SPボタンの押し下げが無ければ、SPボタンの押し下げの処理(S1058)に戻る。有れば、一時停止し、エラー表示を行う(S1074)。ステップ1058でSPボタンの押し下げがあれば、設定変更画面を表示し(S1076)、設定入力処理を行い(S1078)、SPボタンが押されたことを検知して終了と判断し、一定時間経過後運転を停止する(S1080〜84)。 【0043】次に、エラー発生時における処理のフローを図8で説明する。図3に示す各種センサ516を介してエラーが発生すると、制御部506は、各種センサ516から発信される信号からエラーコードと表示データを呼び出し、図10の(14)(15)に示すようなエラー画面を表示する(S1200,1202)。例えば、(14)図は風呂水についてのエラー表示を示している。(14)図では、エラがエラーコード「E6」で、その内容が「風呂水を正しく給水しません」であることを示している。そして、エラーコード「E6」の下部に次ぎへのタグが表示され、表示ボタン(ソフトキー212の左端ボタン)を押下することで、次のガイダンスがあることを示している。この表示ボタンを押下すると、(15)図のようなガイダンスが表示される。この(15)図もまたタグが表示されるので、更にガイダンスがあることを示している。 【0044】もし、画面に音声マークがあり、音声ガイダンスボタンの押し下げがあれば、音声ガイダンスの発声処理を行う(S1204,1206)。さらに、表示ボタン(ソフトキーの左端ボタン)の押し下げがあれば(S1208)、表示内容の更新処理(図10の(15))を行う(S1210)。一定時間経過するまで、この処理を繰り返し、一定時間経過前にSPボタンの押し下げがあれば、運転を再開し、無ければ、電源をオフにする(S1208〜1218)。 【0045】本発明によれば、各種のガイダンス情報やセンサーで検知した異常情報を液晶表示部に表示し、この表示内容に関連して記録される音声データから、必要により音声データを出力させて良好な操作環境を得るようにしている。すなわち、各種のガイダンスが、図5に示したようなツリー構造で出力される画像データと、この画像データにリンクして抽出可能な音声データとを記録装置に備えている。そして、所定の画像データが表示部に表示された状態で、使用者が音声ガイダンスボタン(おしえてボタン)を押下することで、この所定の画像データにリンクした音声データを発声するようにする。洗濯機の操作に関して、使用者は視覚的と音声を必要に応じて使い分けることができる。従って、使用者にとって良好な操作性を提供することができる。 【0046】次に、本発明を家庭用の掃除機に適用した例について、説明する。図11は、本発明を掃除機に適用した実施例である。700は掃除機本体、720は置き台兼充電台、740はデータ書き込み装置である。掃除機本体700は、本体部702と、吸い込み口703と、延長管704と、ホース705を備えている。本体702は、操作表示部706、送受信部707、スピーカー708を備えている。また、吸い込み口703の上端に設けられた手元ハンドル部710には、操作表示部711、送受信部712、スピーカー713が設けられている。置き台兼充電台720には、掃除機本体700の本体部702を保持する凹部721、操作表示部722、送受信部723が設けられている。また、この実施の形態では、置き台兼充電台720は、データ変換装置を有する送受信部725とケーブル724を介してテレビなどの表示装置726を接続されている。データ書き込み装置740は、例えばノートパソコンやより小型のモバイルコンピュータなどの本体部741と、送受信部742によって構成される。 【0047】図12に示すように、掃除機本体700は、制御部750、ROM751やRAM752などの記憶部、各種センサー753、ファンモーター駆動部754、アンプ付スピーカー755、LCD等の表示部756、タイマー757、送受信部758、電源部759を備えている。制御部750はマイクロコンピュータのCPUとOSやアプリケーションなどのプログラムにより実現される。手元ハンドル7部710,置き台兼充電台720及びデータ書き込み装置740も同様の構成を備えている。送受信部725のデータ変換装置727は、マイクロコンピュータのCPUとメモリーやOS、アプリケーションなどのプログラムにより実現される。 【0048】掃除機本体700は、手元ハンドル7部710,置き台兼充電台720、送受信部725のデータ変換装置727、及びデータ書き込み装置740と、それぞれ非接触の通信が可能に構成されている。 【0049】この実施の形態の掃除機は、前記掃除機本体700と吸い込み口703に電源(電池)759を備えることで、家庭内配線から電源コードを介して接続することなくコードレスで動作させることができる。このため、この実施の形態では、前記掃除機本体700に充電を行うために置き台兼充電台720を設けている。この置き台兼充電台720にセットする場合は、掃除機本体700を背面を床面に設置する姿勢とし、この掃除機本体700に延長管704を背負うように取り付けて、前記置き台兼充電台720にセットする。即ち、掃除機は、置き台兼充電台720の後方に掃除機本体700の上面を手前にする縦姿勢で設置し、その前部に吸い込み口703が設置される姿勢でセットさせる。 【0050】そして、この実施の形態では、手元ハンドル部710と掃除機本体700と置き台兼充電台720に操作表示部711、706,722が設けられる。ここで、前記手元ハンドル部710の操作表示部711には通常の運転で確認が必要な情報やエラーの表示や音声を行い、各種のガイダンスやメンテナンス情報を他の操作表示部706,722で表示または音声で行うようにしている。この実施の形態では、充電式を採用しているため、大きな表示が設けられる置き台兼充電台720に操作表示部722を設け、この操作表示部722に各種のガイダンスやメンテナンス情報を表示するようにする。更に、この実施の形態では、掃除機本体700に操作表示部706を設けることで、置き台兼充電台720から離れた位置でも各種のメンテナンスやガイダンス情報を知ることができる。更に加えて、この実施の形態では、前記置き台兼充電台720を介して、テレビ726と接続することで、各種の設定やガイダンスを大きな画面を介して設定したり知ることができる。 【0051】なお、この実施の形態では充電式を採用しているために置き台兼充電台720を採用しているが、通常の家庭内配線を介して電源供給を受ける掃除機においては、前記掃除機本体700の操作表示部756を介して各種のメンテナンスや設定を行えばよい。更にテレビ726と接続する場合は、この掃除機本体700とデータ変換装置727と接続すればよい。 【0052】図13に示すように、手元ハンドル部710の表示部711は、タッチパネル機能を備えた液晶表示装置であり、メッセージ表示部714.強、中、弱や切/チェックボタン等のソフトキー716、おしえてボタン718を有している。この構造を備えることにより、この実施の形態では、前記表示部711を反転させることができる。図11に示すように清掃している状態では使用者からみてソフトキー716が手前(上方位置)となるように表示し、前記置き台兼充電台720に設置したスタンバイ状態では、前記ソフトキー716が下方となるように画面を反転させることができる。この反転する方法としては、前記手元ハンドル部710に図示しない画面反転スイッチを設けたりすることでもよういが、この実施の形態では掃除機本体700と置き台兼充電台720の接続部に接続した状態で反転するスイッチを設けることで、前記清掃状態とスタンバイ状態での画面を反転させることができる。 【0053】また、この実施の形態では、表示部711全体を反転表示させる構造としているが、メッセージ表示部714以外を機械的なスイッチとし、メッセージ表示部714のみを液晶表示部として反転表示させるようにしてもよい。 【0054】掃除機の実施例においても、図4で説明したような故障とエラーの報知システムを有している。また、LCD表示部は、図5で説明したような画面状態の遷移ツリー構造を有する。 【0055】図14で、掃除行程のスタート前のチェック表示の処理のフローを説明する。ソフトキー716の切/チェックボタンが押し下げられ(1600)、スタンバイ状態であれば液晶表示を上下反転させて表示する(1604)。スタンバイ状態で無い、たとえば使用中であれば、液晶表示を正立位置で表示する(1606)。すなわち、スタンバイ状態か否かによって、図15のようにスタンバイ状態では表示を上下反転し、動作状態では液晶の表示方向を正立位置とする。 【0056】次に、図16で掃除行程のスタート後の処理のフローを説明する。運転ボタンが押し下げられたとき(1700)、設定されたコースを表示し(1702)、運転時間のカウントを開始する(1704)。さらに、センサーによりパワー制御を行う(1706)。電池容量が十分に無いときは、モーターのパワーを低下させ、充電促進メッセージ及び残り時間を表示し(図18)、かつ、それらの内容についての音声による発声も行う(1708〜1712)。この表示に従って運転停止の指示がされた時は運転を停止させる(1708〜1716)。運転停止の指示がされない場合は、電池容量のある限り運転後、運転を停止する(1718)。 【0057】一方、電池容量が十分にある時は電池容量を表示し(1720)、センサーにより検知したフィルターの容量を表示する(1722)。次に、フィルター交換が必要か判断し(1724)、必要な場合には、モーターのパワーを低下させ(1726)、フィルター交換の促進メッセージを表示し(図19)、経過日数表示を行い、かつ、それらの内容についての音声による発声も行う(1728)。この表示に従って運転停止の指示がされた時は運転を停止させる(1732)。運転停止の指示がされない場合は、前記表示を続ける。フィルター交換が必要で無い場合には、おしえてボタンが押し下げられたか判断し、押し下げられている場合にはモーターのパワーを低下させ(1736)、運転状態を音声で発声し(1738)、モーターパワーを復帰させる(1740)。そして、運転停止したかを判断し、停止でない場合には、最初の処理に戻る。運転停止の指示が出ている場合には、運転を停止し、スタンバイ状態の表示を行う(1746)。 【0058】このように、この実施の形態では、センサーを介してメンテナンス情報を表示したり発声したりする場合や、おしえてボタンが押下された場合には、モータパワーを一時的に低くするようにしている。これにより、利用者にエラーが発生したことを認識させることができるとともに、運転音を下げることで発声音を聞き取りやすくしている。 【0059】次に、図17で,掃除機行程スタート後にエラーメッセージを表示する処理のフローを説明する。運転ボタンが押し下げられると(1800)、内部に異常があるかチェックし(1802)、異常ありの場合、運転を停止するとともに、エラー表示を行い、かつ、ブザー音を発声する。これにより、利用者はいち早く異常を確認することができる。そして、このフローを運転の再開まで続ける(1804〜1810)。運転の再開後は、再度、内部に異常あるかのチェックに戻る。内部異常の無い場合、通常運転を行う(1812)。この処理を運転停止まで繰り返し、運転停止指示に伴って、切/チェックボタンを押し下げられると、運転を停止する(1818)。 【0060】図18、図19に、フィルターの汚れ状態や、充電促進メッセージ、及び異常加熱のエラーメッセージの表示例を示す。例えば、図18の上段はスタンバイ状態でのメッセージ表示部714の表示例を示している。この実施の形態では、メッセージ表示部714の上段に充電池の残量を表示する充電池充電状態表示エリア、その下方に集塵フイルターの容量を表示するフイルター汚れ状態表示エリア、その下方に停止時には各種の情報を表示し、運転時には集塵状態表示を行う数値表示/集塵状態エリア、最下部には強、中、弱等の運転モードを表示する運転モード表示エリアを備えている。 【0061】そして、図18の上段に示すスタンバイ状態では、何かのスイッチが押下されると消灯状態から一定時間左側の画面を表示して、更に右側の画面を表示して消灯する表示例を示している。この画面から、充電容量が十分であり紙パック(集塵フイルタ)は残量があることがわかる。また、この実施の形態では、タイマにより停止してから日時や紙パック交換日時をカウントしており、この内容が「前回掃除してから3日」と表示され、そろそろ掃除をするが必要、あるいは、交換からの日時を表示することで利用者に利用に際してのガイダンスが表示される。 【0062】更に、図18の左側は充電を促すガイダンス表示をしめしている。この画面によれば、充電が必要であり、残り時間3分しか運転できないことが分かる。また、右側の画面は、エラーメッセージの表示画面である。 【0063】また、図19は通常の運転状態の表示画面を示している。例えば、運転状態では、前記数値表示/集塵状態エリアに集塵フイルタの状態を表すアニメーションが表示される。即ち、通常は、左側の画面例のように、ゴミを表す点が吸われるアニメーションが表示され、視覚的にゴミが正常に吸われる状態を知ることができる。一方、ある程度ゴミがいっぱいになると真ん中の画面例に変化し、更に紙パックの交換が必要になると右側の表示画面に変わり紙パックの交換を促すガイダンスが表示される。 【0064】この実施例でも、各種のガイダンスが、ツリー構造で出力される画像データと、この画像データにリンクして抽出可能な音声データとを記録装置に備えている。そして、所定の画像データが表示部に表示された状態で、使用者が音声ガイダンスボタン(おしえてボタン)を押下することで、この所定の画像データにリンクした音声データを発声するようにする。掃除機の操作に関して、使用者は視覚的と音声を必要に応じて使い分けることができる。従って、使用者にとって良好な操作性を提供することができる。 【0065】次に、本発明を家庭用空調機に適用した実施例について、図20〜図28で説明する。空調機(エアコン)は、図20の装置外観図に示すように、室内機810、室外機820、リモコン830、及びデータ書込装置400を備えている。リモコン830には、「おしえて」ボタン860が設けられている。 【0066】図21に示すように、室内機810は、制御部としてのCPU811、アプリケーションや音声データ等を記録保持するROM812及びRAM813、操作部814、センサー815、および送受信部816を備えている。また、室外機820は、エンジンCPU821、圧縮機等の駆動部822、RAM823及びROM824、各種センサー825、及び電源826がある。さらに、リモコン830には、リモコンCPU831、LCD表示部832、電源833、操作部834、RAM835及びROM836、スピーカー837、信号入力端子838、及び送受信部839がある。リモコン830は、前記信号入力端子838を介してデータ書込装置840(図1のデータ書込装置400)と接続することで、このデータ書き込み装置840から各種の情報や詳細な設定データを取り込んで、送受信部839を介して室内機810に入力することができる。(この逆に室内機810のデータをデータ書込装置840に取り込むこともができる)これにより、各種の情報をリモコン830を介して入出力することができるので、接続が容易となる。 【0067】なお、この実施の形態では、室内機810と直接双方向の送受信が可能な送受信付きデータ書込装置850に備えている。これによりリモコン830を使わないでデータの書き込み/読み込みが可能である。 【0068】また、前記リモコン830は、操作部834におしえてボタン860を備えており、このおしえてボタン860を押下することで、このリモコン830と室内機810との双方向の送受信が可能となる。 【0069】図20に戻り、この実施の形態では、リモコン830は、縦長の大きな表示画面を備え、その下方に横長の運転/停止ボタン、その下方に横列に配置された暖房ボタン、除湿ボタン、冷房ボタンからなる運転モードボタン群、その下方に左右振り分けられて配置された室温ボタンと湿度ボタン、その下方に配置されるおしえてボタン860と設定ボタン、最下部にスピーカを配置している。更に、この実施の形態では、リモコン810の下部1/2が開閉蓋になっており、この開閉蓋を開閉することで、その蓋内に設けられた各種の詳細設定操作スイッチを操作することができる。 【0070】図22は、空調機のスタート後における処理のフローチャートを示す。この実施の形態では、リモコンからの操作で電源をオンにすると(S2400)、基本画面が表示される(S2402)。以下、ボタン操作に応じた表示と、それに伴う操作、処理がなされる。 【0071】更に、表示画面は、図23から図27に示すような表示画面を表示可能な上下に2分割された表示部を備えている。この表示部は、上部の帯状表示エリアと下部の主表示エリアから構成される。そして、前記帯状表示エリアには、運転状態表示状態に置いては、室内機810から得られた状態情報を表示し、ガイダンスやエラー表示の場合は、主表示エリアの表示内容のタイトル項目を表示する。また、前記主表示エリアには、運転状態表示状態に置いては、リモコンから設定した設定値が表示され、ガイダンスやエラー表示の場合は、詳細ガイダンスやエラーの詳細情報が表示される。 【0072】この実施例でも、図4、図5で説明したような、各種のガイダンスがツリー構造で出力される画像データと、この画像データにリンクして抽出可能な音声データとを記録装置に備えている。 【0073】そして、所定の画像データが表示部に表示された状態で、使用者が音声ガイダンスボタン(おしえてボタン)を押下することで、この所定の画像データにリンクした音声データを発声するようにする。リモコン830の操作に関して、使用者は視覚的と音声を必要に応じて使い分けることができる。従って、使用者にとって良好な操作性を提供することができる。 【0074】例えば、図23は、リモコン830の基本操作画面を示している。リモコン830の運転/停止ボタンが押下されると、リモコン830は(1)の画面を表示するとともに、その運転モードを開始するように室内機810に開始信号を送信する。 【0075】例えば、この(1)の画面例では運転状態設定が空気清浄であることを示している。この状態で、所定時間経過すると(2)のガイダンスが表示され、おしえてボタン860を押すことで詳細なガイダンス情報を入手することができる旨のガイダンスを促す。そして、この状態からおしえてボタン860を押下すると(3)の詳細画面を表示し、更に(2)または(3)の画面から所定時間経過したり、あるいはおしえてボタン860を押下して設定ボタンを押下すると、(4)の通常の設定表示画面が表示され、前記した操作ボタンの操作に多様な操作が可能となる。 【0076】また、図24は温度設定の表示画面を示している。この温度設定モードにおいて、おしえてボタン860を押下すると(5)図のように現在の温度湿度表示される。この状態では、帯状表示エリアに現在の温度と湿度が表示され、主表示エリアには温度設定を促すガイダンスが表示される。この状態で温度と湿度ボタンを介して入力すると、その入力結果が主表示エリアに表示されて(6)図のようになる。この状態から、所定時間経過したり、あるいはおしえてボタン860を押下して設定ボタンを押下すると、(7)の通常の設定表示画面が表示され、前記した操作ボタンの操作に多様な操作が可能となる。 【0077】また、図25は、タイマー設定モードにおける表示画面例をしめしている。この実施の形態では、設定ボタンを押下すると(8)のタイマの設定画面を表示することができる。ここで、再度設定ボタンを押下すると「入り」「切り」「通常画面」に移行させることができる。(8)の画面で所定時間経過すると(9)の時刻設定のガイダンスが表示され、このガイダンスに沿って時刻を入力すると(10)の確認画面から更に操作を進めることで、室内機810に送信されたことを確認する画面(11)となり、更に所定時間が経過したり、前記のように終了の操作がなされることで(12)の通常画面に戻る。 【0078】次に、図26により、エラー発生時における処理のフローを説明する。エラー発生時には、図27の(14)に示すようなエラー画面を表示する(S2802)。もし、おしえてボタンの押し下げがあれば、音声ガイダンスの発声処理を行う(S2804、06)。一定時間経過するまで、この処理を繰り返し、一定時間経過前にSPボタンの押し下げがあれば、運転を再開し、無ければ、電源をオフにする(S2818)。 【0079】図27、図28は、エラー発生時の状態を示した概念図と表示画面例である。図において、この実施の形態では、室内機810や室外機820に設けたセンサ815、825からエラー信号が発信されると、室内機810の表示部817を点滅させてエラー表示がなされる。そして、初期設定により、警報音を室内機810から発声させることができる。これにより、利用者はエラーを視覚的に、あるいは視覚と聴覚を介して知ることができる。この状態で、リモコン830のおしえてボタン860を押下することにより、室内機810からエラー内容が送信されて図27の(14)から(15)のように表示が変化して、エラーの表示内容を知ることができる。この(15)の画面例は、室内機810のフイルタがメズマリした例を示している。 【0080】また、この実施例では、使用者が改善することで解決できるものをエラーと扱い、使用者では解決できないものを故障として取扱い、この違いを室内機810の表示の違い、例えば、点滅の早さや色の違いで表している。 【0081】更に、リモコン830のスピーカから発声する音声は、図示しないボリュームツマミで調節するようにしているので、この実施の形態では、表示画面に音声マークを表示させず、常に発声するようにしている。もちろん、初期設定などで前記実施例のように音声マックを表示させる方法に変更することができる。 【0082】本実施例でも、各種のガイダンスが、図5に示したようなツリー構造で出力される画像データと、この画像データにリンクして抽出可能な音声データとを記録装置に備えている。そして、所定の画像データが表示部に表示された状態で、使用者が音声ガイダンスボタン(おしえてボタン)を押下することで、この所定の画像データにリンクした音声データを発声するようにする。空調機の操作に関して、使用者は視覚的と音声を必要に応じて使い分けることができる。従って、使用者にとって良好な操作性を提供することができる。 【0083】次に、本発明を家庭用冷蔵庫に適用した実施例について、図29〜図34で説明する。この実施の形態に係る冷蔵庫900は、図29の装置外観図に示すように、開閉扉902にLCD表示部904及びスピーカー908を備えている。LCD表示部904は、矢印で拡大表示して示した表示画面906と、その下部に前記表示画面906の下辺に沿って横配列されたスイッチを有する。 【0084】この実施の形態の冷蔵庫900は5ドアの開閉扉または引出扉を備えている。即ち、最上部には開閉扉902を備えた冷蔵室、その下方に引出扉を備えた野菜室、その下方に引出扉を備えた製氷室と切替室、最下部に引出扉を備えた冷凍室が配置さえる。そして、この冷蔵庫900は、使用者の目線に近い前期冷蔵室の開閉扉902のほぼ中央に前記LCD表示部904が配置されている。 【0085】図30に示すように、冷蔵庫900の本体910は、既に述べた実施例と同様な、制御部、記憶部、各種センサー、駆動部、アンプ付スピーカー908、LCD等の表示部904、タイマー、送受信部912を備えている。制御部はマイクロコンピュータのCPUとOSやアプリケーションなどのプログラムにより実現される。また、データ書込装置400も、既に述べた実施例と同様な、操作部、表示部、記憶部、送受信部410を備えている。 【0086】図31に、この冷蔵庫900の初期設定のフローチャートを示す。この冷蔵庫900は電源コードが家庭内電気配線のコンセントに接続されると図32に示すような初期画面906が表示される(S3500)。そして、この初期画面906からこの冷蔵庫900の運転モードや変更を行うことができる。通常は、標準的な運転モードが設定されているため、電源コードをコンセントに差し込むことで、所定時間経過すると、予め初期設定された運転を実行する。 【0087】さて、この実施の形態では、図31に示すように、温湿度調節、省エネモード設定、切替室設定、製氷モード設定、その他の設定を行うことができる。(2502〜2510)これらの設定は、前記表示画面906の下辺に沿って横配列されたスイッチを操作することにより予め設定された表示内容を更新し(3512)、前記スイッチにより所定の内容の入力が行われれば(3514)これを記憶装置のデータに更新(3516)するとともに表示内容を更新(3518)し、所定時間(例えば10秒)が経過すると(3520)操作が終了したものとして、これを設定し、セットアップ表示である基本画面表示に戻し(3522)、即ち最初のステップ3500に表示内容を戻す。 【0088】例えば、図32、図33は、前記フローにおける表示画面例を示したものである。前記表示画面906は、横長矩形状の大きさを備え、その表示内容は左右に大きく3分割されている。即ち、中央に各貯蔵室の設定とタイマ設定及びおしえての選択エリアが設けられ、その右側に前記選択エリアで設定された内容の詳細情報が表示される詳細表示エリアが設けられ、左側には、この冷蔵庫900の運転モードが表示される状態表示選択エリアが設けられている。 【0089】例えば、表示画面906では、現在、選択エリアにおいて、冷蔵室が設定され、この冷蔵室が温度3度で湿度が60%に設定されており、状態表示選択エリアにおいては、冷蔵室に設けられたスイングフローが動作する急冷却が設定されていること示している。これらの操作は、各エリアの下方に配置されるスイッチを操作することで選択設定や数値を変更することができる。例えば、選択エリアの場合は、その下方のスイッチを押下するたびに冷蔵室から野菜室、切替室のようにサイクリックに変更することができる。状態表示選択エリアもまた同様に急冷却、省エネなどのように変更することができる。 【0090】更に、前記初期画面906では、選択エリアから特定の貯蔵室や機能を選択することにより、(a)から(d)の設定を行うことができる。 【0091】例えば、図32(a)は冷蔵室が選択された表示画面906A1を示している。この表示画面906A1では冷蔵室の温度や湿度並びに子供のいたずら操作を防止するチャイルドロックの設定を行うことができる。即ち、前記スイッチ操作により、ロックや温度や湿度のエリアを選択して設定や数値を変更することによりこれらを設定することができる。例えば、図33(a)ではチャイルドロックが設定された状態を示し、この設定確認表示906A2の後、一定時間経過すると新たに更新された初期画面906A3の画面に戻る。 【0092】また、図32(b)では、冷凍室が設定された表示画面906B1を示している。この例では、チャイルドロックと製氷が設定され、冷凍室の温度がー18度、湿度が80%にそれぞれ設定されていることがわかる。この状態から製氷が更に選択されると、図33(a)の更に詳細な設定画面906B2が表示され、この画面から更に通常製氷、製氷停止、一時停止、おそうじの設定を行うことができる。そして、例えば、この状態から例えば一時停止が選択されると一時停止が設定されたことを示す確認画面906B3が所定時間表示され、この設定内容が更新された初期設定画面に戻される。 【0093】更に、図32(c)はタイマーが選択された表示画面906C1を示している。この表示画面906C1では、更にキッチンタイマーや累計時間表示や使用電気代表示や日程表等の貯蔵室以外の各種の設定を行うことができる。この状態から、例えば、キッチンタイマーが選択されると、図33の(c)の左側に示すようなタイマ画面906C2が表示され前記スイッチの操作によりタイマー時間を設定してタイマー機能を活用することができる。同様に図33(c)の右側は累計時間表示が選択された表示画面906C3を示している。これらは、前記スイッチの操作により時間やリセットを行うことができ、また元の初期画面に戻すことができる。 【0094】更に図32(d)はおしえてが選択された表示画面906D1を示している。表示画面906D1では各種のガイダンスを表示させることができる。例えば、この画面例では、取扱い説明やチャイルドロックの説明や上手な活用の仕方やメンテナンス情報などを選択して更に詳細な情報を表示させることができる。例えば、図33(d)には取扱い説明が選択された取扱いメニュー画面906D2を示している。そしてこのメニュー画面906D2から更に温度設定を選択して更に階層を深くした詳細説明画面906D3を表示させて詳しい情報を表示させることができる。 【0095】また、前記表示画面例では、音声マークを図示していないが、この実施の形態に係る冷蔵庫でも、ツリー構造で構成された各種表示画面にリンクした音声データが格納されており、この音声データがリンクされている表示画面には音声マークを表示させて前記スイッチ内に設けたおしえてボタンを押下することで対応する音声ガイダンスを発音させることができる。これらの音声ガイダンスは初期設定により発音させたりさせなくすることができる。 【0096】また、この実施の形態では各種センサーを介して入手した信号によりエラー表示や音声表示を行うことができる。図34にエラー発生時の処理のフローチャートである。エラーが発生すると(S3900)、エラー画面が表示される(S3902)。エラーとして、扉の開放、水タンク渇水、センサー異常、制御異常等の原因が表示され、それぞれに対応した音声ガイダンスが出力され、対策が完了したらまたエラー原因表示の画面にもどる。例えば、扉が解放されたらその旨の音声ガイダンスを発声する。これを対策が完了するまで繰り返し。対策が完了したら機器の有無をチェックし、損傷があれば運転を停止する。扉が解放されていなければ、次に、水タンクの渇水をチェックし、あれば音声ガイダンスを発声し、扉開放の場有と同様な処理を行う。同様に、センサーの異常、制御異常のチェックを行い、なにも問題がなれば通常運転を継続する。エラーが機器の損傷を伴う場合には、運転を停止する。エラー原因がなくなれば、通常運転に復帰する(S3904〜3920)。 【0097】本実施例でも、各種のガイダンスが、図5に示したようなツリー構造で出力される画像データと、この画像データにリンクして抽出可能な音声データとを記録装置に備えている。そして、所定の画像データが表示部に表示された状態で、使用者が音声ガイダンスボタン(おしえてボタン)を押下することで、この所定の画像データにリンクした音声データを発声するようにする。冷蔵庫の操作に関して、使用者は視覚的と音声を必要に応じて使い分けることができる。従って、使用者にとって良好な操作性を提供することができる。 【0098】 【発明の効果】本発明によれば、各種のガイダンス情報やセンサーで検知した異常情報を液晶表示部に表示し、この表示内容に関連して記録される音声データから、必要により音声データを出力させて良好な操作環境を得るようにしている。そのため、家庭用機器の操作に関して視覚的と音声を使い分けることにより良好な操作性が得られる家庭用機器を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005108 【氏名又は名称】株式会社日立製作所
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| 【出願日】 |
平成12年6月29日(2000.6.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074631 【弁理士】 【氏名又は名称】高田 幸彦 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−11275(P2002−11275A) |
| 【公開日】 |
平成14年1月15日(2002.1.15) |
| 【出願番号】 |
特願2000−197158(P2000−197158) |
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