| 【発明の名称】 |
撥水性サテンめっき製品及びその製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 浩司
【氏名】伊藤 毅
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| 【要約】 |
【課題】低廉なコストで製造が可能な撥水性サテンめっき製品を提供する。
【解決手段】基材1上には、平均粒径が5μmの撥水性粒子3bが表面側で分散された下地めっき層4が形成されている。さらに、下地めっき層4上には、撥水性粒子3bを露出させつつ最上面をなす最上めっき層5が形成されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】基材と、該基材上に形成され、平均粒径が2〜10μmの撥水性粒子が少なくとも表面側で分散された下地めっき層と、該下地めっき層上に形成され、該撥水性粒子を露出させつつ最上面をなす最上めっき層とからなることを特徴とする撥水性サテンめっき製品。 【請求項2】下地めっき層は、基材上に形成され、撥水性粒子を含まずに平滑性を確保する第1下地めっき層と、該第1下地めっき層上に形成され、撥水性粒子を含む第2下地めっき層とからなることを特徴とする請求項1記載の撥水性サテンめっき製品。 【請求項3】第2下地めっき層には撥水性粒子が10〜30体積%含まれていることを特徴とする請求項2記載の撥水性サテンめっき製品。 【請求項4】撥水性粒子はフッ素樹脂からなることを特徴とする請求項1、2又は3記載の撥水性サテンめっき製品。 【請求項5】下地めっき層の撥水性粒子以外はニッケルからなることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の撥水性サテンめっき製品。 【請求項6】最上めっき層はクロムからなることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の撥水性サテンめっき製品。 【請求項7】基材は水道用器具を構成する器具本体であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の撥水性サテンめっき製品。 【請求項8】平均粒径が2〜10μmの撥水性粒子を少なくとも表面側で分散させた下地めっき層を基材上に形成する下地めっき工程と、該下地めっき層上に該撥水性粒子を露出させつつ最上面をなす最上めっき層を形成する最上めっき工程とを備えたことを特徴とする撥水性サテンめっき製品の製造方法。 【請求項9】最上めっき工程後、撥水性粒子を溶解する加熱工程を備えたことを特徴とする請求項8記載の撥水性サテンめっき製品の製造方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は撥水性サテンめっき製品及びその製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、図8に示すように、めっき層の表面が撥水性を有しているとともに梨地状とされた撥水性サテンめっき製品が知られている(「ユージライトニュース」2000年5月号、「表面技術協会めっき部会6月例会資料」21〜25頁(平成12年6月15日発表))。この撥水性サテンめっき製品は、基材91と、この基材91上に形成され、撥水性粒子93が表面側で分散された下地めっき層92と、下地めっき層92上に形成され、撥水性粒子93を露出させつつ最上面をなす最上めっき層94とから構成されている。 【0003】ここで、下地めっき層92は、基材91上に形成された撥水性粒子93を含まずに平滑性を確保するニッケルめっき層92aと、ニッケルめっき層92a上に形成されたサテンニッケルめっき層92bと、サテンニッケルめっき層92b上に形成された撥水性粒子93を含む複合めっき層92cとからなる。 【0004】この撥水性サテンめっき製品は、サテンニッケルめっき層92bが梨地状の表面を有するため、最上めっき層94の表面も梨地状となり、撥水性サテンめっき製品90は梨地状の優れた装飾性も兼ね備えている。また、最上めっき層94上に露出した撥水性粒子93によって、優れた撥水性も示す。このため、この撥水性サテンめっき製品は水垢等を取り除き易く、優れた防汚性を奏することができる。 【0005】この撥水性サテンめっき製品の製造方法は、図9に示す各工程に従って、以下のとおり実施される。 【0006】<下地めっき工程S90>まず、ニッケルめっき工程S90aとして、基材91に半光沢ニッケルめっきを施し、さらに光沢ニッケルめっきを施すことにより、ニッケルめっき層92aを形成する。このニッケルめっき工程S90aにより、ニッケルめっき層92aが表面の平滑化を得るとともに優れた耐食性を得る。 【0007】次に、サテンめっき工程S90bとして、エマルジョンタイプのサテンニッケルめっき浴を用いてサテンニッケルめっきを施す。このサテンめっき工程S90bにより、ニッケルめっき層92a上に装飾性に優れた梨地状の外観をなすサテンニッケルめっき層92bが形成される。 【0008】さらに、撥水めっき工程S90cとして、粒子径が1μm以下のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)粒子が添加されたニッケルめっき浴を攪拌しながら、めっきを施すことにより、サテンニッケルめっき層92b上に複合めっき層92cを形成する。この複合めっき層92cには、上記PTFE粒子が撥水性粒子93として表面に露出されつつ分散されている。 【0009】こうして形成されたニッケルめっき層92a、サテンニッケルめっき層92b、複合めっき層92c及び撥水性粒子93が下地めっき層92を構成する。 【0010】<最上めっき工程S91>そして、最上めっき工程S91として、上記下地めっき層92上に通常のクロムめっきを施すことにより、最上めっき層93を形成する。この際、PTFE粒子等の撥水性粒子93は非導電性であるため、最上めっき層93はこれら撥水性粒子93を避けて下地めっき層92上に形成され、撥水性粒子93は最上めっき層93の表面からも露出している。 【0011】<加熱工程S92>そして、加熱工程S92として、350°〜370°で1時間の加熱を行い、撥水性サテンめっき製品を得る。こうして得られた撥水性サテンめっき製品は、最上めっき層93上に露出し、加熱工程S92によって最上めっき層93の表面に広がったPTFEによって優れた撥水性を示す。また、サテンめっき工程S90bにおいて形成されたサテンニッケルめっき層92bの表面は梨地状とされており、この梨地状の表面状態は最上めっき層93においても維持されていることから、上記のようにして得られた撥水性サテンめっき製品は梨地状の表面が醸し出す優れた装飾性も兼ね備えている。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の撥水性サテンめっき製品においては、撥水性を発揮するため、より粒径の細かい撥水性粒子93を採用した方がよりそれらの分散性が優れると考え、粒子径が1μm以下の撥水性粒子93を採用していた。ところが、こうして細かい撥水性粒子93を採用する場合、下地めっき層92の一部としてサテンニッケルめっき層92bを形成しなければ、表面を梨地状の外観とし得ない。このため、従来の撥水性サテンめっき製品では、下地めっき工程S90にサテンめっき工程S90bが不可欠となり、製造に長時間を要し、ひいては製造コストの高騰化を招来することとなっていた。 【0013】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、低廉なコストで製造が可能な撥水性サテンめっき製品を提供することを解決すべき課題としている。また、このような撥水性サテンめっき製品を製造するための方法を提供することも解決すべき課題としている。 【0014】 【課題を解決するための手段】発明者らは、上記課題解決のために鋭意研究を行い、撥水性を付与するための撥水性粒子として平均粒径が2〜10μmの範囲のものを採用すれば、上記課題を解決できることを発見し、発明を完成させるに至った。 【0015】すなわち、本発明の撥水性サテンめっき製品は、基材と、該基材上に形成され、平均粒径が2〜10μmの撥水性粒子が少なくとも表面側で分散された下地めっき層と、該下地めっき層上に形成され、該撥水性粒子を露出させつつ最上面をなす最上めっき層とからなることを特徴とする。 【0016】発明者らの試験によれば、平均粒径が2〜10μmという比較的大きな粒径の撥水性粒子であっても、それらは充分な分散性を発揮する。そして、本発明の撥水性サテンめっき製品は、こうして比較的大きな撥水性粒子が下地めっき層の表面側で分散され、その下地めっき層上に最上めっき層が形成されている。ここで、撥水性粒子が非導電性であれば、最上めっき層はこれら撥水性粒子を避けて下地めっき層上に形成されるため、撥水性粒子は最上めっき層の表面からも露出する。また、本発明の撥水性サテンめっき製品では、撥水性粒子の平均粒径が2〜10μmと比較的大きいため、撥水性粒子は最上めっき層の表面から確実に露出する。このため、この撥水性サテンめっき製品では、下地めっき層の一部としてサテンニッケルめっき層を形成しなくても、下地めっき層の表面を撥水性粒子によって梨地状とすることができる。すなわち、撥水性を付与するための撥水性粒子が撥水性の付与ばかりでなく、梨地状の発現まで行うのである。このため、下地めっき工程の工程数が減り、製造時間を短縮でき、ひいては製造コストの低減化が実現可能となる。 【0017】したがって、本発明の撥水性サテンめっき製品は、サテンニッケルめっき層の形成が不要となり、低廉なコストで製造することが可能となる。 【0018】撥水性粒子の平均粒径は2μmを超え、10μm未満であることが必要である。平均粒径が2μm以下である場合は、梨地状の発現が不充分なものとなる。また、平均粒径が10μm以上である場合は、下地めっき層中での撥水性粒子の分散性が不充分となり、撥水性サテンめっき製品の外観も不均一で装飾性に劣るものとなる。 【0019】この撥水性サテンめっき製品では、下地めっき層は、基材上に形成され、撥水性粒子を含まずに平滑性を確保する第1下地めっき層と、第1下地めっき層上に形成され、撥水性粒子を含む第2下地めっき層とからなることが好ましい。こうであれば、撥水性粒子の使用量を減らすことができるため、製造コストの低減が可能となる。また、一般に、粒子が分散された複合めっき層は、それら粒子を含むことから、粒子を含まないめっき層に比し、腐食の程度が劣ることは否めない。しかし、こうして、下地めっき層を第1下地めっき層と第2下地めっき層とにより構成した場合、たとえ第2下地めっき層が腐食されたとしても、第1下地めっき層により腐食の進行を食い止めることが可能となり、優れた耐食性を発揮することができる。 【0020】第2下地めっき層に含まれる撥水性粒子は10〜30体積%とすることができる。撥水性粒子がこの複合めっき層中で10体積%未満であれば、最上めっき層の上にあまり撥水性粒子が露出しないこととなり、装飾性に優れた梨地状の表面を実現しにくく、撥水性も劣ることとなる。他方、撥水性粒子が複合めっき層中で30体積%を超えれば、外観が不均一となるとともに、充分な耐食性及び耐摩耗性を得にくい。 【0021】撥水性粒子としては通常よく用いられるフッ素樹脂粒子を採用することができる。フッ素樹脂粒子としては、PTFE、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体等の粒子を用いることができる。 【0022】下地めっき層の撥水性粒子以外は通常よく用いられるニッケルとすることができる。こうであれば、耐食性、耐摩耗性及び平滑性に優れた下地めっき層を有する撥水性サテンめっき製品とすることができる。 【0023】最上めっき層は通常よく用いられるクロムとすることができる。こうであれば、撥水性サテンめっき製品の外観をさらに装飾性に優れたものとできるとともに、耐食性もさらに向上する。 【0024】この撥水性サテンめっき製品では、基材は水道用器具を構成する器具本体であることができる。こうであれば、サテンニッケルめっき層の形成を必要とせず、低廉なコストで製造が可能な撥水性サテンめっき製品としての水道用器具を提供することができる。水道用器具としては水栓金具等を採用することができる。 【0025】本発明の撥水性サテンめっき製品の製造方法は、平均粒径が2〜10μmの撥水性粒子を少なくとも表面側で分散させた下地めっき層を基材上に形成する下地めっき工程と、該下地めっき層上に該撥水性粒子を露出させつつ最上面をなす最上めっき層を形成する最上めっき工程とを備えたことを特徴とする。 【0026】ここで、この撥水性サテンめっき製品の製造方法として、最上めっき工程後、撥水性粒子を溶解する加熱工程を備えることが好ましい。こうであれば、最上めっき層から露出した撥水性粒子が加熱により溶解して広がることとなり、撥水性能をさらに向上させることができる。 【0027】 【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施例1、2及び比較例1を図面を参照しつつ説明する。 【0028】(実施例1)実施例1では、図1に示す各工程に従って、以下のとおり本発明を実施した。 【0029】<基材の準備>まず、図1及び図2に示すように、バフ研摩した100mm×100mmの大きさの銅合金製の板を基材1として用意する。 【0030】<下地めっき工程S1>「ニッケルめっき工程S1a」図1に示すニッケルめっき工程S1aとして、以下の処理を行う。すなわち、基材1に対し、アルカリ脱脂を40°Cで5分間行い、次に陰極電解脱脂を常温において40mA/cm2の電流密度で2分間行う。さらに、常温で酸洗を1分間行い、水洗する。その後、以下に示す条件で光沢ニッケルめっき法を施すことにより、図3に示すように、基材1上に第1下地めっき層2が形成される。 【0031】 めっき浴の組成 硫酸ニッケル六水和物 250g/l 塩化ニッケル六水和物 45g/l ほう酸 35g/l 一次光沢剤(主成分サッカリン) 5g/l 二次光沢剤(主成分ブチンジオール) 0.2g/l 電流密度 40mA/cm2 温度 55°C pH 4.3 めっきの厚さ 5μm【0032】「撥水めっき工程S1b」こうして得られた第1下地めっき層2が形成された基材1に対し、図1に示す撥水めっき工程S1bとして、以下に示す条件で複合めっき法を施す。これにより、図4に示すように、第1下地めっき層2上に第2下地めっき層3が形成される。 【0033】 めっき浴の組成 スルファミン酸ニッケル 450g/l 塩化ニッケル六水和物 45g/l ほう酸 35g/l 一次光沢剤(主成分サッカリン) 5g/l 二次光沢剤(主成分ブチンジオール) 0.2g/l PTFE粒子(平均粒径5μm) 20g/l 電流密度 40mA/cm2 温度 52°C pH 4.3 めっき厚さ 7μmめっき液の攪拌方法ポンプを用いてめっき浴の循環を行うとともに、陰極側を揺動させることにより行った。 【0034】こうして図1に示す下地めっき工程S1が終了し、第1下地めっき層2上に第2下地めっき層3が形成された下地めっき層4が完成する。第2下地めっき層3では、PTFE粒子が撥水性粒子3bとして、ニッケルめっき皮膜3aに分散している。撥水性粒子3bは第2下地めっき層3中に15体積%含まれており、その一部はニッケルめっき皮膜3aから露出している。このため、第2下地めっき層3の表面は梨地状となっている。 【0035】<最上めっき工程S2>さらに、第2下地めっき層3が形成された基材1に対し、図1に示す最上めっき工程S2として、以下に示す条件でクロムめっき法を施す。これにより、図5及び図6に示すように、ニッケルめっき皮膜3a上にクロムからなる最上めっき層5が形成される。こうして、実施例1の撥水性サテンめっき製品6を得る。 【0036】 めっき浴の組成 無水クロム酸 250g/l 硫酸 2.5g/l ケイフッ化ナトリウム 5g/l 電流密度 100mA/cm2 温度 40°C めっきの厚さ 0.3μm【0037】ここで、撥水性粒子3bは非導電性であるので、最上めっき層5はこれら撥水性粒子3bを避けて下地めっき層4上に形成され、撥水性粒子3bは最上めっき層5の表面からも露出する。また、撥水性粒子3bの平均粒径が5μmと比較的大きいため、撥水性粒子3bは最上めっき層5の表面から確実に露出している。このため、この撥水性サテンめっき製品6の表面は優れた装飾性を有した梨地状とされている。 【0038】(実施例2)実施例2では、実施例1の製品6を半製品として捉え、この半製品6に対し、図1に示す加熱工程S3として、350°Cで60分間の加熱を行う。この加熱工程S3により、図7に示すように、最上めっき層5から露出した撥水性粒子3bが溶解して広がる。こうして、実施例2の撥水性サテンめっき製品7を得る。 【0039】(比較例1)比較例1では、実施例1と同じ基材1を用いる。この基材1に対し、実施例1におけるニッケルめっき工程S1aで使用した光沢ニッケルめっき浴を用いて厚さが12μmのニッケルめっき層を形成し、さらにその上に実施例1と同様の条件で最上めっき層を形成した。こうして、比較例1の比較品を得る。 【0040】(評価1)上記実施例1、2の撥水性サテンめっき製品6、7及び比較例1の比較品に対し、水に対する接触角(°)を測定した。結果を表1に示す。 【0041】 【表1】
【0042】表1より、接触角は、比較例1の比較品<実施例1の撥水性サテンめっき製品6<実施例2の撥水性サテンめっき製品7の順に大きくなることがわかる。このことから、撥水性能はこれらの順であることがわかる。これは、実施例1及び実施例2の撥水性サテンめっき製品6、7では、最上めっき層5の表面から撥水性粒子3bが露出していることによるものと考えられる。また、実施例1の撥水性サテンめっき製品よりも実施例2の撥水性サテンめっき製品の方が撥水性に優れているのは、実施例2では加熱工程S3を行うため、最上めっき層5から露出した撥水性粒子3bが溶解して広がるからであると考えられる。 【0043】(評価2)上記実施例2の撥水性サテンめっき製品7及び比較例1の比較品に対し、以下のような水垢付着試験を行った。まず、実施例2の撥水性サテンめっき製品7及び比較例1の比較品の重量を測定する。次に、これらの表面を水道水によって濡らした後、乾燥し、これを500回繰り返し、再び重量を測定する。さらに、ティッシュペーパによってそれらの表面を1回拭き取り、重量を測定する。計算により重量の差を求める。こうして得られた結果を表2に示す。 【0044】 【表2】
【0045】表2から、実施例2の撥水性サテンめっき製品7は比較例1の比較品に比べ、格段に水垢の付着を拭い取りやすいことがわかる。このため、実施例2の撥水性サテンめっき製品7は、比較例1の比較品よりも優れた防汚性を奏することがわかる。 【0046】以上の結果から、実施例1、2の撥水性サテンめっき製品6、7は、製造方法において、サテンめっき工程を行わなくても装飾性に優れた梨地上の表面となることから、低廉なコストで製造できることがわかる。なお、以上の効果は、基材1として銅合金製の板の代わりに、銅合金製の水栓金具本体を使用しても同様に発揮される。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000479 【氏名又は名称】株式会社イナックス
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| 【出願日】 |
平成13年4月17日(2001.4.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100109069 【弁理士】 【氏名又は名称】中村 敬
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| 【公開番号】 |
特開2002−317298(P2002−317298A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月31日(2002.10.31) |
| 【出願番号】 |
特願2001−118218(P2001−118218) |
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