| 【発明の名称】 |
尿素−ホルムアルデヒド縮合物の製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】瀬谷 昌明
【氏名】橋本 好弘
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| 【要約】 |
【課題】適度な熱水溶出率を有する尿素−ホルムアルデヒド縮合物を安定に製造できる方法を提供することを目的とする。
【解決手段】遊離ホルムアルデヒド量が1質量%以下である尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物水溶液と、尿素とを反応させ、次いで酸性物質を用いてメチレン化反応させることを特徴とする尿素−ホルムアルデヒド縮合物の製造方法。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊離ホルムアルデヒド量が1質量%以下である尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物水溶液と、尿素とを反応させ、次いで酸性物質を用いてメチレン化反応させることを特徴とする尿素−ホルムアルデヒド縮合物の製造方法。 【請求項2】 尿素−ホルムアルデヒド縮合物が、熱水溶出率が5〜15質量%(無水物基準)のものである請求項1記載の製造方法。 【請求項3】 尿素−ホルムアルデヒド縮合物が、全窒素量(無水物基準)が30質量%〜40質量%のものである請求項1又は2記載の製造方法。 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法により得られる尿素−ホルムアルデヒド縮合物。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、分解特性の優れた尿素−ホルムアルデヒド縮合物の製造方法に関する。 【0002】 【従来の技術】尿素−ホルムアルデヒド縮合物は成形材料、接着剤、塗料、紙及び繊維の加工剤、建築用気泡剤、凝集剤、鋳造用剤、土質改良ないし土木工事用の地質強化剤、肥料その他の分野で使用されている。従来より、これら多様な用途を持つ尿素−ホルムアルデヒド縮合物の製造方法として、尿素とホルムアルデヒドと水とをアルカリ性触媒の存在下メチロール化反応を行わせた後、酸性物質を用いてメチレン化反応して製造する方法が知られている。 【0003】そのような製造方法として、例えば、特公平2-25880、特公平2-39476が挙げられ、特公平2-39476においては、水に可溶な段階の縮合度を有する尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物を製造し、該初期縮合物の水溶液に更に尿素を添加した後、酸性物質を用いてメチレン化反応して好適な分解性を有する尿素−ホルムアルデヒド縮合物を製造する方法が開示されている。 【0004】この製造方法で得られる尿素−ホルムアルデヒド縮合物は、土壌に施用することにより、種子の発芽に悪影響を及ぼすことなく、長期間、例えば3年以上もの長期間にわたって含窒素化合物が放出されるため、従来の緩効性窒素肥料、コーティング肥料等に比べ肥効が持続し、かつ、このことから窒素源を追肥する必要がないとされている。 【0005】しかし、これら従来の方法では、適度な熱水溶出率を有する尿素−ホルムアルデヒド縮合物を得るためには適切な反応条件の選択及び反応の厳密な制御が必要であり、反応条件によっては尿素−ホルムアルデヒド縮合物の熱水溶出率が3質量%程度と低くなる場合があるなど、一定範囲の適度な熱水溶出率を有する尿素−ホルムアルデヒド縮合物を安定に得ることは困難である。 【0006】熱水溶出率は分解速度の指標であり、初期肥効性に影響するとともに、長期間の分解特性にも影響する。肥料は使用する場面で異なる性能が要望され、3質量%よりも高い熱水溶出率を有する尿素−ホルムアルデヒド縮合物の製造方法が要望されている。さらには、お茶畑等では1年間で60%程度が分解する事が要望され、そのような分解速度を有する尿素−ホルムアルデヒド縮合物として熱水溶出率が5〜15質量%である尿素−ホルムアルデヒド縮合物が有用であり、その安定した製造方法が要望されている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を解決し、適度な熱水溶出率を有する尿素−ホルムアルデヒド縮合物を安定に供給できる方法を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、本課題を解決するために鋭意検討した結果、前記問題を解決する方法を見出し本発明を完成するに至った。即ち、本発明は以下の発明を包含する。 (1)遊離ホルムアルデヒド量が1質量%以下である尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物水溶液と、尿素とを反応させ、次いで酸性物質を用いてメチレン化反応させることを特徴とする尿素−ホルムアルデヒド縮合物の製造方法。 (2)尿素−ホルムアルデヒド縮合物が、熱水溶出率が5〜15質量%(無水物基準)のものである前記(1)記載の製造方法。 (3)尿素−ホルムアルデヒド縮合物が、全窒素量(無水物基準)が30質量%〜40質量%のものである前記(1)又は(2)記載の製造方法。 (4)前記(1)〜(3)のいずれかに記載の製造方法により得られる尿素−ホルムアルデヒド縮合物。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明する。本発明において、尿素−ホルムアルデヒド縮合物とは一般に尿素樹脂と呼ばれるものと同義であり、尿素とホルムアルデヒドとを縮合させて得られる熱硬化性樹脂である。また、本発明でいう「熱水溶出率」とは、温度80℃の水中に30分間浸漬したときの溶出率(無水物基準)のことをいい、実施例に記載の方法により算出される。 【0010】本発明の製造方法は、特に、熱水溶出率が5〜15質量%、好ましくは7〜10質量%である尿素−ホルムアルデヒド縮合物に有効である。熱水溶出率が5〜15質量%であることにより窒素の分解速度が制御される。熱水溶出率が低すぎると、肥効性が低すぎるためにその使用量が多くなるという観点から5質量%以上であることが好ましく、7質量%以上であることが更に好ましい。また、熱水溶出率が高すぎると、肥料として使用した場合に、植物に吸収されずに流出してしまう窒素が増え、これにより効果の持続性の低下、窒素流出による地下水等の環境汚染の原因となるという観点から、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。本発明で用いる尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物とは、実質的に水に可溶な、又は分散可能な段階の縮合度を有するものをいう。 【0011】以下に、本発明の製造方法について記述する。まず初めに、遊離ホルムアルデヒド量が1質量%以下である尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物水溶液と尿素とを反応させる。尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物の水溶液は、尿素とホルムアルデヒド水溶液を用いて公知の方法により製造することができ、例えば、特開昭53−75241、特公昭62−19767等に記載の方法が挙げられる。 【0012】本発明では、遊離ホルムアルデヒド量を1質量%以下とした尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物水溶液を用いる。尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物水溶液中の遊離ホルムアルデヒド量が1質量%を超えると、得られる尿素−ホルムアルデヒド縮合物の熱水溶出率が5質量%以下になるため問題である。本発明で用いる尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物水溶液中の遊離ホルムアルデヒド量は、1質量%以下であることが好ましい。また、本発明で用いられる尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物水溶液としては、該水溶液中の冷水可溶分が通常50質量%以上好ましくは80質量%以上である。ここで、「冷水」とは20〜30℃の水のことをいう。 【0013】尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物水溶液中の遊離ホルムアルデヒド量は、JIS K6801−1995 のユリア樹脂木材接着剤 6.5項にある遊離ホルムアルデヒドの測定方法により測定する。尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物水溶液中に含まれる物質としては、遊離ホルムアルデヒド、尿素、メチロール化尿素の他に、水に可溶あるいは分散可能な縮合度1〜4程度の直鎖状、分岐状、若しくは環状の縮合物等が挙げられる。 【0014】尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物水溶液中の不揮発分は、水の蒸発量が増えることによる生産性の低下を防ぐという観点から30質量%以上であることが好ましく、40質量%以上であることがさらに好ましい。不揮発分は、JIS K6833の6.4(不揮発分)により測定する。 【0015】尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物水溶液の粘度は、尿素ともに攪拌混合して反応を進めるため、25℃のB型粘度計(60rpm)の粘度が2000mPa・s以下であることが好ましく、500mPa・s以下であることがより好ましく、200mPa・s以下であることがさらに好ましい。その例としては、遊離ホルムアルデヒド量が1質量%以下である、JIS K 6801−1995にあるユリア樹脂木材接着剤が挙げられ、具体的には、日本化成(株)製のスイソボンド503iが挙げられる。尿素は、固体として用いてもよく、又は水等を溶媒とする高濃度の尿素溶液として用いてもよい。 【0016】添加する尿素は、生成した尿素−ホルムアルデヒド縮合物の全窒素量(無水物基準)が30質量%〜40質量%となる量を添加することが好ましい。全窒素量が30質量%未満の場合、窒素肥料としての効果が低くなるため好ましくなく、40質量%を超えると、尿素添加量が多すぎて尿素由来の熱水溶出率が多くなるため好ましくない。 【0017】前記尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物水溶液と尿素との反応(メチロール化反応)は、40℃〜100℃の範囲で行うことが好ましく、70〜90℃で行うことが更に好ましい。反応時間を短くする観点から反応温度は高い方が好ましい。反応時間は、反応温度に応じて適宜設定してよく、通常0.5〜6.0時間であり、さらに好ましくは1.0〜3.0時間である。 【0018】次に、上記で生成した反応液に酸性物質を加えてメチレン化反応を行う。酸性物質としては、硫酸、塩酸、硝酸、りん酸、蟻酸、酢酸の他、尿素樹脂の製造に用いられる硬化剤であれば特に限定されないが、なかでも、硫酸、塩酸、硝酸等の強酸が硬化の速度が速く好ましい。これらの酸は、1種のみならず、2種以上を混合して用いてもよい。 【0019】酸性物質の添加量は、添加量が多いとメチレン化反応が早くなるという観点から好ましく、一方、添加量が少ないと塩由来による水溶性部位が少なくできるという観点から好ましいが、例えば酸性物質として硫酸を用いる場合、尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物水溶液の不揮発分と硫酸(有効分)との重量比で、好ましくは1:0.005〜0.05、更に好ましくは1:0.01〜0.02となる量である。硫酸以外の他の酸性物質を使用する場合、硫酸の当量範囲と同じ当量範囲の酸性物質を添加することが好ましい。なお、メチレン化反応の際の反応溶液の2質量%水溶液(反応溶液の2gを水98gに加えて攪拌した溶液)のpHは4〜7とすることが好ましく、5〜6がさらに好ましい。 【0020】酸性物質を水溶液等の溶液として用いる場合、酸性物質の濃度に制限はないが、取り扱い性、蒸発させる余分な水分の量を減少させるという観点から、通常2〜50質量%、好ましくは5〜20質量%である。メチレン化反応は、攪拌しながら加熱混合して進行させることが、均一に反応が進行するとともに、取り扱い性の良い粉末状の尿素−ホルムアルデヒド縮合物が得られるという観点から好ましい。 【0021】加熱混合する機器は、これら被処理物を連続的に攪拌混合し、均質化し得るものであればどのような形状、構造のものでも良いが、その好適なものとして、例えば各種ニーダー、リボンミキサー類のような加熱混練機が挙げられる。メチレン化反応の際の反応液は、最初、水溶液の状態からスラリー状、ペースト状の段階を経て最終的に粉末状へと状態変化するので、これら加熱混錬器にメチロール化反応液と前記酸性物質を仕込んだ後、加熱しながら内容物を混合しつつメチレン化反応を行なうとともに反応液中の水分を蒸発除去させる。 【0022】メチレン化反応時の温度は70℃以上であることが反応時間を短くできるという観点から好ましく、80〜100℃がさらに好ましい。反応温度が低いと、メチレン化の進行が遅いとともに、乾燥効率も悪く、工業的な生産に不利であるとともに、加熱時に固まりとなってしまい、取り扱い性の良いものが得られない。また、水分除去の効率を上げて反応時間を短くした場合、できあがった生成物の水分量が同一であるにもかかわらず、得られる尿素−ホルムアルデヒド縮合物の2質量%水溶液のpHが低下してしまうため保存安定性の点で好ましくない。したがって、メチレン化反応の反応時間は1〜6時間が好ましく、2〜4時間がさらに好ましい。 【0023】また、本発明の尿素−ホルムアルデヒド縮合物は、その2質量%水溶液としたときのpHが4〜8であることが好ましく、更には5〜7であることが好ましい。この範囲外であると、保存安定性が低下するため好ましくない。 【0024】乾燥の際、水分は10〜60質量%の範囲が好ましく、あまり水分が少なすぎると、風に飛ばされやすい粉末状になってしまい、あまり水分が多すぎると、べとべとの状態であり、いずれにしてもその取り扱い性が低下するため、好ましくない。更には20〜40質量%の範囲が好ましい。 【0025】本発明の尿素−ホルムアルデヒド縮合物を含む肥料は、土壌に施用した場合の種子の発芽に悪影響を及ぼさせないという観点から、尿素−ホルムアルデヒド縮合物中の全メチロール量が1.0質量%以下であることが好ましい。 【0026】 【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例により更に詳細に説明する。以下に、得られた尿素−ホルムアルデヒド縮合物の評価に用いた方法を記載する。 ■ 水分試料約2g(W1)を精秤し、これを温度105℃の熱風乾燥器で3時間乾燥し、冷却後の重量W2(g)を求める。 水分(%)=[(W1-W2)/W1]×100【0027】■ 熱水溶出率試料約4gを精秤し、これを水80ml中に投入し、温度を80℃に保持して、時々攪拌しながら30分間浸漬した後、濾過(例えば、アドバンテック社製 No.131の濾紙を使用)する。濾液中に溶解した試料重量(W2)を求め、これを試料中の熱水溶出分として、試験に用いた試料(無水物換算)重量W1に対する百分率を求める。濾液中に溶解した試料重量は、濾液20mlを分取し105℃で3時間乾燥することで求める。また、試験に用いた試料の無水物換算は以下の式で求める。 仕込み試料無水物換算重量(g)=仕込み試料重量(g)×(100-水分)/100【0028】■pH試料2gを水98g中に加え撹拌した後、水溶液のpHを測定する。 ■ 全メチロール量ヨード法による含水硬化物(含水物基準)中の全メチロール量。アルカリ存在下でホルムアルデヒドをヨードで酸化し、次に酸性にして未反応のヨードを遊離せしめ、それをチオ硫酸ナトリウムで逆滴定する。この方法は、尿素とホルムアルデヒドの反応系における未反応ホルムアルデヒド及びメチロール基とも完全に反応するので両者の和が求まる。 (計算式) 全メチロール量(%)={(A-B)×f×0.0015×100}/試料の重さ(g)A:空試験におけるチオ硫酸ナトリウムの消費量(ml) B:試料におけるチオ硫酸ナトリウムの消費量(ml) F:チオ硫酸ナトリウムのファクター0.0015:N/10 Na2S2O3 1ml = 0.0015gHCHO【0029】■全窒素硫酸分解ケルダール法(土壌養分分析法(土壌養分測定法委員会編、第8版)171頁〜176頁に記載の方法)で測定。値は無水物換算。 ■無機化試験(無機化率測定方法) 乾土100gに対して窒素(N)として100mgに相当する量の供試試料を表層腐植黒ボク土(乾土として50g相当量)を入れた各三角フラスコにそれぞれ取り,土壌と良く混合した後、土壌水分が最大容水量の約60%になるように脱塩水を加えて調節し、30±1℃の定温器中に静置する。2週間ごとに重量を測定し、水分蒸散による重量の減少量を算出し、必要な水分を補充する。 【0030】所定の調査日ごとに、定温器中の調査対象の上記三角フラスコを取り出し、アンモニア態窒素及び硝酸態窒素を定量し、以下の式により無機化率を求める。 無機化率(%)=(所定調査日の窒素定量値/試験開始時の窒素定量値)×100窒素定量値=アンモニア態窒素+硝酸態窒素無機態窒素(アンモニア態窒素及び硝酸態窒素)の測定方法は、土壌養分分析法(土壌養分測定法委員会編、第8版)184頁〜200頁に記載の微量拡散分析法(Bremner法により抽出)を用いた。 【0031】■冷水可溶率尿素ホルムアルデヒド初期縮合物約20gを精秤し、これを200gの20〜30℃のイオン交換水に投入し、30分攪拌した後、その溶液を孔径0.45μmのフィルターで濾過する。濾液の不揮発分(JIS K6833 6.4で測定)より 濾液中に溶解した試料重量(W2)を求め、これを試料中の冷水溶出分として試験に用いた試料重量(W1)(無水物換算(不揮発分より算出))に対する百分率を求める。 【0032】(実施例1)尿素ホルムアルデヒド初期縮合物水溶液スイソボンド503i(日本化成(株)製)の遊離ホルムアルデヒド量を測定したところ、0.6質量%であった。また、B型粘度計 No2ローター、60rpmの粘度が36mPa・s、不揮発分が51.8質量%、pH7.0であった。なお、スイソボンド503iの冷水可溶率を測定したところ75質量%であった。 【0033】1Lセパラブルフラスコに、スイソボンド503i(不揮発分51.8質量%)598g、尿素102gを混合、80℃で60分加熱攪拌した。得られた反応物を、95℃の温水をジャケットに通した1Lジャケット付きニーダーに移し、混合しながら10%硫酸47gを添加混合した(メチレン化反応処理)。硫酸添加後、反応液は硬化し、ペースト状態を経て粉末化した。160分後にニーダーから取り出し、白色粉末480gを得た。得られた白色粉末の物性を表1に、無機化試験の結果を表2に示した。 【0034】(比較例1)1Lセパラブルフラスコに、37%ホルマリン353.5g、尿素172.7g、イオン交換水80g、30%NaOH水溶液0.9gを混合した。この際のpHは9.3であった。この混合液を80℃で60分加熱攪拌した。得られた反応物のpHは6.8であった。この反応液中の遊離ホルムアルデヒド量は2.5質量%であった。更に、尿素102gを添加し、80℃で60分加熱攪拌したところ反応液が白濁した。反応後のpHは6.9であった。得られた反応物を、実施例1と同様にメチレン化処理し、白色粉末475gを得た。得られた白色粉末の物性を表1に示した。無機化試験の結果を表2に示した。 【0035】 【表1】
【0036】 【表2】
【0037】 【発明の効果】本発明により、分解速度が調整された尿素−ホルムアルデヒド縮合物及びその製造方法を提供できる。本発明の尿素−ホルムアルデヒド縮合物は、分解速度が調整されているため肥料等に有用である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006035 【氏名又は名称】三菱レイヨン株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年2月13日(2001.2.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100091096 【弁理士】 【氏名又は名称】平木 祐輔 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−234925(P2002−234925A) |
| 【公開日】 |
平成14年8月23日(2002.8.23) |
| 【出願番号】 |
特願2001−35210(P2001−35210) |
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