トップ :: B 処理操作 運輸 :: B65 運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い




【発明の名称】 キャリアテープの製造装置及びスリット粉除去方法
【発明者】 【氏名】大塚 博

【要約】 【課題】キャリアテープの表面に付着しているスリット粉,粉じん等が実装する電子部品に付着する事がきらわれている現状で、キャリアテープ製造に於いて発生するスリット粉,粉じん等の付着を最小限に抑えたキャリアテープを実現させる。

【解決手段】熱可塑性を有するテープ状物体を熱成形により長手方向に一定間隔で配置された電子部品収納用エンボス部を有する電子部品用キャリアテープを製造する装置においてキャリアテープの両端面をガイドし、テープ端面部よりエアーを吹きつけテープ表面及びエンボスの内外面の粉,粉じんを吸引除去する手段を備えてなる電子部品用キャリアテープ製造装置。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 熱可塑性を有するテープ状物体を、熱成形により長手方向に一定間隔で多連配置された電子部品収納用エンボス部を有する電子部品用キャリアテープを製造する装置に於いて、キャリアテープ両端面のスリット粉又は粉じんを除去する手段を備えている事を特徴とする電子部品用キャリアテープの製造装置。
【請求項2】 熱可塑性を有するテープ状物体を、熱成形により長手方向に一定間隔で配置された電子部品収納用エンボス部を有する電子部品用キャリアテープを製造する装置に於いて、キャリアテープの両端面のスリット粉又は粉じんを除去することを特徴とする粉除去方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品の実装する際に使われるキャリアテープの製造装置及び、キャリアテープ製造に於けるスリット粉,粉じんの除去に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフラット式成形機での製造では、原反投入後繰出した帯状のテープを成形前に両端面のみ、布又は,フェルト等にアルコール等をしまして、原反スリット粉を拭き取っているのが、通常使用されている一般的な方法である。しかしながら、帯状テープの表面(裏・表)に付着した粉等は、取れきれていないのが現状であり、又使用している布又はフェルト等はひんぱんに交換しなければいけないのが実状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とするところは、キャリアテープのエンボス部内部に実装する電子部品へのスリット粉や粉じんの付着が問題となっているのが現状であり、キャリアテープ表面やエンボス内部へのスリット粉や粉じんの付着を最大限に防止した製品を提供すると共に、より良いスリット粉,粉じんの除去方法を 実現することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は熱可塑性を有するテープ状物体を、熱成形により長手方向に一定間隔で配置された電子部品収納用エンボス部を有する電子部品用キャリアテープを製造する装置に於いて、装置内の最終スリット加工後、キャリアテープ及びエンボス部内外部のスリット粉,粉じん等を除去する手段を備えている製造装置であり、その製造装置を用いてスリット粉,粉じん等を除去する方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明はキャリアテープのエンボスの成形,送り穴加工,スリット加工された後に、テープ端面及び表面又エンボス部内外部に付着しているスリット粉,粉じん等を、圧縮エアーと吸引ファンを用いて粉,粉じんを除去する方法である。
【0006】本発明は、キャリアテープ両端面をガイドで規制し、そのガイド部より圧縮エアーをテープ端面に吹きつけテープ端面及び、テープ表面,エンボス内外面の粉,粉じんをテープよりはがし、飛散している粉,粉じんは吸引力により吸引口に集中的に導くように作用する。
【0007】本発明に用いられる粉,粉じん除去装置はエアーブローを用いるため、粉,粉じんが他部に漏れない様、除去部を囲う配慮が必要である。
【0008】次にスリット粉,粉じん除去について実施したものを概略図に従って詳細に説明する。第1図及び第2図の概略図を詳細に説明すると、第1図でキャリアテープ(1)は送りロール(13)から繰出され、ダンサーロール(14)の重量で粉,粉じん吸引ボックス(4)内に入り内部のスリット粉除去部(3)に於いて、第2図のテープガイド固定側(9)及びテープガイド移動側(10)でテープをクランプしながら第2図のエアー口(11)から圧縮エアーを吹出口(12)より連続してテープ端面及びテープ表面,エンボス表面に吹きつけることにより付着したスリット粉,粉じんは、一度テープより離れ飛散する。第1図の吸引ボックス内で飛散している粉,粉じんは第1図の吸引口(6)より第1図の吸引ファン(7)の吸引力で吸引ボックス(4)内で飛散している粉,粉じんは、ダストボックス(8)に収納することが出来る。圧縮エアー連続吹きつけと,吸引ボックス内を連続吸引することで、粉,粉じんはキャリアテープから除去される様に形成されている。
【0009】
【発明の効果】本発明に従うと従来のキャリアテープ端面を布又はフェルト等で拭く方法より、キャリアテープ表面全体の粉,粉じんの量を大幅に低減する事が出来る。
【出願人】 【識別番号】000002141
【氏名又は名称】住友ベークライト株式会社
【出願日】 平成13年5月9日(2001.5.9)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−332009(P2002−332009A)
【公開日】 平成14年11月22日(2002.11.22)
【出願番号】 特願2001−138471(P2001−138471)