| 【発明の名称】 |
自動車用の調節駆動装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】ヴェルナー ザイヒター
【氏名】リヒャルト グッテンベルガー
【氏名】アルノー シーヴェック
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| 【要約】 |
【課題】さらに改善された振動特性を有する調節駆動装置を提供する。
【解決手段】少なくとも1つの別の支持手段41a,41bが第1エレメントの、第2エレメント2に近い方に位置する領域に設けられており、該領域もしくは前記別の支持手段41a,41bによって摩擦エレメントが支持可能である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 自動車用の調節駆動装置であって、第1エレメントが車両に固定可能であり、少なくとも1つの旋回軸線を中心にして旋回可能に第1エレメントと旋回可能に結合された第2エレメントが、調節部材のための保持部を有しており、第2エレメントが、第1エレメントと第2エレメントとの間における駆動装置によって操作可能な少なくとも1つの調節エレメントと、第1エレメントに接触している少なくとも1つの摩擦エレメントとに結合されており、この場合少なくとも1つの摩擦エレメントが調節エレメントと一緒に、第1エレメントと第2エレメントとの間の結合手段として働く一体的な摩擦調節エレメントを形成しており、該摩擦調節エレメントが、引張り負荷されていて、少なくとも1つの摩擦調節エレメントが少なくとも伝動手段との係合領域において支持手段によって支持されている形式のものにおいて、少なくとも1つの別の支持手段(41a,41b)が第1エレメントの、第2エレメント(2)に近い方に位置する領域に設けられており、該領域もしくは前記別の支持手段(41a,41b)によって摩擦エレメントが支持可能であることを特徴とする、駆動装置用の調節駆動装置。 【請求項2】 第1エレメント(1)の、第2エレメント(2)に近い方に位置していて摩擦調節エレメント(3a,3b)が配置されている各領域に、該摩擦調節エレメントのために少なくとも1つの支持手段が設けられている、請求項1記載の調節駆動装置。 【請求項3】 少なくとも1つの摩擦調節エレメント(3a,3b)の領域全体にわたって、複数の支持手段(41)が分配配置されている、請求項1又は2記載の調節駆動装置。 【請求項4】 少なくとも1つの摩擦調節エレメント(3a,3b)が、単数又は複数の大面積の支持手段によって支持されている、請求項1記載の調節駆動装置。 【請求項5】 支持手段(38a,38b,41)が摩擦調節エレメント(3a,3b)に少なくとも部分的に後ろから係合している、請求項1から4までのいずれか1項記載の調節駆動装置。 【請求項6】 摩擦調節エレメント(3a,3b)が少なくとも1つのスナップ結合部(39)によってガイド内に保持される、請求項1から5までのいずれか1項記載の調節駆動装置。 【請求項7】 少なくとも1つのスナップ結合部(39)がスナップフックの形で形成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の調節駆動装置。 【請求項8】 ガイド(36)及び/又はスナップ結合部(39)が第1エレメント(1)と一体的に形成されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の調節駆動装置。 【請求項9】 支持手段(38a,38b,41)が第1エレメント(1)と又は第2エレメント(2)と一体的に形成されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の調節駆動装置。 【請求項10】 支持手段が少なくとも1つの膜ヒンジ(40)を介して第1エレメント(1)と結合されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の調節駆動装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用の調節駆動装置であって、第1エレメントが車両に固定可能であり、少なくとも1つの旋回軸線を中心にして旋回可能に第1エレメントと旋回可能に結合された第2エレメントが、調節部材のための保持部を有しており、第2エレメントが、第1エレメントと第2エレメントとの間における駆動装置によって操作可能な少なくとも1つの調節エレメントと、第1エレメントに接触している少なくとも1つの摩擦エレメントとに結合されており、この場合少なくとも1つの摩擦エレメントが調節エレメントと一緒に、第1エレメントと第2エレメントとの間の結合手段として働く一体的な摩擦調節エレメントを形成しており、該摩擦調節エレメントが、引張り負荷されていて、少なくとも1つの摩擦調節エレメントが少なくとも伝動手段との係合領域において支持手段によって支持されている形式のものに関する。 【0002】 【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許第3026561号明細書に基づいて公知の調節駆動装置では、互いに直交する2つの軸線を中心にした調節のために、ラックの形の調節エレメントが設けられており、これらの調節エレメントは駆動装置によって操作され、かつ駆動装置の改善された振動減衰のために、球状シェルセグメントの形の摩擦エレメントが設けられている。 【0003】公知の調節駆動装置には、調節エレメントが駆動装置ケーシングの内部に設けられていて、これによって旋回軸線から比較的僅かな間隔しか有していない、という欠点がある。このような構成では、駆動装置から調節部材に加えられる調節モーメントもまた比較的小さくなってしまう。別の欠点としては、球状シェルセグメントによって生ぜしめられる摩擦力が規定されない、ということが挙げられる。球状シェルセグメントはプラスチック材料から成っているので、その弾性的な作用は時間の経過と共に弱化することがある。 【0004】ドイツ連邦共和国特許公開第19919529号明細書に基づいて公知の冒頭に述べた形式の調節駆動装置では、調節エレメントが摩擦エレメントと共に1つのユニットを形成していて、金属ベルトとして形成されている。このような調節エレメントは、摩擦特性ひいては振動特性に関してかなり高い長時間安定性を有している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式の調節駆動装置を改良して、さらに改善された振動特性を有する調節駆動装置を提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】この課題を解決するために本発明の構成では、少なくとも1つの別の支持手段が第1エレメントの、第2エレメントに近い方に位置する領域に設けられており、該領域もしくは前記別の支持手段によって摩擦エレメントが支持可能であるようにした。 【0007】 【発明の効果】本発明のように構成されていると別の支持手段によって、摩擦調節エレメントに向けられた力が第2のエレメントにおいて作用した場合に、摩擦調節エレメントひいては第2エレメントが僅かしか変位できないことが阻止される。これによって振動が有効に緩衝される。 【0008】本発明の別の有利な構成は請求項2以下に記載されている。 【0009】第1エレメントの、第2エレメントに近い方に位置していて摩擦調節エレメントが配置されている各領域に、該摩擦調節エレメントのために少なくとも1つの支持手段が設けられていると、さらに剛性的な構成が得られる。 【0010】少なくとも1つの摩擦調節エレメントの領域全体にわたって、複数の支持手段が分配配置されていると、特に有利である。なぜならばこのように構成されていると、むしろ引張り力のために設計されている摩擦調節エレメントはほとんど湾曲ひいては屈曲することができないからである。このことは、単数又は複数の大面積の支持手段によっても実現することができる。 【0011】支持手段が摩擦調節エレメントに少なくとも部分的に後ろから係合している構成によって、摩擦調節エレメントの支持を達成することができる。この場合支持手段はスナップ結合部として構成することも可能である。このようになっていると、特にスナップ結合部がスナップフックとして形成されている場合に、摩擦調節エレメントの組立てが容易になる。ガイド及び/又はスナップ結合部が第1エレメントと一体的に形成されていると、有利である。支持手段は有利には第1エレメント又は第2エレメントと一体的である。 【0012】また、支持手段が少なくとも1つの膜ヒンジを介して第1エレメントと結合されている構成によっても、組立てを簡単化することができ、この場合支持手段はその最終組立て箇所においてスナップ結合部を介して保持される。 【0013】 【発明の実施の形態】次に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。 【0014】図1には調節駆動装置10が概略的に断面図で示されており、この調節駆動装置10は、2部分から成る第1エレメント1と、第2エレメント2と、旋回軸線5a,5bの交点6と、伝動手段18を備えた駆動装置9とを有しており、伝動手段18は、第1エレメント1の壁16における切欠き17を越えて、摩擦調節エレメント3aの歯付領域に係合しており、この場合摩擦調節エレメント3aは、少なくとも部分的に球形及び/又は円筒形に成形された第1エレメント1の周りに配設されていて、結合箇所4a,4bを介して第2エレメントと結合されている。図1にはさらに、球欠体25を備えた旋回軸受24と、第2エレメント2における調節部材8のための保持体7と、位置検出装置20とが示されており、この位置検出装置20は部分的に摩擦調節エレメント3aと、この摩擦調節エレメント3aに固定されていて壁16における切欠き19を通して案内される部分、例えばスリップ体(Schleifer)33と、第1エレメント1に堅固に取り付けられた部材、例えばポテンシオメータ路を備えたプリント基板32とから成っている。接続部21への電気的な接続は、例えば第1エレメント1内に射出成形された導電薄板22を介して行うことができる。 【0015】図2には調節駆動装置を外側から見た図が示されており、この図2から分かるように、第1エレメント1は溝状のガイド36を有しており、これらのガイド36内においては摩擦調節エレメント3a,3bが延びており、これらの摩擦調節エレメント3a,3bの端部は結合箇所4b,4dを介して第2エレメント2と結合されている。支持手段38a,41a,41bは摩擦調節エレメント3a,3bを支持している。 【0016】図3にはスナップ結合部39の形をした、摩擦調節エレメント3aのための支持体の第1実施例が示されている。スナップ結合部39はこの場合、摩擦調節エレメントの歯付領域への伝動手段18の係合領域に配置されている。図4に示された支持体38aの第2実施例は、2つのガイド36を結合するウェブとして形成されている。図5には支持体38aの第3実施例が示されており、この場合にはウェブがガイド36のうちの1つと膜ヒンジ40を介して結合され、かつ第2のガイド36とはスナップ結合部を介して結合されている。図6に示された支持体の第4実施例では、支持体38bは第2エレメント2と一体的である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591214778 【氏名又は名称】ビューラー モトール ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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| 【出願日】 |
平成14年1月21日(2002.1.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100061815 【弁理士】 【氏名又は名称】矢野 敏雄 (外4名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−274264(P2002−274264A) |
| 【公開日】 |
平成14年9月25日(2002.9.25) |
| 【出願番号】 |
特願2002−11323(P2002−11323) |
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