| 【発明の名称】 |
バッテリ式電動車両用バッテリ充電装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】寺本 貴之
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| 【要約】 |
【課題】バッテリ充電装置専用の制御手段を設けなくてもバッテリの充電状態を適切に制御できるよう構成されたバッテリ式電動車両用バッテリ充電装置を提供すること。
【解決手段】バッテリ30に供給される電流電圧を変動させるスイッチング素子14の動作条件は駆動回路15によって変更されるが、駆動回路15には、スピードメータ用ディスプレイ42の表示制御等を行うためのディスプレイコントローラ40が接続されており、駆動回路15の動作がディスプレイコントローラ40からの制御信号により制御されるよう構成されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 バッテリ式電動車両のバッテリを充電するためバッテリ式電動車両に装備されたバッテリ充電装置であって、外部電源に接続されることで、該外部電源から前記バッテリにバッテリ充電用の電流電圧を供給する充電手段と、前記バッテリの充電状態を検出する検出手段と、前記検出手段による検出値を用いて前記充電手段による前記バッテリの充電条件の変更を行う充電条件変更手段と、当該バッテリ式電動車両におけるバッテリ充電装置以外の他の機器の制御を行う制御手段であって、前記充電条件変更手段の動作をも制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするバッテリ式電動車両用バッテリ充電装置。 【請求項2】 前記制御手段は、当該バッテリ式電動車両におけるスピードメータ用ディスプレイを、前記他の機器として制御するものであることを特徴とする請求項1に記載のバッテリ式電動車両用バッテリ充電装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電気式フォークリフト等の産業車両等、バッテリによる電力を駆動源とするバッテリ式電動車両に装備されるバッテリ式電動車両用バッテリ充電装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、この種のバッテリ式電動車両に搭載されるバッテリ充電装置としては、スイッチング素子等を用いてバッテリ式電動車両内のバッテリと外部電源との間の電気的な接続の維持/切断を繰り返すことにより、バッテリに供給される電流電圧を変化させて、バッテリの充電状態の適切な制御を行うものが知られている。 【0003】そして、このような制御を行うバッテリ充電装置には、バッテリに流れ込む電流、バッテリ電圧、外気温度等の検出を行うための各種のセンサに加え、これらのセンサによる検出結果を用いて上記のスイッチング素子等の充電条件変更手段の動作が適切なものとなるよう制御する当該バッテリ充電装置専用の制御手段(コントローラ)が装備されている。制御手段は、一般的には、CPU、ROM、RAM等を備えたマイクロコンピュータを中心として構成された制御装置である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来のバッテリ式電動車両には、バッテリ充電装置の他にも、車両駆動用のモータや、車両操作時に運転者等が見るスピードメータ用ディスプレイ等の種々の機器が備えられている。そして、これらの機器の夫々には、これらの機器の動作を制御するための制御手段が個別に設けられている。 【0005】従って、従来のように、バッテリ充電装置に当該バッテリ充電装置専用の制御手段を設けることは、バッテリ式電動車両に対して更に重複して制御手段を設けることになることから、経済的でないという問題があった。本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、バッテリ充電装置専用の制御手段を設けなくてもバッテリの充電状態を適切に制御できるよう構成されたバッテリ式電動車両用バッテリ充電装置を提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段及び発明の効果】かかる目的を達成するために、請求項1に記載のバッテリ式電動車両用バッテリ充電装置は、バッテリ式電動車両のバッテリを充電するためバッテリ式電動車両に装備されたバッテリ充電装置であって、外部電源に接続されることで、該外部電源から前記バッテリにバッテリ充電用の電流電圧を供給する充電手段と、前記バッテリの充電状態を検出する検出手段と、前記検出手段による検出値を用いて前記充電手段による前記バッテリの充電条件の変更を行う充電条件変更手段と、当該バッテリ式電動車両におけるバッテリ充電装置以外の他の機器の制御を行う制御手段であって、前記充電条件変更手段の動作をも制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。 【0007】このように構成された本発明のバッテリ式電動車両用バッテリ充電装置によれば、充電条件変更手段の動作が、バッテリ充電装置専用の制御手段ではないもののバッテリ式電動車両に搭載されたバッテリ充電装置以外の他の機器の制御を行う制御手段によって制御される。 【0008】従って、本発明によれば、従来のようにバッテリ充電装置専用の制御手段を設ける場合と同様に充電条件変更手段が制御されることになり、バッテリ充電装置専用の制御手段を設けなくてもバッテリの充電状態が適切に制御されることになる。 【0009】次に、請求項2に記載のバッテリ式電動車両用バッテリ充電装置は、上記請求項1に記載の構成に加え、前記制御手段は、当該バッテリ式電動車両におけるスピードメータ用ディスプレイを、前記他の機器として制御するものであることを特徴とする。 【0010】請求項2は、本発明のバッテリ充電装置における制御手段の制御対象たる上記他の機器の具体的態様を示したものであり、当該請求項2では、上記他の機器をスピードメータ用ディスプレイとしている。そして、請求項2に記載の態様によれば、上述の請求項1についての作用効果と同様の作用効果を奏する。 【0011】尚、制御手段の制御対象たる上記他の機器としては、スピードメータ用ディスプレイ以外のバッテリ式電動車両に搭載された機器であっても良いのは勿論であり、例えば、バッテリ式電動車両駆動用のモータであっても良い。 【0012】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面と共に説明する。まず、図1は、フォークリフト等の産業車両に代表されるバッテリ式電動車両(図示省略)に装備された、本発明の一実施例としてのバッテリ式電動車両用バッテリ充電装置を、当該バッテリ充電装置の構成要素でない3相交流電源20、バッテリ30及びスピードメータ用ディスプレイ42と共に示した概略的な回路図である。 【0013】本実施例のバッテリ充電装置は、外部電源としての3相交流電源20に接続プラグ11を接続することにより、バッテリ式電動車両に搭載されたバッテリ30に充電用の電流電圧を供給できるよう構成されている。具体的には、3相交流電源20より供給された電源は、接続プラグ11及び漏電ブレーカ12を介して整流器13に供給され、整流器13にて交流から直流に整流された出力電源が、スイッチング素子14を介してバッテリ30に供給されるよう構成されている。 【0014】本実施例のバッテリ充電装置では、スイッチング素子14のスイッチング動作によって3相交流電源20とバッテリ30との間の電気的な接続の維持/切断を繰り返すことにより、バッテリ30に供給される電流電圧を変化させ得るよう構成されている。 【0015】スイッチング素子14の動作条件は、スイッチング素子14に接続された駆動回路15によって変更される。つまり、駆動回路15は、スイッチング素子14とバッテリ30との間に配置された電流センサ16にて検出される電流I(バッテリ30に流れ込む電流値I)と、整流器13とバッテリ30とをつなぐ配線中におけるバッテリ30に並列に接続された配線L1中に直列に接続された抵抗r1,r2間の接点pに接続された配線L2の電位Vpを測定することによりVpに対応した値として検出されるバッテリ電圧V(バッテリ30の端子間電圧値V)と、に対応したパルス電流をスイッチング素子14に送出してスイッチング素子14の動作条件を変化させ、バッテリ30の充電条件の変更を行う。 【0016】また、駆動回路15には、バッテリ式電動車両の運転者が運転時に見るスピードメータ等が表示されるスピードメータ用ディスプレイ42の表示制御等を行うためのディスプレイコントローラ40が接続されており、駆動回路15の動作がディスプレイコントローラ40からの制御信号により制御されるよう構成されている。 【0017】即ち、まず、ディスプレイコントローラ40には、スピードメータ用ディスプレイ42の他に、バッテリ30の充電時間を計測するための計時手段としてのトータルタイマー51及び停止タイマー52と、外気温度の計測を行うための外気温度計測手段としてのサーミスタ53とが接続されている。そして、ディスプレイコントローラ40から駆動回路15には、これらのタイマー51,52及びサーミスタ53からの出力値に対応した制御信号が送信され、当該制御信号により駆動回路15(延いてはスイッチング素子14)の動作が制御される。 【0018】尚、ディスプレイコントローラ40は、CPU、ROM、RAM等を備えたマイクロコンピュータを中心として構成された制御装置であるが、駆動回路15は、このようなマイクロコンピュータが装備されない電子回路として構成されている。即ち、ディスプレイコントローラ40においては、当該ディスプレイコントローラ40に入力される入力信号を用いたCPUによる演算処理等を通じて、外部に出力される制御信号が生成されるが、駆動回路15においては、当該駆動回路15に入力される入力信号を用いた電子回路(コンパレータ等の回路)による処理(換言すれば、演算処理を伴わない処理)を行うことによってスイッチング素子14へのパルス電流等が生成される。また、後述のフローチャートを用いての説明でも明らかにするように、トータルタイマー51は、バッテリ30の最大充電時間を計測するためのタイマーであり、停止タイマー52は、バッテリ充電の初期段階で行う初期定電流充電より定電圧充電に移行した時点からバッテリ充電を停止するまでの時間の計測を行うためのタイマーである。 【0019】次に、上記のように構成された本実施例のバッテリ充電装置における駆動回路15及びディスプレイコントローラ40の動作について、図2に示すフローチャートに沿って説明する。まず、ディスプレイコントローラ40側では、図1にて図示を省略した、バッテリ充電を開始するための充電開始指示用ボタンが押された際に、充電開始信号を駆動回路15に送信する充電開始信号送信処理(S100;Sはステップを表す)を実行する。 【0020】一方、駆動回路15は、接続プラグ11が3相交流電源20に接続された際に、図1に図示しない別系統の配線経路にて3相交流電源20に接続され、通電されるよう構成されている。つまり、駆動回路15は、接続プラグ11が3相交流電源20に接続されていない状態では動作用の電源が得られないため動作しないが(S200:NO)、接続プラグ11が3相交流電源20に接続されると動作用の電源を3相交流電源20から得て動作可能な状態となる(S200:YES)。 【0021】そして、駆動回路15は、動作可能な状態になった際にディスプレイコントローラ40側から充電開始信号が送信されてくるのを待ち、充電開始信号が受信されると、予め設定された電流値である0.2C(5時間率公称容量)を、バッテリ充電の初期段階においてバッテリ30に流れ込ませる定電流値(初期定電流値)として設定する(S210)。 【0022】次に、ディスプレイコントローラ40側では、サーミスタ53での検出結果を受信することにより外気温度を検出する(S110)。そして、ディスプレイコントローラ40では、検出された外気温度値を用いて当該外気温度値に対応するバッテリ30の転極点電圧を示す転極点電圧設定信号を生成し、駆動回路15側に送信する(S120)。 【0023】具体的には、まず、本実施例では、3種類の異なる値としてのバッテリ30の転極点電圧値VH,VM,VL(VH>VM>VL)を、3区分の外気温度値tの範囲■t<tl,■tl<t<tm,■th<t(但し、tl<tm<th)の夫々に対応するものとしてテーブル化した上で予めディスプレイコントローラ40内のROM等に記憶させている。そして、S120では、S110の処理にて検出された外気温度tが上記■の条件を満たすものである場合には、VHを転極点電圧とし、これに対応した転極点電圧設定信号を駆動回路15側に送信し、外気温度tが上記■の条件を満たすものである場合には、VMを転極点電圧とし、これに対応した転極点電圧設定信号を駆動回路15側に送信し、外気温度tが上記■の条件を満たすものである場合には、VLを転極点電圧とし、これに対応した転極点電圧設定信号を駆動回路15側に送信する。 【0024】尚、実際のところ、バッテリ30の転極点電圧は、外気温度に依存して変化するものではない。本実施例で外気温度に応じて異なる電圧値を転極点電圧とするのは、外気温度以外の充電条件を同じにしてバッテリ充電を行うと、外気温度が低い程、短い時間で転極点電圧に達してしまい、転極点電圧に達した時点で充電を終了した際等においては、外気温度が低い程、充電不足となってしまうからである。つまり、本実施例では、外気温度が低い程、転極点電圧を便宜上高い値に設定し、後述のように転極点電圧に達するまで実行される初期定電流充電(後述のS230)の時間を長くすることでバッテリ30が充電不足となることを防止するのである。 【0025】そして、上記のようにディスプレイコントローラ40側から送信された転極点電圧設定信号が駆動回路15にて受信されると、駆動回路15側では、受信した転極点電圧設定信号に対応した転極点電圧(VH,VM,VLのうちのいずれか)を転極点電圧値として設定する(S220)。 【0026】次に、駆動回路15は、スイッチング素子14へのパルス電流の送出を開始して、電流センサ16にて検出される電流IがS210で設定した0.2Cの一定電流となるようにしてバッテリ30を充電させる初期定電流充電を開始する(S230)。また、このようにバッテリ30の充電が開始された際には、駆動回路15側からディスプレイコントローラ40側にバッテリ充電が開始された旨を伝える充電開始信号が送信される。 【0027】そして、ディスプレイコントローラ40側で充電開始信号が受信されると、ディスプレイコントローラ40は、トータルタイマー51による計時を開始させ、充電を開始してからの経過時間の計測を行う(S130)。続いて、ディスプレイコントローラ40は、トータルタイマー51にて検出される経過時間が、バッテリ充電を継続する最大限の時間としてディスプレイコントローラ40内のROM等に記憶されたトータルタイマー設定時間(例えば、10時間)に達したか否かの判断を行う(S140)。尚、トータルタイマー設定時間は、バッテリ30の過充電等による事故、不具合を防止するため当該設定時間を経過した際には強制的にバッテリ充電を終了させるため設定するものである。 【0028】そして、トータルタイマー51にて検出される経過時間がトータルタイマー設定時間に達していない場合(S140:NO)、ディスプレイコントローラ40は、バッテリ電圧VがS120にて送信した転極点電圧設定信号に対応する転極点電圧に達した旨を伝える転極点信号が駆動回路15側から送信されてきたか否かの判断を行う(S150)。 【0029】つまり、まず、駆動回路15側のS230の処理にてバッテリ充電が開始されると、駆動回路15側で配線L2の電位Vpに対応する電位として検出されるバッテリ電圧Vは徐々に上昇する。駆動回路15では、このバッテリ電圧VがS220にて設定した転極点電圧値に達したか否かの判定がされる(S240)。駆動回路15では、転極点電圧値に達していないと判定された場合(S240:NO)は初期定電流充電(S230)の状態を維持しつつ当該判定処理(S240)を繰り返し行うが、転極点電圧値に達したと判定された時点(S240:YES)では、ディスプレイコントローラ40側に転極点信号を送信すると共に後述の定電圧充電処理(S250)を開始する。ディスプレイコントローラ40側では、S150にて転極点信号が受信されない場合(S150:NO)は、S140に再び移行するが、転極点信号が受信された場合(S150:YES)は、停止タイマー52による計時を開始させる(S160)。 【0030】S240にて転極点電圧値に達したとの判定がされ(S240:YES)、上述の初期定電流充電(S230)から定電圧充電(S250)に移行した際、駆動回路15においては、バッテリ30に印加される電圧VがS220にて設定した転極点電圧に保持されるようスイッチング素子14へのパルス電流の特性を変化させて、バッテリ30の定電圧充電が実行される。このとき、ディスプレイコントローラ40側では、停止タイマー52での計時が開始され、定電圧充電処理(S250)が開始されてからの経過時間の計測が行われる(S160)。 【0031】このように定電圧充電を行った際には、バッテリ30に流れ込む電流I(電流センサ16にて検出される電流I)が、充電の進行と共に次第に減少していく。このとき、駆動回路15では、この電流Iが予め設定された終期定電流充電移行電流(例えば、0.05C)にまで減少したか否かの判定がされる(S260)。駆動回路15では、終期定電流充電移行電流にまで減少していないと判定された場合(S260:NO)は、定電圧充電(S250)の状態を維持しつつ当該判定処理(S260)を繰り返し行うが、終期定電流充電移行電流にまで減少したと判定された場合(S260:YES)は、バッテリ30に流れ込む電流Iが終期定電流充電移行電流に維持されるようスイッチング素子14へのパルス電流の特性を変化させて、バッテリ30の終期定電流充電を行う(S270)。 【0032】一方、ディスプレイコントローラ40側では、S160にて停止タイマー52による計時を開始してからの時間が、駆動回路15側での定電圧充電(S250)から終期定電流充電(S270)までの処理を行うのに十分な時間として予め設定された停止タイマー設定時間(例えば、3時間)に達したか否かの判断を行う(S170)。 【0033】そして、ディスプレイコントローラ40では、停止タイマー52にて検出される経過時間が停止タイマー設定時間に達していないと判断した場合(S170:NO)は、停止タイマー52による経過時間の計時を継続させつつ当該判断処理(S170)を繰り返し行うが、停止タイマー52にて検出される経過時間が停止タイマー設定時間に達したと判断した場合(S170:YES)は、バッテリ充電を停止させるための充電停止設定信号を駆動回路15側に送信する(S180)。 【0034】また、ディスプレイコントローラ40では、トータルタイマー51にて検出される経過時間がトータルタイマー設定時間に達したと判断した場合(S140:YES)も、上記充電停止設定信号を駆動回路15側に送信する(S180)。充電停止設定信号が駆動回路15側にて受信されると、駆動回路15では、スイッチング素子14へのパルス電流の送出を停止してバッテリ充電を停止させると共に、バッテリ充電が停止した旨を知らせる充電停止確認信号をディスプレイコントローラ40側に送出し(S280)、駆動回路15側でのバッテリ充電に伴う処理が終了される。 【0035】また、このとき、ディスプレイコントローラ40では、充電停止確認信号を受信することにより、バッテリ充電の停止を確認し(S190)、ディスプレイコントローラ40側でのバッテリ充電に伴う処理も終了される。尚、図2に示すフローチャートにおいては、駆動回路15側でバッテリ充電を停止させる処理(S280)が、S270の後の処理として記載されているが、このS280の処理は、トータルタイマー設定時間や停止タイマー設定時間が経過して充電停止設定信号が駆動回路15側で受信された際にはいつでも行われる処理であり、図2に示す如くS270の後に行われるとは限らないものである。 【0036】以上説明したように、本実施例のバッテリ充電装置は、駆動回路15(延いては、スイッチング素子14)の動作を制御する専用の制御装置を備えていないものの、バッテリ式電動車両に搭載されたバッテリ充電装置と異なる他の機器であるスピードメータ用ディスプレイ42制御用のディスプレイコントローラ40からの制御信号によって、駆動回路15の動作が適切に制御されるよう構成されている。 【0037】即ち、本実施例のバッテリ充電装置によれば、従来のようにバッテリ充電装置専用の制御装置を設けなくても、バッテリ30の充電状態が適切に制御できる。尚、本実施例においては、3相交流電源20とバッテリ30とを接続する回路構成(接続プラグ11、漏電ブレーカ12、整流器13を含んだ回路構成)が本発明の充電手段に相当する。また、抵抗r1,r2を含んだ配線L1、配線L1との接点pを有する配線L2を含んだバッテリ電圧V検出用の機構と、電流センサ16とが本発明の検出手段に相当し、駆動回路15とスイッチング素子14との組合せが本発明の充電条件変更手段に相当し、ディスプレイコントローラ40が本発明の制御手段に相当する。 【0038】以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。例えば、上記実施例においては、駆動回路15の動作が、スピードメータ用ディスプレイ42制御用のディスプレイコントローラ40からの制御信号によって制御されるよう構成したが、スピードメータ用ディスプレイ42以外のバッテリ式電動車両に搭載された機器(例えば、バッテリ式電動車両駆動用のモータ)を制御するための制御装置からの制御信号によって、駆動回路15の動作が制御されるよう構成しても良い。そして、この場合も上記実施例と同様の効果が得られることとなる。 【0039】また、上記実施例において図2のフローチャートで説明したバッテリ充電に伴う処理によって実行される通常の充電を行うよりも短い時間でバッテリ充電を完了する急速充電ができるよう構成しても良い。具体的には、通常のバッテリ充電を開始するための充電開始指示用ボタンの他に急速充電を開始するための急速充電指示用ボタンを設け、当該急速充電指示用ボタンが押された際には、上述の初期定電流値、トータルタイマー設定時間、停止タイマー設定時間等を急速充電用の適正な値に変更した上で図2のフローチャートと同様の処理が実行されるよう構成すれば良い。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000183222 【氏名又は名称】住友ナコ マテリアル ハンドリング株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年12月13日(2000.12.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082500 【弁理士】 【氏名又は名称】足立 勉 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−186113(P2002−186113A) |
| 【公開日】 |
平成14年6月28日(2002.6.28) |
| 【出願番号】 |
特願2000−378864(P2000−378864) |
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