| 【発明の名称】 |
車両用インストルメントパネル |
| 【発明者】 |
【氏名】寺岡 晋
【氏名】万徳 善久
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| 【要約】 |
【課題】空調エアを効率良くノズルに導く。
【解決手段】インストルメントパネル本体3の裏面にインナパネル21を溶着して空調エアダクト15を構成する。インストルメントパネル本体3とインナパネル21との間に整流パネル45の端縁部を挟持して整流パネル45をインナパネル21の空調エア導入口25に対向するように配置する。空調エアを空調ユニットからインナパネル21の空調エア導入口25、整流パネル45の案内部51及び空調エア送出口47、インストルメントパネル本体3のフロントデフロスタノズル11及びサイドデフロスタノズル13を経て車室内に吹き出す。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 インストルメントパネル本体とこのインストルメントパネル本体の裏面に溶着されたインナパネルとで構成された空調エアダクトを有する車両用インストルメントパネルであって、上記インストルメントパネル本体には、車両前方側で開口し車幅方向に延びるフロントデフロスタノズルと、車幅方向両端縁部近傍で開口するサイドデフロスタノズルとが形成され、上記インナパネルには、車幅方向に延び上記サイドデフロスタノズルに連通する凹状のサイドデフロスタ用空調エア通路と、このサイドデフロスタ用空調エア通路の車幅方向略中央で開口し空調ユニットから空調エアを導入する空調エア導入口とが形成され、上記インストルメントパネル本体とインナパネルとの間には、整流パネルが少なくとも上記空調エア導入口に対向するようにその端縁部がインストルメントパネル本体とインナパネルとの間に挟持されて配置され、上記整流パネルには、車両前方側で上記フロントデフロスタノズルに対向するように開口しこのフロントデフロスタノズルに空調エアを送出する空調エア送出口と、上記空調エア導入口から導入された空調エアの一部を上記空調エア送出口に案内する案内部とが形成されていることを特徴とする車両用インストルメントパネル。 【請求項2】 請求項1に記載の車両用インストルメントパネルにおいて、整流パネルには、空調エア送出口に沿って車幅方向に延びかつ空調エア流の上流側に向けて突出し上記空調エア送出口への空調エア流量を設定するバッフル板が形成されていることを特徴とする車両用インストルメントパネル。 【請求項3】 請求項1又は2に記載の車両用インストルメントパネルにおいて、インナパネルには、サイドデフロスタ用空調エア通路を構成する縦壁上端から上記サイドデフロスタ用空調エア通路に沿って延びるようにかつ延出方向で間欠的に分断するように突出しインストルメントパネル本体の裏面に溶着されるインナパネル側突条部と、係合口を有し上記インナパネル側突条部の分断箇所で凹陥するセット部とが形成され、整流パネルには、上記インナパネルのセット部に嵌合する嵌合部と、この嵌合部から突出し上記係合口周縁部の裏面に係合する係合片とが形成されていることを特徴とする車両用インストルメントパネル。 【請求項4】 請求項3に記載の車両用インストルメントパネルにおいて、嵌合部には、インナパネル側突条部と略同列になるようにその分断箇所から突出しインストルメントパネル本体の裏面に溶着される整流パネル側突条部が形成されていることを特徴とする車両用インストルメントパネル。 【請求項5】 請求項3又は4に記載の車両用インストルメントパネルにおいて、セット部には、嵌合部の外縁部を包囲するようにかつインナパネル側突条部と連続するように包囲突条部が形成され、この包囲突条部は、上記インナパネル側突条部と共にインストルメントパネル本体の裏面に溶着されていることを特徴とする車両用インストルメントパネル。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】インストルメントパネル本体の裏面に空調エアダクトが配置された車両用インストルメントパネルに関し、特に空調エア流のコントロール対策に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、乗用車等車両の運転席前方には、計器類が組み込まれたインストルメントパネルが装備されており、このインストルメントパネルの主体をなすインストルメントパネル本体には、車室内に空調エアを吹き出すデフロスタノズルやサイドベントノズル等のノズルが複数形成されている。そして、これらノズルは、インストルメントパネル本体の裏面に設置された空調エアダクトによって空調ユニットに接続され、この空調ユニットで生成された空調エアを上記空調エアダクトから各ノズルを経て車室内に吹き出すようになっている。 【0003】このような空調エアダクトを有する車両用インストルメントパネルとして、特許第3050056号公報に開示されているように、インストルメントパネル本体の裏面にインナパネルを振動溶着により一体に接合し、これら両者間に形成された空間により空調エアダクトを構成したインストルメントパネルが知られている。 【0004】このインストルメントパネルによれば、振動溶着により空調エアが漏れないように空調エアダクトのシール性を確保するとともに、ビス止め等による締結をなくして組付け作業を簡単にしている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の公報例を含めて従来のインストルメントパネルに設けられている空調エアダクトでは、単に空調ユニットとインストルメントパネル本体の各ノズルとを連絡しているだけで、空調エアダクト内を流れる空調エアを効率良くノズルに導くことに関しては配慮がなされていない。 【0006】この発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、空調エアを効率良くノズルに導こうとすることである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、この発明は、インストルメントパネル本体とインナパネルとの間に空調エアの流れをコントロールする部材を設けたことを特徴とする。 【0008】具体的には、この発明は、インストルメントパネル本体とこのインストルメントパネル本体の裏面に溶着されたインナパネルとで構成された空調エアダクトを有する車両用インストルメントパネルを対象とし、次のような解決手段を講じた。 【0009】すなわち、請求項1に記載の発明は、上記インストルメントパネル本体には、車両前方側で開口し車幅方向に延びるフロントデフロスタノズルと、車幅方向両端縁部近傍で開口するサイドデフロスタノズルとが形成され、上記インナパネルには、車幅方向に延び上記サイドデフロスタノズルに連通する凹状のサイドデフロスタ用空調エア通路と、このサイドデフロスタ用空調エア通路の車幅方向略中央で開口し空調ユニットから空調エアを導入する空調エア導入口とが形成され、上記インストルメントパネル本体とインナパネルとの間には、整流パネルが少なくとも上記空調エア導入口に対向するようにその端縁部がインストルメントパネル本体とインナパネルとの間に挟持されて配置され、上記整流パネルには、車両前方側で上記フロントデフロスタノズルに対向するように開口しこのフロントデフロスタノズルに空調エアを送出する空調エア送出口と、上記空調エア導入口から導入された空調エアの一部を上記空調エア送出口に案内する案内部とが形成されていることを特徴とする。 【0010】上記の構成により、請求項1に記載の発明では、空調ユニットで生成された空調エアは、インナパネルの空調エア導入口から空調エアダクト内に導入されて整流パネルの案内部により、その上方の空調エア送出口と車幅方向に延びるサイドデフロスタ用空調エア通路とに効率良く分配され、インストルメントパネル本体のフロントデフロスタノズル及びサイドデフロスタノズルから車室内に吹き出される。 【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、整流パネルには、空調エア送出口に沿って車幅方向に延びかつ空調エア流の上流側に向けて突出し上記空調エア送出口への空調エア流量を設定するバッフル板が形成されていることを特徴とする。 【0012】上記の構成により、請求項2に記載の発明では、空調エアはバッフル板により上方のフロントデフロスタノズル側と車幅方向両端縁部近傍のサイドデフロスタノズル側とに適切に分配される。 【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、インナパネルには、サイドデフロスタ用空調エア通路を構成する縦壁上端から上記サイドデフロスタ用空調エア通路に沿って延びるようにかつ延出方向で間欠的に分断するように突出しインストルメントパネル本体の裏面に溶着されるインナパネル側突条部と、係合口を有し上記インナパネル側突条部の分断箇所で凹陥するセット部とが形成され、整流パネルには、上記インナパネルのセット部に嵌合する嵌合部と、この嵌合部から突出し上記係合口周縁部の裏面に係合する係合片とが形成されていることを特徴とする。 【0014】上記の構成により、請求項3に記載の発明では、整流パネルの係合片がインナパネルの係合口周縁部の裏面に係合することで両者は位置ズレすることなく組み付けられているため、二物品でありながらあたかも一物品を扱うが如き取扱いで両者がインストルメントパネル本体の裏面に簡単に組み付けられる。また、この組付け状態で、整流パネルの嵌合部がインナパネルのセット部に嵌合しているが、このセット部は凹陥しているため、上記嵌合部がインナパネル上面よりも突出せずにほぼ面一になり、整流パネルが取り付けられたインナパネルをインストルメントパネル本体の裏面に溶着してこれら三者の一体感が高まるとともに、インナパネル側突条部の突出寸法を必要以上に長くする必要がない。 【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、嵌合部には、インナパネル側突条部と略同列になるようにその分断箇所から突出しインストルメントパネル本体の裏面に溶着される整流パネル側突条部が形成されていることを特徴とする。 【0016】上記の構成により、請求項4に記載の発明では、整流パネルをインナパネルに組み付けた状態で、インナパネル側突条部の分断箇所に整流パネル側突条部が入り込んで両者が略同列に連続的に形成されるため、インナパネル及び整流パネルのインストルメントパネル本体への溶着箇所の接合強度が向上する。 【0017】請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の発明において、セット部には、嵌合部の外縁部を包囲するようにかつインナパネル側突条部と連続するように包囲突条部が形成され、この包囲突条部は、上記インナパネル側突条部と共にインストルメントパネル本体の裏面に溶着されていることを特徴とする。 【0018】上記の構成により、請求項5に記載の発明では、整流パネルの嵌合部とインナパネルのセット部との重合部分が包囲突条部で包囲されているため、空調エアが上記重合部分の隙間から外部に漏れない。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。 【0020】図1及び図5は乗用車等車両のインストルメントパネル1を示す。このインストルメントパネル1はその主体をなすインストルメントパネル本体3を備え、このインストルメントパネル本体3の上面には、車両前方側を除いて表皮5が発泡層9を介して一体に形成されている。そして、上記インストルメントパネル本体3は、車幅方向に延びるインパネレインフォースメント(図示せず)に支持されて車体に取り付けられている。 【0021】上記インストルメントパネル本体3上面の車両前方側である芯材7には、車幅方向ほぼ全体に亘って延びるフロントデフロスタノズル11が開口形成されているとともに、上記フロントデフロスタノズル11の車両後方寄りでインストルメントパネル本体3上面の車幅方向両端縁部近傍には、サイドデフロスタノズル13が1つずつ開口形成され、各々のノズル11,13にはリブ11a,13aが設けられている。さらに、図示しないが、インストルメントパネル本体3正面の車幅方向略中央及び車幅方向両端縁部近傍にも、グリルを有するセンタノズル及びサイドベントノズルが開口形成されている。 【0022】上記インストルメントパネル本体3の裏面には、空調エアダクト15が配置され、図示しない空調ユニットで生成された空調エアを上記空調エアダクト15から各ノズル11,13,…を経て車室内に吹き出し、上記フロントデフロスタノズル11及びサイドデフロスタノズル13から吹き出した空調エアによってフロントガラス17、ドアガラス(図示せず)内面が曇るのを防止するとともに、センタノズル及びサイドベントノズルから吹き出した空調エアによって車室内の温度を調整するようになっている。図5中、19はメータパネルが装着されるメータフードであり、本例では、左ハンドル用のインストルメントパネル1である。 【0023】上記空調エアダクト15は、上記インストルメントパネル本体3とこのインストルメントパネル本体3の裏面に振動溶着されたインナパネル21とで構成されている。このインナパネル21の溶着箇所は後述する。 【0024】上記インナパネル21は、図2に示すように、車幅方向に延びた凹形状をしていて、上記サイドデフロスタノズル13に連通する凹状のサイドデフロスタ用空調エア通路23がインナパネル21の全長に亘って形成され、このサイドデフロスタ用空調エア通路23の車幅方向略中央には、空調ユニットから空調エアを導入する矩形の空調エア導入口25が開口形成されている。 【0025】上記インナパネル21には、上記サイドデフロスタ用空調エア通路23を構成する縦壁27上端から車両前方に延びる延出部29が形成され、この延出部29の車両前方端寄りには、上記インストルメントパネル本体3の裏面に溶着されるインナパネル側第1突条部31が車幅方向に延びるように上方に突設されているとともに、その車両後方側には、溝33が車幅方向に延びるように凹設されてそのことにより補強リブ35(図1参照)が車幅方向に延びるように延出部29の裏面側に突設されている。さらに、上記溝33の車両後方側には、上記インストルメントパネル本体3の裏面に溶着されるインナパネル側第2突条部37が上記縦壁27上端から上記サイドデフロスタ用空調エア通路23に沿って延びるようにかつ延出方向の複数箇所で間欠的に分断するように上方に突設されている。そのうち、車幅方向両端側のインナパネル側第2突条部37にはインナパネル側第1突条部31が合流している。 【0026】上記延出部29の車両後方端には、上記インナパネル側第2突条部37の分断箇所で凹陥するセット部39が車幅方向に間隔をあけて複数形成され、これらセット部39には矩形の係合口39aが開口形成されている。また、これらセット部39には、後述する整流パネル45の嵌合部55の外縁部を包囲するようにかつ上記インナパネル側第2突条部37と連続するように包囲突条部41が形成され、この包囲突条部41は、上記インナパネル側第2突条部37と共にインストルメントパネル本体3の裏面に溶着されている。なお、空調エア導入口25の車両後方側にも上記係合口39aを有するセット部39が形成されているが、このセット部39側にはインナパネル側第2突条部37及び包囲突条部41は形成されていない。図2中、43は上記インストルメントパネル本体3のメータフード19に対応するメータパネル収容部である。 【0027】上記インストルメントパネル本体3とインナパネル21との間には、整流パネル45が少なくとも上記空調エア導入口25に対向するようにその車両前方側の端縁部がインストルメントパネル本体3とインナパネル21との間に挟持されて配置されている。この状態で、上記整流パネル45は、図2に仮想線にて示すように、上記サイドデフロスタ用空調エア通路23の車幅方向両端側を残してサイドデフロスタ用空調エア通路23を覆っている。 【0028】図3に示すように、上記整流パネル45の車両前方側には、上記フロントデフロスタノズル11に空調エアを送出する複数の矩形の空調エア送出口47がフロントデフロスタノズル11に対向するように仕切片49を挟んで車幅方向に開口形成されている。 【0029】上記整流パネル45の車両後方側で空調エア導入口25に対応する箇所は、図1に示すように、車両後方に膨出した形状をしていて、この膨出箇所により、上記空調エア導入口25から導入された空調エアの一部を上記空調エア送出口47に案内する案内部51が形成されている。 【0030】上記整流パネル45には、上記空調エア送出口47への空調エア流量を設定するバッフル板53が空調エア送出口47に沿って車幅方向に延びかつ空調エア流の上流側に向けて車両前方前下がりに突設されている。 【0031】上記整流パネル45の外周縁部には、上記インナパネル21の各セット部39に嵌合する嵌合部55が複数形成されているとともに、これら嵌合部55には、上記インナパネル21のセット部39の係合口39aに上方から挿入されて係合口39a周縁部の裏面に係合する係合片57が下向きに突設されている。 【0032】上記複数の嵌合部55のうち空調エア導入口25側の嵌合部55を除く嵌合部55上端には、図4にも示すように、上記インストルメントパネル本体3の裏面に振動溶着される整流パネル側第1突条部59が、上記インナパネル側第2突条部37と略同列になるようにその分断箇所から突設され、上記整流パネル45の嵌合部55をインナパネル21のセット部39に重合させて係合片57を係合口39a周縁部の裏面に係合させた状態で、上記整流パネル側第1突条部59がその両側のインナパネル側第2突条部37と連続的に、かつ上記包囲突条部41が上記嵌合部55とセット部39との重合部分を外側から取り囲んでいる。 【0033】上記整流パネル45上面の空調エア導入口25に対応する箇所には、上記各整流パネル側第1突条部59よりも長い整流パネル側第2突条部61が車幅方向に延びるように突設され、この整流パネル側第2突条部61は全長に亘って複数の支持片63により車両前後方向から支持され、上記インストルメントパネル本体3の裏面に振動溶着されている。なお、図1では、インナパネル側第1突条部31及び包囲突条部41、整流パネル側第1及び第2突条部59,61のインストルメントパネル本体3への振動溶着箇所を仮想線で示している。 【0034】このように構成されたインストルメントパネル1では、空調ユニットで生成された空調エアを、インナパネル21の空調エア導入口25から空調エアダクト15内に導入して整流パネル45の案内部51により、その上方の空調エア送出口47と車幅方向に延びるサイドデフロスタ用空調エア通路23とに効率良く分配して、インストルメントパネル本体3のフロントデフロスタノズル11及びサイドデフロスタノズル13から車室内に吹き出すことができる。 【0035】また、上記空調エアダクト15内に導入された空調エアをバッフル板53で上方のフロントデフロスタノズル11側と車幅方向両端縁部近傍のサイドデフロスタノズル13側と適切に分配することができる。 【0036】さらに、上記整流パネル45の係合片57をインナパネル21の係合口39a周縁部の裏面に係合させることで両者を位置ズレすることなく組み付けることができるため、二物品でありながらあたかも一物品を扱うが如き取扱いで両者をインストルメントパネル本体3の裏面に簡単に組み付けることができる。また、この組付け状態で、整流パネル45の嵌合部55をインナパネル21の凹陥するセット部39に嵌合させているため、上記嵌合部55がインナパネル21上面よりも突出しないようにほぼ面一に設定することができ、整流パネル45が取り付けられたインナパネル21をインストルメントパネル本体3の裏面に溶着させることができてこれら三者を一体的に接合することができるとともに、インナパネル側第1及び第2突条部31,37、包囲突条部41の突出寸法を必要以上に長くしないようにすることができる。 【0037】加えて、上記整流パネル45をインナパネル21に組み付けた状態で、インナパネル側第2突条部37の分断箇所に整流パネル側第1突条部59を入り込ませて両者を略同列に連続的に形成されているため、インナパネル21及び整流パネル45のインストルメントパネル本体3への溶着箇所の接合強度を高めることができる。 【0038】さらにまた、上記整流パネル45の嵌合部55とインナパネル21のセット部39との重合部分を外側から包囲突条部41で包囲しているため、空調エアを上記重合部分の隙間から外部に漏れないようにすることができる。 【0039】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、インストルメントパネル本体とインナパネルとの間に整流パネルを少なくとも空調エア導入口に対向するようにその端縁部を挟持し、空調エア導入口から導入された空調エアの一部を空調エア送出口に案内する案内部を上記整流パネルに形成したので、空調エアを整流パネルの案内部で空調エア送出口とサイドデフロスタ用空調エア通路とに効率良く分配することができる。 【0040】請求項2に係る発明によれば、整流パネルにバッフル板を設けたので、空調エアをフロントデフロスタノズル側とサイドデフロスタノズル側とに適切に分配することができる。 【0041】請求項3に係る発明によれば、インナパネルにインナパネル側突条部と係合口を有する凹陥状のセット部とを形成する一方、整流パネルに係合片を有する嵌合部を形成し、上記係合片を上記係合口周縁部の裏面に係合させて上記嵌合部を上記セット部に重合させたので、インナパネルと整流パネルとをあたかも一物品として取り扱ってインストルメントパネル本体に簡単に組み付けることができるとともに、上記重合部をほぼ面一にしてこれら三者の一体感を高めることができ、かつインナパネル側突条部の突出寸法を必要最小限に抑えることができる。 【0042】請求項4に係る発明によれば、整流パネル側突条部をインナパネル側突条部の分断箇所に対応するように嵌合部に形成したので、整流パネルをインナパネルに組み付けた状態で、上記インナパネル側突条部と整流パネル側突条部とを略同列に連続的に形成させてインナパネル及び整流パネルのインストルメントパネル本体への接合強度を向上させることができる。 【0043】請求項5に係る発明によれば、セット部に嵌合部の外縁部を包囲するようにかつインナパネル側突条部と連続するように包囲突条部を形成し、この包囲突条部を上記インナパネル側突条部と共にインストルメントパネル本体の裏面に溶着したので、空調エアを嵌合部周りから外部に漏れないようにすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390026538 【氏名又は名称】西川化成株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年3月21日(2001.3.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077931 【弁理士】 【氏名又は名称】前田 弘 (外7名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−274222(P2002−274222A) |
| 【公開日】 |
平成14年9月25日(2002.9.25) |
| 【出願番号】 |
特願2001−80523(P2001−80523) |
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