| 【発明の名称】 |
作業車の動力取り出し部構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】石森 正三
【氏名】山下 信行
【氏名】村川 正剛
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| 【要約】 |
【課題】車体後部に集草器や集塵器を取付ける作業機も、車体後部に作業装置を駆動および昇降自在に連結する作業機も有利に構成できる作業車の動力取り出し部構造を提供する。
【解決手段】左右後輪2に動力伝達する走行用伝動装置7を、車体左右方向で一方の後輪2側に偏って位置するように配置してある。入力軸42が車体前方向きに突出して走行用伝動装置7の動力取り出し部7eに連結具42aによって分離自在に連結し、動力取り出し軸43が車体後方向きに突出している動力取り出し装置40を、取付け部材30を介して車体フレーム8に取付けてある。動力取り出し装置40を取付け部材30に着脱自在に支持させ、取付け部材30を車体フレーム8に分離自在に連結してある。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 左右後輪に動力伝達する走行用伝動装置を車体後部に設けてあるとともに、この走行用伝動装置に動力取り出し部を設けてある作業車の動力取り出し部構造であって、前記走行用伝動装置を車体左右方向で左右後輪の一方側に偏って位置するように配置し、入力軸が動力取り出しケースの一端側から車体前方向きに突出し、動力取り出し軸が前記動力取り出しケースの他端側から車体後方向きに突出し、前記入力軸を前記動力取り出し軸に連動させる連動機構が前記動力取り出しケースの内部に位置している動力取り出し装置を備え、前記入力軸が前記走行用伝動装置の前記動力取り出し部に分離自在に連結し、かつ、前記動力取り出し軸が前記走行用伝動装置の後方に位置する状態にして前記動力取り出し装置を車体フレームに支持させる取付け部材を備えてあるとともに、この取付け部材に、この取付け部材を前記車体フレームに分離自在に連結する取付け部と、前記動力取り出し装置を着脱自在に支持させる支持部とを設けてある作業車の動力取り出し部構造。 【請求項2】 前記取付け部材を、前記動力取り出し装置が全体にわたって車体左右方向で前記走行用伝動装置が位置する側に偏って位置する状態で動力取り出し装置を支持し、かつ、前記動力取り出し装置と他方の後輪との間に送塵ダクトが通るスペースを形成するように構成してある請求項1 記載の作業車の動力取り出し部構造。 【請求項3】 前記取付け部材を、前記動力取り出し装置の前記動力取り出し軸が車体の左右方向での中心部に位置する状態で動力取り出し装置を支持するように構成してある請求項1記載の作業車の動力取り出し部構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、左右後輪に動力伝達する走行用伝動装置を車体後部に設けてあるとともに、この走行用伝動装置に動力取り出し部を設けてある作業車の動力取り出し部構造に関する。 【0002】 【従来の技術】上記作業車は、車体後部にロータリ耕耘装置などの作業装置を連結した際、走行用伝動装置の動力取り出し部から作業装置に動力伝達するものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】たとえば、トラクターにおいて、車体後部にロータリ耕耘装置を連結して耕耘機を構成することがある。また、車体の前後輪間に芝刈り装置とか吸塵装置を連結し、車体後部に集草器とか集塵器を取り付け、この集草器や集塵器の受け入れ部を送塵ダクトによって芝刈り装置や吸塵装置の排出部に接続するとともに、集草器や集塵器が備える集塵ブロワを駆動して刈芝や塵埃を回収するという芝刈り機や集塵機を構成することがある。耕耘機を構成する場合、耕耘装置を昇降操作するに伴い、動力取り出し部からロータリ耕耘装置に動力伝達する回転軸が大幅に屈曲すると、伝動騒音が発生するなどの伝動不良が発生しやすくなる。また、芝刈り機や集塵機を構成する場合、送塵ダクトを作業装置から前後輪の間を通って車体横外側に出てから集草器や集塵器に至るようにして装備すると、送塵経路が長くなるとともに屈曲の多いものになって送塵しにくくなるとか、送塵ダクトのために作業機全体の横幅が広くなって運転しにくくなることがある。本発明は、耕耘機の如き作業機を構成する場合も、芝刈り機や集塵機の如き作業機を構成する場合も伝動面とか送塵面とかで有利に構成することが安価に可能にできる作業車の動力取り出し部構造を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。 【0005】〔構成〕左右後輪に動力伝達する走行用伝動装置を車体後部に設けてあるとともに、この走行用伝動装置に動力取り出し部を設けてある作業車の動力取り出し部構造において、前記走行用伝動装置を車体左右方向で左右後輪の一方側に偏って位置するように配置し、入力軸が動力取り出しケースの一端側から車体前方向きに突出し、動力取り出し軸が前記動力取り出しケースの他端側から車体後方向きに突出し、前記入力軸を前記動力取り出し軸に連動させる連動機構が前記動力取り出しケースの内部に位置している動力取り出し装置を備え、前記入力軸が前記走行用伝動装置の動力取り出し部に分離自在に連結し、かつ、前記動力取り出し軸が前記走行用伝動装置の後方に位置する状態にして前記動力取り出し装置を車体フレームに支持させる取付け部材を備えてあるとともに、この取付け部材に、この取付け部材を前記車体フレームに分離自在に連結する取付け部と、前記動力取り出し装置を着脱自在に支持させる支持部とを設けてある。 【0006】〔作用〕動力取り出し装置の取付け部材に対する取付け姿勢が入力軸の軸芯まわり変化するように取付け部材の構造を変更すれば、この構造変更にかかわらず、動力取り出し装置の入力軸が走行用伝動装置の動力取り出し部に連結するようにしながら、動力取り出し装置の動力取り出し軸が車体の左右方向での中心部に位置するようにしたり、動力取り出し装置の全体が車体の左右方向での横側に偏って位置するようにして動力取り出し装置を車体に取付けられるものである。すなわち、動力取り出し装置の動力取り出し軸が車体の左右方向での中心部に位置する状態にして動力取り出し装置を支持するように構成した取付け部材と、動力取り出し装置が全体にわたって車体左右方向で走行用伝動装置が位置する側に偏って位置する状態にして動力取り出し装置を支持し、かつ、動力取り出し装置と後輪との間に送塵ダクトが通るスペースを形成するように構成した取付け部材とを準備し、前者の取付け部材によって動力取り出し装置を車体に取付けると、動力取り出し装置の動力取り出し軸が車体の左右方向での中心部に位置し、ロータリ耕耘装置の如き作業装置を車体後部に昇降操作自在に連結した場合、動力取り出し軸から作業装置に動力伝達する回転軸が作業装置の昇降に伴って屈曲しても、その屈曲角度が極力小になるようにしながら作業装置を昇降操作できる。そして、後者の取付け部材によって動力取り出し装置を車体に取付けると、動力取り出し装置と後輪との間に送塵ダクトが通るスペースが形成され、集草器や集塵器を車体後部に取付けた場合、この集草器や集塵器と、前後輪間の作業装置とを接続する送塵ダクトが左右後輪の間を通り、送塵経路が短いとともに屈曲の少ない経路になるようにして、かつ、送塵ダクトのために機体全体の横幅が増大することがないようにして送塵ダクトを装備できるものである。 【0007】〔効果〕したがって、耕耘機の如き作業機を構成する場合も、芝刈り機や集塵機の如き作業機を構成する場合も、作業装置を昇降操作しても伝動用回転軸が屈曲しにくくて伝動騒音が発生しにくいなど有利に作業装置を駆動できるとか、送塵ダクトが左右後輪の間を通って集草器や集塵器に迅速かつ効率よく送塵できるとともに機体全体の横幅が増大しなくて運転しやすいなど有利な状態に構成できる。しかも、いずれの作業機を構成する場合も、同一の動力取り出し装置を使用して安価にできる。 【0008】請求項2による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。 【0009】〔構成〕請求項1による発明の構成において、前記取付け部材を、前記動力取り出し装置が全体にわたって車体左右方向で前記走行用伝動装置が位置する側に偏って位置する状態で動力取り出し装置を支持し、かつ、前記動力取り出し装置と他方の後輪との間に送塵ダクトが通るスペースを形成するように構成してある。 【0010】〔作用〕動力取り出し装置が走行用伝動装置の側に偏って位置し、左右後輪の間の一方の後輪と動力取り出し装置の間とに送塵ダクトが通るスペースを形成するようにして動力取り出し装置を車体フレームに取付け、左右後輪の間に送塵ダクトを通すことができるものである。 【0011】〔効果〕したがって、芝刈り機や集塵機の如き作業機を構成する場合、送塵ダクトが左右後輪の間を通って集草器や集塵器に迅速かつ効率よく送塵できるとともに機体全体の横幅が増大しなくて運転しやすいなど有利な状態に構成できる。 【0012】請求項3による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。 【0013】〔構成〕請求項1による発明の構成において、前記取付け部材を、前記動力取り出し装置の前記動力取り出し軸が車体の左右方向での中心部に位置する状態で動力取り出し装置を支持するように構成してある。 【0014】〔作用〕動力取り出し装置の動力取り出し軸が車体の左右方向での中心部に位置するようにして動力取り出し装置を車体フレームに取付け、動力取り出し軸から車体後部の作業装置に動力伝達する回転軸の作業装置の昇降に伴う屈曲が少なくなるようにして動力伝達できる。 【0015】〔効果〕したがって、耕耘機の如き作業機を構成する場合、作業装置を昇降操作しても伝動用回転軸が屈曲しにくくて伝動騒音が発生しにくいなど有利に駆動できる状態に構成できる。 【0016】 【発明の実施の形態】図1に示すように、左右一対の前車輪1を遊転および操向自在に備え、左右一対の後車輪2を駆動自在に備える車体の前部に、エンジン3などを有する原動部を設けるとともに、この原動部の後方に、前輪1を操向操作するステアリングハンドル4、運転座席5を有する運転部を設けて、作業車の一例としての乗用型トラクターを構成してある。このトラクターは、図1、図2などに示す如く乗用型芝刈り機を構成したり、図7などに示す如く乗用型ロータリ耕耘機を構成するものであり、詳しくは、次の如く構成してある。 【0017】図1、図2、図3などに示すように、エンジン3の後側の出力軸に回転伝動軸6によって入力軸7aが連結している走行用伝動装置7を、左右後輪2の間で、かつ、左右一対の車体フレーム8の間に、一方の後輪2の方に偏って位置するように配置してある。前記走行用伝動装置7は、前記入力軸7aが駆動軸となっている油圧ポンプと、この油圧ポンプによって駆動される油圧モータとで成る静油圧式無段変速装置7bと、この無段変速装置7bからの回転出力を後輪用差動機構7cに伝達し、この後輪用差動機構7cの左右の出力軸7dの回動力を、後車軸2aが上端側に付いている後輪駆動ケース9の下端側に伝達する伝動部とによって構成してある。すなわち、エンジン3からの回動力を無段変速装置7bによって前進側と後進側とに切り換えて、かつ、前進側と後進側のいずれにおいても無段階に変速し、後輪用差動機構7cの出力軸7dから左右の後輪駆動ケース9に伝達することにより、左右後輪2を駆動するようにしてある。 【0018】前記入力軸7aの無段変速装置7bのケーシングから後方向きに突出している軸部分により、走行用伝動装置7の動力取り出し部7eを構成してある。 【0019】芝刈り機を構成するには、図1〜図6に示す如くして構成する。すなわち、図1、図2などに示すように、車体前端部に位置する支持部材に前端側を回動自在に支持させた前揺動リンク11と、左右の車体フレーム8の前後輪間に備えてあるリンクブラケット12に前端側を回動自在に支持させた後揺動リンク13とで成るリンク機構により、芝刈り装置15を車体の前後輪間に昇降自在に連結し、エンジン3の前側の出力軸の回動力をベルト式伝動機構16および回転軸17を介して芝刈り装置15のモーアデッキ15aの上面側の入力ケース15bに伝達する。 【0020】図1、図2などに示すように、前記左側の後揺動リンク13の後端側に吊り下げ杆19を介して連結しているリフトアーム20と、前記右側の後揺動リンク13の後端側に吊り下げ杆19を介して連結しているリフトアーム20とを連結している一本の回転自在なリフトアーム支軸21の左右の車体フレーム8の間に備えてある操作アームに、一方の車体フレーム8にチューブ側が支持されているリフトシリンダ22のピストン側を連結し、このリフトシリンダ22によってリフトアーム支軸21を回動操作し、左右のリフトアーム20を上下に揺動操作して左右の後揺動リンク13を車体フレーム8に対して上下に揺動操作することにより、芝刈り装置15を昇降操作する。 【0021】図2〜図6に示すように、前記車体の後部に集草器25を取付け、この集草器25の受け入れ部に上端側が接続している揚送装置26の下端側の集塵ブロワ27が付いている受け入れ部を、送塵ダクト28によって芝刈り装置15のモーアデッキ15aの芝排出部に接続するとともに、走行用伝動装置7の前記動力取り出し部7eから集塵ブロワ27に動力伝達し、芝刈り装置15がモーアデッキ15aの内部で回動する複数枚のブレード型の刈り刃15cによって刈り取り処理した刈り芝を刈り刃15cの回転によって発生する風と共に送塵ダクト28に送り込み、送塵ダクト28によって揚送装置26の受け入れ部に供給して集塵ブロワ27によって集草器25に送り込み、この集草器25に貯留していく。 【0022】図5、図6などに示すように、車体前後方向視で矩形の枠体に組み合わせた板金部材で成る外枠体31と、この外枠体31の内側において外枠体31の上枠部と下枠部に中央部どうしにわたって連結している縦桟部材32と、この縦桟部材32と外枠体31の横枠部とにわたって連結している板金部材で成る支持部33とによって第1取付け部材30を構成してある。外枠体31の両横側に、第1 取付け部材30を車体フレーム8に連結する取付け部34を設けるとともに、左右いずれの取付け部34も、この取付け部34に設けた複数本のボルト孔35を通して外枠体31と車体フレーム8とにわたって装着する連結ボルト36によって車体フレーム8に着脱自在に連結するように構成してある。 【0023】図1、図2、図4、図6などに示すように、前記第1 取付け部材30を、外枠体31の両横側の前記取付け部34によって左右の車体フレーム8の後端部の内面側どうしにわたって分離自在に取付け、集草器25の左右の支持杆25aを前記第1 取付け部材30の外枠体31に連結して、集草器25を車体に支持させ、揚送装置26のブロワケースから延出する支持杆27aを前記第1 取付け部材30の外枠体31や縦桟部材32に連結して、揚送装置26の下端側を車体に支持させる。 【0024】図2、図4、図5などに示すように、動力取り出しケース41の一端側から入力軸42が突出し、他端側から筒軸型の動力取り出し軸43が入力軸42とは反対方向に突出している動力取り出し装置40の前記動力取り出しケース41を、この動力取り出しケース41の前面側部分と後面側部分とを締め付け連結するボルトに兼用の複数本の取付けボルト44によって支持部33に締め付け連結して、動力取り出し装置40を前記支持部33に着脱自在に支持させることにより、左右後輪2の間に前記送塵ダクト28が通るスペース28Sを形成し、走行用伝動装置7の動力取り出し部7eの回動力を車体後部の前記ダクトスペース28Sの横側に取り出して集塵ブロワ27に伝達する動力取り出し構造を構成する。 【0025】すなわち、図11に示すように、前記動力取り出し装置40は、前記入力軸42と動力取り出し軸43とを備えている前記動力取り出しケース41と、入力軸42を動力取り出し軸43に連動させるべく動力取り出しケース41の内部に設けた連動機構45とによって構成してある。連動機構45は、動力取り出しケース41の入力軸42が付いている部分の後面側に揺動操作自在に取付けてあるクラッチレバー46によってバルブ47を切り換え操作することによって入り側と切り側とに切り換え操作できる油圧操作式のクラッチ機構48と、このクラッチ機構48の出力軸48aの回動力を複数枚の伝動ギヤによって減速して動力取り出し軸43に伝達するギヤ伝動機構49とによって構成してある。 【0026】動力取り出し装置40が前記支持部33に支持されると、第1 取付け部材30による位置決め作用により、動力取り出し装置40が全体にわたって車体左右方向で走行用伝動装置7が位置する側に偏って位置する状態になり、動力取り出し装置40と一方の後輪2との間に、送塵ダクト28が通るスペース28Sが形成される。したがって、送塵ダクト28を、左右後輪2の間のこのスペース28Sを通って芝刈り装置15と揚送装置26とを接続するように配置する。 【0027】動力取り出し装置40が前記支持部33に支持されると、第1 取付け部材30による位置決め作用により、動力取り出し装置40の入力軸42は、動力取り出しケース41から車体前方向きに突出して走行用伝動装置7の動力取り出し部7eの後方に同芯状に並んで位置する状態になり、この動力取り出し部7eに前端側が外嵌するとともにスプライン係合によって分離自在および一体回転自在に連結し、入力軸42に後端側が外嵌するとともにスプライン係合によって分離自在および一体回転自在に連結する連結具42aによって動力取り出し部7eに分離自在および一体回転自在に連結し、動力取り出し軸43が走行用伝動装置7の後方で、かつ、車体の左右中心から横一端側に外れた部位に位置するとともに動力取り出しケース41から後方向きに突出する状態になる。これにより、前記第1取付け部材30の外枠体31から延出する支持体37のボス部37aに回動自在に支持されているとともに動力取り出し軸43に前端側がスプライン係合によって一体回転自在に連結するように構成してある回転伝動軸38の後端側を、集塵ブロワ27のブロワケースから車体後方向きに突出しているブロワ駆動軸27bに伝動ベルト39によって連動させ、走行用伝動装置7の動力取り出し部7eの回動力を動力取り出し装置40によって車体後方の送塵ダクト28の横側に取り出し、動力取り出し装置40の動力取り出し軸43からブロワ駆動軸27bに伝達して、集塵ブロワ27を駆動する。 【0028】耕耘機を構成するには、図7〜図11に示す如く構成する。すなわち、図12に示すように、車体前後方向視で矩形の枠体に組み合わせた板金部材で成る外枠体51と、この外枠体51の内側において上枠部と下枠部の一端側どうしにわたって連結している縦桟部材52と、この縦桟部材52と外枠体51の横枠部とにわたって連結している板金部材で成る支持部53とによって第2取付け部材50を構成し、外枠体51の上枠部における中央部の内側にトップリンクブラケット54を取付け、外枠体51の左右の側枠部の上端側どうしによって回転自在に支持されている一本のリフトアーム支軸55の両端部にリフトアーム56の基部を一体回動自在に支持させ、外枠体51の左右の横枠部における下端側の内側にロワーリンク支軸57を取付けてある。外枠体51の両横側に、第2取付け部材50を車体フレーム8に連結する取付け部58を設けるとともに、左右いずれの取付け部58も、この取付け部58に設けた複数本のボルト孔58aを通して外枠体51と車体フレーム8とにわたって装着する前記連結ボルト36によって車体フレーム8に着脱自在に連結するように構成してある。 【0029】図7、図9、図11などに示すように、前記第1 取付け部材30を取外した左右の車体フレーム8の後端部の内面側どうしにわたり、前記第2取付け部材50を外枠体51の両取付け部58によって分離自在に取付けることにより、車体の後部にトップリンクブラケット54、左右一対のリフトアーム56、左右一対のロワーリンク支軸57を備えさせ、トップリンクブラケット54に前端側を回動自在に連結したトップリンク60、および、左右のロワーリンク支軸57に前端側を各別に回動自在に連結した左右一対のロワーリンク61の後端側をロータリ耕耘装置70のフレーム71に回動自在に連結し、左右側それぞれのリフトアーム56とロワーリンク61とにわたってリフトロッド62を連結して、耕耘装置70を連結するとともに昇降操作するリンク機構を構成する。 【0030】図9に示すように、芝刈り装置15を昇降操作するリンク機構の前記リフトアーム支軸21を、前記リフトアーム支軸55の一端側に備えてある操作アーム59にリンク機構63を介して連結し、このリフトシリンダ22によってリフトアーム支軸55を回動操作し、左右のリフトアーム56を上下に揺動操作して左右のロワーリンク61を車体フレーム8に対して上下に揺動操作することにより、耕耘装置70を昇降操作する。 【0031】図7、図8、図9などに示すように、前記第2取付け部材50の前記支持部53の後面側に、前記第1取付け部材30から取外した前記動力取り出し装置40の動力取り出しケース41を前記取付けボルト44によって締め付け連結して、動力取り出し装置40を前記支持部53に着脱自在に支持させることにより、走行用伝動装置7の動力取り出し部7eの回動力を動力取り出し装置40によって車体後部の車体左右方向での中央部に取り出して耕耘装置70に伝達する動力取り出し構造を構成する。 【0032】すなわち、図8、図9、図10などに示すように、動力取り出し装置40が前記支持部53に支持されると、第2取付け部材50による位置決め作用により、動力取り出し装置40の入力軸42は、動力取り出しケース41から車体前方向きに突出して走行用伝動装置7の動力取り出し部7eの後方に同芯状に並んで位置する状態になり、前記連結具42aによって動力取り出し部7eに分離自在および一体回転自在に連結し、動力取り出し軸43が走行用伝動装置7の後方で、かつ、車体の左右方向での中心部に位置するとともに動力取り出しケース41から後方向きに突出する状態になる。これにより、この動力取り出し軸43を、途中に自在継ぎ手64aが付いている回転軸64によって耕耘装置70の入力軸に連結し、走行用伝動装置7の動力取り出し部7eの回動力を動力取り出し装置40によって車体後方の横方向での中心部に取り出し、動力取り出し装置40の動力取り出し軸43から回転軸64によって耕耘装置70に伝達して耕耘爪を駆動する。 【0033】〔別実施形態〕本発明は、芝刈り機やロータリ耕耘機を構成する他、車体の前後輪間に吸塵装置を取付け、この吸塵装置からの塵埃を回収して貯留する集塵器を車体後部に取付けて吸塵作業機を構成する場合にも適用できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ
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| 【出願日】 |
平成12年7月25日(2000.7.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107308 【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開2002−36896(P2002−36896A) |
| 【公開日】 |
平成14年2月6日(2002.2.6) |
| 【出願番号】 |
特願2000−223761(P2000−223761) |
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