トップ :: B 処理操作 運輸 :: B41 印刷;線画機;タイプライタ−;スタンプ




【発明の名称】 プリンタ装置
【発明者】 【氏名】周佐 宗憲

【要約】 【課題】機械的安定性を高めて、記録品位の向上や振動・騒音の低減を図ることができるプリンタ装置を提供する。

【解決手段】インクジェットヘッド30は装置に固定され、用紙搬送経路の一部または全部が用紙搬送方向に対して垂直方向に往復移動するペーパーキャリッジ1と、このペーパーキャリッジ1を移送するためのキャリッジモータ5を持ち、ペーパーキャリッジ1に紙45を搭載して紙45をインクジェットヘッド30の近傍を移送させながら記録する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 記録用紙を搬送するための第1の搬送手段と、記録用紙に記録を行うための記録手段と、を備えるプリンタ装置において、記録手段は装置に固定され、用紙搬送経路の一部または全部が用紙搬送方向に対して交差する方向に往復移動する移送手段と、この移送手段を移送するための駆動手段を持ち、この移送手段に記録用紙を搭載して記録用紙を前記記録手段の近傍を移送させながら記録することを特徴とするプリンタ装置。
【請求項2】 前記駆動手段からの駆動力が伝達される前記移送手段における伝達部分が、この移送手段の重心近傍にあることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
【請求項3】 前記移送手段上の記録用紙を搬送する1つまたは複数の第2の搬送手段を持ち、これらの第2の搬送手段の一部または全部が、紙搬送を実行しないときには前記移送手段と、相対的に退避することを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ装置。
【請求項4】 紙搬送を実行しないとき、前記第2の搬送手段自身の一部または全部が、前記移送手段から退避することを特徴とする請求項3に記載のプリンタ装置。
【請求項5】 前記移送手段上及びそれ以外の場所において記録用紙の有無、位置、大きさを検知する1つまたは複数の検知手段を持ち、この検知手段の信号により前記第2の搬送手段の位置が前記移送手段に対し、相対的に可変、または、前記第2の搬送手段自身が可変することを特徴とする請求項3または4に記載のプリンタ装置。
【請求項6】 前記移送手段に、前記記録用紙を固定する1つまたは複数の保持手段を持つことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のプリンタ装置。
【請求項7】 前記保持手段は自動的に、前記移送手段に記録用紙が搭載されて移送が行われる場合に記録用紙を固定し、それ以外のときには記録用紙を解放することを特徴とする請求項6に記載のプリンタ装置。
【請求項8】 前記保持手段が自動的に記録用紙の固定を行うために、前記検知手段からの信号を利用することを特徴とする請求項7に記載のプリンタ装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ装置に関し、特に記録対象物と記録デバイスが相対的に移動する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インクジェット方式と呼ばれるタイプのプリンタの進化が著しく、画質的にも記録速度的にも実用上十分な性能を持ってきており、様々なプリントシステムで採用されてきている。
【0003】この方式のプリンタの一般的な構造概略を図によって示す。図39は全体概略の斜視図、図40は図39の矢印5A方向からみた断面図である。
【0004】501は記録ヘッド、502は用紙、503はヘッド駆動モータ、505はタイミングベルト、506は従動プーリ、507は走査軸、508は走査ガイド、509は記録ヘッド501に設けられている吐出ノズル、510は紙送りローラ、511は紙送りピンチローラ、512はピンチローラバネ、513は排紙ローラ、514は排紙補助ローラ、515はプラテンである。
【0005】この構成において、まず用紙502が、紙送りローラ510と紙送りピンチローラ511との間に挟まれる。用紙502は、紙送りピンチローラ511とピンチローラバネ512による圧接力と紙送りローラ510との摩擦、そして紙送りモータ(不図示)の駆動による紙送りローラ510の矢印5B方向の回転によって矢印5C方向に進んでいく。紙送りピンチローラ511は、ピンチローラバネ512とともに紙送りのための摩擦力を発生させる役割が目的のため、動力による駆動はされず、用紙502が進むことによって受動的に回転するようになっている。用紙502が、印刷台としての役割をもつプラテン515上の記録開始位置まで進むと、一旦紙送りローラ510は停止する。次いでヘッド駆動モータ503が矢印5D方向に回転する。ヘッド駆動モータ503が回転すると、ヘッド駆動モータ503と従動プーリ506に係合しているタイミングベルト505も回転し、タイミングベルト505と固着している記録ヘッド501が、走査軸507及び走査ガイド508に沿って矢印5E方向に移動する(この動きを走査と呼ぶ)。この記録ヘッド501の走査中にインク吐出ノズル509から用紙502へインクが吐出されることで記録が行われる。記録ヘッド501は記録範囲を矢印5E方向に走査した後に逆方向に走査し、記録範囲を往復走査することになる。記録ヘッド501(インク吐出ノズル509)からのインク吐出は、この往復走査のうちいずれか一方向または双方向で行われる。この一方向走査または双方向走査により記録されると、今度は一旦記録ヘッド501が停止し、紙送りローラ510が駆動されて用紙502が矢印5C方向に送られて次の走査による記録開始位置で停止する。以下、記録が終了するまでこの手順が繰り返される。排紙ローラ513と排紙補助ローラ514は、用紙502の先端がここまで到達して挟み込まれると、ほぼ紙送りローラ510と紙送りピンチローラ511と同様の役割を行う。しかしながら、紙送り精度は紙送りローラ510と紙送りピンチローラ511によって保証する場合が多く、その動きを妨げることのないように排紙ローラ513と排紙補助ローラ514は、紙送りピンチローラ511のようには強く加圧されないか、されても非常に小さいものであり、用紙502の駆動という役割を積極的には行わない。また排紙ローラ513の駆動は紙送りローラ510と同じ駆動モータを用いる場合が多い。その中で、排紙ローラ513と紙送りローラ510との間における紙のたるみを防ぐため、適当な減速比のギア(不図示)を介して駆動することにより排紙ローラ513は紙送りローラ510に対しわずかに速く回転している。
【0006】こうした構造をもつインクジェットプリンタにおける高速記録の追求には様々な手段が提案されているが、劇的に記録速度を高める手段の一つとして、記録ヘッド501を前述の図39、40における矢印5C方向(紙搬送方向)に長く伸ばしたものとし、一回の走査で記録できる面積を大きくし、ある面積の紙に対し記録ヘッドの走査回数を減らして高速記録を図ることが従来考えられてきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インクジェットプリンタは近年においてフルカラー対応が一般化しており、通常、少なくともブラック、イエロー、マゼンダ、シアンという4色のインクを吐出する4つの記録ヘッドをもち、これを一体化したものを走査して互いのインクに重ねて記録するなどしてフルカラー記録を行っている。
【0008】そのため1つだけではなく4つもの記録ヘッドが大型化することになり、走査物体全体の大型化・重量増大を招き、走査物体を駆動させるためのモータ等の大型化、そしてそれに伴う消費電力の増大につながるとともに、重量物の移動による振動特性・機械的安定性の悪化、騒音の増大を引き起こす原因にもなる等といった問題が考えられる。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決するために、本発明は、記録用紙を搬送する第1の搬送手段と、記録用紙に記録を行うための記録手段と、を備えるプリンタ装置において、記録手段は装置に固定され、用紙搬送経路の一部または全部が用紙搬送方向に対して交差する方向に往復移動する移送手段と、この移送手段を移送するための駆動手段を持ち、この移送手段に記録用紙を搭載して記録用紙を前記記録手段の近傍を移送させながら記録することを特徴とする。
【0010】以上の構成によれば、大きな記録ヘッドではなく軽量な記録用紙を動かすため、その移送手段自身を軽量化でき、機械的安定性を高めて、記録品位の向上や振動・騒音の軽減、さらにはこの移送手段を駆動するためのモータの小型化・低消費電力化、電気回路・基板への電気的・物理的な負荷軽減にも貢献できる。
【0011】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態>以下、図によって本発明の第1の実施の形態の装置の詳細な説明を行う。
【0012】図1は、本発明の第1の実施の形態の装置の主要部分の概略を示した斜視図であり、図2は図1を矢印A方向から見た図、図3は図1を矢印B方向から見た図、図4は図1を矢印C方向から見た図、図5〜図7は本装置の作動状態を図3と同じ方向から見た図、図8〜図10は本装置の作動状態を図4と同じ方向から見た図である。
【0013】ペーパーキャリッジ1は、矢印B及びC方向に摺動可能なようにキャリッジガイド2A、2Bと組み合わされている(この方向のペーパーキャリッジ1の動きを走査という)。ペーパーキャリッジ1にはキャリッジベルト4が固着されている。この固着位置はペーパーキャリッジ1のほぼ重心に設けることができ、ペーパーキャリッジ1を走査する駆動力がここに伝えられるため、ペーパーキャリッジ1の走査の際に振動特性などの機械的特性を有利にすることが可能である。キャリッジベルト4は、本装置のシャーシ41(概略のみ)に保持されているキャリッジモータ5の回転軸に固着されたキャリッジモータプーリ6と、シャーシ41に矢印F及びその反対方向に回動自在に取り付けられているアイドルプーリ38に係合している。キャリッジモータ5が作動してその回転軸に固着されたキャリッジモータプーリ6が矢印E及びその反対方向に回転することで、それに係合しているキャリッジベルト4も同じ向きに回転し、キャリッジベルト4と固着しているペーパーキャリッジ1が矢印B及びC方向に移動することになる。このときアイドルプーリ38はキャリッジベルト4の回転にならって受動的に回転する。ペーパーキャリッジ1には紙検知センサ25A、25Bが設けられているとともに、静電気によって紙を吸着させる公知の静電気吸着システムをもっている。紙検知センサ25A、25Bは、例えばフォトセンサのようなものであり、紙の先端、後端の検出を行う。ペーパーキャリッジ1は、後述する紙の先端、後端の検知状態によってその上に静電気によって紙を吸着、固定させる。
【0014】給紙モータ24は、シャーシ41に保持され、その回転軸には給紙モータギア23が固着されている。給紙シャフト21は、シャーシ41に矢印MA及びその逆方向に回動自在に保持され、給紙ローラ19及び給紙シャフトギア22が固着されている。給紙モータギア23と給紙シャフトギア22は係合されており、給紙モータ24が作動することで、給紙ローラ19が矢印MA及びその逆方向に回動自在に保持され、給紙ピンチローラ18が固着されている。紙は、給紙ローラ19と給紙ピンチローラ18との間に挟まれ、給紙ローラ19が矢印MA方向に回転することで矢印K方向(図2、図3)に進む。このとき給紙ピンチローラ18は、紙の進行にならって受動的に回転する。
【0015】排紙モータ37は、シャーシ41に保持され、その回転軸には排紙モータギア36が固着されている。排紙シャフト34は、シャーシ41に矢印MB及びその逆方向に回動自在に保持され、排紙ローラ33及び排紙シャフトギア35が固着されている。排紙モータギア36と排紙シャフトギア35は係合されており、排紙モータ37が作動することで、排紙ローラ33が矢印MB及びその逆方向に回転する。排紙ピンチローラシャフト32は、シャーシ41に矢印NB及びその逆方向に回動自在に保持され、排紙ピンチローラが固着されている。紙は、排紙ローラ33と排紙ピンチローラ31との間に挟まれ、排紙ローラ33が矢印MB方向に回転することで矢印L方向(図2、図4)に進む。このとき排紙ピンチローラ31は、紙の進行にならって受動的に回転する。
【0016】スイングアームモータ7は、シャーシ41に保持され、その回転軸にはスイングアームモータギア8が固着されている。スイングアームシャフト10は、シャーシ41に矢印H及びその逆方向に回動自在に保持され、スイングアームシャフトプーリ13とスイングアーム12が取り付けられている。スイングアームシャフト10とスイングアームシャフトプーリ13は固着されている。スイングアームシャフト10とスイングアーム12はトルクリミットベアリング11で取り付けられているため、スイングアーム12にかかる負荷が小さいときにはスイングアームシャフト10とスイングアーム12は一体になって回転するが、スイングアーム12に一定以上の負荷がかかると、その状態でスイングアーム12の回転は停止し、スイングアームシャフト10が空転する。スイングアームモータギア8とスイングアームシャフトギア9は係合されており、スイングアームモータ7が作動することで、スイングアームシャフト10が空転する。スイングアームモータギア8とスイングアームシャフトギア9は係合されており、スイングアームモータ7が作動することで、スイングアームシャフト10が矢印H及びその逆方向に回転する。スイングアームローラシャフト15はスイングアーム12に矢印J及びその逆方向に回動自在に保持され、スイングアームローラ16とスイングアームローラプーリ17が固着されている。スイングアームシャフトプーリ13とスイングアームローラプーリ17は、スイングアームベルト14と係合しているため、スイングアームシャフト10が矢印H及びその逆方向に回転すると、スイングアームローラ16は矢印J及びその逆方向に回転する。
【0017】スイングアーム12に関連するメカニズムは、図2の中心線Pと対称の位置に同じ構成でもう1つ設けられており、本装置には合計2つ存在しているため、作用の説明においては、前述した一方の構成部品によって双方の説明を代用する。
【0018】スイングアームポジションセンサ40はシャーシ41に取り付けられ、機械的、電気的、または光学的手段等によって、接近または接する物体の検知を行うものであり、スイングアーム12の位置を検知する。
【0019】インクジェットヘッド30はシャーシ41に固定されており、シャーシ41に存在するインク供給部・制御部(ともに不図示)から記録のためのインクを供給されたり、制御のための電気的信号等を受け、紙を載せたペーパーキャリッジ1がこのインクジェットヘッド30の下を通過するとき、紙にインクを吹き付けることで記録を行う。
【0020】以上のように構成される本実施の形態の装置において、記録が行われるときのシーケンスを説明する。図5に示すように、まず紙45は給紙ローラ19と給紙ピンチローラ18に挟まれるように送られてくる。このときペーパーキャリッジ1は図2のP1の位置にいる。次いで給紙モータ24が作動して給紙ローラ19が矢印MA方向に回転し、紙45が矢印K方向に送られ、ペーパーキャリッジ1上を進んでいく。その後、紙45の先端が紙検知センサ25Aに達すると、その信号によって、スイングアームモータ7が作動し、スイングアームシャフト10を矢印H方向に回転させる。このときスイングアーム12に負荷がかかっていないため、スイングアーム12とスイングアームシャフト10と一体になって回転し、図6の状態になる。このときスイングアーム12はスイングローラ16を介してペーパーキャリッジ1に押し付けられて負荷がかかった状態になり、その位置で停止するが、トルクリミットベアリング11の作用によってスイングアームシャフト10、スイングアームシャフトプーリ13、スイングアームベルト14、スイングアームローラプーリ17、スイングアームローラシャフト15、スイングアームローラ16は、回転し続ける。特にスイングアームローラ16は紙45に押し付けられながら回転するため、搬送力を紙45に与えることになる。この状態でしばらくの間は、紙45は給紙ローラ19(及び給紙ピンチローラ18)と、スイングアームローラ16によって搬送されるが、スイングアームローラ16の回転速度のほうがわずかに速く、搬送中の紙45がたるまないようになっている。その後、紙45の後端が給紙ローラ19及び給紙ピンチローラ18から抜け出し、スイングアームローラ16と紙45との摩擦力及びペーパーキャリッジ1と紙45との滑りによってのみ紙45が搬送される。
【0021】紙45の先端が紙検知センサ25Bに達すると、その信号によって、ペーパーキャリッジ1の静電気吸着システムが作動し、紙45をその位置で固定させるとともに、スイングアームモータ7を逆回転させる。この回転方向では、スイングアーム12にかかっていた負荷はほとんど無くなるため、スイングアーム12及びそれに付随する諸部品は矢印Hと反対方向に回転する。スイングアーム12がスイングアームポジションセンサ40に接するか、ごく近くまで接近する位置まで回転すると、スイングアームポジションセンサ40の信号によってスイングアームモータ7は停止し、記録準備が完了する。その状態を図7に示す。
【0022】図7の状態になって記録準備が完了すると、キャリッジモータ5が作動し、キャリッジモータプーリ6と、それに係合するキャリッジベルト4が矢印E方向に回転する。するとキャリッジベルト4と固着しているペーパーキャリッジ1が、キャリッジガイド2A、2Bに沿って矢印B方向に走査する。
【0023】ペーパーキャリッジ1が紙45を載せて矢印B方向に走査してインクジェットヘッド30の下を通過するとき、インクジェットヘッド30からインクが紙45に吹き付けられて記録が行われる。一般に、インクジェットヘッド30のもつインクを吐出するためのノズルは、1色のインクあたり、非常に小さい開口部(例えば、幅または直径が数μm〜数mm)を持つものが非常に狭い間隔(例えば、数μm〜数十μm)である長さに一列または複数列、または千鳥状に並んでいる。本実施の形態でのノズルはこの一般的なものに準じたものであるが、列の長さとしては、紙45の縦(矢印K方向)の長さとほぼ同じ長さになっている(インクの色数については任意)。そのため、紙45を載せたペーパーキャリッジ1がインクジェットヘッド30の下を1回通過するときに、そのスピードに応じて紙45の縦、横の長さの範囲内に記録すべき内容が適切に記録できるようなインク吐出開始時間、インク吐出の時間間隔(例えば、数kHz〜数十kHz)、インク吐出終了時間でインクが吹き付けられることで記録が完了する。
【0024】ペーパーキャリッジ1がインクジェットヘッド30の下を通過して記録が完了し、図2のP2の位置に来ると、キャリッジモータ5の作動は停止し、ペーパーキャリッジ1もP2の位置で停止する。ペーパーキャリッジ1がP2の位置で停止すると、静電気吸着システムが停止して紙45の保持状態を解放するとともに、スイングアームモータ7が作動し、スイングアームシャフト10を矢印H方向に回転させる。このときスイングアーム12に負荷はかかっていないため、スイングアーム12とスイングアームシャフト10と一体になって回転し、図8の状態になる。このときスイングアーム12はスイングアームローラ16を介してペーパーキャリッジ1に押し付けられて負荷がかかった状態になり、その位置で停止するが、トルクリミットベアリング11の作用によってスイングアームシャフト10、スイングアームシャフトプーリ13、スイングアームベルト14、スイングアームローラプーリ17、スイングアームローラシャフト15、スイングアームローラ16は、回転し続ける。特にスイングアームローラ16は紙45に押し付けられながら回転するため、搬送力を紙45に与え、スイングアームローラ16と紙45との摩擦力及びペーパーキャリッジ1と紙45との滑りによって紙45が矢印L方向に進むと同時に、排紙モータ37が作動して排紙ローラ33が矢印MB方向に回転し始める。この状態でしばらくの間は、紙45はスイングアームローラ16によってのみ搬送される。その後、紙45の先端が排紙ローラ33及び排紙ピンチローラ31に挟み込まれ、排紙ローラ33(及び排紙ピンチローラ31)と、スイングアームローラ16によって搬送されるが、スイングアームローラ16の回転速度のほうがわずかに遅く、排紙中の紙45がたるまないようになっている。この状態を図9に示す。その後、紙45の後端がスイングアームローラ16から抜け出し、排紙ローラ33及び排紙ピンチローラ31によってのみ紙45が搬送される。その前後近傍のタイミングで、紙45の後端が紙検知センサ25Aに達すると、スイングアームモータ7を逆回転させる。この回転方向では、スイングアーム12にかかっていた負荷はほとんど無くなるため、スイングアーム12及びそれに付随する諸部品は矢印Hと反対方向に回転する。スイングアーム12がスイングアームポジションセンサ40に接するか、ごく近くまで接近する位置まで回転すると、スイングアームポジションセンサ40の信号によってスイングアームモータ7は停止する。この状態を図10に示す。こうして紙45が矢印L方向に進み、その後端が紙検出センサ25Bに達すると、給紙・記録・排紙の一連のシーケンスが終了になり、再びキャリッジモータ5が作動して、紙45が排出されて何も載っていないペーパーキャリッジ1をP1の位置まで戻して次の記録の準備に入る。以降は、これまでの説明してきた動作が繰り返される。
【0025】また、上記説明では、紙45がペーパーキャリッジ1上をスイングアームローラ16によって搬送されるとき、紙45の下側の面は、ペーパーキャリッジ1の上を滑っていくものとした。しかしペーパーキャリッジ1に、図11(ペーパーキャリッジ1を図3と同じ方向から見た概略断面図)に示すようなキャリッジピンチローラ46を1個または複数個設けてもよい。キャリッジピンチローラ46はキャリッジピンチローラシャフト47に固着しており、キャリッジピンチローラシャフト47は、ペーパーキャリッジ1に矢印Q及びその反対方向に回動自在に保持されている。この位置はスイングアームローラ16が降りてくるときにちょうど相対する位置にある。これにより紙45を搬送するときに、スイングアームローラ16とキャリッジピンチローラ46によって紙45を挟んで紙搬送の補助とすることができる。また、紙45が引っかかってしまうなど、その搬送を妨げることのないように、このキャリッジピンチローラ46はペーパーキャリッジ1の上面(紙が載る面)と同じ高さか、それよりわずかに低いものになっていて、開口部の稜線はCカットまたはR等になっていることが望ましい。
【0026】また、特に図示しないが、シャーシ41には、インクジェットヘッド30の直下(図1矢印Aの反対方向)に、ペーパーキャリッジ1の走査を妨げない位置にインクジェットヘッド30のノズルを定期的または不定期的にクリーニングするクリーニングユニットを設けることができる。クリーニングユニットは、ペーパーキャリッジ1がインクジェットヘッド30の直下にいないとき、上下方向に可動させてノズルのクリーニングを行うようにすることによって、クリーニングという行為を、紙45の搬送・走査と完全分離させることができる。
【0027】<第2の実施の形態>以下、第2の実施の形態の装置の説明を行うが、多くの部分が第1の実施の形態の構成と共通となるため、図、構成要素、符号、記号などの一部を第1の実施の形態と共用して説明する。
【0028】第1の実施の形態での説明は、ある特定のサイズの紙に適した構成による給紙・記録・排紙方法であったが、もちろん多様な紙に対応できるような構成も考えることができる。
【0029】本実施の形態では、日常良く使われる紙サイズとして、最大のものをA4サイズ(210mm×297mm)の紙45Aとし、最小のものをはがきサイズ(100mm×148mm)の紙45Bとする。
【0030】また本発明では、以下の説明で用いる図12中の、矢印BB方向に長いノズル列をもった大きなインクジェットヘッド30によって、1回の走査で大きな面積を記録し、記録時間を早めることが前提である。そのため、複数サイズの紙に記録を行う場合には、インクジェットヘッド30は、最小サイズの紙については1回の走査で記録が終了するような長さのノズル列を持ち、それより大きいサイズの紙に対してだけは複数回の走査によって記録を行うことが発明の目的から考えて妥当である。そこで本実施の形態では矢印BB方向のノズル列の長さを100mmとし、紙45A、45Bともに短辺側(45Aでは210mm、45Bでは100mm)を矢印BB方向として給紙する。
【0031】まず図12(図2と同じ方向から見た図)を用いて、紙サイズの矢印AA方向の変化に対する対応を説明する。
【0032】ペーパーキャリッジ1の中心線をPAとすると、給紙ローラ19(及び給紙ピンチローラ18)より上流側で、全サイズの紙の中心線が、中心線PAと一致するように給紙する。
【0033】ペーパーキャリッジ1、給紙ローラ19、給紙ピンチローラ18の矢印AA方向の幅は、紙45Aの矢印AA方向の幅と同じか、わずかに大きくし、スイングアームローラ16は、中心線PAと対称に配置して、そのローラの外側最大幅が紙45Bの範囲となるようにする。このような構成にすることにより、紙サイズが矢印AA方向で変化した場合でも紙搬送が可能になる。
【0034】次いで、図を用いて、紙サイズの矢印BB方向の変化に対する対応を説明する。
【0035】図13〜図15は紙45Aを記録するシーケンスを示した図(図3と同じ方向から見た概略図)である。図13は1回目の走査、図14は2回目の走査、図15は3回目の走査での記録を示しており、各走査で記録される範囲が黒く塗りつぶした部分である。紙45Aはペーパーキャリッジ1上をこのように進んで記録される。この長さの関係と、予備エリアCC1、CC2を5mmずつ考えると、ペーパーキャリッジ1の矢印BB方向の長さは330mmとなる。
【0036】このようなペーパーキャリッジ1において、紙45Bを考えると、図16〜図18(図3と同じ方向から見た概略図)に示すように進む。しかしながら紙45Bは矢印BB方向の長さがペーパーキャリッジ1の長さに対して短く、100mmしかないため、給紙ローラ19(及び給紙ピンチローラ18)から紙の後端が抜け出る直前から、紙の先端が排紙ローラ33(及び排紙ピンチローラ)に引き込まれるまで、100mm未満の間隔で配置されるローラによって搬送されなければならない。しかもこれらのローラは、記録時にペーパーキャリッジ1が移動するため、ペーパーキャリッジ1から退避する必要がある。
【0037】第1の実施の形態では、スイングアームローラ16がその役割を行ったが、紙45Bの長さに対してペーパーキャリッジ1の長さが長い本実施の形態では同様の構成のローラを100mm未満の間隔で複数配置しなければならない。
【0038】そこで第1の実施の形態の装置のスイングアームローラ16及びその付属品を代替するものの概略を、斜視図として図19に示し、図20(図3と同じ方向から見た概略図)にその配置を示す。これらの構成要素は、第1の実施の形態の番号にA、B、C、Dの文字を付け足しただけであり、その作用は第1の実施の形態の場合と同一である。
【0039】この構成では、紙搬送状態において全てのローラ間が100mm未満になるように設定されているため、図21〜図30(図3と同じ方向から見た本実施の形態の作動状態を示した概略図)に示すように紙45Bが矢印KL方向に進んでいっても必ず、給紙ローラ19(及び給紙ピンチローラ18)、いずれかのスイングアームローラ、または排紙ローラ33(及び排紙ピンチローラ31)に挟まれて問題なく搬送を行うことができ、かつ、ペーパーキャリッジ1が記録のための走査を行うときには第1の実施の形態と同様の作用によってペーパーキャリッジ1上で作動している各スイングアームローラが退避する。各スイングアームローラの押し付け・退避のタイミングは、ペーパーキャリッジ1上に設けた1つまたは複数の紙検知センサからの紙先端・紙後端情報による紙サイズの判断によって制御される。その配置等に工夫が必要だが、基本的には第1の実施の形態の応用なのでここでは特に図示による説明は省略する。
【0040】また、紙のサイズが紙45Bより大きいもの(紙45Aまでのサイズ)の搬送に問題が無いことはいうまでもない。加えて本実施の形態は、これまで説明してきたサイズの決まった定型紙(カット紙)だけではなくロール紙にも対応可能である。特に図による説明はしないが、その一例を述べると、給紙ローラ19(及び給紙ピンチローラ18)がロール紙を搬送している途中で、給紙ローラ19(及び給紙ピンチローラ18)近傍の、任意のポイントで、ロール紙の先端からの長さが記録したい紙の長さになったときに、紙の搬送を一時停止するなどして、そのポイントで紙をロータリーカッタなどで切断する構造を設ける。すると切断されたロール紙は定型紙(カット紙)と同等になり、以降のシーケンスはこれまでの説明と同様となる。
【0041】さらにいえば、第1の実施の形態も含めてペーパーキャリッジ1の走査による記録は、図2に示す矢印B及び矢印C方向のどちらか一方または両方の走査で可能である。また、給紙・排紙の位置関係についても、給紙がP1の位置のときに、排紙はP1、P2どちらの位置でも良いし、給紙がP2の位置のときに、排紙はP1、P2のどちらの位置でも良い。そのため各スイングアームローラ及びその付属部品は、少なくともP1またはP2のいずれかの紙搬送上流側・下流側で各1ヶ所ずつ(合計2ヶ所、対角の位置関係でも可)、最大でP1及びP2の上流側・下流側全て(合計4ヶ所)に配置することが可能である。
【0042】以上説明してきた中で、具体的な数値で示した寸法や構成部品等は、あくまで一例であり、様々な紙サイズやインクジェットヘッドのサイズ等によって最適な値が無数に存在し、本発明によってそれら全てを包含していることをここに明記する。
【0043】<第3の実施の形態>以下、第3の実施の形態の装置の説明を行うが、多くの部分が第1、第2の実施の形態と共通となるため、図、構成要素、符号、記号などの一部を第1、第2の実施の形態と共用して説明する。
【0044】第1、第2の実施の形態での説明は、ペーパーキャリッジ1に紙45を保持するために、静電気吸着システムと、紙の存在やサイズを検知するための紙検知システムを持っていた。それはペーパーキャリッジ1に電気部品が存在し、電源を供給したり電気信号を伝えるためのケーブルによって本体と接続する必要があることを意味する。本実施の形態では、ペーパーキャリッジ1には一切の電気部品を設置しない。
【0045】まず紙の存在やサイズを検知するセンサに関しては、ペーパーキャリッジ1ではなくシャーシ41に、検知対象物に対して光を発する発光部と、その反射光を受ける受光部を持つフォトセンサを取り付けることで、離れた場所からも紙の有無やサイズを検知させることは十分可能である。
【0046】次いで紙の保持について説明する。図31はペーパーキャリッジ1上に設置する紙保持機構の概略斜視図で、図32はそれを矢印EA方向から見た図である。ロッカーアーム52はその軸部が、ペーパーキャリッジ1の保持部に矢印EC及びその反対方向に回動自在に保持されているが、ロッカーアームバネ53により常に矢印EC方向に回転する付勢力が与えられていて、かつペーパーキャリッジ1に設けられたロッカーストッパ54に当たってそれ以上は回転しないようになっている。ホルダーアーム50もその軸部が、ペーパーキャリッジ1の保持部に矢印EB及びその反対方向に回動自在に保持されていて、ホルダーアームバネ51により常に矢印EB方向に回転する付勢力が与えられているが、ロッカーストッパー54によって静止しているロッカーアーム52に当たっているため、図32の状態ではこれ以上回転しない。
【0047】また、簡単な概略図として示すが各スイングアームには、ホルダープッシャー60とロッカープッシャー61が設けられる。これらは後述する各センサからの信号の条件によって2ヶ所のポジションをとるアクチュエータ(不図示)とリンクして動くようになっている。アクチュエータが一方のポジション(FA)の場合、ホルダープッシャー60は各スイングアームが紙搬送のためにペーパーキャリッジ1に降りてくる。あるいは降りてくるときにホルダーアーム50のED部を押し込むような位置にあり、ロッカープッシャー61はどの構成要素にも影響しない位置にある。アクチュエータが他方のポジション(FB)のときには、ホルダープッシャー60はどの構成要素にも影響しないようになり、代わってロッカープッシャー61は各スイングアームが紙搬送のためにペーパーキャリッジ1に降りてくる、あるいは降りてくるときにロッカーアーム52のEE部を押し込むような位置にある。
【0048】このように構成される本実施形態の装置において、紙を保持するシーケンスを説明する。紙を保持する必要のない場合には、各スイングアームのアクチュエータはポジションFAをとる。このとき各スイングアームが退避しているときには、紙保持機構は図32の状態になっていて、各スイングアームが降りてくるときには、スイングアームにあるホルダープッシャー60がホルダーアーム50のED部を押し込み、紙保持機構は図33の状態になる。いずれの場合においても紙とホルダーアーム50の間には隙間があり、紙を保持していない。
【0049】紙を保持する必要があるのは記録するためのペーパーキャリッジ1の走査時であるが、そのときに関係する各構成要素とその状態を考える。関係する構成要素とその状態は、各スイングアーム(スイングアームローラ)の位置、ペーパーキャリッジ上の紙の有無、給紙ローラ(給紙ピンチローラ)での紙の有無、排紙ローラ(排紙ピンチローラ)での紙の有無である。これらの中で、紙をペーパーキャリッジ1に保持する必要があるのは、各スイングアーム(スイングアームローラ)が退避位置に移行するときで、かつペーパーキャリッジ1上に紙が所定の位置にあり、給紙・排紙の各ローラに紙が存在しないときである。このとき、ペーパーキャリッジ1はまさに走査を始めようとする状態になっており、紙の保持が必要となる。
【0050】この中で、ペーパーキャリッジ1上の紙の有無・位置は、前述した紙検知センサにより判断ができ、給紙・排紙の各ローラでの紙の有無も別途紙検知センサを設けることでその判断が可能である。これらのセンサからの信号により紙を保持する条件が整ったとき、各スイングアームが退避行動に入る前に、各スイングアームに設けられたアクチュエータにも同じ条件を知らせる信号が送られ、アクチュエータはポジションFBをとる。
【0051】すると、ホルダープッシャー60がホルダーアーム50のED部の押し込みを解放する位置になるので、ホルダーアーム50は、ホルダーバネ51の付勢力によって矢印EB方向に回転していき、紙保持機構は一時的に図32の状態になる。同時に、ロッカープッシャー61がロッカーアーム52のEE部を押し込む位置となるので、ロッカーアーム52が矢印ECと反対方向に回転する。そのため、EF部の係合によってわずかの間ホルダーアーム50が矢印EBとは反対方向に回転するが、そのEF部の係合はすぐ外れるので、ホルダーバネ51の付勢力により、ホルダーアーム50は矢印EB方向に回転して図34の状態になり紙を保持する。この後各スイングアームが退避していくと、当然ロッカープッシャー61も離れていきロッカーアーム52はロッカーバネ53の付勢力によって矢印EC方向に回転し、ホルダーアーム50の一部に当たったところで静止し、図35の状態となる。この状態でも紙は保持されたままであり、ペーパーキャリッジ1は走査・記録状態に移行することができる。各スイングアームが退避位置にくると、スイングアームポジションセンサ40(不図示)からの信号により、各スイングアームのアクチュエータはポジションFAをとる。
【0052】ペーパーキャリッジ1の走査が終わり、再び各スイングアームが降りてくると、アクチュエータはポジションFAとなっているので、ホルダープッシャー60がホルダーアーム50のED部を押し込んでいき、図35の状態から図36、そして図33の状態へと移行して紙の保持を解放し、紙が各ローラによって搬送可能な状態になる。以上が本実施の形態のシーケンスである。
【0053】以上の中で説明してきたアクチュエータや、ホルダープッシャー60、ロッカープッシャー61は、各スイングアームに設けられることとしたが、上記の紙保持のシーケンスを実現できさえすれば、他の部分に設けられても良い。
【0054】また、これらの紙保持機構は図37(図2と同じ方向から見た概略図)、図38(図37を矢印JJから見た概略断面図)に示すように、ペーパーキャリッジ1の走査時においてインクジェットヘッド30のインクノズル直下となる範囲GGに対し、紙搬送方向HHの上流及び下流にわずかに避ける配置GA、GA、GC、GDとし、紙保持機構とペーパーキャリッジ1との間の保持部分をGF(紙45Aの外側部分)とし、かつホルダーアーム50の紙に直接接触する部分をGE(紙45Bと重なる部分)とすることで、記録を妨げず、かつ第2の実施の形態のような複数種類の紙サイズにも対応できる。ただし紙保持のため、あるサイズの記録範囲に対し、その紙サイズは紙搬送方向HHの上流及び下流に対してわずかに大きくなり、その部分が余白となる。しかしながら、これは記録終了後に排紙ローラ33の近傍において、第2の実施の形態で説明したようなカッターを設けることで切除可能なのは自明である。
【0055】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれば、記録用紙を搬送するための第1の搬送手段と、記録用紙に記録を行うための記録手段と、を備えるプリンタ装置において、記録手段は装置に固定され、用紙搬送経路の一部または全部が用紙搬送方向に対して交差する方向に往復移動する移送手段と、この移送手段を移送するための駆動手段を持ち、この移送手段に記録用紙を搭載して記録用紙を前記記録手段の近傍を移送させながら記録するため、大きな記録ヘッドではなく軽量な記録用紙を動かすことになって、その移送手段自身を軽量化でき、機械的安定性を高めて、記録品位の向上や振動・騒音の軽減、さらにはこの移送手段を駆動するためのモータの小型化・低消費電力化、電気回路・基板への電気的・物理的な負荷軽減にも貢献できる。
【0056】同時に、特徴的な紙搬送構造によって、記録時に紙搬送方向と交差する方向に記録用紙を可動させるという従来にない記録システムを有しながらも、既存のものと同様の、対応可能な紙サイズを制限することの無い対応範囲の広い紙搬送システムを提供できる。
【0057】また、紙搬送方向と記録用紙の記録走査方向を交差していることにより、記録ヘッドの直下にヘッドノズルのクリーニング機構を設置しても、記録用紙の搬送・走査と記録ヘッドのクリーニング動作を完全に分離できるため、クリーニング機構の格納手段等を持つことなく記録用紙の汚れを防止するなどの効果もある。
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【出願日】 平成12年7月19日(2000.7.19)
【代理人】 【識別番号】100090538
【弁理士】
【氏名又は名称】西山 恵三 (外1名)
【公開番号】 特開2002−36646(P2002−36646A)
【公開日】 平成14年2月6日(2002.2.6)
【出願番号】 特願2000−218902(P2000−218902)