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【発明の名称】 貼合気胞シート
【発明者】 【氏名】田中 慶治

【要約】 【課題】限界無く厚みを増す事のできる気胞シートを提供する。

【解決手段】平膜1に複数の気胞2を形成した気胞シート3どうしを、少なくても二枚貼り合せて厚みを増幅させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 平膜1に複数の気胞2を形成した気胞シート3どうしを、少なくても二枚貼り合せた事を特徴とする貼合気胞シート。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壊れ物を包む時に用いる、軟質人工樹脂製の気胞シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の気胞シートは単層で使用しており、緩衝性を高める為に厚みを増す方法では、個々の気胞を大きくしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】個々の気胞を大きくする方法では、増して行く厚みに限界がある事と、気胞を大きくする事によって一つの気胞に掛かる圧力負担が増し、気胞が大きい事から一つでも潰れると否緩衝領域も大きくなるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】平膜に複数の気胞を形成した気胞シートどうしを、少なくても二枚貼り合せて厚みを増幅させる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明物は、軟質の人工樹脂を素材に用いて製造し、上下面の位置関係は、気胞面を上面、平膜面を下面として表示する。
【0006】貼合前斜視図の図1に於いて、平膜1に気胞2を形成した気胞シート3の製造は従来技術を用いて行い、気胞シート3の枚数は限定ではなくて二枚以上を貼り合せる事で厚みを増し、貼り合せる枚数によって厚みの加減をし、貼り合せる面の方向は、他方の気胞シートの面を反転させて気胞2の面どうし、或いは平膜1の面どうしを貼合(貼り合せる)しても良いのであるが、気胞2の頂部と平膜1の下面とを貼合させる事が望ましく、貼合の方法は、加熱による溶着であっても良いが、接着剤(粘着剤も含む)によって接着(粘着であっても良い)する事が望ましく、接着範囲は、貼合領域全体に接着剤を塗布して接着しても良いが、接着剤を節約する目的から、複数の線上に糊を塗布して接着する事が望ましい。
【0007】同形気胞貼合完了側面模式図の図2に於いて、気胞シート3どうしを貼合した物を貼合シート4とし、貼合する気胞シート3どうしの気胞2の大きさは同形(同じ大きさ)であっても、異形(異なる大きさ)であっても良く、図2では同形貼合シートを説明する事とし、気胞2の頂部に平膜1の下面を貼合しているので、気胞2の面どうしを貼合する時の様に気胞2どうしの隙間に他方の気胞2が嵌まり込んで厚みを減退させる事はなく、貼合シート4の厚みは貼合する気胞シート3の枚数分確実に増やす事ができ、個々の気胞2の大きさがあまり大きくなくても良い事から、一つの気胞2に掛かる加圧が小さくなり、又、一つの気胞2が潰れても、大きな否緩衝領域の形成を防止できる。
【0008】異形気胞貼合完了側面模式図の図3に於いて、気胞2の大きさが異なる気胞シート3を貼合して形成した貼合シート4では、気胞2の大きさを変える事で厚みの微妙な調節ができる他、大気胞の頂部に小気胞の気胞シート3を貼合する事で、小気胞が個別に潰れても小さな否緩衝領域だけで済むので、貼合シート4全体の緩衝能力の減退は少なくて済む、などの利点がある。
【0009】
【発明の効果】複数の気胞シートを貼り合せて貼合シートの厚みを増していく構造である事から、増して行く厚みに限界は無く、気胞2の小さな気胞シートでも厚みを増す事ができ、個々の気胞が小さければ、否緩衝領域を小さくする事ができる。
【出願人】 【識別番号】000133157
【氏名又は名称】株式会社タナカヤ
【出願日】 平成13年3月13日(2001.3.13)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−264231(P2002−264231A)
【公開日】 平成14年9月18日(2002.9.18)
【出願番号】 特願2001−70761(P2001−70761)