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【発明の名称】 コンクリートブロック成型用の型枠装置
【発明者】 【氏名】中川 誉樹

【要約】 【課題】コンクリートブロックの品質を向上させることができ、作業性も良好な型枠装置を提供する。

【解決手段】この型枠装置は、装置本体(20)の底板(21)(21)…を複数に分割して、これら底板(21)(21)…間に仕切板(30)(30)…を立設している。そして、底板(21)(21)…と仕切板(30)(30)…とを互いに当接させたブロック成型姿勢と、これらを互いに離間させたブロック脱型姿勢との間で切換可能となるように、底板(21)(21)…及び仕切板(30)(30)…を水平移動させる移動機構(60)を備えている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 装置本体の底板を複数に分割して、これら底板間に仕切板を立設することによって、前記装置本体の内部に複数のコンクリートブロック成型部を区画形成した型枠装置であって、前記底板と仕切板とを互いに当接させたブロック成型姿勢と、これら底板と仕切板とを互いに離間させたブロック脱型姿勢との間で切換可能となるように、前記底板及び仕切板を水平移動させる移動機構を備えたことを特徴とするコンクリートブロック成型用の型枠装置。
【請求項2】 前記移動機構は、前記装置本体の側板に連結され、その側板の開閉動作に連動して前記底板及び仕切板を水平移動させる請求項1記載のコンクリートブロック成型用の型枠装置。
【請求項3】 前記底板及び仕切板は、前記装置本体の側板に対して近接離間する方向に沿って並設され、前記移動機構は、前記装置本体の側板に近い側の前記底板及び仕切板ほど移動量が大となるように、互いに隣接する底板と仕切板を連結する複数の連結体を備えている請求項2記載のコンクリートブロック成型用の型枠装置。
【請求項4】 前記連結体は、前記底板の第1支持片と前記仕切板の第2支持片とに跨る横ボルトとされ、この横ボルトのボルト頭側の一端部が、前記第1支持片又は第2支持片のうちの一方に水平移動自在に挿通され、前記横ボルトの他端部が、前記第1支持片又は第2支持片のうちの他方に固定され、前記横ボルトのボルト頭は、前記成型姿勢において前記第1支持片又は第2支持片のうちの一方から離間され、前記脱型姿勢において前記第1支持片又は第2支持片のうちの一方に当接される請求項3記載のコンクリートブロック成型用の型枠装置。
【請求項5】 前記仕切板は、コンクリートブロックの表面に凹凸の柄を形成するレリーフ用プレートを備え、このレリーフ用プレートは、金属製の基板にゴム製のレリーフマットを装着してなり、前記基板に、前記レリーフマットの周端部を被覆する被覆片が形成されている請求項1乃至4のいずれかに記載のコンクリートブロック成型用の型枠装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンクリートブロックを成型するための型枠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建物外壁との調和を図るため、建物外壁と同じ凹凸の柄を有するブロック塀が提案されている。この種のブロック塀は、柄付きのコンクリートブロックを積み上げて構築されている。
【0003】このような柄付きコンクリートブロックを成型する型枠装置には、図9及び図10に示すように、上面開放の箱形に形成された装置本体(1)内に、複数の仕切板(2)(2)…を装着して、複数のコンクリートブロック成型部(3)(3)…を形成したものがある。
【0004】この型枠装置では、各成型部(3)(3)…に、図示しない中子等を挿入して、コンクリートを打設することで、同時に複数のコンクリートブロックを成型することができる。そして、コンクリートブロックの成型後に、装置本体(1)の側板(4)(5)…を外方へ開放させることによって、コンクリートブロックを各成型部(3)(3)…から脱型できるようになっている。
【0005】なお、装置本体(1)の側板(5)(5)、及び仕切板(2)(2)…の表裏面には、レリーフマット(6)(6)…が装着されており、コンクリートブロックの表面に凹凸の柄を形成するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の型枠装置においては、装置本体(1)の複数に分割されている底板(7)(7)…間に、仕切板(2)(2)…を上方より差し込んで装着する構造となっている。このため、図11に示すように、底板(7)(7)…にコンクリート片(8)が残っていて、このコンクリート片(8)が仕切板(2)(2)…の下側に挟まると、仕切板(2)(2)…が浮いた状態となって装着され、それによって生じる隙間にコンクリートが流れ込み、成型後のコンクリートブロックにバリが生じることがあった。
【0007】また、仕切板(2)(2)…の差し込みをスムーズに行うために、差し込み部分(9)(9)…はある程度の余裕を持たせた寸法に設定されているが、このような構造の場合、コンクリートを流し込んだときに、仕切板(2)(2)…が僅かに傾いたり、がた付いたりして、コンクリートブロックの寸法精度が悪くなるといった不具合もあった。
【0008】さらに、コンクリートブロックの脱型に際して、仕切板(2)(2)…を装置本体(1)から取り外し、次の成型時には、再び仕切板(2)(2)…を装置本体(1)に装着するといったように、脱型、成型の度に仕切板(2)(2)…の着脱作業を必要とすることから、作業性が非常に悪かった。さらにまた、仕切板(2)(2)…のレリーフマット(6)(6)が剥がれ易く、これに伴う修理費も高騰していた。
【0009】そこで、この発明は、上記の不具合を解消して、コンクリートブロックの品質を向上させることができ、作業性が良好で、コスト削減も実現できる型枠装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するため、この発明の型枠装置は、装置本体の底板を複数に分割して、これら底板間に仕切板を立設することによって、前記装置本体の内部に複数のコンクリートブロック成型部を区画形成し、前記底板と仕切板とを互いに当接させたブロック成型姿勢と、これら底板と仕切板とを互いに離間させたブロック脱型姿勢との間で切換可能となるように、前記底板及び仕切板を水平移動させる移動機構を備えている。
【0011】具体的に、前記移動機構は、前記装置本体の側板に連結され、その側板の開閉動作に連動して前記底板及び仕切板を水平移動させるようになっている。
【0012】そして、前記底板及び仕切板は、前記装置本体の側板に対して近接離間する方向に沿って並設され、前記移動機構は、前記装置本体の側板に近い側の前記底板及び仕切板ほど移動量が大となるように、互いに隣接する底板と仕切板を連結する複数の連結体を備えている。
【0013】また、前記連結体は、前記底板の第1支持片と前記仕切板の第2支持片とに跨る横ボルトとされ、この横ボルトのボルト頭側の一端部が、前記第1支持片又は第2支持片のうちの一方に水平移動自在に挿通され、前記横ボルトの他端部が、前記第1支持片又は第2支持片のうちの他方に固定され、前記横ボルトのボルト頭は、前記成型姿勢において前記第1支持片又は第2支持片のうちの一方から離間され、前記脱型姿勢において前記第1支持片又は第2支持片のうちの一方に当接される。
【0014】さらに、前記仕切板は、コンクリートブロックの表面に凹凸の柄を形成するレリーフ用プレートを備え、このレリーフ用プレートは、金属製の基板にゴム製のレリーフマットを装着してなり、前記基板に、前記レリーフマットの周端部を被覆する被覆片が形成されている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、型枠装置の移動機構を示す概略図、図2は、型枠装置の斜視図、図3は、仕切板の縦断面図、図4は、仕切板の横断面図、図5は、コンクリートブロック成型時の型枠装置の斜視図、図6乃至図8は、型枠装置の脱型動作を示す概略図である。
【0016】図において、(11)は、架台である。この架台(11)は、平行に配された一対のフレーム材(12)(12)上に、方形の枠材(13)を装着してなる。そして、枠材(13)の外周面には、外方向へ突出する複数のヒンジ受け(14)(14)…が適宜間隔をあけて設けられている。
【0017】(20)は、架台(11)上に設置された装置本体である。この装置本体(20)は、複数に分割されて、装置本体(20)の長手方向に沿って並設された底板(21)(21)…と、これら底板(21)(21)…を囲むようにして立設された側板(22)(23)…とを備え、上面開放の箱形に形成されている。
【0018】底板(21)(21)の下面には、一対の第1支持片(24)(24)が突設されている。これら第1支持片(24)(24)は、装置本体(20)の短手方向に沿って平行に配され、枠材(13)上に装着されたレール材(25)にスライド自在に載置されている。すなわち、底板(21)(21)…は、装置本体(20)の長手方向に沿ってスライド自在とされている。
【0019】各側板(22)(23)…の下端部には、下方に突出する複数のヒンジ(27)(27)…が、架台(11)のヒンジ受け(14)(14)…に対応して設けられている。そして、これらヒンジ(27)(27)…が、ヒンジ受け(14)(14)…に亘って貫通支持された横軸(35)(36)に回転自在に支持され、これによって側板(22)(23)…が下端部を中心として開閉可能となっている。また、装置本体(20)の短手方向に沿った短尺の側板(23)(23)には、コンクリートブロック(28)の表面に凹凸の柄を形成するレリーフ用プレート(29)(29)が夫々装着されている。
【0020】(30)(30)…は、装置本体(20)の底板(21)(21)…間に立設された仕切板である。これら仕切板(30)(30)…は、短尺の側板(23)(23)と平行になるようにして、長尺の側板(22)(22)間に差し渡されており、これによって装置本体(20)の内部に複数のコンクリートブロック成型部(31)(31)…が区画形成されている。
【0021】仕切板(30)は、図3及び図4に示すように、コンクリートブロック(28)の表面に凹凸の柄を形成する一対のレリーフ用プレート(32)(32)を備えている。レリーフ用プレート(32)は、方形の金属製の基板(40)に対してゴム製のレリーフマット(41)を一体成型してなる。なお、基板(40)のレリーフマット(41)側の面には、例えばエキスパンドメタル(42)が装着されており、レリーフマット(41)をより強固に装着することができるようになっている。
【0022】基板(40)の周端部には、レリーフマット(41)の周端部を被覆する枠状の被覆片(42)が、外方向へ拡がるようにして突設されている。これによって、レリーフマット(41)が、その周端部から剥がれるといった不具合を防止することができる。さらに、被覆片(42)のレリーフマット(41)と反対側の面には、図4に示すように、コンクリートの漏れを防止するためのパッキン(43)が取り付けられている。
【0023】また、基板(40)のレリーフマット(41)と反対側の面には、連結枠(45)が装着されている。この連結枠(45)の上下方向に沿った側面には、上下一対の連結片(46)(46)が突設されている。
【0024】そして、一対のレリーフ用プレート(32)(32)は、連結枠(45)(45)を向い合わせて、互いに重なり合った連結片(46)(46)…同士をボルト(47)(47)…及びナット(48)(48)…によって締結することで、互いに連結されている。なお、装置本体(20)の長尺の側板(22)(22)には、仕切板(30)の連結片(46)(46)…に対応させて複数の開口(50)(50)…が形成されており、側板(22)(22)を閉じたときに、その開口(50)(50)…に連結片(46)(46)…が入り込むようになっている。従って、側板(22)(22)と仕切板(30)の連結片(46)(46)…とが干渉することはない。
【0025】さらに、仕切板(30)には、一対の第2支持片(55)(55)が設けられている。これら第2支持片(55)(55)は、図3に示すように、レリーフ用プレート(32)(32)の被覆片(42)(42)の下端部を下方に延出してなり、底板(21)(21)…の第1支持片(24)(24)…に対向するようにして、装置本体(20)の短手方向に沿って平行に配されている。そして、第1支持片(24)(24)…と同様に、枠材(13)上に装着されたレール材(25)にスライド自在に載置されている。すなわち、仕切板(30)(30)…は、装置本体(20)の長手方向(短尺の側板(23)(23)に近接離間する方向)に沿ってスライド自在とされている。
【0026】このようにして構成された型枠装置には、図1に示すように、底板(21)(21)…と仕切板(30)(30)…とを互いに当接させたブロック成型姿勢と、これら底板(21)(21)…と仕切板(30)(30)…とを互いに離間させたブロック脱型姿勢との間で切換可能となるように、底板(21)(21)…及び仕切板(30)(30)…を、装置本体(20)の長手方向(側板(23)(23)に近接離間する方向)に沿って水平移動させる移動機構(60)が設けられている。
【0027】この移動機構(60)は、互いに隣接する底板(21)と仕切板(30)を連結する複数の第1連結体(61)(61)…と、側板(23)(23)とこれに隣接する底板(21)(21)を連結する第2連結体(62)(62)とを備えている。
【0028】第1連結体(61)は、第1支持片(24)とこれに対向する第2支持片(55)とに跨る横ボルトとされている。この横ボルト(61)のボルト頭(66)側の一端部は、第1支持片(24)に水平移動自在に挿通され、横ボルト(61)の他端部は、第2支持片(55)に溶接等によって固定されている。そして、成型姿勢において、第1支持片(24)とストッパとして機能するボルト頭(66)とは互いに離間していて、これらの間に間隙が確保されている。
【0029】第2連結体(62)は、側板(23)の下端部とこれに対向する底板(21)の第1支持片(24)とに跨る横ボルトとされている。この横ボルト(62)のボルト頭(70)側の一端部は、第1支持片(24)に水平移動自在に挿通されている。横ボルト(62)の他端部には、突起(71)が突設されており、この突起(71)が側板(23)の下端部に形成された案内溝(72)に案内されている。そして、成型姿勢において、第1支持片(24)とストッパとして機能するボルト頭(70)との間には、間隙が確保されている。
【0030】すなわち、上記移動機構(60)は、装置本体(20)の側板(23)(23)に連結されており、側板(23)(23)の開閉動作に連動して底板(21)(21)…及び仕切板(30)(30)…を水平移動させることができるようになっている。
【0031】次に、上記構成の型枠装置におけるコンクリートブロック(28)(28)…の成型及び脱型動作について説明する。まず、図示しない中子を各コンクリートブロック成型部(31)(31)…に挿入して、図5に示すように、これらコンクリート成型部(31)(31)…にコンクリートを流し込む。そして、しばらくの間養生させることで、コンクリートブロック(28)(28)…が成型される。
【0032】この成型後のコンクリートブロック(28)(28)…の脱型に際しては、装置本体(20)のすべての側板(22)(23)…を外方へ開放する。すると、図6(a)に示すように、側板(23)に連動して、横ボルト(62)が外方向に引っ張られる。このとき、横ボルト(62)の突起(71)は、案内溝(72)内をスライドする。側板(23)をさらに開放して、横ボルト(62)のボルト頭(70)が、底板(21)の第1支持片(24)に当接すると、図6(b)に示すように、側板(23)に隣接する底板(21)が、外方向(側板(23)に近接する方向)へ向かって水平移動する。これによって、底板(21)とこれに隣接する仕切板(30)とが離間し、これらの間に隙間(80)が生じる。
【0033】側板(23)をさらに開放して、横ボルト(61)のボルト頭(66)が、底板(21)のもう一方の第1支持片(24)に当接すると、図7(a)に示すように、横ボルト(61)が外方向へ引っ張られ、これと同時に、仕切板(30)及びこの仕切板(30)に固定されたもう一方の横ボルト(61)が外方向へ向かって水平移動する。これによって、仕切板(30)とその隣の底板(21)とが離間し、これらの間に隙間(80)が生じる。
【0034】側板(23)をさらに開放して、横ボルト(61)のボルト頭(66)が、前記隣の底板(21)の第1支持片(24)に当接すると、図7(b)に示すように、底板(21)が外方向に向かって水平移動する。これによって、底板(21)とその隣の仕切板(30)とが離間し、これらの間に隙間(80)が生じる。
【0035】そして、側板(23)を開放していくにつれて、図8に示すように、上記の動作を繰り返して、底板(21)と仕切板(30)との間に隙間(80)(80)…が順次生じていく。
【0036】両方の側板(23)(23)を開放し終わると、すべての横ボルト(61)(62)…のボルト頭(66)(70)…が第1支持片(24)(24)…に当接して、底板(21)及び仕切板(30)の外方向への水平移動が阻止され、隣接する底板(21)と仕切板(30)が互いに離間した脱型姿勢となる。このとき、側板(23)に近い側の底板(21)及び仕切板(30)ほど移動量が大きくなっており、底板(21)(21)…と仕切板(30)(30)…との間にほぼ均等な隙間(80)(80)…が生じている。なお、図6乃至図8においては、一方の側板(23)の開放に伴う動作しか示されていないが、これとは反対側の他方の側板(23)の開放においても同様に動作する。
【0037】このような脱型姿勢では、仕切板(30)(30)…のレリーフ用プレート(32)(32)…が、各コンクリートブロック(28)(28)…の表面から離れているので、これらを干渉させることなく、コンクリートブロック(28)(28)…を装置本体(20)から簡単に取り外すことができる。
【0038】コンクリートブロック(28)(28)…を取り外した後、側板(22)(23)…を閉じると、上記動作とは逆に、底板(21)(21)…及び仕切板(30)(30)…が内方向(側板(23)から戸から離間する方向)へ水平移動し、すべての横ボルト(61)(62)…のボルト頭(66)(70)…が第1支持片(24)(24)…から離間して、隣接する底板(21)と仕切板(30)が互いに当接した成型姿勢となる。
【0039】この脱型姿勢から成型姿勢の切り換えに際して、底板(21)(21)…の縁部等にコンクリート片が残っていたとしても、このコンクリート片は、仕切板(30)(30)…によって削られたり、押しのけられて、底板(21)(21)…と仕切板(30)(30)…はきっちりと当接する。従って、次のコンクリートブロック(28)(28)…の成型に際して、バリの発生を防止することができる。
【0040】なお、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発明の型枠装置では、底板及び仕切板を水平移動させて、これらを互いに当接離間させる構造となっているので、底板にコンクリート片が残っていても、そのコンクリート片が仕切板の下側に挟まるといったような不具合が生じず、成型時において底板と仕切板をきっちりと当接させることができる。従って、成型後のコンクリートブロックおけるバリの発生を抑えることができるとともに、寸法精度を高めることができ、品質の向上を図ることができる。
【0042】また、脱型姿勢においては、底板と仕切板とが互いに離間しているので、従来のように仕切板をいちいち取り外さなくても、成型後のコンクリートブロックを装置本体から簡単に取り外すことができる。従って、作業性を向上することができる。
【0043】さらに、装置本体の側板の開閉動作に連動して、底板及び仕切板を水平移動させるようになっているので、側板を開閉するだけで自動的に姿勢の切り換えを行うことができ、作業性を格段に向上することができる。
【0044】さらにまた、上記の側板に近い側の底板及び仕切板ほど移動量が大きくなるようにしているので、脱型姿勢において、底板と仕切板との間に生じる各隙間をほぼ均等な大きさにすることができ、一部の隙間がその他の隙間より極端に狭いといったような不具合をなくして、成型後のコンクリートブロックを取外作業を安定して行うことができる。また、移動機構は、複数の横ボルトを使用した簡単な構造であり、設備費等の低減を実現することができる。
【0045】さらに、仕切板におけるレリーフ用プレートの基板には、レリーフマットの周端部を被覆する被覆片が形成されているので、レリーフマットがその周端部から剥がれるといった不具合を防止することができ、長期使用が可能である。これによって、修理費等も削減でき、より一層のコストダウンを図ることができる。
【出願人】 【識別番号】000198787
【氏名又は名称】積水ハウス株式会社
【出願日】 平成13年1月24日(2001.1.24)
【代理人】 【識別番号】100082278
【弁理士】
【氏名又は名称】樽本 久幸
【公開番号】 特開2002−210722(P2002−210722A)
【公開日】 平成14年7月30日(2002.7.30)
【出願番号】 特願2001−15301(P2001−15301)