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【発明の名称】 ケーブルを介して動作制御及び/または監視ユニットに接続する携帯ツール
【発明者】 【氏名】ウルフ ローランド ドレンドトレーム

【氏名】カール ヨハン エリック ウオルグレン

【要約】 【課題】従来の電動ナットランナーに、任意のツールモデルを提供して、種々の応用に適したツールに関して生ずるであろう課題を解決すること。

【解決手段】携帯ツールが、遠位に配置した動作制御及び/または監視制御ユニットに、多芯ケーブル(16)を介して接続された、操作及び/または信号発生手段(22〜25)を備え、前記ケーブル(16)が、標準型のプラグ及びジャック接続部(17)によってツールに接続され、それによって電力並びに電気信号をツールと前駆制御ユニットとの間に供給し、前記操作及び/または連絡信号発生手段(22〜25)は、増設モジュールに配置され、増設モジュールは、着脱マルチコネクタープラグ及びジャック接続部を介して、ツールとケーブル(16)との間に挿入可能で、且つ直ぐに交換可能なアダプターを形成し、増設モジュール(20)が、個別に特定のオペレーターの要求に応じるように設計され、それによって標準型形態のツールを、ツールをどのようにも再構成することなく、確定した応用に適合させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 操作及び/または信号発生手段(22〜25)と、動作制御及び/または監視制御ユニットを備えた携帯ツールであり、動作制御及び/または監視制御ユニットが、ツールから離れて配置し且つ多芯ケーブル(16)を介してツールに接続され、前記ケーブル(16)が、ツールにおける脱着マルチコネクタージャックと相互接続するためのマルチコネクタープラグ(17)を備え、それによって電力並びに電気信号を、ツールと前駆制御ユニットとの間に伝える携帯ツールにおいて、前記操作及び/または連絡信号発生手段(22〜25)は、ツールにおける前記マルチコネクタージャックと相互接続する第二マルチコネクタープラグ(21)を一方の側に備え、前記ケーブル(16)における前記マルチコネクタープラグ(17)と接続する第二マルチコネクタージャックを他方の側に備えた、個別のツールに増設モジュール(20)に配置され、前記増設モジュール(20)が、前記ケーブル(16)とツールとの間に挿入され、直ぐに着脱可能で且つ交換可能な、アダプターの形をしていることを特徴とする携帯ツール。
【請求項2】 前記操作及び/または連絡信号発生手段(22〜25)が、選択または警告信号発信装置(22)を備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯ツール。
【請求項3】 前記操作及び/または連絡信号発生手段(22〜25)が、バーコードリーダー(23)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯ツール。
【請求項4】 電動モーターを備え、前記制御ユニットが、前記ケーブル(16)と前記増設モジュール(20)を介して、前記モーターに接続された電力供給手段を具備することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の携帯ツール。
【請求項5】 前記操作及び/または連絡信号発生手段(22〜25)が、モーター動作コマンド信号発生装置(25)を備えることを特徴とする請求項4に記載の携帯ツール。
【請求項6】 前記増設モジュール(20)が、一連の相互交換可能なモジュールの一つであり、各々が個別に操作及び/または連絡信号発生手段(22〜25)を、一定のオペレーターによる要求に応じるため、備え付けることを特徴とする請求項1または3に記載の携帯ツール。
【請求項7】 多芯ケーブル(16)と、前記ケーブ(16)におけるマルチコネクタープラグ(17)と、ツールにおけるマルチコネクタージャックとを介して、遠位に配置した動作制御及び/または監視制御ユニットと連絡する、前記操作及び/または連絡信号発生手段(22〜25)を有した携帯ツール用の増設モジュール(20)であり、I)前記操作及び/または連絡信号発生手段(22〜25)を支持し、II)一方の側で、ツールにおける前記マルチコネクタージャックと相互接続する一体型マルチコネクタープラグ(21)を、他方の側で、ケーブル(16)における前記マルチコネクタープラグ(17)と相互接続する一体型マルチコネクタージャックを支持し、III)直ぐに着脱可能で且つ交換可能なアダプターとして、前記ツールと前記ケーブル(16)との間に挿入可能であること、を特徴とする増設モジュール。
【請求項8】 一つの増設モジュール(20)が、少なくとも二つの相互交換可能な増設モジュールの多数のセットであり、各増設モジュール(20)が、前記セットにおいて他の一つ以上の増設モジュール(20)と異なり、且つ特定のツールの応用に適合する、操作及び/または信号発生手段(22〜25)の特定の組み合わせを支持することを特徴とする請求項7に記載の増設モジュール。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、遠隔動作制御及び/または監視ユニットに多芯ケーブルを介して接続する型の携帯ツールに関するものであり、ケーブルはその一端に、ツールにおける脱着マルチコネクタジャックと接続する、マルチコネクタプラグを備え、ツールと制御ユニットとの間に、電力並びに電気信号を送る。
【0002】
【従来の技術】画定した型式の携帯ツールでは、電力ユニットが電力を多芯ケーブルを介して通すだけでなく、ナットランナーの動作に関する動作コマンド信号および情報信号を伝える。例えば、締付け動作に関する回転角信号及びトルク容量、並びにナットランナーに対するオペレーター操作制御によるコマンド信号が、ナットランナーから、制御ユニットへ伝達され、ナットランナー動作制御が、制御ユニットからナットランナーへ分配される電流の様々なパラメータによって、直ぐに行われる。
【0003】各ナットランナーモデルは、一定レベルの信号通信及び動作制御機能を提供するように設計されており、これを実行するため必要な通信が、ケーブルとナットランナーとの間を、マルチコネクタプラグ及びジャックインターフェースにより、多芯ケーブルを介して、またナットランナー自体に具備されたツール及びワイヤーによっても行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】今日、ツールの製造業者にとって問題は、電動ナットランナー製造業者が特に、その様な広い範囲の任意のツールモデルを提供して、種々の応用に適したツールに関して生ずるであろう全ての要求を満たすことである。それについて、カバーすべき機能的な特徴の非常に多数の組み合わせがあり、特定の要求による電動ナットランナーの再構成が、通常はナットランナーのハウジングの再設計と/または、ナットランナーのハウジングの内部及び外部への補助ツールの取り付けを含んだ、相当に高価なオペレーションであるため、全てのツール製造業者が、それを避けようとすることが問題となっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、多芯ケーブルとマルチコネクタプラグ及びジャック接続部を介して、遠隔動作制御及び/または監視ユニットに、接続する携帯ツールを提供することであり、それによって上記の問題は、解決される。本発明によるツールは、ツール自体が特定の応用のために再設計することに適応したり、または補助的な機能特徴を加えるため再構成する必要がないという、利点がある。また特定の動作的な特徴を、例えばツールハウジングを何か再設計する必要なく、ツールに加えられ得る。
【0006】
【本発明の実施の形態】更なる特徴、特性及び利点は、請求項及び以下の説明から明らかになるであろう。
【0007】
【実施例】本発明の好ましい実施例を、添付図面を参照して以下に説明する。
【0008】一例として図面に図示された携帯ツールは、電動ナットランナーであり、電動モーターと、出力トルク容量及び回転角のような動作パラメータ値を検出する検知手段とを備える。これは通常型の電動ツールであり、それ自体は本発明によるいかなる部分も形成していない。従って、ツールの細部は特別詳細に説明しない。
【0009】しかし、図示した電動ナットランナーはハウジング10を備えており、そのハウジングは前端部に出力シャフト12を支持するアングルヘッド11を具備し、後端部に13を設けて構成されている。オン/オフ型の電力スイッチは、レバー14によって手動で制御される。
【0010】ナットランナーは、遠隔配置した動作制御及び監視制御ユニット(図示せず)に、多芯ケーブル16を介して接続されている。このケーブル16は、ナットランナーモーターに電力を供給する多数の芯と、ツールと制御ユニットとの間に信号を送る多数の芯とを備えている。公知の方法でケーブル16は、ケーブル16で支持された標準型のマルチコネクタープラグ17と、ナットランナーにおける脱着標準型のマルチコネクタージャック(図示せず)を介して、ツールに接続される。
【0011】様々な操作を行えるナットランナー及び/または特定のオペレーターの要求による信号発生手段を提供するため、ケーブル16とナットランナーとの間に、増設モジュール20を備える。この増設モジュール20は、一方の側にケーブル16におけるプラグ17と一致し且つ、ナットランナーにおけるジャックと結合するマルチコネクタープラグ21を備え、他方の側にナットランナーにおけるジャックと一致し且つ、ケーブル16におけるプラグ17に結合するコネクタージャック(図示せず)を備える。好ましくは、マルチコネクタープラグ及びジャックが円形断面型であり、それによって接続に関して良好で有効な機械的安定性をもたらす。
【0012】図面には示されていないが、標準型コネクタープラグ17、21及びジャックは、いつものようにロック手段を備え、それによってケーブル16と増設モジュール20が互いに、そしてナットランナーが。それぞれ偶発的に外れることを防止する。
【0013】標準型マルチコネクタープラグ及びジャックの詳細な説明は、それらの部材が本発明の部分に関して本質的なものではないので、本明細書からは除外する。
【0014】上記のように、増設ユニット(即ち増設モジュール)20がナットランナーとケーブル16との間で、アダプターとして相互接続可能であり、アダプターは、ナットランナーと制御ユニットとの間で通信ストリングの直列連接部を形成する。
【0015】ナットランナーハンドル13におけるレバー制御電力スイッチを除いて、全ての信号伝達手段は、増設モジュール20に配置される。動作機能がオペレーターによって要求されることによって、個別に設計された増設ユニット20が、その要求を満たすため、備えることができる。例えば、増設ユニット20は、一つ以上の信号灯22と/または、図3及び図4を参照すると、オペレーターに知らせるためのブザーと、作業対象確認のためのバーコードリーダー23(図3)と、ツールロケーティングのための超音波エミッター24(図4)と、ツール動作コマンド信号のための押しボタン25によって制御されるスイッチなどを備え得る。それら及びその他の特徴は、幾つかを組み合わせることでもたらされ得る。
【0016】本発明によると、確定したオペレーターにより要求される特別なナットランナーの特徴は、標準型ナットランナーの再構成が、いかなる費用も高価になることもなく、標準型ナットランナーに簡単に加えられる。最終的に、全ての補足的で特別な特徴は、ナットランナーに関して簡単に接続可能且つ取り外し可能な、増設ユニット20に配される。これによって、ツール供給者がナットランナーモデルの数を減らして、単に二、三の基礎モデルにすることができ、個別及び全ての特定の顧客の要求に応じて、ナットランナーを再構成する必要はなくなることは明らかである。その代わりに、特別に設計して備え付けられ且つ、アダプター形の増設ユニット20が、標準型ナットランナーと電力/信号伝達ケーブル16との間で、簡単に相互接続できる。この新しいシステムは、確定した特徴を備えた特定の設計の一増設ユニットが、異なる設計で別の特徴を有する別の増設ユニットに、すぐに交換できることも明らかである。ここで必要となることは、本増設ユニットを取り外して、別の増設ユニットを取り付け、ケーブル16とアダプター20とツールとの間の、マルチコネクタープラグ/ジャック連結を外すことである。これによって、一つの確実なセットの操作に適応した電動ナットランナー及び/または、特別な応用に適した信号発生手段が、全く別の応用に適した動作特徴をもたらす手段を、簡単に再備え付けできることは明らかである。
【出願人】 【識別番号】501461483
【氏名又は名称】アトラス・コプコ・ツールス・アクチボラグ
【出願日】 平成13年11月29日(2001.11.29)
【代理人】 【識別番号】100066452
【弁理士】
【氏名又は名称】八木田 茂 (外2名)
【公開番号】 特開2002−254354(P2002−254354A)
【公開日】 平成14年9月10日(2002.9.10)
【出願番号】 特願2001−364801(P2001−364801)