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【発明の名称】 電池工具
【発明者】 【氏名】上田 貴士

【氏名】小澤 隆史

【要約】 【課題】本発明の目的は、フックの取付け、取外し作業を容易に行うことができると共に、安価な電池工具を提供することである。

【解決手段】フック取付け部2に外枠1に取付けられた蓄電池7外壁と該外壁に対面する壁面2aとにより形成されるフック収納部4を設ける共に、フック3にフック収納部4内に収納される係合部3aを設け、且つ該フック収納部4内において係合部3aの長手方向に対するフック3の移動を規制する規制手段7b、3eを設けた。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 外枠に蓄電池を着脱可能に保持し、前記外枠にフックを取付け可能とするフック取付け部を有する電池工具において、前記フック取付け部に前記外枠に取付けられた前記蓄電池外壁と該外壁に対面する壁面とにより形成されるフック収納部を設けると共に、前記フックに前記フック収納部内に収納される係合部を設け、且つ該フック収納部内において前記係合部の長手方向に対する前記フックの移動を規制する規制手段を設けたことを特徴とする電池工具。
【請求項2】 前記フック取付け部を前記蓄電池外壁側が開口した凹型形状としたことを特徴とする請求項1記載の電池工具。
【請求項3】 前記規制手段を前記フックの前記係合部の前記蓄電池側側面に設けられた凹部あるいは凸部と、前記蓄電池の側面に設けられ、前記凹部あるいは凸部と係合可能な凸部あるいは凹部とを有する構成としたことを特徴とする請求項1記載の電池工具。
【請求項4】 前記規制手段を前記フックの前記係合部に設けられた凹部あるいは凸部と、前記フック収納部内に設けられ、前記凹部あるいは凸部と係合可能な凸部あるいは凹部としたことを特徴とする請求項1記載の電池工具。
【請求項5】 前記フックの前記係合部及び前記フック取付け部に、前記フック収納部内において前記係合部を仮止めする仮止め手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の電池工具。
【請求項6】 前記仮止め手段を、前記フックの前記係合部に設けられた凹部と、前記フック取付け部に設けられ前記凹部内に係合可能な凸部と、前記凹部内に設けられ前記凸部と係合可能な仮止め部材とにより構成したことを特徴とする請求項5記載の電池工具。
【請求項7】 前記フック収納部を前記蓄電池の側方に設けると共に、前記フック収納部に前記外枠と対面し前記係合部と当接する下側壁面と、該下側壁面と対面し前記係合部と当接する上側壁面を設けたことを特徴とする請求項1記載の電池工具。
【請求項8】 前記フック収納部を前記フック取付け部の両側面側に貫通した形状としたことを特徴とする請求項1記載の電池工具。
【請求項9】 前記係合部の断面形状を左右対称としたことを特徴とする請求項2記載の電池工具。
【請求項10】 前記係合部の断面形状を上下左右対称の多角形としたことを特徴とする請求項1記載の電池工具。
【請求項11】 前記フック取付け部に凸部を設けると共に、前記係合部に前記凸部と干渉しないよう前記フック取付け部の前記蓄電池と対面する前記壁面と前記蓄電池の側面とを結ぶ方向に延びる逃げ溝と、該逃げ部と連通し前記係合部の長手方向に延びる連通溝を設けたことを特徴とする請求項1記載の電池工具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フックを有する電池工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電池工具の一例を図10、図11を用いて説明する。なお、図10は従来の電池工具の一例を示す要部拡大斜視図、図11は図10の要部断面図である。
【0003】図に示すように従来の電池工具は、蓄電池7を着脱可能な構成をした外枠1下部にフック取付け用の貫通穴A11を有するフック取付け部2を設けた構成をしており、一端に貫通穴B12を有したフック3が、貫通穴A11及び貫通穴B12に連通するネジ13及びネジ13とネジ嵌合するナット14によってフック取付け部2に取付けられている。ナット14はフック取付け部2の一側面側に設けられたナット収納部10に回動不能に収納されており、ネジ13をナット14に対して締め付けることにより、ネジ13とナット14とによって、フック3とフック取付け部2を挟み込み、外枠1上にフック3を固定し、取付ける構造となっている。
【0004】フック3を外枠1から取外すには、ネジ13をナット14に対して緩め、ネジ13とナット14とのネジ嵌合を解除することにより行うことができる。
【0005】また、ネジ13をナット14に対して緩めることにより、フック3を貫通孔B12を支点として回動させることができ、これにより外枠1に対するフック3の取付け位置を任意の位置に設定することができるようになっている。
【0006】なお、蓄電池7の外枠1下部、すなわち電池工具への取付けは、蓄電池7に設けられた着脱装置であるラッチ7aが外枠1下部に係合することにより行われ、また、ラッチ7aを操作することにより蓄電池7を外枠1下部から取外すことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の電池工具は、フック3の取付け、取外し作業をネジ13をナット14に対して締付けるあるいは緩めることにより行う構造をしたものであったが、このためドライバ等の工具が必要であり、フック3の取付け、取外し作業の作業性が悪いものであると共にネジ13及びナット14が必要であり部品点数が多く電池工具の低コスト化の妨げとなっていた。また、ネジ13をナット14に対して締め付け、フック3とフック取付け部2を挟み込むことによりフック3の取付けが行われる構造であるが、ネジ13の締付け量が少ない場合には、フック3が固定が確実に行われず不意にフック3が貫通孔B12を支点として回動してしまう恐れがあり、またネジ13の締付け量が多い場合にはフック3の固定は確実に行われるが、フック3、フック取付け部2及びナット収納部10が破損してしまう恐れがあり、的確なネジ13の締付け量を得ることが困難であった。
【0008】また、フック取付け部2の一側面側のみにナット14を回動不能に収納するナット収納部10を設けた構成あるため、フック取付け部2の側面に対してフック3を取付ける位置がフック取付け部2の一側面側に限定されており、任意にフック3の取付け位置を変更することができないものであった。
【0009】更に、フック3の取付け、取外し作業及びフック3を貫通孔B12を支点として回動させ外枠1に対するフック3の位置を変更する作業を外枠1を把持しながら行い、図示しない外枠1に取付けられた駆動スイッチを操作してしまうと、電池工具に蓄電池7が接続された状態では不意に電池工具が駆動してしまうという欠点があった。
【0010】本発明の目的は、上記した欠点を解消し、フックの取付け、取外し作業を容易に行うことができると共に、安価な電池工具を提供することである。
【0011】また、本発明の目的は、フック及びフック取付け部の寿命低下を抑制することができる電池工具を提供することである。
【0012】更に、本発明の目的は、フック取付け部の両側面側にフックを取付けることができる可能な電池工具を提供することである。
【0013】更に、本発明の目的は、フックの取付け、取外し作業等に、不意に電池工具が駆動することのない電池工具を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は、フック取付け部に外枠に取付けられた蓄電池外壁と該外壁に対面する壁面とにより形成されるフック収納部を設ける共に、フックにフック収納部内に収納される係合部を設け、且つ該フック収納部内において係合部の長手方向に対するフックの移動を規制する規制手段を設けた構成とすることにより達成される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明電池工具の一実施形態を図1〜図3を用いて説明する。なお、図1は本発明電池工具の一実施形態を示す要部拡大斜視図、図2は本発明電池工具を構成するフック取付け部の一実施形態を示す要部拡大斜視図、図3は本発明電池工具を構成するフックの一実施形態を示す斜視図である。
【0016】図1は電池工具にフック3を取付けた状態であり、図に示すように外枠1下部には蓄電池7が着脱装置であるラッチ7aと外枠1下部とが係合することにより取付けられており、外枠1下部に設けられたフック取付け部2に取付けられたフック3はフック取付け部2の内壁と蓄電池7の外壁との間に収納されている。
【0017】フック取付け部2には図2に示すようにフック収納部4が設けられており、このフック収納部4内に図1及び図3に示す構成をしたフック3の係合部3aが収納される。なお、フック3はフック収納部4内に収納される係合部3aと、電池工具への取付け時にフック収納部4外に突出するフック部3bとからなるほぼL字状の形状となっている。
【0018】フック取付け部2は図に示すように外枠1下部に下方に突出するように設けられ、蓄電池7と対面する壁面2a、下側の壁面2b、上側の壁面2cと、蓄電池7側の開口部2fとを有する凹型形状をし、壁面2a〜2c及び開口部2fによって係合部3aが収納されるフック収納部4を形成している。フック収納部4内にフック3の係合部3aを収納させるには、蓄電池7側の開口部2fから係合部3aを収納させる構成となっている。
【0019】フック収納部4内にフック3の係合部3aを収納し、その後蓄電池7を外枠1下部に取付けることにより、フック取付け部2の開口部2fは蓄電池7の外壁により閉塞され、フック収納部4内のフック3を開口部2fから取外すことができなくなると共にフック収納部4内においてフック3の係合部3aはフック取付け部2の壁面2aと蓄電池7の外壁とによって図1に示す横方向の移動が規制される。また、フック3の係合部3aの図1で示す上面及び下面はそれぞれフック取付け部2の上側の壁面2cと下側の壁面2bとに当接しており、フック3は図1の上下方向においても移動が規制されている。
【0020】また、フック3の係合部3aの蓄電池7側の側面には図3に示すように凹部3eが設けられており、この凹部3eは蓄電池7の外壁のフック取付け部2側に設けられている凸部7bと係合可能となっており、この凹部3eと凸部7bとの係合によってフック3は係合部3aの長手方向の移動も規制され、フック3は外枠1に固定される。
【0021】なお、図に示す実施形態では、図2に示すようにフック取付け部2の下側の壁面2cに凸部2dを設け、図3に示すようにフック3の係合部3aに壁面2aと蓄電池7外壁とを結ぶ方向に延び、凸部2dと干渉しない形状をした逃げ溝3cが設けられていると共に、逃げ溝3cと連通して係合部3aの長手方向に延びる凸部2dと係合可能な連通溝3dを設けた構成をしており、このような構成とすることによってフック3を外枠1に取付けた状態から蓄電池7を取外した際に、蓄電池7を取外すと同時にフック取付け部2からフック3が抜け落ちてしまうことを防止するようにしている。
【0022】本発明電池工具におけるフック3の取付け動作を図4〜図7を用いて詳細に説明する。なお、図4〜図7はフック取付け部2、フック3及び蓄電池7の関係を示す図1のA方向矢視要部拡大図である。
【0023】図4に示す状態は、外枠1下部から蓄電池7を取外し、フック収納部4内にフック3を収納させていない状態であり、図5はフック収納部4内にフック3の係合部3aを収納させた状態を示す。
【0024】フック取付け部2の下側の壁面2bに設けられた凸部2dとフック3の係合部3aに設けられた逃げ溝3cとの位置を合わせ、凸部2dとフック3とが干渉しない状態にすることで図5に示すようにフック3を開口部2fからフック収納部4内に収納させることができる。
【0025】図5に示す状態からフック3を図示B方向に移動させ、図6に示すように逃げ溝3cと連通した連通溝3d内にフック取付け部2の下側の壁面2cに設けられた凸部2dを位置させる。
【0026】図6に示すようにフック収納部4内にフック3の係合部3aを収納させた状態から図1に示すように外枠1下部に蓄電池7を取付けると、図7に示すように蓄電池7の外壁に設けられた凸部7bがフック3の係合部3aに設けられた凹部3eと係合し、これによりフック3の係合部3aの長手方向の移動が規制され、フック3のフック取付け部2への取付けが完了する。
【0027】上記したようにフック3をフック収納部4内に収納させ、その後フック3を係合部3aの長手方向に移動させることによりフック取付け部2の凸部2dとフック3の係合部3aの連通溝3dとが係合した際に、蓄電池7の凸部7bとフック3の凹部3eとが係合する構成とし、図5に示すようにフック取付け部2の凸部2dとフック3の係合部3aの連通溝3dとが係合していない状態で外枠1下部に蓄電池7を取付けようとすると蓄電池7の凸部7bとフック3の係合部3aの凹部3eとが係合せずに蓄電池7の凸部7bが係合部3aの下面に当接し蓄電池7の取付け作業を行うことができない構成としたことにより、フック3をフック取付け部2に固定させた図1に示す状態ではフック3とフック取付け部2との関係は常に図7に示す状態となる。このため、図1に示す状態から蓄電池7を外枠1下部から取外したとしてもフック3の係合部3aの連通溝3dとフック取付け部2の下側の壁面2cの凸部2dとが係合した状態が維持されるため、フック3がフック取付け部2の開口部2f、すなわち蓄電池7側から抜け落ちることを防止することができる。
【0028】上記したように本発明によれば、従来の電池工具のようにネジ及びナット等の他部材を用いずにフック3をフック取付け部2へ取付けることができるため、部品点数の削減及び低コスト化を図ることができるようになると共に、ネジを締付け及び緩め操作するための工具を必要としないため、フック3の取付け、取外し作業の作業性を向上させることができる。
【0029】また、従来の電池工具のようにネジとナットとのネジ嵌合量によりフック3の固定を行う構成でないため、フック3及びフック取付け部2の寿命を低下させてしまうようなことはなく、高寿命な電池工具を提供することができる。
【0030】更に、フック3の取付け、取外し作業時には、蓄電池7が外枠1下部に接続されていない状態であるため、フック3の取付け、取外し作業時に外枠1を把持することにより図示しない起動スイッチを操作してしまったとしても、不意に電池工具が駆動してしまうことがない。
【0031】なお、上記実施形態に示すようにフック取付け部2のフック収納部4をフック取付け部2の両側面側に貫通した形状とすると共に、フック3の係合部3aの断面形状を左右対称に形成したことにより、フック3をフック取付け部2の両側面側に取付けることができるようになり、作業状態や作業者の好みに応じたフック3の取付け位置を得ることができるようになる。
【0032】また、上記実施形態のフック3の係合部3aを断面形状が上下左右対称の多角形の形状とすると共に、フック収納部4の形状を係合部3aの形状に対応する形状とすることにより、フック3をフック収納部4内に収納させる際の角度に応じてフック取付け部2に対するフック部3bの取付け角度を任意に設定することが可能となる。なお、係合部3aの断面形状の角数が多ければ多いほど、フック取付け部2に対するフック部3bの取付け角度の角度調整を微調整することができるものである。
【0033】また、上記実施形態では、外枠1から蓄電池7を取外した状態でフック取付け部2の開口部2fよりフック3の係合部3aをフック収納部4内に収納する構成としたものであるが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、上記実施形態と同様に外枠1から蓄電池7を取外した状態でフック取付け部2の側面方向からフック3の係合部3aをフック収納部4内に収納させ、その後蓄電池7を外枠1下部に取付けることによりフック3のフック取付け部2への固定が完了する構成としても良い。
【0034】更に、上記した実施形態では、フック取付け部2を外枠1下部よりも下方に突出し蓄電池7側方に位置する構成とし、フック取付け部2の形状を蓄電池7側に開口部2fを有する凹型形状として、蓄電池7外壁とフック取付け部2の蓄電池7側面に対面する壁面2aとによりフック3がフック収納部4から抜け落ちることを防止する構成としたが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、例えばフック取付け部2を外枠1に対して下方に開口部2fを有する形状とし、蓄電池7の一部上面により開口部2fが閉塞される構成としても良い。また、外枠1内にフック収納部4が形成されるようフック取付け部2を構成としても良い。
【0035】また、フック3の取付け時にフック3の係合部3aの長手方向の移動を規制する規制手段を上記実施形態では蓄電池7外壁に設けられた凸部7bとこの凸部7bと係合可能なフック3の係合部3aに設けた凹部3eとにより構成し、蓄電池7の凸部7bにフック取付け部2の開口部2fを閉塞する機能と前記規制手段を構成する機能とを持たせた構成としたが、本発明電池工具はこれに限るものではなく、上記規制手段をフック3の係合部3aとフック取付け部2とにそれぞれ設けた部材により構成することも可能である。
【0036】次に本発明電池工具の他の実施形態を図8、図9を用いて説明する。なお、図8は本発明電池工具を構成するフックの他の実施形態を示す平面図であり、図9は図8のC−C線断面図である。
【0037】本実施形態のフック3は、係合部3aに逃げ溝3c及び連通溝3dをそれぞれ2個設けると共に、1つの連通溝3d内に弾性を有した仮止め部材3fを設けた構成をしたものである。
【0038】図示しないが本実施形態のフック3を採用する電池工具のフック取付け部2には、2個の逃げ溝3c及び連通溝3dに対応する2個の凸部2dを設けた構成とする。
【0039】上記した仮止め部材3fは、図9に示すように係合部3aに一体的に形成されており、自身の弾性力により常に先端の突起部3gが連通溝3d内に突出するようになっている。
【0040】本実施形態のフック3は、上記実施形態のフック3と同様に図4〜図7で示すようにフック収納部4内に収納されるが、図5に示す状態からフック3を図示B矢視方向に移動させ逃げ溝3c内に位置するフック取付け部2の凸部2dが連通溝3d内に移動する際に、凸部2dは本実施形態のフック3に設けられた仮止め部材3fを弾性変形させ、突起部3gを乗り越え連通溝3d内に移動する。仮止め部材3fの根元部分から突起部3gまでの寸法Dはフック取付け部2の凸部2dの外径寸法よりも大きく形成されており、突起部3gを乗り越え連通溝3d内に凸部2dが移動すると仮止め部材3fは図9に示す初期状態に復帰し、突起部3gは連通溝3d内に突出し突起部3gとフック取付け部2の凸部2dとは係合する。
【0041】これにより、仮止め部材3fの突起部3gが係合部3aと凸部2dとの相対移動を規制するよう働き、フック収納部4内における係合部3aの長手方向の移動は規制される。この状態で蓄電池7を外枠1下部に取付けると蓄電池7外壁の凸部7bと係合部3aの凹部3eとが係合し、フック3はフック取付け部2に固定される。
【0042】上記したようにフック3の係合部3aに仮止め部材3fを設けたことにより、外枠1から蓄電池7を取外したとしても、フック3の係合部3aはフック収納部4内に収納された状態を維持し、仮止め部材3fを弾性変形させ仮止め部材3fの突起部3gを連通溝3dから後退させなければ、仮止め部材3fの突起部3gとフック取付け部2の凸部2dとの係合を解除することができず、フック3をフック取付け部2から取外すことができない。なお、仮止め部材3fはある程度の荷重が加わった際に突起部3gが連通溝3dから後退するよう設定されており、振動等による微細な荷重では突起部3gが連通溝3dから後退せず、フック3の仮止め状態を維持するようになっている。
【0043】また、本実施形態のフック3では、図に示すように逃げ溝3c及び連通溝3gをそれぞれ2個設けると共に、これに対応するフック取付け部2の凸部2dについても2個設けた構成としたが、このような構成とすることにより、フック収納部4内におけるフック3のガタを少なくすることができる。また、フック3に荷重が加わった際にその荷重を分散することができるようになるため、フック3及びフック取付け部2の破損等を抑制することができるようになり、フック3及びフック取付け部2の寿命を向上させることができる。
【0044】
【発明の効果】上記したように本発明によれば、フックの取付け、取外し作業を容易に行うことができると共に、安価で、フック及びフック取付け部の寿命低下を抑制することができ、かつフック取付け部の両側にフックを取付けること、及びフックの取付け、取外し作業及びフックの固定位置を変更させる作業時に、不意に電池工具が駆動することのない電池工具を提供することができるようになる。
【出願人】 【識別番号】000005094
【氏名又は名称】日立工機株式会社
【出願日】 平成13年2月15日(2001.2.15)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−239947(P2002−239947A)
【公開日】 平成14年8月28日(2002.8.28)
【出願番号】 特願2001−37821(P2001−37821)