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【発明の名称】 手持ち電動工具
【発明者】 【氏名】フランツ−パウル メイヤー

【氏名】オラフ ボーデ

【要約】 【課題】ツールを装着する作業を簡単に行なえる手持ち電動工具を得る。

【解決手段】特に、振動研磨機等の手持ち電動工具であって、加工材を加工するためハウジング1から突出するツール2を有し、ツール2側とは反対側に少なくとも1個のグリップ4を設けた手持ち電動工具において、グリップ4に、ツール2を加工材に接触させない休止状態に電動工具を安定して休止させるための少なくとも1個、好適には、すべてが同一平面上に存在し、ツール2の加工面にほぼ平行な複数個のほぼ平坦な休止面5を設け、電動工具を使用しないときにはこの休止面5で休止載置する。好適には、グリップ4を少なくとも部分的に弾性材料、例えば、ゴムによって構成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 特に、振動研磨機等の手持ち電動工具であって、加工材を加工するためハウジング(1)から突出するツール(2)を有し、ツール(2)側とは反対側に少なくとも1個のグリップ(4)を設けた手持ち電動工具において、前記グリップ(4)に、ツール(2)を加工材に接触させない休止状態に電動工具を安定して休止させるための少なくとも1個のほぼ平坦な休止面(5)を設けたことを特徴とする手持ち電動工具。
【請求項2】 前記グリップ(4)に複数個の休止面(5)を設け、これら複数個の休止面(5)のすべてが同一平面上に存在するようにした請求項1記載の手持ち電動工具。
【請求項3】 前記グリップ(4)に2個の休止面(5)を設けた請求項1又は2記載の手持ち電動工具。
【請求項4】 前記休止面(5)をツール(2)の加工面にほぼ平行にした請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の手持ち電動工具。
【請求項5】 前記グリップ(4)を少なくとも部分的に弾性材料によって構成した請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の手持ち電動工具。
【請求項6】 前記グリップ(4)を少なくとも部分的にゴムによって構成した請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載の手持ち電動工具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動研磨機等の手持ち電動工具であって、加工材を加工するためハウジングから突出するツールを有し、ツール側とは反対側に少なくとも1個のグリップを設けた手持ち電動工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の手持ち電動工具は、特に、小加工を行なうのに使用される。コンパクトな構造によって、この主の電動工具は携帯が容易であり、多目的に使用することができる。ハウジングは、一方では電動工具の保護として、他方では電動工具の操作性をよくする作用を行なう。モータ駆動のツールはハウジングから突出し、ユーザーはこのツールによって加工材例えば、木製プレートを加工することができる。電動工具特に、ツールを案内するためにグリップを使用する。ハウジングのツール側とは反対側にグリップを設ける。これにより、ユーザーは電動工具の簡単かつ確実な案内を行なうことができる。更に、ユーザーはツールに圧力を加えたり、また例えば、加工作業を制御若しくは中断することができる。グリップは、更に、電動工具の位置決めを容易にする作用も行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来既知の電動工具は、電動工具のツール交換のために、ユーザーは少なくとも一方の手で電動工具を保持しなければならないという欠点がある。電動工具の操作、例えば、ツールの交換のためにには両手を必要とする場合がよくある。このような場合、ユーザーは、補助手段例えば、特別な台座を使用しなければならないことがある。
【0004】従って、本発明の目的は、ツールを装着する作業を簡単に行なうことができる手持ち電動工具を得るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため、本発明手持ち電動工具は、前記グリップに、ツールを加工材に接触させない休止状態に電動工具を安定して休止させるための少なくとも1個のほぼ平坦な休止面を設けたことを特徴とする。
【0006】工具を休止状態に置く少なくとも1個の休止面をグリップに設けるこの構成により、ユーザーは補助手段を必要とせずツールを容易に掴むことができるようになる。特に、電動工具が休止位置から転倒するのを回避するこの安定載置は重要である。ツールの交換又は調整を行なう作業に問題がないようにするためには、この休止状態では加工材と装着したツールとの間には接触がない。
【0007】電動工具に大きな外部力が加わっても確実な休止載置を確保するためには、グリップには複数個の休止面を設け、この複数個のすべての休止面が同一平面上にくるようにするとよい。この構成によれば、ツールを外した電動工具の安定した休止載置が保証される。本発明のこの好適な実施例によれば、休止面の他にハウジングの形状、特に、グリップの形状をより小さいものに制限することができるという利点がある。単に1個の休止面の場合には、安定した休止載置が得られるよう、この休止状態にある電動工具の重心を重力のベクトルが通過するようにすると好適である。
【0008】好適な実施例においてはグリップに2個の休止面を設ける。この構成により、確実な休止載置及びコンパクトなハウジング構成が可能になる。ツールが全体重量の大きな部分を占める場合にはグリップには3個の休止面を設けると好適である。
【0009】休止面は、ツールの作業面にほぼ平行にすると好適であり、この構成により最適な重量配分が得られ、休止状態における電動工具の配置が安定する。更に、ユーザーはこの状態でツールを最適に掴むことができるようになる。
【0010】グリップは少なくとも部分的に弾性材料に構成すると好適であり、この場合、電動工具は一方では滑りにくくなり、他方では不規則な表面にも適合することができるようになる。
【0011】更に、好適には、グリップを少なくとも部分的にゴムにより構成する。この場合、確実に電動工具を安価に製造することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の好適な実施の形態を説明する。
【0013】図1は、ハウジング1から突出して加工材6を加工するツール2を有する本発明手持ち電動工具、特に、振動研磨機を示す。振動研磨機を案内するため、ハウジング1にはツール2とは反対側にグリップ4を設ける。ツール2、特に、研磨ペーパーはクランプ7によってモータ駆動の振動プレート8に着脱自在に固着する。
【0014】グリップ4には、図示しないモータのオン・オフ切り換えのためのスイッチ素子9を設ける。作動状態では、図1に示すようにツール2は加工材6の加工表面10に接触させる。
【0015】グリップ4のツール側とは反対側には2個の休止面5を設ける。双方の休止面5はほぼ同一平面E上に存在するようにし、これにより、本発明振動研磨機は、図2に示すように、ツール2を加工材6の加工表面10に接触させない休止状態に安定して配置することができる。この休止状態ではユーザーは両側のクランプ7を操作することができ、例えば、ツール2特に、研磨ペーパーを交換することができるようになる。高さが不規則な平面Eに適合することができるようにするためには、グリップ4を部分的に弾性材料例えば、ゴムによって構成すると好適である。
【出願人】 【識別番号】591010170
【氏名又は名称】ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト
【出願日】 平成13年11月8日(2001.11.8)
【代理人】 【識別番号】100072051
【弁理士】
【氏名又は名称】杉村 興作 (外1名)
【公開番号】 特開2002−192483(P2002−192483A)
【公開日】 平成14年7月10日(2002.7.10)
【出願番号】 特願2001−343451(P2001−343451)