| 【発明の名称】 |
生ゴミ処理機における処理済物回収装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】藤原 金一
【氏名】尾崎 慎右
【氏名】松尾 憲和
【氏名】蜂谷 正志
【氏名】松原 敏行
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| 【要約】 |
【課題】発酵槽のオ−バ−フロ−口から溢出しシュ−タを経て回収トレイに落流する処理済物を、シュ−タの排出口部に詰まらせることなく、回収トレイの全域に効率よく収集できるようにする。
【解決手段】発酵槽のオ−バ−フロ−口から溢出しシュ−タを経て回収トレイに落流してシュ−タの排出口下方部分に山積み状に堆積する処理済物を、回収トレイの全域に行渡るように均し処理する充填手段を回収トレイに係らせて設けた処理済物回収装置にしている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 発酵槽(11)内で生ゴミを発酵分解処理し、発酵分解された処理済物を発酵槽(11)の槽壁に開設したオ−バ−フロ−口(31)から逐次に溢出させてオ−バ−フロ−口(31)に連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落流させて回収する生ゴミ処理機において、前記シュ−タ(32)から回収トレイ(12)に落流して山積み状に堆積する処理済物を均し処理する充填手段(33)を回収トレイ(12)に係らせて設けてあることを特徴とする生ゴミ処理機における処理済物回収装置。 【請求項2】 発酵槽(11)内で生ゴミを発酵分解処理し、発酵分解された処理済物を発酵槽(11)の槽壁に開設したオ−バ−フロ−口(31)から逐次に溢出させてオ−バ−フロ−口(31)に連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落流させて回収する生ゴミ処理機において、前記シュ−タ(32)の排出口を回収トレイ(12)の前後方向一側寄りに偏寄して開口させると共に、そのシュ−タ(32)の排出口開口部位から遠ざかる方向に搬送作用部が回動移行するベルトコンベヤを回収トレイ(12)の底部に設けて充填手段(33)を構成し、回収トレイ(12)の前後方向一側寄り部位に偏って落流し山積み状に堆積する処理済物をベルトコンベヤでシュ−タ(32)から遠ざかる部位に向け移送して均し処理するようにしてあることを特徴とする生ゴミ処理機における処理済物回収装置。 【請求項3】 発酵槽(11)内で生ゴミを発酵分解処理し、発酵分解された処理済物を発酵槽(11)の槽壁に開設したオ−バ−フロ−口(31)から逐次に溢出させてオ−バ−フロ−口(31)に連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落流させて回収する生ゴミ処理機において、前記シュ−タ(32)の排出口を回収トレイ(12)の前後方向中程部に開口させるとともに、前記回収トレイ(12)を前後方向中程部支点でシ−ソ−状に揺動し得るように装設して充填手段(33)を構成し、回収トレイ(12)の前後方向中程部に落流して山積み状に堆積する処理済物を回収トレイ(12)のシ−ソ−状揺動でもって前後に分散させて均し処理するようにしてあることを特徴とする生ゴミ処理機における処理済物回収装置。 【請求項4】 発酵槽(11)内で生ゴミを発酵分解処理し、発酵分解された処理済物を発酵槽(11)の槽壁に開設したオ−バ−フロ−口(31)から逐次に溢出させてオ−バ−フロ−口(31)に連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落流させて回収する生ゴミ処理機において、前記回収トレイ(12)をその内方にシュ−タ(32)が開口する体勢を保ちながら縦軸心中心で回転させることができるように装設して充填手段(33)を構成し、回収トレイ(12)を逐次に回転させてシュ−タ(32)からの処理済物を回収トレイ(12)の異なる部位に受収することによって回収トレイ(12)内に処理済物を平均して充填できるようにしてあることを特徴とする生ゴミ処理機における処理済物回収装置。 【請求項5】 発酵槽(11)内で生ゴミを発酵分解処理し、発酵分解された処理済物を発酵槽(11)の槽壁に開設したオ−バ−フロ−口(31)から逐次に溢出させてオ−バ−フロ−口(31)に連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落流させて回収する生ゴミ処理機において、前記回収トレイ(12)を載置保持し得るタ−ンテ−ブル(45)をケ−シングの所定位置に設け、タ−ンテ−ブル(45)の回転で回収トレイ(12)を逐次に回転させてシュ−タ(32)からの処理済物を回収トレイ(12)の異なる部位に受収することによって回収トレイ(12)内に処理済物を平均して充填できるようにしてあることを特徴とする生ゴミ処理機における処理済物回収装置。 【請求項6】 発酵槽(11)内で生ゴミを発酵分解処理し、発酵分解された処理済物を発酵槽(11)の槽壁に開設したオ−バ−フロ−口(31)から逐次に溢出させてオ−バ−フロ−口(31)に連通するシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に落流させて回収する生ゴミ処理機において、前記回収トレイ(12)の内方上部にスクリュ−コンベヤを横設して充填手段(33)を構成し、前記シュ−タ(32)から回収トレイ(12)に落流して山積み状に堆積する処理済物を、充填手段(33)の前記スクリュ−コンベヤでもってシュ−タ(32)から遠ざかる部位に向けて移送して均し処理するようにしてあることを特徴とする生ゴミ処理機における処理済物回収装置。 【請求項7】 発酵槽(11)内で生ゴミを発酵分解処理し、発酵分解された処理済物を発酵槽(11)の槽壁に開設したオ−バ−フロ−口から逐次に溢出させてオ−バ−フロ−口に連通するシュ−タを経て回収トレイ(12)に落流させて回収する生ゴミ処理機において、前記発酵槽(11)の槽壁に開設するオ−バ−フロ−口を発酵槽(11)の手前側と奥側の前後二箇所に開設し、それぞれのオ−バ−フロ−口(31a)(31b)に連通するシュ−タ(32a)(32b)の排出口を回収トレイ(12)内の前後に異なる部位に開口させるとともに、前記両オ−バ−フロ−口(31a)(31b)を択一に開閉できるオ−バ−フロ−シャッタ(43)を設けて充填手段(33)を構成し、両オ−バ−フロ−口(31a)(31b)の択一開閉で回収トレイ(12)内の前後に異なる部位に処理済物を落流させることにより回収トレイ(12)内に処理済物を平均して充填できるようにしてあることを特徴とする生ゴミ処理機における処理済物回収装置。 【請求項8】 発酵槽(11)内に投入した生ごみを、同槽(11)内に横設されて時系列に正逆転する攪拌爪軸(14)で攪拌して発酵分解処理しながら攪拌爪軸(14)の軸心方向一側に向けて移送し、移送終端部に至った処理済物を前記攪拌爪軸(14)が逆転する際に発酵槽(11)の側壁に開設したオ−バ−フロ−口(31)から溢出させて同口(31)に連通連設したシュ−タ(32)を経て発酵槽(11)の下方部位に引き出し自在に装填されている回収トレイ(12)に落流させて収集する生ごみ処理機において、前記シュ−タ(32)から回収トレイ(12)に落流して山積み状に堆積する処理済物を均し処理する充填手段(33)を回収トレイ(12)に係らせて設け、この充填手段(33)を前記攪拌爪軸(14)の逆転に同期して作動する駆動機構によって強制的に作動させるようにしてあることを特徴とする生ゴミ処理機における処理済物回収装置。 【請求項9】 発酵槽(11)内に投入した生ごみを、同槽(11)内に横設されて時系列に正逆転する攪拌爪軸(14)で攪拌して発酵分解処理しながら攪拌爪軸(14)の軸心方向一側に向けて移送し、移送終端部に至った処理済物を前記攪拌爪軸(14)が逆転する際に発酵槽(11)の側壁に開設したオ−バ−フロ−口(31)から溢出させて同口(31)に連通連設したシュ−タ(32)を経て発酵槽(11)の下方部位に引き出し自在に装填されている回収トレイ(12)に落流させて収集する生ごみ処理機において、前記シュ−タ(32)から回収トレイ(12)に落流して山積み状に堆積する処理済物を均し処理する充填手段(33)を回収トレイ(12)に係らせて設け、この充填手段(33)を前記攪拌爪軸(14)の逆転に同期して作動する駆動機構によって強制的に作動させるようになし、前記駆動機構が回収トレイ(12)を所定位置に装填したときに自動的に作動可能体勢となるように構成してあることを特徴とする生ゴミ処理機における処理済物回収装置。 【請求項10】 充填手段(33)を、回収トレイ(12)の前後方向一側寄り部位に偏寄して排出口が開口したシュ−タ(32)と、回収トレイ(12)の底部に設けられて搬送作用部が前記シュ−タ(32)の排出口開口部位から遠ざかる方向に回動移行するベルトコンベヤとで構成し、ベルトコンベヤを攪拌爪軸(14)の逆転に同期して作動する駆動機構によって作動させるようにしてあることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の生ゴミ処理機における処理済物回収装置。 【請求項11】 充填手段(33)を、回収トレイ(12)の前後方向中程部に排出口が開口したシュ−タ(32)と、前後方向の中程部を支点にしてシ−ソ−状に揺動する回収トレイ(12)とで構成し、回収トレイ(12)のシ−ソ−状揺動を攪拌爪軸(14)の逆転に同期して作動する駆動機構によって行わせるようにしてあることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の生ゴミ処理機における処理済物回収装置。 【請求項12】 回収トレイ(12)を縦軸心中心で逐次に回転させてシュ−タ(32)からの処理済物を回収トレイ(12)の異なる部位に順次受収するようにして充填手段(33)を構成し、回収トレイ(12)の回転を攪拌爪軸(14)の逆転に同期して作動する駆動機構によって行わせるようにしてあることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の生ゴミ処理機における処理済物回収装置。 【請求項13】 発酵槽(11)に開設するオ−バ−フロ−口を同槽(11)の手前側と奥側の前後二箇所に開設し、各オ−バ−フロ−口(31a)(31b)に連通するシュ−タ(32a)(32b)の排出口を回収トレイ(12)内の前後に異なる部位に開口させるとともに、両オ−バ−フロ−口(31a)(31b)を択一に開閉できるオ−バ−フロ−シャッタ(43)を設けて充填手段(33)を構成し、前記オ−バ−フロ−シャッタ(43)の開閉切換を攪拌爪軸(14)の回転方向切換に連動して行わせるように構成してあることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の生ゴミ処理機における処理済物回収装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ケ−シングに内装した発酵槽の内部で生ゴミを発酵分解処理し、発酵分解された処理済物を発酵槽に開設したオ−バ−フロ−口から逐次に溢出させてオ−バ−フロ−口に連通するシュ−タを経て発酵槽の下方に装填されている回収トレイに落流させて回収する生ゴミ処理機の処理済物収集装置に関する。 【0002】 【従来の技術】攪拌爪軸が横設されている発酵槽内に被処理物である生ゴミと、その生ごみの発酵を促進する好気性菌や水分調節剤とを投入して、攪拌爪軸によって生ごみを粉砕しつつ攪拌して発酵分解処理し、発酵分解処理が進んだものを攪拌爪軸の横送り作用によって発酵槽内の一側方に向けて移行させ、移行終端部に至った処理済み物を、発酵槽の槽壁に開設したオ−バ−フロ−口から溢出させ、同口部に連通するシュ−タを経て発酵槽の下方で待ち受けている回収トレイに落流させて回収するようにした生ごみ処理機が知られている(例えば、特開2000−202403号公報参照)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のような生ごみ処理機においては、シュ−タの排出口から回収トレイに落流する処理済物がシュ−タの排出口の直下部分近傍において山積み状に堆積するから、その山積み状の堆積が看過されたままで発酵処理作業が継続されると、山積み状になった堆積物がシュ−タの排出口からシュ−タ内にかけての部分に盛り上がることになって、回収トレイ全体としては収容可能空間が未だ多く残っているにもかかわらずシュ−タに詰まりが生じて比較的短期のうちに作業続行が不可能となる事態が生起する。本発明は、上述のような事態の生起を回避できるように改良された生ゴミ処理機の処理済物回収装置を得ることを目的としてなされたものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するため、発酵槽内で生ゴミを発酵分解処理し、発酵分解された処理済物を発酵槽の槽壁に開設したオ−バ−フロ−口から逐次に溢出させてオ−バ−フロ−口に連通するシュ−タを経て回収トレイに落流させて回収する生ゴミ処理機において、前記シュ−タから回収トレイに落流して山積み状に堆積する処理済物を均し処理する充填手段を回収トレイに係らせて設けた処理済物回収装置にしている。 【0005】また、発酵槽内に投入した生ごみを、同槽内に横設されて時系列に正逆転する攪拌爪軸で攪拌して発酵分解処理しながら攪拌爪軸の軸心方向一側に向けて移送し、移送終端部に至った処理済物を前記攪拌爪軸が逆転する際に発酵槽の側壁に開設したオ−バ−フロ−口から溢出させて同口に連通連設したシュ−タを経て発酵槽の下方部位に引き出し自在に装填されている回収トレイに落流させて収集する生ごみ処理機において、前記シュ−タから回収トレイに落流して山積み状に堆積する処理済物を均し処理する充填手段を回収トレイに係らせて設け、この充填手段を前記攪拌爪軸の逆転に同期して作動する駆動機構によって強制的に作動させるようにした処理済物回収装置にしている。 【0006】また、発酵槽内に投入した生ごみを、同槽内に横設されて時系列に正逆転する攪拌爪軸で攪拌して発酵分解処理しながら攪拌爪軸の軸心方向一側に向けて移送し、移送終端部に至った処理済物を前記攪拌爪軸が逆転する際に発酵槽の側壁に開設したオ−バ−フロ−口から溢出させて同口に連通連設したシュ−タを経て発酵槽の下方部位に引き出し自在に装填されている回収トレイに落流させて収集する生ごみ処理機において、前記シュ−タから回収トレイに落流して山積み状に堆積する処理済物を均し処理する充填手段を回収トレイに係らせて設け、この充填手段を前記攪拌爪軸の逆転に同期して作動する駆動機構によって強制的に作動させるようになし、前記駆動機構が回収トレイを所定位置に装填したときに自動的に作動可能体勢となるようにした処理済物回収装置にしている。 【0007】そして、前記充填手段は、回収トレイの前後方向一側寄り部位に偏寄して排出口が開口したシュ−タと、回収トレイの底部に設けられて搬送作用部が前記シュ−タの排出口開口部位から遠ざかる方向に回動移行するベルトコンベヤとで構成することができる。 【0008】また、前記充填手段(33)は、回収トレイの前後方向中程部に排出口が開口したシュ−タと、前後方向の中程部を支点にしてシ−ソ−状に揺動する回収トレイとで構成することができ、また、回収トレイを縦軸心中心で逐次に回転させてシュ−タからの処理済物を回収トレイの異なる部位に順次受収するようにして充填手段を構成してもよい。 【0009】さらに、発酵槽に開設するオ−バ−フロ−口を同槽の手前側と奥側の前後二箇所に開設し、各々のオ−バ−フロ−口に連通するシュ−タの排出口を回収トレイ内の前後に異なる部位に開口させるとともに、両オ−バ−フロ−口を択一に開閉できるオ−バ−フロ−シャッタを設けて前記充填手段を構成してもよい。 【0010】 【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施例に係る生ゴミ処理機の一部を破断した外観斜視図、図2はその正面断面図、図3は同じく左側面図、図4は図3のA−A断面拡大図である。 【0011】図1〜図4において、生ゴミ処理機は、ケ−シング(10)の内部に、生ゴミを発酵処理する側面視U字形の発酵槽(11)と、発酵槽(11)の下方に配置して同槽内で発酵処理された処理済物を回収する回収トレイ(12)と、発酵槽(11)内の生ゴミから発生する臭気を排気する排気部(13)等を配設して構成され、さらに、ケ−シング(10)内には発酵槽(11)内に設置される攪拌爪軸(14)を駆動する駆動機構及びその駆動源である電動モ−タ(15)や、前記排気部(13)に設けられる排気フアン(13a)等の各種機器類が設けられる。 【0012】ケ−シング(10)は、基台(10a)上に箱状筒部を立設するとともに、その箱状筒部の上端に上部被蓋体(10b)を嵌合止着して矩形箱型に形成されている。そして、上部被蓋体(10b)の中央部に生ゴミ投入口が開設され、この生ゴミ投入口を、奥縁側の枢着軸支点で上下方向に開閉自在な投入口蓋(16)で密閉できるように構成し、また、生ゴミ投入口から左側方に外れた上部被蓋体(10b)の上面部分に操作パネル(17)を配設して、操作パネル(17)部において各種の運転操作を行えるようにしている。 【0013】また、ケ−シング(10)の正面壁の下部左側寄り部位には、着脱又は開閉自在の排出扉(18)で閉塞される取出口(10c)が開口され、この取出口(10c)から前記回収トレイ(12)を発酵槽(11)下方の所定位置に装填する、或いは前記所定位置からケ−シング(10)外に引き出すことができるようになっている。 【0014】ケ−シング(10)の内方には前記基台(10a)から立ち上がる左右一対の支持スタンド(19)(19)が設けられ、両支持スタンド(19)(19)の上端中央部に、発酵槽(11)の左右側面の中央部に設置されているボス(20)(20)を載置して発酵槽(11)が着装されている。また、左右のボス(20)(20)内にはそれぞれベアリング(21)(21)が内装され、このベアリング(21)(21)によって前記攪拌爪軸(14)を支持して同爪軸(14)を発酵槽(11)内に左右向きに横架している。 【0015】前記発酵槽(11)は略立方体形でその上方が開口されて投入口(11a)になっており、ケ−シング(10)の生ゴミ投入口を閉塞するように投入口蓋(16)が閉じられると、閉じられた投入口蓋(16)によって発酵槽(11)の投入口(11a)も密閉状に閉塞されるようになっている。 【0016】なお、発酵槽(11)の投入口(11a)部における内壁面には、図1に見られるように、左右方向或は前後方向で相対応する2個一組のU字状受具(22)が複数組設けられていて、いずれかの組のU字状受具(22)(22)に必要に応じて打付棒(23)を落し込み支持させて渡架状に取付け得るようになっており、容器に収容した生ゴミを発酵槽(11)に投入する際、渡架状態の打付棒(23)に容器を打ち付けることにより、手を汚さないで容器内の生ゴミを残りなく発酵槽(11)に移入できるようにしている。 【0017】また、発酵槽(11)は側面視でU字状に形成され、下部の半円部の中心部に前記攪拌爪軸(14)が左右方向に挿通されている。そして、攪拌爪軸(14)の発酵槽内部分には、左右方向の同一位置より半径方向に90°ずらして二本の攪拌爪(14a)(14a)が植設され、この二本一組の攪拌爪(14a)(14a)が軸心方向に所定間隔をあけ、かつ所定角度ずらして植設されて、これら攪拌爪の先端回転軌跡の下外側に発酵槽(11)の円弧状底壁内面が近接位置し両者の形状が略一致するようにして、攪拌爪(14a)の攪拌作用が十分に行き渡るようにしている。また、攪拌爪(14a)(14a)の断面形状を「く」字状に形成して、回転方向に対して傾いた傾斜爪面により、正逆の何れの方向に攪拌爪軸(14)が回転しても同爪軸(14)の軸心方向に処理物を送ることができるようにしている。 【0018】前記攪拌爪軸(14)を駆動する電動モ−タ(15)は、ケ−シング(10)の基台(10a)上面と発酵槽(11)下部との間の空間部に設けられる。即ち、右側支持スタンド(19)の内側に固装した電動モ−タ(15)の動力によって駆動するようにしている。前記電動モ−タ(15)は正逆回転駆動可能であり、この電動モ−タ(15)の出力軸を右側支持スタンド(19)を貫通させて右側に突出させ、その出力軸端部に駆動スプロケットを固設して、前記攪拌爪軸(14)の右側軸端部に嵌着する従動スプロケットとの間にチエン(25)を巻回して動力伝達できるようにし、攪拌爪軸(14)を正逆回転させてそれに植設した攪拌爪(14a)(14a)・・で生ごみを攪拌しさらに粉砕するようにしている。 【0019】また、前記発酵槽(11)の底部外周面には加温手段としての断熱材で被装された面状のヒ−タ(26)が貼設されており、該ヒ−タ(26)は図示せぬ制御部によって温度調節が行えるようにして、発酵槽(11)内の処理物を加温して発酵を促進するようにしている。 【0020】上記の如く、投入口蓋(16)により密閉状に閉塞された発酵槽(11)には発酵に必要な酸素が供給されるようになっている。すなわち、ケ−シング(10)の所要部位に開設される空気孔(図示省略)を経てケ−シング(10)内に導入される外気を発酵槽(11)の左側壁の上前部に開設した吸気口(11b)から吸入し、その吸気口(11b)とは逆に発酵槽(11)の右側壁奥側に開設する排気口(11c)から槽外に排気するように構成されている。 【0021】前記排気口(11c)には上述した排気部(13)の排気フアン(13a)が対応位置しており、該排気フアン(13a)が作動すると、吸気口(11b)から排気口(11c)へ向けて対角線方向に空気が流れ、発酵槽内の隅々まで空気が行き渡るものとなっている。また、排気口(11c)にはケ−シング上部より挿脱可能にフィルタ(11d)が装着され、発酵槽(11)の塵埃が排気フアン(13a)で吸引されて外部に排出されることがないようにしている。 【0022】更に、前記吸気口(11b)の開口面積は、排気口(11c)の開口面積より小さくなっており、吸入口(11b)から発酵槽(11)内へ取り入れた空気の流速を速くできるようにしてあり、また、前記排気口(11c)下部は、発酵槽(11)内に規定量まで堆積した処理物の上面の直上位に位置し、取り入れられた空気が処理物の上面に沿って流れるようにしている。 【0023】また、前記排気フアン(13a)の吐出口は下方に向けられ、ゴムや樹脂等でなる排気ダクト(27)が接続されて、該排気ダクト(27)の下端部を基台(10a)に設けられている排気筒の上部に嵌合連通させている。このようにしたことによって、前記排気フアン(13a)を駆動させると、吸気口(11b)から新鮮な外気が吸引され、吸引された空気が発送槽(10)内の処理物の上面に行き渡るように流れるとともに、発酵時に発生したガスや水分等もこの空気の流れに乗せて排気口(11c)より排気フアン(13a)で吸引されることとなり発酵槽(11)への空気供給と槽内の水分量の調節とが都合よく行われる。 【0024】なお、前記排気フアン(13a)を間欠的に作動させ、それに合わせて前記電動モ−タ(15)を作動させる駆動制御を行わせるようにすることによって、攪拌爪(14a)・・・によって攪拌されている発酵槽内の処理物に空気を供給でき、均一に行き渡らせて発酵分解を促進することができる。 【0025】次に、前記発酵槽(11)内で発酵分解処理された処理済み物を排出する構成について説明する。発酵槽(11)の左側又は右側(本実施例では左側となっている)に偏って発酵槽下部に排出口部(11e)が形成され、該部に開設されている排出口をシャッタ(28)で開閉可能とし、排出口部(11e)の下方に前記回収トレイ(12)が配置されている。なお、この回収トレイ(12)とは左右逆の発酵槽(11)の右下方に前記電動モ−タ(15)が配設されるとともに、前記排気部(13)の排気ダクト(27)が垂設されている。 【0026】前記排出口部(11e)は、正面からみて発酵槽(11)下部の左右中央部より左寄りに位置し、ケ−シング(10)の正面壁に開設されている取出口(10c)の幅内に位置するように形成され、また、側面視では発酵槽(11)の前後方向中央部に位置して、下方が開放された筒状部になっている。 【0027】そして、この筒状部にシャッタ(28)が前後摺動自在に挿入されて、通常時にはシャッタ(28)が排出口を閉じて処理物や臭気が漏れないように密閉し、シャッタ(28)を抜き出すことで排出口を開放して発酵槽(11)内の処理物を下方の回収トレイ(12)に落流させ得るようにしている。なお、(29)は発酵槽(11)の前下部に配置された排出駆動スイッチである。 【0028】しかして、シャッタ(28)を引き出して排出口を開いた後、排出駆動スイッチ(29)を押し操作すると、前記電動モ−タ(15)が回転され、攪拌爪軸(14)が回転されて発酵槽(11)内の処理物を排出口からスム−スに排出させて回収トレイ(12)内に回収するようになっており、この排出時には、排出口上方に位置している攪拌爪(14a)が、排出口上方の発酵槽内壁に付着している処理物をも強制的に排出する。 【0029】一方、前記発酵槽(11)の左側壁の前上部にはオ−バ−フロ−口(31)が開設され、発酵槽(11)内に一定量以上の処理物が溜まると一定量を越えた処理済物がオ−バ−フロ−口(31)から順次槽外に溢出するようにしている。そして、前記オ−バ−フロ−口(31)は、攪拌爪軸(14)の軸心方向の一側端部に位置しており、攪拌爪軸(14)に植設されている攪拌爪(14a)・・の傾斜爪面による軸心方向への処理物移送作用でもって処理済物のオ−バ−フロ−口(31)からの溢出が助勢されるようになっている。 【0030】前記オ−バ−フロ−口(31)には筒状のシュ−タ(32)上部が連通連設されており、そのシュ−タ(32)が発酵槽(11)の下方にまで延出され、延出下端部を内側へ屈曲させて回収トレイ(12)内に開口位置させている。 【0031】そして、オ−バ−フロ−口(31)からは、生ごみ処理機の運転開始から一定の期間は処理済物が排出されず、一定期間を経過した後に排出が可能となるように設定されている。つまり、運転開始から一定期間は電動モ−タ(15)が正転方向(図3の矢印イとは反対の方向)へ間欠的に回転され続け、それによって攪拌爪軸(14)が正転方向にのみ間欠的に駆動され、一定期間を経過した後に電動モ−タ(15)が正逆転(図3の矢印イとは反対方向の回転と矢印イ方向の回転)を繰り返すように作動して攪拌爪軸(14)が正逆転駆動されるように構成されている。 【0032】より詳しく説明すると、攪拌爪軸(14)が正転方向(図3の矢印イとは反対の方向)に回転している間は、発酵槽(11)内の処理物が、攪拌爪軸(14)に植設されている攪拌爪(14a)の回転に沿って移動してオ−バ−フロ−口(31)から遠い槽内後部において高く盛り上り、オ−バ−フロ−口(31)が開口されている槽内前部では低くなる傾斜状態になり、反対に攪拌爪軸(14)が逆転(図3の矢印イ方向に回転)すると、発酵槽内の処理物はオ−バ−フロ−口(31)が開口されている槽内前部で高く盛り上がり、オ−バ−フロ−口(31)から遠い槽内後部では低くなる前述とは反対の傾斜状態となるのであり、この発酵槽(11)内での処理物の前後の偏りを利用して、攪拌爪軸(14)が逆転する時に、オ−バ−フロ−口(31)から処理済物を溢出させるようにしているのである。 【0033】そして、オ−バ−フロ−口(31)から溢出した処理済物がシュ−タ(32)内を落流して回収トレイ(12)に収集されるのであるが、その際、シュ−タ(32)下端の排出口から落流する処理済物は回収トレイ(12)内の一部分に偏って山積み状に堆積されるので、その山積み状態を解消して処理済物を回収トレイ(12)の全域に平均して隈なく収容するための充填手段(33)を設けている。 【0034】以下、充填手段(33)の構成例について説明する。図2〜図4に示した第1実施例の充填手段(33)は、回収トレイ(12)の底部にベルトコンベヤを設け、回収トレイ(12)の前側寄りにおいて前記シュ−タ(32)から落下されて同部位に偏って山積み状に堆積する処理済物を、ベルトコンベヤの移送作用でもって回収トレイ(12)の奥側に詰め込むように移送して均平化し、回収トレイ(12)の全域に処理済物を平均して収容できるように構成している。 【0035】より具体的には、左右向き軸心のコンベヤ輪体(33a)(33b)を回収トレイ(12)の底部の手前側と奥側に回転自在に横架支承し、両輪体(33a)(33b)に搬送ベルト(33c)を掛回してベルトコンベヤを構成している。そして、回収トレイ(12)の奥側に位置するコンベヤ輪体(33b)の支軸の一方軸端部を回収トレイ(12)の横外部に延出させて、同延出部に受動ギヤ(34)を嵌着している。なお、(38)は仕切り板、(39)は垂れ側板であって、これらはベルトコンベヤの搬送ベルト(33c)の掛回上面部(搬送作用部)から下方に処理済物が落ち込むのを防ぐために、回収トレイ(12)の内部においてベルトコンベヤ部に設けられているものである。 【0036】ベルトコンベヤの受動ギヤ(34)は、回収トレイ(12)が所定の位置に差込み装填されたときに、ケ−シング(10)奥部の対応位置に設置されている駆動ギヤ(35)に噛合して、搬送ベルト(33c)の掛回上面側を回収トレイ(12)の手前側から奥側に向かって回動移行させる連動連結状態となるようになっている。 【0037】しかして、駆動ギヤ(35)はベルト機構など適宜の伝動機構(36)によって前記攪拌爪軸(14)の発酵槽外延出部に連動連結され、また、伝動機構(36)を経て駆動ギヤ(35)に伝達される動力をクラッチ(37)によって断続できるようになされていて、攪拌爪軸(14)が逆転するとき、つまり、オ−バ−フロ−口(31)から処理済物が溢出するときにのみ、前記クラッチ(37)が接続されてベルトコンベヤが所定の作動をするように構成されている。そして、前記駆動ギヤ(35)及びそれに動力伝達する伝動機構(36)は、支持スタンド(19)や同スタンド或は基台(10a)に連設する支持部材に支承させて設けられている。 【0038】なお、前記伝動機構(36)は電動モ−タ(15)の出力部或はその出力部から攪拌爪軸(14)に動力伝達する伝動系の中途部に連動連結させてもよく、また、場合によっては、電動モ−タ(15)とは別の電動モ−タによって駆動ギヤ(35)を直接的に駆動するようにし、その別電動モ−タを前記電動モ−タ(15)の逆転作動に同期させて作動させるように構成してもよい。 【0039】また、第1実施例の充填手段(33)であるベルトコンベヤは、全体が一体成形された回収トレイ(12)の底部に組み入れるように構成してもよいが、図2乃至図4に示しているように、回収トレイ(12)を受皿状の下部体(12a)とその上方に一体的に連設する上部体(12b)とに分割形成し、下部体(12a)を剛性の高いものにしてこれにベルトコンベヤを組付けるようにしてもよく、また、場合によっては、回収トレイ(12)を左右に分割してベルトコンベヤを組み込む際に左右の分割体を合体させて回収トレイ(12)を完成するように構成して組立て所作を容易にしてもよい。 【0040】以上のような構成の生ごみ処理機においては、ケ−シング(10)正面の取出口(10c)から回収トレイ(12)を発酵槽(11)下方の所定位置に装填すると、受動ギヤ(34)が駆動ギヤ(35)に噛合して搬送ベルト(33c)の掛回上面側が回収トレイ(12)の手前側から奥側に向かって回動移行する連動連結状態となる。そして、投入口蓋(16)を開けて発酵槽(11)内に生ごみと水分調整材や発酵菌等の副資材を投入して稼動させると、ヒ−タ(26)による発酵槽(11)内の温度制御と、排気フアン(13a)の間欠駆動制御による空気量と水分量調節が行われて、発酵槽(11)内の生ごみを発酵分解するに適した環境が保たれながら、電動モ−タ(15)で攪拌爪軸(14)が間欠駆動されて生ごみを発酵分解して堆肥化する処理が行われる。 【0041】そして、発酵槽(11)内には連続的に生ごみを投入でき、生ごみを投入した初期の一定期間は攪拌爪軸(14)の攪拌爪(14a)群が発酵槽(11)内の未処理物をオ−バ−フロ−口(31)とは反対方向に寄せるように回転して未処理物やそれに含まれる副資材等がオ−バ−フロ−口(31)から排出されることがなく、一定期間が経過した後には攪拌爪軸(14)が正転と逆転を間欠的に繰り返し、攪拌爪(14a)が発酵槽(11)内の未処理物をオ−バ−フロ−口(31)のほうに寄せる回転のときに処理済み物がオ−バ−フロ−口(31)からオ−バ−フロ−されてシュ−タ(32)を経て回収トレイ(12)に回収されるのであり、その際にはクラッチ(37)が接続され、攪拌爪軸(14)から伝動機構(36)、駆動ギヤ(35)を経て受動ギヤ(34)に伝達される動力によりベルトコンベヤの搬送ベルト(33c)の掛回上面側が回収トレイ(12)の手前側から奥側に向かって移行するように作動し、前記シュ−タ(32)から回収トレイ(12)の前側寄り部位に落流されて堆積する処理済物を回収トレイ(12)の奥側に詰め込むように移送して回収トレイ(12)の全域に処理済物を平均して収容できるようにするのである。 【0042】なお、発酵槽(11)内の収容物を一挙に排出したい場合には発酵槽(11)下方の排出口(11e)部のシャッタ(28)を引き出して、排出駆動スイッチ(29)を押し操作すれば、攪拌爪(14a)の回転により発酵槽(11)内の収容物が排出口(11e)から円滑に素早く排出される。 【0043】図5及び図6は本発明の第2実施例を示しており、この第2実施例においては充填手段(33)を次のように構成している。すなわち、オ−バ−フロ−口(31)に上端部が連通するシュ−タ(32)を、処理済物の落流に支障を生じないように緩やかに彎曲させて下端の排出口部が前後方向の中程部に位置するようにし、また、回収トレイ(12)はそれをケ−シング(10)の取出口(10c)から差し込んで所定位置に装填すると、その回収トレイ(12)の前後方向中央部に設けられている支点部(40)(40)が、前記ケ−シング(10)の基台(10a)に設置された受部(41)(41)に支持され、回収トレイ(12)全体が図5に実線及び仮想線で示しているように支点部(40)(40)を中心にしてシ−ソ−状に上下揺動し得る状態に支持されるように構成している。 【0044】そして、シ−ソ−状に上下揺動可能な回収トレイ(12)には前記ケ−シング(10)に設置されている揺動駆動機構(42)が関与して、揺動駆動機構(42)が作動されるとその作動によって強制的に回収トレイ(12)がシ−ソ−状に揺動されるようになされ、揺動駆動機構(42)は、第1実施例においてベルトコンベヤを駆動する伝動系に準拠する伝動機構(図示省略)によって間欠駆動されるように構成されている。 【0045】つまり、発酵槽(11)のオ−バ−フロ−口(31)から処理済物が溢出するときにのみ回収トレイ(12)のシ−ソ−状揺動が行われて、シュ−タ(32)から回収トレイ(12)の前後方向中程部に落流される処理済物を、回収トレイ(12)のシ−ソ−状揺動によって回収トレイ(12)の全域に行渡るように前後に分散させて均平化するようにしている。 【0046】また、図7に示している第3実施例においては、発酵槽(11)の前側寄り部位と奥側寄り部位の二箇所にオ−バ−フロ−口(31a)(31b)を開設し、それぞれのオ−バ−フロ−口(31a)(31b)に上部を連通させた前後二つのシュ−タ(32a)(32b)を各々の下端排出口が回収トレイ(12)の内部に向けて開口するように垂設するとともに、前記オ−バ−フロ−口(31a)(31b)を択一に開閉できるオ−バ−フロ−シャッタ(43)を設けて、攪拌爪軸(14)が逆転(図7の矢印イ方向)に回転するときは、奥側のオ−バ−フロ−口(31b)が閉じられ手前側のオ−バ−フロ−口(31a)のみが開放され、また、攪拌爪軸(14)が正転方向(図7の矢印イ方向とは反対の方向)に回転するときは、手前側のオ−バ−フロ−口(31a)が閉じられて奥側のオ−バ−フロ−口(31a)のみが開放される状態に切り換るようにして充填手段(33)を構成している。そして、二つのシュ−タ(32a)(32b)から回収トレイ(12)の異なる場所への処理済物の落流を適宜に行わせることによって、回収トレイ(12)の全域に無駄空間少なく処理済物を収容できるようにしている。 【0047】さらに、図8は充填手段(33)の第4実施例を示しており、この例では、ケ−シング(10)の取出口(10c)から抜き差しする回収トレイ(12)を所定の装填位置において縦軸心(Y−Y)中心で回転できるように保持して、第1実施例や第2実施例の場合と同様に回収トレイ(12)の前側寄り部位に垂設されているシュ−タ(32)から落下する処理済物を回収トレイ(12)に受収するようにし、その受収の際に、回収トレイ(12)を適宜に回転させることによってシュ−タ(32)からの処理済物を回収トレイ(12)の異なる場所に順次落流させて行って回収トレイ(12)の全域に満遍なく処理済物を収容できるようにしている。 【0048】なお、図8に示しているものは、ステッピングモ−タ(44)など適宜に位置制御又は間欠作動する駆動部により縦軸心(Y−Y)中心で回転されるタ−ンテ−ブル(45)を基台(10a)の上面側の所定位置に配設し、タ−ンテ−ブル(45)上に回収トレイ(12)を載置して所定の装填位置に保持できるようにしているのであるが、回収トレイ(12)を回転自在に保持する構成や、その回収トレイ(12)を回転させる駆動構成は、図8のものに限られるものではなく、例えば、回収トレイ(12)自体を攪拌爪軸(14)又はそれよりも伝動上位の伝動系又は電動モ−タ(15)に連動する伝動機構によって回転させるようにするなど、他の適宜の手段に置換しても差し支えないものである。 【0049】また、図9は充填手段(33)の第5実施例を示しており、該例においては、前後方向軸心のスクリュ−コンベヤ(46)を回収トレイ(12)の上方寄り部位に横設して、そのスクリュ−コンベヤ(46)のコンベヤ軸(46a)の奥側軸端部を回収トレイ(12)の奥壁から外方に突出させ、回収トレイ(12)が所定位置に差込み装填されたときに、前記コンベヤ軸(46a)の奥側軸端部がケ−シング(10)奥部の対応位置に設けられている駆動モ−タ(47)の出力部(48)に連動結合されるように構成している。 【0050】そして、駆動モ−タ(47)は、前記攪拌爪軸(14)が逆転する際、つまり発酵槽(11)からの処理済物の溢出が行われる際にそれに同期して作動され、シュ−タ(32)から回収トレイ(12)の手前側寄り部位に落流されて堆積する処理済物をスクリュ−コンベヤ(46)が回収トレイ(12)の奥側に向けて横移送して、処理済物を回収トレイ(12)の全域に均すようになっている。 【0051】なお、第5実施例の駆動モ−タ(47)は、攪拌爪軸(14)又はそれよりも伝動上位の伝動系又は電動モ−タ(15)の出力部に連動連結する伝動機構によって処理済物の落流時にのみ回転駆動される駆動軸に置換して、その駆動軸に前記コンベヤ軸(46a)の奥側軸端部が連動結合されるようにしてもよい。 【0052】 【発明の効果】本発明に係る生ゴミ処理機の処理済物回収装置は、以上に説明したように構成したから、いずれにしてもシュ−タの排出口から落流して回収トレイ内の局部に山積み状に堆積する処理済物が充填手段によって回収トレイ内の全域に行渡るように均し処理されることとなって、局部的に山積み状になる堆積物の盛り上がりによってシュ−タが詰まるような事態の生起が回避され、回収トレイの収容空間を無駄なく有効に活用した効率のよい処理済物の回収が行われる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005164 【氏名又は名称】セイレイ工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年6月11日(2001.6.11) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−361211(P2002−361211A) |
| 【公開日】 |
平成14年12月17日(2002.12.17) |
| 【出願番号】 |
特願2001−175781(P2001−175781) |
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