| 【発明の名称】 |
洗びん機のホルダ取付構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】川向 了典
【氏名】本田 浩之
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 洗浄されるびんを倒立状態で収容する筒状のびんホルダを、被取付体が備える板状部材に形成された孔内に挿入して取り付けた洗びん機のホルダ取付構造において、びんホルダの外周と板状部材間に間隙が形成されていることを特徴とする洗びん機のホルダ取付構造。 【請求項2】 びんホルダは、びんを収容する本体部と、本体部から突出した固定手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の洗びん機のホルダ取付構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、洗びん機において洗浄されるびんを倒立状態で収容するびんホルダの取付構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のびんホルダとしては図6に示すものが存在した。図において、21はホルダを取り付けるブリッジで、これは水平な天板21aとこの天板21aの両辺より鉛直方向に延設される側板21b、21bとから成り、天板21aにはホルダを挿入する取付孔21cが形成されており、側板21b、21bの両先端は内方に折曲している。22はこの取付孔21cに挿入支持されるびんホルダで、その外周に取付孔21cの周縁上部に係支されるフランジ22aを備え、フランジ22aはリベット23により天板21aに固定されている。びんホルダ22は円筒形状を有し、上記ブリッジ21に装着されたとき、その下部は上記側板21bの先端に当接するよう構成されている。このような洗びん機のホルダ取付構造は実公昭60−30233号公報において開示されている。【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかして、従来の洗びん機のホルダ取付構造によれば、洗浄時にはびんホルダ22内にびん24を倒立状態で収容し、上方及び下方から洗浄液を噴射し、またはブリッジ21ごと浸漬槽に浸漬してびん24の内外面を洗浄するが、ブリッジ21の内側部分、特に天板21aの下面とびんホルダ22の外周面の交差部Aは水切れが悪く、かつ洗浄液の噴射の死角となるため雑菌が発生して繁殖し易いという問題があった。 【0004】本発明は、びんホルダを取り付けた被取付体の内側にも洗浄液の噴射を作用させることにより被取付体の内側を清浄に保つことのできる洗びん機のホルダ取付構造を提供することを目的としている。【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解決を図ったもので、次のような技術手段を採用した。洗浄されるびんを倒立状態で収容する筒状のびんホルダを、被取付体が備える板状部材に形成された孔内に挿入して取り付けた洗びん機のホルダ取付構造において、びんホルダの外周と板状部材間に間隙を形成するという技術手段を採用した。 【0006】 【発明の実施の形態】図1は本発明に係るホルダ取付構造を備えた洗びん機の要部断面図、図2(a)は本発明の第一実施例に係るホルダ取付構造を示す平面図、(b)はその正面断面図及びびんの収容状態を示す図である。図1において1は洗びん機を示し、1aはその側壁である。洗びん機1内には複数のスプロケットが配置されており、これらスプロケットに無端状のチェーン2が掛け回されている。スプロケットの回転に伴ってチェーン2に取り付けられたローラ3が、側壁1aに設けられたレール4に支持されて走行し洗びん機1内を循環する。このようなチェーン2は側壁1aに対向する図示しない側の側壁にも配置されており、両側のチェーン2に渡って被取付体となる多数のブリッジ5が所定間隔で連結されている。ブリッジ5にはびんボルダ6が取り付けられていて、チェーン2の移動によりびんホルダ6に収容されたびん7が洗びん機1内で搬送されるようになっている。【0007】ブリッジ5の移動経路の上方側には洗浄ノズル8aを備えた給液パイプ8が配置されるとともに、下方側にも洗浄ノズル9aを備えた給液パイプ9が配置されている。これによりびんホルダ6に収容されて搬送されるびん7に対して洗浄液が噴射され、びん7の内外面を洗浄するようになっている。 【0008】ブリッジ5は図2で示すように、天板(板状部材)5aと、この天板5aの両辺より鉛直方向に垂下される側板5b、5bとにより下方側に開放された断面コ字状に構成され、天板5aにはびんホルダ6を挿入する取付孔5cが形成されている。びんホルダ6は樹脂成型され、びん7を倒立状態で収容する円筒状の本体部6aと、この本体部6aの上部から突出して形成されブリッジ5に対する固定手段を構成する取付部6bとを有しており、取付部6bは本体部6aの鉛直中心を挟んで1つずつ設けられている。本体部6aの内面には倒立状態で収容されるびん7の肩部を支持するリブ10が放射状に4ヶ所形成されており、外面にはこれと位置を合わせて補強用リブ11が形成されている。【0009】天板5aに形成された取付孔5cはびんホルダ6の本体部6aの外周径よりも大きく、びんホルダ6をブリッジ5に取り付けた状態で本体部6aの外周と天板5aとの間に間隙12が形成されるようになっている。取付部6bはこの間隙12を越えて天板5aと重なる長さを有して突出しており、本実施例においては天板5aに対してびんホルダ6を下方から取付孔5cに挿入し、取付部6bを天板5aの下面側に当接させてボルト17a、ナット17bにより固定するようになっている。また複数の補強用リブ11のうち取付部6bと重ならない位置のものは、その上端が天板5aの下面側に当接するようになっていて取り付けられたびんホルダ6の捻れを防止している。【0010】このようなびんホルダ6の取付構造によるびん7の洗浄では、洗びん機1に供給されたびん7は倒立状態でびんホルダ6に収容されて搬送され、上方の洗浄ノズル8aから拡散されて噴射される洗浄液によってその外面が洗浄されるとともに、下方の洗浄ノズル9aから拡散されて噴射される洗浄液によってその内外面が洗浄される。この時、びんホルダ6の外周と天板5aの間には間隙12が形成されているので、上方の洗浄ノズル8aから噴射された洗浄液が間隙12から天板5aの内側に入り込んでホルダ6の外面が洗浄される。また、ブリッジ5は断面コ字状に構成されているので、下方の洗浄ノズル9aから噴射された洗浄液が効果的に作用し、びんホルダ6の外面及びブリッジ5の内側も洗浄される。つまり、取付部6bおよび補強用リブ11を設けた箇所を除いた部分全てが間隙12として形成されているので、従来のホルダ取付構造で存在した交差部Aのような箇所が極力少なく構成されブリッジ5の内側を清浄に保つことができるものである。 【0011】図3(a)は第二実施例に係るホルダ取付構造を示す平面図であり、(b)はその正面断面図である。本第二実施例によれば、びんホルダ6の取付部6bが放射状に4ヶ所から突出して形成され、本体部6aの外面に補強用リブ11はなく内面にびん7の肩部を支持するリブ10が取付部6bと位置を合わせて形成されている。本実施例においては天板5aに対してびんホルダ6を上方から取付孔5cに挿入し、取付部6bを天板5aの上面側に当接させてリベット17cにより固定するようになっている。これ以外は前記第一実施例と同様の構成を有しており、このようなびんホルダ6の取付構造であっても第一実施例と同様の作用効果を得ることができる。 【0012】図4(a)は第三実施例に係るホルダ取付構造を示す平面図であり、(b)はその正面断面図、図5は図4で示すホルダの正面図である。本実施例におけるびんホルダ6は取付部6bが放射状に4ヶ所から突出して形成されており、本体部6aの外面に補強用リブ11はなく内面にびん7の肩部を支持するリブ10が取付部6bと位置を異ならせて形成されている。取付部6bは本体部6aの上端から下方へ形成されるテーパ状の上部突出部13とその下方に配置される下部突出部14とから構成されている。上部突出部13は、上端が本体部6aの外面に一致しており上部側が最も低く、下方に行くに従って次第に高くなり、その下端部分が直角に切り欠かれている(図4(b)参照)。この切り欠かれた部分が後に説明するように、びんホルダ6を天板5aに取り付ける際のガイド部15になっている。上部突出部13のうち本体部6aの鉛直中心を挟んで対向する1組は拡大して形成されており、これら拡大された上部突出部13は、多数のびんホルダ6を並べてブリッジ5に取り付けた際に、隣接するびんホルダ6の拡大された上部突出部13と互いに当接して回り止めの機能を果たすようになっている。 【0013】この上部突出部13の下方に、横方向の溝16aと縦方向の溝16bとから成る逆L字状の切欠溝16が形成されている(図5参照)。縦方向溝16bに隣接して、テーパ状の下部突出部14が形成されている。この下部突出部14は、前記横方向溝16a側、すなわち上部側が最も高く、下方に行くに従って次第に低くなり、下端部が本体部6aの外面に一致している。この下部突出部14の上端面14aと上部突出部13の下端に設けたガイド部15の下端面15aがブリッジ5の天板5aの厚さにほぼ一致している。また、ガイド部15の側面15bは、本体部6a鉛直中心を挟んで対向する一対の上部突出部13間で、その間隔が天板5aの取付孔5cの直径にほぼ一致するように設定されている。この側面15bの本体部6a外面からの高さが、間隙12の幅に相当する。【0014】このようなびんホルダ6をブリッジ5に取り付ける際には、天板5aに対してびんホルダ6を上方から取付孔5cに挿入する。びんホルダ6が挿入されて、下部突出部14の下部側が取付孔5cの内面に当ると、下部突出部14は上方へ向って次第に外方へ大きく突出しているとともに、逆L字状の切欠溝16が形成されているので、びんホルダ6を下方に向けて押し下げるに従って、下部突出部14は取付孔5cの内面に押されてびんホルダ6の内部側へ弾性変形する。さらに押し込むことによって天板5aはガイド部15の下端部15aに当接し、これによって弾性変形された下部突出部14が復帰しびんホルダ6が天板5aに固定される。【0015】以上のような固定手段の構成以外は前記第一実施例および第二実施例と同様の構成を有しており、このようなびんホルダ6の取付構造であっても第一実施例、第二実施例と同様の作用効果を得ることができる。 【0016】 【発明の効果】以上述べたように本発明はによれば、洗浄されるびんを倒立状態で収容する筒状のびんホルダを、被取付体が備える板状部材に形成された孔内に挿入して取り付けた洗びん機のホルダ取付構造において、びんホルダの外周と板状部材間に間隙が形成されているので、びんホルダを取り付けた被取付体の内側にも洗浄液の噴射を作用させることにより、被取付体の内側を清浄に保つことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】393028357 【氏名又は名称】シブヤマシナリー株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年2月26日(2001.2.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100092107 【弁理士】 【氏名又は名称】下田 達也
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| 【公開番号】 |
特開2002−248441(P2002−248441A) |
| 【公開日】 |
平成14年9月3日(2002.9.3) |
| 【出願番号】 |
特願2001−50945(P2001−50945) |
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