| 【発明の名称】 |
紙葉類区分機 |
| 【発明者】 |
【氏名】浅沼 正己
【氏名】小溝 茂雄
【氏名】井上 慎治
【氏名】浅野 徹
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| 【要約】 |
【課題】小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理が可能な紙葉類区分機を提供することを目的とする。
【解決手段】郵便物は、供給部20から上昇搬送部21で上方へ一枚ずつ搬送され、ひねり搬送部22で姿勢を水平から垂直に変換され、迂回搬送路23を通る間にバーコードリーダ24により宛先情報を読み取られ、その宛先情報に基づき、旋回搬送部25を通る間に振分部26により集積装置27の所定の棚に振り分けられた後、搬送ベルト30により所定の区分口29まで搬送され、プッシャによりその区分口29に立位の状態で集積される。集積装置27がユニット化されているのでレイアウト構成を任意に設定でき、迂回搬送路23の設け方も種々に変更可能である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 紙葉類を立位状態で1枚ずつ上方に搬送する上昇搬送部と、前記上方に搬送された紙葉類を水平状態から立位状態に姿勢を変えるひねり搬送部と、前記姿勢を変えられた紙葉類を迂回させて搬送する迂回搬送路と、前記迂回搬送路の途中において前記紙葉類に記録された振り分け先を読み取る光学読取部と、前記紙葉類を略水平旋回しながら下降して搬送する旋回搬送部と、前記旋回搬送部の搬送途中において前記紙葉類を振り分け先毎に複数段に振り分ける振分部と、前記振り分けられた紙葉類を各振り分け先に応じて集積する集積装置とを備え、前記集積装置をユニット化するとともに、前記集積装置を前記上昇搬送部と前記旋回搬送部との間に配置したことを特徴とする紙葉類区分機。 【請求項2】 前記迂回搬送路は、前記旋回搬送部の進入路近傍に設けられていることを特徴とする請求項1記載の紙葉類区分機。 【請求項3】 前記迂回搬送路は、前記旋回搬送部の進入路から一旦遠ざかるように設けられていることを特徴とする請求項1記載の紙葉類区分機。 【請求項4】 紙葉類を立位状態で1枚ずつ上方に搬送する上昇搬送部と、前記上方に搬送された紙葉類を水平状態から立位状態に姿勢を変えるひねり搬送部と、前記姿勢を変えられた紙葉類を迂回させて搬送する迂回搬送路と、前記迂回搬送路の途中において前記紙葉類に記録された振り分け先を読み取る光学読取部と、前記紙葉類を略水平旋回しながら下降して搬送する旋回搬送部と、前記旋回搬送部の搬送途中において前記紙葉類を振り分け先毎に複数段に振り分ける振分部と、前記振り分けられた紙葉類を各振り分け先に応じて集積する集積装置とを備え、前記集積装置をユニット化するとともに、前記上昇搬送部を前記旋回搬送部の手前側に配置し、前記旋回搬送部の右側に前記集積装置を配置し、前記迂回搬送路が、手前側から奥方向へ、奥方向から再び手前側に進むように設けられていることを特徴とする紙葉類区分機。 【請求項5】 紙葉類を立位状態で1枚ずつ上方に搬送する上昇搬送部と、前記上方に搬送された紙葉類を水平状態から立位状態に姿勢を変えるひねり搬送部と、前記姿勢を変えられた紙葉類を迂回させて搬送する迂回搬送路と、前記迂回搬送路の途中において前記紙葉類に記録された振り分け先を読み取る光学読取部と、前記紙葉類を略水平旋回しながら下降して搬送する旋回搬送部と、前記旋回搬送部の搬送途中において前記紙葉類を振り分け先毎に複数段に振り分ける振分部と、前記振り分けられた紙葉類を各振り分け先に応じて集積する集積装置とを備え、前記集積装置をユニット化するとともに、前記上昇搬送部を前記旋回搬送部の手前側に配置し、前記旋回搬送部の右側に前記集積装置を配置し、前記迂回搬送路が、略水平に略1回転してから前記旋回搬送部に進入することを特徴とする紙葉類区分機。 【請求項6】 紙葉類を立位状態で1枚ずつ上方に搬送する上昇搬送部と、前記上方に搬送された紙葉類を水平状態から立位状態に姿勢を変えるひねり搬送部と、前記姿勢を変えられた紙葉類を迂回させて搬送する迂回搬送路と、前記迂回搬送路の途中において前記紙葉類に記録された振り分け先を読み取る光学読取部と、前記紙葉類を略水平旋回しながら下降して搬送する旋回搬送部と、前記旋回搬送部の搬送途中において前記紙葉類を振り分け先毎に複数段に振り分ける振分部と、前記振り分けられた紙葉類を各振り分け先に応じて集積する集積装置とを備え、前記集積装置をユニット化するとともに、前記上昇搬送部を前記旋回搬送部の手前側に配置し、前記旋回搬送部の右側に前記集積装置を配置し、前記迂回搬送路が、前記集積装置への搬送方向とは逆方向に設けられていることを特徴とする紙葉類区分機。 【請求項7】 紙葉類を立位状態で1枚ずつ上方に搬送する上昇搬送部と、前記上方に搬送された紙葉類を水平状態から立位状態に姿勢を変えるひねり搬送部と、前記姿勢を変えられた紙葉類を迂回させて搬送する迂回搬送路と、前記迂回搬送路の途中において前記紙葉類に記録された振り分け先を読み取る光学読取部と、前記紙葉類を略水平旋回しながら下降して搬送する旋回搬送部と、前記旋回搬送部の搬送途中において前記紙葉類を振り分け先毎に複数段に振り分ける振分部と、前記振り分けられた紙葉類を各振り分け先に応じて集積する集積装置とを備え、前記集積装置をユニット化するとともに、前記上昇搬送部を前記旋回搬送部の手前側に配置し、前記旋回搬送部の右側に前記集積装置を配置し、前記迂回搬送路が、左回りに略水平に略半回転してから前記旋回搬送部に進入することを特徴とする紙葉類区分機。 【請求項8】 紙葉類を立位状態で1枚ずつ上方に搬送する上昇搬送部と、前記上方に搬送された紙葉類を水平状態から立位状態に姿勢を変えるひねり搬送部と、前記姿勢を変えられた紙葉類を迂回させて搬送する迂回搬送路と、前記迂回搬送路の途中において前記紙葉類に記録された振り分け先を読み取る光学読取部と、前記紙葉類を略水平旋回しながら下降して搬送する旋回搬送部と、前記旋回搬送部の搬送途中において前記紙葉類を振り分け先毎に複数段に振り分ける振分部と、前記振り分けられた紙葉類を各振り分け先に応じて集積する集積装置とを備え、前記集積装置をユニット化するとともに、前記上昇搬送部を前記旋回搬送部の手前側に配置し、前記旋回搬送部の右側に前記集積装置を配置し、前記迂回搬送路が、右回りに略水平に略半回転してから前記旋回搬送部に進入することを特徴とする紙葉類区分機。 【請求項9】 前記光学読取部が前記迂回搬送部において横向きに配置されていることを特徴とする請求項7または8記載の紙葉類区分機。 【請求項10】 紙葉類を立位状態で1枚ずつ上方に搬送する上昇搬送部と、前記上方に搬送された紙葉類を水平状態から立位状態に姿勢を変えるひねり搬送部と、前記姿勢を変えられた紙葉類を下方に搬送してから略水平に旋回させる迂回搬送路と、前記迂回搬送路の途中において前記紙葉類に記録された振り分け先を読み取る光学読取部と、前記紙葉類を略水平旋回しながら上昇して搬送する旋回搬送部と、前記旋回搬送部の搬送途中において前記紙葉類を振り分け先毎に複数段に振り分ける振分部と、前記振り分けられた紙葉類を各振り分け先に応じて集積する集積装置とを備え、前記集積装置をユニット化したことを特徴とする紙葉類区分機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば郵政機関等で使用されている紙葉類区分システムにおいて、複数まとめて投入された郵便物等の紙葉類を一枚ずつ分離して搬送し、所定の順序に並び替えて(道順組み立てて)集積する紙葉類区分機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、葉書や封書等の紙葉類(以下、「郵便物」という)に付された郵便番号に基づいて、その郵便物を自動的に区分け処理する紙葉類区分装置、すなわち郵便物区分機が実用化されている。この郵便物区分機には、郵便番号を郵便物から直接読み取り、識別した郵便番号に従って区分する方式や、郵便番号に対応するバーコードが予め印字された郵便物からバーコードを読み取り、そのバーコードにしたがって区分する方式等がある。 【0003】上記方式のうち、後者のバーコード方式は、発信する郵便物に発信者が可視的に印字する場合と、郵便局内で郵便物の郵便番号を読み取り、郵便物に不可視的なバーコード(ステルスバーコード)を印字する場合とがあり、一般の郵便物区分機では、可視的なバーコードを読み取る読取器と紫外線を照射してステルスバーコードを読み取る読取器とを併設して、郵便物の郵便番の読み取りを行っている。 【0004】図14は従来の郵便物区分機の例を示している。郵便物区分機1は、供給部3を備え、この供給部3からは一括で、かつ立位状態で葉書、封書等の郵便物Pが装置内へ供給され、取出部5へと搬送される。取出部5では、郵便物Pを一通ずつ取り出して取込搬送路7へ渡す。取込搬送路7は、対向する一対のベルトによって構成され、郵便物Pを挟持しながら搬送する。取込搬送路7の途中には光学読取部9が配置され、郵便物Pに記載された郵便番号やバーコードを読み取って図示しない制御部に渡す。光学読取部9を通過した郵便物Pは、搬送ベルトに挟持されて略水平な状態で区分部11へと搬送される。区分部11は、互いに平行なベース13(a〜f)によって6段に区分され、さらに各段は宛名や郵便番号別に区分された複数の区分口15を有している。また、区分部11には、ベース13の右側に、郵便物Pを各べース13に分岐させるための分岐ゲート17(a〜f)および分岐された郵便物Pを水平状態から立位状態へ90度回転させるひねり搬送部19(a〜f)が設けられている。ひねり搬送部19によって立位状態に変換された郵便物Pは、ベース13の奥側において左方向に搬送され、光学読取部9によって読み取られた宛先毎に各区分口15に振り分けられ、立位の状態のまま手前側から順次積層される。このようにして、多数の郵便物を一度に連続的に区分けすることができる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の郵便物区分機では、区分部11の右側に郵便物Pを分岐ゲート17によって急角度で反転する必要があるため、郵便物が折り曲がったり、搬送がスムーズに行われない恐れがあった。また、郵便物Pを水平状態から立位状態へ90度回転させるひねり搬送部19が、各ベースに対応した個数だけ設けられているため、部品点数が多くなるばかりでなく、それらを収容するための余分のスペースが必要となり、装置全体の横幅および奥行寸法が大きくなり、設置スペースおよびコストが増大するという問題があった。また、装置全体を小型化する際には、光学読取部9によって郵便物Pの宛先を読んだ後に、制御部がその宛先を認識して各段13および各区分口15に振り分ける制御信号を生成する時間が必要となる。このため、光学読取部9から分岐ゲート17までの搬送経路を一定長以上確保しなければならず、装置の小型化に限界があった。郵便物Pの搬送速度を遅くすれば、光学読取部9から分岐ゲート17までの搬送経路を短くしても読み取りが可能であるが、処理時間が長くかかることになる。また、従来の郵便物区分機では、全体の構成が一体化されているため、設置スペースの大きさ、寸法、形状に合わせた自由のレイアウト構成ができないという問題があった。 【0006】本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理ができ、自由なレイアウト構成が可能な紙葉類区分機を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するために、紙葉類を立位状態で1枚ずつ上方に搬送する上昇搬送部と、前記上方に搬送された紙葉類を水平状態から立位状態に姿勢を変えるひねり搬送部と、前記姿勢を変えられた紙葉類を迂回させて搬送する迂回搬送路と、前記迂回搬送路の途中において前記紙葉類に記録された振り分け先を読み取る光学読取部と、前記紙葉類を略水平旋回しながら下降して搬送する旋回搬送部と、前記旋回搬送部の搬送途中において前記紙葉類を振り分け先毎に複数段に振り分ける振分部と、前記振り分けられた紙葉類を各振り分け先に応じて集積する集積装置とを備え、前記集積装置をユニット化するとともに、前記集積装置を前記上昇搬送部と前記旋回搬送部との間に配置したことを特徴とする紙葉類区分機であり、紙葉類を振り分ける前の位置にひねり搬送部を1つだけ配置したので、小型化および低コスト化が可能であり、また、迂回路を設けて搬送経路長を確保するとともに紙葉類を旋回させながら区分するので、スムーズで高速処理が可能な紙葉類区分機を実現でき、さらに集積装置がユニット化されているので、自由なレイアウト構成を取ることができる。 【0008】また、本発明は、前記旋回搬送部を前記上昇搬送部と前記集積装置との間に配置し、前記迂回搬送路が、前記旋回搬送部の進入路近傍に設けられていることを特徴とする紙葉類区分機であり、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理ができ、自由なレイアウト構成を取ることができる。 【0009】また、本発明は、前記旋回搬送部を前記上昇搬送部と前記集積装置との間に配置し、前記迂回搬送路が、前記旋回搬送部の進入路から一旦遠ざかるように設けられていることを特徴とする紙葉類区分機であり、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理ができ、自由なレイアウト構成を取ることができる。 【0010】また、本発明は、前記上昇搬送部を前記旋回搬送部の手前側に配置し、前記旋回搬送部の右側に前記集積装置を配置し、前記迂回搬送路が、手前側から奥方向へ、奥方向から再び手前側に進むように設けられていることを特徴とする紙葉類区分機であり、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理ができ、自由なレイアウト構成を取ることができる。 【0011】また、本発明は、前記上昇搬送部を前記旋回搬送部の手前側に配置し、前記旋回搬送部の右側に前記集積装置を配置し、前記迂回搬送路が、略水平に略1回転してから前記旋回搬送部に進入することを特徴とする紙葉類区分機であり、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理ができ、自由なレイアウト構成を取ることができる。 【0012】また、本発明は、前記上昇搬送部を前記旋回搬送部の手前側に配置し、前記旋回搬送部の右側に前記集積装置を配置し、前記迂回搬送路が、前記集積装置への搬送方向とは逆方向に設けられていることを特徴とする紙葉類区分機であり、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理ができ、自由なレイアウト構成を取ることができる。 【0013】また、本発明は、前記上昇搬送部を前記旋回搬送部の手前側に配置し、前記旋回搬送部の右側に前記集積装置を配置し、前記迂回搬送路が、左回りに略水平に略1回転してから前記旋回搬送部に進入することを特徴とする紙葉類区分機であり、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理ができ、自由なレイアウト構成を取ることができる。 【0014】また、本発明は、前記上昇搬送部を前記旋回搬送部の手前側に配置し、前記旋回搬送部の右側に前記集積装置を配置し、前記迂回搬送路が、右回りに略水平に略1回転してから前記旋回搬送部に進入することを特徴とする紙葉類区分機であり、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理ができ、自由なレイアウト構成を取ることができる。 【0015】また、本発明は、前記光学読取部が前記迂回搬送部において横向きに配置されていることを特徴とする紙葉類区分機であり、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理ができ、自由なレイアウト構成を取ることができる。 【0016】また、本発明は、紙葉類を立位状態で1枚ずつ上方に搬送する上昇搬送部と、前記上方に搬送された紙葉類を水平状態から立位状態に姿勢を変えるひねり搬送部と、前記姿勢を変えられた紙葉類を下方に搬送してから略水平に旋回させる迂回搬送路と、前記迂回搬送路の途中において前記紙葉類に記録された振り分け先を読み取る光学読取部と、前記紙葉類を略水平旋回しながら上昇して搬送する旋回搬送部と、前記旋回搬送部の搬送途中において前記紙葉類を振り分け先毎に複数段に振り分ける振分部と、前記振り分けられた紙葉類を各振り分け先に応じて集積する集積装置とを備え、前記集積装置がユニット化されていることを特徴とする紙葉類区分機であり、紙葉類を振り分ける前の位置にひねり搬送部を1つだけ配置したので、小型化および低コスト化が可能であり、また、迂回路を設けて搬送経路長を確保するとともに紙葉類を旋回させながら区分するので、スムーズで高速処理ができ、さらに集積装置がユニット化されているので、自由なレイアウト構成を取ることができる。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、紙葉類区分機として郵便物区分機を例にして説明する。 【0018】(実施の形態1)図1は本実施の形態1を示し、図1(a)は平面図、図1(b)は正面図である。以降の各図を用いた説明で方向を言う時は、それぞれ正面図を基準にして左右方向および前または手前、後または奥行方向をいうものとする。郵便物区分機は、供給される区分対象の多数の郵便物が束にして揃えられ、供給部20に縦長をした立位の状態で配置される。供給部20に配置された郵便物は、左側に順次移送されて、その左側位置に設けられた分離供給部により1枚ずつ分離されて上昇搬送部21により上方へ搬送される。この上昇搬送の過程で、所定長さ以上の金属が混入した封書や規定以上の厚みの封書が検出されて排除される。 【0019】図2は上昇搬送部21の構成を示しており、上方に向かう直線部と上部から水平方向に向かう湾曲部を有するべルト101が駆動車(ドライブプーリ)102および複数の遊動車(アイドルプーリ)103に掛け渡され、このベルト101の直線部に接触して上方に向かう直線部を有するべルト104が駆動車105および複数の遊動車106に掛け渡されている。またベルト101の湾曲部に接触する湾曲部を有するベルト107が駆動車108および複数の遊動車109に掛け渡されている。さらに、このベルト107に接触するベルト110が複数の遊動車111に掛け渡され、このベルト110に接触してベルト112が駆動車113および複数の遊動車114に掛け渡されている。そして、ベルト101とベルト104の始点側位置に検知センサ115が設けられ、終点側位置に振分ユニット116が設けられている。駆動車102、105、108、113の軸は、基板の裏面にまで貫通しており、この軸にモータ117の駆動力が伝達されて回転する。郵便物は、ベルト101と104とにより挟持されて上方に搬送され、さらにベルト101と107とにより挟持された上方から右方向へ搬送され、次段の搬送ベルト118、119に渡される。所定長さ以上の金属が混入した封書や規定以上の厚みの封書が検知センサ115により検出されると、振分ユニット116が動作して、その郵便物をベルト110と112とに挟持して所定の位置に排除する。 【0020】図1において、上昇搬送部21により上方に搬送された郵便物は、集積装置27の上部に配置されたひねり搬送部22を通過する。図3はひねり搬送部22の構成を示している。一対のベルト121、122が駆動車123と複数の遊動車124との間に掛け渡されている。遊動車124は、搬送開始位置では前段の搬送ベルト125,126と同様に水平軸の回りに回転するが、搬送方向側に次第に水平から垂直の向きに起こされて、搬送終了位置の駆動車123の位置では垂直軸の回りに回転するようになっている。したがって、前段の搬送ベルト125、126により水平状態で搬送されてきた郵便物は、このひねり搬送部22を通過する間に次第に起こされて、最終的には垂直状態で後段へ搬送されることになる。 【0021】図1において、ひねり搬送部22を通過した郵便物は、集積装置27の上部に形成された迂回搬送路23に進入する。迂回搬送路23は、それまでの装置奥行方向中央部の搬送経路から奥側に進み、さらに奥側から手前側に進むように形成されており、その中間部に可視コード用のバーコードリーダおよびステルス用のバーコードリーダ24が読取部を奥行方向に向けて配置されている。 【0022】バーコードリーダ24によりバーコードによる宛先情報を読み取られた郵便物は、次に3段構造の旋回搬送部25を通過し、その途中において最上段と2段目に設けられた振分部26により所定の段に振り分けられながら下降し、集積装置27の3段構造の棚28の各区分口29に集積される。集積装置27は、各棚28に区分口29を3個ずつ設けたユニットを2つと、各棚28に区分口29を2個ずつ設けたユニットを1つの3ユニットで構成され、各ユニットは自由に連結可能で増減が可能になっている。 【0023】図4は振分部26の構成を示している。振分部26は、方向を切り換える切換片131と、切換片131を駆動するソレノイド132とが一体化されており、図示されないべース板に取り付けるためのべース取付板133と、切換片131の回転調整機構を保持する切換片保持板134と、ソレノイド132を保持してリード線を導出するソレノイド保持板135とが支持機構を構成している。ベース取付板133および切換片保持板134により軸支された回転軸136は、ソレノイド132の駆動で回転し、回転軸136に固定された切換片131を、二つの切換位置p1とp2との間を移動させる。切換片131の二つの切換位置を規定するため、回転軸136には、U字状の可動範囲設定片137が固定され、この可動範囲設定片137の可動範囲が2つのストッパ138a、138bによって規定されている。ストッパ138aは、切換片保持板134の切り起こし片に設けたねじ穴に調整可能に螺合され、ストッパ138bは、切換片保持板134に固定されたストッパ支持片139に設けたねじ穴に調整可能に螺合されている。ストッパ138a、138bの位置を変えることにより、可動範囲設定片137の可動範囲を変え、切換片131の切換位置を変えることができる。また、切換片保持板134には、傾斜面を持つ案内片140が固定され、郵便物が振分部26に引っ掛かるのを防止している。 【0024】図1において、旋回搬送部25は、斜線で示した部分25aで下降し、他の部分では水平回転する上から見て左回りの螺旋状の搬送ベルトを備え、この搬送ベルトにガイドされながら郵便物が3段階で水平旋回する。まず最上部の旋回で、バーコードリーダ24により読み取った宛先情報に基づいて、該当する郵便物が振分部26により選択されて、集積装置27の後部に設けられた搬送ベルト30により最上段の棚28aに向けて搬送される。この旋回で選択されなかった郵便物は、2段目の旋回で同様な処理を受け、該当する郵便物が2段目の棚28bに搬送される。そして、この2段目の旋回で選択されなかった郵便物は、振り分けることなく3段目の棚28cに搬送される。各棚28に設けられた搬送ベルト30には、各区分口29に対向する位置に同様な構成の振分ユニットが設けられて、バーコードリーダ24により読み取った宛先情報に基づいて、郵便物を各区分口29に向けて振り分け、さらにプッシャユニットにより横長の立位状態のまま各区分口29に押し込まれて集積される。そして、それぞれの区分口に集積した郵便物は、一定の量が集積されると、係員により掻き出されて再びこの郵便区分機に供給されて、さらに細かい単位に再区分される。 【0025】このように、本実施の形態1における郵便物区分機は、郵便物を縦長の立位状態で1枚ずつ上方に搬送する上昇搬送部21と、上方に搬送された郵便物を水平状態から立位状態に姿勢を変えるひねり搬送部21と、姿勢を変えられた郵便物を迂回させて搬送する迂回搬送路23と、迂回搬送路23の途中において郵便物に記録された振り分け先を読み取るバーコードリーダ24と、郵便物を略水平旋回しながら下降して搬送する旋回搬送部25と、バーコードリーダ24により読み取られた振り分け先毎に旋回搬送部25の途中において郵便物を複数段に振り分ける振分部26と、振り分けられた郵便物を各振り分け先に応じて集積する集積装置27とを備えているので、ひねり搬送部が1つだけになり、小型化および低コスト化が可能であり、また、迂回搬送路23を設けて搬送経路長を確保するとともに郵便物を旋回させながら区分するので、スムーズで高速処理が可能になる。さらに、集積装置27が上昇搬送部21と旋回搬送部25との間に配置されているので、上昇搬送部21から旋回搬送部25までに十分な搬送経路長を確保することができ、迂回搬送路23およびバーコードリーダ24を配置する位置を任意に設定することができる。さらに、集積装置27がユニット化されているので、レイアウト構成を自由に設定することができる。 【0026】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2について図5を参照して説明する。説明の便宜上、同じ機能を有する部分には同じ符号を付して説明する。本実施の形態2では、実施の形態1とは上昇搬送部21と旋回搬送部25が隣接し、旋回搬送部25の隣に集積装置27が配置されていることが異なる。本実施の形態2の郵便物区分機は、郵便物を縦長の立位状態で1枚ずつ上方に搬送する上昇搬送部21と、上方に搬送された郵便物を水平状態から立位状態に姿勢を変えるひねり搬送部21と、姿勢を変えられた郵便物を迂回させて搬送する迂回搬送路23と、迂回搬送路23の途中において郵便物に記録された振り分け先を読み取るバーコードリーダ24と、郵便物を略水平旋回しながら下降して搬送する旋回搬送部25と、バーコードリーダ24により読み取られた振り分け先毎に旋回搬送部25の途中において郵便物を複数段に振り分ける振分部26と、振り分けられた郵便物を各振り分け先に応じて集積する集積装置27とを備え、旋回搬送部25が上昇搬送部21と集積装置27との間に配置され、迂回搬送路23が、旋回搬送部25の進入路近傍に設けられていることを特徴とするものである。 【0027】本実施の形態2における郵便物区分機の基本的な構成および動作は実施の形態1と同様なので、ここでは実施の形態2の特有な部分についてのみ説明する。迂回搬送路23は、それまでの装置奥行方向中央部の搬送経路から奥側に湾曲して直線状に進むように形成されており、その直線状の部分に可視コード用のバーコードリーダおよびステルス用のバーコードリーダ24が読取部を奥行方向に向けて配置されている。旋回搬送部25は、集積装置27に隣接する斜線で示した部分25aで下降し、他の部分では水平回転する上から見て右回りの螺旋状の搬送ベルトを備えている。郵便物は、この搬送ベルトにガイドされながら3段階で水平旋回し、バーコードリーダ24により読み取った宛先情報に基づいて、該当する郵便物が振分部26により選択されて、集積装置27の後部に設けられた搬送ベルト30により各棚28の各区分口29に向けて搬送される。 【0028】このように、本実施の形態2によれば、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理が可能である他に、旋回搬送部25が上昇搬送部21と集積装置27との間に配置され、迂回搬送路23が、旋回搬送部25の進入路近傍に設けられているので、この迂回搬送路23によって旋回搬送部25までの搬送経路長を稼ぐことができ、装置の一層の小型化および低コスト化が可能になる。さらに、集積装置27がユニット化されているので、レイアウト構成を自由に設定することができる。 【0029】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形態3について図6を参照して説明する。本実施の形態3における郵便物区分機の基本的な構成および動作は実施の形態2と同様なので、ここでは実施の形態3の特有な部分についてのみ説明する。迂回搬送路23は、それまでの装置奥行方向中央部の搬送経路から奥側に斜め直線状に進んだ後、奥側に少し膨らんでから旋回搬送部25に進むように形成されており、その斜め直線状の部分に可視コード用のバーコードリーダおよびステルス用のバーコードリーダ24が読取部を左斜めの方向に向けて配置されている。旋回搬送部25は、装置手前側の斜線で示した部分25aで下降し、他の部分では水平回転する上から見て右回りの螺旋状の搬送ベルトを備えている。郵便物は、この搬送ベルトにガイドされながら3段階で水平旋回し、バーコードリーダ24により読み取った宛先情報に基づいて、該当する郵便物が振分部26により選択されて、集積装置27の後部に設けられた搬送ベルト30により各棚28の各区分口29に向けて搬送される。 【0030】このように、本実施の形態3によれば、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理が可能である他に、旋回搬送部25が上昇搬送部21と集積装置27との間に配置され、迂回搬送路23が、旋回搬送部25の進入路から一旦遠ざかるように設けられているので、この迂回搬送路23によって旋回搬送部25までの搬送経路長を稼ぐことができ、装置の一層の小型化および低コスト化が可能になる。さらに、集積装置27がユニット化されているので、レイアウト構成を自由に設定することができる。 【0031】(実施の形態4)次に、本発明の実施の形態4について図7を参照して説明する。本実施の形態4における郵便物区分機の基本的な構成および動作は実施の形態2と同様なので、ここでは実施の形態4の特有な部分についてのみ説明する。迂回搬送路23は、装置手前側上方のひねり搬送部22に連続し、旋回搬送部25の右側において一旦装置奥行方向に向かい奥行方向から再び装置手前方向に左に水平転回した後に旋回搬送部25に進むように形成されており、その水平転回した直線状の部分に可視コード用のバーコードリーダおよびステルス用のバーコードリーダ24が読取部を右方向に向けて配置されている。旋回搬送部25は、左側の斜線で示した部分25aで下降し、他の部分では水平回転する上から見て右回りの螺旋状の搬送ベルトを備えている。郵便物は、この搬送ベルトにガイドされながら3段階で水平旋回し、バーコードリーダ24により読み取った宛先情報に基づいて、該当する郵便物が振分部26により選択されて、集積装置27の後部に設けられた搬送ベルト30により各棚28の各区分口29に向けて搬送される。 【0032】このように、本実施の形態4によれば、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理が可能である他に、上昇搬送部21を手前側に配置した旋回搬送部25の右側に集積装置27が配置され、迂回搬送路23が、手前側から奥方向へ、奥方向から再び手前側に進むように設けられているので、この迂回搬送路23によって旋回搬送部25までの搬送経路長を稼ぐことができ、装置の一層の小型化および低コスト化が可能になる。さらに、集積装置27がユニット化されているので、レイアウト構成を自由に設定することができる。 【0033】(実施の形態5)次に、本発明の実施の形態5について図8を参照して説明する。本実施の形態5における郵便物区分機の基本的な構成および動作は実施の形態2と同様なので、ここでは実施の形態5の特有な部分についてのみ説明する。迂回搬送路23は、装置手前側上方のひねり搬送部22に連続し、一旦装置奥行方向に向かい奥行方向から再び装置手前方向に、旋回搬送部25の回りを左に水平に1回転した後に旋回搬送部25に進むように形成されており、その左側の直線状の部分に可視コード用のバーコードリーダおよびステルス用のバーコードリーダ24が読取部を左方向に向けて配置されている。旋回搬送部25は、右側の斜線で示した部分25aで下降し、他の部分では水平回転する上から見て左回りの螺旋状の搬送ベルトを備えている。郵便物は、この搬送ベルトにガイドされながら3段階で水平旋回し、バーコードリーダ24により読み取った宛先情報に基づいて、該当する郵便物が振分部26により選択されて、集積装置27の後部に設けられた搬送ベルト30により各棚28の各区分口29に向けて搬送される。 【0034】このように、本実施の形態5によれば、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理が可能である他に、上昇搬送部21を手前側に配置した旋回搬送部25の右側に集積装置27が配置され、迂回搬送路23が、手前側から奥方向へ、奥方向から再び手前側に旋回搬送部25の回りを略水平に1回転するように設けられているので、この迂回搬送路23によって旋回搬送部25までの搬送経路長を稼ぐことができ、装置の一層の小型化および低コスト化が可能になる。さらに、集積装置27がユニット化されているので、レイアウト構成を自由に設定することができる。 【0035】(実施の形態6)次に、本発明の実施の形態6について図9を参照して説明する。本実施の形態6における郵便物区分機の基本的な構成および動作は実施の形態2と同様なので、ここでは実施の形態6の特有な部分についてのみ説明する。上昇搬送部21は供給部20の右側に配置され、ひねり搬送部22は、右側から左側に向かうように配置されている。迂回搬送路23は、旋回搬送部25の左側において装置奥行方向に向かい、右側に方向転換して直線状に進んだ後に旋回搬送部25に進むように形成されており、その左側の直線状の部分に可視コード用のバーコードリーダおよびステルス用のバーコードリーダ24が読取部を左方向に向けて配置されている。旋回搬送部25は、装置手前側の斜線で示した部分25aで下降し、他の部分では水平回転する上から見て右回りの螺旋状の搬送ベルトを備えている。郵便物は、この搬送ベルトにガイドされながら3段階で水平旋回し、バーコードリーダ24により読み取った宛先情報に基づいて、該当する郵便物が振分部26により選択されて、集積装置27の後部に設けられた搬送ベルト30により各棚28の各区分口29に向けて搬送される。 【0036】このように、本実施の形態6によれば、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理が可能である他に、上昇搬送部21を手前側に配置した旋回搬送部25の右側に集積装置27が配置され、迂回搬送路23が、集積装置27への搬送方向とは逆方向に設けられているので、この迂回搬送路23によって旋回搬送部25までの搬送経路長を稼ぐことができ、装置の一層の小型化および低コスト化が可能になる。さらに、集積装置27がユニット化されているので、レイアウト構成を自由に設定することができる。 【0037】(実施の形態7)次に、本発明の実施の形態7について図10を参照して説明する。本実施の形態7における郵便物区分機の基本的な構成および動作は実施の形態2と同様なので、ここでは実施の形態7の特有な部分についてのみ説明する。上昇搬送部21は供給部20の左側に配置され、ひねり搬送部22は、手前側から斜めに右に奥側に向かうように配置されている。迂回搬送路23は、右奥から左方向に直線状に進んで手前側に方向転換して旋回搬送部25に進むように形成されており、その奥側の直線状の部分に可視コード用のバーコードリーダおよびステルス用のバーコードリーダ24が読取部を奥側方向に向けて配置されている。旋回搬送部25は、装置手前側の斜線で示した部分25aで下降し、他の部分では水平回転する上から見て左回りの螺旋状の搬送ベルトを備えている。郵便物は、この搬送ベルトにガイドされながら3段階で水平旋回し、バーコードリーダ24により読み取った宛先情報に基づいて、該当する郵便物が振分部26により選択されて、集積装置27の後部に設けられた搬送ベルト30により各棚28の各区分口29に向けて搬送される。 【0038】このように、本実施の形態7によれば、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理が可能である他に、上昇搬送部21を手前側に配置した旋回搬送部25の右側に集積装置27が配置され、迂回搬送路23が、右奥から左回りに水平に略半回転してから旋回搬送部25に進入するように設けられているので、この迂回搬送路23によって旋回搬送部25までの搬送経路長を稼ぐことができ、装置の一層の小型化および低コスト化が可能になる。さらに、集積装置27がユニット化されているので、レイアウト構成を自由に設定することができる。 【0039】(実施の形態8)次に、本発明の実施の形態7について図11を参照して説明する。本実施の形態8における郵便物区分機の基本的な構成および動作は実施の形態7と同様なので、ここでは実施の形態8の特有な部分についてのみ説明する。上昇搬送部21は供給部20の左側に配置され、ひねり搬送部22は、手前側から真っ直ぐ奥側に向かうように配置されている。迂回搬送路23は、左奥から右方向に直線状に進んで手前側に方向転換して旋回搬送部25に進むように形成されており、その奥側の直線状の部分に可視コード用のバーコードリーダおよびステルス用のバーコードリーダ24が読取部を奥側方向に向けて配置されている。旋回搬送部25は、装置手前側の斜線で示した部分25aで下降し、他の部分では水平回転する上から見て右回りの螺旋状の搬送ベルトを備えている。郵便物は、この搬送ベルトにガイドされながら3段階で水平旋回し、バーコードリーダ24により読み取った宛先情報に基づいて、該当する郵便物が振分部26により選択されて、集積装置27の後部に設けられた搬送ベルト30により各棚28の各区分口29に向けて搬送される。 【0040】このように、本実施の形態8によれば、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理が可能である他に、上昇搬送部21を手前側に配置した旋回搬送部25の右側に集積装置27が配置され、迂回搬送路23が、左奥から右回りに水平に略半回転してから旋回搬送部25に進入するように設けられているので、この迂回搬送路23によって旋回搬送部25までの搬送経路長を稼ぐことができ、装置の一層の小型化および低コスト化が可能になる。さらに、集積装置27がユニット化されているので、レイアウト構成を自由に設定することができる。 【0041】(実施の形態9)次に、本発明の実施の形態9について図12を参照して説明する。本実施の形態9における郵便物区分機の基本的な構成および動作は実施の形態7と同様なので、ここでは実施の形態9の特有な部分についてのみ説明する。上昇搬送部21は供給部20の右側に配置され、ひねり搬送部22は、手前側から斜めに左に奥側に向かうように配置されている。迂回搬送路23は、左奥から右方向に直線状に進んで手前側に方向転換して旋回搬送部25に進むように形成されており、その右側の直線状の部分に可視コード用のバーコードリーダおよびステルス用のバーコードリーダ24が読取部を右側方向に向けて配置されている。旋回搬送部25は、装置手前側の斜線で示した部分25aで下降し、他の部分では水平回転する上から見て右回りの螺旋状の搬送ベルトを備えている。郵便物は、この搬送ベルトにガイドされながら3段階で水平旋回し、バーコードリーダ24により読み取った宛先情報に基づいて、該当する郵便物が振分部26により選択されて、集積装置27の後部に設けられた搬送ベルト30により各棚28の各区分口29に向けて搬送される。 【0042】このように、本実施の形態9によれば、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理が可能である他に、上昇搬送部21を手前側に配置した旋回搬送部25の右側に集積装置27が配置され、迂回搬送路23が、右回りに水平に略半回転してから旋回搬送部25に進入するように設けられて、バーコードリーダ24が横向きに配置されているので、迂回搬送路23によって旋回搬送部25までの搬送経路長を稼ぐとともに、バーコードリーダ24の横向き配置により、装置の一層の小型化および低コスト化が可能になる。なお、図10に示した実施の形態7および図11に示した実施の形態8においても、バーコードリーダ24を横向き配置とすることにより、装置の一層の小型化および低コスト化が可能になる。さらに、集積装置27がユニット化されているので、レイアウト構成を自由に設定することができる。 【0043】(実施の形態10)次に、本発明の実施の形態10について図13を参照して説明する。本実施の形態10における郵便物区分機は、旋回搬送部25が水平旋回しながら上昇することを除いて、その基本的な構成および動作は実施の形態6と同様なので、ここでは実施の形態10の特有な部分についてのみ説明する。上昇搬送部21は、供給部20の左側に配置され、郵便物は真っ直ぐ上方へ搬送された後、右側方向へ直線状に移動し、さらに下方から左方向に向けて右回りに垂直右転回し、ひねり搬送部22を通過する。迂回搬送路23は、ひねり搬送部22に連続して、旋回搬送部25の左側において奥行方向に向かい、右側に方向転換して直線状に進んだ後、旋回搬送部25に進むように形成され、その左側の直線状の部分に可視コード用のバーコードリーダおよびステルス用のバーコードリーダ24が読取部を左方向に向けて配置されている。旋回搬送部25は、右側の斜線で示した部分25aで上昇し、他の部分では上から見て右回りに水平旋回しながら上昇する螺旋状の搬送ベルトを備えている。郵便物は、この搬送ベルトにガイドされ、3段階で水平旋回しながら上昇し、バーコードリーダ24により読み取った宛先情報に基づいて、該当する郵便物が振分部26により選択されて、集積装置27の後部に設けられた搬送ベルト30により各棚28の各区分口29に向けて搬送される。 【0044】このように、本実施の形態10によれば、小型化および低コスト化が可能で、かつスムーズな高速処理が可能である他に、上昇搬送部21を手前側に配置した旋回搬送部25の右側に集積装置27が配置され、迂回搬送路23が、集積装置27への搬送方向とは逆方向に設けられているので、この迂回搬送路23によって旋回搬送部25までの搬送経路長を稼ぐことができ、装置の一層の小型化および低コスト化が可能になる。さらに、集積装置27がユニット化されているので、レイアウト構成を自由に設定することができる。 【0045】 【発明の効果】以上説明したように、本発明は、紙葉類を立位状態で1枚ずつ上方に搬送する上昇搬送部と、上方に搬送された紙葉類を水平状態から立位状態に姿勢を変えるひねり搬送部と、姿勢を変えられた紙葉類を迂回させて搬送する迂回搬送路と、迂回搬送路の途中において紙葉類に記録された振り分け先を読み取る光学読取部と、紙葉類を略水平旋回しながら下降または上昇して搬送する旋回搬送部と、旋回搬送部の搬送途中において紙葉類を振り分け先毎に複数段に振り分ける振分部と、振り分けられた紙葉類を各振り分け先に応じて集積する集積装置とを備え、集積装置をユニット化することにより、レイアウト構成が任意に設定可能であり、配置構成の自由度が増すとともに、迂回搬送路の設け方も種々に変更可能であり、紙葉区分機を配置する場所の大きさや寸法、形状を考慮した最適な省スペース、低コスト設計が実現できるという優れた効果を有する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年4月25日(2001.4.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082692 【弁理士】 【氏名又は名称】蔵合 正博 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−320922(P2002−320922A) |
| 【公開日】 |
平成14年11月5日(2002.11.5) |
| 【出願番号】 |
特願2001−127275(P2001−127275) |
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