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【発明の名称】 振動発生装置
【発明者】 【氏名】坂本 幸男

【氏名】村井 俊和

【要約】 【課題】ピストンが大きな外力を受けた場合でも所定のストロークで確実に振動し、効率を向上させることができる振動発生装置を提供する。

【解決手段】制御弁7が切換弁8のスプール9のパイロット受圧面9bにパイロット圧を供給しない中間位置にあるときに、切換弁8の現在位置である第一の切換位置または第二の切換位置をそれぞれそのまま保持する自己保持手段を設ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】振動発生装置のボディ内に往復動自在に設けられ、受圧面積の小さな第一の受圧面とその受圧面より大きな受圧面積の第二の受圧面とを有するピストンと、前記ピストンの第一の受圧面側に位置して前記ボディ内に画成され、油圧源に接続された第一の油室と、前記ピストンの第二の受圧面側に位置して前記ボディ内に画成された第二の油室と、油圧パイロット部に給排される作動油のパイロット圧に応じて、前記第二の油室を前記第一の油室に連通させて前記ピストンを第一の油室側に移動させる第一の切換位置と、前記第二の油室をタンクに連通させて前記ピストンを第二の油室側に移動させる第二の切換位置とに選択的に切換わる油圧パイロット式切換弁と、前記ピストンに連動して作動し、前記ピストンが前記第一の油室側に移動して所定位置に達すると前記油圧パイロット式切換弁のパイロット圧を低圧として該切換弁を前記第二の切換位置に切換え、前記ピストンが前記第二の油室側に移動して所定位置に達すると油圧源からの油圧を前記油圧パイロット式切換弁のパイロット圧として作用させて該切換弁を第一の切換位置に切換える制御弁とを備えた振動発生装置において、前記制御弁が前記切換弁のパイロット部にパイロット圧を供給しない中間位置にあるときに、前記切換弁の現在位置である第一の切換位置または第二の切換位置をそれぞれそのまま保持する自己保持手段を設けたことを特徴とする振動発生装置。
【請求項2】請求項1の振動発生装置において、前記自己保持手段は、前記切換弁のスプールの摺動孔の内壁に設けられ、油圧源に連通可能な高圧ポートおよびタンクに連通可能な低圧ポートと、前記切換弁のスプールの中間部に設けられ大径部、並びに該大径部とスプールの端面のパイロット受圧面を有する大径部との間に設けられ、該スプールに設けられた油孔により前記パイロット受圧面に連通させた小径部と、前記制御弁のスプールに設けられ、前記高圧ポートに通じる油路と前記低圧ポートに通じる油路をそれぞれ連通、遮断する油路制御部とからなり、前記切換弁のスプールのパイロット受圧面が高圧の作動油を受けた第一の切換位置にあるときは、前記切換弁のスプールの小径部は前記高圧ポートに対向すると共に、前記油路制御部は前記高圧ポートにつながる油路を開放し、前記ピストンが移動して、前記制御弁が前記切換弁を反転させる制御位置になれば、前記油路制御部は前記高圧ポートにつながる油路を閉じると共に前記パイロット圧を低圧として前記切換弁を反転させ、前記切換弁のスプールのパイロット受圧面が低圧の作動油を受けた第二の切換位置にあるときは、前記小径部は前記低圧ポートに対向するとともに、前記油路制御部は前記低圧ポートにつながる油路を開放し、前記ピストンが第二の油室側に移動して、前記制御弁が前記切換弁を反転させる制御位置になれば、前記油路制御部は前記低圧ポートにつながる油路を閉じると共に前記パイロット圧を油圧源からの油圧である高圧として前記切換弁の切換位置を反転させる構成としたことを特徴とする振動発生装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば土木建設機械に装備され、地固め作業、耕地の除礫作業、杭の打込み・引抜き作業、または破砕作業等を行うための振動を発生させる場合に好適に用いられる振動発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記各種作業を行う場合、作業装置の先端側に振動発生装置を取付けることにより、作業の能率向上が達成できることが知られている。振動発生装置としては種々の形式が知られているが、自己圧を用いて自励的に振動を発生させる振動発生装置として例えば特開2000-37661号公報に記載のものがある。
【0003】該公報記載の振動発生装置は、往復動させるピストンをボディから一部突出させて設け、該ピストンは片面の面積の小さい第一の受圧面を常時油圧源側の第一の油室に位置させ、反対側の面積の大きい第二の受圧面は、第二の受圧面の油室に連通させるかあるいはタンクポートに連通させるかによって往復動させるものであり、この切換えは、ボディ内に設けた切換弁のスプールの移動により行う。この切換弁の切換は、ピストンに連動する制御弁の動きによる切換弁への油圧源からのパイロット圧の作用とパイロット圧の消失によってなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来の振動発生装置においては、切換弁へのパイロット圧が消失した第二の切換位置に切換えられた際に、ピストンが大きな抵抗負荷を受けた状態にあると、切換弁のスプールが第二の切換位置に切換わった直後にピストンが抵抗負荷により急激に押し戻されて制御弁のスプールが中立位置となり、このため、切換弁のスプールは、高圧のパイロット圧が作用した位置である第一の切換位置と、パイロット圧が消失した第二の切換位置との間の切換途中の位置に保持されてしまう可能性がある。
【0005】切換弁のスプールがこのように切換途中の位置に保持されると、切換弁のスプールは第二の油室からタンクポートに流れる作動油の急速な流れによる流体力の影響を受け、閉じようとする力を強く受ける。これに加え、振動動作に伴う作動油の脈動の影響により、制御弁のスプールが第二の切換位置に切換わる前に切換弁のスプールが一瞬でも第一の切換位置に切換わってしまうとピストンは元の位置に戻ってしまう。
【0006】つまり、ピストンは規定の振動ストロークよりも小さなストロークとなってしまい十分な振動が得られない可能性がある。また、切換弁のスプールが途中位置にあっても、ピストンの振動動作は行われるが、その場合でも切換弁を作動油が通過するのに十分な開口が得られないので、大きな圧力損失を生じ、その結果、ピストンの動作が遅くなり、効率も悪くなる。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑み、ピストンが大きな外力を受けた場合でも所定のストロークで確実に振動し、効率を向上させることができる振動発生装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の振動発生装置は、振動発生装置のボディ内に往復動自在に設けられ、受圧面積の小さな第一の受圧面とその受圧面より大きな受圧面積の第二の受圧面とを有するピストンと、前記ピストンの第一の受圧面側に位置して前記ボディ内に画成され、油圧源に接続された第一の油室と、前記ピストンの第二の受圧面側に位置して前記ボディ内に画成された第二の油室と、油圧パイロット部に給排される作動油のパイロット圧に応じて、前記第二の油室を前記第一の油室に連通させて前記ピストンを第一の油室側に移動させる第一の切換位置と、前記第二の油室をタンクに連通させて前記ピストンを第二の油室側に移動させる第二の切換位置とに選択的に切換わる油圧パイロット式切換弁と、前記ピストンに連動して作動し、前記ピストンが前記第一の油室側に移動して所定位置に達すると前記油圧パイロット式切換弁のパイロット圧を低圧として該切換弁を前記第二の切換位置に切換え、前記ピストンが前記第二の油室側に移動して所定位置に達すると油圧源からの油圧を前記油圧パイロット式切換弁のパイロット圧として作用させて該切換弁を第一の切換位置に切換える制御弁とを備えた振動発生装置において、前記制御弁が前記切換弁のパイロット部にパイロット圧を供給しない中間位置にあるときに、前記切換弁の現在位置である第一の切換位置または第二の切換位置をそれぞれそのまま保持する自己保持手段を設けたことを特徴とする。
【0009】このような自己保持手段を設ければ、ピストンが大きな抵抗負荷等の外力を受けた場合でも、切換弁は自己保持手段により所定の切換位置に確実に切換わり、ピストンの誤動作を防止でき、所定の振動ストロークで確実に振動する。
【0010】請求項2の振動発生装置は、請求項1において、前記自己保持手段は、前記切換弁のスプールの摺動孔の内壁に設けられ、油圧源に連通可能な高圧ポートおよびタンクに連通可能な低圧ポートと、前記切換弁のスプールの中間部に設けられ大径部、並びに該大径部とスプールの端面のパイロット受圧面を有する大径部との間に設けられ、スプールに設けられた油孔により前記パイロット受圧面に連通させた小径部と、前記制御弁のスプールに設けられ、前記高圧ポートに通じる油路と前記低圧ポートに通じる油路をそれぞれ連通、遮断する油路制御部とからなり、前記切換弁のスプールのパイロット受圧面が高圧の作動油を受けた第一の切換位置にあるときは、前記切換弁のスプールの小径部は前記高圧ポートに対向すると共に、前記油路制御部は前記高圧ポートにつながる油路を開放し、前記ピストンが移動して、前記制御弁が前記切換弁を反転させる制御位置になれば、前記油路制御部は前記高圧ポートにつながる油路を閉じると共に前記パイロット圧を低圧として前記切換弁を反転させ、前記切換弁のスプールのパイロット受圧面が低圧の作動油を受けた第二の切換位置にあるときは、前記小径部は前記低圧ポートに対向するとともに、前記油路制御部は前記低圧ポートにつながる油路を開放し、前記ピストンが第二の油室側に移動して、前記制御弁が前記切換弁を反転させる制御位置になれば、前記油路制御部は前記低圧ポートにつながる油路を閉じると共に前記パイロット圧を油圧源からの油圧である高圧として前記切換弁の切換位置を反転させる構成としたことを特徴とする。
【0011】このように、切換弁が第一の切換位置にあるときは、ピストンが第一の油室側の所定位置に移動するまでは、付加されたパイロット機構により、切換弁のパイロット受圧面にパイロット圧が確実に作用し続ける。反対に、切換弁が第二の切換位置にあるときは、ピストンが第二の油室側の所定位置に達するまでは、付加されたパイロット機構により、切換弁のパイロット受圧面が低圧を持続し、切換弁が確実に切換わり、これに伴い、ピストンも所定のストロークで確実に振動する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明による振動発生装置の一実施の形態を示す断面図であり、図1において、1は振動発生装置のボディであり、該ボディ1内には振動を発生させるためにピストン2が往復動自在に設けられる。3は該ピストン2の第一の受圧面2aに固着される大径ロッドで、該大径ロッドの先端はボディ1から外部に突出して、例えばダンパ等の地固め作業用の作業具等(図示せず)が連結されるようになっている。4は前記大径ロッド3より径の小さい小径ロッドであり、その基端側がピストン2の第二の受圧面2bの中心部に固着されている。該小径ロッド4は後述の制御弁7のスプールとなる。
【0013】5は第二の受圧面2bより受圧面積の小さい第一の受圧面2a側のボディ1内に画成された第一の油室であり、該第一の油室5は、油路15を介して油圧源50に接続される油圧原ポート49に連通し、常時高圧油が供給される。6はボディ1内の第二の受圧面2b側に画成された第二の油室で、該第二の油室6は、油路18を経由して後述の油圧パイロット式切換弁8の摺動孔12に連通している。
【0014】前記切換弁8のスプール9は、中間部に小径部9a、9jとその間の大径部9iを有し、図面上左端にはパイロット圧を受ける受圧面9bを有する大径部9cを有し、右側に前記第二の油室6と第一の油室5とを連通または遮断するための大径部9dを有する。前記大径部9iは、前記第二の油室6とタンクポート21との連通、遮断の役目と、前記高圧ポート28の遮断、開放の役目を果たす。
【0015】9eは右側の大径部9dの図面上右側の受圧面の受圧面積を左端のパイロット圧の受圧面9bより小さくするためのロッドであり、該ロッド9eはボディ1に設けた孔14内に液密に嵌合され、孔14内は、スプール9に軸方向に設けた油孔9gと大径部9iに半径方向に設けた油孔9hを介して、油タンク51につながるポンプポート21に常時連通している。
【0016】前記小径部9jの外周の油室とパイロット受圧面9bとの間は、軸方向に設けた油孔9kと小径部部9jに半径方向に設けた油孔9lにより連通している。切換弁8のスプール9の摺動孔12の内壁には、油圧源ポート49に油路26を介して連通可能な高圧ポート28と、タンクポート21に油路27を介して連通可能な低圧ポート29を設けている。スプール9の端部の大径部9cは前記低圧ポート29を遮断、開放する役目を果たす。
【0017】制御弁7のスプール4には、小径部4aの両側に大径部4b、4cを有する。該スプール4の摺動孔22の内壁には、前記切換弁8のパイロット圧の受圧面9bに油路20を介して連通するパイロットポート11と、スプール4の位置により該パイロットポート11に対して連通または遮断される低圧ポート10と、前記油圧源ポート49に対して油路16を介して連通する高圧ポート13とが形成されている。
【0018】また、前記スプール4には、高圧ポート28、低圧ポート29にそれぞれつながる油路26、27を連通、遮断する小径部4d、4eとその間の大径部4fが設けられ、これらにより油路制御部を構成する。
【0019】この振動発生装置の動作を図1ないし図3により説明する。図1に示すように、切換弁8のスプール9の位置が図面上右端、すなわち第一の切換位置にあるときは、受圧室5、6は、油路17、摺動孔12、油路18を通して連通する。また、第二の油室6とタンクポート21とは、切換弁8のスプール9の大径部9iにより遮断されている。このとき、ピストン2の第二の受圧面2bが第一の受圧面2aより大きいことにより、油圧原50からの高圧油により、ピストン2は図面上右行し、図2に示す状態になる。
【0020】この図2の状態では、制御弁7のスプール4の小径部4aがパイロットポート11と低圧ポート10に跨り、これらが連通するので、切換弁8のスプール9のパイロット受圧面9bに作用していたパイロット圧がタンク圧(低圧)となり、一方、スプール9の大径部9d、9iの右側面には高圧が作用しているので、スプール9が左行し、スプール9は図面上左行して図2に示すように第二の切換位置(左端位置)になる。
【0021】スプール9が図2に示すようになると、第二の油室6と第一の油室5とはスプール9の大径部9dにより遮断されると同時に、第二の油室6はタンクポート21に連通するので、第一の受圧面2aに作用する高圧油により、ピストン2は左行し、図3の状態になる。図3の状態では、制御弁7のスプール4の小径部4aは高圧ポート13とパイロットポート11に跨り、これらを連通させ、これにより切換弁8のスプール9のパイロット受圧面9bには高圧油が作用するので、スプール9が右行し、図1の状態に戻り、ピストン2の右行が始まる。このような動作の繰り返しにより、振動が連動的に行われる。
【0022】次に本発明により付加された補助パイロット機構の動作を説明する。図3に示すように、切換弁8のスプール9のパイロット受圧面9bが高圧の作動油を受けた第一の切換位置にあるときは、前記切換弁8のスプール9の小径部9jは前記高圧ポート28に対向すると共に、高圧ポート28につながる油路26には、制御弁7のスプール4の小径部4dが位置するので、切換弁8の小径部9jには油圧源ポート49からの高圧油が作用し、この高圧油が油孔9l、9kを通してスプール端面のパイロット受圧面9bに作用する。このパイロット圧の作用は、前記ピストン2が右行して前記高圧ポート13とパイロットポート11とが遮断されても存続する。このため、切換弁8が右端の第一の切換位置から左行することが防止される。
【0023】ピストン2が右行し、第一の油室5の所定位置(ストロークエンドまたはその近傍)に達すると、切換弁7は図2の位置になり、パイロットポート11が低圧ポート10に連通するので、切換弁8のパイロット受圧面8bに作用していた作動油が油路20、19を通して油タンク51側へと流れると同時に、高圧ポート28につながる油路26も大径部4fによって遮断され、切換弁8のスプール9は、大径部9iの右側面と大径部9dの右側面に作用する高圧油により左行し切換わり、図2に示す第二の切換位置(左端位置)になる。
【0024】次に、図2に示すように、前記切換弁8のスプール9のパイロット受圧面9bが低圧の作動油を受けた第二の切換位置にあるときは、前記小径部9jは前記低圧ポート29に対向するとともに、低圧ポート29につながる油路27は制御弁7の小径部4eが位置するので連通し、パイロット受圧面9bは、油孔9k、9l、小径部9j外周、油路27、低圧ポート10、油路19を通してタンクポート21に連通した状態となる。このため、油路27が遮断されない限り、切換弁8のスプール9は第二の切換位置を保持することとなる。
【0025】このように切換弁8が第二の切換位置にあるときには、第二の油室6がタンクポート21に連通するので、ピストン2が第二の油室6側に移動(左行)する。そして、制御弁7の小径部4aが高圧ポート13とパイロットポート11とを跨ぐ位置、すなわち制御弁7が切換弁8を反転させる制御位置になれば、図3に示すように、大径部4fが油路27を塞ぎ、低圧ポート29につながる油路27を閉じる。このため、切換弁8のスプール9は右行し、図3の状態に戻る。このような動作を繰り返して振動を発生させる。
【0026】このように、切換弁8が第一の切換位置にあるときは、ピストン2が第一の油室5側の所定位置に移動するまでは、付加されたパイロット機構(高圧ポート28、油路26、制御弁7のスプール4の小径部4d、大径部4f、切換弁8のスプール9の小径部9j、油孔9k、9l)により、切換弁8のパイロット受圧面9bにパイロット圧が確実に作用し続け、第一の切換位置を保持する。
【0027】反対に、切換弁8が第二の切換位置にあるときは、ピストン2が第二の油室6側の所定位置に達するまでは、付加されたパイロット機構(低圧ポート29、油路27、制御弁7のスプール4の小径部4e、大径部4f、切換弁8のスプール9の小径部9j、油孔9k、9l)により、切換弁8のパイロット受圧面9bが確実に低圧となり、切換弁8が確実に切換わり位置を保持し、これに伴い、ピストン2も所定のストロークで確実に振動する。従って外圧の如何に拘わらず、効率良く動作する。
【0028】図4は本発明の振動発生装置の適用例であり、耕地に含まれる礫を除くための自走式除礫機の先端に取付けられる除礫装置を示す。この除礫装置は、自走式除礫機本体(図示せず)の前端に上げ下げ可能に取付けられるフレーム60に複数の除礫用回転ロッド61を配置し、ロッド61は、モータ62により同一回転方向に(上げる方向に)回転させるようにし、除礫機の自走により、フレーム先端の鍬部63を地面に食い込ませながら土砂をすくい上げ、ロッド61で後方に送りながらロッドに突出して設けた突起61aのロッド61の間から土砂は地面上に落下させ、礫は後方に送るようにしたものである。
【0029】このような除礫装置において、フレーム60の前端に設けた枢着部64を中心に鍬部63を回動自在に設け、鍬部63とフレーム60の下面に設けたブラケット65との間にロッド66と本発明による振動発生装置67とをゴム68を介して直列に接続して介在させたものである。振動発生装置67は、鍬部63を枢着部64を中心に前後に振動させることにより、効率よく鍬部63を地中に食い込ませることができる。本発明の振動発生装置は、前述した各作業において、大きな負荷を担う場合にも効率良く振動を加えることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、負荷に連結されるピストンが往復動の両端の限界位置に達するまでは切換弁の切換位置をそれぞれ保持する自己保持手段を設けたので、ピストンが大きな抵抗負荷等の外力を受けた場合でも、切換弁は自己保持手段により所定の切換位置に確実に切換わり、ピストンの誤動作を防止でき、所定の振動ストロークで確実に振動する。このため、大きな外力が加わる場合にも、効率良く負荷に振動を加えることができる。
【出願人】 【識別番号】000005522
【氏名又は名称】日立建機株式会社
【出願日】 平成13年1月22日(2001.1.22)
【代理人】 【識別番号】100081569
【弁理士】
【氏名又は名称】若田 勝一
【公開番号】 特開2002−210414(P2002−210414A)
【公開日】 平成14年7月30日(2002.7.30)
【出願番号】 特願2001−12590(P2001−12590)