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【発明の名称】 法面への吹付材料の吹付装置
【発明者】 【氏名】木間 正夫

【要約】 【課題】吹付のための作業時間を短縮することができるとともに、装置の操作が簡易かつ迅速となる吹付装置を提供する。

【解決手段】建設機械本体10とブーム20とを有し法尻側に位置される建設機械のブーム20先端部に、法面の高さ方向に沿う主ガイド体30が、その延在方向中間部において、法面と交差する軸心CLを中心として旋回自在に、かつ法面となす角度が調整自在に伏仰自在に保持されているものである。さらに、吹付材料の吹付導路の先端部の吹付ノズル61が副ガイド体50に対して保持され、この副ガイド体50は、主ガイド体30が延びる方向と交差する方向に吹付ノズル61を移動自在に保持し、さらに、副ガイド体50は、主ガイド体30に対して、その延びる方向に移動自在に取り付けられている構成となっている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】ブームを有し法尻側に位置される建設機械のブーム先端部に、法面の高さ方向に沿う主ガイド体が、その延在方向中間部において、法面と交差する軸心を中心として旋回自在に、かつ法面となす角度が調整自在に伏仰自在に保持され、吹付材料の吹付導路の先端部の吹付ノズルが副ガイド体に対して保持され、この副ガイド体は、前記主ガイド体が延びる方向と交差する方向に前記吹付ノズルを移動自在に保持し、さらに、副ガイド体は、前記主ガイド体に対して、その延びる方向に移動自在に取り付けられていることを特徴とする法面への吹付材料の吹付装置。
【請求項2】ブームを有し法尻側に位置される建設機械のブーム先端部に、法面の高さ方向に沿う主ガイド体が、その延在方向中間部において、法面と交差する軸心を中心として旋回自在に、かつ法面となす角度が調整自在に伏仰自在に保持され、前記ブーム先端部に旋回台を介して主ガイド体が保持され、この旋回台の非旋回部と前記主ガイド体とを連結し、前記軸心を中心として旋回させる旋回手段を有し、前記ブーム先端部に旋回台の非旋回部を法面となす角度を調整自在に伏仰させる伏仰手段を有し、副ガイド体が、前記主ガイド体に対して取り付けられ、前記主ガイド体の延びる方向に副ガイド体を移動させる副ガイド体移動手段が、前記主ガイド体に対して取り付けられ、吹付材料の吹付導路の先端部の吹付ノズルが前記副ガイド体に対して保持され、この副ガイド体は、前記主ガイド体が延びる方向と交差する方向に前記吹付ノズルを移動自在に保持していることを特徴とする法面への吹付材料の吹付装置。
【請求項3】吹付ノズルが、その吹付材料の吐出方向を変えるように首振り自在に副ガイド体に対して保持されている請求項1または2記載の法面への吹付材料の吹付装置。
【請求項4】各運動機構が自動化されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の法面への吹付材料の吹付装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、法面への吹付材料の吹付装置に関する。特に、吹付作業を作業員に頼ることなく、法面の広範囲にわたって吹付を自動的に行うことが可能な吹付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】法面を補強・安定化する場合等においては、コンクリートやモルタルなどの吹付材料を、ホース先端の吹付ノズルから法面に吹き付ける工法が多用されている。従来、この工法においては、作業員がホースを肩に背負いながら吹付作業を行うことがほとんどであった。しかしながら、これでは作業員に対する負担が大きく、また吹付箇所が高所である場合には危険を伴う。さらに、吹付箇所が広範囲となる場合は、著しく作業時間がかかり、効率が悪い。
【0003】そこで、トラッククレーンやバックホーなどの建設機械を利用し、そのブームの先端部に吹付ノズルが備えられた吹付装置を使用することによって、作業負担の軽減や、吹付箇所が高所、広範である場合への対応が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる吹付装置を使用して吹付作業を行うとしても、吹付箇所を変更する場合においては、ブームの伸縮、旋回、首振りなどの操作、あるいは建設機械自体の頻繁な移動を繰り返す必要があり、運転・操作が煩雑である。
【0005】そこで、本発明の課題は、吹付のための作業時間を短縮することができるとともに、装置の操作が簡易かつ迅速となる法面への吹付材料の吹付装置を提供することにある。また、フリーフレーム工法等の法枠構築に際して適する法面への吹付材料の吹付装置を提供することにもある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発明は、次記の通りである。
<請求項1記載の発明>ブームを有し法尻側に位置される建設機械のブーム先端部に、法面の高さ方向に沿う主ガイド体が、その延在方向中間部において、法面と交差する軸心を中心として旋回自在に、かつ法面となす角度が調整自在に伏仰自在に保持され、吹付材料の吹付導路の先端部の吹付ノズルが副ガイド体に対して保持され、この副ガイド体は、前記主ガイド体が延びる方向と交差する方向に前記吹付ノズルを移動自在に保持し、さらに、副ガイド体は、前記主ガイド体に対して、その延びる方向に移動自在に取り付けられていることを特徴とする法面への吹付材料の吹付装置。
【0007】<請求項2記載の発明>ブームを有し法尻側に位置される建設機械のブーム先端部に、法面の高さ方向に沿う主ガイド体が、その延在方向中間部において、法面と交差する軸心を中心として旋回自在に、かつ法面となす角度が調整自在に伏仰自在に保持され、前記ブーム先端部に旋回台を介して主ガイド体が保持され、この旋回台の非旋回部と前記主ガイド体とを連結し、前記軸心を中心として旋回させる旋回手段を有し、前記ブーム先端部に旋回台の非旋回部を法面となす角度を調整自在に伏仰させる伏仰手段を有し、副ガイド体が、前記主ガイド体に対して取り付けられ、前記主ガイド体の延びる方向に副ガイド体を移動させる副ガイド体移動手段が、前記主ガイド体に対して取り付けられ、吹付材料の吹付導路の先端部の吹付ノズルが前記副ガイド体に対して保持され、この副ガイド体は、前記主ガイド体が延びる方向と交差する方向に前記吹付ノズルを移動自在に保持していることを特徴とする法面への吹付材料の吹付装置。
【0008】<請求項3記載の発明>吹付ノズルが、その吹付材料の吐出方向を変えるように首振り自在に副ガイド体に対して保持されている請求項1または2記載の法面への吹付材料の吹付装置。
【0009】<請求項4記載の発明>各運動機構が自動化されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の法面への吹付材料の吹付装置。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳説する。図1に、法面Lに対し、コンクリート又はモルタルなどの吹付材料の吹付作業を行う吹付装置1の全体図を示した。吹付装置1は、建設機械本体10とブーム20とを有し法尻側に位置される建設機械のブーム20先端部に、法面の高さ方向に沿う主ガイド体30が、その延在方向中間部において、法面と交差する軸心CLを中心として旋回自在に、かつ法面となす角度が調整自在に伏仰自在に保持されているものである。
【0011】さらに、吹付材料の吹付導路の先端部の吹付ノズル61が副ガイド体50に対して保持され、この副ガイド体50は、主ガイド体30が延びる方向と交差する方向に吹付ノズル61を移動自在に保持し、さらに、副ガイド体50は、主ガイド体30に対して、その延びる方向に移動自在に取り付けられている構成となっている。
【0012】建設機械本体10は、吹付装置1全体を移動または自走するためのキャタピラーや走行車輪などの走行手段11と、この走行手段11上において、接地面Sに沿う方向に旋回可能な旋回台12とを有するのが望ましい。旋回台12には運転操縦席を備えるほか、運転操縦席とは別体のものであってもよい。
【0013】また、建設機械本体10には、ブーム20を備える。このブーム20は、吹付材料の吹付にあたり、主ガイド体30を法面Lに沿った状態で保持することができるものであればよく、特に、その構成が限定されるものではない。本実施の形態では、ブーム20を、第1ブーム21と第2ブーム22とで構成し、旋回台23を介して主ガイド体30を保持している。第1ブーム21は、その基端部が、旋回台12に軸支部12Aを介して軸支されており、ブームシリンダー25の伸縮により、軸支部12Aを中心として上下に伏仰するようになっている。また、第2ブーム22は、第1ブーム21先端部と軸支部21Aを介して連結されており、ブームシリンダー26の伸縮により、軸支部21Aを中心として上下に伏仰するようになっている。したがって、ブームシリンダー25ないしブームシリンダー26を伸縮すれば、ブーム20が法面Lに向かって伸縮され、ブーム20の先端部と法面Lとの間の距離が変更される。
【0014】旋回台23は、ブーム20の先端部を構成するものであり、主ガイド体30を保持している。旋回台23は、第2ブーム22先端部の軸支部22Aに軸支されるとともに、第2ブーム22に連結された旋回台シリンダー27の先端に備えられたリンク24と軸支部24aを介して連結されており、旋回台シリンダー27の伸縮により、軸支部22Aを中心として上下に伏仰するようになっている。したがって、旋回台シリンダー27を伸縮すれば、旋回台23に保持された主ガイド体30も上下に伏仰することになる。よって、主ガイド体30を法面Lに沿わせることができる。
【0015】旋回台23は、図1中に拡大して示すように、第2ブーム22先端部の軸支部22A及びリンク24の軸支部24aに連結された非旋回部としての上側円板23Aと、主ガイド体30と連結された旋回部としての下側円板23Bとで構成されている。下側円板23Bは、上側円板23Aに対して、軸部23Cを中心に、主ガイド体30と共に旋回する構成となっている。この旋回手段として、実施の形態では、図2に示すように、一端が上側円板23Aに、他端が主ガイド体30に取り付けられた旋回シリンダー28が用いられ、その伸縮動作により、下側円板23B、及びこの下側円板23Bと連結された主ガイド体30は、法面と交差する軸心CLを中心として旋回することになる。
【0016】このようにして、法面と交差する軸心CLを中心として旋回する主ガイド体30は、図3に示すように、下部両側に張り出し部を有する断面略方形の中空構造となっており、張り出し部はレール部31,31とされている。また、主ガイド体30は、延在方向の長さが所定の長さ、例えば、フリーフレーム工法であれば側型枠の長さ、本実施の形態では、10mとなっている。さらに、主ガイド体30は、その中央部に先述した旋回台23を備えている。
【0017】以上のようにして構成された主ガイド体30には、副ガイド体50が係止スライド部40を介して取り付けられている。この係止スライド部40は、主ガイド体30の延在方向に係止状態でスライドする構成となっている。具体的には、図3に詳しく示すように、係止スライド部40の両側縁部は、上方、次いで内方に折れ曲がったコ字状部41,41となっており、このコ字状部41,41が、先述したレール部31,31に係止されている。したがって、係止スライド部40は、主ガイド体30にぶら下がった状態で、主ガイド体30の延在方向に移動することになる。本実施の形態においては、特に、係止スライド部40の移動をスムーズにするため、コ字状部41,41の上片41A,41Aにガイドスプロケット42,42…を設けた。
【0018】また、係止スライド部40は、その移動を、手動式とすることもできるが、本実施の形態においては、自動式とした。具体的には、まず、主ガイド体30内部の延在方向端部に、駆動モータなどの駆動手段(図示せず。)により回転するスプロケット43を設け、他の端部にも配置の2つのスプロケット43,43間には、チェーン44が巻き掛けられている。他方、係止スライド部40の幅方向中央部には凸部45を設け(なお、主ガイド体30の底部には、係止スライド部40の凸部45が貫入するように、凹部32が形成されている。)、この凸部45と前記チェーン44の一部とを固定した。したがって、スプロケット43,43が回転すると、これにあわせて係止スライド部40が副ガイド体50と共に、主ガイド体30の延在方向に移動することになる。
【0019】このようにして移動する係止スライド部40には、吹付ノズル61を保持するための副ガイド体50が取り付けられている。この副ガイド体50は、スライドロッド51と、このスライドロッド51と一体化された内側円板52と、ノズル支持枠54と一体化された外側円板53とで構成されている。
【0020】スライドロッド51は、係止スライド部40の底面に取り付けられており、少なくとも主ガイド体30と平行にならないように、本実施の形態では、主ガイド体30と直交するように、かつ法面Lと平行にスライドするようになっている。具体的には、スライドロッド51は、係止スライド部40の底面に固定された中空ガイド51Aと、この中空ガイド51Aの内部を貫通する貫通ロッド51Bと、この貫通ロッド51Bと連結材51Cを介して連結されたスライドロッドシリンダー55とで構成されており、スライドロッドシリンダー55の伸縮により、貫通ロッド51Bが、その延在方向、本実施の形態では、主ガイド体30と直交する方向にスライドする。
【0021】このようにしてスライドするスライドロッド51の一端には、内側円板52が取り付けられているが、先述した外側円板53は、かかる内側円板52に対して、その中心部を中心として回転するようになっている。したがって、外側円板53に連結されたノズル支持枠54及び、このノズル支持枠54に支持される、吹付材料を圧送するためのホース62の先端の吹付ノズル61は、スライドロッド51を軸芯として揺動することになる。この揺動は、図4に示すように、一端が内側円板52から延在するブラケット52Aに取り付けられ、他端がノズル支持枠54に取り付けられたノズル支持枠シリンダー56の伸縮により行われる。この揺動により、吹付ノズル61からの吹付材料が対象域に対して平均化される利点がある。
【0022】また、吹付ノズル61を支持するノズル支持枠54は、図6に示すような形態とすることもできる。この形態においては、外側円板53と吹付ノズル61を支持するためのノズル支持体80とが一体化されている。ノズル支持体80は、ベース80Aに固定された旋回駆動モータ82と、この旋回駆動モータ82の出力軸本体83Aと、これと着脱自在に連結される、例えば連結ピン83Bを介して連結される支持軸83Cとを有している。この支持軸83Cは、その基部が軸受83Dにより軸支され、途中で折曲され先端部が出力軸本体83Aの軸心と偏心している。出力軸本体83Aの軸心に対する支持軸83Cの折曲角度θは例えば10度である。支持軸83Cの先端部にホルダー85が設けられ、吹付ノズル61を直接またはこれに連結される剛の部材を支持している。
【0023】このように構成されるノズル支持体80は、旋回駆動モータ82の出力軸本体83Aの回転に伴う支持軸83Cの回転によって、支持軸83Cの先端部が出力軸本体83Aの軸心と偏心状態で旋回する。これにより、ホルダー85により支持された吹付ノズル61は、その先端開口が出力軸本体83Aの軸心回りに円運動軌跡を示す旋回運動するようになる。旋回円の直径は、例えば、既存の支持軸83Cを取り外し、折曲角度θが異なる支持軸83Cを持ち込み、これを出力軸本体83Aと連結ピン83Bを介して連結させることにより、きわめて便宜に変更することができる。
【0024】なお、吹付ノズル61の先端開口は円運動軌跡を示すが、係止スライド部40及び副ガイド体50を移動させる過程で、あるいは副ガイド体50をスライドさせる過程で、吹付ノズル61を旋回させると、吹付ノズル61の先端開口は円運動軌跡ではなく、サイコロイド曲線を示す。
【0025】ところで、本実施の形態に係る吹付装置1によると、ノズル支持枠54(ノズル支持体80)に取り付けた吹付ノズル61を、■係止スライド部40及び副ガイド体50を移動することによって、主ガイド体30の延在方向に沿う方向に移動することができ、また■副ガイド体50をスライドすることによって、主ガイド体30と直交する方向に移動することができる。したがって、吹付箇所が広範囲である場合においても、連続的かつ迅速な吹付を行うことができる。特に、図5の(A)に示すような、法面L上に、格子状に組まれた型枠71間に吹付を行う場合などは、■の構成により、法枠高さ方向への吹付を連続的に行うことができるとともに、■の構成、あるいは接地面S上の走行手段2を利用した建設機械本体10の移動により、横方向(水平方向)への吹付も連続的に行うことができる。横方向への吹付範囲が狭い場合は、走行手段2を利用することなく、■の構成のみで足りる。横方向への吹付範囲が広い場合は、建設機械本体10の移動をまたは併用することができる。さらに、■の構成においては、そのスライド長を短くかつ連続的に繰り返すように動作させることもできる。これによれば、型枠71内への吹付、特に、幅方向への吹付を完全なものとすることができる。
【0026】また、本実施の形態に係る吹付装置1によれば、縦方向の型枠が接地面に対して斜めに形成されている場合や、あるいは図5の(B)のように、ブーム20が斜めに延びる場合においても、図5の(A)の場合と同様に作業を行うことができる。これらの場合は、主ガイド体30を、旋回台23を中心として旋回させ、縦方向の型枠71と平行にすればよい。
【0027】他方、前述のように、主ガイド体30は、法面の高さ方向に沿う主ガイド体30が、その延在方向中間部において、法面と交差する軸心CLを中心として旋回自在に、かつ法面となす角度が調整自在に伏仰自在に、建設機械のブーム20先端部に保持されているものである。
【0028】これは、図5の(B)の図示形態から推測できるように、建設機械本体10の法尻側における水平方向位置が、法面の高さ方向との関係で整合しなくとも(ブーム20が法面の高さ方向に整合しなくとも)、主ガイド体30を建設機械のブーム20先端部において法面と交差する軸心CLを中心として旋回自在とすることで、主ガイド体30は法面の高さ方向に整合することを図るものである。
【0029】また、主ガイド体30が法面となす角度が調整自在に伏仰自在にされているのは、可能な限り主ガイド体30と法面Lが平行にすることで、吹付ノズル61の主ガイド体30の延在方向の移動位置に関係なく、対象域との離間距離を一定にし、吹付ノズル61からの吹付材料の単位時間当りの吹付量の均一化を図るためである。特に、主ガイド体30を法面の高さ方向に移動させるために、第1ブーム21及び/又は第2ブーム22を伏仰させるとき、主ガイド体30の方向も変わってしまうので、これを修正して可能な限り主ガイド体30と法面Lを平行にするためでもある。
【0030】建設機械としては、ブームが伸縮するトラッククレーンや、ブームの折れ度合いで高さを調整するバックホーなどの適宜の機械を採用することができる。ブームは対地に対して鉛直軸周りに旋回する旋回台に設けられるのが望ましい。
【0031】他方、実施の形態での吹付ノズル61は、その吹付材料の吐出方向を変えるように首振り自在に副ガイド体50に対して保持されているが、その首振り方向は、主ガイド体30の延在方向線と平行な線を通る垂直面内(法面高さ方向)においてである。しかしながら、他の法面の幅方向首振り駆動手段をさらに設けることで、あるいは高さ方向首振り手段に代えて法面の幅方向首振り手段を用いることで、副ガイド体50の延在方向を通る垂直面内において(も)首振りが可能であることは推測できよう。
【0032】実施の形態で説明したように、各運動機構が自動化されているのが望ましい。特に必要ならば、法面Lとの離間距離センサを主ガイド体30の延在方向に間隔を置いて複数設け、主ガイド体30に関する伏仰手段を制御する形態を採ることができる。その他、位置や方向の自動化が可能であることは推測できよう。
【0033】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る吹付装置よれば、吹付のための作業時間を短縮することができるとともに、装置の操作が簡易かつ迅速となる。
【出願人】 【識別番号】000115463
【氏名又は名称】ライト工業株式会社
【出願日】 平成13年6月11日(2001.6.11)
【代理人】 【識別番号】100082647
【弁理士】
【氏名又は名称】永井 義久
【公開番号】 特開2002−361133(P2002−361133A)
【公開日】 平成14年12月17日(2002.12.17)
【出願番号】 特願2001−175003(P2001−175003)