| 【発明の名称】 |
糸状液体を空気の支援で押し出す万能分配システム |
| 【発明者】 |
【氏名】チャールズ エー.グレセット,ジュニア
【氏名】デーヴィッド イー.ハーディ
【氏名】ジョン エム.リネイ
【氏名】ローレンス ビー.セッドマン
【氏名】ポール シュミット
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| 【要約】 |
【課題】糸状液体を空気の支援で押し出す万能分配システムを提供する。
【解決手段】異なる形状の空気支援繊維化すなわち糸状体の運動(例えば溶融吹出し、被制御繊維化)で液体材料を分配するシステム。特に、選択されたノズルを装着するための前方からのアクセスは、1つのレバーと1つのファスナの調節のみ必要とする。ノズルが使用を通してダイ本体に密着した場合も、レバーとノズルとの特徴はノズルの排出を支援する。加えて、ダイ本体のノズル取付け面は様々なタイプのノズルに対して万能の界面を提供する。ダイ本体の空気の空洞と、選択されたタイプのノズルの空気トラフとは空気の流れを平衡にしかつ調節する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】加圧されたプロセス空気により支援される液体の糸状体を分配する装置において、a)1)液体供給通路と、2)プロセス空気供給通路と、3)前記液体供給通路と前記プロセス空気供給通路とが開口するノズル取付け面と、を有するハウジングと、b)前記取付け面に隣接して配置される入口側と、少なくとも1つの液体放出オリフィス及び前記液体放出オリフィスに隣接した複数のプロセス空気放出通路を有する出口側とを有するノズルであって、前記液体放出オリフィスと前記プロセス空気放出通路とがそれぞれ前記ハウジングの前記液体供給通路と前記プロセス空気供給通路とに流体連通するようにされたノズルと、c)前記ハウジングに枢着されたノズル排出レバーであって、前記ノズルを前記取付け面に隣接して封止装着させて前記プロセス空気放出通路が前記プロセス空気供給通路と流体連通し、かつ前記液体放出オリフィスが前記液体供給通路と流体連通する第1の位置から、前記排出レバーが前記ノズルを前記取付け面から移動させる第2の位置へ回動可能なノズル排出レバーと、を備えることを特徴とする装置。 【請求項2】請求項1に記載の装置において、前記排出レバーは前記ノズルと係合可能な表面を含み、前記排出レバーの、第1の位置から第2の位置への回転が前記ノズルを前記取付け面から押し離すようにすることを特徴とする装置。 【請求項3】請求項2に記載の装置において、該装置は前記ハウジングに枢結された締付けレバーと、前記締付けレバーに結合されて前記締付けレバーを弛緩位置と締付け位置との間で前記ノズルに対して移動させることができるファスナとをさらに含み、前記締付けレバーが前記締付け位置において前記ノズルを前記取付け面に対して保持し封止できることを特徴とする装置。 【請求項4】請求項3に記載の装置において、前記ノズルはカム表面を含み、さらに前記締付けレバーは前記締付け位置への移動中前記カム表面と係合して前記ノズルを前記取付け面に対して保持し封止することを特徴とする装置。 【請求項5】請求項3に記載の装置において、前記締付けレバーと前記ノズル排出レバーとは同じ軸を中心として回動することを特徴とする装置。 【請求項6】請求項1に記載の装置において、該装置は、液体入口と、液体出口と、前記出口を通る液体の流動を選択的に阻止したり許したりできる弁部材とを有した分配弁をさらに備え、前記液体出口が連結されて前記ハウジングの前記液体供給通路と流体連通することを特徴とする装置。 【請求項7】加圧されたプロセス空気により支援される液体の糸状体を分配する装置において、a)1)液体供給通路と、2)プロセス空気供給通路と、3)前記液体供給通路と前記プロセス空気供給通路とが開口するノズル取付け面を備えた凹部と、を有するハウジングと、b)前記取付け面に隣接して配置される入口側と、少なくとも1つの液体放出オリフィス及び前記液体放出オリフィスに隣接した複数のプロセス空気放出通路を有する出口側とを有したノズルであって、前記液体放出オリフィスと前記プロセス空気放出通路とがそれぞれ前記ハウジングの前記液体供給通路と前記プロセス空気供給通路とに流体連通するようにされたノズルと、c)前記ハウジングに枢着されたノズル位置決めレバーであって、前記ノズルを前記凹部内で前記取付け面に隣接して封止装着させる第1の位置から、前記ノズルを前記凹部に保持して前記プロセス空気放出通路が前記プロセス空気供給通路と流体連通し、かつ前記液体放出オリフィスが前記液体供給通路と流体連通する第2の位置へ回動可能なノズル位置決めレバーと、を備えることを特徴とする装置。 【請求項8】請求項7に記載の装置において、前記凹部は壁部を含む第1の側部と位置決めレバーが枢着される第2の側部とを含み、前記位置決めレバーが前記壁部に対して接近離反移動可能な表面を有して前記位置決めレバーの、前記第2の位置から前記第1の位置へ向う回転が前記ノズルを前記壁部と前記取付け面とに向って付勢することを特徴とする装置。 【請求項9】請求項8に記載の装置において、前記ノズルは第1のカム表面を含み、前記凹部は前記壁部から伸長する相手側のカム表面を含み、前記第1のカム表面と前記相手側のカム表面とは、前記ノズルが前記位置決めレバーにより前記壁部に向って付勢されるにつれて係合し、これにより前記ノズルが前記取付け面に対して移動することを特徴とする装置。 【請求項10】前記ハウジングに枢結された締付けレバーと、前記締付けレバーに結合されて前記締付けレバーを前記凹部に対して弛緩位置と締付け位置との間を移動させ得るファスナとをさらに含み、前記締付けレバーが前記締付け位置において前記ノズルを前記取付け面に対して保持し封止できることを特徴とする請求項8に記載の装置。 【請求項11】請求項10に記載の装置において、前記ノズルは第2のカム表面を含み、また前記締付けレバーは前記締付け位置への移動中前記カム表面と係合して前記ノズルを前記取付け面に対して保持し封止することを特徴とする装置。 【請求項12】請求項7に記載の装置において、前記ハウジングの前記取付け面は前記取付け面から伸長する心合せ部材を含み、また前記ノズルは心合せ凹部を含み、該心合せ凹部は、前記ノズルが前記取付け面に隣接して装着されると前記心合せ部材を収容するよう配置されて、前記プロセス空気放出通路が前記プロセス空気供給通路と流体連通しかつ前記液体放出オリフィスが前記液体供給通路と流体連通することを特徴とする装置。 【請求項13】請求項7に記載の装置において、前記ノズルは前記入口側に、前記ノズルの前記プロセス空気放出通路と前記ハウジングの前記プロセス空気供給通路とに流体連通するようにされた空気トラフをさらに含み、前記トラフが、前記ノズルの前記入口側と前記プロセス空気放出通路との間を流動するプロセス空気のための曲がりくねった通路をさらに形成して、前記プロセス空気放出通路から流出するプロセス空気の速度を低下させることを特徴とする装置。 【請求項14】請求項7に記載の装置において、該装置は、液体入口と、液体出口と、前記出口を通る液体の流動を選択的に阻止したり許したりできる弁部材とを有した分配弁をさらに備え、前記液体出口が連結されて前記ハウジングの前記液体供給通路と流体連通することを特徴とする装置。 【請求項15】加圧されたプロセス空気により支援される液体の糸状体を分配する装置において、a)1)液体供給通路と、2)プロセス空気供給通路と、3)第1のカム表面と、前記液体供給通路と前記プロセス空気供給通路とが開口するノズル取付け面とを有する凹部と、を有したハウジングと、b)前記取付け面に隣接して配置された入口側と、少なくとも1つの液体放出オリフィス及び前記液体放出オリフィスに隣接した複数のプロセス空気放出通路を有する出口側とを有し、さらに第2と第3のカム表面を含むノズルであって、前記液体放出オリフィスと前記プロセス空気放出通路とがそれぞれ前記ハウジングの前記液体供給通路と前記プロセス空気供給通路とに流体連通するようにされたノズルと、c)前記ハウジングに枢着された、第4のカム表面を含む締付けレバーであって、前記ノズルを前記取付け面に隣接して前記凹部に挿着させ前記各プロセス空気放出通路が流体連通する第1の位置から、前記第1と第2のカム表面を一緒に付勢しかつ前記第3と第4のカム表面も一緒に付勢して、前記ノズルの前記入口側を前記取付け面に対して封止し前記プロセス空気供給通路と前記液体放出オリフィスとが前記液体供給通路と流体連通する第2の位置へ回動可能な締付けレバーと、を備えることを特徴とする装置。 【請求項16】請求項15に記載の装置において、該装置は、前記締付けレバーに結合されて回転して前記締付けレバーを前記締付け位置と弛緩位置との間で移動させることのできるファスナをさらに含むことを特徴とする装置。 【請求項17】請求項16に記載の装置において、前記締付け部材は、前記ファスナと前記第4のカム表面との間の位置で前記ハウジングに枢結され、前記ファスナはこれにより、前記ファスナが回転すると、前記第4のカム表面を前記第3のカム表面に対して回動させることを特徴とする装置。 【請求項18】加圧されたプロセス空気により支援される、液体の糸状体を分配しかつ2つの糸状体分配パターンを変換できるシステムにおいて、a)1)前記分配弁の前記液体出口と流体連通する液体供給通路と、2)プロセス空気供給通路と、3)前記液体供給通路と前記プロセス空気供給通路とが開口するノズル取付け面を有する凹部と、を有したハウジングと、b)前記凹部内に前記取付け面に隣接して配置される入口側と、少なくとも1つの液体放出オリフィス及び第1の形状をなして前記液体放出オリフィスに隣接して配設された複数のプロセス空気放出通路を有する出口側とを有した第1のノズルであって、前記液体放出オリフィスと前記プロセス空気放出通路とがそれぞれ前記ハウジングの前記液体供給通路と前記プロセス空気供給通路とに流体連通するようにされた第1のノズルと、c)前記第1のノズルの代わりとなるようにされた、入口側と出口側とを有する第2のノズルであって、前記第2のノズルの前記入口側が前記凹部内に前記取付け面に隣接して配置されて前記取付け面と封止係合状態で装着でき、前記出口側が少なくとも1つの液体放出オリフィスと、第1の形状とは異なる第2の形状をなして配設されかつ前記第2のノズルの前記液体放出オリフィスに隣接して配置された複数のプロセス空気放出通路とを有し、前記第2のノズルを前記第1のノズルの代用として前記凹部内に前記取付け面に対して装着すると、前記第2のノズルの前記液体放出通路と前記プロセス空気放出通路とがそれぞれ前記液体供給通路と前記プロセス空気供給通路とに流体連通するようにされた第2のノズルと、を備えることを特徴とするシステム。 【請求項19】請求項18に記載の装置において、前記第1と第2のノズルは、溶融吹出し糸状体を製造するようにされた液体放出オリフィス及びプロセス空気放出通路を有するノズルと、旋回糸状体を製造するようにされた液体放出オリフィス及びプロセス空気放出通路を有するノズルとから成るグループからそれぞれ選択されることを特徴とする装置。 【請求項20】第1のカム表面を備えた取付け凹部と第2のカム表面を備えた締付け部材とを有する、分配器に結合するようにされたノズルであって、前記ノズルは加圧された空気により支援される液体の糸状体を分配するようにされたノズルにおいて、液体入口とプロセス空気入口とを含む頂部と、前記液体入口と流体連通した液体放出オリフィスと前記プロセス空気入口と流体連通した複数のプロセス空気放出通路とを含む底部と、複数の側壁部とを有したノズル本体と、前記分配器の第1と第2のカム表面と個々に係合するようにされたカム表面をそれぞれに含む、前記頂部側と底部側とを伸長する第1と第2の対向する側壁部と、を備えることを特徴とするノズル。 【請求項21】請求項20に記載のノズルにおいて、該ノズルは前記ノズル本体に複数の液体放出オリフィスをさらに備え、前記液体放出オリフィスと前記プロセス空気放出通路とが溶融吹出し糸状体を製造するようにされることを特徴とするノズル。 【請求項22】請求項21に記載のノズルにおいて、該ノズルは第1の先端部を有した第1の峰をさらに備え、前記液体放出オリフィスが前記第1の先端部に配置され、また第2と第3の峰が、前記第1の峰の両側に配置されかつ前記第1の峰を越えて突出する個々の第2と第3の先端部を含むことを特徴とするノズル。 【請求項23】請求項20に記載のノズルにおいて、該ノズルは前記ノズル本体に複数の液体放出オリフィスをさらに備え、前記液体放出オリフィスと前記プロセス空気放出通路とが前記液体放出オリフィスの各々から旋回糸状体を製造するようにされることを特徴とするノズル。 【請求項24】請求項20に記載のノズルにおいて、前記液体放出オリフィスとプロセス空気放出通路とは旋回糸状体を製造するようにされることを特徴とするノズル。 【請求項25】請求項20に記載のノズルにおいて、該ノズルは前記頂部側に、前記ノズルの前記プロセス空気入口及び前記プロセス空気放出通路とに流体連通するようにされた空気トラフをさらに含み、前記トラフが、前記ノズルの前記頂部側と前記プロセス空気放出通路との間を流動するプロセス空気のための曲がりくねった通路を形成して、前記プロセス空気放出通路から流出するプロセス空気の速度を前記トラフに進入するプロセス空気の速度に対して低下させることを特徴とするノズル。 【請求項26】液体の糸状体を分配する装置において、a)1)液体供給通路と、2)前記液体供給通路と前記プロセス空気供給通路とが開口するノズル取付け面と、を有したハウジングと、b)前記取付け面に隣接して配置される入口側と、糸状体を分配する少なくとも1つの液体放出オリフィスを有する出口側とを有したノズルであって、前記液体放出オリフィスが前記ハウジングの前記液体供給通路と流体連通するようにされたノズルと、c)前記ハウジングに枢着されたノズル締付け/排出レバーであって、該レバーは、前記ノズルを前記取付け面に隣接して封止装着して前記液体放出オリフィスが前記液体供給通路と流体連通する第1の位置から、前記締付け/排出レバーが前記ノズルを前記取付け面に対して締付ける第2の位置へ回動でき、前記締付け/排出レバーの、前記第1の位置への戻り回動がさらに前記ノズルを前記取付け面から移動させるよう作動するようにされたノズル締付け/排出レバーと、を備えることを特徴とする装置。 【請求項27】請求項26に記載の装置において、該装置は前記入口側と前記出口側とを伸長する前記ノズルの第1の側壁部と、前記ハウジングの前記ノズル取付け面から伸長する、スロットを含んだ第2の側壁部とをさらに備え、前記第1の側壁部からはタブが突出し、前記タブが前記スロットに収容されるようにされて前記ノズルを前記ノズル取付け面に所望の位置において整列させることを特徴とする装置。 【請求項28】請求項27に記載の装置において、該装置は前記第1の側壁部から前記ノズルの反対側にある第3の側壁部と、前記第2の側壁部から前記ノズル取付け面の反対側にある、第2のスロットを含んだ第4の側壁部とをさらに備え、前記第3の側壁部からは第2のタブが突出し、前記第2のタブが前記第2のスロットに収容されるようにされて前記ノズルを前記ノズル取付け面に所望の位置において整列させることを特徴とする装置。 【請求項29】請求項27に記載の装置において、前記ノズル締付け/排出レバーはその回動中に前記タブと係合して、前記ノズルを前記ノズル取付け面から排出させることを特徴とする装置。 【請求項30】請求項29に記載の装置において、前記ノズル取付け/排出レバーはさらに、前記ノズルと係合可能な第1の締付け部材と、前記第1の締付け部材に結合されかつ前記ノズルと係合可能な第2の締付け部材と、前記第1と第2の締付け部材との間にあるスロットと、を備え、前記レバーの排出部位は前記第1と第2の締付け部材間を伸長し、さらに前記排出部位は前記レバーの回動中前記タブと係合して、前記ノズルを前記ノズル取付け面から移動させる、ことを特徴とする装置。 【請求項31】請求項26に記載の装置において、前記レバーは締結/固定ファスナを含み、該ファスナは前記ハウジングに対して締結かつ固定されるようにされて前記レバーを移動させかつ前記ノズルに対して前記レバーを締付け位置において固定することを特徴とする装置。 【請求項32】請求項26に記載の装置において、前記ハウジングはさらにプロセス空気供給通路を含み、また前記ノズルはさらに前記液体放出オリフィスに隣接した複数のプロセス空気放出通路を含み、前記プロセス空気供給通路が前記プロセス空気放出通路と流体連通することを特徴とする装置。 【請求項33】加圧されたプロセス空気により支援される液体の糸状体を分配する弁において、液体放出通路と、開閉位置間を移動して前記液体放出通路を通る液体の流れを選択的に許したり阻止したりする往復弁部材とを収容する内部を有した弁ハウジングと、アクチュエータハウジングであって、前記弁部材に結合されて前記弁部材を前記閉位置へ付勢するばね戻し機構と、前記弁部材に結合されたダイアフラムを含み第1及び第2の部位に分割される室と、前記第1の部位と連通し加圧空気を投入させて前記ダイアフラム及び前記弁部材を前記閉位置へ付勢する第1の空気供給ポートと、前記第2の部位と連通し加圧空気を投入させて前記ダイアフラム及び前記弁部材を前記開位置へ付勢する第2の空気供給ポートと、前記第1の部位と連通する排出ポートと、前記排出ポートを選択的に開閉して前記第1の空気供給ポートへ導入される空気を前記第1の部位から排出させるプラグとを含むアクチュエータハウジングと、を備えることを特徴とする弁。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は液体材料を応用するための分配システムに関し、特に糸状体すなわち熱溶融接着剤などの液体の糸状体を基板に分配するための分配システムに関する。 【0002】 【従来の技術】各種の液体分配システムは、空気支援(air assisted)押出しノズルを用いて熱可塑性材料などの粘性の材料を移動する基板の上に応用している。これらのシステムは多くの場合不織製品を形成するのに用いられる。例えば、溶融吹出し(meltblowing)システムは、おむつや女性の衛生用品等の製品を製造する時に使用できる。一般に、溶融吹出しシステムは液体の熱可塑性材料の供給源と、加圧されたプロセス空気の供給源と、液体材料とプロセス空気とを分配するマニホルドをと含む。複数のモジュールすなわち分配弁はマニホルドに取り付けられて液体とプロセス空気とを受け取り細長い糸状体の液体材料を分配できる。糸状体は空気により希薄化、降下させされ、基板上にランダムに応用される。一般に、溶融吹出しダイの先端部すなわちノズルは列状に配設された複数の液体放出オリフィスと、液体放出オリフィスの列の各側部に空気を分配するスロットとを含む。スロットの代わりに、液体放出オリフィスの列に平行な、2列の空気放出オリフィスを用いることもよく知られている。 【0003】繊維化制御式分配システムもまた空気支援の押出しノズルを用いる。一方、これらのシステムの加圧プロセス空気を用いて、押し出された糸状液体を旋回させる。従来の旋回ノズルすなわちダイの先端部は一般的に複数のプロセス空気放出通路により囲繞された中心液体放出通路を有する。液体放出通路は突出部に中心的に配置される。突出部の一般的な形状は円錐形すなわち、液体放出通路が頂点で開口した円錐台(frustoconical)である。プロセス空気放出通路は一般的に突出部の基部に配置される。プロセス空気放出通路は通常、中心液体放出通路を中心として半径方向に対称なパターンで配設される。プロセス空気放出通路は液体放出オリフィスとほぼ接するように方向づけられ、すべて中心液体放出通路を中心として時計回りか反時計回り方向に曲げられている。 【0004】本願において二放射ノズルと称する他のタイプの空気支援ノズルは、頂点に収束する一対の側面を持つ楔形部材を含む。液体放出通路は楔形部材と頂点とを通る軸に沿って伸長する。楔形部材は液体放出通路に関して半径方向に非対称に伸長する。4つのプロセス空気放出通路は楔形部材の基部に配置される。少なくとも1つのプロセス空気放出通路は各側面に隣接して配置され、各プロセス空気放出通路は概して液体放出通路に向かって複雑に曲げられ、液体放出通路の軸線から偏向している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】これら並びにその他のタイプの空気支援押出しノズルは、塵の蓄積や硬化した液体材料、またはその他の理由により概して周期的な保守を必要とする。各分配弁は少なくとも2つのボルトを緩めてマニホルドから外さなければならない。次にノズルを分配弁から除去して、別のノズルを弁に取り付ける。必要であれば、弁をマニホルドに再度取り付ける。したがって、このような修理は弁とノズルとの除去及び交換の、必要運転停止時間を延長しかねない。装着されたノズル付きの分配弁全体を除去することは、応用対象を変更する際の(例えば溶融吹出しから繊維化制御式へ)必要条件である。 【0006】これらの理由により、従来の液体分配システムについての様々な問題に遭遇せずに、ダイアセンブリのノズルを素早く変更する装置並びに方法を提供することは望ましい。空気支援押出しノズルに簡単な保守並びに交換を提供することもまた望ましい。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、加圧されたプロセス空気により支援可能な、あるいは支援の要のない糸状液体分配方法を提供する。装置はハウジングを備え、ハウジングは液体供給通路とハウジングの凹部内に配置できるノズル取付け面とを有する。ノズルは取付け面に隣接して位置する入口側と、少なくとも1つの液体放出オリフィスを有する出口側と、オプションとして液体放出オリフィスに隣接した複数のプロセス空気放出通路とを含む。適切に取り付けられて取付け面に対して整列すると、液体放出オリフィスとプロセス空気放出の空気通路とは、それぞれハウジングの液体供給通路と、適用されればプロセス空気供給通路とに流体連通する。本発明の一の態様において、ノズル排出レバーはハウジングに枢着され第1の位置から第2の位置へ回動する。第1の位置においてノズルは上述の如く取付け面に隣接して装着でき、排出レバーが第2の位置へ移動するにつれてノズルは取付け面から引きはがされる。このことは、熱可塑性液体やその他の理由により、ハウジングに密着するかもしれないノズルを取り除く助けとなる。 【0008】本発明の他の態様において、ノズル位置決めレバーはハウジングに枢着されて第1と第2の位置間を移動する。第1の位置において、位置決めレバーはノズルをハウジングの凹部内で、取付け面に隣接して封止装着させる。第2の位置において位置決めレバーはノズルを凹部に保持し、プロセス空気放出通路がプロセス空気供給通路と流体連通し、さらに液体放出オリフィスが液体供給通路と流体連通する。好ましい実施形態において、位置決めレバーと排出レバーは1つの同じものとすることができ、レバーの異なる部位が位置決めと排出の機能を遂行する。 【0009】本発明の他の態様において、締付けレバーはハウジングに枢着され、ノズルとハウジングとの各カム表面と関連して動作しノズルをハウジングの凹部内で締め付ける。好ましい実施形態において、位置決めレバーはまずノズルを凹部内に位置させるのに用いられ一時的にノズルを凹部内に保持する。次に締付けレバーを用いて分配動作中ノズルを凹部内に固定的に固着する。ノズルの交換、修理及びその他保守目的には、締付けレバーを緩めることができ、位置決め/排出レバーを用いてノズルを凹部から少なくとも部分的に除去できる。 【0010】本発明の他の実施形態において、締付け/排出レバーを設け、単独のレバーによりノズルをハウジングの適所に締付け固定し、さらにノズルをハウジングとノズル取付け面とから排出できるようにする。このレバーはハウジングに枢着でき、その1つの部位は1以上のカム表面で形成される。レバーの各カム表面はノズルの1以上のカム表面と係合して、ノズルをハウジングの適所に締付け固定する。レバーの他の部位はレバーを反対方向に回転させてノズルを排出する時に使用できる。好ましくはノズルとハウジングとはそれぞれ、ハウジングに対してノズルを整列させる係合部を含むようにする。この実施形態において、これらの部位はノズル取付け面に隣接した、ノズルの1以上のタブとハウジングの1以上の整列したスロットとの形状をとる。レバーの排出部位はタブと係合してノズルを排出するに必要な抉開力を提供できる。 【0011】本発明のさらなる態様において、分配弁は上方の空気作動部位を含み、上方空気作動部位はダイアフラム/ピストン装置を有して弁を開閉することができる。このダイアフラムは上方、下方の加圧空気供給ポートを有した室に収容できる。上方の室はこの態様において、栓閉塞可能な、あるいはその要のないさらなるポートを含む。栓閉塞時には、上方の室の加圧空気はダイアフラム/ピストンアセンブリを下方に付勢して弁を閉じるのに使用できる。栓を除去すると、この上方室に導入された加圧空気は直ちに排出され、ばね戻し機構が弁閉塞機構を継承する。 【0012】本発明の液体分配装置に複数のノズルを設けて、各ノズルが異なる糸状体パターンを放出するようにする。例えば、第1のノズルを溶融吹出し糸状体を分配するように構成し、第2のノズルを旋回糸状体のパターンを分配するように構成できる。各ノズルは凹部に収容されるよう構成され、ノズルの液体放出オリフィスとプロセス空気放出通路とがそれぞれハウジングの液体供給通路とプロセス空気供給通路とに流体連通するようにされる。ノズルが180°回転でき、さらにハウジングの凹部内を回転できるように各ノズルは対称的に設計される。これに関して、ノズルはその両側壁部位にカム表面を含み、両側壁部位はそれぞれ締付けレバーのカム表面、すなわち凹部の壁部に形成されたカム表面と交換可能に係合できる。 【0013】本発明の様々な利点、目的、及び特徴は添付図面と併せ好ましい実施形態についての以下の詳細な記述を検討すれば当業者にはより容易に明らかとなろう。添付図面は上述した本発明の概要と共に本発明の実施形態を示し、以下に述べる実施形態の詳細な説明は本発明の原理を明白にするのに役立つ。 【0014】 【発明の実施の形態】好ましい実施形態を記述するため「上方」、「垂直」、「水平」、「右」、「左」など方向を示す言語は、図面と併せて明瞭にする目的のために用いる。周知のように、液体分配装置は実質的に任意の方位に配向できるから、これらの方向を示す言語を用いて、本発明と結びついた装置に対し特定の絶対的方向を示唆すべきではない。 【0015】本発明の記述を簡単にするため、以下、熱で溶融する熱可塑性接着剤など熱可塑性液体を分配する幾つかのタイプのノズルに関連して説明的な実施形態を述べるが、当業者は本発明を他の材料の分配及び他のタイプのノズルへの応用を容易に諒解されよう。 【0016】図1及び特に図2に、糸状液体を空気の支援により押し出す液体分配装置10が示される。分配装置10は分配弁すなわちダイモジュール12と、マニホルド14とを含む。1以上のダイモジュール12は、液体材料と加圧空気とを各ダイモジュール12へ分配するマニホルド14と並立関係に取り付けることができる。各分配弁すなわちダイモジュール12はハウジング18において空気弁機構16を含む。空気弁機構16は、液体材料を受け取りハウジング18の液体材料流動通路に至るマニホルド14と流体連通する。弁はまた電気的に作動されて分配弁12を通る液体材料の流れを制御できる。空気弁機構16の詳細な記述は、本発明の譲受人Nordson Corporationに譲渡された「液体分配装置(Liquid Dispensing Device)」と題した米国特許第6,056,155号に規定されている。同6,056,155号の開示は本願にそのまま引用し援用される。 【0017】ハウジング18はマニホルド14から加圧空気を受け取るようにされた空気供給通路22と、液体材料流動通路20の各側部にあってこれに平行な2つの空気流動通路24、26とを含む。対の空気流動通路24、26は異なるタイプのノズルを装着させるが、空気供給通路22から異なる空気流動路の間隔はもたらさない。このため、ハウジング18の環状空気室28は空気供給通路22と空気流動通路24、26の双方と流体連通して空気の流れの平衡を保つ。異なるタイプのノズル32a、32b、32cは空気の流れの均等な分配から利点を得る。図示した実施形態において、これらの異なるタイプのノズル32a、32b、32cには溶融吹出し型、繊維化制御式(以下「旋回」)、及び今日製造され商標SUMMITTMの下、本発明の譲受人Nordson Corporationにより販売されているノズルがある。SUMMITTMノズルは以下二放射ノズルと称する。 【0018】分配弁12の各部位はノズルアセンブリ30を形成し、異なるタイプの空気支援押出しノズル32aを選択的かつ迅速にハウジング18に装着する。特に、ノズルアセンブリ30は締付け構造体を含み、これによりマニホルド14の反対の前面側から、分配弁12に対するノズル32aの取外し及び取付けのためのアクセスが可能となる。ノズル32aはハウジング18の固定部材すなわち壁部38の抵抗と、位置決めレバー40とによりノズル取付け面36と接触して摩擦保持され、位置決めレバー40はノズル取付け面36と平行な位置決め及び一時的な締付け力を創出する。一時的支持はノズル32aの手動保持が長引くのを回避する。これにより一般的に熱い分配弁12の表面にユーザーが触れなければならない時間が有益に短縮され、同時に取付けはより便利になる。位置決めレバー40からのこの摩擦力がノズル32aを有利に支持する一方、回動する締付けレバー42はノズル32aをノズル取付け面36に固定する。特に、ソケットヘッド押えねじ44はハウジング18に対して内方にねじ込まれ、締付けレバー42の上方部位46をピボットピン48を中心として外方に回動させる。これにより締付けレバー42の下方部位50はノズル32aの下に回動する。具体的には、下方部位50のカム表面52がノズル32aの前方カム表面54と内方かつ上方の接触をなし、ノズル32aの後方カム表面56が固定部材すなわち壁部38のカム表面58により同様に支持される。 【0019】以下さらに詳細に述べるように、異なるタイプの空気支援押出しノズル32a、32b、32cは選択してノズルアセンブリ30へ装着できる。各ノズル32a、32b、32cの空気入口60、62及び液体入口64はハウジング18の液体材料流動通路20と空気流動通路24、26とにそれぞれ流体連通するように整列される。加圧されたプロセス空気の流れは1以上の空気トラフ66により拡散される。空気トラフ66はノズル32aを通る曲がりくねった空気流動路を提供し、プロセス空気放出通路68から退出する空気の流動速度を減速する。 【0020】図3に、追加的特徴を説明するためノズル32aとノズルアセンブリ30とを分解した分配弁12を示す。位置決めレバー40と締付けレバー42とは同じピボットピン48によりハウジング18に枢着される。位置決めレバー40は締付けレバー42のスロット72内に常駐し、締付けレバー42は回動するレバーがロックを解除されたすなわち緩められた状態にある際、位置決めレバー40を上方に排出位置まで回動させる。押えねじ44は止め輪76により締付けレバー42のねじ込み孔74に保持される。ノズル32aの上方表面78は対称的パターンの空気入口60、62と液体入口64とを含んで、1つが互いから180°回転する2つの位置のうちの1つにノズル32aを挿着できる。上方表面78はさらに、ノズル取付け表面36(図1及び図2に図示)に固定された心合せピン90を収容するよう整列された対称配置の心合せ凹部86、88をも含み、これら凹部86、88はノズル取付け面36に対する上部表面78の位置決めの助けとなる。 【0021】図4に、空気支援押出しの1タイプである二放射ノズル32aを装着したノズルアセンブリ30を示す。二放射ノズル32aの詳細な記述は、同一出願人に譲渡された「制御されたパターンの液体材料を分配するためのモジュール並びにノズル(Module And Nozzle For Dispensing Controlled Patterns Of Liquid Material)」と題した同時係属中の米国特許出願第09/571,703号に開示されている。その開示は本願にそのまま引用し援用される。ファントムで示した溶融吹出しノズル32bと旋回ノズル32cとは二放射ノズル32aと同様に整形されてハウジング18の凹部91に選択的に収容される。 【0022】図5〜図7に、ノズル32aの装着と排出との助けとなる位置決めレバー40の使用法が示され、締付けレバー42は押えねじ44を外方に調節することでロック解除位置へ調節される。このため、図5に説明する締付けレバー42のカム表面52はファントム線で示したように、ノズル取付け表面36に接近して上方に移動する未装着ノズル32aを妨害しない。ノズルの後方心合せ凹部86は十分な大きさを持って心合せピン90と整列し、ノズルは幾分前方へずれて、凹部91の後方境界をもたらす固定部材すなわち壁部38を傷つけないようにする。位置決めレバー40が排出位置にある場合、ノズル32aのさらなる上方運動が位置決めレバー40の突出部92を圧迫し、位置決めレバー40を図6に示した係合位置へ回動させる。特に、カム表面40aはノズル32aの前方表面41との摩擦接触をもたらす。このことは後方カム表面56を付勢して固定部材すなわち壁部38のカム表面58と係合させ、これによりノズル32aはノズル取付け面36に対して付勢される。このことはノズル32aを一時的に凹部91内に整列させ締付ける。この点において、締付けレバー42は分配弁12の使用期間中締結ファスナ44(図2に最良に図示)によりロック位置に移動できる。このことはカム表面52をカム表面54に対して付勢し、これによりノズル32aは上方へ付勢され取付け面36に対して締付けられた、封止係合へと至る。 【0023】図7について説明すると、ノズル32aが修理または他のノズルとの交換を必要とする場合、締付けレバー42を図示したようにロック解除位置へ移動させる。次に位置決めレバー40が排出レバーとして用いられ、排出位置に向って上方に回動される。位置決めレバー40が上方に回動されるにつれて、突出部92はノズル32aの上方カム表面55を下方に圧迫する。位置決めレバー40によりこのようにノズル32aに加えられる抉開力は、使用中蓄積された液体材料の粘着作用を克服する。 【0024】図8〜図15は、分配弁12に汎用的に装着するようにされた3つの例示的タイプの空気支援押出しノズル32a、32b、32cを示す。 【0025】図9〜図11について説明すると、繊維化制御式ノズル32cは、中心の液体入口96を囲繞する円形の空気トラフ94を有する。空気トラフ94において拡散され減速されて空気噴射孔98が直接加圧空気を受け取らないようにされた後、各空気噴射孔98はハウジング18の2つの空気流動通路24、26から加圧空気を受け取る。したがって空気の流れは、中心液体入口96から液体材料を受け取る液体オリフィス100の周りに配列された、すべての空気噴射孔98に対してより均一となる。 【0026】図8、図12及び図13に、図3に示した溶融吹出しノズル32bが示され、そのオリフィス102の列の側部には空気噴射孔104の列が配されている。図13に示すように、これらの空気噴射孔104への空気の流れは平衡にされ、オリフィス102には調和した液体の流れが供給される。ノズル32bの上方表面78は、ハウジング18の液体流動通路20からの液体材料をオリフィス102の列の端から端まで伝達させる中央の細長いスロット106を含む。2つの細長い空気トラフ108、110は各空気流動通路24、26からそれぞれに空気噴射孔104の列への空気の流れを拡散し減速する。 【0027】同様に、図14及び図15について説明する。二放射ノズル32aは、液体材料をオリフィス70の列へ供給する細長い中央のスロット112と2つの細長い空気トラフ66とを含み、各空気流動通路24、26からそれぞれオリフィス70の周りに非放射状に配置された空気噴射孔68の列への空気の流れは拡散され減速される。 【0028】上記の理由で、またその他の利点に加えて、液体分配システム10の分配弁12のノズルアセンブリ30は、多様なタイプの空気支援押出しノズル32a、32b、32cに対して容易に再構成でき、マニホルド14から分配弁12を分解したり複数のファスナを除去する必要はない。 【0029】図16は弁本体122からなる別の分配弁すなわちダイモジュール120を示している。弁本体122は弁本体122の前側部でツールと係合できる個々のファスナ124により、液体と空気の供給マニホルド(図示せず)などの適当な支持体に締結可能である。この図面では、内部の弁機構を明瞭にするため省略してある。弁本体122の下方端部にあるノズルアセンブリ130はノズル132aと締付け/排出アセンブリ134とを含み、アセンブリ134は弁本体122の下方部位140に固定されたピボットピン138を中心として矢印の方向136に回動できる。具体的には、アセンブリ134は、2つの締付け部材142a、142bを有するレバー142を含む。以下にさらに議論するように、このレバー142を用いて、弁本体122の凹部148内で表面146(図17)に対してボルト144を締結することによりノズル132aを適所に締付けることができる。ノズル132aは弁本体122の凹部152内に挿着できる。先の実施形態のように、適当な液体と空気の供給通路を弁本体122に設け、ノズル132aのリンク通路と連通させる。これに関して、通路154を設けて液体をノズル132aに供給させ、さらに通路156(4つのうち2つを図示)を設けてプロセス空気をノズル132aに仕向けることができる。当業者には諒解されるように、通路154と156とはスロット状など他の形状をとることができる。 【0030】図16及び図17について説明すると、カム表面160が凹部152に形成され、相手側のカム表面162がノズル132aに形成される。反対側に、カム表面164がノズル132aに形成され、このカム表面164は締付け部材142a、142bのそれぞれのカム表面166、168と係合する。ノズル132aの両側部のタブ170、172はレバー142と弁本体122とのそれぞれのスロット173、174内に整列する。図17に示すように、組み立てられた状態で、ノズル132aと凹部152とのそれぞれの表面176、178は係合するから、液体供給通路154は液体放出通路180と連通し、プロセス空気通路156はノズル132aのプロセス空気放出通路182と連通する。このため、熱溶融接着剤などの液体とプロセス空気とはノズル132aの部位184を通って放出される。ノズル132aはこの例のように、接着剤の旋回ビーズを放出するノズル部分でもよい。また、液体のビーズや糸状体をプロセス空気の支援なしに押し出すノズルも使用できる。 【0031】作動時に、図17に見るようにレバー142が反時計回りに一部回転できる程度にボルト144を緩めることで、ノズル132aは凹部152に挿着される。これによりノズル132aの挿着が可能となり、タブ170、172はそれぞれのスロット174、173を通って移動する。ノズル132aを凹部152に配置すると、ボルト144は表面146に対して締め付けられる。このことはレバーを時計回りに回転させて、カム表面166、168をカム表面164に対して付勢し、さらにカム表面160、162も一緒に付勢して、ノズルとハウジングとの取付け面176、178を一緒に締め付ける。ノズル132aを排出するには、ボルト144を十分に緩めて、図17に見るようにレバー142が反時計回りに部分回転できるようにする。これによりレバー142の表面部位142cがタブ172に対して付勢されて表面176、178を互いから抉じ開け、ノズル132aを排出する。 【0032】図18は分配弁120の上方作動部位200を示し、上方作動部位200は、軸すなわちロッド204とピストンすなわちダイアフラム部材206とを有する往復ピストンアセンブリ202を含む。ばね戻し機構210は軸すなわちロッド204の頂部に力を及ぼし、ロッド204を、したがって弁120を通常に閉いた位置に保持する。空気ポート212を設けて、加圧空気をピストンすなわちダイアフラム206の下に導入し軸すなわちロッド204を持ち上げ、従って弁120を解放するようにする。第2のポート214を設けてピストンすなわちダイアフラム206の上の室216と連通させ、加圧空気を「空気上の空気」構成によりダイアフラム206の上に導入できるようにする。本発明の他の態様によれば、上方の室216と連通する別のポート218が弁本体122に設けられる。このポート218は図16に示したねじ切りプラグ220を収容できる。図18に示したように、ねじ切りプラグ220を取り外すと、上方の供給ポート214を介して導入される加圧空気は直ちにこのポート218を通って排出される。この場合、ばねアセンブリ210だけが弁120の閉塞力を提供する。 【0033】図19及び図20は、分配弁120においてノズル132aと交換可能な2つの追加的代替ノズル132b、132cを示す。ノズル132bは溶融吹出しノズルであり、中央の峰すなわち先端部232に複数の液体放出オリフィス230と、この中央の峰232の両側に2つの同じ一連のプロセス空気放出通路234(一連のみ図示)とを有するのは前述した通りである。2つの追加的な峰すなわち先端部236、238は中央の峰232の両側に配置され、中央の峰232を含む面を越える程度に突き出ている。このため、ノズル132bがその放出側に落とされ、すなわち支えられると、2つの外側の峰236、238が直接ノズルを支持し、オリフィス230からの液体の放出を逆作用させるかもしれない損傷から中央の峰232を保護する。ノズル132bはさらに、先端部236、238を有した外側の峰の部分を構成するのが好ましいカム表面240、242を含む。これらのカム表面240、242は、ノズル132aのカム表面162、164に関して述べたように動作する。加えて、ノズル132bはノズル132aに関して述べたタブ170、172と同様に動作するタブ244、246を含む。 【0034】ノズル132cは上述したように放出部位250を有した二放射ノズルの設計である。ノズル132cはさらに上述したカム表面162、164及びカム表面240、242と同様に動作するカム表面252、254を含む。一対のタブ256、258は上述したタブ170、172及びタブ244、246と同様に動作する。 【0035】本発明を様々な好ましい実施形態を記述することで説明し、これらの実施形態を幾分詳細に記述したが、特許請求の範囲をそのような細目に制限したりいかなる点においても限定したりするのは出願人の本意ではない。追加的な利点及び変形は当業者にとって容易に見えてこよう。本発明の様々な特徴は、ユーザーの必要性と好みにとにより単独にあるいは幾多の組合せにおいて用いることができる。これは本発明及び本発明を実施する既知の好ましい方法についての記述である。しかしながら本発明自身は請求項によってのみ定義されるべきである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】391019120 【氏名又は名称】ノードソン コーポレーション 【氏名又は名称原語表記】NORDSON CORPORATION
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| 【出願日】 |
平成14年3月22日(2002.3.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064447 【弁理士】 【氏名又は名称】岡部 正夫 (外10名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−361123(P2002−361123A) |
| 【公開日】 |
平成14年12月17日(2002.12.17) |
| 【出願番号】 |
特願2002−79940(P2002−79940) |
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