| 【発明の名称】 |
塗装装置の洗浄装置及びその洗浄方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】戸田 和志
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| 【要約】 |
【課題】塗料を有効に使用するとともに、色変え時間の短縮を図ることで作業性を向上させることのできる塗装装置の洗浄装置を提供する。
【解決手段】塗料を塗装ポンプ1により供給路2を通じて塗装ガン3に供給し、塗装を行う塗装装置において、供給路2の途中部に、洗浄水供給源に連通された洗浄路6が連結されるとともに、洗浄路6よりも上流側となる供給路3にポンプ側排水路11が連結され、洗浄路6にはエア供給源10からエアが供給可能に構成される一方、洗浄路6には第1開閉弁8が、ポンプ側排水路11には第2開閉弁12が、並びに洗浄路6とポンプ側排水路11との間となる供給路2には第3開閉弁13が設けられている。供給路2にエアを供給してエア洗浄した後に、塗装ポンプ1側と塗装ガン3側とに別経路で洗浄水を供給して洗浄する。洗浄水には、エアを混入させている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 塗料を塗装ポンプにより供給路を通じて塗装ガンに供給し、塗装を行う塗装装置において、前記供給路の途中部に、洗浄水供給源に連通された洗浄路が連結されるとともに、洗浄路よりも上流側となる供給路にポンプ側排水路が連結され、上記洗浄路にはエア供給源からエアが供給可能に構成される一方、洗浄路には第1開閉弁が、ポンプ側排水路には第2開閉弁が、並びに洗浄路とポンプ側排水路との間となる供給路には第3開閉弁が設けられたことを特徴とする塗装装置の洗浄装置。 【請求項2】 塗料を塗装ポンプにより供給路を通じて塗装ガンに供給し、塗装を行う塗装装置を洗浄する洗浄方法であって、前記供給路にエアを供給してエア洗浄した後に、塗装ポンプ側と塗装ガン側とに別経路で洗浄水を供給して洗浄することを特徴とする塗装装置の洗浄方法。 【請求項3】 前記洗浄水には、エアを混入させることを特徴とする請求項2記載の塗装装置の洗浄方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、塗装装置の洗浄装置及びその洗浄方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、塗装装置としては、図2に示すように塗料タンク(図示省略)に貯留した塗料を塗装ポンプaにより供給路bを通じて各塗装ガンcに供給し、これら塗装ガンcにより被塗装物への塗装を行っている。 【0003】そして、塗料の色替えを行う際には、前の塗料と後の塗料との混入を避けるために、一旦、塗装ポンプa、供給路b及び塗装ガンcの洗浄作業を行った後に、新しい塗料を用いるようにしている。 【0004】この洗浄作業は、塗装ポンプaの吸込側に水を貯留した水タンクを配置し、この水タンクd内の水を塗装ポンプaにより供給路bを通じて各塗装ガンc側に供給し、排水路eを通じて回収することによって行っている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来のように、はじめから水によって塗装ポンプa、供給路b及び塗装ガンcの洗浄を行うと、供給路bや塗装ガンcに残っている塗料も水と一緒に洗浄されることから、その残っている塗料が無駄になるという問題があった。また、塗装ポンプa、供給路b及び塗装ガンcを一度に洗浄すると、前の塗料を完全に洗浄するまでに時間がかかるため、この分、色変え作業に時間がかかり作業性が悪いという問題があった。 【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、塗料を有効に使用するとともに、色変え時間の短縮を図ることで、作業性を向上させることにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の塗装装置の洗浄装置は、塗料を塗装ポンプにより供給路を通じて塗装ガンに供給し、塗装を行う塗装装置において、前記供給路の途中部に、洗浄水供給源に連通された洗浄路が連結されるとともに、洗浄路よりも上流側となる供給路にポンプ側排水路が連結され、上記洗浄路にはエア供給源からエアが供給可能に構成される一方、洗浄路には第1開閉弁が、ポンプ側排水路には第2開閉弁が、並びに洗浄路とポンプ側排水路との間となる供給路には第3開閉弁が設けられたものである。 【0008】請求項2に係る発明の塗装装置の洗浄方法は、塗料を塗装ポンプにより供給路を通じて塗装ガンに供給し、塗装を行う塗装装置を洗浄する洗浄方法であって、前記供給路にエアを供給してエア洗浄した後に、塗装ポンプ側と塗装ガン側とに別経路で洗浄水を供給して洗浄することを特徴とする。 【0009】請求項3に係る発明の塗装装置の洗浄方法は、前記洗浄水には、エアを混入させることを特徴とする。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 【0011】図1は、本発明の塗装装置の洗浄装置の構成を示す配管図である。 【0012】図1において、1は塗装ポンプであり、塗装ポンプ1の吸込側1aは塗装時には塗料を貯留した図示しない塗料タンクに連通されている。塗装ポンプ1の吐出側1bは供給路としての供給管2を通じて各塗装ガン3に連通されている。 【0013】具体的には、供給管2は塗装ガン3側において当該塗装ガン3の数に対応して分岐されており、これら分岐された分岐管2aが三方弁4を介して各塗装ガン3に連結されている。また、各三方弁4は、ガン側排水管5にも連通可能になされており、各三方弁4の切り換えにより供給管2を通じて供給される塗料や洗浄水を洗浄ガン3もしくはガン側排水管5の一方に、又はその両方に選択的に導くようにしている。 【0014】また、前記供給管2の途中部には、他端が洗浄水供給源7に連通された洗浄路としての洗浄管6の一端が連結されている。この洗浄水供給源7により供給される洗浄水としては例えば水道水であり、水道管の蛇口に洗浄管6の一端を連結することで、水道水が本来持つ水圧を利用して供給することができる。 【0015】そして、この洗浄管6には、第1開閉弁8が介装されるとともに、この第1開閉弁8よりも他端側にエア供給源10に連通されたエア導入管9が連結されている。エア供給源10としては、例えばコンプレッサが用いられており、コンプレッサによりエアを洗浄管6内に圧送するようにしている。 【0016】さらに、上記洗浄管6よりも上流側となる供給管2の途中部には、ポンプ側排水路としてのポンプ側排水管11の一端が連結されている。ポンプ側排水管11は、後述する洗浄水による洗浄作業時において、塗装ポンプ1から供給管2に吐出される洗浄水を外部に排水するためのものであり、この途中に第2開閉弁12が介装されている。 【0017】このように供給管2にそれぞれ連結された洗浄管6とポンプ側排水管11との間となる当該供給管2には第3開閉弁13が介装されている。 【0018】次に、このように構成された塗装装置の洗浄装置により行われる洗浄作業について、本発明の洗浄方法とともに説明する。 【0019】まず、塗装ガン3により塗装を行う際には、塗装ポンプ1の吸込側を塗料を貯留した貯留タンクに連通させるとともに、第3開閉弁13を開放して、第1開閉弁8及び第2開閉弁12を閉じ、さらに、各三方弁4を分岐管2aが塗装ガン3にのみ通じるように切り換える。 【0020】この状態で、塗装ポンプ1を作動させることで、貯留タンクの塗料が供給管2を通じて各塗装ガン3に供給され、各塗装ガン3から塗料を噴射して被塗装物の塗装を行う。 【0021】次に、塗料の色替えが必要になれば、まず洗浄作業を行う。この洗浄作業は、塗料タンクと水タンク14とを交換して塗料ポンプ1の吐出側を当該水タンク14に連通するとともに、第1開閉弁8及び第2開閉弁12を開放し、第3開閉弁13を閉じる。 【0022】そして、まず、エア供給源10から洗浄管6内にエアを圧送し、このエアを供給管2を通じて塗装ガン3に供給する。このエアの供給により洗浄管6よりも下流側の供給管2内に残っている塗料が塗装ガン3から噴射され、この噴射された塗料を塗料タンクに回収する。 【0023】この後、三方弁4を分岐管2aが塗装ガン3とガン側排水管5の両方に通じるように切り換え、この状態で塗装ポンプ1を作動させるとともに、洗浄水供給源7から洗浄水を洗浄管6に供給する。 【0024】これにより、水タンク14内の洗浄水が塗装ポンプ1から供給管2の上流側に供給されポンプ側排水管11を通じて外部に排水され、塗装ポンプ1及び供給管2の上流側の洗浄を行う。そして、この洗浄と同時に洗浄管6の洗浄水が下流側の供給管2を通じて塗装ガン3から噴射されるとともに、残りがガン側排水管5を通じて排水され、供給管2の下流側及び塗装ガン3の洗浄を行う。 【0025】この際、洗浄管6から供給管2内に供給される洗浄水内にはエア供給源10からエアが供給されている。従って、洗浄管6から供給される洗浄水にはエアの気泡が混入されており、この気泡により洗浄力を増強させている。 【0026】このように洗浄作業を塗装ポンプ1側と塗装ガン3側とで同時に並行して行うとともに、気泡により洗浄力を増強させることで、洗浄作業を大幅に短縮することができ、これにより色替え時間の短縮が図れ作業性が大幅に向上する。 【0027】また、洗浄水による洗浄前に残った塗料をエアにより回収することで、塗料を無駄なく、有効に使用することができる。 【0028】なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の好適な具体例を示すものであって、本発明はこれに限定されることなく、その範囲内で種々設計変更可能である。 【0029】例えば、塗装ポンプ1から吐出される洗浄水は、ポンプ側排水管11から外部に排水しているが、ポンプ側排水管11の他端を水タンク14に連通させてこの洗浄水を循環させて洗浄することも可能である。 【0030】また、塗装ガン3の数も4体に限らず、任意に設定可能である。 【0031】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、洗浄作業を塗装ポンプ側と塗装ガン側とで同時に並行して行うことで、洗浄作業を大幅に短縮することができ、これにより色替え時間の短縮が図れ作業性が大幅に向上する。また、洗浄水にエアを混入させ、このエアの気泡により洗浄力を増強させることで、さらに洗浄作業を短縮することができ、これにより作業性もさらに向上する。 【0032】また、洗浄水による洗浄前に残った塗料をエアにより回収することで、塗料を無駄なく、有効に使用することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000198787 【氏名又は名称】積水ハウス株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年1月23日(2001.1.23) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075502 【弁理士】 【氏名又は名称】倉内 義朗
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| 【公開番号】 |
特開2002−210396(P2002−210396A) |
| 【公開日】 |
平成14年7月30日(2002.7.30) |
| 【出願番号】 |
特願2001−14414(P2001−14414) |
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